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2016/04/22

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  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「考える機械たち」(インガ・ストルムケ著/誠文堂新光社)

    <新刊情報>書名:考える機械たち~歴史、仕組み、倫理―そして、AIは意思をもつのか?~著者:インガ・ストルムケ監修:小林聡翻訳:羽根由発行:誠文堂新光社北欧ノルウェーから、AIをテーマにした最新サイエンス・ノンフィクションのベストセラーが上陸。ブラーゲ賞ノンフィクション部門受賞。本文は3部構成となっており、まずは人工知能の歴史。次いで人工知能の最先端の現状と、人間が問題解決や意思決定まで機械に任せるとどうなるのかの倫理的、進化論的考察。最後に、創造性、意識、人工知能の未来の問題を論じる。どれも具体的な逸話が豊富で、かつコミカルな口調とテンポのよい解説は秀逸で、人工知能に詳しくない読者でも気軽に読むことができる。【著者】インガ・ストルムケ(インガストルムケ)ノルウェー科学技術大学のコンピュータ・サイエンス科...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「考える機械たち」(インガ・ストルムケ著/誠文堂新光社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「スタートアップの法務A to Z」(AZX Professionals Group、AZX総合法律事務所編/中央経済社)

    <新刊情報>書名:スタートアップの法務AtoZ~起業からIPOまで~編者:AZXProfessionalsGroup、AZX総合法律事務所発行:中央経済社起業家のバイブル「ベンチャー企業の法務AtoZ」が、会社法・民法・個人情報保護法等の改正に対応し大幅リニューアル。必要な法律知識をQ&Aで解説。【目次】第Ⅰ章スタートアップ法務戦略第Ⅱ章会社設立時から気をつけるポイント第Ⅲ章起業家が知っておきたい会社法の基本第Ⅳ章資金調達,ファイナンスにあたっての注意点第Ⅴ章ストックオプション第Ⅵ章ビジネス上の契約・法律規制の基本第Ⅶ章データ・知的財産権の管理第Ⅷ章労務管理の留意点第Ⅸ章M&Aにおける重要事項第Ⅹ章IPOに耐えうるコーポレートガバナンス●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「スタートアップの法務AtoZ」(AZXProfessionalsGroup、AZX総合法律事務所編/中央経済社)

  • ●科学技術ニュース●京都府立医科大学など、世界初!放射線治療の増強効果を持つ診断薬を開発しがんの治療抵抗性領域を発見

    京都府立医科大学大学院医学研究科放射線診断治療学助教吉野祐樹、同准教授山崎秀哉、滋賀医科大学産科学婦人科学講座客員助教吉野芙美、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構量子医科学研究所上席研究員青木伊知男ら研究グループは、治療抵抗性のがんがもつ「低酸素領域」に高い精度で集積し、MRIを使用した際に、高解像度・感度によってがんの内部構造のイメージングが可能な「酸化鉄ナノNI造影剤」を開発した。同研究は、悪性度の高い脳腫瘍として知られる神経膠芽腫モデルでの実証に成功することができ、同件に関する論文が、ナノ技術分野では世界最高峰の学術雑誌の一つである『ACSnano』に2025年3月26日付けで掲載された。生物医学では、低酸素状態の細胞や組織を検出するためにピモニダゾールと呼ばれる化合物が標準的に使用されており...●科学技術ニュース●京都府立医科大学など、世界初!放射線治療の増強効果を持つ診断薬を開発しがんの治療抵抗性領域を発見

  • ●科学技術ニュース●三井化学、ロボティクス向け基盤AIモデルを開発する韓国リアルワールドへ出資

    三井化学は、321FORC(登記名:MCIイノベーション投資事業有限責任組合、運営者:グローバル・ブレイン株式会社)を通じてロボティクス向け基盤AIモデルを開発する韓国RLWRLDInc.(リアルワールド、本社:韓国・ソウル、CEO:リュ・ジュンヒ)へ投資を行った。リアルワールドは、製造現場で活用できるロボティクス向け基盤AIモデル(RoboticsFoundationModel「RFM」)技術を開発するフィジカルAIスタートアップ。独自のAIアーキテクチャ、製造業データに基づくRFM学習プラットフォーム、AIとロボット間の相互運用技術などを通じて、産業現場で活用可能なRFMソフトウェアを研究開発中であり、これらの技術を組み合わせて製造現場の複雑な課題に対応できる実用的なAIソリューションの実現を目指して...●科学技術ニュース●三井化学、ロボティクス向け基盤AIモデルを開発する韓国リアルワールドへ出資

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学はそんなものじゃない!」(ルフ・コールズ、ナタリー・シンクレア著/晶文社)

    <新刊情報>書名:数学はそんなものじゃない!~数学ぎらいを生む5つの思い込みから自由になる~著者:ルフ・コールズ、ナタリー・シンクレア訳者:永山香織発行:晶文社「積み重ねがだいじ」「抽象的だから難しい」「正誤がはっきりしている」……それって本当?ずっと信じられてきたドグマ(思い込み)から抜け出せば、もう算数も数学もこわくない――頭と心を耕す、新しい数学のすすめ。なぜ算数・数学にまつわる思い込みは生まれ、長らく信じられてきたのか?どのように学びを妨げ、たくさんの子どもたちに不安を与えているのか?数学という学問の歴史や本質を読み解き、「積み重ねがだいじ」「限られた人にしかできない」など5つのドグマを打ち破っていく。実践セクションでは、楽しく学ぶアイデアや教室でのアクティビティなど、オルタナティブな教え方・学び...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学はそんなものじゃない!」(ルフ・コールズ、ナタリー・シンクレア著/晶文社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「金属有機構造体(MOF)研究の動向と用途展開」(田中大輔ほか/シーエムシー出版)

    <新刊情報>書名:金属有機構造体(MOF)研究の動向と用途展開著者:田中大輔ほか編集:シーエムシー出版編集部発行:シーエムシー出版近年、新しい多孔性材料として応用研究が活発化している金属有機構造体(Metal-organicframework;MOF)についてまとめた1冊。ジャングルジムのような分子構造をもつMOFは、多様な金属イオンと有機配位子から合成され、ナノサイズレベルでの構造制御が容易。大きな表面積、大きな細孔容積をもつため、ガス貯蔵,ガス分離、不均一系触媒、センサ、プロトン伝導体、DDSキャリアといった、様々な用途への応用研究が活発化。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「金属有機構造体(MOF)研究の動向と用途展開」(田中大輔ほか/シーエムシー出版)

  • ●科学技術ニュース●京都大学など、前頭側頭葉変性症患者のiPS細胞で治療薬候補を見出しCACNA2D2を前頭側頭葉変性症の治療標的として同定

    今村恵子特定拠点講師および井上治久教授(京都大学CiRA増殖分化機構研究部門)らの研究グループは、大阪大学医学部附属病院神経科・精神科池田学教授、森康治講師、量子科学技術研究開発機構(QST)量子医科学研究所樋口真人センター長、新潟大学脳研究所佐原成彦特任准教授(2025年3月31日までQSTに所属)、川崎医科大学砂田芳秀学長、同神経内科学大澤裕特任准教授、久徳弓子講師らの研究グループとともに、前頭側頭葉変性症患者のiPS細胞を用いた既存薬スクリーニングにより治療薬候補を見出し、CACNA2D2を前頭側頭葉変性症の治療標的として同定した。前頭側頭葉変性症(FTLD)は、指定難病の一つで若年性認知症の最も一般的な原因の一つとして知られている。FTLDの患者は、性格や行動の変化や言葉がうまく話せなくなるといっ...●科学技術ニュース●京都大学など、前頭側頭葉変性症患者のiPS細胞で治療薬候補を見出しCACNA2D2を前頭側頭葉変性症の治療標的として同定

  • ●科学技術ニュース●三菱ふそうトラック・バス、岩谷産業とサブクール液化水素(sLH2)充填技術の 共同研究開発について基本合意書を締結

    三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、岩谷産業と液化水素を利用した水素燃料商用車向けの水素充填技術の研究開発に関する基本合意書を締結した。両社は、新たな液化水素の充填方法であるサブクール液化水素(subcooledliquidhydrogen:sLH2)充填技術に関する研究開発を共同で行う。sLH2充填は、圧縮水素ガスと比較して、水素燃料のより高い貯蔵密度、より長い航続距離、充填時間の短縮化、より低い運用コスト、より高いエネルギー効率といった面で優位性を持つ。岩谷産業とMFTBCは、sLH2充填に関する技術、規制及び商用化に関する共同研究を行い、sLH2充填技術の日本での確立に向けて取り組みを進める。長距離輸送を中心に重量物運搬を行う商用車のカーボンニュートラル化を実現する上で、水素燃料は重要な手段で...●科学技術ニュース●三菱ふそうトラック・バス、岩谷産業とサブクール液化水素(sLH2)充填技術の共同研究開発について基本合意書を締結

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学の窓から」(小倉金之助著/河出書房新社)

    <新刊情報>書名:数学の窓から~科学と人間性~著者:小倉金之助解説:村上陽一郎発行:河出書房新社往年の数学者・科学史家で、名随筆家でもあった著者の代表的随筆集の復刊。「数学と民族性」「統計の話」「黒板は何処から来たのか」「ヴォルテールの恋人」など興味津々。【著者】小倉金之助(1885年―1962年)数学者・数学史家。山形県生まれ。現在の東京理科大学卒。国民に科学的精神を広めることで国家主義の克服に努めた。著書に、『数学者の回想』『小倉金之助著作集』全8巻など。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学の窓から」(小倉金之助著/河出書房新社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「LLMのプロンプトエンジニアリング」(John Berryman、Albert Ziegler著/オライリージャパン)

    <新刊情報>書名:LLMのプロンプトエンジニアリング~GitHubCopilotを生んだ開発者が教える生成AIアプリケーション開発~著者:JohnBerryman、AlbertZiegler訳者:服部佑樹、佐藤直生発行:オライリージャパンLLMのポテンシャルを最大限活かし、期待通りの精度の高いアウトプットを引き出すためには、LLMの能力や特性を正しく評価、把握し、綿密な設計に基づいたプロンプトを組み立てることが必要。同書では、まずLLMを理解することから始め、その上で、プロンプトにはどんなことを組み込み、どのような構造にすべきか、本来の意味での「プロンプトエンジニアリング」を行う方法を説明していく。著者たちはGitHubCopilotの開発者であり、その実装過程で得られた貴重な知見や、評価手法、設計上の判...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「LLMのプロンプトエンジニアリング」(JohnBerryman、AlbertZiegler著/オライリージャパン)

  • ●科学技術ニュース●東北大学など、半導体内の電子スピン波を自由に制御できる技術を確立し電子スピン波を活用する次世代情報処理基盤を開拓

    東北大学大学院工学研究科の菊池奎斗大学院生、石原淳助教、山本壮太特任助教、好田誠教授(兼量子科学技術研究開発機構量子機能創製研究センタープロジェクトリーダー)、筑波大学数理物質系の大野裕三教授、東京理科大学先進工学部物理工学科の宮島顕祐教授らの研究グループは、プログラム可能な空間光変調器(SLM)を用いた構造化光を利用し、ガリウム・ヒ素(GaAs)/アルミニウム・ガリウム・ヒ素(AlGaAs)の量子井戸中に任意の電子スピン波を直接転写することに成功した。今回の技術では従来技術の制約を克服し、より高度なスピン構造制御が可能となった。同手法は、半導体スピントロニクスの新たな応用可能性を拓き、情報処理デバイスや磁性薄膜、二次元材料への展開が期待される。同研究では、SLMを用いて光の偏光パターンを制御し、その偏光...●科学技術ニュース●東北大学など、半導体内の電子スピン波を自由に制御できる技術を確立し電子スピン波を活用する次世代情報処理基盤を開拓

  • ●科学技術ニュース●東光高岳とe-Mobility Power、最大出力350kW/口、最大電圧1,000Vの次世代超急速充電器を共同開発

    東光高岳とe-MobilityPowerは、最大出力350kW/口,総出力400kW(最大電流400A×最大電圧1,000V)のEV向け次世代超急速充電器「SERA-400」を共同開発した。一口最大出力350kW(総出力400kW)の急速充電器は、CHAdeMO規格では世界初。また、躯体の設計・開発には、インダストリアルデザイナーである山中俊治氏とチームVTOLが参画し、存在感ある未来的な外形とユーザーの使いやすさを両立させたスタイリッシュなデザインとなっている。さらに、住友電気工業が新たに開発した新型充電コネクタと充電ケーブルを採用し、軽量化と細径化を図ることで、操作性を飛躍的に向上させている。<e-MobilityPower>●科学技術ニュース●東光高岳とe-MobilityPower、最大出力350kW/口、最大電圧1,000Vの次世代超急速充電器を共同開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「誰も知らない生命」(サラ・イマリ・ウォーカー著/東洋経済新報社)

