プロフィールPROFILE

森人 もりとさんのプロフィール

住所
未設定
出身
北海道

自由文未設定

ブログタイトル
森人 もりと
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/taku338
ブログ紹介文
森では人も自然の一部となって、ゆっくり時間が流れていきます。
更新頻度(1年)

49回 / 365日(平均0.9回/週)

ブログ村参加:2016/07/31

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ハンドル名
森人 もりとさん
ブログタイトル
森人 もりと
更新頻度
49回 / 365日(平均0.9回/週)
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森人 もりと

森人 もりとさんの新着記事

1件〜30件

  • 森の初雪

    おとといの朝はいきなりこんな風景になっていました。前日までの色鮮やかな秋景色は一瞬で消え去ってしまいました。今年の初雪です。森に冬がきました。冬はうしろから突然ドンと訪れます。だからこの時季森の生きものたちは、絶えず身構えながら生きなくてはなりません。それでもひとたび雪を見ると「よし!」とばかりに無意識に冬モードにギヤが変わるから不思議です。一方春は前方からゆっくり優しい笑顔でやってきます。冬場の身も心も弛緩していきます。頭の中だけいつでも春という人もいますが、どうなのでしょうか。一瞬で変わるのは風景ばかりではありません。人生もまた一瞬のできごとで大きく変化することを誰もが知っています。一本の電話、一通の手紙によって人生のすべての歯車の回転が変わることだって、よくある話です。一人々が自分固有の人生ストーリーを創...森の初雪

  • 冠雪

    森はこの一週間でグッと冷え込んできました。駒ケ岳山頂には真っ白な雪がおりて、森のみんなに緊張が走りました。「さあいよいよくるぞ」とばかりに、冬を迎える心がまえと生活の備えにかかります。一番大切なのは食料と燃料です。昔ながらのやりかたで大根とマキを作っている人もかなりいます。自分も夏場からこつこつマキを溜めています。身にしみて大根からし秋の風芭蕉この時季の風情を大根でいいあらわすなんて、この方ならではですね。芭蕉さんは大根がお好きだったようで、大根の句がいくつものこっています。「からし」とあるから、おろして食べたのでしょうね。晩秋の大根はとくに美味ですからね。コンちゃんはちょっと淋しそうですが、すでに冬毛に衣替えして準備完了のようです。ゆく秋が名残り惜しいのでしょうか。ピーちゃんは貯蔵の知恵があります。木の実を土...冠雪

  • 修道院

    いつのころからか、秋の終わりの雪がくる前に修道院を訪れるのがならわしになりました。海岸からさほど離れていない丸山は暖かく、今が紅葉の真っ盛りです。ここには森とはまた違った穏やかな時間、空間が広がっています。実際に他人と出会うことはほとんどないのですが、なぜか大勢の人々の存在を感じるから不思議です。子どものころから縁があって、丸山の上には何度か登りました。一度クマに遭遇したことがあって、それからはルルドのマリア像より上へはいかないようにしています。1891年創立開院とあるから、128年前です。この早い時期にこの地を選び、フランス人とカナダ人が入植開墾して修道院を創立したのは、千軒岳の殉教が要因でしょうか。なにもわかりません。「赤とんぼ」を作曲した三木露風さんや「男爵イモ」の川田龍吉さんがここで洗礼を受けています。...修道院

  • 暮の秋

    去年より少し遅くカエデ類が紅くなって、いよいよ紅葉の真っ盛りとなりました。と、いうことは秋も残りわずかということです。淋しくなるということです。街の人々は祭りの後の淋しさを紛らすように、さまざまな祭りを作り出して連ねていく知恵があります。森の生きものたちには何もありません。だからド派手な紅葉祭りの後のことばかり考えているのです。高い所に実るのは鳥たちのためなのでしょうか。熟する時期を正確に知っていて、集団でバタバタバタとやってきて食べつくします。まあこの森にはいくらでもあるから、鳥たちにとっては天国なのでしょう。生きものたちはこの時期にしっかり食べておかないと冬場に体がもたないから、必死です。リスのピーちゃんだけは保存を知ってるから、土に埋めたりもしています。何ごともまねき果たるすすき哉松尾芭蕉あのころはこんな...暮の秋

