俳句と映画のゆうゆう散歩
暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。
令和2年10月31日(土)ハロウインって何ですか?今日、10月31日は「ハロウイン」の日、カトリック教会では11月1日を諸聖人を祝う日とし、その前夜(10月31日)に行われる祭りとされる。毎年10月31日に行われるこの行事は古代ケルト人が起源で、「ジャック・オー・ランタン」カボチャの中身をくり抜いて飾り灯を付ける。子供達がお化けや魔女等に仮装してご近所の家々を周り、お菓子を貰って歩く習性がある。これはキリスト教の祭りではなく、ケルト人が秋の終りを告げ冬になり死者の霊が家族を訪ねて来ると信じられ精霊や魔女等から身を守るために、仮面を被り魔除けの火を焚いた。お化けに扮した子供達はご近所を周り、「お菓子くれないと悪戯するヨ」と唱える。各家庭ではかぼちゃの菓子を作り、子供達は貰って来た菓子を持ち寄り「ハロウイン・パーテ...ハロウインって?
令和2年10月30日(金)晩秋の東山植物園名古屋の東端に、東山動植物園が在ります。東山動物園は、全国にも有名な動物園で戦後間も無く「象列車」を仕立て、全国の学童達に動物園を見せ、記憶に残る方も見えるのでは、、、、句会仲間とよく出かけるのは、隣接する植物園、、。名古屋駅から地下鉄東山線に乗り、星ヶ丘駅で降り住宅街を緩やかな坂道を登る、、、この辺りは市内有数の文教地域で両側に「杉山女学園大学、付属する小中高校」や、「菊里高校」等がある。坂道を凡そ10分、東山動植物園星丘門に到着、、(動物園へは、一つ手前の東山公園駅が良い)星丘門を入ると直ぐトンネルが在り、これを抜けると植物園である。直ぐ右手に「炭焼き小屋」の跡がある。(現在は使われていない)「万葉の散歩道」を進むと合掌造りの屋根が見えて来た。万葉の散歩道合掌造りの...東山植物園
令和2年10月29日(木)柿:甘柿、渋柿柿は日本に約900種以上あり、「KAKI」として外国に通用する日本の代表的な果物。私が小学校へ通う頃には、其処ら中の家に柿木が在った。柿が秋の代表的風物と見なされる様になったのは、俳諧において柿が詠まれるようになってからと言われる。和歌,連歌では食べ物である柿が詠まれる事はなかったが、俳諧では逆に積極的に取り上げられた。柿は俳諧、俳句に依って秋の美として定着したと言ってよいのかもしれない。柿には御所、富裕、次郎、禅次丸等の甘柿と、会津不知火平核無、蜂屋、西条などの渋柿がある。柿本来は渋く、渋の成分のタンニンが凝固して(黒ごまが出来る)水に溶けなくなると甘く、凝固しない儘だと渋い。柿は昔、女性の象徴で在り、嫁ぐにあたって実家から柿の枝を持参して接ぐ風習があった。やがてその嫁...柿熟るる
令和2年10月28日(水)古書を読む10月27日~11月9日は、読書週間です。1947年、日本出版社協会、日本図書館協会等が集まり、「読書週間実行委員会」を結成。11月17日~23日迄を「第1回読書週間」として実施した。「1週間では惜しい」との意見が出て、翌年の第2回から10月27日~11月9日迄の2週間とし、現在に至っている。最近、読書離れが進み全国の本屋さんが減少している。スマホ、ゲームが大流行の中「日本総白痴化」が叫ばれ誠に恐ろしい世の中になりそうで、、、、今朝の中日新聞朝刊のコラム「中日春秋」に、コロナ過の中で、18世紀の作家デフォーの「ペスト」という本が飛ぶように売れているとの記述があった。ダニエル・デフォー著「ペスト」この小説は、1665年にイギリスのロンドンを中心に起きたペストの大流行について、一...本を読もう
令和2年10月27日(火)プロ野球ドラフト会議(中日新聞朝刊より)2020年度、プロ野球新人選択会議(ドラフト会議)が、10月26日の都内のホテルで開催された。今年は新型コロナウイルスの影響で殆どのスポーツが中止される中、野球もご多分に漏れず中止された。春夏の甲子園大会(全国高等学校野球選手権大会)も中止、、少しづつコロナ騒ぎが緩和、そんな時に各地区で高校野球の地区予選大会がコロナ対応を十分にして、開催され、地区の代表校のみが甲子園に集まり1試合だけを行った。これが唯一の大外試合、、、、、亦、大学野球は春の地区のリーグ戦は中止、この秋のリーグ戦が各地で開催され、ドラフト前にアピールする機会となった。一方社会人野球はやはり都市対抗野球等が中止され、この冬(11月22日~12月3日)やっと開催予定だが、ドラフトにア...ドラフト会議