    <新刊情報>書名:誰も知らない生命~アセンブリ理論が明かす生命とその起源~著者:サラ・イマリ・ウォーカー訳者:水谷淳発行:東洋経済新報社生命とは何か?どのように誕生したのか?世界が注目する最新理論がもたらす生命観のパラダイムシフト。生命と非生命を分けるものは何か?宇宙はどのようにして複雑な生命を生み出したのか?物理学と生物学の架け橋となる革新的なアセンブリ理論への招待。【目次】第1章生命とは何か?第2章ハードプロブレムインタールード新たな物理学第3章何が生命か?第4章異世界生命第5章生命の起源第6章この惑星の未来【著者】サラ・イマリ・ウォーカーアリゾナ州立大学(ASU)ビヨンド科学基本概念センターの副所長で、アリゾナ州立大学(ASU)の教授。生命の起源の研究により、スタンリー・L・ミラー若手研究賞を受賞。...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「誰も知らない生命」(サラ・イマリ・ウォーカー著/東洋経済新報社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ビジネス課題の発見と解決を導く―データ分析 成功のセオリー」(河合俊典、横田賀恵著/リックテレコム)

    <新刊情報>書名:ビジネス課題の発見と解決を導く―データ分析成功のセオリー著者:河合俊典、横田賀恵発行:リックテレコムデータ分析やAIを実際のビジネス活動へ適用する動きが急拡大している。その成功のカギは、個々の分析技術や機械学習の手法とは、少し別の所にありそう。同書は「分析技術と現実のビジネスをつなぐ」という目的指向の視点から、必要とされるノウハウを広く網羅的に俯瞰する。分析の実施やAIシステム開発に先立つデータの準備、スコーピングと分析プロセスの設計、必要となるスキルの見極めとその動員方法から、最終的な分析結果の扱い方やレポート時の心構えまでを、著者の豊富な経験に基づき具体的に紹介。推奨図書を含め、データサイエンティスト、分析の担当者、ビジネストランスレーターにとって喫緊のスキルセットを明示する。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ビジネス課題の発見と解決を導く―データ分析成功のセオリー」(河合俊典、横田賀恵著/リックテレコム)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

    <テレビ番組情報>いまからサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分5月28日(水)先天性心疾患を抱える赤ちゃんの問題解決白石公(国立循環器病研究センター名誉客員研究員)先天性心疾患を抱える赤ちゃんは100人に約1人。そんな小さな命を救うため、最先端のバーチャルシステムで、手術のシミュレーションや、より正確な経過予測が可能に。最先端技術を駆使して、先天性心疾患を抱える赤ちゃんの問題解決に挑むのが、国立循環器病研究センターの白石公先生。赤ちゃんの心臓はかなり小さく千差万別で手術も困難。そこで、心臓の超精巧な3D模型を作り、手術前の精緻なシミュレーションで手術速度・成功率を一気に高めるという。さらにこの技術で術後の経過予測もより正確にできるんだそう!最先端の技術が小さな命を救う。長年、小児科医とし...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIを美学する」(吉岡 洋著/平凡社)

    <新刊情報>書名:AIを美学する~なぜ人工知能は「不気味」なのか~著者:吉岡洋発行:平凡社(平凡社新書)なぜ私たちはAIの活躍を目にしたとき、楽しさばかりでなく「不気味さ」を感じてしまうのだろうか?私たちにとってAIとは何なのだろうか?――AIと暮らすことが当たり前となった今、「AIとは何か」を美学の視点から問いかける。『2001年宇宙の旅』のHAL9000、怪物フランケンシュタイン、映画の中のゾンビ、『火の鳥』のロボットたち……誰もがおなじみのフィクションに登場する「人間でない存在」から、「シンギュラリティ」や生成AIを利用したアートまで、カント哲学や実存主義を手がかりにAIの「面白さ」を考える1冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIを美学する」(吉岡洋著/平凡社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術が これ1冊でしっかりわかる教科書<改訂2版>」(小笠原種高著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:図解即戦力AmazonWebServicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書<改訂2版>著者:小笠原種高発行:技術評論社大好評を博したAmazonWebServicesの図解解説書がボリュームアップしての改訂。ページ数を大幅に増やし、よりわかりやすく、よりたくさんのサービスをフルカラーの図解で解説。必要なポイントを中心に無駄なく丁寧にまとめているので、同書1冊で、AWSのサービスと用語、しくみと技術、クラウドとネットワークの基礎などを手っ取り早く簡単に学ぶことができる。前版と同様のやさしさなので、今までのAWS解説書では難しかったという人も同書なら安心して学ぶことができる。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解即戦力AmazonWebServicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書<改訂2版>」(小笠原種高著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●京都大学など、室温下でSiC中の単一スピン情報の高効率な電気的読み出しを実証し量子デバイスの集積化に道拓く

    西川哲理京都大学化学研究所助教、森岡直也同准教授、水落憲和同教授、大島武QST高崎量子技術基盤研究所量子機能創製研究センター長/東北大学大学院工学研究科特任教授、土田秀一電力中央研究所エネルギートランスフォーメーション研究本部研究参事らの共同研究グループは、4H型炭化ケイ素(SiC)結晶中の原子の抜け穴に存在する一つの電子スピンの情報を、光照射によって発生する光電流の計測(PDMR法)によって、室温下で電気的に読み出すことに成功した。既存のシリコン空孔の電気的スピン読み出し技術は効率が低く、量子情報応用や高空間分解能な量子センサへの応用に不可欠な単一スピンの検出が困難であった。同研究では電流検出素子の構造と動作条件を工夫してほぼ理想的な電荷検出効率を実現し、かつリーク電流を抑制することにより、単一シリコン...●科学技術ニュース●京都大学など、室温下でSiC中の単一スピン情報の高効率な電気的読み出しを実証し量子デバイスの集積化に道拓く

  • ●科学技術ニュース●セブン‐イレブン・ジャパン、スズキとLOMBY、5月19日より自動走行ロボットによる屋外配送実証実験を南大沢エリアで開始

    LOMBY、セブン‐イレブン・ジャパン、スズキは、5月19日(月)から東京都八王子市の南大沢エリアにて、セブン‐イレブンの商品お届けサービス「7NOW」で注文を受けた商品を屋外型自動走行ロボット「LOMBY」で届ける実証実験を開始した。なお、同実験では配送先地点を指定せず、対象のセブン‐イレブン2店舗を中心とした南大沢エリア全域の個人宅(集合住宅の場合はエントランス周辺)等まで配送することから、国内の屋外ロボット配送における配送可能エリアと対象戸数は最大規模となる。同実験は、少子高齢化や将来的な配送員不足などのさまざまな社会課題を背景に、買い物が難しいエリアや状況における解決方法の1つとして、自動走行が可能なロボットによる配送を検討するもの。有効な手段として今後の実用化も見据え、(1)セブン‐イレブン店舗...●科学技術ニュース●セブン‐イレブン・ジャパン、スズキとLOMBY、5月19日より自動走行ロボットによる屋外配送実証実験を南大沢エリアで開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「心臓とこころ」(ヴィンセント・M・フィゲレド著/化学同人)

    <新刊情報>書名:心臓とこころ~文化と科学が明かす「ハート」の歴史~著者:ヴィンセント・M・フィゲレド訳者:坪子理美発行:化学同人「心臓」は本当にただのポンプなのか?かつて人々は、心臓こそが知性や感情、魂の宿る場所だと信じていた。しかし、現代医学の発展とともに、心臓は脳に従属する単なる血液ポンプと考えられるようになった。それでも、心臓は今な愛や健康の象徴として強い影響を持ち続けている。同書では、心臓専門医の著者が、古代から現代までの心臓に対する人類の認識の変遷をたどり、芸術・文化・宗教・哲学・科学における心臓の役割を解き明かす。さらに、最新の科学が明かす心臓と脳の関係や、心臓医療の進歩についても詳しく解説。同書を読めば、あなたの心臓に対する見方が変わるかもしれない。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「心臓とこころ」(ヴィンセント・M・フィゲレド著/化学同人)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「エクセル業務改善の女神」(大村あつし著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:エクセル業務改善の女神~仕事が劇的に変わるマクロプログラミング~著者:大村あつし発行:技術評論社同書は、物語の中でストーリー仕立てでExcelVBAを解説する書籍。とある夜、大手商社勤務の営業マン佐々木雄一郎に、一軒家に独りで住む謎の女性江頭陽菜がエクセル・マクロの講師を申し出る。その日から雄一郎のVBAの奮闘が始まるが、彼の目的はマクロで業務改善をして課のアイドル、喜多山まりんに認められることだった。しかし、毎晩一緒にレッスンをする陽菜の存在、まりんを狙う他の同僚達と物語は複雑な恋愛模様を描き始め、ついに雄一郎は「見積入力」のデモを行う。陽菜はなぜ雄一郎に献身的なのか、また、なぜ彼の秘密を知っているのか。多くの謎を含んだまま物語は予測できない結末を迎える。同書で解説するVBAの内容は、...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「エクセル業務改善の女神」(大村あつし著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●原子力機構とQST、α線がん治療薬の“有効性“を迅速に見える化しα線放出核種の化学形・放射能同時分析システムを販売開始

    日本原子力研究開発機構(原子力機構)と量子科学技術研究開発機構(QST)は、α線がん治療薬に含まれるα線放出核種の化学形と放射能の迅速・同時分析システムを開発した。明昌機工株式会社より製品名「NuS-Alpha(ニュースアルファ)」として販売を開始する。α線内用療法は、α線が体内で数細胞分程度しか進まない特性を活かし、がん細胞をピンポイントで治療・死滅させるため、周辺の正常組織への影響を最小限に抑える事が可能。この治療では、211At(アスタチン)や225Ac(アクチニウム)といったα線放出核種を含む薬剤を人体に投与する前に、その化学形や放射能を測定し、治療効果などを厳密に評価する必要がある。ところが、211Atは半減期が7時間程度と短く、急速に消滅してしまうため、化学形と放射能を迅速かつ正確に評価する分...●科学技術ニュース●原子力機構とQST、α線がん治療薬の“有効性“を迅速に見える化しα線放出核種の化学形・放射能同時分析システムを販売開始

  • ●科学技術ニュース●NEC、持続可能なデータセンター運用を実現するオープンソースソフト「CDIM」をGitHubに公開

    NECは、次世代データセンター向けに効率的なコンピューティングの運用・管理を実現するオープンソースソフトウェア「ComposableDisaggregatedInfrastructureManager(CDIM)」をGitHub(https://github.com/project-cdim/cdim)に公開した。CDIMは、柔軟なハードウェア構成を可能にし、複雑なインフラストラクチャを統合的に管理する。急速に進化するデジタルトランスフォーメーションが、データの増加と消費電力の課題を浮き彫りにしている。2030年の予測では、ICTが世界の電力消費の20%を占め、それに伴いデータセンターの電力消費も増加する見込み。NECは、この社会的課題に対処するため、コンピュートの省力化と持続可能なインフラ運用を実現する...●科学技術ニュース●NEC、持続可能なデータセンター運用を実現するオープンソースソフト「CDIM」をGitHubに公開

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ブック・ウォーズ」(ジョン・B・トンプソン著/みすず書房)

    <新刊情報>書名:ブック・ウォーズ~デジタル革命と本の未来~著者:ジョン・B・トンプソン訳者:久保美代子発行:みすず書房ベストセラー小説「火星の人」の作者ウィアーに幸運をもたらしたのは、デジタル革命だ。彼は、ウェブサイトに作品をアップロードしたり、Kindle版を自ら出版したりしたことで多くの読者を得た。グーテンベルク以来、出版社という門番に認められない限り、原稿が本として広く読まれるチャンスはほとんどなかったが、今や、作品を読んでもらうために、出版社や実店舗書店を通す必要は必ずしもなくなっている。社会学者にして、独立系出版社Polityの経営にも携わる著者は、デジタル革命が書籍サプライチェーンを破壊して創りかえた歴史を、膨大な統計資料、約180件の出版・テック業界関係者インタビューから論じる。本の全ジャ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ブック・ウォーズ」(ジョン・B・トンプソン著/みすず書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「この一冊で測定できる!電気化学インピーダンス入門」(松本 太、岸岡真也、祖父江和治著/科学技術情報出版)