  • ふかまる秋

    紅葉が進んでいます。今年の紅葉は例年より少し遅いようですが、それでももう緑と紅茶が半々になりました。もう長い習慣になっていますが、朝いちばんにすることはドアを開けて外の景色を見ることです。さまざまな変化を確認してホッとするといおうか妙に安心します。たぶんこの森の生きものすべてがやっていることなのでしょう。今朝は紫陽花の葉に落ちた紅葉が乗っかって、なんとも珍しい光景が目に入ってきました。紫陽花に紅葉なんて季節感がメチャクチャです。夏場には涼しげなブルーでおおいに楽しませてくれた紫陽花が、朝霜の降りる今になっても元気に咲いているのです。花色はすっかり変わってしまいましたが。いつもの年ならとおに枯れているのですから、不思議です。下町出自のこの花が大自然にしっかり根づいて、この時期まで力強く咲いているのを見ていると、も...ふかまる秋

  • 台風

    ありがたいことに、この森では今回の巨大台風の風雨もそれほど酷くはなく、今朝には通り過ぎてくれました。内地では大きな被害が発生して、みなさん大変なご苦労をしておられます。つい先の台風の傷跡が癒えるどころか、二つ重なり合っての災禍はあまりにも気の毒です。ひと雨ごとに秋が深まり、風景が色づいていきます。キノコたちも傘が開いてきたから、そろそろ今年の活躍は終わりです。まちがいなく来年も元気な顔を見せてくれるでしょう。台風にも朝晩の冷え込みにもめげず、けなげに咲いている野の花がいます。だれに観られるでもなく、北国の短い秋を彩って終えていきます。しかしこの子たちにはまた来年があるから淋しさは感じられません。人はどうなのかなぁ?「人生はとても短い。振り返って間違いがあったと気づいても、それを正すチャンスはない。人は多くの間違...台風

  • はじまる

    今年の紅葉がはじまりました。今日は久しぶりに泳ぎ出したくなるような澄んだ青空が広がっています。泳ぎ出したくなるというのも、昨日まではシャツ一枚で過ごせる真夏のような温かい日が続いていました。例年の北海道なら、とおにカゼをひいて寝込んでいたことでしょう。東京の昨日は30℃超えの真夏日で、なんと10月の記録だそうです。異常気象や環境問題はもはや動植物の減少、絶滅だけではなく我々の生活に深刻な支障をきたしています。台風は巨大になり、各地で豪雨が頻発し、家畜の感染はたえづおきています。ひとたび災害がおこると、今回の千葉県のように長期の停電、断水が続き先進国?とは思えない状態になります。先の北海道のブラックアウトも大変だったけれどその比ではありません。首都圏から僅かに離れただけで意外と脆弱な生活インフラが露呈したのです。...はじまる

  • 大野平野

    遠くからきた友人の出迎えに、新幹線の駅まで大野平野を走りました。平野の真ん中にできた駅ですが、JRが当初想定していたほど利用客が伸びず、何年かたった今でも周辺の開発は進んでいません。おかげで、手つかずの大野平野が昔のままの美しい景観を見せてくれます。なによりも北海道に降り立つ旅行者たちに、最初の大きなプレゼントとなります。JRにとっては大変なようですが。ステンドグラスのような色彩の組み合わせでできている田園地帯を走りながら、この平野に、内地ではよくあるように、突然、畑の真ん中にドカ~ンと巨大なパチンコ店や西洋の城のような妙な建物ができなければいいなぁ、と思ったのです。北海道でもIRをを積極的に誘致している街があります。なにも賭博関係は山口さんたちに任せておけばいいものを、同じことをやっても自治体なら罪にはならな...大野平野

  • 秋花

    おとといの低気圧で大荒れだった森は、今日また元気を取り戻しました。この二日間は所用で街にでていました。街には派手な看板が貼られていて車も多く、人々にも出会って過ごしたのですがその割には何か物足りないのです。景色が殺風景なのです。「どうしてだろう?」と考え続けましたが分かりませんでした。森へ戻って車から降りようとして片足を土に下したとき、小さな赤紫の野の花を踏みそうになって、サッと足をよけました。その瞬間「あっ、これだ!」と謎が解けたのです。そう、街には花がなかったのです。花を見なかったのです。花のようなキレイなお姉さんはいたのでしょうが。森にいると絶えず名も知らない花々が勝手に網膜に映りこんできて、無意識のうちに脳にインプットされているのでしょう。それがいい気分にさせてくれる原因と思われます。花を見たからって胸...秋花

