俳句と映画のゆうゆう散歩
暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。
令和3年5月31日(月)アマリリス:じゃがたら水仙ヒガンバナ科の多年生球根植物、南アメリカ原産初夏、球根から発した60~70cmの太い花径の先に、ユリに似た大型(10~20cm)の花を複数付ける。交配による園芸品種も多く、数百品種は在るといわれている。地中に鱗茎を形成し、初夏に六弁の大きな花を茎の先端に2~4個付ける。花弁は厚みがある。花の色も赤、白、桃、紅白の絞り等様々ある。温室栽培が多いが、暖地では戸外で夏咲き。18世紀初頭に南米からヨーロッパに齎され、園芸品種が誕生する。1870年頃には様々に品種改良がなされ、現在の様な巨大な花が生まれた。日本へは、江戸の嘉永年間(1848~54年)に渡来し、ジャガタラ水仙と呼ばれた。我が家のベランダに在る、アマリリスは今年で7年程になるが、今年も立派な花を付けた。丈は、...アマリリス
令和3年5月30日(日)ごみゼロの日今日5月30日は、「ごみゼロの日」です。昨年5月30日の遊民ヤギ爺ブログで、「ごみゼロの日」を紹介しました。今一度、皆さんにこの日を知って頂きたく、再度この記述を掲示させていただきます。(ご容赦を、)1975年(昭和50年)に愛知県豊橋市の市民運動として「530:ごみゼロ運動」が広まった事を契機として各地へひろまる。1985年(昭和60年)7月、この運動の10周年を記念し全国大会が開かれた際に、毎年5月30日を「530(ごみゼロ)の日とする宣言がなされた。1982年(昭和57年)に関東知事会の「空き缶問題推進委員会」(現、関東甲信越静環境美化推進協議会:関東11都県)でも、5月30日を「ごみゼロの日」と指定した。1993年(平成5年)厚生省(現、厚生労働省)は「ごみゼロの日」...ごみゼロの日
令和3年5月29日(土)うわばみそう:山菜ミズ山菜のミズをいただきました。毎年、色々な山菜をいただくのですが、昨年はコロナ過でありませんでした。(今年は他の方から届いた)ミズは、イラクサ科の一年草で、草丈は30cm程。アジア東部に分布し、沖縄を除く日本各地の湿った原野や川沿いに群生する。茎は下半部が地に伏し、上部は直立して菱形状卵形の葉を対生する。葉は軟らかく切込が在り、多汁である。夏から秋にかけて葉腋に細小な花を密集させつける。日本各地の山間部の渓流、湿気の多い岩場等に群生する。名前の由来は、野生する場所がウワバミ(蟒蛇、大蛇)の住みそうな所で、其処に生える草として、名がついた。亦、山菜名の「ミズ」は方言で、水辺や湿地帯に自生しているからと言われる。秋になると葉の根元が肥大して「むかご」となる。東北地方では根...うわばみそう
令和3年5月28日(金)花菖蒲:菖蒲見原種はアヤメ科の多年草の野花菖蒲で、あやめや杜若に比べて大ぶりの花を開くので派手な印象がある。花弁はぼってりとした感じがする。江戸時代の歳時記に「花しやうぶ」「花さうぶ」などと書かれて居り、その頃から人々の目につく花であった様である。以降、改良を重ねて栽培品種も増えて約1500種以上もある。毎年新種の花が加わる。近年は早生の品種も多く、4月末には咲き始め6月末頃まで開花させる。肥料や品種改良の技術の進歩も影響する。花の色は紫、白、水色、黄色等から、今では中間色も増え、淡い紫から濃いものまで色、形も豊富。一番花が終わると、二番花が咲くのも早く大輪の花を付ける。徳川園の花菖蒲も見頃を迎えている。黒門(北門)を入り、中央の小径を真直ぐ進むと、左手に大きな池「龍仙湖」があり、その畔...花菖蒲
