chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
SBR         
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2016/04/22

arrow_drop_down
  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「絵と図でわかる科学事典」(カミーユ・ジュゾー、モルガーヌ・レビュラール、コラン・カルデック著/グラフィックス社)

    <新刊情報>書名:絵と図でわかる科学事典~星の誕生、ロボットの歴史からいびきのメカニズムまで~著者:カミーユ・ジュゾー、モルガーヌ・レビュラール、コラン・カルデック監修:吉井大志訳者:原正人発行:グラフィックス社あらゆる事象を美しいイラストと簡潔な文章で学ぶ、新感覚の大人向け雑学事典。1ページに1トピックをインフォグラフィックで解説。幅広い分野の話題がランダムに配置され、どこからでも楽しめる工夫が施されている。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「絵と図でわかる科学事典」(カミーユ・ジュゾー、モルガーヌ・レビュラール、コラン・カルデック著/グラフィックス社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「集団遺伝学・集団ゲノム学入門<原書第4版>」(ダニエル・L・ハートル著/東京大学出版会)

    <新刊情報>書名:集団遺伝学・集団ゲノム学入門<原書第4版>著者:ダニエル・L・ハートル訳者:藤本明洋、舘田英典発行:東京大学出版会ゲノム解析が医療や健康科学における必須の基盤になった現在において、集団遺伝学の重要性はますます高まっている。同書は、世界的に定評のある教科書:APrimerofPopulationGeneticsandGenomics4thed.の全訳。医学、農学、生態学などの遺伝データを扱うすべての学生・研究者にとって有用である。基礎から説明し、演習問題も豊富なため、講義のテキスト、独習書としても最適。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「集団遺伝学・集団ゲノム学入門<原書第4版>」(ダニエル・L・ハートル著/東京大学出版会)

  • ●科学技術ニュース●JAMSTECと英Ocean Census、日本で初の共同深海探査を開始

    NipponFoundation-NektonOceanCensus(英国、OceanCensus)は、2025年6月より海洋研究開発機構(JAMSTEC)と連携し、有人潜水調査船「しんかい6500」を用いて、日本の深海に広がる未知の生態系を対象とした20日間にわたる深海探査を実施する。同探査は、JAMSTECの深海潜水調査船支援母船「よこすか」に乗船し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に位置する南海トラフや七曜海山列など、生物多様性に富む深海域を調査対象とし、この海域における海洋生物多様性を明らかにすることを目指す。OceanCensusは、海洋生物の発見を加速することを目的とした、世界最大規模のプログラムであり、2023年に日本財団とNekton財団によって発足した。今回のJAMSTECとの探査は、「...●科学技術ニュース●JAMSTECと英OceanCensus、日本で初の共同深海探査を開始

  • ●科学技術ニュース●ソフトバンクと東京科学大学、「Wi-Fiを活用した遭難者携帯端末の位置特定システム」を開発

    ソフトバンクと東京科学大学工学院電気電子系藤井輝也研究室は、雪山や山岳地帯における遭難者の救助をより迅速に行うことを目的として、「Wi-Fiを活用した遭難者携帯端末の位置特定システム」を開発した。同システムは、携帯端末に搭載されているWi-Fi機能を活用して、遭難者の端末位置の推定誤差を数メートル以下にする端末位置特定システム。GPSなどのGNSS(衛星測位システム)を活用した遭難者位置特定システムによる位置の特定(1次特定)に、同システムを組み合わせることで、通信圏外のエリアで雪下に埋まった遭難者の捜索時間を大幅に短縮することが可能になる。捜索者は、まずGNSSを活用した遭難者位置特定システムによって遭難者の推定位置(GNSS推定位置)を20メートル四方に特定し、その位置に向かって移動する。GNSS推定...●科学技術ニュース●ソフトバンクと東京科学大学、「Wi-Fiを活用した遭難者携帯端末の位置特定システム」を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「THIRD MILLENNIUM THINKING アメリカ最高峰大学の人気講義」(ソール・パールマッター、ジョン・キャンベル、ロバート・マクーン著/日経BP)

    <新刊情報>書名:THIRDMILLENNIUMTHINKINGアメリカ最高峰大学の人気講義~1000年古びない思考が身につく~著者:ソール・パールマッター、ジョン・キャンベル、ロバート・マクーン訳者:花塚恵発行:日経BPTHIRDMILLENNIUMTHINKINGとは?THIRDMILLENNIUM(=3千年紀/西暦2001年~3000年)をしなやかに賢く生き抜くために、人類が長い歴史をかけて編み出してきた、最新バージョンの科学的思考。不確実性への恐れがなくなり、世界とインタラクティブにつながれるようになる。認知バイアスを正しく自覚し、重要な決断・意思決定の質が上げられる。新しい価値を生み出すために必要な楽観的で建設的な考え方がわかる。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「THIRDMILLENNIUMTHINKINGアメリカ最高峰大学の人気講義」(ソール・パールマッター、ジョン・キャンベル、ロバート・マクーン著/日経BP)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解即戦力 生産管理のしくみと改善がこれ1冊でしっかりわかる本」(生産マネジメント研究会/技術評論社)

    <新刊情報>書名:図解即戦力生産管理のしくみと改善がこれ1冊でしっかりわかる本監修:村田康一著者:生産マネジメント研究会発行:技術評論社中小製造業において、生産管理は製品品質、生産量など経営に大きな影響を与える。同書は、現在の生産体制を見直し、改善を行うための解説書。加えて、大学の経営工学の講義の教科書にも利用できるように、生産管理の基本的な考え方についても解説。生産管理に関する基本知識から業務の改善/標準化までを解説した、「ものづくり」に携わるすべての部門の人に向けた書籍。【目次】第1章生産管理の基本第2章品質管理の基本第3章コスト管理の基本第4章納期管理の基本第5章業務改善の基本第6章業務の標準化第7章品質管理の改善第8章コストの削減第9章納期管理の改善第10章生産管理の課題と対策【監修】村田康一福井...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解即戦力生産管理のしくみと改善がこれ1冊でしっかりわかる本」(生産マネジメント研究会/技術評論社)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

    <テレビ番組情報>いまからサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分7月9日(水)「磁気冷凍」装置を実現藤田麻哉(産業技術総合研究所)冷蔵庫やエアコンなど、私たちの生活に欠かせないのが「冷やす」技術。ガスを使う冷却ではなく、磁石を使って冷やす?世界初?!超画期的な方法「磁気冷凍」の技術に迫る。磁石で「冷却する」?そんな奇想天外な研究で世界をリードするのが産業技術総合研究所・藤田麻哉先生。従来、エアコンや冷蔵庫などの冷却には、液体を気体に変えるときに熱を奪う原理を活用。だがそれに用いたフロンガスのオゾン層破壊や代替フロンの温暖化効果が問題視されている。そこで藤田さんが挑むのが「磁気冷凍」。カギは新しい磁性材料の開発?エネルギー問題の根幹を変える超画期的な技術に迫る。当初は強力な磁石を開発しようと...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「THE UNIVERSE IN A BOX 箱の中の宇宙」(アンドリュー・ポンチェン著/ダイヤモンド社)

    <新刊情報>書名:THEUNIVERSEINABOX箱の中の宇宙~あたらしい宇宙138億年の歴史~著者:アンドリュー・ポンチェン訳者:竹内薫発行:ダイヤモンド社ダークマター、銀河の誕生、ブラックホール、マルチバース…。宇宙はあまりにも広大で、最新の理論や重力波望遠鏡による観察だけでは、そのすべてを見通すことはできない。そこに現れた救世主が「シミュレーション」だ。同書では、若き天才宇宙学者がビックバンから現在まで「ぶっとんだ宇宙の全体像」を提示する。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「THEUNIVERSEINABOX箱の中の宇宙」(アンドリュー・ポンチェン著/ダイヤモンド社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「チップレットの最新動向 調査レポート」(山本隆浩著/エヌ・ティー・エス)

    <新刊情報>書名:チップレットの最新動向調査レポート~半導体技術の新たな進化へ向けて~著者:山本隆浩発行:エヌ・ティー・エス高性能・多機能・低消費電力・低コスト…、現代の生活やビジネス、社会活動に欠かせない最重要物資の一つである半導体。微細化の先につながる新たな半導体製造技術として注目される「チップレット」。開発スピード、歩留まりなど微細加工技術の高度化で見えてきた課題解決に向けて技術開発の現状を知る1冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「チップレットの最新動向調査レポート」(山本隆浩著/エヌ・ティー・エス)

  • ●科学技術ニュース●東京農工大学とJAMSTEC、分子で動く超小型コンピュータを実現

    東京農工大学大学院工学研究院生命機能科学部門の川野竜司教授と同大学院工学府大学院生の滝口創太郎(研究当時・卓越大学院生)、鈴木春音(研究当時)、大原正行(研究当時)、同大学院GIR研究院の竹内七海特任助教、海洋研究開発機構(JAMSTEC)超先鋭研究開発部門の小宮健副主任研究員らのグループは、DNAの配列依存的な分子挙動を利用した単一分子DNAコンピューティングとナノポア(膜タンパク質やイオンチャネルによって、脂質二分子膜中に形成されるナノメートルサイズの微細な孔(ポア))技術を組み合わせ、脂質二分子膜中に埋め込まれた単一分子論理演算装置(single-moleculelogicunit;sMOLU)を構築した。人工細胞膜内でDNAが酵素に応答してANDゲート(全ての入力がONの時のみ、特定の出力を生じる...●科学技術ニュース●東京農工大学とJAMSTEC、分子で動く超小型コンピュータを実現

  • ●科学技術ニュース●日立と東大、ビッグデータ検索を最大135倍高速化する「動的プルーニング技術」を開発

    日立製作所と東京大学は、ビッグデータ分析の高速化に向けて、相互に複雑なつながりを持つデータ(グラフ構造データ)の検索速度を大幅に向上する「動的プルーニング技術」を開発した。従来、データベース内でデータ分析を行う際のグラフ構造データを順次たどる処理は、再帰問合せ処理と呼ばれる手続きで行われ、不要なデータを繰り返し読み取る必要があり、検索速度が低下するという課題があった。同技術では、再帰問合せ処理中に得られる情報をもとに、次に読み取るデータの範囲をリアルタイムかつ正確に特定することによって不要なデータ読み取りを削減し、検索速度を大幅に向上させる。今回、製造業の製品出荷判定を対象にした検証では、データ検索速度を従来比で最大135倍向上できることを確認した。これにより、製品の設計から製造、流通、保守までの工程や部...●科学技術ニュース●日立と東大、ビッグデータ検索を最大135倍高速化する「動的プルーニング技術」を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「「超」入門 三角関数」( 神永正博著/講談社)

    <新刊情報>書名:「超」入門三角関数~三角は「円と波」から考える!~著者:神永正博発行:講談社(ブルーバックス)同書の主な内容:そもそも三角関数とは何か、まずは円から考える、暴れ馬タンジェント、正弦定理余弦定理も怖くない、気候変動からフーリエ解析まで、電気通信大学の校章に秘められた思い、フーリエ解析で周波数を取り出す、子猫の鳴き声を分解する?ほか。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「「超」入門三角関数」(神永正博著/講談社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「符号理論の数理」(桂 利行著/東京大学出版会)

    <新刊情報>書名:符号理論の数理~線形符号と代数幾何・数論・組合せ数学の出会い~著者:桂利行発行:東京大学出版会データ圧縮・暗号化・誤り訂正・ネットワーキングに使用される符号理論は、現実社会への応用として重要なだけではなく、数学としても大変興味深く美しい構造を秘めている。同書は、その数学的側面に焦点を当て、理論体系や数学の諸分野への応用を解説する。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「符号理論の数理」(桂利行著/東京大学出版会)

  • ●科学技術ニュース●JAMSTEC、黄砂は水溶性有機エアロゾルの重要な化学反応器であることを新たな研究で解明

    海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球環境部門の伊藤彰記主任研究員は、JAMSTECが運用するスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を用いて、観測に裏付けられた全球大気化学輸送モデルを開発した。その計算結果、地球規模での鉱物ダストによる二次有機エアロゾル生成の寄与を明らかにした。黄砂のような大気中に浮遊する小さな粒子(エアロゾル)は健康被害をもたらし、気候変動の一因ともなっている。さらに主にサブミクロン粒子に含まれる一部の水溶性有機物質は、鉄と錯体を形成し、より安定な「溶存鉄」を、海洋の植物プランクトンにとって必要な栄養素として供給することがこれまでに考えられている。これらのエアロゾルがどこでどのように形成されるかを理解することは、発生源付近の住民にとっては健康被害の観点から、沿岸地域の住民にとっては食...●科学技術ニュース●JAMSTEC、黄砂は水溶性有機エアロゾルの重要な化学反応器であることを新たな研究で解明

