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2016/07/31

  • 森の桜は咲いたけれど……

    大沼湖畔の桜が咲きました。いつもの年よりかなり早い開花です。函館の五稜郭公園の桜も、例年より二週間も早く咲いたそうなので、早いのはここばかりでないようです。これまた地球温暖化の影響なのでしょうか。だとすると、早く楽しめるのだから遅いよりは早いほうがいい……などとのんびりしていてはいられないかもしれません。たしかに今年の雪解けはずいぶん早かったし、そのあとフキノトウが現れるのもかなり早かったです。街に住んでいる人々にとって気候の変化はあまり気になりませんが、自分のように山奥で暮らしている人は、気候はもちろんさまざまな自然環境の変化を日々体感しますから、ときには不安になることもあります。そういえば報道でも、今年の北海道の桜開花の早さは記録的なのだといっていました。最近の各メディアには記録的、史上初、壊滅的、な...森の桜は咲いたけれど……

  • 元気をもらう

    キタコブシが一斉に開花しました。まだ肌寒い空なのに、モンシロチョウが舞っているように見えます。森に春がきて最初に花をつける樹木は、このキタコブシです。毎年この時季に咲くものですから見慣れてはいるものの、葉がつかないうちにいきなり白い大きな花を掲げますから、やはり感動的です。キタコブシはハクモクレンとよく似ていて間違えられことがあります。自分も詳しくはわかりませんが、コブシの花はモクレンよりだいぶ小さいです。コブシは地方によって、さまざまな名前があります。松前では「ヒキザクラ」や「ヤチザクラ」と呼ばれていたそうです。内地では、「タウチザクラ」と呼ぶ地方もあるそうで「田打ち桜」、つまり田んぼの準備を始める目安なのです。古くから、人々の暮らしのリズムを刻む樹木だったのですね。ミズバショウが順調に育っています。大...元気をもらう

  • 春のだいじな行事

    四月に入ってあれよあれよという間に、はや10日を過ぎました。この間暖かい雨の日が続き、おかげで小屋の北側に残っていた雪がやっと解け、この森から白い固まりが消えました。白といえば大沼のオオハクチョウも帰ってしまいましたから、森で見られる白色といえば、これから咲く花たちとそこに集まる蝶たちです。それ眺めるのもまた楽しみのひとつです。カタクリの花がすっかり開いていました。茎がキュッと下を向き花弁を上にはね上げて、楽しそうに風にゆれていました。毎年、この時季に僅かな日数だけ咲いては消えていく不思議な花です。スイセンの赤ちゃんが一斉に現れました。いよいよ春本番です。春のだいじな行事といえば三年に一度の車の運転免許更新です。若い時はゴールド免許証なら五年更新だったのですが、高齢者はおしなべて三年になりました。しかも後...春のだいじな行事

  • 花春

    暖かい日が続いています。三日前にクロッカスの赤ちゃんを見つけました。今年もやってきたのです。まだ小さくて淡い色がなんとも初々しかったのですが、今日はドーンと大挙して咲き誇っていました。こんなになると可愛らしいというより、自然の力強い生命力を感じます。カタクリの赤ちゃんも顔をだしました。花はまだ二センチもありません。花色も白っぽく、いかのもこの世に生まれたばかりのようです。そして、小さい時はまだ花は上を向いています。大きくなると下を向くようになるのは、なにか人間に似ています。もともとカタクリはどこにでも自生していて、この根っこから片栗粉を作っていたわけです。今では自然のカタクリはすっかり減少してしまい、代わってジャガイモが片栗粉の原材料になっているそうです。ジャガイモなら大量栽培できるので、いくらでも作れる...花春

  • 希望の春

    この暖かい一週間で、大沼の湖氷は全面融解しました。例年よりだいぶ早いです。小屋の前の小道も懐かしい土が現れました。こうなると、できるだけ早く車のタイヤを交換しなければなりません。冬タイヤは雪上を走るために軟らかいゴムを使っています。それゆえ、アスファルトの道を走るとすぐにすり減ってしまいます。物置から夏タイヤを引っ張り出して、ジャッキで上げて一本ずつ交換する作業はけっこう面倒なものです。それでも昔に比べたら、今はずいぶんらくになりました。スタッドレスタイヤがなかったころは、いちいちタイヤチェーンを脱着しましたし、ラジエターの不凍液を交換したり、雪用ワイパーもなかったから、ウィンドウが凍るとよく壊れました。懐かしい想い出です。雪解けあとに現れた去年の落ち葉を押しのけて、スイセンの集団が飛び出してきました。若...希望の春