令和3年5月27日(木)新型コロナワクチン接種1回目先日、「新型コロナウイルス・予防接種」の予約が取れ、本日(5月27日)近くの港診療所で行われた。事前に、「余り早すぎても会場には入れません。蜜を避けるための措置です」とのお達しが在り、5分前の2時10分に到着。入口で消毒、検温を済ませて氏名を告げ身分証明書(保険証)接種券を提出。問診票のチェックを済ませ6名づつ会場へ、、、、。番号札の席で待機、看護師さんから接種の注意が在り、間も無く接種が始まる。左腕を肩の上までまくり上げ、「手は、力をぬいて下げ降ろして下さい、、、、」チクリ、と何の痛みもなく直ぐに済む。「後、経過を見ます、、15分程その場で待機下さい」その間に、次回(6月17日)の診察予約券、接種券、問診票を頂き、説明を受ける。ワクチン・コナミテイ(ファイザ...コロナワクチン接種
令和3年5月26日(水)水馬:アメンボアメンボ科の水生昆虫体調5~30mm程度で、黒く細長い。三対ある脚のうち、後ろの二対は極めて長い。池沼や小川の水面をスイスイ滑走し、小昆虫を捕食する。身体から飴のような匂いがするのでこの名がある。アメンボは別名にミズクモ(水蜘蛛)、カワグモ(川蜘蛛)スイバ(水馬)、ミズスマシ、チョウマ(跳馬)等がある。脚先にある毛だけを水面につけ、毛が水を弾く表面張力を利用して水面に浮かぶ。雌が雄を背に乗せても沈まない。肉食で、水面に浮かぶ小動物や死骸等を食べる。前肢で捕獲して、口から針の様な尖った口器を突き出して獲物に消化液を注ぎ、溶かして液状の物を吸い込む。アメンボは水面で交尾する俳句では、アメンボを「ミズスマシ」と詠むが、本来「ミズスマシ」は別の昆虫で「マイマイ虫」のこと。俳人の川崎...アメンボ
令和3年5月25日(火)鴨足草:ユキノシタ、虎耳草ユキノシタ科の常緑多年草、草丈は約30cm紅紫色の紐状の根を這わせて繁殖する。根際から肉厚で丸い葉を出す。6,7月頃(今年は早く既に開花の様子)にかけて白い五弁の不整斎な小花を咲かせる。花弁の上3枚は小さく淡紅色で濃い紅黄色の斑点が在り、下2枚は白く大きく垂れ下がる。「ユキノシタ」の名の由来は、雪の下に在っても葉が青々としていることからとか、白い花を雪に喩えたとも言われている。亦、その花の形が鴨の脚に似ることから「鴨足草」と、虎の耳に似ていることから「虎耳草」ともいわれる。古くから季語として取り上げられている。ゆきの下かろがろ咲いてはなやげる渡辺水巴花の特性を詠い、番長も俺も毛深きゆきの下穴井太などと、人との関りを詠っている句もある私(ヤギ爺)は幼少の頃は虚弱で...ユキノシタ
令和3年5月24日(月)蚕豆:空豆マメ科の二年生蔓性作物秋に種を蒔くと翌春に白または淡紫色の花が咲きやがて莢を付ける。そら豆の花豆は平たく親指の先ほどで色は薄緑色をしている。莢が空を向くので「そらまめ」という。原産地は地中海沿岸とされるが、大粒のものはアルジェリア周辺、小粒のものはカスピ海沿岸が多い。蚕豆は既に、古代エジプト、ギリシャ、ローマに於いて食べられて居たと言われている。紀元前3000年以降に中国に伝わり、日本へは、8世紀頃に渡来したといわれる。蚕豆は莢ごと焼いたり、塩茹でにして食されるが、揚げて塩を振ったものをフライビーンズと呼ぶ。昭和の時代(私の少年期)の映画館には、これと塩昆布を館内で販売して居り、齧りながら映画を見た。今ではポップコーンに変わってしまった。蚕豆の食べ方は他に、煮物、炒め物、スープ...蚕豆
令和3年5月23日(日)夏蜜柑ミカン科の常緑樹、初夏に白い五弁の花を開く果実は大型で皮が厚く、果肉は多汁だが酸味が強い。樹高は3~5m、葉は楕円形で先端は細く丸みがあり、葉身は厚い。葉脈は隆起して目立ち、葉の縁は細い鋸歯がある。葉柄に幅の狭い翼がついている。夏蜜柑は、初夏に五弁の白い花を咲かせ、秋に扁球形の果実を付け、晩秋に果実は色づくが春先は未だ酸味だけが強く食に適さない。そのまま冬を越し、翌年の4~5月に食べ頃となる。和名は「夏みかん」だが、翌年夏に食べ頃となる事から「夏ダイダイ」といわれる。江戸の中期、山口県の青海島に漂着した文系の柑橘の種を播き、育てたのが起源と言われている。明治以降に、夏に味わう貴重な柑橘類として、広く栽培され広まった。夏みかんは生で食べる他にジュース、マーマレード等の食材として利用さ...夏みかん