  • ●科学技術ニュース●NTTと京都大学、世界初、量子超越性と暗号の安全性が等価であることを証明

    白川雄貴京都大学基礎物理学研究所博士課程学生、森前智行同准教授、山川高志NTT社会情報研究所上席特別研究員(兼:基礎物理学研究所特任准教授)の研究グループは、量子計算機が古典計算機よりも高速であることの必要十分条件を暗号理論の観点から明らかにした。量子計算機は古典計算機を凌駕する計算能力が期待されているが、この量子超越性1が存在するためには何が必要なのか、その条件はこれまで明確にされていなかった。同研究は、量子超越性と暗号の安全性が等価であることを証明し、量子超越性の必要十分条件に対して初めて明確な解答を与えた。さらに興味深いことにこの成果は、量子超越性が存在しない場合、現在安全とされている暗号機能の多くが破られることも意味する。これは、情報セキュリティ分野にとっても重要な意味を持ち、量子超越性の存在その...●科学技術ニュース●NTTと京都大学、世界初、量子超越性と暗号の安全性が等価であることを証明

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「まじめに動物の言語を考えてみた」(アリク カーシェンバウム著/柏書房)

    <新刊情報>書名:まじめに動物の言語を考えてみた著者:アリクカーシェンバウム訳者:的場知之発行:柏書房誰もが動物と会話したいと思っている。はたしてそれは可能なのだろうか。残念ながらこれまでの研究では明確な答えが出ていない。なぜなら、私たちはそれを調べる方法を間違えているからなのだ。それを実現するには、動物が発する音(声)を調べて、それを人間の言葉に「翻訳」するのではなく、動物がなぜそのような行動をとるのか、その行動はどこから来るのか、そしてその行動を支えるために彼ら特有のコミュニケーションがどのように進化してきたのかを理解する必要があるのだ。しかも実験室の中ではなく動物たちが棲む本来の場所でのコミュニケーションを知らなければならないのだ。つまり、動物のコミュニケーションを彼らの視点から見ることが大事になる...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「まじめに動物の言語を考えてみた」(アリクカーシェンバウム著/柏書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ゼロからわかる!管理職のためのChatGPT実践大全」(綱島佑介、酒井麻里子著/実務教育出版)

    <新刊情報>書名:ゼロからわかる!管理職のためのChatGPT実践大全著者:綱島佑介、酒井麻里子発行:実務教育出版いまなら間に合う。この先管理職が生き残っていくための「ChatGPTサバイバルガイド」誕生。日本初・管理職のためのChatGPT攻略本。管理、分析、アイデア、時短etc…人手不足に悩む管理職にとって、この一冊が最強の部下になる。まずは数ある生成AIの中で、ChatGPT一本にコミットするのが正解。あらゆる現場仕事を効率化する生成AIを使いこなすマインドセットとノウハウ満載。ド文系・デジタル音痴でも心配無用。【目次】Chapter0いま、管理職にこそChatGPTが必要な理由Chapter1一度やれば忘れない!ChatGPTの基本設定と操作方法編Chapter2プレイヤー業務編Chapter3管...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ゼロからわかる!管理職のためのChatGPT実践大全」(綱島佑介、酒井麻里子著/実務教育出版)

  • ●科学技術ニュース●JAMSTECなど、令和6年能登半島地震で生じた海底地すべりの痕跡を検出

    海洋研究開発機構(JAMSTEC)海洋機能利用部門海底資源センターの笠谷貴史センター長代理、金子純二技術副主幹、東京大学大気海洋研究所の沖野郷子教授、小野誠太郎大学院生(研究当時)、海上保安庁海洋情報部の南宏樹課長補佐らは、地震前後の海底地形データを比較して令和6年能登半島地震で生じた海底地すべりと考えられる痕跡を新たに検出した。解析には、地震前の海底地形データは海上保安庁海洋情報部が地震発生前年の2023年5月に取得したものを使用し、地震後のデータは学術研究船「白鳳丸」による第一次から第三次緊急調査航海(2024年1月~3月)によって得られたものを使用した。分析の結果、能登半島地震による海底地形の変化が広範囲にわたって生じた可能性が示唆された。令和6年1月1日に津波を伴うM7.6(JMA)の大きな地震が...●科学技術ニュース●JAMSTECなど、令和6年能登半島地震で生じた海底地すべりの痕跡を検出

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「美しく残酷なヒトの本性」(長谷川 眞理子著/PHP研究所)

    <新刊情報>書名:美しく残酷なヒトの本性~遺伝子、言語、自意識の謎に迫る~著者:長谷川眞理子発行:PHP研究所他の動物とは違う“ヒトの本性”がわかる。ヒトは美しくもあり、また残酷な生き物だ。赤子のときは利他的な行動を取るのに、なぜ大人になるにつれて利己的になってしまうのか。「人の能力を決めるのは遺伝か環境か」という論争はなぜ不毛なのか。チンパンジーにヒトのような言語能力はあるのか。魚にも自意識はあるのか――。遺伝子、言語、自意識という3つの謎を進化生物学の知見から読み解き、“人間の正体”に迫る。【目次】第1章:生き物の世界第2章:ヒトに固有の特徴は何か第3章:「遺伝か環境か」論争の不毛第4章:ヒトは本来「利他的」なのになぜ争うのか第5章:「現代病」に陥る人類第6章:ヒトを育てる、人を育てる●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「美しく残酷なヒトの本性」(長谷川眞理子著/PHP研究所)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学の現在π×i」(斎藤 毅、河東泰之、小林俊行編/東京大学出版会)

    <新刊情報>書名:数学の現在π×i編者:斎藤毅、河東泰之、小林俊行発行:東京大学出版会微積分や線形代数の先には、どのような世界がくりひろげられているのだろう。東大数理の執筆陣が、いま数学ではどのようなおもしろい研究がおこなわれているのかを、初学者に向けて生き生きと紹介。好評を博した『数学の現在i,π,e』の続編。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学の現在π×i」(斎藤毅、河東泰之、小林俊行編/東京大学出版会)

  • ●科学技術ニュース●JAMSTECなど、抗体タンパク質を脂質修飾し脂質ナノカプセル(リポソーム)の表面に固定化する技術を開発

    海洋研究開発機構(JAMSTEC)超先鋭研究開発部門の車兪澈主任研究員らのグループは、ジーンフロンティア株式会社、東京科学大学総合研究院細胞制御工学研究センター丹羽達也助教と共同で、試験管内で合成した抗体タンパク質を脂質修飾し、脂質ナノカプセル(リポソーム)の表面に固定化する技術を開発した。この方法は培養細胞などを使用しないため、これまでの技術では通常数週間から数ヶ月間かかっていた工程をわずか2日間で完了することができる。また抗体だけではなく、原理上全ての水溶性タンパク質をリポソームの表面に結合させることができる。この方法で低分子抗体(VHH抗体)を合成してリポソーム上に固定すると、ターゲット抗原を表面に持ったがん細胞に特異的に結合することが実証された。リポソームは抗がん剤や遺伝子を膜構造のカプセルの中に...●科学技術ニュース●JAMSTECなど、抗体タンパク質を脂質修飾し脂質ナノカプセル(リポソーム)の表面に固定化する技術を開発

  • ●科学技術ニュース●ソフトバンク、「空飛ぶ基地局」のHAPSを2026年に日本でプレ商用サービス開始へ

    ソフトバンクは、成層圏通信プラットフォーム(HighAltitudePlatformStation:「HAPS」)のプレ商用サービスを、2026年に日本国内で開始する。この一環として、浮力を利用して飛行を維持するLTA(LighterThanAir)型のHAPSを開発する米Sceye,Inc.(スカイ)に出資し、日本国内におけるHAPSのサービス展開に係る独占権を取得する契約を、2025年6月20日に締結した。ソフトバンクは、これまで開発を進めてきたHTA型のHAPSに加えて、新たにLTA型のHAPSを活用することで、早期の商用化を推進する。HAPSの商用化により、大規模災害時の通信サービスの提供に加え、6G(第6世代移動通信システム)時代を見据えて、ドローンやUAV(無人航空機)向けに安定した通信環境を...●科学技術ニュース●ソフトバンク、「空飛ぶ基地局」のHAPSを2026年に日本でプレ商用サービス開始へ

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「シン・進化論」(日経サイエンス編集部/日経サイエンス社)

    <新刊情報>書名:シン・進化論~生物の型破りな戦略~著者:日経サイエンス編集部発行:日経サイエンス社(日経サイエンス別冊278)最初の生命はどこで生まれたのか。単純で原始的だった生物が、複雑な構造を獲得したのはいつか。繁栄に成功した秘訣はいったい何だったのか。さまざまな生物の進化をひもといていくと、こうした問いに対して、これまでの常識では考えられなかったような可能性が見えてくる。【目次】Part1生命の起源に迫るPart2爆発的進化が起きた海Part3大絶滅を生き抜くヒントPart4型破りな進化戦略Part5進化は今も起きている●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「シン・進化論」(日経サイエンス編集部/日経サイエンス社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「電気事業便覧 2024年版」(経済産業省資源エネルギー庁編/経済産業統計協会)

    <新刊情報>書名:電気事業便覧2024年版編者:経済産業省資源エネルギー庁発行:経済産業統計協会電気事業便覧は、1954年(昭和29年)の創刊以来、日本の電気事業の現状と累年的推移の概要を統計的に集録し、電気事業に携わる方など、電気事業関係者の参考に資する書籍として活用されてきた。そして、60年ぶりの抜本的な電力システム改革が進められる中で、新規参入事業者や卸電力取引所の動向、小売全面自由化の進捗状況、海外主要国の電気事業の概要などを追加し、電気事業についてより広く俯瞰できるような内容に刷新した。また、毎年、より充実したものとなるよう検討して、更新している。日本の電気事業の現状と累年的推移の概要を統計的に集録。全面自由化以降の電気事業を取り巻く状況を俯瞰できる一冊。旧一般電気事業者のみならず、新規参入事業...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「電気事業便覧2024年版」(経済産業省資源エネルギー庁編/経済産業統計協会)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

    <テレビ番組情報>いまからサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分7月2日(水)太陽系の外にある惑星「系外惑星」成田憲保(東京大学教授)太陽系の外にある惑星「系外惑星」。いま、系外惑星が次々発見されている。「第2の地球」はあるのか?地球外生命の存在は?宇宙研究の最前線に迫る。太陽系以外に「第2の地球」はあるのか?実は世界で初めて「系外惑星」が発見されたのは、つい最近の1995年。恒星と違い自ら発光しないため見つけるのが困難だった。そんな中、いま次々と系外惑星を発見しているのが東京大学・成田憲保教授。秘密は先生が開発した特殊な観測装置。なぜ発見できるのか?そもそも系外惑星はどんな星なのか?宇宙はヘンな惑星だらけ?想像を超えた系外惑星の知られざる世界に迫る。系外惑星発見が困難だったのは、太陽系の...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「世界は基準値でできている」(永井孝志、村上道夫、小野恭子、岸本充生著/講談社)

    <新刊情報>書名:世界は基準値でできている~未知のリスクにどう向き合うか~著者:永井孝志、村上道夫、小野恭子、岸本充生発行:講談社(ブルーバックス)世界はいま、すべての境目が混沌としている。オリンピックではトランスジェンダーの選手が活躍し、大人になる年齢は18歳か20歳か曖昧になり、AIが書いた文章は人間のそれと見分けがつかなくなった。一方、コロナ禍にできた「新ルール」は迷走し、PFASが「新たな脅威」とされ、「新規」の食品や「新手」のハラスメントも次々に現れ、新しいリスクとなっている。こんなときこそ、われわれには「基準値」が必要だ。しかし誰にも公平な基準値をつくるのは難しい。2014年刊行『基準値のからくり』が大好評を博した4人の基準値オタクが、今度は世界規模で基準値の驚きのからくりを解き明かす。ようこ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「世界は基準値でできている」(永井孝志、村上道夫、小野恭子、岸本充生著/講談社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「情報法入門<第7版>」(小向太郎著/NTT出版)