  • 春すすむ

    冬のあいだ湖面を覆っていた分厚い氷が融けだして、ザラザラのシャーベット状になり、さらにそれが割れて湖水が現れました。ワカサギ、フナ、ヘラブナや水生の昆虫、それに水草たちも久しぶりに水中に日光が入るから大喜びしていることでしょう。もちろん人も嬉しいものです。なぜかわかりませんが。湖岸に近い湿地では、まだ数センチの雪が残っています。その雪を破って早くも水芭蕉の赤ちゃんが顔をだしました。またひとつ新しい命が春の舞台に登場したのです。これからの毎日がその成長を観られると思うと、これまた嬉しいことです。水芭蕉はやがて真っ白い花をつけますが、それが落ちたあとでも葉はどんどん成長し、おばけのように大きくなって秋までがんばります。早いもので週末は、春のお彼岸に入ります。春はぼたもちでこしあん、秋はおはぎでつぶあん。などと...春すすむ

  • フキノトウの赤ちゃん

    冬のあいだに降り積もった雪がどんどん解けていきます。雪層の下部はひと冬ぶんの重みで氷結状態になっていますから、そう簡単には解けないと思いきや、これもじつに難なく解けだしてきました。あれほど頑強に構えていた道路脇の雪壁も、すっかりへたって情けない表情を見せています。もうこうなれば、この先多少の雪降りがあっても、解けるスピードのほうが早まって積もる心配はありません。つまり、もう春なのです。日当たりのよい斜面の雪が崩れ落ち、それから2~3日たって訪ねてみると、早速2cmほどのフキノトウの赤ちゃんが顔を出していました。今春の野の植物「初お目見え」です。長い間、雪の下で準備万端してじっと出番を待っていたのです。なんと、希望的なことでしょう。若い時から芽吹きや新緑は好きだったのですが、それがこの齢になるとある種の感動...フキノトウの赤ちゃん

  • 春三月

    森に春がやってきました。とはいっても周りは雪だらけですが、三月に入ると森の空気が一変します。冬の間は、一度も解けることなく積み重なっていた分厚い雪が、いよいよ解けだしたのです。この先一か月かかって雪が消える四月になると、ほんとうの春といえるのでしょうが、自分としては早く気持ちを切り替えたいので、勝手に春三月にしています。例年三月は晴れの日が多いので、回りを樹木で囲まれたこの小屋では、枝に葉の無いこの時季が年間通していちばん陽光が室内に入ります。気持ちが明るく希望的になるのも、そのせいでしょうもちろん健康にもいい筈です。この森は基本的には落葉広葉樹林ですが、小屋を取り囲むように高木の針葉樹カラマツがあります。カラマツは珍しい落葉針葉樹ですから、冬にはまったく緑の葉は見られませんその分冬季間小屋に陽が当たると...春三月

  • もうすぐ春

    二週間も続いたどんより曇り空がやっと明けて、今日は朝からまばゆいほどの陽の光が降りそそいでいます。おかげで気温はグンと上昇し、暖かい冬日になっています。向こう一週間の天気予報では、朝晩はまだマイナス気温になるものの、日中はほぼプラスとなっています。いよいよこのまま、一週間すれば春へ突入です。交通量の多い幹線道路はすでに雪は解けていますが、周囲はまだまだ深い雪景色です。しかし陽が差すと、その空気はもう真冬のものではなく、春がすぐそこまできていることを感じさせてくれます。今年の森の冬は、積雪は例年並か少し多かった程度で、気温も酷い寒波がきたのは一度だけでした。おかげで雪掻きの回数も少なかったので、らく~な冬だったといえます。キノコに雪が積もってそれが凍りついておもしろい絵になっています。こんな光景も、残り数日...もうすぐ春

  • 不気味な暖かさ

    このところどんよりとした薄暗い日が続いています。二月中旬にしては妙に生暖かく、雪もさほど降りません。交通量が多いともいえない奥まった道路でも舗装面が乾いてきて、まるで三月半ばの景色となっています。例年二月は1~2度寒波が訪れて、そしてやっと三月に入ります。森の生きものたちは「やれやれやっと終わったね」と春を喜びあうのですが、今冬は天気予報を見る限りでは、このままズル~ッとメリハリのないまま春三月に突入する可能性があります。まあ、それはそれでラクな冬を過ごせたのですから、めでたいことなのですが、ちょっと怖い気もします。なにかしっぺ返しがくるような。雪の中から元気な実生が現れると、気持ちが明るくなります。どんな些細なことからも、少しずつ元気をもらって生きています。せっかく盛り上がっていた地球の温暖化対策も、今...不気味な暖かさ

  • 立春なのに

    今日は立春です。暦の上では寒が明けて春になりました。しかし、この森では今がいちばん寒い時季です。まだまだ春は遠く、その兆しは感じられません。ただ、日はわずかながらも確実に長くなっていますから、知らずのうちに人や生きものに変化をもたらしています。1か月待てば緑色が見られるのですから、みんな希望的です。しかし、今冬の北海道では、あまりいい話は聞かれていません。この辺りに飛来したオオハクチョウや東部のタンチョウから鳥インフルエンザが検出されました。幸い近くに養鶏場がなかったので、大規模な鶏の殺処分はなかったようですが、観光業者にとっては大打撃です。せっかくコロナ禍が収束方向になり、これから挽回しようと張り切っていた矢先ですから残念です。また、ロシア・ウクライナ戦争のとばっちりで、長年続いていた日ロ漁業交渉が今年...立春なのに