令和3年5月22日(土)予約が取れた!昨日(5月21日)、中々取れなかった「新型コロナウイルスのワクチン接種」の予約が取れた。4月の初め、名古屋市役所から「新型コロナウイルスワクチンのクーポン券」等、書類が届き、問診票等書類に目を通し手続きを始めた。ネットやスマホで「コロナワクチンナビ」を開き近隣の摂取会場を探し連絡するも、中々つながらず、、、、、その後、区役所で手続き相談会が在るとの事で早朝(8時過ぎ)役所へ行くも長蛇の列、翌週月曜日、再び並ぶと8時30分過ぎ役所の方がマイクで、「もう申し込み手続きは終了しました。明日以降は、区役所では受付ません。最寄りの医療機関へ、、」「何で、前もって連絡をくれないんだ?皆、早朝から並んでる」文句も通用せず、止むなく皆、渋々退散する事に、、、、、ゴールデンウイーク明け、スマ...コロナワクチン予約
令和3年5月21日(金)あめふり:童謡今朝、ラジオから童謡の「あめふり」が聞こえくる。「あめあめふれふれ母さんが、、ピチピチチャプチャプ、、梅雨入りし、タイムリーな一曲、爽やかなメロデイに遂、口ずさむ、、、鬱陶しさも吹っ飛び、朝から気分は上々、「あめふり」(童謡)作詞:北原白秋、作曲:中山晋平1)あめあめふれふれ母さんがじゃのめでお迎えうれしいなピチピチチャップチャップランランラン2)かけましょかばんを母さんのあとからゆこゆこかねがなるピチピチチャップチャップランランラン3)あらあらあの子はずぶぬれだやなぎのねかたで泣いているピチピチチャップチャップランランラン4)母さんぼくのをかしましょかきみきみこのかささしたまえピチピチチャップチャップランランラン5)ぼくならいいんだ母さんのおおきなじゃのめにはいってくピチ...あめふり
令和3年5月20日(木)ルピナス:昇り藤、立藤草マメ科ルピナス属の植物の総称北米を中心に温帯の各地に約300種類あるとされる。一、二年草で中には多年草や低木となる種類も在るが、暑さに弱く日本等(暖地)では一年草とされている。草丈40~70cm。中にはラッセル・ルピナスなど2mを超えるものもある。葉は細長い小葉が掌状に集まる複葉で、その形を羽団扇に見立て「羽団扇豆」の和名がある。初夏、茎の頂に多数の花が総状に付いて、藤の花とは逆に下から天に向かい咲き昇ることから「昇り藤」の名がある。日本へは明治時代に渡来した。当初は実(豆)が作物の肥料用として利用されたが、今では初夏を彩る観賞用草花として広く親しまれている。私が最初にこの花に出会ったのは、十数年前の事。富良野のルピナス6月初め北海道を旅の途中に富良野の地を訪れて...ルピナス
令和3年5月19日(水)卯の花腐し:うのはなくたし陰暦四月を卯の花月ともいうが、その頃に降り続く陰鬱な霖雨のことで、卯の花を腐らせるという意味合いがある。五月雨の別称でもある。今年は梅雨入りが早く(この地は21日も早い)本来なら丁度今頃に降り続いて居るのが「卯の花腐し」で在ろう。今朝(5月19日)の中日新聞コラム欄「中日春秋」に、「卯の花腐し」の記述が在ったので紹介したい。『卯の花腐しは、古くから季節ごとにある多彩な雨の呼び名の一つである。春の雨と梅雨の間に卯の花を腐らせる様に降り続けるという、この時節の雨だろう。詩歌にも詠まれてきた。さす傘も卯の花腐しもちおもり:久保田万太郎傘を持つ手にじわりと伝わる重みが、緑豊かな季節に漂う少々気の滅入る雰囲気を伝える。今年はそんな季節の情緒をとばし、梅雨がやってきた様であ...卯の花腐し