令和2年10月26日(月)名城菊花展菊は、キク科の多年草で、春の桜と並び称される日本の代表的な秋の花。菊作りを趣味にしている人は中年以上の方が多い。菊が仕上がった頃に、各地の神社・仏閣、その他で菊花展が催される。自信の在る人は進んで出品し、審査により金賞、銀賞等の札が掛けられる。大掴み懸崖大輪も懸崖も見事であるが、最近では新工夫された作品が多く見られる様になった。亦それに逆らう様に古典菊の様な日本の伝統を受け継ぐ出品もある。古典菊江戸菊大物、中物、小物等や、花の形状により管物、厚物平物等や、産地の名前を冠した嵯峨菊、伊勢菊、肥後菊、美濃菊、江戸菊、奥州菊等の系統が在る。黄管菊管菊薄紫厚物昨日(10月25日)から、「名古屋城菊花大会」が、名古屋市中区の名古屋城西乃丸広場で始まった。(中日新聞より)県内外の菊の愛好...菊花展
令和2年10月25日(日)聚楽園の大仏愛知県東海市の聚楽園公園に大きな大仏がある。以前は、自宅(名古屋市港区)マンションから頭だけが見えたのだが、今では様々な建物が乱立して姿が消えた。先日、ご近所の方がグループで聚楽園公園の温泉施設へ出かけ一日遊んで来た。「亦今度出かけるのでご一緒にどう?」と、カミさんが声を掛けられた様だ、、、。2年程前の今頃(10月末)、聚楽園の大仏へ吟行に出かけた事が在ったのでカミさんに伝えた。名鉄電車に乗り、金山駅から凡そ30分「聚楽園駅」で下車、道路を渡ると直ぐに石段が在り、それを上り切ると目の前に大きな石の大仏が鎮座。(駅から凡そ5分)聚楽園の大仏像の高さ:18.79m、鉄筋コンクリート製1923年(大正12年)、天皇陛下(昭和天皇)の御成婚記念事業として着工した。名古屋市内在住の山...聚楽園の大仏
令和2年10月24日(土)スペースジェットの凍結中日新聞10月23日朝刊より日本期待の日の丸ジェット「スペースジェット」旅客機(旧MRJ、M:ミツビシ、R:地域、J:ジェット)は、YS-11型より半世紀ぶりの国産旅客機として、期待されていたが、三菱重工業はこの生産事業計画を凍結すると発表した。2008年3月、三菱重工業がMRJ(現スペースジェット)国産ジェット旅客機の事業化を正式に決定し、2015年11月、愛知県営名古屋空港からMRJの初飛行をし、1時間27分の間飛行した。自衛隊機が曳航して、太平洋上の自衛隊訓練空域で自衛隊機が曳航する中、上昇や下降、旋回等を繰り返しながら操縦の安全性を確認する飛行を無事完了した。大歓声の中、着陸した安村機長は「離陸の速度に達したら、飛行機が飛びたい、、」と喜びの談話。訪れてい...スペースジェットの凍結
令和2年10月23日(金)霜降:そうこう二十四節気の一つで、太陽黄経が210度の時露が冷気に依って霧となって降り始める頃「暦便覧」によると、「霧が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑなり」と説明している。霜降の七十二候によると、1)初候では、霜が降り始める。2)次候では、小雨がしとしとと降り、草木の葉が黄ばんで落ち始める。3)末候では、もみじや蔦が紅葉し、虫などが皆穴に入り動かなくなる。昨夜からの雨は明け方から雨脚が強くなり降り続く。温かく湿った空気が漂い、比較的温かい朝を迎えた。霜が降りるのは、もう少し先のようである。今朝は北海道でも最低気温が5度とのこと、彼の地でも霜は降りなかった様だ。例年なら霜が降り庭の草木が白く朝日に輝き始めて、いよいよ冬の訪れかと思わせるのだが、、、、今年はどうにも寒暖の差が激しく、朝方...霜降