  • 秋桜

    秋桜はこの辺りでは八月から咲いている、ごくありふれた花です。先日、街で子どもたちに絵本を読んだその後で、思いもかけず秋桜をいただきました。この山に帰るまでの距離は長いので、途中でしぼんでしまったのですが、戻って直ぐに水に入れて祈る気持ちでいると、翌朝にはぴんと回復していました。それからというもの、殺伐としていた小屋の中が人間らしい暖かい生活空間へと変わりました。なんとありがたいことでしょう。お子たちと職員さんに感謝しています。秋桜といえば真っ先に思いうかぶのが山口百恵さんが歌う、さだまさしさんの曲「秋桜」です。薄紅の秋桜が秋の日の何気ない陽溜りに揺れている此の頃涙脆くなった母が庭先でひとつ咳をする....あの頃は、なにも感じずに聞き流していた曲が、いまあらためて文字で書きおこしてみるとなんとも身につまされてきま...秋桜

  • 虫たち

    森ではもう葉が落ちはじめています。林の奥のほうでは今秋初の紅葉も見られました。今、いちばん元気な虫たちは、人なつっこいというのか好奇心旺盛というのか分からないけれど、とにかく人に寄ってきて後をくっついてくるのです。虫に好かれてどうするの?とは思うけれど、蚊とちがって射すことはないから支障はないのですが顔や腕に当たってくるから、うっとうしいときもあります。よく見ると小さな体にかわいい顔で一生懸命働いています。この子たちの頭のなかには一年分の活動スケジュールが作成されています。今なすべきことは何なのか、そしてこの先どのようにすべきなのか、すべて承知して行動しています。けして行き当たりばったりはありません。それは自分の死期を知っているから逆算して作れるのです。そして間違えることなく正確に実行します。この子たちは一匹た...虫たち

  • 秋がきた

    月が変わったとたんに霧がたちました。そうなのです。秋がきたのです。朝、小屋の戸を開けていつもの景色がかすんでいるときは、なぜかそのままボーっと立ちつくしてしまいます。そして、何かまとまりのないことを考えながら暫くそのまま過ごします。そのうち霧は流れて薄くなり、徐々に明るくなっていつもの景色が戻ります。すると、頭もそれなりにハッキリしてきて、現実に帰ります。こんな人はけっこういるのではないか、と思うのです。雨や風や日照りにはない霧にだけある不思議な力が、人の心に共振して反射的に心理効果をもたらすのではないでしょうか。だから、同じ霧なのに「春は霞」「秋は霧」と呼び分けて古くから詠まれてきたのでしょう。もう百年ほども前にかかれた宮沢賢治さんの詩があります。そら、ね、ごらんむかふに霧にぬれてゐる蕈(きのこ)のかたちのち...秋がきた

  • 夏がゆく

    夏が過ぎようとしています。線路脇はもうススキでいっぱいです。なんにでも終わりがあります。どんなに長い小説にも終わりがあるように。終わってもまた廻ってくるものもあれば、それっきり二度と戻らないものもあります。この時節、虫たちにとっては「夏がゆく」ではなく「秋がくる」なのでしょう。とにかく張り切って動き回っています。ならば、人も虫に倣って「秋がくる」にすれば淋しくないのでしょうね。人は自分にふさわしく、ゆるされた道をコツコツ歩きます。行き先は分からないけれど歩きつづけます。時には他の道がよく見えて、曲がってみようと思うこともあるけれど一筋に進みます。道はどこまでも遠く先が見えないから、若い時は早く、齢とったらゆっくりと歩きます。そして歩けなくなったら終わります。つまり人も虫もなにも違わない、少なくとも自分は同じです...夏がゆく

  • 夏と少年

    この夏も残りわずかになりました。生い茂った樹々にはまだ真夏の勢いはあるし、気温も高いままなのですが、なぜか妙に落ち着いた空気になってきたのです。キャンプ場で、一人群れを離れている少年と仲良しになりました。「おじさんどこからきたの?」「この湖の先を少し登った山の中さ」「君は?」「うん僕は札幌だよ」「じゃあ街の子だね」「うんでも僕はこういう所が好きなんだここへきたのも二回目なんだ」少年はいろいろな話を聞かせてくれました。江別に大きなクワガタを飼っている友だちがいること。自分は昆虫より水中の生きものが好きなこと。そして水中の生きものたちの名前を次から次と教えてくれました。私は仲良しだったキツネのコンチャンのこと、エゾリスのピーくんのことを話しました。すると少年は眼をキラキラ輝かせて聞き入っていました。この子はいつか、...夏と少年