  • 大吹雪一過

    今週明けから3日間続いた大吹雪がやっと収まり、昨日は朝から陽が出て青空が広がりました。しかし、大吹雪一過でも気温は例年並みに戻らず、かなりしばれたままです。おかげで、昨日はダイヤモンドダストがきらきら舞って、幻想的な森の風景に浸ることができたし、今日は久しぶりに外を歩いてキュッキュッと雪の鳴き声を聴くことができました。これも記録的な寒波がもたらしてくれたのですが、各地では被害がでていますので、喜んでいては申し訳ないと思います。朝いちばんの仕事は雪にすっぽり埋もれた車を掘りだすことでした。当初は、この雪の量は大変だと覚悟して始めましたが、低温の雪はサラサラと軽く流れて、意外と簡単に終わりました。今冬は小雪でいいあんばいと油断していましたが、今回の大吹雪で一気に例年並みの積雪になりました。この森でいちばん怖い...大吹雪一過

  • 寒の花

    今日から大寒です。今年の大寒は1月20日から2月3日までで、大寒明けの2月4日が立春です。内地では大寒の15日間を寒さの底として、これをやり過ごしさえすれば春はすぐ近しです。今朝のラジオで「歩いているとロウバイの香りがしてきょろきょろ見まわしました」とリスナーがいっていました。内地で寒の花の代表といえば、梅、椿、蠟梅です。そしてみな良い香りを放ちます。特に蠟梅の香りはそうとう強いので、道を歩く人々はかなり遠くからでも気が付いて枝を探します。見つけると「あった!あった!」とまるで春を探し当てたように大喜びします。ちなみに北海道には蠟梅はありません。私はいい歳になるまで「蠟梅」を「老梅」と思っていました。なんという無知なのでしょう。「梅が香に追ひもどさるる寒さかな」芭蕉この森で梅が咲くのはまだまだ先です。もう...寒の花

  • 縄文遺跡

    だれもが「一月はあっという間に過ぎるよ」といいます。確かに年が明けてから、ちょっとボケ~ッとしていただけなのに、もう小寒が過ぎて中旬になってしまいました。窓から、雪の上に残ったキツネの足跡など数えているのでは、脳に良くないと考えて、近くの町の郷土資料館をのぞいてきました。この辺りは縄文遺跡がたくさんあって、道路工事のたびに新しい遺跡が現れます。土器などはザクザク出ますので、これらの展示はごくありふれたモノのように、無造作に台の上にポコンと置かれています。それがまた、なんとも楽しいのです。縄文人と同じ生活感を味わえるのです。まあ、勝手にそう感じているだけなのでしょうが。道南は縄文遺跡の宝庫なのですが、それより前の後期旧石器時代の遺跡はごく少ないのです。それは人が住んでいなかったわけではなく、その地層に達する...縄文遺跡

  • 大晦日

    昨日、今日と雪も降らず風も吹かない穏やかな日が続いています。今日は大晦日、あれよあれよという間に一年が過ぎて、明日はまた新しい年が始まります。もう数えきれないほどこれを繰り返してきましたが、そろそろ終わりに近づいてきました。楽しかった年、苦しかった年、いくらかでも他人の役に立った年、逆に迷惑かけてしまった年、さまざまな年がありました。どの年がいちばん多かったのかは、もうぼんやりしてよくわかりません。そしてこの先も同じように繰り返していくのでしょうね。考えてみると自分には、今まで生きてきた成果など何もないことに気づきました。ただ息を吸って吐いて、食べて出して、寝て起きて、それを継続するために働いてきただけのようです。たぶん若い人が聞いたら「こりゃ~ダメ人間だ」と思うのでしょう。しかし、自分は最近になって「い...大晦日

  • 大雪と寒い師走

    雪降りと寒さが続いています。そして、今年は去年よりかなり多い降雪量です。東北や新潟では、豪雪で大変なことになっていますね。それから見たらずいぶん楽ですけど。早くも明日22日は冬至です。わずかながらも、昼が長くなると思うと嬉しいです。北海道でも昔から冬至にカボチャを食べます。ただしカボチャ甘煮ではなく、おしるこにカボチャを入れていただきます。ほくほくカボチャは形が崩れなくて、ほどよくおしるこになじんでけっこう美味なのです。たぶん体が温まるので、これを考え出したのでしょう。北海道人の知恵ですね。先日のニユースで、道南地域は人口減少が激しく、近い将来消滅の可能性のある自治体がいくつもあり、その名前があがっていました。町がなくなるとは、想像しにくいことですが、近隣の町と合併していくのでしょうか。あるいは、まったく...大雪と寒い師走