令和2年10月22日(木)百舌鳥:もず、鵙、バード・ウオッチングが趣味の友人から、秋の鳥として「モズ」の習性、鳴き声等を語ってくれた。鵙(もず)はモズ科の鳥で、山野、平野、都会付近にも繁殖する。大きさは雀の2倍くらいで全長20cm程、目の上部に眉状の筋模様がある。喉から頬にかけて淡褐色で、尾、翼羽根は黒褐色をしている。分布は日本、中国東南ぶ、朝鮮半島、ロシア南東等、秋、高い木の頂や電柱等に止まって、尾を上下に振りながら「キーッ」と甲高く鋭い声で鳴く。これは縄張り確保のためで「鵙の高鳴き」と言う。身体は小さいが猛々しく、肉食性の鵙はその高音で、雀等、他の小鳥達を震え上がらせ、勢力範囲を誇示する。性質は荒く、昆虫や蛙、蛇、トカゲ等に時に小鳥等も捕食すると言われる。それらを尖った木の枝や、有刺鉄線等に刺し蓄える。これ...百舌鳥
令和2年10月21日(水)碇星:カシオペア北天にほぼ一年中見えるW字形の五つの星からなる星座日本では和船の碇の形と見なしてこの名がある。和船の碇カシオペアとはギリシャ神話のエチオピア王ケフェウスの妃の名前で、Wをその椅子と見たものである。星座の位置が地平に近いときはW字形を描き、上に昇るに連れて左に傾いて行き、南中するとM字形に見える。北斗七星とともに、北極星を見つける目印となる星座である。初秋から初冬にかけて、特に美しいので「秋季」としている。秋になると、殊に今年は空が澄み星座がよく見渡せる。星座の知識もなく詳しくない私にも、真上に北斗七星、その下にケフェウス座が在り、その左側(東)にカシオペアのW(縦向き)が見える。その直ぐ東にアンドロメダ、そしてペガサス(秋の四角形)が下へ連なっている。残念ながら肉眼で見...カシオペア
令和2年10月20日(火)木の実:このみ、きのみ果樹を除いた団栗や樫(かし)、椎(しい)、榧(かや)橡(とち)等の実の総称。これ等の実は、秋に熟して自然に地上へ落ちる。散歩の途中、木立の間に佇んでいると周りの樹々から、時折、木の実が音もなく降って来る。慌てて足元を眺めて見ると、彼方此方に木の実が一杯落ちている。辺りは物音もなく静かであるが、木の実の音が一つ一つが聞き取れそうだが、、時に落葉の上にカサっと微かに確かに聞きとれた。中に大きく弾んで飛び跳ねる様な元気者がある。公園の奥に集会場(コミュニテイ・センター)が在り、其処へ続く十数段の小さな石段が在る。其処へ落ちた木の実が弾み、下の方へゆっくり跳ねて行く。まるで私を案内するかのように、、、、つい楽しくなって、声を出しそうになってしまった。木の実の落ちる中に佇ん...木の実降る
令和2年10月19日(月)おいしいご飯!新米の便りの季節がやって来た!我家での米は、郵便局の「全国選りすぐり米」を毎月少しずつ届けて貰う。魚沼産、こしひかり佐渡、コシヒカリ北海道産、ゆめぴりか老い二人、買いに出る(重い)より楽である。先日、弟の法事で桑名に出かけた折り、新米をと土産に頂くが、生憎電車の為に重い荷物はと、申し訳なく、少量(1升程)を頂いて帰った。早速、今日のお昼に新米を炊き、お握りを作り、これも頂き物の「糠漬け」をつまむ。オイシイの一言、、、、後は、何もいらない。今朝の中日新聞のコラム「中日春秋」に、おいしいご飯の食べ方についての記述が在ったので紹介する。「削り立ての鰹節をご飯にたっぷりかける。あとは醤油をたらたらと垂らして一気に食べる。おかずは何もいらない。ご飯の上品な甘みがピッタリとマッチする...おいしいご飯
令和2年10月18日(日)息子達と外食息子の家族が久しぶりにやって来た。コロナ過で、息子は時折様子を見に来ていたが、家族で訪れるのは久しぶりである。「今から、子供達と映画に行くので、お昼を待ち合わせ一緒に外食しようヨ!」と言い置き、ソソクサ出かけた。昼少し前、映画館の在るモールへ、、、、、今日は、駐車場から混んでおり、店内は大勢の客で賑わっていた。急ぎ4階にある「食堂街」へ上がると店の前は珍しく列が出来ていた。直ぐに店頭に在る「予約表」に氏名、人数を記入し列へ、エスカレーターを眺めて居ると、引っ切り無しに昇降客、こんな事は、何年ぶりであろうか、、、、、?20分程して、名前が呼び出され店内へ、間も無く息子一家も到着する。店内は座席を減らし、ゆったりと座る事が出来た。空席部分には、接客の方が消毒液と布巾を携えて丁寧...久しぶり!