令和3年5月18日(火)緋鯉:錦鯉主として食用にされる真鯉に対し、美しく熱帯魚や金魚のように涼を呼ぶ観賞用である事から夏の季語となった。学術的には黒色の色素胞を欠くコイのことで、朱色が緋鯉、その他白鯉、斑鯉などがある。その中今、最も普及している錦鯉は新潟県の長岡市と小千谷市の山間部で、江戸時代に改良されたもの。赤、白、黒、黄などの色を鮮明に表すのが特色。最近では色々交配させた新しい品種が多く生まれた。代表的なものは、「紅白」「大正三色」「昭和三色」がある。紅白は、赤色と白色を絡み合わせたもので、白い体に頭部に赤を配色させた「丹頂」に人気がある。大正三色は、紅白に黒の模様を混ぜた種類。昭和三色は、大正三色よりも黒の割合を増した種。鯉の寿命は20~30年といわれるが、中に50年以上生きるもの、200年以上生きた個体...緋鯉
令和3年5月17日(月)牡丹:ぼうたん中国原産、ボタン科の落葉低木日本へは平安時代に渡来したと言われている。江戸時代には既に160種類以上の品種が知られていた。現在栽培されているのは、4,50種類である。古くは薬用として栽培され、後に観賞用となる。高さ1m余、葉は羽状複葉で4~5月頃に直径20cmもある大輪の花を開く。花びらは八重、千重咲き等様々ある。色は紅、薄紅、紫白、黄、絞り等豪華。その辺が花の王と言われる由縁。根皮は漢方生薬の牡丹皮で、駆瘀血(くおけつ)剤、頭痛、腰痛、婦人病などの治療に用いる。別名に、二十日草、深見草、名取草、山橘などの呼び名。白牡丹の気品の高さ、紅牡丹の愛らしさがあり、深紅の濃いものを黒牡丹と呼び、妖艶な感じを漂わせる。牡丹の名所は奈良県の長谷寺、福島県須賀川市の牡丹園が有名である。長...牡丹
令和3年5月16日(日)梅雨入:ついり関西、東海地方が今日(5月16日)梅雨入りを宣言した。東海地方では平年より21日、昨年(6月10日)よりも25日早い。過去最も早かったのは1963年(昭38年)の5月とのこと。太平洋高気圧の勢いが強く、本州付近まで梅雨前線が押上げられ、これが一過性ではなく暫く続く事から、記録的に早い梅雨入宣言となった。(気象協会)これも地球温暖化(異常気象)の成せる技なのであろう。(世界中に大災害をもたらす温暖化対策は急務である、)ことしは桜の開花など何もかもが早くなったようで、、、然し、梅雨入りが余りにも早く、この辺りのアジサイの見頃はもう少し先の様である。雨の日曜日、下の公園も街中も人通りは無く静かな休日。緊急事態宣言は16日、北海道・岡山・広島にも発令され東京・愛知・京都・大阪・兵庫...梅雨入り
令和3年5月15日(土)苺:苺摘バラ科オランダイチゴ属の半落葉性草木であり、北半球の温帯に広く分布している。稀にハワイ諸島やチリ中南部等の南半球にも分布する。他にキイチゴ属、ヘビイチゴ属等の野イチゴがある。一般に食されているのはオランダイチゴである。春、一株から数本の花柄を伸ばし、数個の白い可憐な五弁の花を付ける。実としているのは花托の発達したもので、多くは紅色、稀に白色のものもある。パールホワイト(佐賀県産)黒イチゴ最近黒色のイチゴも出回るようになった。表面に散在する粒が、種子である。イチゴはビタミンCが豊富で、抗酸化物質のポリフェノール(アントシアニン)等が多く含まれる。日本にオランダイチゴが渡来する迄、古くから野イチゴが日本の各地に分布していたことが、日本書紀等に記述されて居り、「伊致寝姑」(いちびこ)と...いちご
令和3年5月14日(金)青梅:梅の実梅雨に入る頃になると梅の実が太り始める。固く緊まった青い実は酸味が強い。青梅のうちに落として梅干しにしたり、梅酒を造る。黄色く熟したものは「実梅」といい、砂糖で煮て食べるのが「煮梅」である。粒が大きいのが豊後梅で、信濃梅・甲州梅は小粒である。「梅雨」という言葉は、陰暦の「五月雨」の頃に梅の実が熟するのでこの名がある。亦、青梅・青胡桃など「青」の字を頭に使う言葉は全て熟していない実のことをいう。但し、「青林檎」は品種でも在り、熟していないと断定しない。梅はその用途が青いうちにあるので、「実梅」よりも「青梅」の方が本来の言葉としては正しいかもしれない。今年は温暖化の所為か?、「梅雨入り」も早そうである。既に沖縄・奄美は梅雨入り、九州南部でも平年より19日も早く梅雨入りした模様であ...青梅