    <新刊情報>書名:情報法入門<第7版>~デジタル・ネットワークの法律~著者:小向太郎発行:NTT出版同書は、生成AIの急展開に並走するデジタルビジネス・政策の基本書。「情報法」に関する入門書として好評を博している『情報法入門』の最新改訂版。デジタル・ネットワークと情報に関する法律の総合理解のために、法律の専門知識のない読者でも理解できるよう丁寧に解説する。<第7版における、主な改訂内容>1.最新技術の動向2.情報化関連政策3.海外における法整備の動向4.重要判例【著者】小向太郎中央大学国際情報学部教授。博士(法学)。情報通信総合研究所取締役法制度研究部長、日本大学危機管理学部教授をへて現職。専門は情報法。著書に『概説GDPR─世界を揺るがす個人情報保護制度』『実践eディスカバリ─米国民事訴訟に備える』(以...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「情報法入門<第7版>」(小向太郎著/NTT出版)

  • ●科学技術ニュース●JAMSTECなど、試験管内で合成した抗体タンパク質を脂質修飾しリポソームの表面に固定化する技術を開発

    海洋研究開発機構(JAMSTEC)超先鋭研究開発部門の車兪澈主任研究員らのグループは、ジーンフロンティア株式会社、東京科学大学総合研究院細胞制御工学研究センター丹羽達也助教と共同で、試験管内で合成した抗体タンパク質を脂質修飾し、脂質ナノカプセル(リポソーム)の表面に固定化する技術を開発した。この方法は、培養細胞などを使用しないため、これまでの技術では通常数週間から数ヶ月間かかっていた工程をわずか2日間で完了することができる。また抗体だけではなく、原理上全ての水溶性タンパク質をリポソームの表面に結合させることができる。この方法で低分子抗体(VHH抗体)を合成してリポソーム上に固定すると、ターゲット抗原を表面に持ったがん細胞に特異的に結合することが実証された。リポソームは、抗がん剤や遺伝子を膜構造のカプセルの...●科学技術ニュース●JAMSTECなど、試験管内で合成した抗体タンパク質を脂質修飾しリポソームの表面に固定化する技術を開発

  • ●科学技術ニュース●東京メトロなど、5Gを活用したCBTCシステムの営業線における実証試験に成功

    東京地下鉄(東京メトロ)、鉄道総合技術研究所(鉄道総研)、日立製作所、三菱電機、NTTコミュニケーションズ(NTTCom)は、第五世代移動通信設備(5G)を活用し、地下のトンネル内や地上の線路内等に設置された地上設備と列車間での通信を実現するための実証試験を実施し、有用性を確認した。同実証試験ではパブリック(公衆網)/ローカル(自営網)5Gを用いて、FRMCS(FutureRailwayMobileCommunicationSystemの略語。欧州を中心に規格の検討がされている次世代の鉄道向け無線通信基盤。様々な通信手段を集約し、通信状況に応じた柔軟な切替え制御を実現するシステム)を参照した鉄道用通信基盤のプロトタイプを、東京メトロのフィールド内に構築し、鉄道の各種システムを想定した5G通信の実用性を20...●科学技術ニュース●東京メトロなど、5Gを活用したCBTCシステムの営業線における実証試験に成功

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「なぜゲームをすると頭が良くなるのか」(星 友啓著/PHP研究所)

    <新刊情報>書名:なぜゲームをすると頭が良くなるのか著者:星友啓発行:PHP研究所ゲームは脳の機能を向上させ、メンタルにも良い影響を与えることが科学的に証明されている。理想的なゲームとの付き合い方を伝授。「『ゲームなんて時間の無駄ではないか』と思っている人は少なくないでしょう。しかし、最新の脳科学や心理学の研究によると、ゲームにはさまざまな効用があるといいます。たとえば……。・ゲームで海馬が大きくなって、活性化する・アクションゲームは短期記憶、空間認識能力など理系の力を育てる・マルチタスクの能力も上がる・RPGやパズルゲーム、ストラテジーゲームで、問題解決能力が上がる・「マインクラフト」などのサンドボックスゲームやパズルゲームで、クリエイティビティが上がる・ゲームで脳が若返る・メンタルや、周囲との関係性も...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「なぜゲームをすると頭が良くなるのか」(星友啓著/PHP研究所)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「基礎から学ぶ プログラムの原理」(河西朝雄著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:基礎から学ぶプログラムの原理著者:河西朝雄発行:技術評論社最近のプログラミングは、ライブラリや生成AIを使えば、難しい原理を理解しなくてもプログラムを作成できるが、これにより人間の思考能力やAIの答えを判断する力が低下する可能性がある。著者の長年の経験から、プログラミングでは不変の原理や原則を基礎から学ぶことが重要だと考えている。また、プログラミングは進化の過程でいくつかのパラダイムシフトを経てきており、それらを理解することで幅広い概念を学べる。同書では、単なるプログラムを作るための入門書にとどまらず、コンピュータリテラシーや情報科学の幅広い側面に焦点を当てており、原理原則に基づいた深い理解を目指している。プログラミング初心者から中級者、さらには現代のプログラム技術をより深く学びたい方ま...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「基礎から学ぶプログラムの原理」(河西朝雄著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●北海道大学とJAMSTEC、嫌気性アンモニア酸化反応における酸素同位体分別を求めることに世界で初めて成功

    北海道大学大学院工学研究院の岡部聡教授、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の小林香苗特任研究員らの研究グループは、嫌気性アンモニア酸化(アナモックス)反応における酸素同位体分別(18ε)を求めることに世界で初めて成功した。海洋の窒素循環は、地球環境の維持に不可欠なサイクルであり、その仕組みを正確に理解することにより、気候変動対策や生態系の保全に大きく寄与することができる。しかし、その中で重要な役割を果たす嫌気性アンモニア酸化(アナモックス)による窒素除去のプロセスについては、まだ未解明な点が多く残されている。特に、アナモックスの酸素同位体分別(18ε)は、反応が複雑であるためこれまで全く研究が行われていなかった。同研究では、海洋性アナモックス細菌Ca.Scalinduasp.の高度に集積した培養液を用いて...●科学技術ニュース●北海道大学とJAMSTEC、嫌気性アンモニア酸化反応における酸素同位体分別を求めることに世界で初めて成功

  • ●科学技術ニュース●ラピダス、独シーメンスと2nm半導体設計に向け協業を開始

    ラピダスは、独シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアと2nm世代以降の半導体設計・製造プロセスにおける戦略的コラボレーションを締結した。ラピダスは、シーメンスが提供する、半導体設計から製造に至るまで、物理検証・製造最適化・信頼性評価を高精度かつ効率的に実現する業界標準の検証ソリューションであるCalibreプラットフォームを基盤としたPDK(ProcessDesignKit)の共同開発を行い、設計・検証のエコシステムを構築する。この協業では、ラピダスが掲げるMFD(ManufacturingForDesign:設計のための製造)という概念の具現化を目指す。MFDにより、顧客が設計した製品は、その製造初期段階から高い歩留まりを達成し、短TAT化を実現していく。ラピダスとシーメンスEDAは、前工程から...●科学技術ニュース●ラピダス、独シーメンスと2nm半導体設計に向け協業を開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>「電子を知れば科学がわかる」(江馬一弘著/講談社)

    <新刊情報>書名:電子を知れば科学がわかる~物質・量子・生命を司る小さな粒子~著者:江馬一弘構成:松下安武発行:講談社(ブルーバックス)物理学の基本がよくわかる、入門的なまさに科学への入口ともいうべき一冊。「電子」の発見から、その基本的な性質、量子力学からみた電子のありさまとそのふるまい、あらゆる化学反応の主役ともいうべき電子のはたらき、われわれの生活技術を支える、金属・半導体と電子、そしてヒトをふくむ生物の体の中でも活躍する電子など、世界に充ち満ちている「電子」の性質、その不思議なふるまい、その多岐にわたるはたらきを余すところなく解説。著者は、上智大学で「身近な物理」の講義を受け持ち、科学雑誌ニュートンの監修などでもおなじみの江馬一弘先生。難しいテーマもわかりやすく、面白く伝えてもらう。【目次】プロロー...●科学技術書・理工学書<新刊情報>「電子を知れば科学がわかる」(江馬一弘著/講談社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「プロジェクト大全」(金杉 肇著/日本実業出版社)

    <新刊情報>書名:プロジェクト大全著者:金杉肇発行:日本実業出版社チーム編成、セッション、著名なプロジェクトメイカーからの気づき、プロジェクト視点の目標設定、問題解決、新規事業、ビジネスモデル、フレームワーク等、さらに憲章、要件、WBS、工程表等を独自に詳解したプロジェクトライフサイクルを完全公開。【著者】金杉肇起業家/プロジェクトメイカー。ドワンゴほか20社を超える企業の取締役を歴任。エンタメを中心にした新規事業や多業種にまたがるプロジェクトを数多く立ち上げる。現在、事業創出や経営支援のアドバイザリー、講演、執筆など多面的な活動をしている。共著に『マネーと国家と僕らの未来』(共著:堀江貴文・茂木健一郎、廣済堂出版)がある。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「プロジェクト大全」(金杉肇著/日本実業出版社)

  • ●科学技術ニュース●京都大学など、Sn-Pb系ペロブスカイト半導体の界面構造制御法を開発しオールペロブスカイトの太陽電池の高性能化を実現

    京都大学化学研究所の若宮淳志教授(iCeMS連携PI)、ShuaifengHu博士後期課程(研究当時、現:オックスフォード大博士研究員)、MinhAnhTruong助教らの研究グループは、オックスフォード大学のHenryJ.Snaith教授、JunkeWang博士、自然科学研究機構分子科学研究所のPeiZhao特任助教、江原正博教授(総合研究大学院大学)、理化学研究所の中野恭兵博士、但馬敬介博士らとの共同研究成果として、スズを含むSn-Pb系ペロブスカイト半導体の界面構造制御法を開発し、これをボトムセルとして用いることで、オールペロブスカイトのタンデム型太陽電池の高性能化を実現した。独自の添加剤として、アミノ酸基とカルボン酸基を分子内に併せもつフェニルアラニンをSn-Pb系ペロブスカイト半導体の前駆体溶液...●科学技術ニュース●京都大学など、Sn-Pb系ペロブスカイト半導体の界面構造制御法を開発しオールペロブスカイトの太陽電池の高性能化を実現

  • ●科学技術ニュース●富士通と理研、スパコン「富岳」の次世代機「富岳NEXT」の開発開始

    富士通は、理化学研究所(理研)より、スパコン「富岳」の次世代となる新たなフラッグシップシステム(開発コードネーム:「富岳NEXT」)における全体システム、計算ノード、CPU部の基本設計を受注した。基本設計の期間は、2026年2月27日まで。富士通は、全体システム、計算ノード、CPU部を含む、「富岳NEXT」の基本設計を行う。この基本設計では、「富岳」で培った性能追求の知見に加え、現在開発中の汎用CPU「FUJITSU-MONAKA」で適用する先進的な技術を融合・進化させる。これらの技術に加え、「富岳NEXT」は、GPUなどアクセラレーターとの連携により、多様な需要変化にも柔軟に対応できるシステムを目指す。最先端の2ナノメートルテクノロジーを採用する「FUJITSU-MONAKA」は、最新の3Dパッケージ構...●科学技術ニュース●富士通と理研、スパコン「富岳」の次世代機「富岳NEXT」の開発開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「生物学を進化させた男 エドワード・O・ウィルソン」(リチャード・ローズ著/草思社)

    <新刊情報>書名:生物学を進化させた男エドワード・O・ウィルソン著者:リチャード・ローズ訳者:的場知之発行:草思社アリの生態の解明、「社会生物学」による一大論争、「バイオフィリア」での生物多様性の訴え…生物学に巨大な功績をのこす巨人に、ピュリッツァー賞作家が迫る。【著者】リチャード・ローズジャーナリスト・作家。ピュリッツァー賞(ノンフィクション部門)、全米図書賞、全米書評家協会賞を受賞した『原子爆弾の誕生』(啓学出版/紀伊國屋書店)を含む26冊の著書がある。イェール大学を卒業し、フォード財団、全米芸術基金、ジョン・シモン・グッゲンハイム記念財団、アルフレッド・P・スローン財団からフェローシップを受けている。邦訳には『原爆から水爆へ』(紀伊國屋書店)、『アメリカ農家の12カ月』(晶文社)、『メイキング・ラヴ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「生物学を進化させた男エドワード・O・ウィルソン」(リチャード・ローズ著/草思社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「GPUクラスタ×生成AI」(大野泰弘、力石誠也、TT PCコミュニケーションズ著/NTT出版)