  • キイチゴ

    今年も期待どおりキイチゴの収穫ができました。わが夏がきたのです。日照不足のせいか、小ぶりで甘みもいまいちです。しかし甘い果物や野菜で溢れる時代にあって酸っぱい自然の味は貴重です。自生しているものを食べると、老体に大地の成分が吸収されて大変良いと聞きます。なので、できるだけ食べるようにしているのですが、茸にしても山菜にしても毒のあるものとないものの見分けがつきません。無知なのです。老体といえば、若い時は「老年とはただ空虚で辛いもの、老人のいわくありげな分別顔はただ体面を保つだけのもの」と思っていました。多くの老人が気だけ若くて体はガタガタ、それを若返らせようとするむなしいあがき。過去にしがみついて前を向けず柔軟性のかけらもない人種。こんなイメージでした。しかし自分が老人になってみると確かにそうなのですが、逆に老い...キイチゴ

  • 森の紫陽花

    関東が梅雨明けしたとたん、連動しているかのように森もお天気が回復しました。懐かしい太陽が現れ気温もぐんと上昇しています。これを「待ってました」とばかりに、白い小さな玉だった紫陽花が涼しげなブルーに変身して鞠のようにパンと張ってきました。この紫陽花はもともと十数年前に下町の植木市で買ったものです。大自然の雑木林に上手くついてくれるかと心配でしたが、力強く根づきました。そうそう、下町の人々といえば紫陽花の色自慢、メジロの鳴き声自慢など素朴な自慢がステータスです。イベントはないけれど、しょっちゅうさまざまな市が立ちます。朝顔市、ほうずき市、菊の発表会など、これらが生活のリズムになっています。あじさゐの藍のようやく濃かりけりあじさゐのいろ濃きうすき宿世かな久保田万太郎下町も浅草生まれの久保田さん、やはり紫陽花の色が気に...森の紫陽花

  • スイレン

    今年も大沼にスイレンが咲きました。スイレンは不思議な植物です。湖底の泥中の根から長い長い葉を伸ばして水面に浮き、たった一花咲かせます。花は明るい昼間に開き、夜になると閉じます。これを三回くりかえして寿命が尽きます。決して四回目はありません。「数えてるのかなぁ?」と思うのですが、だれにも分かりません。蓮に似ているので睡蓮とも書きますが、和名は「ヒツジグサ」で古くから自生しているものです。蓮のようなレンコンはできないので、残念ながら食べられません。この白い花を見ていると、たぶん縄文人たちも同じように「いち、にい、さん」と数えながら眺めていたのだろうと思うのです。こんなことを何人かに吹聴しているうちに、ある時偉い大先生にも話してしまいました。先生は「君、大沼は1640年の北海道駒ケ岳の大噴火によって、折戸川がせき止め...スイレン

  • 海からのおくりもの

    昨日は時々陽の射す薄曇り。気温もぐんと上がり、久々の夏らしい一日でした。大森浜はシケがおさまり、穏やかな凪になりました。下北半島がはっきり見えて、海峡をゆっくりと貨物船が横切っていきました。その昔浜の漁師たちは「ヤマセが吹くからシケになるぞ」と大急ぎで礒舟を砂浜の奥へ引っ張り上げていました。ヤマセは夏場に吹きよせる東寄りの風です。これが始まると漁師たちは漁に出られなくなり、長く続くと生活が大変になります。舟が流されたり、人の事故もありました。漁師たちは、来る日も来る日も海岸に立って白波を眺めていました。北海道には「アイのこは吹きやヤマセのもとだヤマセや別れの種となる」こんな唄がありました。アイは越中でいうヤマセのことで「心あいの風」に掛けて、この地にきて「風」を孤独の身の友とする舟人たちの寂しい心情を謳っていま...海からのおくりもの