令和3年5月13日(木)朴(ほう)の花:朴散華モクレン科モクレン属の落葉高木、高さ20mにもなる。日本特産で山地に自生する。幹は灰白色で直立し、高い枝先に黄白色の8,9弁の大輪(15~20cm)の花をつける。木が高いので下からは見つけにくいが、山中で何処からか漂いくる強い香りにより朴の花を見つけ出す。俳句では「朴散華」(ほうさんげ)と詠まれる様だが、実際には散華せず、そのまま萎れて落ちていく。朴の葉は、「ほう葉寿司」に使われ、樹木は「まな板」材として使用されている。名古屋の東山植物園(現在はコロナ感染防止の為休園中)では、先日(5月8日)「朴の花」が開花したと、植物園のオフィッシャル・ブログで紹介していた。4月30日に朴の木の枝先に蕾が見つかり、観察を続ける。5月8日、中央にある赤い雌蕊の柱頭部を反り返らせ、花...朴の花
令和3年5月12日(水)手毬花:オオデマリスイカズラ科ヤブデマリの園芸品種、庭木として栽培されている。高さ2~3m初夏(5月)、紫陽花に似た白い小さな花を毬状に連なって付ける。花は中性で雄蕊、雌蕊が無い。葉は円形で表面に皴が、葉の縁にギザギザが在る。ご近所の玄関脇の生垣に、オオデマリが風に揺れる様がとても美しい、、、遂、覗き込んでいるとこの家のご主人が現れ、「お花好きですか、、?」「少し、俳句を齧りやっと花の名を覚え始めたところで、つい覗き込んで、、済みません、、」ご親切な主が、、色々の花談義、、、オオデマリに似た花に、アナベル(白紫陽花)があるとの事。アナベル(白あじさい)ユキノシタ科の落葉低木で、高いものは5m。葉は広卵形で対生、6月頃球状の集散花序に4枚の萼片が発達した装飾花を多数つける。枝先にひと塊とな...オオデマリ
令和3年5月11日(火)若楓:楓若葉、青若葉楓はカエデ科の落葉低木、秋の紅葉はもとより楓若葉はその緑を通す明るい光りによって上品な美しさがある。吉田兼好(兼好法師)は「徒然草」の中でその美しさを「卯月ばかりの若楓は、すべてよろづの花紅葉にも勝りててめでたきもの」と絶賛している。京都の高尾に多い葉の裂片の七つのものは、裂片をイロハニホエトと数えるところから、「イロハカエデ」と呼び、また、「タカオモミジ」とも呼ばれ、全国に分布する。その他にも多くの種類があるが、「カエデ」の呼び方は古くは、葉の形から「蛙手」と呼ばれていたが、それが変化して「カエデ」と呼ばれる様になったとも言われる。5月に入り、辺りは緑一色、新緑の季節の到来、、、、ご近所の庭や公園等にも楓若葉が青々と、、、、、、今日の1句陽光に様々な青若楓ヤギ爺若楓
令和3年5月10日(月)鉄道唱歌「キテキイッセイ、シンバシオー、、、、、、」今朝、ラジオからとても懐かしいメロデイが流れて来た。「鉄道唱歌」である。この歌は殆ど聞いた事はなかった。本当に久しぶりで、暫く何もせずラジオに聴き入った。鉄道唱歌は、明治33年(1900年)5月10日に、第一集の東海道編を昇分館が発売したのだが、全く売れず直ぐに倒産する。この鉄道唱歌の版権を、大阪で楽器屋を構える三木佐助が買収し、第一集の再販をした。(現在の三木楽器)当初、鉄道唱歌を売り出すために鉄道開業と同時にその路線・鉄道網の紹介(PR)し、その書籍の販売をした。更に、学校関係に「地理教育・鉄道唱歌」と売り込み、次々にアイデアを取り入れ販売促進を図り、広めた。大いに売り上げを伸ばし、第二集(山陽・九州編)、第三集(奥州・磐城編)、第...鉄道唱歌