    <新刊情報>書名:GPUクラスタ×生成AI~13のポイントで実現する次世代基盤とビジュアライゼーション実践ガイド~著者:大野泰弘、力石誠也、TTPCコミュニケーションズ発行:NTT出版フルスタックエンジニアが磨く最先端スキルと実践ノウハウ。AI開発基盤構築とビジュアライゼーション実践ノウハウを公開。同書は、NTTPCの取り組みや強みをもとに、生成AI基盤の作り方について具体的かつ実践的な情報を提供していく。GPUクラスタを利用して生成AI/LLM基盤の開発・導入を目指す企業の技術者、大学などの研究者、最新のビジュアライゼーション技術とその実践的な応用方法を学び、自身の業務に生かしたい建設業、製造業、都市計画などの技術者や大学などの研究者、それらの分野に興味を持つ学生が学ぶためのリソースとなることを目指す。...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「GPUクラスタ×生成AI」(大野泰弘、力石誠也、TTPCコミュニケーションズ著/NTT出版)

  • ●科学技術ニュース●分子科学研究所、人工分子モーターの合理的な改造で天然のモータータンパク質に匹敵する運動速度と走行距離を達成

    分子科学研究所/総合研究大学院大学の原島崇徳助教、大友章裕助教(当時、現京都大学大学院理学研究科助教)、飯野亮太教授らの研究グループは、人工分子モーターの一種であるDNAナノ粒子モーターの運動素過程と化学反応素過程の解析に基づき、合理的に運動性能を向上させることに成功した。この成果により、30nm/s(秒速30ナノメートル、ナノメートルは1メートルの10億分の1の大きさ)の運動速度と3μm(マイクロメートル、=1000ナノメートル)の走行距離を同時に達成し、天然に存在するモータータンパク質の運動性能に匹敵する人工分子モーターを初めて実現した。同研究ではまず、DNAナノ粒子モーターの運動速度を制限する要因を明らかにするため、暗視野顕微鏡を用いた高速高精度1粒子トラッキングを実施した。DNAナノ粒子モーターは...●科学技術ニュース●分子科学研究所、人工分子モーターの合理的な改造で天然のモータータンパク質に匹敵する運動速度と走行距離を達成

  • ●科学技術ニュース●NTTコムなど、手術支援ロボットを用いた欧州と日本間で初となる遠隔手術の実証実験に成功

    日本外科学会とメディカロイドおよびNTTコミュニケーションズは、兵庫県神戸市とフランスストラスブール間において手術支援ロボット「hinotori」サージカルロボットシステムを用いた遠隔ロボット手術の実証実験に成功した。フランスストラスブールに拠点を置くロボットトレーニングセンターIRCADに設置した「hinotori」のサージョンコックピットからIRCAD創設者であるジャック・マレスコー氏の指揮に基づき、アルマンド・メラーニ氏(IRCADラテンアメリカサイエンティフィック・ディレクター)が手術操作を行い、日本外科学会の医師による助手操作・補助の下、神戸側に設置したオペレーションユニットの手術操作を遠隔で行う実証実験を行った。同実証実験においては、メディカロイドが開発した手術支援ロボット「hinotori」...●科学技術ニュース●NTTコムなど、手術支援ロボットを用いた欧州と日本間で初となる遠隔手術の実証実験に成功

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIを使って考えるための全技術」(石井力重著/ダイヤモンド社)

    <新刊情報>書名:AIを使って考えるための全技術~「最高の発想」を一瞬で生み出す56の技法~監修:加藤昌治著者:石井力重発行:ダイヤモンド社もはや「頭の良さ」に、意味はない。15万部ベストセラー『考具』の著者も絶賛!思考と発想法のプロが編み出した「56の考える技法」をAIで完全再現。あらゆる問題解決やアイデア発想が加速する、新時代の思考スキル【著者】石井力重アイデアプラント代表。早稲田大学・名城大学・東北工業大学非常勤講師(デザイン論、創造的思考法、アイデア基礎)。日本創造学会理事およびデジタル推進委員会委員長。東北大学大学院修了後(理学修士)、ハイテク専門商社に5年勤務。同大2つの大学院(工学、経済学)博士後期課程にて創造工学を研究後に退学。新エネルギー・産業技術総合開発機構のNEDOフェローとして大学...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIを使って考えるための全技術」(石井力重著/ダイヤモンド社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「製造業の仕事の基本」(石川和幸著/日本実業出版)

    <新刊情報>書名:製造業の仕事の基本著者:石川和幸発行:日本実業出版製造業(メーカー)が行っている企画・開発、販売計画、マーケティング、生産管理、品質管理、アフターサービス、システムなどの仕事をわかりやすく解説。仕事の内容と目的はもちろん、他の部門、外部業者とどう連携しているかも理解できる入門書。【著者】石川和幸早稲田大学政治経済学部政治学科卒、筑波大学大学院経営学修士。日本能率協会コンサルティング、アンダーセン・コンサルティング(現、アクセンチュア)、日本総合研究所などを経て、サステナビリティ・コンサルティングを設立、代表を務める。専門はSCM、生産管理構想・構築、システム導入、ERP導入、プロジェクトマネジメント等。主な著書は、『最新版図解生産管理のすべてがわかる本』『SCMの基本』『在庫マネジメント...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「製造業の仕事の基本」(石川和幸著/日本実業出版)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

    <テレビ番組情報>いまからサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分6月25日(水)“汗腺科学”で世界をリードする藤田郁尚(マンダム/大阪大学大学院招へい教授)この時期に気になる「不快な汗」を抑える“汗腺科学”で世界をリードするマンダムの藤田郁尚先生。汗の大元・汗腺を眠らせる!?デオドラント研究最前線。じめじめと暑い日が続くこの時期に、とにかく気になる「不快な汗」。それを抑える最新の“汗腺科学”で世界をリードする化粧品大手・マンダムの藤田郁尚先生が登場。実は、私たちが汗をかく詳しいメカニズムは去年まで分かっていなかった。そんな長年の疑問に答えを出して、汗を抑える“全く新しい”方法の開発に成功したという藤田先生。『汗腺を眠らせる!?』驚きの最新デオドラント研究に、加藤浩次が斬り込む。実は、全身で...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「THE ROBOT'S REBELLION ロボットの反逆」(キース・E・スタノヴィッチ著/ダイヤモンド社)

    <新刊情報>書名:THEROBOT'SREBELLIONロボットの反逆~ヒトは生存機械(サバイバルマシン)にすぎないのか~著者:キース・E・スタノヴィッチ解説:読書猿訳者:藤田美菜子、木島泰三発行:ダイヤモンド社読書猿絶賛!「ファスト&スロー」「利己的な遺伝子」の原点となる、認知心理学の伝説の名著が復刊。私たち人間は本当に、遺伝子の乗り物=生存機械(サバイバルマシン)に過ぎないのか?AIの時代にこそ読みたい一冊。【目次】第1章ダーウィニズムの深淵を覗きこむ第2章自己自身と対立する脳第3章ロボットの秘密兵器第4章「自律的な脳」のバイアス──ショートリーシュ型の心が苦しみをもたらす理由第5章進化心理学はどこで間違ったのか第6章合理性障害──たくさんの賢い人が、たくさんの愚かなことをしでかす理由第7章遺伝子の奴...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「THEROBOT'SREBELLIONロボットの反逆」(キース・E・スタノヴィッチ著/ダイヤモンド社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「食品開発における「匠の技」とその再現技術」

    <新刊情報>書名:食品開発における「匠の技」とその再現技術監修:山野善正発行:エヌ・ティー・エス同書は、熟練の技を科学で見える化し、「匠の技」の秘密に迫る一冊。「匠の技」を分析し、再現、工業化を可能にする最新技術を徹底解説。最新の調理ロボットや調理家電の開発動向も紹介。【目次】第1章「匠の技」おいしさの見える化第2章食品の大量調理技術第3章調理機械の開発第4章調理ロボットの開発第5章調理家電の開発第6章「匠の技」の応用事例。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「食品開発における「匠の技」とその再現技術」

  • ●科学技術ニュース●東北大学など、鎖長や内部構造が一義に規定された金属錯体分子鎖(ナノチェーン)を系統的に合成・単離することに成功

    東北大学大学院理学研究科の豊田良順助教、谷口晴大学院生、千葉湧太大学院生、坂本良太教授の研究グループは、東京理科大学の福居直哉助教、西原寛教授ら、京都大学の浦谷浩輝特定助教(科学技術振興機構さきがけ専任研究者を兼任)、帝京科学大学・分子科学研究所の高谷光教授との共同研究により、鎖長や内部構造が一義に規定された金属錯体分子鎖(ナノチェーン)を系統的に合成・単離することに成功した。その構造的特色を活かし、ナノチェーンからの発光現象を理論的に再現するという独自の戦略を取ることで、これまで定量が困難であった最近接サイト間での励起子の移動速度を見積もることに初めて成功した。同研究は超短波レーザーを用いずに超高速光現象を理解するための新たな解析手法として期待される。同研究グループでは、発光性ジピリン亜鉛錯体に着目し、...●科学技術ニュース●東北大学など、鎖長や内部構造が一義に規定された金属錯体分子鎖(ナノチェーン)を系統的に合成・単離することに成功

  • ●科学技術ニュース●キヤノン、高ダイナミックレンジを実現したSPADセンサーを開発し暗所や明暗差のあるシーンでも被写体の検知が可能に

    キヤノンは、156dBの高ダイナミックレンジを実現した2/3インチ・約210万画素のSPADセンサーを開発した。独自の技術により、高ダイナミックレンジ、低消費電力、LEDフリッカーの抑制を実現した。さらなる技術開発を進め、量産開始を目指す。SPADセンサーは、画素に入射した光の粒子(フォトン)を1つひとつ数えるフォトンカウンティングと呼ばれる原理を採用したセンサー。光を読み出す際にノイズが入らないため、暗い所でもわずかな光を検出し、ノイズの影響を受けずに被写体を鮮明に撮影したり、対象物との距離を高速・高精度に測定したりすることができる。しかし、従来高照度下では、入射したフォトンが一定数を超えると処理のスピードが間に合わずにそれぞれを分離して検出できなくなり、画像が白飛びしたり、フォトンを1つずつ全てカウン...●科学技術ニュース●キヤノン、高ダイナミックレンジを実現したSPADセンサーを開発し暗所や明暗差のあるシーンでも被写体の検知が可能に

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「天才を殺す凡人」(北野唯我著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:天才を殺す凡人~職場の人間関係に悩む、すべての人へ~著者:北野唯我発行:日本経済新聞出版(日経ビジネス人文庫)世の中には天才と秀才と凡人がいる。凡人は天才を理解できず、排斥する。秀才は天才に憧憬と嫉妬心を持つが、天才は秀才にそもそも関心がない――。職場におけるコミュニケーションの断絶を、才能という観点から鮮やかに斬った話題のベストセラー、いよいよ文庫本化。「AIとリモートワーク時代の天才・秀才・凡人」「読者との一問一答」を加筆。【目次】ステージ1才能ってなんだろうステージ2相反する才能ステージ3武器を選び、戦え解説あとがき読者との一問一答文庫版のための追論AI・リモートワーク時代の天才・秀才・凡人BLOG凡人が、天才を殺すことがある理由(同書は2019年1月に刊行した同名書を加筆・修正し...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「天才を殺す凡人」(北野唯我著/日本経済新聞出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>「生成AI最速仕事術」(たてばやし淳著/かんき出版)

    <新刊情報>書名:生成AI最速仕事術著者:たてばやし淳発行:かんき出版仕事が速い人は、AIに“仕事を任せている”――同書は、そのノウハウを徹底解説。秘訣は「プロンプトの型」にあり。作業時間は「1時間→30秒」に。Gamma、NapkinAI、DeepResearch……使える生成AI・ツールを全網羅。・日報や議事録、メール作成に追われ、毎日が手一杯・生成AIを使ってみたが、思うように成果が出ない・AIの命令文(プロンプト)を考えるのが面倒・結局どのAIを使えばいいか分からない……。同書では、こんな悩みを一気に解決する「生成AI最速仕事術」を紹介。YouTube登録11万人の人気IT講師の著者がたどり着いた答え――それは、「プロンプトの型」と「AIツールの最適な組み合わせ」の2つ。よく使うプロンプトを「型」...●科学技術書・理工学書<新刊情報>「生成AI最速仕事術」(たてばやし淳著/かんき出版)