令和2年10月17日(土)秋の雨:秋霖、秋黴雨(あきついり)秋は素晴らしい秋晴れの日を連想するが、むしろ天気が悪い事も多い。毎年9月中旬頃から10月中旬頃までは「秋の長雨」といわれる一種の雨期に入る。秋雨は何処かうそ寒い沈んで浮き立たない「秋霖」、また「秋黴雨」(あきついり)となると一層淋しい語感を含んでいる。今日(10月17日)は小学校の運動会が予定されていたが、雨天のため明日に延期された。今年はコロナ禍のため、運動会は中止も考えられていたが、種目を減らして午前中だけの開催が予定された。父兄の観戦も一家に二人以下で必ずマスク着用、来賓の祝辞は中止、出入り口に消毒液を設け、検温実施等コロナ対策を徹底しての開催となった。残念では在るが、明日が晴天となる様に祈る他ない。昨年は、父兄も一杯参加して、、、盛況な運動会で...秋の雨
令和2年10月16日(金)落花生:南京豆、ピーナッツ江戸の初期に南米のアンデスの高地ボリビアから渡来したといわれている。マメ科の一年生植物で、夏の終り頃に葉腋に黄色の花を付ける。花が終わると地中に子房の柄が長く伸びてその先に繭の形をした莢果を結ぶ。その中の種子は油分を多く含み、蛋白質、脂肪が豊富で栄養化に富む。晩秋に土中の実を掘り起こし、収穫される。豆類は殆どが枝葉に成るが、落花生は土の中。実を炒ったり、茹でたりして食べる。油脂が多く、採取してピーナツ・バターとなる。落花生は世界中で広く栽培され、豆類の中では大豆に次ぐ生産量がある。砂地を好み、日本では千葉県が最も多く、鳥取県、静岡県等があるが、この地方(愛知県)でも海辺地域では栽培されている様で、知人が時に、届けてくれ、我が家でも莢付きのまま塩茹でにして食べる...落花生
令和2年10月15日(木)映画浅田家2スタッフ監督:中野量太脚本:中野量太、菅野友恵制作:小川真司、若林雄介撮影:山崎裕典録音:久連石由文照明:谷本幸治音楽:渡邊崇配給:東宝、127分キャスト浅田政志(次男):二宮和也幸宏(長男):妻夫木聡順子(母):風吹ジュン章(父):平田満川上若菜(恋人):黒木華小野陽:菅田将暉外川美智子:渡辺真紀子渋川謙三:北村有起哉浅田妙子(長男嫁):野波麻帆姫野希美(編集長):池谷のぶえ高原(岩手被災者):駿河太郎ストーリー浅田家の主、章は大の写真愛好家で、毎年暮れになると息子二人(幸宏、政志)の写真を撮り年賀状に添える。この年も、兄弟に揃いのAのイニシャル付きのTシャツを着せ、ポーズを取らせて、カシャリ、、、政志の12歳の誕生日に、父自慢のカメラを譲り渡す。政志は幼馴染の若菜に、あ...映画浅田家2
令和2年10月14日(水)映画館が消える映画:浅田家カミさんと久しぶりい映画を観に出掛けた。TOHOシネマズ名古屋券売所浅田家のチケット永年、名古屋の港近辺の映画館としてよく出かけていた、「TOHOシネマズ名古屋ベイシテイ」が11月30日を以って閉館する様である。1999年2月に「ヴァージンシネマズ2号店」としてオープン、2004年2月から、TOHOシネマズ名古屋と館名変更、現在まで20年間、多くの映画を上映した。館内12スクリーン2671席を擁した。随分世話になった映画館が消える、誠に残念である。今回は、嵐の二宮和也主演の「浅田家」映画:浅田家はスクリーン3三重県津市に在住される、現役のプロ写真家の浅田政志さんの写真集から企画、編集され映画化された。浅田政志さんと中野監督ワルシャワ国際映画祭コンペテイション部...映画浅田家