    <新刊情報>書名:この一冊で測定できる!電気化学インピーダンス入門~基本から測定・解析まで~著者:松本太、岸岡真也、祖父江和治発行:科学技術情報出版(エンジニア入門シリーズ)【目次】第1章電気化学測定の基礎第2章インピーダンスの基礎第3章電気化学インピーダンスの基礎第4章複雑な電気化学反応のインピーダンス測定第5章電気化学インピーダンス測定の実際第6章解析ソフトウェアによる実験データのフィッティング操作第7章実際の例から学ぶ解析・解釈の方法第8章電気化学インピーダンス法の数学的な取り扱い付録(1)回路素子の電流と電圧の関係~(8)有限拡散パターン2のインピーダンスの導出●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「この一冊で測定できる!電気化学インピーダンス入門」(松本太、岸岡真也、祖父江和治著/科学技術情報出版)

  • ●科学技術ニュース●東北大学など、バルクでは磁石につかない物質を原子層厚の薄膜で磁石に変換し次世代スピントロニクスへの応用に期待

    東北大学、高エネルギー加速器研究機構、量子科学技術研究開発機構(QST)からなる研究グループは、クロムを含む反強磁性体Cr2Se3に着目し、分子線エピタキシー法によってグラフェン上にCr2Se3の二次元薄膜を成長させることに成功した。1層から3層まで膜厚を系統的に変化させた試料を高輝度放射光X線で調べた結果、三次元の結晶では反強磁性を示すCr2Se3が、二次元になると強磁性へ転じ、さらに膜厚が薄いほど強磁性転移温度(TC)が高まることを明らかにした。加えて、マイクロARPESによる電子状態解析から、グラフェン基板から界面を介してCr2Se3に注入される伝導電子が、この高温強磁性の決定的な要因であることを突き止めた。同成果は二次元材料で高温強磁性を安定化させる新たな手法を提案するとともに、スピントロニクスデ...●科学技術ニュース●東北大学など、バルクでは磁石につかない物質を原子層厚の薄膜で磁石に変換し次世代スピントロニクスへの応用に期待

  • ●科学技術ニュース●HondaとQuemix、世界初の「量子状態を読み出す新技術」を共同開発

    ホンダの研究開発子会社である本田技術研究所(Honda)とテラスカイのグループ会社で量子コンピューターのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行うQuemixは、世界初の「量子状態を読み出す新技術」を開発した。Hondaは、2050年に全ての企業活動を通じたカーボンニュートラル実現を目指しており、その一環としてエネルギー部材の研究に取り組んでいる。部材の研究には材料分析が必要になるが、従来のコンピューターによる計算は膨大なリソースが必要なため、高速な計算を可能にする量子コンピューターの使用を検討している。しかしながら、量子コンピューターで量子状態を読み出す際、量子状態が壊れてしまうことで読み出し回数が増加してしまい、時間が掛かることが大きな課題であった。HondaとQuemixは、量子状態そのものの読み出...●科学技術ニュース●HondaとQuemix、世界初の「量子状態を読み出す新技術」を共同開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「オッペンハイマーの遺産」(佐藤文隆著/青土社)

    <新刊情報>書名:オッペンハイマーの遺産~湯川中間子・原爆・ブラックホール~著者:佐藤文隆発行:青土社戦争の最中、一人の不器用な理論物理学者が原爆製造の指揮をとった――。ナチスドイツでの原子核分裂の発見を受けて「核」の時代が始まった。戦争の世紀、そして物理学の世紀である二十世紀、そのなかを苦悩と葛藤とともに生きた天才たちの生涯を追いながら、科学とわたしたち、科学と社会の関係を再び問い直す。現代を代表する科学者が描く、もうひとつの現代史。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「オッペンハイマーの遺産」(佐藤文隆著/青土社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Docker+Kubernetesステップアップ入門」(徳永航平ほか著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:Docker+Kubernetesステップアップ入門〜コンテナのしくみ、使い方から、今どきのプラクティス、セキュリティまで~著者:徳永航平、宮原徹、濱田孝治、清水勲、田中智明、早川大貴、須田一輝、李瀚、前佛雅人、水野源、遠山洋平、森田浩平発行:技術評論社(SoftwareDesign別冊)現代の開発環境の定番になったコンテナ技術。同書では、Docker/Kubernetesの入門知識はもちろん、コンテナの使い方、コンテナイメージの書き方、セキュリティなどの今どきのノウハウを解説。コンテナ技術を学び直したい方はもちろん、何となく使っているけどもっとスキルアップしたいエンジニアの方におすすめの1冊。同書は、IT月刊誌「SoftwareDesign」からDocker、Kubernetes、コン...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Docker+Kubernetesステップアップ入門」(徳永航平ほか著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●日本原子力研究開発機構など、放射線による水分子の分解とその後の挙動を視覚的に追跡する計算プログラムの開発に成功

    日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究センターの研究員でかつ北海道大学とのクロスアポイントメントで講師を務める松谷悠佑研究員らと、北海道科学大学の吉井勇治講師、量子科学技術研究開発機構の楠本多聞主任研究員、海上・港湾・航空技術研究所海上技術安全研究所の大西世紀元グループ長との共同研究により、最新のがん治療効果の解明に応用可能な、放射線による水分子の分解とその後の挙動を視覚的に追跡する計算プログラム(化学コード)の開発に成功した。放射線療法は、外科手術や抗がん剤治療と共にがん治療を支える3本の柱の一つ。放射線療法において生体に放射線を照射すると、生体内の分子と放射線が物理反応を起こす。生体には水が多く含まれるため、物理反応後には水分子は分解され、OHラジカルや水和電子など、さまざまな分解生成物が大量に発生...●科学技術ニュース●日本原子力研究開発機構など、放射線による水分子の分解とその後の挙動を視覚的に追跡する計算プログラムの開発に成功

  • ●科学技術ニュース●日立製作所、デジタル×バイオ融合により細胞遺伝子治療薬の効果的な開発を支援する技術を開発

    日立製作所は、細胞遺伝子治療薬の開発に取り組む製薬企業やバイオテックなどを支援するため、デジタル技術とバイオ技術を融合した「デザイン細胞開発プラットフォーム」技術を開発した。この技術は、生成AIを用いた遺伝子配列の自動生成とハイスループット細胞評価を連携させることで、従来の数十種類/年程度の細胞設計・評価から10万種類/年程度の設計・評価を可能にする。これにより、細胞遺伝子治療薬開発の探索研究に要する期間を短縮することが期待され、がんに対する安全で治療効果の高いCAR-T細胞の効率的な開発を支援する。今後、日立は、製薬企業やアカデミアとの協創を進め、技術の効果を検証するとともに、がんやその他の難病の克服に向けて貢献していく。近年、再生医療や細胞遺伝子治療の市場は急成長しており、2030年には7.4兆円規模...●科学技術ニュース●日立製作所、デジタル×バイオ融合により細胞遺伝子治療薬の効果的な開発を支援する技術を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「湿原が世界を救う」(露崎史朗著/築地書館)

    <新刊情報>書名:湿原が世界を救う~水と炭素の巨大貯蔵庫~著者:露崎史朗発行:築地書館いままでにない、湿原のすべてがわかる本。湿原は多くの生き物を育むだけでなく、未来の地球環境をも左右しうる重要な機能を備えた水と炭素の貯蔵源。他の場所では生きづらい動植物を育み、保水機能によって洪水被害を軽減し、膨大な炭素を泥炭として抱え込んで人間の生活と地球環境を支えている湿原。そんな湿原について、その形成過程から動植物相、直面している問題、そして保全・復元の展望までを楽しく解説。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「湿原が世界を救う」(露崎史朗著/築地書館)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「物理学実験<第6版>」(下田 正、杉山清寛、福田光順、山中千博編集/大阪大学出版会)

    <新刊情報>書名:物理学実験<第6版>~大阪大学理学部物理学科・物理学実験テキスト~編集:下田正、杉山清寛、福田光順、山中千博発行:大阪大学出版会物理学的な考え方、実験に対する姿勢を学ぶことに主眼を置き、実験に必要な基礎知識から具体例まで詳述した必携テキスト第6版。「本書は大阪大学理学部物理学科の3年次学生に対して開講している「物理学実験1及び2(以下、物理学実験)」のテキストとして書かれたものである。大阪大学理学部物理学科では、1~2年次で基礎的な物理学の学生実験を履修し、3年次で、本書で解説する「物理学実験」を履修する。1~2年次での学生実験は、言わば物理実験の入門コースであり、物理現象に興味を持つ、実験することに慣れる、実験装置に慣れる、などが主な目的であると考えられる。これに対し、「物理学実験」は...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「物理学実験<第6版>」(下田正、杉山清寛、福田光順、山中千博編集/大阪大学出版会)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

    <テレビ番組情報>いまからサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分5月21日(水)オートファジーにかかわるタンパク質「ルビコン」吉森保(大阪大学・名誉教授・特任教授)ノーベル生理学・医学賞を受賞した「オートファジー」。生き物の寿命を伸ばす可能性がある!と世界中から大注目。その最前線を切り開く、凄腕サイエンティストを直撃。人類にとって長年の夢、不老長寿も夢じゃない!?細胞を新品に生まれ変わらせ、生き物の老化を遅らせる可能性があると、世界中から注目を集める「オートファジー」研究でいくつもの発見を成し遂げてきたトップランナーが、大阪大学・吉森保特任教授。鍵を握るのは、先生が発見したあるタンパク質。さらにオートファジーを活発化させる生活習慣とは?「老い」や「死」とは何なのか?知られざる最先端の世界に...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「仁科芳雄」(上山明博著/青土社)

    <新刊情報>書名:仁科芳雄~「原爆を作ろうとした物理学者」がみたもの~著者:上山明博発行:青土社「日本の現代物理学の父」の苦悩と願い。ボーアに学び、日本における素粒子物理学の礎を築くとともに、湯川秀樹に影響を与え、朝永振一郎や坂田昌一といった世界的な研究者をも育成した偉大なる物理学者。戦中の彼の姿は原爆開発のための「ニ号研究」の中心にあった。しかしあの日、広島と長崎を実際に目にし、仁科の歩みは大きく変わっていった。彼は戦後、何を目指したのか。戦後80年のいま、ひとりの科学者の足跡から科学と平和を考える、必読の評伝ノンフィクション。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「仁科芳雄」(上山明博著/青土社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解でわかるエネルギーDX」(内藤克彦、蝦名雅章著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:図解でわかるエネルギーDX~デジタルで効率化する電力システム大転換技術⁠~著者:内藤克彦、蝦名雅章発行:技術評論社(未来エコ実践テクノロジーシリーズ)2050年カーボンニュートラル達成に向け、エネルギー産業も大転換期を迎えている。欧米ではDXをうまく活用して需給バランスを決め、効率よく電力を供給している。アジア諸国でも、欧米の送電オペレーションシステムを導入し、電力の効率的な送配電をおこなっている。それにならい、日本でもDXを取り入れた電力システムの改革に乗り出した。同書では、現状の日本の電力システムの問題点を挙げ、DXその先のGX(再エネの大量導入電力網)を本格的に行う上で、これからどのようなシステムを構築していかなければならないかを技術面、ビジネス面から解説する。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解でわかるエネルギーDX」(内藤克彦、蝦名雅章著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●東北大学など、高輝度放射光を用いて高温超伝導体中の電子の振動を解明し超伝導発現機構の解明や転移温度を高める手がかり

    東北大学学際科学フロンティア研究所の鈴木博人助教らの研究グループは、量子科学技術研究開発機構(QST)NanoTerasuセンター、兵庫県立大学、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構などとの共同研究により、−163℃で超伝導を示す銅酸化物超伝導体のプラズマ振動の性質を解明した。測定には、軟X線領域の放射光を試料に照射し、跳ね返ってきた光のエネルギーを調べる共鳴非弾性X線散乱(RIXS)を用いた。同研究は高温超伝導の発現機構に知見を与えるとともに、QSTがNanoTerasuの共用ビームラインにて開発したRIXS装置の世界最高水準の性能を実証するもの。銅(Cu)の酸化物からなるセラミック材料は高い超伝導転移温度(Tc)を示すことが知られている。中でも、ビスマス(Bi)を含む銅酸化物は−163°Cという高い...●科学技術ニュース●東北大学など、高輝度放射光を用いて高温超伝導体中の電子の振動を解明し超伝導発現機構の解明や転移温度を高める手がかり