  • 危険な道

    昨夜から降り出した季節外れの暖かい雨は、今日のお昼過ぎまで続きました。凍結が進んでいたツルツルの湖面は、すっかりシャーベット状になり全体的にぼんやりした景色になっています。道路の雪はべちゃべちゃに解けて、歩くのには大変でした。うっかり滑って転びでもしたら、水浸しになってしまい、この寒さで体がどうなってしまうかわかりません。そんななかでも平気でバランスをとりながら歩けるのは、長年の北国暮らしで培った身体感覚が、年とってもまだあるからなのだと思います。暖かい雨のおかげで、今日は終日プラス気温でしたが、今夜から明日にかけてはかなり冷え込むらしく、明日は例年通りのマイナス気温の一日とのことです。そして早朝から雪降りだそうです。じつはこのパターンがいちばん危ない道路状態になります。今日解けた水がパンパンに凍ってその...危険な道

  • ドカッと雪がきた

    師走に入ったとたんに、ドカッと初雪が降りました。そして、この初雪がそのまま根雪となりました。いつもの年なら、初雪は11月半ばにフワフワ舞い降りて、地上をサラッと上品に白く覆います。しかしそれは2~3日ですべて解けて、一度もとの景色に戻ります。そして10日ほどあとに、いよいよ本格的な根雪が降り始めます。ですからこの間に、山の民や生きものたちは、冬を迎える心の準備ができます。今年はいきなりドカッですから、ビックリしました。昨日、村の防災無線で「クマが歩いているから注意してください」と何度も流していました。雪降りが遅れたから、クマの冬眠も遅れているのかもしれません。この時期にまだその辺をウロウロしているのは、珍しいことです。もともとクマは、カエルやヘビよりも遅くなって冬眠します。稀に冬眠しないヒグマもいるそうで...ドカッと雪がきた

  • 雪が降りません

    この数日、穏やかなよいお天気が続いています。朝晩は冷え込むものの日中は暖かく、薄着の子たちが元気で駆けまわっています。そういえば、霜月二十日を過ぎても初雪が降らないなんて、この森では初めてのことでしょう。天気予報を見ても、この先一週間は降雪のマークが出ていませんから、なんとも珍しい、雪を観ない11月となるかもしれません。もしやその原因が地球温暖化であるなら、これからもこの状態が進んでいくのでしょうね。小雪といって喜んではいられない、むしろ怖いことです。今日23日は勤労感謝の日です。日常で「キンローにカンシャせよ」といわれてもどうにもピンときません。もともと人間は、生きるために働くことは当たり前と思っていますから、今更ながらキンローに感謝の気持ちはおきません。家族を支えるお父さんには「父の日」があるし、子育...雪が降りません

  • オオハクチョウがきた

    冬の足音がすぐそこまで近づいてきました。どうやら今週中には、初雪が降りそうな感じです。早朝からグァ~グァ~と喧しい声がするので、湖に降りてみると岸辺に30羽ほどのオオハクチョウグループがいました。人の気配を感じてすぐに岸から湖の奥へ泳ぎだしましたが、遠くに離れてもその真っ白い姿は、殺風景な湖面を賑やかに飾ってくれます。おおかたの白鳥たちが内地の湖へ渡っていったこの時季に、まだ残っているこのグループは、たぶんこのまま大沼で越冬すると思われます。この先春までいてくれるのは、なんとも嬉しいいことです。内地の湖は真冬でも凍結しないので、白鳥たちにとってはとても過ごしやすいのです。さらに、大沼では禁止されている鳥の給餌をおこなっている湖もたくさんあります。なかでも有名なのは新潟県の瓢湖です。毎年、小さな湖に5千羽以...オオハクチョウがきた

  • カラマツの大変身

    広葉樹の紅葉が終わって、いよいよカラマツが冬を迎える大変身を始めました。ちょっと前まで深い緑をまとっていた巨大な樹木は、じょじょに黄金色に衣装替えをしています。カラマツは、ゆうに30mを超えるまっすぐですらりと伸びた幹に、上方の枝は空に向かって、中間の枝は真横に、下方は地に向かって長く伸び、最上部には三角錐の樹冠を被っています。カラマツは、この森ではまさに堂々たる存在なのです。カラマツは大変めずらしい落葉する松です。ですから、周辺の地上は徐々に針葉で埋まっていき、道路が埋め尽くされると黄金色の長い絨毯を敷いたようになります。このとき森の生きものたちは、まるでディズニー映画のワンシーンを観るような、幻想的な世界に入り込みます。冬がくる前の一瞬の楽しみです。ただしカラマツは樹脂が多いため、この絨毯の道はとても...カラマツの大変身