  • どこへいったやら

    もうずう~っと雨、曇、雨、曇の日々です。「あれから太陽はどこへいったやら~🎵」なのです。もともと北海道には梅雨はなかったのですが、温暖化やらでとうとうこの地にも梅雨という季節が現れたのでしょうか。北海道で梅雨を過ごすとなれば、八月下旬には秋の気配が漂うのだから、夏の盛りは実質一か月もないことになります。なんと寂しいことでしょう。野菜が日照不足にならなければいいのですが。異変といえばこの近くの海で生活している漁業者たちはすでに大変なようです。函館では街のシンボルだったイカがとれません。かっては市民たちがイカのゆるキャラとともにイカ踊りをしている姿がしょっちゅう紹介されましたが、今はほとんど見ません。鱈もホッケも少なく、シャケも僅かしか昇ってこなくなりました。かって我々が経験した苦渋のニシン漁のように「あれから魚は...どこへいったやら

  • 曇り

    先月末から月が変わってもまだ晴れた日がありません。どんよりした低い空から雨が降ったり止んだりのぐずついた毎日です。曇りも雨も嫌いではないけれど、さすがに気分がどんよりしてきました。井上陽水さんの「心もよう」を思いだしました。さみしさのつれづれに手紙をしたためていますあなたに~🎵そうだ、こんな時は手紙を書けばいいのだ。文月だもの。机に向かって紙を用意したものの...「出す相手がいないじゃん」でした。そうだ、こんな時は赤い色が必要だ。さっそく街へ出て真っ赤なゼラニウムを買いました。花屋のお姉さんは「ゼラニウムは臭いが嫌われて人気がないんですよ」とけげんそうにジイサンの顔を覗き込んでいいました。「いや自分はこの匂いが好きなんです楽しい想いでがあるのです」と反発しようとしたけれどなぜか「そうですよね」といってしまいまし...曇り

  • 昔話

    森の六月が終わろうとしています。この静かな大沼にも、人々の間に悲しい昔話が伝わっています。その昔、沼を挟んで二つのコタンがありました。コタン同士は沼の漁場をめぐって反目し合い、争いごとが絶えませんでした。子どもたちは長老から「向こうのコタンの人間とは口をきいてはならぬそれを破れば禍いがおこるのじゃ」などと教育されていたのでしょう。しかし、運命はそんなことおかまいなしです。コタンの酋長の娘と、もう一方のコタンの若い勇者が恋に落ちてしまったのです。当然二人は人目を避けて会うようになりました。その日も若者は娘に会うために、向こう岸から舟をこぎ出しました。沼の半ばにさしかかった時、にわかに真っ黒い雲が空一面をおおうといきなり突風が吹きつけてきて、アッという間に舟は転覆し、若者は水面に投げ出されてしまいました。気の毒に若...昔話

  • 夏至

    このところ、降ったり止んだりのスッキリしないお天気でしたが、気温は高めで過ごしやすい毎日でした。森のみんなはの~んびり外で昼寝を楽しんでいましたが、今日は一転して冷たい雨です。しかも大降りです。梅雨のない北海道ですが、6月下旬の道南は梅雨に似たようなぐずついた気候が続きます。ひと雨ごとに植物の葉が濃い色となり、盛夏へと向かう変化が見てとれます。この棒飴のような花はネムロコウホネといいます。図鑑で調べました。これが咲くと、次はいよいよ夏の楽しみスイレンです。夏至の短い夜に読むものは、できるだけ短いお話がいいのです。長いものは飽きて眠ってしまうか、または気が付くと空が白んでいるからです。それにしても、もう夏至なのです。「光陰矢の如し老人ボケ易く楽なり難し...」なのです。動(yurugi)夏至

  • 「老人と海」

    この日の函館の大森浜は「しけ」で風が強く、波のしぶきが舞い上がり霧状になってべたべたと顔に吹き付けてきました。それでも昼近くになってやっと落ち着いて、波もいくらか穏やかになり砂浜を歩けるようになりました。若き日(確かにあった)に出会ったこの小説「老人と海」は、自分の人生の指針となる一冊でした。海辺の小屋に住む年老いた漁師と、周囲の反対を押し切ってまでもこの老漁師と一緒に船に乗りこんで漁にでる少年のお話です。美しいメキシコ湾を背景に、二人の「純粋な心が」かみ合いながら流れていく時間を、ヘミングウェイ独特の飾りのないシンプルな文で綴っていきます。1952年に書かれたこの名作によって、彼は2年後にノーベル文学賞を受賞しています。しかし残念なことに7年後の61歳で自死してしまいます。そして「わが人生は、ほんの一行で要約...「老人と海」