  • ●科学技術ニュース●KDDIとNEC、サイバーセキュリティ事業における協業で合意

    KDDIとNECは、サイバーセキュリティ事業における協業の検討を開始する基本合意書を締結した。両社は同締結により、近年巧妙化するサイバー脅威から日本企業・政府機関を守るため、より強固な防御力を提供できる純国産のセキュリティ基盤を共同で構築することにより、国内最大規模(注1)のサイバーセキュリティ事業を展開することを目指す。国内では近年、地政学リスクの高まりにより、企業や政府機関に対するサイバー攻撃が増加している。なかでもランサムウェア攻撃などの手法が巧妙化しており、多くの企業が情報漏洩や業務停止といった重大な影響を受けている。これにより企業の信頼性が低下し、市民の生活にも影響が及ぶケースも増えている。また、日本国内においても、経済安全保障推進法の成立により、基幹インフラ事業者に対してサイバー攻撃によるサー...●科学技術ニュース●KDDIとNEC、サイバーセキュリティ事業における協業で合意

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数の進化論」(加藤文元著/文芸春秋社)

    <新刊情報>書名:数の進化論著者:加藤文元発行:文芸春秋社(文春新書)かつて数学を諦めた全ての大人へ贈る。「数学って何が楽しいんですか」「なんか役に立ちますか」挑戦的な問いから始まった、ド文系の編集者と数学者の対話。ゼロ、無理数、負の数、素数……その始まりと歴史を紐解いていくと、数の新しい世界が見えてきた!大人の学び直しに最良の〝新感覚〟数学談義。【目次】はじめに加藤文元vs.ド文系の編集者第1章数学の始まりは「割り算」第2章ゼロは「・」だった第3章無理数の発見第4章負の数を受け入れる第5章気まぐれな素数第6章無限って必要ですか?第7章abc予想という頂第8章新しい数学は生まれるか●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数の進化論」(加藤文元著/文芸春秋社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TCP/IPネットワーク ステップアップラーニング<改訂第5版>」(三輪賢一著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:TCP/IPネットワークステップアップラーニング<改訂第5版>著者:三輪賢一発行:技術評論社TCP/IPネットワークを理解する上での必須知識を無理なく、段階的に学習できる入門書。インターネットの成り立ちからIPアドレスのしくみ、無線/有線LAN、ルーティング、サーバー、セキュリティなど、TCP/IPの基本をわかりやすく解説。またモバイル、クラウドなど、ネットワークに関連した最新事情も網羅。節末に確認問題、章末に練習問題を掲載し、ステップごとに理解度を確認できる。独習書、教科書とに最適な1冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TCP/IPネットワークステップアップラーニング<改訂第5版>」(三輪賢一著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●QST、LiSTieへ出資しフュージョンテクノロジーの社会実装を加速

    量子科学技術研究開発機構(QST)は、研究開発成果の最大活用を図り、その普及・実用化により社会へ還元することを目的として、QSTが認定したベンチャー企業に対する支援を進めているが、今回、認定ベンチャーの成長を促進する更なる支援策として、また、フュージョンエネルギーの実現に必須なリチウム回収技術の開発と産業化を加速させるために、令和7年3月24日に認定ベンチャーであるLiSTie株式会社(CEO:星野毅)へ出資した。認定ベンチャーへの出資は、QSTが平成28年に設立されて以降初めての実施となる。今回の出資は、リチウム回収技術に関するQST知財をLiSTieへ実施許諾する対価として、LiSTieから普通株式を取得する。LiSTieが今後開発するリチウム回収技術がフュージョンエネルギー開発に必要となる海水からの...●科学技術ニュース●QST、LiSTieへ出資しフュージョンテクノロジーの社会実装を加速

  • ●科学技術ニュース●東京大学と核融合開発に関わる民間企業8社、フュージョンエネルギーの早期実現に向けて社会連携講座を開設

    東京大学およびStarlightEngine、京都フュージョニアリング、電源開発、日揮、フジクラ、古河電気工業、丸紅と他1社(民間企業8社)は、「フュージョンシステム設計学」社会連携講座を2025年5月1日に開設した。近年、フュージョンエネルギー(水素などの軽い原子核同士が高温・高圧下で融合して別の重い原子核に変わる際に発生する「核融合エネルギー」)の早期実現を目指し、世界中で発電実証に向けた競争が激化している。日本も内閣府の「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」に基づく取り組みを加速することで、世界に先駆けて2030年代の発電実証の達成を目指しており、民間でもStarlightEngine等が推進するフュージョンエネルギー発電実証プロジェクト「FAST」(燃焼プラズマからフュージョンエネルギーを...●科学技術ニュース●東京大学と核融合開発に関わる民間企業8社、フュージョンエネルギーの早期実現に向けて社会連携講座を開設

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「見たこともない宇宙」(キャロライン・ハーパー/柏書房)

    <新刊情報>書名:見たこともない宇宙~ジェイムズ・ウエッブ宇宙望遠鏡の世界~著者:キャロライン・ハーパー訳者:中野太郎発行:柏書房2021年12月に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡。ビッグバンの後、最初に誕生した恒星を観察するために開発された最新の宇宙望遠鏡。30年前の1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡の後継機として、今まで見ることができなかった赤方偏移をした光を観測できるように設計されている。遠方からくるさらに波長の伸びた光を見ることができるわけだ。つまり、これまでよりも宇宙の始まりに近づくことができることになる。また、口径も2.4mから6.5mと2.5倍以上となり、解像度と集光力が格段に高まり、さらに精密な観測が期待されている。同書は、そのジェイムズ・ウェッブの開発の経緯から、各...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「見たこともない宇宙」(キャロライン・ハーパー/柏書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TiDB実践入門」(長谷川誠著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:TiDB実践入門~RDBMSのスケール課題を解消するNewSQL~監修:本多康夫、PingCAP株式会社発行:技術評論社著者:長谷川誠発行:技術評論社同書はTiDB(従来のRDBMSの使いやすさとNoSQLのスケーラビリティを兼ね備えているDB)の基本的なアーキテクチャをはじめ、様々な環境へのTiDBのインストール手順について解説。インストールが終われば、次に必要なことはTiDBに対する各種操作方法を理解すること。各環境におけるTiDBに対する操作方法をインストール手順の後に詳細に解説。加えて、MySQLを運用していく上でよくある課題を具体的に挙げながらTiDBがどのように課題を解決するのかを解説。最後に付録としてよく使うコマンド操作や逆引きコマンドリファレンスを記述している。この本を通...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TiDB実践入門」(長谷川誠著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●NIMS、グリーン水素製造の新たな鍵:電極触媒の真価を見える化する新手法提示

    物質・材料研究機構(NIMS)は、電極界面における局所的な酸性度(pH)変化を高精度で観測し、その変化が電極触媒活性(特に酸素発生反応)に及ぼす影響を正確に評価する計測手法を提示した。これにより、異なる酸性度条件下で得られた触媒活性データを統一的な基準で比較でき、水電解装置の効率化や二酸化炭素(CO2)排出削減を通じて持続可能なエネルギー社会の実現に貢献することが期待される。再生可能エネルギー由来の電力で水を分解して得られる「グリーン水素」は、CO2を出発物質とする化学工業品の生産など、持続可能な化学物質生成技術の中核として注目を集めている。2024年には水電解装置の設備投資額が50億米ドルに達する見通しで、今後さらなる需要増が見込まれる。従来の触媒材料には、高価で資源制約のある白金族元素が使われており、...●科学技術ニュース●NIMS、グリーン水素製造の新たな鍵:電極触媒の真価を見える化する新手法提示

  • ●科学技術ニュース●京セラなど、次世代グリーンデータセンター向け対応の広帯域光SSDを開発

    キオクシア、アイオーコア、京セラの3社は、次世代グリーンデータセンター向けに開発している、光インターフェースを採用した広帯域SSD(広帯域光SSD)の、PCIe5.0に対応するプロトタイプによる動作確認を行った。3社は広帯域光SSDについて、生成AIをはじめとする大量のデータの高速処理を必要とする先進的なアプリケーションへの適合性を高める技術の開発と共に、将来の社会実装に向けた実証試験(PoC)への適用を進める予定。今回の開発は、キオクシアの広帯域SSDのプロトタイプ、アイオーコアの光トランシーバー「IOCore」、京セラの光電気集積モジュール「OPTINITY」を組み合わせたシステムで行い、前世代のプロトタイプと比べて2倍の帯域となるPCIe5.0(32GT/sx4)の高速インターフェースでの動作を確認...●科学技術ニュース●京セラなど、次世代グリーンデータセンター向け対応の広帯域光SSDを開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「大気を変える錬金術」(トーマス・ヘイガー著/みすず書房)

    <新刊情報>書名:大気を変える錬金術~ハーバー、ボッシュと化学の世紀~著者:トーマス・ヘイガー解説:白川英樹訳者:渡会圭子発行:みすず書房空気から固定窒素をつくるハーバー=ボッシュ法の発明は、化学の力で文字どおり世界を一変する半世紀をひらいた。固定窒素は“賢者の石”であり、「それを探そうとする者はそれぞれ強迫的な思いにとりつかれ、それぞれの悲劇を味わった」発明の前史から説き起こしているが、同書の中心はハーバーとボッシュ、とりわけカール・ボッシュの物語だ。アンモニア合成法の発明によって物質変換の威力の虜となり、一個人には背負いきれないほどの社会的責任を担ってしまった一人の天才的なエンジニアとして、ボッシュの人物像が浮かび上がる。彼が直接間接にかかわった無数の命の重さを考えれば、ときに表層的とも思える描像では...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「大気を変える錬金術」(トーマス・ヘイガー著/みすず書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「全社でデータを活かす技術」(バーバラ・ウィクサム、シンシア・M・ビース、レスリー・オーウェンス著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:全社でデータを活かす技術~データマネタイゼーションの成功法則~著者:バーバラ・ウィクサム、シンシア・M・ビース、レスリー・オーウェンス訳者:天野秀俊発行:日本経済新聞出版データを金銭的価値=利益に変える現代の「錬金術」。データはほとんどの企業や組織で、あらゆるところに眠っている。企業・団体のすべての人がデータを活かして、生産性を上げ、最終利益に結びつけるための法則を手に取るようにわかりやすく解説。【目次】序章全社でデータを活かす技術第1章データマネタイゼーション第2章データマネタイゼーション・ケイパビリティ第3章データによる業務改善第4章データによるラッピング第5章情報ソリューションの販売第6章データデモクラシーの創出第7章データマネタイゼーション戦略第8章データをマネタイズする●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「全社でデータを活かす技術」(バーバラ・ウィクサム、シンシア・M・ビース、レスリー・オーウェンス著/日本経済新聞出版)

  • ●科学技術ニュース●NIMSなど、NanoTerasu×組成傾斜膜による超高効率な電子構造解析に成功し約1日の実験でハーフメタルの最適組成を同定

    物質・材料研究機構(NIMS)、東北大学と光科学イノベーションセンターからなる研究チームは、わずか1日の実験で、ハーフメタル性を有するCo-Mn-Siホイスラー合金のスピン分極状態が最も高い組成を同定することに成功した。これは、1つの基板上に組成を徐々に変化させた組成傾斜薄膜を作製し、高輝度放射光施設NanoTerasuにおける強力な放射光源を用いた計測により実現した成果。超高効率なハーフメタル材料の最適化が可能になることで、高性能スピンデバイス用の新材料開発が加速することが期待される。ハーフメタル材料は、伝導電子のスピンの向きが一方向に揃った高いスピン分極状態を有する磁性材料であり、次世代ハードディスクのリードヘッド用の電極材料などとして期待を集めている。しかし、スピン分極状態の直接的な計測には、エネル...●科学技術ニュース●NIMSなど、NanoTerasu×組成傾斜膜による超高効率な電子構造解析に成功し約1日の実験でハーフメタルの最適組成を同定

  • ●科学技術ニュース●理研など、極限の時空間分解能で分子を操りテラヘルツ光による超高速電荷操作で単一分子発光を誘起

    理化学研究所(理研)開拓研究本部Kim表面界面科学研究室の木村謙介研究員、今田裕上級研究員(研究当時)、金有洙主任研究員(東京大学大学院工学系研究科特任教授)、横浜国立大学(横浜国大)大学院工学研究院の玉置亮助教、片山郁文教授、武田淳教授、浜松ホトニクス株式会社中央研究所の河田陽一主任部員らの国際共同研究グループは、ピコ秒(ps、1psは1兆分の1秒)の時間スケールを有する光パルスとナノメートル(nm、1nmは10億分の1メートル)スケールの物質を可視化する顕微鏡を組み合わせた、現時点で極限ともいえる時空間分解能を有する単一分子分光手法を確立した。同成果は、ナノスケールの分子系で生じる超高速なエネルギー変換や化学反応の機構解明に貢献すると期待される。今回、同国際共同研究グループは、原子分解能を持つ走査トン...●科学技術ニュース●理研など、極限の時空間分解能で分子を操りテラヘルツ光による超高速電荷操作で単一分子発光を誘起