  • 名残り紅葉

    森は秋晴れの爽やかなお天気が続いています。もう、標高のたかい場所の紅葉は、ほとんど落ちてしまいました。これからは針葉樹がグッと存在を示してきます。小屋の周辺の葉も日を追うごとに舞い落ちて、スカスカになりました。名残りの紅葉が、少し寂しい晩秋の風景です。山を下って湖畔道にいくと、まだまだ紅葉の真っ最中でした。わずかな高低差でも、植物にとってはずいぶん違う環境のようです。湖畔道は普段より交通量が多く、日曜日ともあって大沼紅葉見物にみえたようです。本格的ランニングの集団もいましたから、近々競技会があるのかもしれません。大沼にはじょじょにしかも確実に人が増えています。この調子でいけば、春には学校の遠足や自然体験教室なども戻ってくるでしょう。そしたら3年ぶりに子どもたちの元気な顔がみられ、湖面に響く声が聴けそうです...名残り紅葉

  • カエデの紅葉

    カエデ類が紅くなると、森の紅葉もいよいよ盛りとなります。今年はいつもよりも少し遅れていますが、来週の初めが紅葉ピークとなりそうです。紅葉は楽しみですが、最高潮の後は一気に落葉して淋しい景色に変わります。まるで賑やかな秋祭りの後の静寂、といった感じになってしまいます。祭りといえば、去年はこの国でオリンピックが開催されたんですよね。まだ一年ちょっとしかたっていないのに、すっかり忘れてしまって想い出そうにも遠い昔のことのようではっきりしません。誰が金メダルをとったとか、誰がダメだったとか、まるで覚えていません。そういえば、たしか今年の初めにもオリンピックがあったはずです。いゃ~これだって良く覚えていません。そうそう、高木選手が大活躍したのを想い出しました。北京冬季ですよね。よかった、よかった、まだ病気にはなって...カエデの紅葉

  • すすむ紅葉

    快晴が続いています。そのぶん朝晩の冷え込みも、かなり強くなっています。雁や鴨たちがどんどん渡ってきます。「そうかもうそんな季節なんだ」とあらためて時間の速さに驚きながらももう少しすれば、オオハクチョウの姿が見られることに期待してしまいます。この二日ほどでグッと紅葉がすすみました。今日は鉄道の日です。テレビでは、日本で最初に鉄道が敷かれた新橋駅の、華やかな百五十年式典のようすが流れていました。今日一日、この記念式典は全国各地でやっているそうです。自分の頭の中に、式に参加する人々の笑顔と、白いスーツのミスなんとかと並んだ偉そうなオジサンのたれる祝辞のようすが浮かんで、いつまでも変わらないこの良い国を確認しました。というのも、こちらでは最寄りの駅の解体工事が始まったのです。まさに光と影です。しかし「光が当たれば...すすむ紅葉

  • 秋深し

    昨日の大嵐は過ぎ去り、今日は爽やかな秋晴れとなりました。しかし気温はグッと低下して、利尻山は初冠雪、そして大雪山系の旭岳では5合目まで雪景色となりました。いよいよ8日からの15日間は寒露になります。寒露ですから文字通り、晩秋の冷え込みで葉っぱに露が滴る時季になったのです。今朝はさすがに、小さな石油ストーブを点けずにはいられませんでした。寒露の森の楽しみはトウモロコシ、クリ、リンゴ、カボチャです。少し走れば油ののった秋サバやカレイも入手できます。残念ながら、かつて秋の食卓を飾ったサンマとハタハタは、すっかりとれなくなりました。たまに見かけても目が飛び出すほどの高値がついています。もう、庶民のものではなくなりました。その代わり、お米はおいしいブランドのものがどんどんとれています。そしてなぜかこのお米、今年はず...秋深し

  • 秋の珍事

    降り続いていた雨も朝方には止み、午後からは青空が広がりました。しかし、本州各地ではまだまだたいへんなようです。このところ突然やってくる線状降水帯にやられて、ほとんどの新幹線が運行停止なっています。異常気象に限らず、予期せずに突然やってくるものは特に怖いです。「青天の霹靂」といえば7月8日に奈良で「ズドン」と音がして、政治家が殺害されました。その後、韓国のカルト宗教団体が永田町の中枢に広く食い込んでいることが判明して、大騒ぎになっています。嘘のような話ですが、現実におこっているのです。オウムもそうですが、一度入り込むとなかなか抜けられないのでしょう。この宗教団体は、今後も何度か消えては現れしながら、深く政界に浸透していくと思われます。現に今回で二度目ですから、かなりしぶといです。そんな騒動に隠れて目立たない...秋の珍事

  • トンネルの先の明かり

    9月第一次連休の初日は、爽やかな秋晴れでした。久しぶりに湖畔道に降りてキャンプ場を覗くと、それはもう大変な賑わいでした。駐車場は満杯で、溢れた車が列をなして道端に停まっていました。そして函館のみならず他府県ナンバーの車も多く、釧路から来た車もあったぐらいです。こりゃ~もう、コロナ禍前を上回るほどの混雑状態です。みんな待ちに待った3ねんぶりのアウトドアレジャーなのでしょう。特に小さい子にとっては、一生忘れられない思い出になりますね。長いコロナ禍もやっとここまできたのか、と嬉しくなりました。そういえば数日前のニュースでWHOのテドロスさんが、新型コロナウイルスのパンデミックについて「終わりが視野にはいっている」と述べていました。世界的に感染者数、死者数が減少していることをふまえてのことです。たとえこの先変異株...トンネルの先の明かり