令和3年5月9日(日)母の日母の愛に感謝し敬愛の念を深めるための日で、五月の第二日曜日を「母の日」とする。この日、母の在る人は赤、亡くした人は白のカーネーションを胸に飾った。基は、アメリカのうウエヴスターに住むアンナ・ジャーヴィスが、母を偲ぶために、白いカーネーションを教会の人々に分け与えたのが始まりとされる。1914年5月に、時の米大統領ウイルソンに依り「母の日」と定められた。日本へは大正年間に伝わってとされるが、それが定義されたのは戦後のことである。現在ではすっかり定着し、日本の家庭内の行事となって居る。最近では、母の好みのものを贈り、家族の交流を深める機会とされている。五月の連休の始め、娘家族がカミさんの夏衣を届けに来た。久しぶりに食事を共に、孫の近況(高校生活)等を話し、我々のスマホの指導?をして行った...母の日
令和3年5月8日(土)世界赤十字デー今日(5月8日)は、「世界赤十字デー」です。アンリ・デユナン(スイス)赤十字を創設した、スイスのアンリ・デユナンの誕生に因み、1948年に開かれた第20回赤十字社連盟理事会で、彼の功績を称えて「赤十字の日」と決定された。以降、世界各国で赤十字に関するイベントが行われている。日本では、各地の名所や観光スポット等を赤くライトアップする様になった。名古屋オアシス21京都、赤十字血液センター函館、五稜郭、長野、松本城福岡、小倉城アンリ・デユナンは1828年5月8日、ジュネーヴの旧家に生まれた。彼の父ジャン・ジャックは政財界の名士で、孤児院の所長等の福祉活動にも熱心であり、父の志を継いだデユナンは実業家として活躍する中、キリスト教活動にも尽力YMCAを国際的組織に提唱した(1855年)...世界赤十字デー
令和3年5月7日(金)ばあば工房展示即売会五月、爽快感に満ちた、新緑の美しい季節。気温的も安定し、快晴日が続くので、行楽の好季節とされる。五月という響きの良い語感に、新鮮な生命溢れる言葉として五月は最も好まれる季節。芍薬や薔薇が咲き、蝶が舞い清々しい季節、、、反面、蠅や蚊等が出る頃となり、いよいよ夏らしさがやってくる頃でもある。五月の連休が明け、また職場、学校へ向かう人達を尻目に、ばあば達が忙しく動き廻っていた、、、昨日(6日)、カミさん達の集う「ばあば工房」で、展示即売会が催された。例年は、此処での即売会、ガレージセール、機織り教室野菜等販売、カレー飯食等に加え、地元太鼓連の演奏や自作再生衣料ファッションショー、フラダンス等を行い多くの人出がある。今年はコロナの影響で規模を縮小し、自作品の展示即売のみを行った...ばあば工房
令和3年5月7日(木)夏は来ぬ:立夏昨日(5月5日)は立夏、二十四節気の一つで夏の初めをいう。「夏に入る」「夏来る」とも使われる。南北に長い日本列島では気候の推移に差があり、東北北海道ではこの頃に桜が満開になる事も多かったが、「気候変動」の所為で地球温暖化は著しく、今年は例年より2週間程季節が早く移ろい戸惑う日々が続いている。(年寄りには身体が付いていけない)因みに今日の名古屋地方の最高気温は27度である。例年?「立夏」の頃は、春とは違う清々しさがあり、陽光や風のそよぎにも「夏が来た」を感じさせる。俳人の名句に、さざなみの絹吹くごとく夏来る山口青邨季節の微妙な移ろいを捉えた名句と言われている。「夏は来ぬ」作詞:佐々木信綱、作曲:小山作之助「夏は来ぬ」は1896年5月に発表された、日本の唱歌百選のひとつ。「夏は来...夏は来ぬ
令和3年5月5日(水)子供の日:端午の節句五月五日は端午の節句だが、昭和23年(1948年)に国民祝日法が定められ、この日を「子供の日」とされた。「子供の人格を尊重し、その幸福を図るというのが趣旨」と定められ、従来の端午の節句と掛け合わせて鯉のぼりや日の丸のイメージが強いものとなっている。この日から11日迄は「児童福祉週間」になる。それには愉しく明るい語感があるが、現在では鯉のぼりや武者人形等は、家庭では殆ど見かけぬ様になった。鯉のぼりを集めて、川の両端に括り付け風に泳がせる光景をよく目にする様になり、武者人形は地方の古民家等に展示され、観光客を呼び「町起こし」等に利用されている。私の息子が生まれた頃には、私の親から「鎧飾り」と鯉幟を頂き、孫の幼児期には飾っていたのだが、、、、、(昭和の原風景なのかも知れない)...子供の日