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「生物学史ひらめき図鑑」(水野 壮監修/ナツメ社)

    <新刊情報>書名:生物学史ひらめき図鑑~生命の謎に挑む科学者たち50のイノベーション~監修:水野壮発行:ナツメ社古代から現代まで、生物学史の「ひらめきの瞬間」を紹介。私たちは一般知識として、進化論や細胞のしくみを知っているが、それらは過去の生物学者のひらめきと、地道な研究から導き出されたもの。同書では、医化学・毒性学の父であるパラケルスス、二名式命名法を確立したリンネ、最適な実験装置を自作したパスツール、炭疽菌の発見者コッホなど、生物学の歴史をたどりながら、生物学発展の転換となったさまざまな発明や発見を解説。ゆるいイラストで、生物学史と研究者の面白さを伝える。一滴の水の中に無数の生命を発見したレーウェンフック、種痘法を発見し村の人々を救ったジェンナーなど、生物学研究の歴史は意外とドラマチック。研究者や生物...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「生物学史ひらめき図鑑」(水野壮監修/ナツメ社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「続々 制御工学のこころ<確率システム編>」(足立修一著/東京電機大学出版局)

    <新刊情報>書名:続々制御工学のこころ<確率システム編>著者:足立修一発行:東京電機大学出版局確率統計と線形代数は制御工学だけでなく、機械学習に代表されるAIの分野でも必須な前提知識。同書では、理論としての数学を学んだ読者を対象に、制御やAIに応用する立場から確率統計と線形代数を学びなおす。例題を用いて確率統計と線形代数、そして最小二乗法を解説し、それらの知識を基礎とした時系列モデリング、システム同定、カルマンフィルタを系統的にまとめる。このように多岐に渡る内容を解説した本はこれまでほとんどないであろう。実践的な理解へとつながる1冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「続々制御工学のこころ<確率システム編>」(足立修一著/東京電機大学出版局)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

    <テレビ番組情報>いまからサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分5月14日(水)ゲリラ豪雨を捉える最新技術荒木健太郎(気象庁気象研究所主任研究官)大ヒット映画の気象監修で知られる雲研究者、荒木健太郎さんが登場。積乱雲を予測しゲリラ豪雨の被害を未然に防ぐ最新鋭のシステムを開発。雨の多い季節必見の1時間。雲研究者の荒木健太郎さんは、累計60万部を超えるベストセラーの著者。線状降水帯をはじめとする大きな災害を未然に防ぐために、積乱雲の発生や動きを予測する最新システムを開発。そもそも雲とはなんなのか?雲の発生の仕方は?雲のスペシャリストに天気の疑問を徹底的に聞き込む。荒木さんは、あの大ヒット映画「天気の子」の気象監修も務めた。映画製作の中では、雲への愛情が誰よりも強い荒木さんと美しい描写にこだわる...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「NVIDIA(エヌビディア)大解剖」(島津 翔著/日経BP)

    <新刊情報>書名:NVIDIA(エヌビディア)大解剖~AI最強企業の型破り経営と次なる100兆円市場~著者:島津翔発行:日経BP時価総額世界一を達成したAI最強企業の快進撃はいつまで続く?市場を左右するエヌビディアの"無双状態"に死角あり!?日本人記者で初の密着取材を成功させた著者がトップにも直撃。シリコンバレー在住だからこそ描ける秘密に満ちたエヌビディアの実像とは?AI半導体シェア、8割以上。「最高の職場ランキング」、全米2位。エンジニア平均年収、4000万円以上。時価総額、約3兆ドル。営業利益率、6割以上。株価、10年間で100倍以上。その強さの本質を、経営と技術の両面から解き明かす一冊。超フラットな3万人企業の爆速経営と、ソフトとハードで牙城を築いたテクノロジー、そしてそこから見える、「日本企業の勝...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「NVIDIA(エヌビディア)大解剖」(島津翔著/日経BP)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「管工事が一番わかる」(渡辺 哲著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:管工事が一番わかる監修:西山満著者:渡辺哲発行:技術評論社(しくみ図解シリーズ)配管には、原油や天然ガスを輸送する配管、石油や電力、製鉄のプラント配管、船や飛行機、車などの乗り物の配管、給水、排水、空調、衛生器具の配管などさまざまなものがあるが、同書では我々の生活になくてはならない冷暖房設備、空調設備、上下水道設備などの「建築設備」にかかわる配管について取り上げる。これらの配管工事(管工事)の施工や工程管理、安全管理に関係する業務を行うためには、管工事施工管理技士(一級・二級)の資格が必要になるため、年間約3万人の人たちが試験を受けている。配管、あるいは配管工事を学習する初心者のために、身につけておいたほうがいい基礎知識を万遍なくピックアップして、図解でわかりやすく解説。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「管工事が一番わかる」(渡辺哲著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●NIMSと米Seagate Technology社、スピントルク熱アシスト磁気記録方式の原理実証しHDDの記録効率を35%向上

    物質・材料研究機構(NIMS)は、米国SeagateTechnology社との共同研究により、従来の熱アシスト磁気記録にスピントルクを組み合わせることで、記録効率を35%向上させる新たな記録原理を実証した。同研究により、磁気記録時の熱エネルギー消費を削減し、HDDの耐久性と信頼性の向上が期待される。従来の熱アシスト磁気記録方式では、レーザーで媒体を加熱して情報を記録するが、その熱エネルギーは媒体内で廃熱され、記録効率に寄与していなかった。また、媒体を高温に加熱するプロセスは、多くのエネルギーを消費し、繰り返し動作による磁気的・物理的な劣化や、媒体そのものの損傷が課題とされてきた。同研究グループは、レーザー照射時に記録媒体内に生じる温度差に着目し、鉄白金(FePt)記録層の下層にマンガン白金(MnPt)反強...●科学技術ニュース●NIMSと米SeagateTechnology社、スピントルク熱アシスト磁気記録方式の原理実証しHDDの記録効率を35%向上

  • ●科学技術ニュース●森村SOFCテクノロジー、小型・高効率のモノジェネレーションSOFCシステムを開発

    森村SOFCテクノロジー(愛知県小牧市)は、このたび、小型で高効率の「モノジェネレーションSOFC(固体酸化物形燃料電池)システム」を開発した。来るべき水素社会の到来を見据え、水素を混合させての運転にも対応しており、今後、水素混合での実証運転を進める。森村SOFCテクノロジーは、燃料電池の中でも発電効率が高いSOFCに着目し、家庭用、業務・産業用向けに平板型セルスタックの開発に取り組み、2021年には業務・産業用燃料電池システム向けの量産を開始している。このたび、業務・産業用向けに培ったセルスタックの軽量・小型化と高出力密度の両立による低コスト化技術を他市場へ展開すべく、家庭用燃料電池市場や可搬式燃料電池市場などへの拡大を狙った、セルスタックを格納するモジュールと最終製品であるシステムを開発した。プロパン...●科学技術ニュース●森村SOFCテクノロジー、小型・高効率のモノジェネレーションSOFCシステムを開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「身近な薬物のはなし」(松本俊彦著/岩波書店)

    <新刊情報>書名:身近な薬物のはなし~タバコ・カフェイン・酒・くすり~著者:松本俊彦発行:岩波書店酒、お茶にコーヒー、煙草、処方薬や市販薬……私たちはアルコールをはじめ、様々な「薬物」とともに生きている。なぜ人は薬物を求めるのか。乱用に至る人々の背後にある苦しみや生きづらさとは。精神科医で依存症研究の第一人者が、身近にある薬物の歴史や私たちの暮らしとの関わりを語る。好評ウェブ連載、待望の書籍化。【著者】松本俊彦精神科医。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長。1993年佐賀医科大学卒。横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部、同研究所自殺予防総合対策センターなどを経て、2015年より現職。2017年より国立精神・神経医療研究セ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「身近な薬物のはなし」(松本俊彦著/岩波書店)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>「HTML&CSSデザインレシピ集」(狩野祐東著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:HTML&CSSデザインレシピ集<改訂新版>著者:狩野祐東発行:技術評論社(レシピ集シリーズ)あれ、どうやって作るの?がスグわかると評判のHTML&CSSテクニック集、8年ぶりに大幅リニューアルで登場。「フォトギャラリーを作りたい」「ヘッダーを上部に固定したい」といった定番的なネタから、「HTMLだけでアコーディオンを作りたい」「箇条書きのマークを絵文字にしたい」といった"かゆいところ"に手が届くネタまで取りそろえた。他に類を見ない掘り下げかたの解説が好評の理由。スマホ&PCサイト両対応。オリジナル制作のお伴に,ぜひどうぞ。●科学技術書・理工学書<新刊情報>「HTML&CSSデザインレシピ集」(狩野祐東著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●NIMSなど、有機分子で世界初!1次元スピン1/2ハイゼンベルグ分子鎖を実現

    物質・材料研究機構(NIMS)を中心とする国際共同研究チームは、表面での化学反応と超高分解能走査型プローブ顕微鏡を用いて、特定の電子状態を持つ分子を1次元に連結した「分子鎖」の合成に世界で初めて成功した。この分子鎖は「スピン1/2ハイゼンベルグ反強磁性鎖」と呼ばれ、分子の数によって特性が変化することが明らかになった。同成果は、有機分子の量子コンピュータ素子への展開につながることが期待できる。炭素原子のπ結合から生じた自由に動き回る電子「π電子」について、そのスピンの特性を生かして有機分子をナノスピントロニクスへ展開する可能性が世界中で注目を集めている。ギャップ励起など、スピン同士の強い相互作用から物質全体で発現するさまざまな特性の存在は証明されてきた。しかし、分子ごとにスピンの状態を観察できる分子鎖の合成...●科学技術ニュース●NIMSなど、有機分子で世界初!1次元スピン1/2ハイゼンベルグ分子鎖を実現

  • ●科学技術ニュース●富士通などが開発した超音波解析AI技術を搭載した世界初の冷凍ビンチョウマグロの脂のり検査装置、ソノファイが販売開始

    デジタル技術で匠の技を継承した装置開発を行う静岡発のスタートアップであるソノファイは、富士通および食品加工装置を製造販売するイシダテックならびに東海大学静岡キャンパスで共同開発した冷凍ビンチョウマグロの脂のりを判定するAIを搭載した自動検査装置「ソノファイT-01」を、水産加工業や漁協など向けに2025年6月に国内で販売開始し、順次グローバルにも展開していく。同装置は、富士通のAIサービス「FujitsuKozuchi」のコア技術として開発した超音波解析AI技術を活用することで、世界で初めて非破壊でAIによる冷凍ビンチョウマグロの脂のり判定を実現し、目視検査に頼ることなく自動で、より高精度な脂のり判定を行う。また、従来の脂のり判定から最大80%の省力化や作業効率化が可能になることにより、冷凍ビンチョウマグ...●科学技術ニュース●富士通などが開発した超音波解析AI技術を搭載した世界初の冷凍ビンチョウマグロの脂のり検査装置、ソノファイが販売開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>「並行宇宙は実在するか」(松下安武著/みすず書房)

    <新刊情報>書名:並行宇宙は実在するか~この世界について知りうる限界を探る~著者:松下安武監修:野村泰紀発行:みすず書房並行宇宙は実在するか?「この夜空のずっと先は、いったいどうなっているのだろう」「この世界はどこまで続いているのだろうか」。誰もが一度は考えたことのある素朴な問いを突き詰めていくと、「私たちの宇宙以外にも、並行宇宙が無数に存在する」というとんでもない理論に辿りつく。私たちが観測できる領域は、この宇宙のごく一部に限られている。しかし、その限られた範囲の観測事実から、これまでに宇宙の途方もない歴史が明らかになり、さまざまな謎も浮かび上がってきた。たとえば、「誕生直後の宇宙の温度はなぜ極めて均一だったのか(地平線問題)」。あるいは、「この宇宙はなぜ不自然なほど生命に都合よくできているのか(微調整...●科学技術書・理工学書<新刊情報>「並行宇宙は実在するか」(松下安武著/みすず書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「博士号のとり方<第7版>」(E・M・フィリップス、C・G・ジョンソン著/名古屋大学出版会)