  • ●科学技術ニュース●広島大学など、銅酸化物高温超伝導が生じる舞台となる「奇妙な金属状態(ストレンジメタル)」の特徴を初めて可視化

    広島大学大学院先進理工系科学研究科博士課程後期3年の宮井雄大、広島大学放射光科学研究所准教授の出田真一郎、同教授の島田賢也、広島大学技術センター技術専門職員の有田将司、室蘭工業大学大学院工学研究科准教授の黒澤徹、北海道大学名誉教授の小田研、自然科学研究機構分子科学研究所/総合研究大学院大学准教授の田中清尚の研究チームは、銅酸化物高温超伝導が生じる舞台となる「奇妙な金属状態(ストレンジメタル)」の特徴を初めて可視化した。同研究グループは、新たな解析手法を開発して、放射光や紫外線レーザーを用いた高分解能角度分解光電子分光を行い、奇妙な金属状態の性質を反映する「自己エネルギー」の全貌を初めて可視化した。同研究により、超伝導転移温度に近づくと、電子に働く力が強くなることが明らかとなった。しかしこの振る舞いは、原子...●科学技術ニュース●広島大学など、銅酸化物高温超伝導が生じる舞台となる「奇妙な金属状態(ストレンジメタル)」の特徴を初めて可視化

  • ●科学技術ニュース●NTT Com、日本で初めてStarlinkを活用したスライシングの実証実験に成功

    NTTコミュニケーションズ(NTTCom)は、TBSと共に5GSA(5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)と、5G基地局を組み合わせて通信を行う方式)における通信安定化技術である「ネットワークスライシング」(5GSAにおいてネットワークを仮想的に分割(スライシング)し幅広いニーズに対応したネットワークが提供できる技術)を活用した実証実験に成功した。同実証では、中継車を利用しない簡易な設備構成に対して、スライシング技術を適用することで地上波放送に求められる映像品質の確保を実現した。またテレビ中継の際に起こりうる混雑環境や、緊急時において中継設備が十分に準備できない状況を想定し、移動基地局車、Starlink(低軌道衛星を用いた衛星通信ソリューションで、通信環境のない場所でも高速・低遅延...●科学技術ニュース●NTTCom、日本で初めてStarlinkを活用したスライシングの実証実験に成功

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「教養としての数学史」(Fukusuke著/かんき出版)

    <新刊情報>書名:教養としての数学史著者:Fukusuke発行:かんき出版同書は、これまでの「数学」「世界史」の概念が変わるノンフィクション。数学史だけが持つ「視点」で物事が見えてくる。「数学史」のブログで月間8万PV!中学生、高校生の数学授業に取り入れて大人気!数式を飛ばしてもわかる「読む数学」歴史ドラマを18話収録。ルネサンス、フランス革命、世界大戦……、時代が変わる節目に、数学はどう影響したのか。実はその裏には、知られざる「数学ドラマ」があった。第三次世界大戦を防いだ、アメリカの数学者。慈愛だけではない。ナイチンゲールが後世に残した遺産。ムッソリーニの政治思想を変えた、ある数学者の講義。予測不可能な株価変動を予測する数式。世界史を揺るがす数学の影響力は、とにかくスケールがでかい。これまでになかった新...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「教養としての数学史」(Fukusuke著/かんき出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「FreeCAD入門<第2版>」(堀島健司著/秀和システム)

    <新刊情報>書名:FreeCAD入門<第2版>著者:堀島健司発行:秀和システムFreeCADは、無料で誰でも気軽に使えるCADソフト。建築や土木の構造物、機械の部品などを3次元で設計し、3Dプリンターで造形することもできる。もちろん商用利用も可。同書は、はじめてCADソフトに触る人に向けて、FreeCADのインストールから身近な雑貨や機械部品をデザインし、3Dプリンターで印刷する方法までフルカラーの紙面でていねいに解説した入門書。実際に手を動かしながら基本を身につけられる。ファイナル版Ver1.0対応。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「FreeCAD入門<第2版>」(堀島健司著/秀和システム)

  • ●科学技術ニュース●東京大学、新しい結晶スポンジ(CS)の合成に成功し従来の結晶スポンジ法を圧倒的に凌ぐ「第二世代CS法」を開発

    東京大学国際高等研究所東京カレッジの藤田誠卓越教授(兼:分子科学研究所卓越教授)と、同大学大学院工学系研究科の竹澤浩気特任講師らによる研究チームは、優れた分子捕捉力を持ったかご型分子を内部に固定化した新しい結晶スポンジ(CS)の合成に成功し、適応範囲や汎用性で従来の結晶スポンジ(CS)法を圧倒的に凌ぐ「第二世代CS法」を開発した。従来のCS法は分子量約300以下の疎水性分子に対象が限定され、熟練技術を要したため、産学における技術の普及は極めて限定的であった。今回研究チームは、すでに優れた分子捕捉力が知られているかご型分子を結晶内に固定化する(埋め込む)という新しい着想に基づき、従来の結晶スポンジ(CS)のさまざまな欠点を克服する新しい「第二世代CS」の開発に成功した。第二世代CSは、かご型分子と有機アニオ...●科学技術ニュース●東京大学、新しい結晶スポンジ(CS)の合成に成功し従来の結晶スポンジ法を圧倒的に凌ぐ「第二世代CS法」を開発

  • ●科学技術ニュース●富士フイルムとJR東日本、新幹線トンネルのひび割れを抽出するAIを実用化

    富士フイルムは、JR東日本とともに、新幹線トンネルのひび割れを精度良く自動的に抽出するAIを実用化した。同AIは、富士フイルムの社会インフラ画像診断サービス「ひびみっけ」の画像解析AIをベースにして、JR東日本の新幹線トンネル検査に最適化したもの。2025年度からJR東日本の新幹線トンネル検査に全面的に導入され、検査業務の効率化に貢献する。富士フイルムは、検査業務のDX化にむけ積極的かつ先駆的な取り組みを進めるJR東日本とともに、トンネルのひび割れを自動で抽出するAIを実用化したが、実用化に向けての取り組みは、同社の画像解析AIのひび割れ抽出精度などがJR東日本に総合的に評価され、2021年にスタートした。今回実用化した新幹線トンネルのひび割れを抽出するAIにより、従来は人手による作業で、時間と労力を要し...●科学技術ニュース●富士フイルムとJR東日本、新幹線トンネルのひび割れを抽出するAIを実用化

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「95%の宇宙」(野村泰紀著/SBクリエイティブ)

    <新刊情報>書名:95%の宇宙著者:野村泰紀発行:SBクリエイティブ(SB新書)解明されていない“謎”を読み解く宇宙入門。宇宙の「わからない」浪漫に、ワクワクが止まらない。いまだそのほとんどが解明されていない宇宙。私たちが思っているよりももっとたくさんの謎が存在していて、現時点でわかっていることは、たった5%だという。「わからない」からこそ、私たちは長い間、宇宙に魅了され続けているのでしょう。世の物理学者たちは、そんな謎につつまれた宇宙と向き合い、解明しようと研究を重ねています。それでもなお、いまだに「わかっていない95%」の宇宙とは、一体なんなのでしょう?そこで同書では、現時点で解明されていない宇宙の謎を紹介。また、宇宙を語るにはずせない「素粒子」「量子力学」「時間」「量子重力」における謎についても紹介...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「95%の宇宙」(野村泰紀著/SBクリエイティブ)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「SEO×生成AI 黄金の教本」(吉岡智将、柏崎剛著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:SEO×生成AI黄金の教本著者:吉岡智将、柏崎剛発行:技術評論社同書は、最新のSEOと生成AIを掛け合わせ、最高の成果を実現する。「突然ですが、この本の主題は「サバイバル」です。100年に一度の技術革新とも言われる生成AIの波に、僕たちはどう立ち向かうべきか?たび重なる検索アルゴリズムの変動によって、すでに「オワコン」とすら言われているブログやアフィリエイトサイトなどの弱小個人メディアは、どうすれば生き残れるのか?そんな「生き残るための術」をテーマに、86個のトピックを執筆しました。この激動の時代を生き残る極意。それは間違いなく「生成AI×SEO」を知り、使いこなすことでしょう」(「はじめに」より)【同書のポイント】ポイント①最新のSEOの知識とノウハウを学べる。ポイント②最新の生成AI...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「SEO×生成AI黄金の教本」(吉岡智将、柏崎剛著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●分子研など、光で変形する分子が″芳香族性″を獲得する瞬間を初観測

    分子科学研究所/総合研究大学院大学の米田勇祐助教、倉持光准教授、大阪大学大学院理学研究科の齊藤尚平教授、京都大学理学研究科の須賀健介大学院生、小西智暉大学院生(研究当時)らの研究グループは、励起状態芳香族性を示す分子が光照射後に構造変化を起こす過程を、フェムト秒(10-15秒)過渡吸収分光と時間分解インパルシブ誘導ラマン分光法(TR-ISRS)を用いて詳細に調べた結果、数百フェムト秒以内に大きな電子状態の変化が生じた後、ピコ秒(10-12秒)の時間スケールで平面化が段階的に進むことを初めて直接観測した。さらに量子化学計算を組み合わせて解析したところ、励起後の分子は最初から曲がった構造のまま芳香族性を示し、そこから平面化が進むにつれて芳香族性がより強まっていくことが分かった。この成果は、励起状態芳香族性とい...●科学技術ニュース●分子研など、光で変形する分子が″芳香族性″を獲得する瞬間を初観測

  • ●科学技術ニュース●スパコン「富岳」、世界スパコンランキングのGraph500で11期連続世界第1位を獲得

    理化学研究所、東京科学大学、フィックスターズ、NTT、富士通から成る共同研究グループは、大規模グラフ解析に関するスーパーコンピュータの国際的な性能ランキングである「Graph500」のBFS(Breadth-FirstSearch:幅優先探索)部門において、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた測定結果により、引き続いて世界第1位を獲得した。「富岳」としては11期連続での世界第1位となる。「Graph500」のスコアは約204TeraTEPS(テラテップス)。このランキングは、現在ドイツ・ハンブルクのコングレス・センター・ハンブルクで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算)に関する国際会議「ISCHighPerformance2025」に合わせて、高性能計算分野の国際的な専門家グ...●科学技術ニュース●スパコン「富岳」、世界スパコンランキングのGraph500で11期連続世界第1位を獲得

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

    <テレビ番組情報>いまからサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分6月18日(水)古代マヤ文明を最新レーザー技術で解析青山和夫(茨城大学教授)測量に数十年かかる一帯を数日で計測できる最新レーザー技術。この技術で、古代マヤ文明の建造物の秘密を解き明かす茨城大・青山教授が登場。考古学を一変する科学技術。ハイテク技術を駆使し、マヤ文明を解き明かす茨城大学・青山和夫教授。植物が生い茂る場所を最新レーザー技術を用いて解析し、古代マヤ文明最大級の建造物を発見。普通に測量すれば数十年かかるという一帯をわずか数日間で計測することに成功した。最新科学技術が考古学を一変し、古代文明の新た姿を映し出す。青山先生が考古学に出会ったのは、小学校2年生の時。転校生から言われた「発掘に行こう!」という一言からだった。そし...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「世界を変えた建築構造の物語」(ロマ・アグラワル著/草思社)

    <新刊情報>書名:世界を変えた建築構造の物語著者:ロマ・アグラワル訳者:牧尾晴喜発行:草思社アーチ、ドーム、地盤改良…エンジニアの先人たちはどのように物理的な困難を克服する知恵=「構造」を発明してきたのか。豊富な図版とともにその歴史を語る。【著者】ロマ・アグラワル構造エンジニア。インド系イギリス系アメリカ人。オックスフォード大学で物理学の学士号を取得した後、インペリアル・カレッジ・ロンドンで構造工学の修士号を取得。西ヨーロッパ一の高さを誇るビル「ザ・シャード」やノーザンブリア大学歩道橋をはじめとして、数々の有名な建造物の構造設計に関わる。著作に『ナットとボルト世界を変えた7つの小さな発明』(草思社)がある。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「世界を変えた建築構造の物語」(ロマ・アグラワル著/草思社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ビジネス英語表現パーフェクトバイブル」(長澤大輔著/ベレ出版)