  • 穏やかな秋なのに

    森は、このところいいぐあいに、穏やかな日が続いています。雨さえ降らなければ、日中はシャツ一枚で過ごせます。しかし朝はだいぶ冷え込んできて、一時間ほど小さなストーブを点けるようになりました。暖房を少しでも使うと、窓ガラスはしっかり結露してきます。そういえば昨日8日は白露でした。草木に朝露がついてくる頃をいうのですが、まさにそんな白秋の季節になりました。街では、コロナが徐々に減少しているようですが、このまま収まっていくといいですね。なんとか来年には、マスクをしなくてもいい生活に戻りたいものです。このところ、コロナ禍にあってもう一つの汚染が伝えられています。国会議員の多くが韓国製のカルト宗教に汚染されているというのです。この教団は、以前からしょっちゅう問題をおこしている札付きのカルト集団で、日本人をターゲットに...穏やかな秋なのに

  • 9月 ながつき

    昨日までの長雨は止んで、今日は朝から青空が広がりました。秋空は高く澄み、雲は白く、風は爽やかで足どりも軽くなります。9月は長月です。夏至を境に徐々に夜が長くなるので、こんなふうに呼んだのでしょう。昔の人々は長い夜を、どのように過ごしていたのでしょうか。照明としては、蝋燭や油を点けていたようですが、一般庶民には高価なものだったのでしょうから、しょっちゅうは使えません。たぶん、涼しくなり空気も澄んでくるから、月明かりを屋内に取り込む工夫をしていたのでしょうね。十五夜お月さんの中でも、長月のものを中秋の名月というのもうなずけます。そういえば今でも「お月見」などやってる家庭はあるのでしょうか?満月にススキとお団子・・・いいですねェ~・・・9月は、国際的には年度切り替えの月です。特に学校年度については、米欧中国など...9月ながつき

  • 馬も人も肥ゆる

    お盆が過ぎて処暑に入ると、すっかり秋景色になりました。北海道もいよいよ収穫の時期を迎えています。栗、トウモロコシ、カボチャ、枝豆・・・どんどん出てきます。「天高く馬肥ゆる秋」ですが、馬だけではなく人も立派に肥えます。しかし、北海道ではなぜか他人に対して「いや~肥えたね~」などとはけして言いません。「肥えた」は牛、馬、豚、専用の言葉です。これを間違えると「俺は豚か!」とばかりにヒンシュクを買います。東京以西、特に関西や九州では普通に使われている言葉でも、東北や北海道ではダメなんです。日本語は難しいです。少し前までは「メタボ」なんて言葉もなかったから、みんなごく普通に「あの人は肥満体です」と言ったものです。健康診断の結果でも「肥満体」と書かれた人はずいぶんいました。「ひまんたい」なんて、今聞くとどこかの地名の...馬も人も肥ゆる

  • 晩夏

    このところ毎日雨が降っています。それも普通の雨ではなく、どしゃ降りと小降りが断続的にきます。東北ではこのどしゃ降りが長期間続いて、大きな被害がでているようです。これからリンゴの収穫ですから、さらに心配です。こんな雨のなかでも、時々パカッと雲が割れて嘘のように青空が顔をだします。そんな時は急いで外に飛び出して、短い距離を歩きます。遠くまで行ってしまうと、いつまたどしゃ降りがくるかわかりませんので。なにしろ傘などまったく役に立たないほどの大降りなのです。道端を見ると、この雨でキノコ類はほとんど割れていました。しかし花たちはまったく負けていません。かなりしおれたように見えても、陽が射すとニュ~と首をもたげて元気になります。花には、けして折れない強さがありますね。もっともキノコだって、雨が止めば一日で新しいのがで...晩夏

  • 立秋

    8月に入ってから雨の日が多く、気温は徐々に下がりはじめました。今日はもう二十四節気の立秋に入っています。いよいよ秋の足音を感じる季節です。内地はまだまだ35℃超えの厳しい暑さなのに、申し訳ない気持ちです。二十四節気は今の季節感とはずいぶんズレているといわれますが、涼しい北海道ではけっこう適用できている部分があります。秋といえば誰でも想い浮かぶのが、芭蕉さんの句です。秋深き隣は何をする人ぞ物言えば唇寒し秋の風人はみな、秋風が吹くようになると、さまざまな心の内を考えるのでしょうか。いつまでも夏バンザイをやっていられない、ということでしょうね。また芭蕉さんの秋の句の中に、今の北海道にピッタリなものがあります。蕎麦はまだ花でもてなす山路かな旅人に、今はまだ蕎麦の収穫ができていないので、新蕎麦でもてなすことはできま...立秋