    <新刊情報>書名:博士号のとり方<第7版>~学生と指導教員のための実践ハンドブック~著者:E・M・フィリップス、C・G・ジョンソン訳者:角谷快彦発行:名古屋大学出版会誰も教えてくれなかった!定番ガイドの最新版。技術マニュアルを超えて、博士号取得をその考え方から解説。研究計画の作成から執筆のコツ、教師との付き合い方、陥りがちな落とし穴やメンタルヘルスに至るまで、だれもが経験する実践的課題への対応をわかりやすく描き、学生・教員の双方から絶大な支持を集める世界的ベストセラー。第7版ではコロナ禍以降の状況にあわせ内容を大幅にアップデート。リモート指導やハラスメント、良好な研究環境の作り方など、話題のテーマに関する記述がさらに充実。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「博士号のとり方<第7版>」(E・M・フィリップス、C・G・ジョンソン著/名古屋大学出版会)

  • ●科学技術ニュース●NIMSと成蹊大学、電極の空隙制御でリチウム空気電池の出力電流を10倍に向上させドローンの長時間飛行化へ大きな一歩

    物質・材料研究機構(NIMS)は、成蹊大学との共同研究により、次世代型電池として注目されているリチウム空気電池の高出力化に成功した。カーボンナノチューブからなる高空隙な電極開発により、出力電流が10倍向上した。同研究で開発したリチウム空気電池は、リチウムイオン電池と比べてエネルギー密度が極めて高いだけでなく、出力特性も大幅に向上される。これにより小型ドローンのホバリングに必要な電力を供給できるようになり、航続時間の大幅な向上が期待される。リチウム空気電池は、リチウムと空気中の酸素を使って放電・充電する二次電池。リチウムイオン電池と比べて5-10倍の高エネルギー密度化が可能で、電池の圧倒的な軽量化・大容量化を実現する蓄電技術として注目されている。しかしリチウム空気電池の電池反応は非常に遅く、極めて微弱な出力...●科学技術ニュース●NIMSと成蹊大学、電極の空隙制御でリチウム空気電池の出力電流を10倍に向上させドローンの長時間飛行化へ大きな一歩

  • ●科学技術ニュース●TDKと日本大学、世界初、次世代AIに向けてデータ通信速度を10倍にする超小型光電融合素子を実証

    DKは、波長800nmの光を20ピコ秒(20×10-12秒)という超高速で光を検知できる素子「SpinPhotoDetector(スピンフォトディテクタ)」を開発し、日本大学と共同で、世界で初めて原理実証に成功した。これは従来の半導体を用いた光検知素子と比較して10倍以上の反応速度。AI進化によるデータ処理速度向上と消費電力削減という社会課題の解決が期待されている光電融合(PhotoelectricConversion)分野において、スピンフォトディテクタは重要なデバイスとして応用可能。AIの更なる進化には、これまで以上に膨大なデータを高速且つ低消費電力で転送する必要がある。現在、データ処理や演算を行うCPUやGPUのチップ間、それらとメモリの間の通信は電気信号で行われている。通信速度としては高速且つ配線...●科学技術ニュース●TDKと日本大学、世界初、次世代AIに向けてデータ通信速度を10倍にする超小型光電融合素子を実証

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ヒルベルトの23問題に挑んだ数学者たち」(ベンジャミン・H・ヤンデル著/みすず書房)

    <新刊情報>書名:ヒルベルトの23問題に挑んだ数学者たち著者:ベンジャミン・H・ヤンデル訳者:細川尋史発行:みすず書房1900年、ダフィット・ヒルベルトは、今日「ヒルベルトの問題」として知られる23の未解決問題のリストを提示した。以来、簡潔にして深遠なそれらの問題を解くことは、多くの優れた数学者たちにとっての「甘美な夢」となり、続く世紀の数学の体系的発展の原動力となった。同書はその多岐にわたる成果を道標として、20世紀の激動の中でそれらの問題に挑んだ俊秀たちの学問的足跡をたどる。問題のそれぞれに誰が、どんな解決を見いだしたのか。19世紀末に明らかになった大きなパラドックスが、いかに革新をうながし、問題の解決と未解決の両側から発展的に新しい数学を生みだしたか。二度の大戦中を含む抑圧と迫害の時代に、数学はどの...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ヒルベルトの23問題に挑んだ数学者たち」(ベンジャミン・H・ヤンデル著/みすず書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「EMC技術特論」(櫻井秋久監修/科学技術情報)

    <新刊情報>書名:EMC技術特論~現場で活きるノイズ/EMCテクノロジ~監修:櫻井秋久著者:櫻井秋久(㈱システムデザイン研究所顧問、元日本アイ・ビー・エム㈱、IBMDistinguishedEngineer、山形大学ナスカ研究所・客員教授)、石田武志㈱ノイズ研究所商品開発部上席部長博士(工学))、田邉信二(元 三菱電機㈱主管技師長、博士(工学))、越地耕二(東京理科大学名誉教授工学博士)、高橋丈博(拓殖大学教授博士(工学))、田中準一(元東日本電子計測㈱、元ローデ・シュワルツ・ジャパン㈱)、吉本修(ローデ・シュワルツ・ジャパン㈱営業部長)、栗原弘(TDK㈱技監、博士(工学))、池田浩昭(日本航空電子工業㈱マネージャー)、伊神眞一(元日本アイ・ビー・エム㈱EMC技術開発マネージャ)、菊地秀雄(群馬大学協力研...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「EMC技術特論」(櫻井秋久監修/科学技術情報)

  • ●科学技術ニュース●NIMS、データを隠したまま機械学習モデルを構築し6社2国研の産学データ連携で幅広い耐熱材料の長期耐久性を予測

    物質・材料研究機構(NIMS)は、株式会社IHI、川崎重工業株式会社、関西電力株式会社、株式会社神戸製鋼所、電源開発株式会社、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構、三菱重工業株式会社、株式会社Elixと共同で、各機関のデータを秘匿した状態で機械学習を実施し、幅広い種類の耐熱鉄鋼材料の長期耐久性を予測するモデルを開発した。同研究成果は、2025年2月6日付で「鉄と鋼」誌にてweb先行公開されている。材料データは、機密性が高く、他機関と共有することが困難。しかし、取得には多大な時間とコストがかかり、機関を超えた活用が望まれる。特に、発電設備の耐熱材料寿命データは、取得に10年以上かかる場合があり、産学連携が求められている。NIMSは、データを秘匿したまま各機関で分散して機械学習を行うシステムを開発し、6社2...●科学技術ニュース●NIMS、データを隠したまま機械学習モデルを構築し6社2国研の産学データ連携で幅広い耐熱材料の長期耐久性を予測

  • ●科学技術ニュース●KDDI総研と東芝デジタル、世界初、30Tbps超の大容量データと暗号鍵を多重伝送する量子鍵配送技術の実証に成功

    KDDI総合研究所と東芝デジタルソリューションズは、盗聴が不可能な量子鍵配送方式(QKD方式)の暗号鍵をC帯に、大容量データ信号をO帯にそれぞれ割り当て、1心の光ファイバーで多重伝送する技術を、開発した。また、同技術を用いて、QKD方式の暗号鍵と33.4Tbpsの大容量データ信号を80km伝送することに、世界で初めて成功した。これまで、QKD方式を活用した通信の実用化に向け、暗号鍵を伝送する専用の光ファイバーをなくすことを目的に、データと暗号鍵を1心の光ファイバーで伝送する技術が開発されてきたが、伝送データが暗号鍵にノイズとして干渉するため、大容量データを伝送することが困難であった。今回、O帯で伝送するデータ信号が、C帯で伝送するQKD方式の暗号鍵へ与える影響を分析・評価し、O帯伝送の光パワーや帯域幅を最...●科学技術ニュース●KDDI総研と東芝デジタル、世界初、30Tbps超の大容量データと暗号鍵を多重伝送する量子鍵配送技術の実証に成功

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「国立大学教授のお仕事」(木村 幹著/筑摩書房)

    書名:国立大学教授のお仕事~とある部局長のホンネ~著者:木村幹発行:筑摩書房(ちくま新書)採用、出世、お金、働き方、人間関係、査読のあんばいに新人育成、ぜんぶ見せます!還暦間近のとある部局長が見つめた、おかしくも哀しい国立大学の30年。時は1993年。若き政治学者・木村幹(27歳)は、愛媛大学法文学部に助手として採用された。「雇用の安定した国立大学に就職し、研究に集中したい」という夢が早々に叶い、これで韓国の政治文化研究に打ち込めると思いきや、国立大学の置かれた状況は刻一刻と悪化していく。神戸大学に移るも、2004年の独立行政法人化により研究費も人員も削減され、予算獲得のための仕事が日々の研究を圧迫する。昇進しても、小さいパイの取り合いで疲弊するばかりだ。還暦間近のとある部局長が見つめた、おかしくも哀しい...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「国立大学教授のお仕事」(木村幹著/筑摩書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「はじめてでもできる Autodesk Fusion入門<改訂新版>」(田中正史著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:はじめてでもできるAutodeskFusion入門<改訂新版>著者:田中正史発行:技術評論社2022年6月発売の「はじめてでもできるFusion360入門」が新しくなった。新機能にも対応し、「なぜこの操作をするのか」や「失敗しないためのコツ」などのポイント解説を大幅に増やした。作例ファイルもダウンロードできるので、実際に操作しながらFusionの基本を身に付けることができる。また、3Dプリンターを使うときに知っておくとよい、ちょっとした知識も説明している。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「はじめてでもできるAutodeskFusion入門<改訂新版>」(田中正史著/技術評論社)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

    <テレビ番組情報>いまからサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分5月7日(水)世界で初めて、自ら成長する「人工細胞」の作成に成功野地博行(東京大学大学院教授)最新科学で“生命を作りだす”!?世界初!自ら成長する人工細胞を作り出した東京大学・野地博行教授が登場!生命の正体とその起源に迫る、驚愕の生物物理学。2025年2月、東京大学大学院の研究チームが世界で初めて、自ら成長する『人工細胞』の作成に成功し、細胞の体積がなんと10倍以上に増加。この細胞に、今後『分裂』や『進化』をさせるため、日々研究に勤しむのが東京大学大学院の野地博行教授。分子を組み合わせて生命を生み出す最先端「生物物理」の世界とは?生物を人工的に作り出すことで、生命の正体やその起源までもが見えてくる!?生物物理のの目線で迫る“生...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「恐竜学」(小林快次編著/東京大学出版会)

    <新刊情報>書名:恐竜学編著者:小林快次著者:久保泰他発行:東京大学出版会恐竜研究の最前線を体系化。恐竜の分類、進化、生理、生態、そして日本の恐竜について、気鋭の研究者たちが詳述する。初めての日本オリジナルの専門書。恐竜に興味を持つ好奇心旺盛な子どもたちから研究者まで、すべての恐竜ファンのためのバイブル。【編著者】小林快次北海道大学総合博物館教授1971年生まれ。2004年米国サザンメソジスト大学大学院地球科学博士課程修了(Ph.D.)。福井県立恐竜博物館学芸員、北海道大学総合博物館助手、助教授などを経て現職。専門は古脊椎動物学。主な著書は『恐竜時代―起源から巨大化へ』(岩波ジュニア新書、2012年)、『恐竜は滅んでいない』(角川書店、2015年)、『恐竜まみれ―発掘現場は今日も命がけ』(新潮社、2019...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「恐竜学」(小林快次編著/東京大学出版会)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「実務で役立つ 顕微ラマン分光法」(中本圭一著/科学情報出版)

    <新刊情報>書名:実務で役立つ顕微ラマン分光法~測定の基本からスペクトル解析・イメージングを解説~著者:中本圭一発行:科学情報出版(設計技術シリーズ)【目次】1ラマン分光法の基礎2顕微ラマン分光装置3ラマン分光測定4ラマンデータ解析法5顕微ラマン分光法のアプリケーション6顕微ラマン分光装置と他顕微鏡との融合●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「実務で役立つ顕微ラマン分光法」(中本圭一著/科学情報出版)

  • ●科学技術ニュース●NIMSなど、新材料「熱電永久磁石」で世界最高電力密度の横型熱電発電に成功

    物質・材料研究機構(NIMS)は、東京大学・名古屋大学との共同研究により、横型熱電変換性能の極めて高い新材料「熱電永久磁石」を開発し、熱電モジュールにおいて室温付近で電力密度56.7mW/cm2の横型熱電発電を達成した。これは、印加温度勾配あたりの値に換算すると、横型モジュールとして世界最高の電力密度であるだけでなく、市販の縦型モジュールにすら匹敵する性能。同成果は、磁石が使用されるあらゆる環境下で利用できる熱エネルギーハーベスティング・マネジメント技術に繋がることが期待される。従来の熱電モジュールでは、ゼーベック効果と呼ばれる熱流と同じ向きに電流が発生する“縦型”熱電効果が採用されており、材料性能指数zTが高い一方、熱流と電流の経路を分けるためにモジュール構造が複雑化してしまうという課題がある。そこで近...●科学技術ニュース●NIMSなど、新材料「熱電永久磁石」で世界最高電力密度の横型熱電発電に成功