令和2年10月13日(火)落穂:落穂拾い稲を刈った後の田や畔に零れて落ちている稲穂の事昔は、一粒の米も大切にする思いから、亦実益も兼ねて落穂拾いは大切な農作業の一つであったが、今ではコンバインで刈られた後に稲の落穂を拾う事は殆ど無くなった。出稼ぎに行く人や兼業農家等では時間的な余裕もなくなったのも理由の一つ。とは言え、落穂に込める農家の人々の思いは深く、偶々見かけるその風景には心動かされる。刈り残しは出る、鳥達が啄むミレーの「落穂拾い」1857年、フランスの画家「ジャン・フランソワ・ミレー」に依って描かれた油彩の作品。農村の貧しい人々の姿を描いたもので、旧約聖書の中の「レツ記」に基づいた作品と言われている。1849年のパリは、政治的混乱や当時流行して居たコレラを避けて、或る村へ疎開した折りに描いた農村の絵の中の...落穂拾い
令和2年10月12日(月)新蕎麦:走りそばカミさんの友人が、「デパ地下に行ったら、新蕎麦が在ったので買って来たヨ、」と届けてくれた。「新そば」は、秋にに未だ十分熟さないで少し青みを帯びた蕎麦を早刈りし、その粉で打った蕎麦のこと。「走り蕎麦」ともいう。蕎麦は信州信濃が有名な産地で在る様に、山間の比較的に土地の痩せた作物の育ち難い環境で作られる。道の駅(平成、岐阜)春や初夏に種を蒔き、2,3カ月で成熟する。通常は11月頃に刈り取られるが、初秋に未だ未熟な蕎麦を刈り、その粉で蕎麦を打つ。これが新蕎麦と呼ばれる。毎年10月頃になると、全国の蕎麦の産地では「新蕎麦祭り」が催され、蕎麦打ち体験や早喰い競争等のイベントが開かれ、観光客が押し寄せ賑わいを見せる。今年は新型コロナウイルスの影響で、その殆どが中止となった。先日、法...新蕎麦
令和2年10月11日(日)七回忌死後、満六年目の法要、回忌私の弟の七回忌(平成26年10月逝去)法要が桑名市(三重県)の自宅で行われた。コロナの影響で、出席者は私と義姉(本家長男嫁)の二人だけ、他は弟家族(嫁、子供達、孫達)のみの淋しい法事となった。近鉄桑名駅迄、迎えの車が来てくれ、員弁川沿いを走る。台風14号の影響は殆どなく、川の水位もさほど上がらず、途中の田圃も半分くらいは稲刈りが済み、残りの田畑の稲穂も倒れたのは無い様だ。堤防の所々に、彼岸花が真っ赤に染めていた。何時もなら、早めに到着されるお坊さんが未だで、暫し歓談、、、程なく到着されて、休む間もなく10時丁度にお経が始まった。お寺さんの「お楽な姿勢で結構です」とのお勧めに、直ぐに私は脚を崩し胡坐をかく。斜め前の私の甥は正座の儘である、、、、約40分程で...七回忌
令和2年10月10日(土)蚯蚓鳴く:ミミズ鳴く秋の庭、何の虫とも判らず道端等の土中から「ジーッ」と鳴く声が聞こえてくることがある。実は螻蛄(けら)の鳴く声であるが、それを蚯蚓が鳴いているものと取り違えたのである。実際には蚯蚓は鳴かないが、それを蚯蚓が鳴くと感じるのはたとえ事実と違っても趣がある。俳人の夏井いつきさんの著書「絶滅寸前季語辞典」の中に「蚯蚓鳴く」があり、紹介したい。「静かな秋の夜、耳を澄ませているとジーッという音が聞こえる。この螻蛄(けら)の鳴き声を蚯蚓鳴くと言ったというのが定説。蚯蚓は鳴かない」一般人(私ヤギ爺も知らなかった)にこんな季語が在ると話すと、えーっと驚かれるが、俳句の世界においては、今のところ絶滅の心配はないぐらい使われている季語である。ならば、なぜこれを絶滅寸前季語としてノミネートす...ミミズ鳴く
令和2年10月9日(金)岡山の葡萄カミさんの幼馴染が久しぶりにやって来た。名古屋市の北区に住み、時折クラス会等で遇って居た様だが、コロナウイルスの影響で互いに外出を控えてカミさんの膝痛を聞き、見舞いがてら様子見との事。「今年は、北海道のじゃが芋(不作知り合いの農家)が不作だったので、岡山の葡萄を取寄せた」とのこと。息子さんが、ネットで調べ、取寄せたとの事、、、それから話は尽きぬ様で、家族、友人、ご近所から、、最後は自分達の体の具合等々、、、「あ、そうだワ、帰って夕餉の支度をしなくちゃ、」と急ぎ帰宅された。早速二人でいただくが、大粒の葡萄、ひと房で半分づつ、食後に打って付けのデザート、(チョッと贅沢な)頂いた葡萄瀬戸ジャイアンツ(糖度20)シャインマスカットより少し酸味があり、甘酸っぱい。パリッとした食感、皮ごと...岡山のぶどう