  • 夏休み

    森のアジサイが涼しげな水色に変わりました。夏もたけなわです。湖畔道では大人たちと一緒に、元気な子どもたちが自転車で駆けていきます。キャンプ場にも子どもたちの声が響いて、なんとも平和な穏やかな気持ちになります。やはり、子どもは天使ですね。北海道でも小学校は、今週から夏休みに入ったようです。夏休みといえば、「むぎわら帽子はもう消えた~🎵たんぼのカエルはもう消えた~🎵それでも待ってる夏休み~🎵」このところラジオでよくかかる、吉田拓郎さんの「夏休み」です。子どもたちにとって、待ちに待った楽しい「夏休み」。そういえば、今は「むぎわら帽子」をかぶってる子を見ません。というより帽子そのものをかぶらないようです。昔の子どもは夏休みになると、外に出る時は必ず白いあご紐のついた、むぎわら帽子をかぶらされたものです。それは、け...夏休み

  • オオバユリ

    お天気が良かったので、湖畔に降りてみました。周回道では大型観光バスが連なって走っていましたから、いよいよ大沼観光も本格的に再開したようです。子どもたちの夏休みが始まったのでしょうか、カヌーを整備する業者たちの姿も見られました。キャンプ場にはたくさんの他府県ナンバーの車が停まっていましたから、遠くからおおぜい来てくれたようです。北海道のアウトドアなら、コロナの心配はほぼないものと考えて、楽しんでいるのでしょう。湖畔の周回道を少し外れて奥に入ると、春先に水芭蕉が咲いたと同じエリアにオオバユリが群生していました。オオバユリが咲くと、北海道の夏はピークに達したといえます。オオバユリは、アイヌの人々にとって貴重な食材でした。オオバユリの茎を杵で叩いて粉にしてデンプンをとったり、乾燥させて団子にして保存食としました。...オオバユリ

  • しあわせな夏

    森は、ほど良い暑さの穏やかな日々です。来月の半ばまでの一か月間は、こんな快適なお天気が続きます。その後旧盆を過ぎると急速に気候が変わりますから、今のうちに夏を楽しまなければ損です。楽しむといっても、毎朝コンチャンに挨拶してから、鳥の声を聴いたり花を観ることぐらいなのですが。もうじき「海の日」です。長年、考えのない私は「海の日」とは海水浴場などの海開きの日だと思っていました。しかし、それがどうして国民の祝日でお休みになるのか、わかりませんでした。というより、そんなことどうでもよかったのです。無関心だったのです。それがなぜか気になってネットで見ると、大変に仰々しいことが書かれていました。海の日とは、1995年に制定され「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日である」とのこと。いや~これは大変だ。海には石や...しあわせな夏

  • 盛夏

    昨日から今日のお昼までは、久しぶりに青空がみられました。その前の二日間はかなりの大雨で、道南西部では国道に土砂崩れが起こったほどです。しかしこの大雨も、野菜や果物農家にとっては恵みの雨だったのかもしれません。このところ、しばらくまとまった雨がなかったですから。もちろんこの雨は、花たちをいちだんと元気にしています。2~3日前のテレビで、女性のお偉いさんが「東京オリンピックの解散式」をおこなっていました。ちょうど一年たったからだそうです。想えば去年の今ごろは、オリンピック開催直前の時期だったのです。もうすっかり忘れてしまって、誰が金メダルとったも、日本が何個とったも、選手や家族の美談も、なにもかも覚えていません。オリンピックがあったこと自体は覚えていますから、病気ではないと思います。式ではお偉いさんが、何兆円...盛夏

  • 廃のくに

    廃駅から三カ月たちました。駅舎からは駅名表示が外され、ホームには人が出入できないようにロープがはられていました。離れになっているトイレを借りようとしてドアを開けたのですが、当然のことながらお掃除はまったくしていないので、床は虫だらけになっていました。もともと無人駅ではあったのですが、駅前に住んでおられた方に駅舎とトイレの清掃が委託されていました。時々早朝に会うので、互いに「おはようございますお疲れさまです」と声を交わしたものです。今は虫とカラスだけになりました。その方が住んでいたいた、駅前住宅も無人になって「売り物件」と書かれた赤い札が張り付けられていました。駅がなくなるとさまざまな変化がおこるのだな、となんとも淋しい気持ちになりました。この辺りでは一度に三駅が廃駅となり、しかも代替バスは通りませんから車...廃のくに

  • 花の名前はむずかしい

    レンゲツツジの花が、一つだけ寂しげに残っていました。正確には黄色い種類はキレンゲツツジというそうです。赤い花の方は全部落ちて、今年のツツジは終了しました。北海道の夏は短くて、順序よく咲いていく花たちの移ろいのスピードが、やたらと速いのです。なにしろアッという間に涼しい風が吹き始めるのですから、その間に「咲いておかなくっちゃ」とばかりに忙しいのです。もちろん花だけではなく虫たちも、いや人間も同じです。みんな駆け足の夏です。この花は図鑑によるとヒオウギアヤメといって、花弁に虎斑文様があるのが特徴とのこと。なにしろアヤメ、ショウブ、カキツバタの違いなどド素人にはわかりません。ただ「あゝ今年もこの子が咲いたな~そんな時期なのだなぁ~」と移ろいを感じるのです。花の名前はなかなか覚えられません。でも、無知は無知のまま...花の名前はむずかしい