    <新刊情報>書名:ビジネス英語表現パーフェクトバイブル~メール・チャット・SNSで使えるリアルフレーズ3000~著者:長澤大輔発行:ベレ出版ネイティブに一目置かれるような「こなれた表現」が満載。メール、チャット、SNSなどで英語ネイティブと対等にやりとりできて、よい印象を与え、円滑に仕事を進めたい、というときにピッタリの表現集。メールや社内チャットでの挨拶から、プロジェクト報告、ミーティングの調整まで、ビジネスに欠かせない場面ごとに、ネイティブが好んで使う表現を厳選して集め、3000もの例文を紹介。またChatGPTなどの生成AIを活用するための指示文の書き方についても学べるようになっている。まさに仕事中は絶対に近くにいつも置いておきたいバイブル。奥深い英語のニュアンスを上手に使いこなして、ネイティブも驚...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ビジネス英語表現パーフェクトバイブル」(長澤大輔著/ベレ出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「GIS入門」(中島 円著/ベレ出版)

    <新刊情報>書名:GIS入門~この一冊で「統計マップ」が自在に作れる~著者:中島円発行:ベレ出版よく目にする「統計マップ」が自分で作れるようにやさしく解説。GISすなわち地理情報システムは、ソフトや地図データのオープン化が進み、誰もが手軽に扱える時代となった。日々、テレビやネットで見かける地図も、その多くはGISによって作成されたもの。同書では、GISを使いこなすことを目標に、メディアでよく目にする統計マップにフォーカスして、どのように地図を作るのか、また、様々な問題を解決するにはどのような統計マップが適しているのかについて解説。世の中の一見複雑に思える事象も、GISで統計データを地図に落とし込むことで、様々な気づきが得られる。研究や行政だけでなく、ビジネスや社会生活においても活用できるように具体的に事例...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「GIS入門」(中島円著/ベレ出版)

  • ●科学技術ニュース●ソフトバンク、SRv6 MUPのフィールドトライアルを4Gへ拡大

    ソフトバンクは、5G(第5世代移動通信システム)の特長を生かしたMEC(Multi-accessEdgeComputing)やネットワークスライシングなどを、低コストかつ容易に実現する技術「SegmentRoutingIPv6MobileUserPlane」(SRv6MUP)を、4G(第4世代移動通信システム)の商用ネットワークにも対応させ、5Gに加え4Gを対象としたSRv6MUPのフィールドトライアルを開始した。これにより、ソフトバンクの4G/5Gのサービスエリア全体で、SRv6MUPを適用したMEC(Multi-accessEdgeComputing)の低遅延通信を検証できるようになった。検証の一環として、新東名高速道路で4G/5GネットワークにSRv6MUPを適用した実証実験を行い、長距離を高速で走...●科学技術ニュース●ソフトバンク、SRv6MUPのフィールドトライアルを4Gへ拡大

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「アルゴリズム・AIを疑う」(宇田川敦史著/集英社)

    <新刊情報>書名:アルゴリズム・AIを疑う~誰がブラックボックスをつくるのか~著者:宇田川敦史発行:集英社(集英社新書)あなたの選択はすでに誘導されている!?生成AIをはじめ技術の進歩が加速するなか、GoogleやAmazon、X、食べログなどのデジタル・メディアに惑わされないためには「アルゴリズム・AIを疑う力」を身に着けることが重要だ。わたしたちが日常的に使っているこれらを例にデジタル・メディアやAIのしくみをわかりやすく解説する。生成AIを筆頭に新しい技術の進歩は増すばかりの昨今。SNSや検索エンジンなどの情報は「アルゴリズム」によって選別されている。しかし私たちはそのしくみを知らないままで利用していることも多い。アルゴリズムを紐解くことは、偏った情報摂取に気づき、主体的にメディアを利用する第一歩な...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「アルゴリズム・AIを疑う」(宇田川敦史著/集英社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「スタートアップの技法」(杉田浩章著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:スタートアップの技法~新規ビジネスをスケールさせる「7つの視点」~著名:杉田浩章発行:日本経済新聞出版早稲田大学ビジネススクール教授で、ボストンコンサルティンググループ(BCG)の元日本代表が解説。新規事業がうまくいかない。起業したはよいが、うまくビジネスが拡大しない――。スケーラブルな事業や企業を創りきれないという「失敗」の原因には、「新規事業や起業は特別なアイディアやイノベーションが重要で、やってみないとわからない」という思い込みがあるのではないだろうか。同書は、BCGで数多くの事業立ち上げの支援を行い、個人としてもスタートアップに数々のアドバイスを実践し、そして早稲田大学ビジネススクールで新規事業開発について教えている著者が、よくある失敗とさまざまな成功事例を分析し、再現性のあるフ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「スタートアップの技法」(杉田浩章著/日本経済新聞出版)

  • ●科学技術ニュース●九州大学など、AIを活用し化学反応の理解を自動化する仕組みを開発

    九州大学先導物質化学研究所の川島恭平助教、佐藤拓海氏(総合理工学府・博士前期課程修了)、森俊文准教授は、大阪大学大学院基礎工学研究科の金鋼准教授、松林伸幸教授、分子科学研究所/総合研究大学院大学の岡崎圭一准教授とともに、化学反応の遷移状態を予測する深層学習を自動的に構築する手法を開発し、これを用いて多数の原子が存在する系でも遷移状態を適切に予測できることを示した。さらに、様々な深層学習モデルを調べることで、モデルの形が異なっても、得られる遷移状態の特徴は変わらないことを明らかにした。今回の発見は、深層学習による広範な化学反応の遷移状態予測の実現に重要な一歩であり、AIを用いた化学反応の設計や、深層学習を用いた様々な課題解決の効率化に貢献できることが期待される。今回の共同研究グループは、深層学習の煩雑なハイ...●科学技術ニュース●九州大学など、AIを活用し化学反応の理解を自動化する仕組みを開発

  • ●科学技術ニュース●宇治市、ニチコンと日産、電気自動車を活用した脱炭素化と強靭化に向けて連携

    京都府宇治市、ニチコン、日産自動車、および京都日産自動車の4者は、電気自動車(EV)やV2H(VehicletoHome)、蓄電システムを普及させ、市内の脱炭素化と強靭化を図ることを目的とした連携協定を締結した。宇治市は「市民と築くゼロカーボンのまち宣言」を掲げ、再生可能エネルギーの利用促進や公共施設にEMS(エネルギー・マネジメント・システム)の導入でエネルギーの効率的な利用を進めている。また、市内の温室効果ガス削減に向けてEVやV2H設置の補助事業を進め、2050年までにゼロカーボンシティを実現することを目指している。ニチコンは、EVの電気を家へ給電するV2Hシステム「EVパワー・ステーション」や、太陽光発電と連携させてEVと家をつなぐ「トライブリッド蓄電システム」により、ZEH(ネット・ゼロ・エネル...●科学技術ニュース●宇治市、ニチコンと日産、電気自動車を活用した脱炭素化と強靭化に向けて連携

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「海底の覇権争奪」(土屋大洋著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:海底の覇権争奪~知られざる海底ケーブルの地政学~著者:土屋大洋発行:日本経済新聞出版狙われる情報支配のアキレス腱。19世紀半ば以降の電信と大英帝国、20世紀半ば以降のインターネットと米国――。それぞれの時代の国際政治の覇権国は、電気通信ネットワークの発達に深く関与してきた。その重要インフラストラクチャとして200年近くにわたって君臨しているのが、海底ケーブル。その切断はたびたびニュースとなっている。同書は、地政学の観点から海底ケーブルの現代における意義を解明。さまざまな情報の断片を掛け合わせることで知られざる実態に迫る。【目次】Ⅰ電信の大英帝国からインターネットの米国へⅡ大日本帝国と海底ケーブルⅢ太平洋横断海底ケーブルのドラマⅣ接続の力学太平洋島嶼国におけるデジタル・デバイドⅤ攻防海底ケ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「海底の覇権争奪」(土屋大洋著/日本経済新聞出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIアルゴリズムからAIセーフティへ」(丸善出版)

    <新刊情報>書名:AIアルゴリズムからAIセーフティへ~生成AIとLLM~原書タイトル:BeyondtheAlgorithm:AI,Security,Privacy,andEthics訳者:中島震発行:丸善出版プライバシーやセキュリティ、倫理面の重要さを強調し、さまざまな観点から、この問題を繰り返し取り上げている。現実の問題として顕在化していない新しい課題もある。どのような問題が起こり得るかを、わかりやすい逸話を通して説明していて、新しい課題が身近に感じられるように工夫している。また、同じ技術キーワードを、章によって異なる観点から説明し、読者の皆さんが自身の興味に従って、どの章からも読み始められる”ハンドブック”のような書籍である。最新の学術論文やインターネット上の専門的なブログを参照するしか方法がなかっ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIアルゴリズムからAIセーフティへ」(丸善出版)

  • ●科学技術ニュース●分子科学研究所、キラリティと超伝導の協奏が生む巨大な超伝導整流の観測に成功

    自然科学研究機構分子科学研究所協奏分子システム研究センター/総合研究大学院大学の佐藤拓朗助教、後藤拓大学院生、山本浩史教授らの研究チームは、キラルな対称性を持つ有機超伝導体に着目し、スピン軌道相互作用と密接に関連する非相反性を検証したが、その結果、超伝導状態において、理論予測値を大きく上回る巨大な非相反伝導を観測することに成功した。特筆すべきは、このような巨大応答を、非相反伝導に必須とされるスピン軌道相互作用が非常に小さな有機物質中で発現した点。これにより、キラリティがもたらす非自明な電子の運動とスピンとの結合が示唆され、さらにその強度が通常の有機物質におけるスピン軌道相互作用から予想される値を大幅に超えることが分かった。また、キラリティが誘導するスピン三重項クーパー対の生成を仮定すると、観測された巨大非...●科学技術ニュース●分子科学研究所、キラリティと超伝導の協奏が生む巨大な超伝導整流の観測に成功

  • ●科学技術ニュース●日産自動車、新たなモビリティサービス用プラットフォーム「アンビシャスタイム」の実証実験を開始

    日産自動車は、新たなモビリティサービス用プラットフォーム「アンビシャスタイム」の実証実験を始める。同プロジェクトでは、顧客の「時間があれば本当はやりたかった」という希望を叶える、新たな時間「アンビシャスタイム」を創出する。オンデマンドシャトルや自動運転車の後席にて、「移動しながら〇〇できる」という新たなサービスプラットフォームを提案する。2025年4月よりシミュレーションルームを活用して冒険型旅行体験、音楽の追求、没入型ゲーム、ワンストップビューティーケア、至極のリラックス、推し活、リスキリング、起業/副業など、パートナー企業と市場導入に向けた課題抽出と仮説検証を行う。シミュレーションルーム内には、サービス開始時に車両への搭載を予定している65インチの4K液晶ディスプレイを6台設置する。そして、さまざまな...●科学技術ニュース●日産自動車、新たなモビリティサービス用プラットフォーム「アンビシャスタイム」の実証実験を開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「見てわかる量子論入門 ショートストーリー200」(ジェマ・ラベンダー著/丸善出版)

    <新刊情報>書名:見てわかる量子論入門ショートストーリー200著者:ジェマ・ラベンダー訳者:伊藤郁夫、日野雅之発行:丸善出版「1.量子物理学の誕生」「2.エネルギー準位とスペクトル線」「3.素粒子物理学」「4.波動関数」「5.量子物理学の用語」「6.量子物理学と宇宙」「7.万物の理論」「8.マルチバース」「9.不気味な宇宙」「10.量子論の応用」「11.量子生物学」「12.量子コンピュータ」「13.量子物理学の未来」=全13章200テーマから成り立つ同書は、類書には見られない、わかりやすい精巧な図と、サイエンスライターならではの簡潔明瞭な文で構成されているところが最大の魅力。同書の精巧リアルな画像・写真を目にした読者は、必ずや知的興味関心をそそられることになるだろう。量子論に興味をもつ中学生から一般社会人...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「見てわかる量子論入門ショートストーリー200」(ジェマ・ラベンダー著/丸善出版)

  • ●科学技術書・理工学書●「アジャイルBIM~Revitで変わる建築設計の常識~」(伊藤誠之、山本 歓著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:アジャイルBIMRevitで変わる建築設計の常識著者:伊藤誠之、山本歓発行:技術評論社変更と修正が続く設計では素早く成果品が作れるツールが必要。BIMは“重い”、“時間が掛かる”というイメージがあり、特に設計では敬遠されてきた。「BIMを導入したら余計に大変!」「BIMは難しそうで使いたくない!」実はこういったモヤモヤの原因が、「今はいらないことをしてBIMを難しくしていた」ことにあることを同書は解き明かす。アジャイル(身軽)に自由度高くプランをまとめるメソッドを説明し、次に文字で仕様入力し見積可能なアウトプットをRevitから取り出すメソッドを説明。これらの説明は、なじみにくいRevit仕組みの解説を含め、基礎から順に丁寧に書かれている。さらにExcelの仕様データを、一気にモデルに反...●科学技術書・理工学書●「アジャイルBIM~Revitで変わる建築設計の常識~」(伊藤誠之、山本歓著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●明治薬科大学など、次世代機能性材料「超分子ゲル」の形成メカニズムを分子レベルで解明