  • 森は花盛りです。若い時分、花にはあまり関心がなかったのですがいつのころからか野に咲く花を愛でる習慣が身につきました。「一番小さなことでも満足できる人が一番裕福である何故なら満足を感じることが自然が与えてくれる富だからだ」-ソクラテスー2400年前のこの方の言葉に、貧乏老人は納得します。確かに、墓穴に向かう道をよろめきながら歩くようになっても道端に咲く美しい花を楽しむことができます。しばしば、花は女性にたとえられます。それは「花やか」とか「華がある」とか、希望的に使われます。一方、男性は自然にたとえられることはほとんどありません。せいぜい「ウドの大木」とか、最近では「濡れ落ち葉」などです。この方は両方を褒めて、生き方を提言されています。「一人の良い女性一人の良い友ひとつの良い思い出一冊の良い書物それがあれば人生は...花

  • 夏がきた

    今年も夏がやってきました。北海道の夏です。ツツジが咲くのも夏です。梅雨のない北海道に、紫陽花が咲くのはまだ先です。冬の大雪と寒さを差し引いても十分に余りあるすばらしい夏です。生きるものすべてが覚醒する夏人もつられて生き生きしてきます。約束どおり、北海道に短い夏がきました。動(yurugi)夏がきた

  • 早い夏

    このところ暖かく青空の澄みわたった日が続いています。今日は佐呂間町で39.5℃にもなったそうです。いや~大変でしたね。申しわけないようですが、この森は程良い暖かさで湿度も低く半袖で過ごせる快適な一日でした。光はすでに晩春というよりも夏そのものです。どうやら今年は、長くて夏らしい夏になりそうです。動(yurugi)早い夏

  • 暮の春

    若葉が茂って、森は晩春の風景になりました。生きものたちの、夏をむかえる動きが活発になっています。フクロウの子が、こわごわ巣から顔を出しました。そして、生まれて初めてジイサンという生きものを見ました。ヤマゲラはキレイな鳥です。キィ―ンと鳴いて飛びます。なぜか、いまさらなのに、幸せを運んで来るように感じてしまいます。森の生きものたちに、衰えた己の活力を刺激されます。しかし、変に落ち着いてしまった精神を活性化するのは、容易なことではありません。夏至に向かう暮の春です。動(yurugi)暮の春

  • 一番良い季節

    荒々しい雪解け水の流れも収まり、いよいよ新緑の爆発です。スカスカだった風景が、あっという間に萌え木の若葉色に埋められてしまいました。一年で一番良い季節の到来です。森中のすべての生けるものは希望に溢れています。人もそれに引きずられて、若返った気持ちになります。なんと嬉しいことでしょうか。水芭蕉の真っ白な花が落ちて、大きくなった葉だけが湿地を埋め尽くしています。葉いっぱいに春光を取り込んで、これからまだまだ成長していき、おばけのように大きくなります。桜花が落ちて、地上のたんぽぽと仲良しになりました。人は、自然の移ろいにまかせて、ただ無抵抗に流されていくのが一番良いようです。動(yurugi)一番良い季節

  • 山桜

    元号が変わって、山桜が満開になりました。そう、ここも日本なのです。「敷島の大和心を人問わば朝日に匂ふ山桜花」本居宣長森の中で暮らしていると、ここは日本なのか?自分は何人なのか?なにも分からなくなります。各種税金を日本に納めているのは確かだから、この森とは無縁の場所で誰かのために有効に使われているのでしょう。「さまざまのことを思い出す桜かな」松尾芭蕉「元号・桜」このキーワードから忘れかけていた遠い昔のことを思い出しました。どうやら日本人のDNAに組み込まれているようです。こぶしも元気です。山桜

  • 静かな春

    木々にうっすらと緑が現れました。いよいよ新緑の爆発の始まりです。こぶしが今を盛りと咲き誇っているから追って山桜が開花するでしょう。自分にとって、平成の30年間はどんな時代だったのだろう?一応世間並みに考えてみたけれど、良く分かりません。今はただ、自然に委ねて静かに生きているだけです。静かな春

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