  • ●科学技術ニュース●NEC、地上での光空間通信で国内最長となる10km超の通信に成功し離島や被災地などでの高速・大容量通信を実現

    NECは、光ファイバーなどの物理的な経路を介さず、空間上で光のビームを送受信することで通信を行う光空間通信において、地上で国内最長となる10km超の通信に成功した。また、東京スカイツリー展望台の屋上から約3km離れた地上との間での高度差通信にも成功した。光空間通信は、電波に比べて高速かつ大容量の無線通信が可能な通信方式。また、指向性が高くビームが広がらないため、第三者による傍受のリスクが低く、通信の干渉や輻輳が起こりにくいこと、電波の利用申請が不要であることなどの特長がある。これらを活かした用途としては、光ファイバーの設置が難しい場所・地域での通信や、海上船舶と地上間の通信などへの活用が期待されている。また、災害時に有線通信網が被災し通信が困難になった場合の代替・緊急通信や、安全保障に関わる秘匿性の高い短...●科学技術ニュース●NEC、地上での光空間通信で国内最長となる10km超の通信に成功し離島や被災地などでの高速・大容量通信を実現

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Google vs Microsoft」(山本康正著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:GooglevsMicrosoft~生成AIをめぐる攻防~著者:山本康正発行:日本経済新聞出版生成AIをめぐる攻防を制るのは、どのテック企業か。独自のAI戦略を打ち出すMicrosoft、モバイルでは優位性のあるGoogle。ChatGPTを生み出したOpenAIの組織力学にも、山本康正氏が迫る。アンソロピック社など注目の生成AIベンチャーについても解説。【目次】第1分野:生成AIグーグルvsマイクロソフト第2分野:半導体エヌビディアvsアーム第3分野:AR・VR端末アップルvsメタ第4分野:SNSイーロン・マスクvsザッカーバーグ第5分野:AI規制ビッグテックvs規制当局第6分野:テクノロジーの地政学米国vs中国第7分野:無人タクシー・EVモビリティスタートアップvs自動車メーカー●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「GooglevsMicrosoft」(山本康正著/日本経済新聞出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「今すぐ使えるかんたん PowerPoint2024」(AYURA著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:今すぐ使えるかんたんPowerPoint2024<Office2024/Microsoft365両対応>著者:AYURA発行:技術評論社(今すぐ使えるかんたんシリーズ)2024年後半に発売された新しいMicrosoftPowerPointに対応した操作解説書。はじめてPowerPointを使う人にもわかりやすいように、操作手順や画面を省かず、スライド作成からプレゼンの実行までの操作を一つ一つ丁寧に解説。また,アニメーション効果の設定方法やスライドの印刷、プレゼン動画の作成などもしっかり紹介。パソコン操作を録画する方法やプレゼン動画の作成など、動画関連のテクニックもたくさん紹介している。この一冊があれば、PowerPoint2024を使いこなせる。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「今すぐ使えるかんたんPowerPoint2024」(AYURA著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●NIMSなど、新物質を見つけるための地図を機械学習で開発・公開し「元素反応性マップ」から有望な元素の組3,000種類を提案

    物質・材料研究機構(NIMS)は、東京大学、産業技術総合研究所、東北大学、京都工芸繊維大学との共同研究により、新物質を見つけるための「元素反応性マップ」を開発・公開した。実験室で利用可能な80元素について3種類以内の組み合わせ計85,320組の中から、機械学習を用いて、新物質の可能性がある3,000組以上の元素の組み合わせをしめす地図を提案した。無機物質は複数元素を反応させることで合成する。過去に合成されていない新物質の合成に成功し、その物質が特殊な物性や役立つ機能を持っていれば、新材料として実用化が期待できる「宝」となる可能性もある。しかし結晶構造データベースにない組み合わせの中には、過去に試してただ反応しなかっただけのものも多く含まれており、合成の可能性をあらかじめ予想することが効率的な新物質探索のた...●科学技術ニュース●NIMSなど、新物質を見つけるための地図を機械学習で開発・公開し「元素反応性マップ」から有望な元素の組3,000種類を提案

  • ●科学技術ニュース●日揮、米アモジー社の分解触媒を利用し大規模アンモニア分解による水素製造の技術開発を加速

    日揮ホールディングス(日揮HD)は、大規模アンモニア分解による水素製造の技術開発に向け、米国スタートアップ企業であるアモジー社とアモジー社の触媒活用に関する基本合意書(MOU)を締結した。同MOU締結により、日揮HDが推進する大規模アンモニア分解技術開発の加速と、水素製造コスト低減などの効果を期待している。日揮HDは、2023年より、クボタ、大陽日酸と共同でNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」の一環で、年産10万トンの大規模な水素製造事業への参入を視野に、アンモニアを熱分解し水素を得る技術開発を推進している。同技術開発における日揮HDの主な役割は、全体プロセス設計・開発や、分解炉の設計・開発。アンモニア分解システム全体の効率向上においては...●科学技術ニュース●日揮、米アモジー社の分解触媒を利用し大規模アンモニア分解による水素製造の技術開発を加速

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「動物には何が見え、聞こえ、感じられるのか」(エド・ヨン著)

    <新刊情報>書名:動物には何が見え、聞こえ、感じられるのか~人間には感知できない驚異の環世界~著者:エド・ヨン訳者:久保尚子発行:柏書房わたしたちは、自分の周りの世界をどう見ているのだろうか。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などと言われる感覚で捉えているつもりになっている。しかし、まったく暗いところでも眼が見えるハチ、紫外線(鳥)や赤外線(ヘビ)が見える種。色の種類をより多く感じ取れる4色型色覚の鳥やチョウ。あるいは逆に眼の機能が悪いライオン(失明寸前だが夜間に獲物を襲うので問題はない)。超音波で世界を感じるコウモリやイルカ(ちなみにイルカは地中に埋まっている物体の材質や寸法まで読み取れる)。サンゴ礁では波の音のほかに、テッポウエビがハサミを弾く音や、ブダイがサンゴをかじる音が充満しており、この音が他の生物も...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「動物には何が見え、聞こえ、感じられるのか」(エド・ヨン著)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「目指せ!香り博士」(櫻井和俊、佐無田靖、日野原千恵子、藤森 嶺著/三共出版)

    <新刊情報>書名:目指せ!香り博士著者:櫻井和俊、佐無田靖、日野原千恵子、藤森嶺発行:三共出版香りの世界を知る、香りの科学の入門書。香りの雑学から香りの正体、香りの植物、香りと健康の関係、香りづくり(調香)、香りの研究、などなど。香りの世界とその基礎の科学を、わかりやすく紹介。これであなたも香り博士。【主な内容】植物の香り、食べ物の香り、ヒト・動物のにおい、香りのかたち、香りの自由研究●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「目指せ!香り博士」(櫻井和俊、佐無田靖、日野原千恵子、藤森嶺著/三共出版)

  • ●科学技術ニュース●京都大学など、宇宙の電波の”さえずり”が短時間で電子を加速した痕跡を発見

    京都大学生存圏研究所栗田怜准教授は、名古屋大学宇宙地球環境研究所三好由純教授、情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)齊藤慎司主任研究員、東京大学大学院理学研究科笠原慧准教授らの研究チームと共に、宇宙空間で自然に発生する「コーラス」と呼ばれる電波が、わずか1秒以下の短時間で電子を急速に加速していることを、世界で初めて実証した。この成果は、日本の「あらせ」衛星の観測データと新たな解析手法を用いたもの。コーラスは「宇宙のさえずり」とも呼ばれる電波で、地球以外にも木星、土星といった惑星周辺で観測されており、電子を加速していると考えられている。同研究では、コーラスの発生に伴い電子加速がどのように発生するかを新たに考案した手法で解析し、従来の平均化されたデータでは検出できなかった超高速電子加速を明らかにした...●科学技術ニュース●京都大学など、宇宙の電波の”さえずり”が短時間で電子を加速した痕跡を発見

  • ●科学技術ニュース●NTT、世界初、ドローンによる雷の誘発・誘導に成功し空飛ぶ避雷針として街やインフラ設備を守り、雷被害ゼロの社会をめざす

    NTTは、ドローンを使用した雷を誘発・誘導する実験に世界で初めて成功し、ドローンの耐雷化技術、および電界変動を利用した雷誘発技術の有効性を実際の雷で実証した。今後は、同成果を通じ、未だ解明されていない雷の発生に関する研究に寄与するとともに、街や人への雷被害の低減に貢献することが期待される。NTTは、2024年12月~2025年1月の期間、島根県浜田市山間部の標高900m地点でドローンを使用した誘雷実験を実施した。同実験では、フィールドミルと呼ばれる装置を使用して、地上電界を観測し、雷雲の接近に伴って付近の電界強度が高くなったタイミングで、独自の耐雷ケージを具備したドローンを飛行させ、雷の誘発を試みました。2024年12月13日の雷雲接近時、フィールドミルで観測した電界強度が上昇したタイミングで、ワイヤをつ...●科学技術ニュース●NTT、世界初、ドローンによる雷の誘発・誘導に成功し空飛ぶ避雷針として街やインフラ設備を守り、雷被害ゼロの社会をめざす

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「岩石のきほん」(下司信夫著/誠文堂新光社)

    <新刊情報>書名:岩石のきほん著者:下司信夫イラスト:斎藤雨梟発行:誠文堂新光社石がかたいのはなぜ?いろいろな石があるのはどうして?地球の活動を読み解く岩石の話。私たちの身の回りにある石、つまり「岩石」って、ただの「石」だと思っていないだろうか?実は、私たちの足元に転がる小さな石の一つ一つにも、地球の壮大な歴史が詰まっている。地球は岩石の塊といってもよいであろう。岩石は地球の表面や地中で、長い時間をかけてマグマが冷えて固まったり、海底に砂や泥が堆積して固まったりしてつくられるが、岩石はそんな地球の営みが生んだ奇跡の産物。その構成物やでき方によって様々な形状や色が存在する。また、岩石は、“石”“砂”“泥”など、さまざまな形や色によって名前を変え、あらゆるところに存在し、岩石の誕生、移動、消滅を繰り返しながら...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「岩石のきほん」(下司信夫著/誠文堂新光社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解即戦力 半導体のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書」(田中瑞穂著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:図解即戦力半導体のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書監修:森山悟士著者:田中瑞穂発行:技術評論社(図解即戦力シリーズ)現代社会になくてはならない半導体だが、そのしくみはとても複雑で、何がどうなって動いているのかはほとんどの人が知らない。同書は、半導体の基本的なしくみの部分から、その製造工程、製品の種類/役割、はては最新のビジネス動向までも、やさしく解説した書籍。本来、半導体の学習は、理工系大学で行われるレベルの内容だが、同書は、オールカラーの図解形式で、半導体に関する重要な用語ごとに、「見開きの2ページ」でそれぞれの要点を解説した形式。半導体について知りたい、学びたい人に向けての最適の1冊目。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解即戦力半導体のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書」(田中瑞穂著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●東京大学など、光量子計算に世界で初めて量子性の強い光パルスを導入しスパコンを超える光量子コンピュータへ突破口

    東京大学大学院工学系研究科の武田俊太郎准教授および吉田昂永大学院生(当時)らの研究チーム、NTT、情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)は、量子性の強い光パルスで計算できる世界初の汎用型光量子計算プラットフォームを実現した。近年、光の連続量方式での汎用的な計算を目指した光量子計算プラットフォームが目覚ましく進展し、量子コンピュータの有望な方式として期待されている。しかし、これまで実現されたプラットフォームは全て、行える演算の種類が「線形演算」のみに限定された不完全なものであり、この演算だけでは現代のコンピュータより高速に計算できないことが知られていた。今回、同研究グループは、「非線形演算」も可能にする量子性の強い光パルスを光量子計算プラットフォームに導入することに世界で初めて成功した。このプラッ...●科学技術ニュース●東京大学など、光量子計算に世界で初めて量子性の強い光パルスを導入しスパコンを超える光量子コンピュータへ突破口