    明治薬科大学の木村真也講師、山中正道教授、名古屋大学の内橋貴之教授(生命創成探究センターとの兼務)、静岡大学の河合信之輔准教授、千葉大学の矢貝史樹教授を中心とする研究チームは、帝京科学大学、コンフレックス株式会社、分子科学研究所との共同研究により、医療や環境分野での活用が期待される次世代機能性材料である『超分子ゲル』がどのように作られるのか、その過程をナノメートル(10億分の1メートル)のスケールで「動画」として捉えることに世界で初めて成功し、超分子ゲルの形成メカニズムを解明した。超分子ゲルは薬を適切な患部へ届ける「薬物送達システム」や人工組織材料、汚染物質を取り除く環境材料など、様々な分野で活躍が期待されている。同研究チームは、「高速原子間力顕微鏡」という特殊な顕微鏡を使って、非常に細い繊維(超分子ファ...●科学技術ニュース●明治薬科大学など、次世代機能性材料「超分子ゲル」の形成メカニズムを分子レベルで解明

  • ●科学技術ニュース●NTTとOIST、線状降水帯・台風の発生メカニズム解明に向け気象研究所との共同研究を開始

    NTTと沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、気象庁気象研究所(気象研究所)と線状降水帯・台風等の極端気象に関わる大気海洋機構解明のための大気海洋観測の共同研究契約を締結した。同共同研究では、線状降水帯や台風等の極端気象の発生・発達メカニズムを明らかにするため、線状降水帯・台風等の極端気象が発生する出水期に台風域等の海上気象や海洋表層の観測データを収集できるように調整した自律航行が可能な無人海上観測器や観測ブイを用いて現場観測を実施する。また、収集した観測データを活用することにより、線状降水帯・台風等の極端気象に関わる大気海洋機構の解明に貢献しする。同共同研究では、海洋における台風の観測技術に関わる知見と観測実績を有するNTTとOISTが、極端気象に関わる知見を有する気象研究所と連携し、共同で線状降水帯・...●科学技術ニュース●NTTとOIST、線状降水帯・台風の発生メカニズム解明に向け気象研究所との共同研究を開始

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

    <テレビ番組情報>いまからサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分6月11日(水)マンモス復活プロジェクト山縣一夫(近畿大学教授)太古のマンモスが“復活”!?永久凍土から発掘されたマンモスの細胞を動かすことに成功した近畿大学・山縣一夫が登場。生物絶滅の歴史に科学で立ち向かう驚きの研究とは?約1万年前にその多くが絶滅したと言われているマンモス。しかし2019年、ロシアの永久凍土で発掘されたマンモスの標本から採取した細胞が“動いた”という!そんな驚きの研究を進めているのが近畿大学の山縣一夫教授。生命科学と工学を組み合わせた「生物理工学」で絶滅生物の復活に挑む。ジュラシックパークの世界がすぐそこに来ている!?マンモスの復活を目指し、現在新たな実験を行なっている山縣先生。しかしその研究成果は絶滅生物...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「樹木医がおしえる 木のすごい仕組み」(瀬尾一樹/ベレ出版)

    <新刊情報>書名:樹木医がおしえる木のすごい仕組み著者:瀬尾一樹発行:ベレ出版木は自分で動くことができないが、そこにある木は置物ではない。確かに生きている「生物」である。同書では、樹木医でインタープリターとしても活動する著者が、そんな「木」のすごい仕組みを余すところなく伝える。自分で動くことができないからこそ、あらゆる手段を使って木は生きている。傷がつけば、人と違って損傷した部分が治癒することはないので新しい組織を付け足して傷をふさいだり補強したりしていく。その経過は、すべて年輪に刻まれるので、街路樹や公園の切り株を見るだけでもいろいろなことが想像できる。木と向き合うときに大事なのは、「なぜこうなっているのだろう?」と想像してみること。植物たちの型にとらわれない生き方を、ぜひ著者と一緒に観察してみてほしい...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「樹木医がおしえる木のすごい仕組み」(瀬尾一樹/ベレ出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学がゲームを動かす!」(三宅陽一郎、清木 昌著/日本評論社)

    <新刊情報>書名:数学がゲームを動かす!~ゲームデザインから人工知能まで~著者:三宅陽一郎、清木昌発行:日本評論社ゲーム開発の最前線で活躍してきた著者たちが、デジタルゲームにおいて、数学がどのように活かされてきたのかを紹介。【目次】Prologue数学がゲームを動かす!(三宅・清木対談)本書を楽しむガイドChapter1『パックマン』を動かす数学Chapter2理想の楽しさの式を求めてChapter3シミュレーションをゲームにすること/石川淳一氏インタビューChapter4ゲームと乱数Chapter5「8-bit」の動きの計算Chapter6デジタルゲームの時間と空間Chapter7デジタルゲームに必要な数学とは?/株式会社セガ開発技術部・山中勇毅氏インタビューChapter8対戦のおもしろさを支える数学...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学がゲームを動かす!」(三宅陽一郎、清木昌著/日本評論社)

  • ●科学技術ニュース●東京科学大とお茶の水女子大、正十二面体リンクの球殻分子構造の構築に成功しウイルスキャプシド状分子の化学合成に期待

    東京科学大学(ScienceTokyo)総合研究院化学生命科学研究所の澤田知久准教授と東京大学の藤田誠卓越教授(兼分子科学研究所卓越教授)、お茶の水女子大学の下川航也教授らの研究チームは、ペプチドを金属イオンと自己組織化させることによって、正十二面体リンクの幾何構造を持つ球殻分子構造の構築に初めて成功した。ウイルスキャプシドなどに見られる球殻分子構造は、分子を内包し運搬できる機能を持つ。同研究グループは、幾何学に基づく構造予測と化学合成により、その人工構築を目指してきた。これまでに、短いペプチドが金属イオンとの自己組織化によって絡まり合いながら多面体状に集合する性質を発見し、正四面体リンクや立方体リンクの分子構造の構築に成功している。しかし、さらに高度な正十二面体リンクの構築は未達成であった。今回の研究で...●科学技術ニュース●東京科学大とお茶の水女子大、正十二面体リンクの球殻分子構造の構築に成功しウイルスキャプシド状分子の化学合成に期待

  • ●科学技術ニュース●富士通、仏Orange社のフィールド実証で光伝送装置「1FINITY T900」が低消費電力を保ち1,600kmの長距離大容量伝送を達成

    富士通は、フランスの通信事業者であるOrangeS.A.とともに、富士通の大容量光伝送装置「1FINITYT900シリーズ」をOrangeの実環境で評価検証し、その結果、低消費電力を保ったまま、約1,600kmの伝送を達成した。これにより、消費電力を低く抑えながら、長距離・大容量伝送が可能であることを実証した。データ需要と消費電力の増大は世界中の課題となっており、通信事業者には高速・大容量伝送に加え、省電力性が強く求められている。特に高いエネルギーコストの増大が深刻化しており、多くの通信事業者は、環境の持続性とコスト削減の観点で、さらなる消費電力の削減を目指している。同検証は、Orangeの実環境での長距離伝送試験として、フランスのランニオンにあるOrangeInnovationLabsにて実施された。O...●科学技術ニュース●富士通、仏Orange社のフィールド実証で光伝送装置「1FINITYT900」が低消費電力を保ち1,600kmの長距離大容量伝送を達成

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「言語能力は人工知能で解明できるか」(ノーバート・ホーンスティン著/岩波書店)

    <新刊情報>書名:言語能力は人工知能で解明できるか編者:折田奈甫、藤井友比呂、小野創著者:ノーバート・ホーンスティン発行:岩波書店生成文法とはどういう考え方で、なぜ経験主義と対立するのか。世界の言語研究者の間で白熱した議論を巻き起こした、生成文法の重鎮ホーンスティンのブログから、言語進化、人工知能(大規模言語モデル)、ニューラルネット、子どもの言語獲得、文法理論に関する記事を訳出。立場の異なる多彩な指定討論者が議論を深める。<指定討論者>林美里・岡野原大輔・瀧川一学・深井朋樹・窪田悠介・次田瞬・佐治伸郎・郷路拓也・巽智子【目次】第Ⅰ部人間の言語能力とは何か第Ⅱ部言語能力は人工知能で解明できるか第Ⅲ部刺激の貧困論の現在第Ⅳ部理論研究は何をすべきか●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「言語能力は人工知能で解明できるか」(ノーバート・ホーンスティン著/岩波書店)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>「開発系エンジニアのためのGit/GitHub絵とき入門」(山岡滉治著/秀和システム)

    <新刊情報>書名:開発系エンジニアのためのGit/GitHub絵とき入門著者:山岡滉治発行:秀和システム「ミスったコミットをなんとかしたい」「Gitは動いているのにプルできない」などGitの疑問に答える一冊。Git/GitHubを理解するには、「概念を図で整理しイメージすること」と「実際に手を動かして実践すること」の反復が重要。同書は、Gitをはじめて使う方や苦手意識を持っている方、チーム開発でもっとスムーズに作業したい開発系エンジニアのために、Git/GitHubの概念を豊富な図解と実践例を通してわかりやすく解説したプログラマーのための絵とき入門。基本コマンドを実行したら何が起こるかを、ステップ・バイ・ステップでていねいに図解する。●科学技術書・理工学書<新刊情報>「開発系エンジニアのためのGit/GitHub絵とき入門」(山岡滉治著/秀和システム)

  • ●科学技術ニュース●分子研、微小空間に閉じ込められた光を用いて少数分子から生じる和周波発生信号を検出し次世代のナノ計測技術へ道

    分子科学研究所の櫻井敦教助教、高橋翔太特任助教、望月達人大学院生(総合研究大学院大学)、杉本敏樹准教授らの研究グループは、走査トンネル顕微鏡(STM)の探針先端と試料基板の間に形成される1nm以下の空間にフェムト秒パルスレーザーを照射することで、ナノスケールの微小空間に存在する分子から生じる和周波発生信号の観測に成功した。従来の和周波発生分光法では、光の回折限界の制約から、得られる信号はサブマイクロメートル程度の領域に存在する100万個以上の分子の平均的な情報であったが、同研究では回折限界をはるかに凌ぐ微小空間からの信号を検出することに成功した。さらに、得られた信号の解析により、この微小空間に存在する少数の分子の向きを識別できることも確認した。同研究は、今後、超高感度・超高解像度の分子イメージングや、単一...●科学技術ニュース●分子研、微小空間に閉じ込められた光を用いて少数分子から生じる和周波発生信号を検出し次世代のナノ計測技術へ道

  • ●科学技術ニュース●三井住友カードとソフトバンク、デジタル分野における包括的な業務提携に合意

    三井住友カードとソフトバンクは、デジタル分野における包括的な業務提携に関し、基本合意書を締結した。また、同提携を踏まえ、PayPayと三井住友カードは、相互に連携した新たな取り組みを順次開始する。近年、テクノロジーの進化、デジタル技術の進展により、業種や業態を超えた協業を含め、多くの革新的なサービスが生まれている。SMBCグループは、個人ユーザー向け総合金融サービス「Olive」を主力に、ユーザーとの接点をデジタルベースで提供できる環境を整えてきた。「Olive」は、銀行口座・カード決済・証券・保険などをシームレスにご提供する次世代プラットフォームとしてグループ内外のトップ企業との提携を進め、また、2025年3月には非金融分野である「旅行」サービスも開始し、ますます便利に広がっている。一方、ソフトバンクは...●科学技術ニュース●三井住友カードとソフトバンク、デジタル分野における包括的な業務提携に合意

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>「これからの地球のつくり方」(ハナ・リッチー著/早川書房)