令和3年5月4日(火)みどりの日平成元年、昭和天皇の崩御に伴いそれ迄「天皇誕生日」であった4月29日を「みどりの日」とした。平成5年(2005年)の祝日改正法で、4月29日を「昭和の日」と改めた。その折ゴールデンウイークの5月4日を「みどりの日」とし、新緑が眩しいこの季節には例年「みどりの月間」として、身近に在る緑や森林に親しんで貰えるように様々な行事が行われる。天皇陛下御臨席の「植樹祭」もその一環である。5月に入り、近くの公園等でも目に鮮やかな緑が、コロナ過を吹き飛ばす様に爽やかな風を呼んでいる。先日、公園内に設置されている緑色の「道具箱」が壊れ、名古屋市の港土木事務所へ修理の依頼をした。中には、清掃道具や草刈の用具が収納されている。土木事務所は外側の点検で、「新品取換」を予定したが、内部を点検してみると、堅...みどりの日
令和3年5月3日(月)憲法記念日日本国憲法は、昭和二十二年(1947年)五月三日を「国民の祝日に関する法律」に依って定められた祝日とした。現行法には賛否両論が在り、それぞれ憲法記念日に集会を開いている。中日新聞より折しもゴールデンウイークにあたり、人々は行楽に出かけたり休日を楽しむところであるが、今年も昨年に続きコロナ感染が心配される中、大都市部では緊急事態宣言蔓延防止措置などが発令され、外出自粛等が出された。旅行等の遠出を我慢するが、近場の繁華街には自粛の効果は薄い様である。名古屋市内では、遊園地や水族館等の時間、人数等の制限はあるものの、人では多い、、、今日は、前から予約中のスマホ(買い替え)教室へカミさんと出かけた。会場の在るララポートは朝からかなりの人出、入口で検温、消毒を済ませ入場した。(家族連れ、友...憲法記念日
令和3年5月2日(日)ライラック:リラの花ヨーロッパ原産のモクセイ科の落葉低木、高さ≒5m4月頃から筒状の花の先が四裂した小花を穂状につけ芳香がある。原種は淡紫色だが園芸品種には白、青、濃紫、紅色等と多種ある。日本へは明治中期に渡来し、北海道で多く栽植された。ライラックは英語名で、リラはフランス語名である。和名は、紫丁香花(むらさきはしどい)という。冷涼な気を候を好み、4~6月頃に紫色(普通は)の小さな花を付ける。札幌市では、毎年5月に開催される「ライラック祭り」は新型コロナ感染予防の為、昨年に続き中止となった。この頃の大通り公園のライラックの並木は見事であるが、、、、、。シャンソンの名曲に「リラの花咲くころ」という唄がある。日本でも高英男を始め、多くのシャンソン歌手達が歌っていた。リラの花咲くころ訳詞:中原淳...ライラック
令和3年5月1日(土)八十八夜立春から数えて八十八日目、今年は5月1日にあたる。野菜の苗はようやく成長し、茶摘みが最盛期を迎えて、農家は忙しくなる。「八十八夜の別れ霜」と言われる様に、この頃はまた、終り霜の時期でもある。茶葉には、霜は大敵で「霜くすべ」といって藁屑等を夜半から明け方まで焚いて防霜に努めた。近年では「防霜ファン」(扇風機のようなもの)を取り付け茶ぼ新芽を守っている。茶摘みは八十八夜から約3週間くらいが最盛期となる。最初に摘まれる一番茶、続いて二番茶、三番茶を摘み時には四番茶を摘む所もあるようだ。京都の宇治では陰暦の三月一日から三日頃に茶摘みを始めるのが習いで、それを「手始」といった。茶摘みは女性が多く「茶摘女」と呼んだ。指に絆創膏を巻いて摘み採る早業は芸を見る様である。過って、茶摘女は茜襷(あかね...八十八夜
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