令和2年10月8日(木)寒露今日、10月8日は「寒露」二十四節気の一つで、太陽の黄経が195度に達した時秋分の日から15日目。(陽暦では10月8日頃)晩秋から初冬の間の露で、露が冷たく感じられる意。諸々の物に寒冷の気が濃くなるとともに透明度を増し、「秋澄む」感じが深まって来るのもこの頃である。この頃になると、北国では「初氷」が張る様になる。昨夜からの雨は冷たく、今朝はとても寒い朝を迎えた。最低気温が15度、日中も気温が上がらず名古屋の日中の気温15,7度との発表。台風14号が北上中で洋上に停滞する前線を刺激し気温が上がらず、、今週末は台風の影響が心配である。今朝は、毎週木曜日に行われる町内の分別ゴミの回収日。保健環境委員の3名が町内を巡回して回る。カミさんが膝を痛めているので私(ヤギ爺)が代理、早朝5時30分、...寒露
令和2年10月7日(水)ぎんなん:銀杏の実銀杏は雌雄異株で、晩秋に果実が熟する。中国原産直径約2.5cm程の球形の種子は9月頃に熟して黄葉が落ちる頃に実は落下する。外種皮は黄色く悪臭がある。その中に白く硬い内種皮に包まれた(いわゆるギンナン)緑色の実がある。焼いて食べたり、茶わん蒸し、おでん等にも、、食用の他に、咳止めや利尿にも良いとされる。昨日、友人から「ぎんなん」を送っていただいた。毎年、晩秋の頃になると送っていただいたが、昨年は入院されて居り、ギンナンが届かず、、後に知った。今年は少し早い様だが沢山届いた。早速電話する。」「今年は何時になく早いヨネ、、、、」「ウン、然しながらもう一杯実が落ちていたよ、少し小ぶりだがネ、、、」現在は体調も良く、毎朝2時間程散歩に出るそうな、、、私の方が億劫となり、出不精は相...ぎんなん
令和2年10月6日(火)鱗雲:鰯雲、鯖雲鰯雲気象用語でいえば「巻積雲」のことであるが、鱗雲の方が親しまれている。巻積雲は上層雲に属し、白雲の小団塊が群集或いは、並列しているもの。中緯度地帯では5~13kmの高さに形成し、水晶や過冷却の状態にある水滴からなる。まだら雲、いわし雲、さば雲等とよばれる。鯖雲小さい雲片が小石の様に並び集り、規則的に連なり、さざ波の様で白く薄い。離れ離れになることも、くっ付いて居ることもある。広がり方は小さいことも、全天に及ぶこともある。一端が地平線まで延びていたり、空一面に広がっていたりする。鱗のように見えることから「鱗雲」と呼ばれる。高い空に出て、鰯が群れる様に見えるので鰯雲、鯖の斑紋のように見えるものを鯖雲とよぶ。その形は様々で、短い時間にその形は変化する。※羊雲は「高層雲」で、羊...鱗雲
令和2年10月5日(月)木犀:桂の花モクセイ科の常緑小高木、高さ3~6m、時に10mに達するものも在る。仲秋の頃、葉腋に小粒の花が多数束生する。金木犀:橙色、銀木犀:白灰色、薄黄木犀:薄黄色、枝が多く葉が密に繁り、開花の時期に強い芳香を放つ。幹が淡灰褐色で、紋裡が犀の皮に似ているのでこの名がある。中国原産で、丹桂の金木犀、銀桂の銀木犀、金桂の薄黄木犀などがある。日本へは江戸時代に渡来したといわれ、多くは観賞用の庭木として植えられた。秋の彼岸頃から金木犀が咲き出し、薄黄木犀が仲秋頃金木犀薄黄木犀から、銀木犀は晩秋にかけて咲く。銀木犀よく晴れた日に、何処からともなく漂う甘い香りは、思わず足を停めて辺りを見回し、初めて木犀の花と気付くと、行く先々でこの花の匂いの圏内に入り、木犀の香りに迎えられる。中国の桂林では町全体...木犀