    <新刊情報>書名:これからの地球のつくり方~データで導く「7つの視点」~著者:ハナ・リッチー訳者:関美和発行:早川書房「CO2排出量は想像以上に速いペースで減っている」「私たちはここ数世紀でもっともきれいな空気を吸っている」――新鋭のデータサイエンティストがファクトと数値を手に気候変動、食糧問題、生物多様性などの難題に切り込み、希望に満ちた未来を描き出す。【著者】ハナ・リッチー1993年生まれ。データサイエンティスト。オンラインメディア「OurWorldinData」副編集長、オックスフォード大学主任研究員。エディンバラ大学で地球環境科学を学び学士号、カーボン・マネジメントの研究で修士号、地球科学の研究で博士号を取得。《ニュー・サイエンティスト》誌では「新型コロナウイルス感染症のデータを世界に提供した女性...●科学技術書・理工学書<新刊情報>「これからの地球のつくり方」(ハナ・リッチー著/早川書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「経営は無理をせよ、無茶はするな」(伊丹敬之著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:経営は無理をせよ、無茶はするな~オーバーエクステンション戦略のすすめ~著者:伊丹敬之発行:日本経済新聞出版成長に必要なのは戦略的背伸び。その論理と進め方を明快に解説。オーバーエクステンションとは、現在の自社の能力基盤に弱いところがあることを承知の上で、あえて新市場や新しいビジネスシステムに乗り出すこと(新しい企てに乗り出す背伸び戦略)。どの企業でも成長の転機には、オーバーエクステンションがあった。しかし、日本企業はそれへの挑戦が減ってしまったのではないか。そのうえ、まっとうな投資すら抑制してしまった。今こそ、オーバーエクステンションが必要な時代だ。トヨタ自動車、ヤマト運輸、アマゾン、東芝、信越化学、JSR、セーレンなどを題材にその進め方を明快に解説する。日本企業復活に必要な「挑戦する仕組...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「経営は無理をせよ、無茶はするな」(伊丹敬之著/日本経済新聞出版)

  • ●科学技術ニュース●東京大学など、柔軟性と秩序性を両立した新有機常磁性体を開発しフレキシブルデバイスへの応用に道

    東京大学物性研究所の藤野智子助教・森初果教授、原田慈久教授らの研究グループ、東京理科大学の菱田真史准教授、自然科学研究機構分子科学研究所の中村敏和チームリーダーらの研究グループ、大阪公立大学の牧浦理恵准教授らの研究グループ、物質・材料研究機構の原野幸治主幹研究員、科学技術振興機構の大池広志さきがけ専任研究者(研究当時)は、柔軟性と高い秩序性を兼ね備えた新しい分子性常磁性体の開発に成功した。同研究で開発された構造体は、水中で高い秩序性を維持しながらも、分子間相互作用に基づく特異な磁気特性を示す。さらに、温度変化に連動して構造が大きく変化するという動的な性質を持ち合わせていることがわかった。これは、スピンをもつ平面分子が規則正しく並んだ分子性常磁性体において、動的な膜構造変化を示した初めての例となる。この成果...●科学技術ニュース●東京大学など、柔軟性と秩序性を両立した新有機常磁性体を開発しフレキシブルデバイスへの応用に道

  • ●科学技術ニュース●住友商事など、福島県阿武隈地域で国内最大の陸上風力発電所の商業運転を開始

    住友商事、JR東日本エネルギー開発(JED)、ふくしま未来研究会、ジャパンウィンドエンジニアリング(JWE)、福島発電、清水建設、大林クリーンエナジー、レノバ、信夫山福島電力は、共同出資する福島復興風力合同会社を通じて2022年4月より建設を進めてきた、阿武隈第一風力発電所、阿武隈風力第二発電所、阿武隈風力第三発電所、阿武隈風力第四発電所について、2025年3月31日に完工し、同年4月2日よりFIP制度に基づく商業運転を開始した。また、同発電所で発電した再生可能エネルギー電力は、コーポレートPPAにより福島県内に事業拠点を持つ複数の企業および自治体へ供給され、売電収入の一部は福島県再生可能エネルギー復興推進協議会を通じて同発電所立地市町村などにおける地域の復興事業資金として活用される。阿武隈風力発電事業は...●科学技術ニュース●住友商事など、福島県阿武隈地域で国内最大の陸上風力発電所の商業運転を開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「硬くて柔らかい「複雑系」 骨のふしぎ」( 石井 優著/講談社)

    <新刊情報>書名:硬くて柔らかい「複雑系」骨のふしぎ~からだを支えるだけでない、知られざるはたらき~著者:石井優発行:講談社(ブルーバックス)「見えない骨」を最新技術で覗き見ると、驚きの世界が広がっていた。破壊と再生を繰り返す骨、そのカギを握るのは2つの細胞の「会話」だった。免疫細胞の「教育」を担う骨髄、胸腺とは?人類最大の敵、がんはなぜ骨に寄ってくるのか―読めば「骨」のイメージが180度変わる最先端研究の数々を一挙紹介。あなたは、自分の骨について、まだ何も知らない。【著者】石井優1973年、大阪府生まれ。1998年、大阪大学医学部医学科卒業。2005年、医学博士(大阪大学)。米国国立衛生学研究所・国立アレルギー感染症研究所客員研究員、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授などを経て、2013年よ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「硬くて柔らかい「複雑系」骨のふしぎ」(石井優著/講談社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「宇宙ビジネスとスペースデブリ対策」(黒須 聰、小塚荘一郎監修/エヌ・ティー・エス)

    <新刊情報>書名:宇宙ビジネスとスペースデブリ対策~国際的な法規制・ルールの現状からデブリ除去技術の最新動向まで~監修:黒須聰、小塚荘一郎発行:エヌ・ティー・エス宇宙ビジネス参入における必要な国際ルールとデブリ対策の最新動向を体系的に詳解する。宇宙環境保全と言う側面から「宇宙ゴミ問題」について国際的ルール作りの現状と対策技術を俯瞰する。持続可能な宇宙開発に必要な行動規範と環境保全のための最新対策技術を紹介する。宇宙ゴミから地球を守れ!今こそ知るべき軌道環境の現状とその対策を体系的に解説する。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「宇宙ビジネスとスペースデブリ対策」(黒須聰、小塚荘一郎監修/エヌ・ティー・エス)

  • ●科学技術ニュース●福井県立大学など、光合成生物であるシアノバクテリアが体内時計を獲得した時期はおよそ22億年前だったことを明らかに

    福井県立大学・生物資源学部の向山厚准教授、自然科学研究機構分子科学研究所・協奏分子システム研究センターの古池美彦助教、尾上靖宏研究員、堀内滉太助教、秋山修志教授、名古屋大学大学院理学研究科/高等研究院の伊藤(三輪)久美子特任助教、総合研究大学院大学・5年一貫制博士課程の近藤貫太さん、大阪大学・蛋白質研究所の山下栄樹准教授らで構成される研究グループは、光合成生物であるシアノバクテリアが、時間を先読みする能力(体内時計)を獲得した時期はおよそ22億年前だったことを明らかにした。太古の地球での一日の短さに合わせて当時の体内時計も速く動いていたこと、さらに最古の体内時計の誕生時期が大酸化イベントと呼ばれる酸素濃度の急上昇の時代に相当していたことを明らかにした同研究成果には、「効率的にエネルギーを獲得する生命の生存...●科学技術ニュース●福井県立大学など、光合成生物であるシアノバクテリアが体内時計を獲得した時期はおよそ22億年前だったことを明らかに

  • ●科学技術ニュース●JFEエンジニアリング、世界初 都市ガス専焼と同一出力で水素混焼率最大45%を達成

    JFEエンジニアリングは、このたび、2024年より販売中の水素混焼ガスエンジンコージェネレーション設備JFE-MWM/Hシリーズ(Hシリーズ)をバージョンアップし、水素混焼率を最大45vol%まで大幅に引き上げることに成功した。同社は、従来から販売していた400~800kWクラスの都市ガス専焼高効率ガスエンジンコージェネレーションシステム(JFE-MWMシリーズ)を水素混焼用に改造、都市ガス13A専焼時と同一出力で同レベルの発電効率を達成し、2024年5月にJFE-MWM/Hシリーズ(水素混焼率最大25vol%)として販売を開始した。その後も水素混焼率を引き上げる実証試験を継続し、このたび、45vol%でも都市ガス13A専焼と同一出力、同レベルの発電効率を達成した。都市ガス13A専焼と同一出力を保っての水...●科学技術ニュース●JFEエンジニアリング、世界初都市ガス専焼と同一出力で水素混焼率最大45%を達成

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「進化という迷宮」(千葉 聡著/講談社)

    <新刊情報>書名:進化という迷宮~隠れた「調律者」を追え~著者:千葉聡発行:講談社(講談社現代新書)「進化は再現不可能な一度限りの現象なのか?それとも同じような環境条件では同じような適応が繰り返し発生するのか?」進化のあり方をめぐって、進化生物学者の間で20世紀から大論争を繰り広げられてきた命題をめぐるサイエンスミステリー。圧倒的なまでの筆力で進化生物学の醍醐味を伝える。『歌うカタツムリ』(第71回毎日出版文化賞)『ダーウィンの呪い』(2024年新書大賞10位)で注目される進化学者による書き下ろし最新作。【目次】第一章生命史の動画第二章旅のはじまり第三章自然の実験第四章シュタインハイムの奇跡第五章進化の速度と様式第六章湖底の財宝第七章生命の樹を探す魔法第八章ホビットと巨人206第九章妖精と怪物第十章火山島...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「進化という迷宮」(千葉聡著/講談社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>「図解入門 よくわかる最新 量子化学の基本と仕組み」(齋藤勝裕著/秀和システム)

    <新刊情報>書名:図解入門よくわかる最新量子化学の基本と仕組み著者:齋藤勝裕発行:秀和システム同書は、「量子化学はわかりやすくて楽しい理論だ」と思っていただける画期的な入門書。20世紀初頭、それまでの科学理論をひっくり返すような二大理論が誕生した。それが相対性理論と量子論。量子化学は、化学に量子論を取り込むことで、さまざまな現象を解明する研究分野。同書は、学生や一般の方向けに量子化学の基礎から分子軌道論まで、ほとんど「数学抜き」で、「言葉と図」だけで丁寧に説明した画期的な入門書。数学はもちろん化学が苦手という方でも、コーヒー片手に「フムフムナルホド」と楽しく読み進めることができる。●科学技術書・理工学書<新刊情報>「図解入門よくわかる最新量子化学の基本と仕組み」(齋藤勝裕著/秀和システム)

  • ●科学技術ニュース●分子研など、ピコキャビティに閉じ込めた水素の分光計測に世界で初めて成功

    分子科学研究所(分子研)/総合研究大学院大学(総研大)の熊谷崇准教授、FritzHaberInstituteoftheMaxPlanckSociety(ドイツFHI)の塩足亮隼博士、MaxPlanckInstituteforStructureandDynamicofMatter(ドイツMPSD)のMarianaRossi博士が率いる国際研究チームは、杉本敏樹准教授(分子研/総研大)、ShuyiLiu博士(FHI)、MartinWolf教授(FHI)、GeorgeTrenins博士(MPSD)との共同研究成果として、低温・超高真空環境において銀ナノ探針と銀単結晶基板の間に形成されるピコキャビティ内に物理吸着によって閉じ込めた水素分子(H2)および重水素分子(D2)を探針増強ラマン分光(TERS)によって単一...●科学技術ニュース●分子研など、ピコキャビティに閉じ込めた水素の分光計測に世界で初めて成功

  • ●科学技術ニュース●NTTと上智大学、世界初、移動通信システムの電波の揺らぎから屋外の人流を推定する技術を商用電波で実証

    NTTと上智大学は、第6世代移動通信システム(6G)での導入が期待されるISAC(IntegratedSensingAndCommunication)の有効性の評価を目的として、商用運用中の無線基地局から送信される同期信号から取得した電波伝搬情報の変動をAI解析することで、人物を検出する実証に世界で初めて成功した。同研究成果により、通信用途で利用される既存の移動通信システムに対して、センシングという新たな機能を統合させることで、移動通信システムの利用用途の拡大が期待される。第6世代移動通信システム(6G)では、高速大容量化や低遅延、多数同時接続といった移動通信の高度化が期待されている。国際電気通信連合の無線通信部門(ITU-R)による6Gの標準化規格(IMT-2030(6G))において、無線通信とセンシン...●科学技術ニュース●NTTと上智大学、世界初、移動通信システムの電波の揺らぎから屋外の人流を推定する技術を商用電波で実証

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、SBR         さんをフォローしませんか?

ハンドル名
SBR         さん
ブログタイトル
“科学技術書”読書室?SBR?          
フォロー
“科学技術書”読書室?SBR?          

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用