  • 涼しい夏がきた

    六月に入ってからは、わりと良いお天気が続いています。ただし気温は例年に比べて低めです。せっかく夏が来たのに、冷え込む朝晩は小さなストーブをつけています。でも森は期待どおりの花盛りになりました。タンポポは花を落とし、真っ白でフワフワな球体になりました。不思議な球です。これから風に吹かれて気ままな旅に出ます。「風に吹かれて」といえば真っ先に思い浮かぶのが、ボブ・ディランさんです。数年前にノーベル文学賞を受賞されたときは、だれもが驚きました。小説家ではない人が、受賞したこともそうですが、シンガーソングライターが受賞対象となることにもビックリしたものです。この方、若い時から一貫して戦争や差別を問題提起してきました。そしてそれを、あのしわがれた声でボソボソと歌い続けてきました。81歳の今もギター1本とハーモニカを携...涼しい夏がきた

  • 明るい夏がきそう

    やはり6月に近づくと、ぐずついたお天気がやってきます。花曇りといったところでしょうか。ツツジが見ごろになると、北海道も夏直前です。以前ならこの時季から、涼しい夏を求めて北海道に多くの観光客が訪れます。近くの国定公園大沼の駐車場には、いつも大型観光バスがたくさん入っていました。やっとコロナが落ち着きつつある今年は、どうなるのでしょうか。戻ってくれるのでしょうか。コロナ禍の二年半、観光関連の人々にとってはまさに受難の日々でした。観光拠点となる大沼公園駅周辺でも、レストランや宿泊施設の閉鎖が目につきます。また周辺の学校や保育施設の閉鎖統合、大手のゴルフ場やホテルの売却、古くから生活を共に歩んだ鉄道の廃駅、さらに8年後の全廃線、など暗いことばかりで明るい話はついぞありませんでした。このことは大沼周辺だけのことではなく、...明るい夏がきそう

  • 風のまち

    毎年、この時季になると日本海まで車を走らせます。それは大切な仕事のひとつである、鉱石採取のためです。鉱石採取といえば聞こえはいいのですが、つまりは河川や海岸での石拾いです。このところ気温は徐々に上昇して、晴てくれれば日中は15℃を下ることはないので、長い時間野外にいても冷えこむことはありません。また山の雪もほぼ消えて、雪解け水で河川が荒れたり水面上昇することもなくなりました。いよいよその時季がやってきたのです。ただ、最近しょっちゅう出没しているクマには気を付けなければなりません。先日はお天気にも恵まれ快適なドライブでした。道南は逆T字形の半島で東は噴火湾(太平洋)で西は日本海です。一番細いところでは双方の距離は、わずか30kmしかありません。自分の小屋は、逆T字の根元あたりの噴火湾に近い場所にありますが、それで...風のまち

  • 北海道にないもの

    暖かい穏やかな日が続いています。気温は徐々に上昇して、湖は初夏のような景色になりました。梅雨のない北海道ですから、嬉しいことにしばらくはこの爽やかな天候が続きます。花たちがまるで出番を待っていたかのように、次々と順序をまちがえずに顔をだしてきます。今いちばん元気なのがチューリップです。ピッカピカに輝いています。花が咲きだすと、空にも地面にも虫たちが一斉に現れます。みんな人なつっこく、歩いていても顔に当たってきます。時には耳や鼻に入ってくることもありますから、虫の嫌いな人はこういう所ではとてもじゃないけど暮らせません。子どもたちにとっては天国ですが。沖縄に続いて奄美が梅雨入りしました。いよいよそんな季節になりましたね。もうじき九州も梅雨に入って、約一か月かけて東北まできますが、ありがたいことに北海道には梅雨は上陸...北海道にないもの

  • タンポポがきた

    ヤマザクラが散ってしまいました。ほんの短い期間でしたね。代わってドーッと現れたのがタンポポです。タンポポの生命力には驚嘆するばかりです。通常、野の花は地面に咲くものですが、タンポポばかりはどこにでも咲きます。高い土手の上はもちろん、道路のアスファルトと縁石の間からも、こんなコンクリート壁のわずかな隙間からも顔をだしてきます。なにしろ、あのフワフワ綿毛の飛んでく先なら、どこからでも生まれてきます。地味な植物ですが、強いです。よく考えると、あの綿毛の種も不思議です。この黄色い花がいつの間にか球形の白いモフモフ花に変身してしまうのです。知らなかったら、とうてい同じものとは思えません。ちょっと前までは、少し小ぶりなニホンタンポポとこのセイヨウタンポポが混在していましたが、今はほぼセイヨウタンポポに置き換わっています。セ...タンポポがきた

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