令和2年10月4日(日)友にすべきでない七種類の人コロナ入院今朝の中日新聞のコラム「中日春秋」に、友にすべきでない七種類の人を挙げ、トランプ米大統領の「人となり」を述べて居た。云い得て妙で、そのまま紹介したい。「友人とするに悪き者、七つあり」、吉田兼好の徒然草第百十七段、友にすべきではない七種類の人間を挙げている。いわく、高貴な人、若い人、酒飲み、勇ましい人、嘘つき欲深い人、不思議なのは「病無く身強き人」つまり健康な人もリストに入っていること。想像はできる。元気な方というのは病や不調を抱える人の気持ちが分かりにくい。痛みを愚痴りたいのに不摂生を非難し、自分の健康を自慢するような友人ではかなわない。トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染した。大統領選挙の投票日まで約1カ月。再選を目指す大統領にとっては大きな痛...友にすべきでない
令和2年10月3日(土)登山の日今日、10月3日は「登山の日」との事NHKラジオ土曜日朝の「石丸健次郎の山カフェ」という番組で紹介されて居り、初めて知った。登山の日は、語呂合わせで10(と、登)、3(さん、山)1992年(平成4年)、日本アルパイン協会の重野太肚二氏が発案し、日本山岳会が制定した。日本山岳会が1905年(明治38年)の10月に発足、10月3日(登山)語呂合わせによりこの日に決定した。「山に登る事で雄大な自然に触れ、自然の素晴らしさを知り、その恩恵に感謝する日」との趣旨である。「山カフェ」は、山の情報を伝える番組で、百名山等の名峰紹介、山の景色植物、動物、鳥の囀り、山小屋便り、山ご飯等を季節ごとタイムリーに紹介され、ゲストとのおしゃべりも楽しい。今では山に登る事は殆どなくなったが、毎回の山の話題に...登山の日
令和2年10月2日(金)名月:芋名月旧暦の8月15日の月。昨夜(10月2日)、仲秋の名月が浮かんだ。名古屋城の金鯱(中日新聞より、引用)昨日の早朝、曇天の空から雨が降り出した。空は黒雲が覆いだし、、、、「今日の月見は駄目かも、?」溜息、30分程で直ぐに止み、8時ころには薄日が射してくる。公園で少しの間、草取りをし9時頃には晴れ間が広がる。カミさんのリハビリを兼ね、散歩に出る。杖を手にゆっくりゆっくり歩く、、暫くして薄っすら汗をかき、コンビニに立ち寄り「月見団子」買い、、帰る。今夜は芋を炊いて、、、、中秋の満月を愛でる行事は、中国から伝わって来たものだが、それ以前から月は暦として人々の生活に密着して居り、農耕上の重要なものとなって居た。芋や豆を供えるのは、農耕との拘わりを示す物で在った。陰暦の8月15日は「芋名月...中秋の名月
令和2年10月1日(木)秋の歌秋は、夏から冬へ気候が次第に移って行く過程であり8月はまだ残暑厳しく、9月は台風や秋雨前線の停滞などで雨が多く、10月になり移動性高気圧に覆われる様になると、爽やかな秋晴れの日が続く様になる。朝晩の冷え込みを覚える頃に実りの時期を迎へ、稲刈りや色々な果実等の収穫の頃となる、、、。やがて山野から次第に紅葉が始まり、春夏に繁殖した自然は冬へと向かい、凋落の歩みを早める。「至宝抄」(紹巴:1586年)に、「物淋しく哀れなる体、秋の本意なり」とあるが、伝統的な秋の感じ方を言い表している。「秋の歌」は、日本には四季折々に様々な歌(詩)があり、夫々の季節を謳歌する美しい詩、メロデーが在るが、秋には哀愁漂う歌が多い様である。秋の実りを得て、収穫の喜びを「村祭り」で寿ぎ、唄い踊った。鳥やも虫達もや...秋の歌
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