  • ●科学技術ニュース●JALとNEC、羽田空港整備地区において自動運転バスの活用に向けた実証実験を実施

    日本航空(JAL)とNECは、ドライバーの付帯業務の自動化・省人化を目指し、2025年3月17日から、JALグループ社員が関連施設間の移動で利用している業務連絡バスの一部区間において、NECの通信・AI技術を活用した自動運転の業務システムや顔認証乗車システムの検証を行った(2025年3月17日(月)~3月24日(月))。近年、バスの運転手不足や利用者の減少により、全国的にバス路線の維持が困難になりつつあり、地域住民の生活圏内や観光客の空港・駅などのインフラ結節点における移動手段の維持・確保が課題となっている。こうした課題解決を目指し、JALとNECは新たな移動手段として期待される自動運転車(自動運転レベル3以上)の活用を検討してきた。このたび、将来の自動運転車の社会実装に向け、ドライバーが担っている運転以...●科学技術ニュース●JALとNEC、羽田空港整備地区において自動運転バスの活用に向けた実証実験を実施

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「NO RULES(ノー・ルールズ)」(リード・ヘイスティングス、エリン・メイヤー著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:NORULES(ノー・ルールズ)~世界一「自由」な会社、NETFLIX~著者:リード・ヘイスティングス、エリン・メイヤー訳者:土方奈美発行:日本経済新聞出版(日経ビジネス人文庫)会員数、全世界3億人!ネトフリ大成功の秘密はドラマのように面白い。NETFLIXは特別な会社だ。そこには「脱ルール」のカルチャーがある。創業者が初めて明かすNETFLIXカルチャーの真髄。・承認プロセスは全廃・引き留めたくない社員は辞めさせる・不要な社内規程を全部捨てよ・とことん率直に意見を言い合う・ルールが必要になる人材を雇わない・社員の休暇日数は指定しない。DVD郵送レンタルからスタートしたNETFLIXは、動画配信サービス、コンテンツ自社制作、スタジオの内製化、グローバル化と、創業以来めまぐるしく「ビジネス...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「NORULES(ノー・ルールズ)」(リード・ヘイスティングス、エリン・メイヤー著/日本経済新聞出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「メール・チャット・SNSで使えるリアルフレーズ3000」(長澤大輔著/ベレ出版)

    <新刊情報>書名:メール・チャット・SNSで使えるリアルフレーズ3000~ビジネス英語表現パーフェクトバイブル~著者:長澤大輔発行:ベレ出版同書は、メール、チャット、SNSなどで英語ネイティブと対等にやりとりできて、よい印象を与え、円滑に仕事を進めたい、というときにピッタリの表現集。メールや社内チャットでの挨拶から、プロジェクト報告、ミーティングの調整まで、ビジネスに欠かせない場面…ネイティブに一目置かれるような「こなれた表現」が満載。【著者】長澤大輔株式会社A&S代表取締役。「ゲームで世界中の経営者を育てる」というミッションを掲げ、AIを活用した多言語経営者育成オンラインゲームを開発・グローバル展開。米国ワイオミング大学政治学部卒業後、株式会社セガエンタープライゼス(現株式会社セガゲームス)をはじめとす...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「メール・チャット・SNSで使えるリアルフレーズ3000」(長澤大輔著/ベレ出版)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

    <テレビ番組情報>いまからサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分4月30日(水)土が捨てられている藤井一至(福島国際研究教育機構ユニットリーダー)人類にとってなくてはならない「土」。この土が今、地球上でなくなり続けている!食糧問題、人類存続の危機がすぐそこに!?解決のカギは人工土壌。最新研究に迫る。近年、土が劣化し作物が育たないという問題が全世界で発生中。15秒ごとにサッカーコート1枚の土が劣化し、深刻な食糧不足につながっている。そんな問題に立ち向かう「土」のスペシャリスト、藤井一至先生が登場。いまだ人類が作れない「人工土壌」の開発に向け、日夜奮闘中。土地再生、そして食糧問題解決のために壮大なる難問に挑む。実は土は、科学が発達した現代でも、人工的に作ることができていない。人工土壌ができれば...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「エッシャー完全解読」(近藤 滋著/みすず書房)

    <新刊情報>書名:エッシャー完全解読~なぜ不可能が可能に見えるのか~著者:近藤滋発行:みすず書房エッシャーの代表作である《物見の塔》《滝》《上昇と下降》などのだまし絵。これらの作品は、一見しただけではそこに錯視図形があるとわからないほど自然に見える。しかし、少しの間をおいて「これはありえない立体だ」と気付いた瞬間、鑑賞者に大きな驚きをもたらす。この劇的な鑑賞体験はどのようにして作られたのか。エッシャーはまず、絵のあちこちに鑑賞者を誘導するトリックを仕掛け、さらにそれらを手品師さながらに覆い隠していった。そしてトリックの存在を生涯隠し通し、決して語らなかったのだ。同書は100点を超える図版でだまし絵の制作過程を分解し、エッシャーがかつて5つの作品に仕掛けた視覚のトリックを明らかにしている。エッシャーが制作中...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「エッシャー完全解読」(近藤滋著/みすず書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TCP/IPネットワーク ステップアップラーニング<改訂第5版>」(三輪賢一著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:TCP/IPネットワークステップアップラーニング<改訂第5版>著者:三輪賢一発行:技術評論社(ステップアップラーニングシリーズ)TCP/IPネットワークを理解する上での必須知識を無理なく、段階的に学習できる入門書。インターネットの成り立ちからIPアドレスのしくみ、無線/有線LAN、ルーティング、サーバー、セキュリティなど、TCP/IPの基本をわかりやすく解説。またモバイル、クラウドなど、ネットワークに関連した最新事情も網羅。節末に確認問題、章末に練習問題を掲載し、ステップごとに理解度を確認できる。独習書、教科書に最適な1冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TCP/IPネットワークステップアップラーニング<改訂第5版>」(三輪賢一著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●NICTと旭化成、高強度深紫外LEDにより鉄道車両内の省電力な空気殺菌を実現

    情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)未来ICT研究所の井上振一郎室長らの研究グループは、旭化成と共同で、発光波長265nm帯の高強度深紫外LEDを搭載した鉄道車両用空気殺菌モジュールを開発し、静岡鉄道の実運行中の鉄道車両内への搭載を実証した。今回開発した高強度深紫外LED空気殺菌モジュールは、従来技術の水銀ランプを使用したモジュールと比較し、空気中を浮遊するウイルスの不活性化に要する電力の大幅な削減(40%以上)を達成した。同モジュールは、実際に旅客運転を行っている鉄道車両へ搭載され、1か月間の試験運転を実施し、安全・安定な動作が確認された。同成果は、高強度深紫外LED技術により、鉄道車両内の省電力な空気殺菌を実現したもの。空気中を浮遊するウイルスを介したエアロゾル感染の脅威から国民の健康と安...●科学技術ニュース●NICTと旭化成、高強度深紫外LEDにより鉄道車両内の省電力な空気殺菌を実現

  • ●科学技術ニュース●富士通と理研、世界最大級の256量子ビットの超伝導量子コンピュータを開発

    富士通株と理化学研究所(理研)は、2021年に共同で設立した「理研RQC-富士通連携センター」(連携センター)において、2023年10月に公開した国産2号機となる64量子ビット超伝導量子コンピュータの開発技術をベースに、新たに開発した高密度実装技術により、世界最大級となる256量子ビットの超伝導量子コンピュータを実現した。両者は、同256量子ビット超伝導量子コンピュータを、ハイブリッド量子コンピューティングプラットフォーム「FujitsuHybridQuantumComputingPlatform」(ハイブリッドプラットフォーム)を通じて、2025年度第1四半期中に企業や研究機関に向けて提供を開始する。ハイブリッドプラットフォームの計算能力が64量子ビットから256量子ビットへと4倍に拡大したことにより、...●科学技術ニュース●富士通と理研、世界最大級の256量子ビットの超伝導量子コンピュータを開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「すごい科学論文」(池谷裕二著/新潮社)

    <新刊情報>書名:すごい科学論文著者:池谷裕二発行:新潮社(新潮新書)どこがすごいのか。なにが新しいのか。どう役に立つのか。「毎日100本の論文をチェック」。人気の脳研究者が伝える、科学研究の最前線。科学の進歩は“論文”にあり!「ネイチャー」や「サイエンス」など世界的学術誌に掲載される最新の科学論文から、「毎日100本以上チェックする」という脳研究者が厳選。アルツハイマー治療、タコの利き足や母乳の意外な役割、幸福の条件など、その研究の「どこがすごいのか」「何が新しいのか」「どう役に立つのか」を丁寧に解説。長寿のヒントから最新AIまで、知的好奇心を大いに刺激する万能理系コラム。【著者】池谷裕二1970年静岡県生まれ。薬学博士。東京大学薬学部教授。脳研究者。2024年、『夢を叶えるために脳はある』で第23回小...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「すごい科学論文」(池谷裕二著/新潮社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ゼロからわかるDifyの教科書」(にゃんた著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:ゼロからわかるDifyの教科書~生成AI×ノーコードでかんたん業務効率化~著者:にゃんた発行:技術評論社「ChatGPTは便利だけど、うちの会社特有の業務には使えない」―このように感じているのであれば、Difyがその解決策になるかもしれない。同書は、プログラミングスキルを持たないビジネスパーソンが、Difyを活用して実用的な生成AIアプリケーションを自ら開発できるようになるための実践ガイド。Difyとは、直感的な操作で生成AIアプリを構築できるプラットフォーム。複雑なコードを書かなくても、業務に直結するAIツールを短期間で実現できる。同書では、Difyの活用に必要な知識を、実際のアプリ開発を通して段階的に学べるよう解説。【目次】Chapter1大規模言語モデル活用の基本Chapter2D...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ゼロからわかるDifyの教科書」(にゃんた著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●第45回「猿橋賞」、名古屋大学の上川内あづさ教授が受賞

    第45回「猿橋賞」は、名古屋大学・上川内あづさ教授(東京都出身)が受賞した。研究業績要旨:「昆虫脳における聴覚情報処理原理の解明」脳の重要な機能の1つである聴覚情報処理機構の理解は、神経科学・生命科学の重要なテーマの1つである。上川内氏は、聴覚情報処理システムの理解を目指して、分子遺伝学的手法を用いることが容易な優れたモデル動物ショウジョウバエに生理学・行動学・分子生物学・形態学等の多様な技術を適用し、以下のような独創的研究成果を挙げてきた。ショウジョウバエは、触角にあるジョンストン器官で触角の様々な動きをモニターすることで重力情報と聴覚情報を知覚しているが、それぞれの情報を受け取る神経細胞は、その反応特性が異なるのみならず、両者の神経回路も異なっていた。この研究はヒトの内耳で聴覚と平衡覚が受容され異なる...●科学技術ニュース●第45回「猿橋賞」、名古屋大学の上川内あづさ教授が受賞

  • ●科学技術ニュース●電通総研、国際的な標準技術仕様に準拠したデジタル証明書(VC)を 発行・管理・検証するソリューションの提供へ

    電通総研は、認証・認可技術の国際的な標準技術仕様であるOID4VC(OpenIDforVerifiableCredential)に準拠したデジタル証明書(VC:VerifiableCredentials)を発行・管理・検証するソリューションの提供に向け、4月14日よりパートナー企業と共創し、PoC(ProofofConcept)を開始した。VCとは、信頼できる第三者機関によって正当性が保証されたデジタル証明書。企業や自治体、学校などの発行者が、保有する情報を基に個人(所有者)にVCを発行する。所有者はデジタルIDウォレットでVCを管理し、サービスや取引の利用時に、デジタル証明書の提示に用いるVP(VerifiablePresentation)及びVCをサービス事業者(検証者)に提示する。サービス事業者は、...●科学技術ニュース●電通総研、国際的な標準技術仕様に準拠したデジタル証明書(VC)を発行・管理・検証するソリューションの提供へ

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「サイバー覇権戦争」(ジェイコブ・ヘルバーグ著/作品社)

    <新刊情報>書名:サイバー覇権戦争著者:ジェイコブ・ヘルバーグ訳者:川村幸城発行:作品社第二次トランプ政権、ジェイコブ・ヘルバーグ国務次官(指名)が描き出す、新たな覇権の見取り図。いま求められるシリコンバレーとワシントンの協働。日本人も知るべき、サイバー世界の2つの戦いとは?新政権のアメリカ外交の今後を占う上で、必読の一冊。サイバーセキュリティの専門家として2020年までグーグル社で対偽情報・外国介入のポリシー策定を主導し、2025年発足のトランプ政権の国務次官に指名された著者が呼びかける、新たな「テクノロジー冷戦」への警告。自由と民主主義を防衛すべく、ソフトとハード両面で戦われる、サイバー、経済安保の超・最前線。【著者】ジェイコブ・ヘルバーグパランティア・テクノロジーズ社CEO上級政策顧問。米中経済安全...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「サイバー覇権戦争」(ジェイコブ・ヘルバーグ著/作品社)

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