前回、アメリカのテレビからハンディカメラの注文があったと書きました。実はその背景に…日本で始まった、カセット方式のビデオレコーダーを何とかプロ用として使えないか?ということでした。ーーーソニーでは、Uマチック規格として放送用に機器を製造しました。アメリカのテレビ界では16㍉フィルムを使ったニュース番組をビデオテープ取材に切り替えようと考えていたようでした…ーーー遂にアメリカテレビ業界は日本製のビデオテープレコーダーと日本製のハンディカメラを使ってフィルム取材のニュース番組をビデオテープによるNEGエレクトリック・ニューズ・ギャザリングつまり、電気的ニュース取材と名付けてフィルム取材からビデオテープ取材に切り替えていきました。ーーーアメリカでスタートしたENGスタイルは日本にやって来ました。ENGの登場
テレビ放送が始まって、毎日、新鮮なニュース番組が始まりました。テレビの番組ですから勿論、映像は動画です。日本では、16㍉フィルムを、米国製ベル&ハウエル社のフィルモ70DRで撮影して、テレビ局の暗室で現像、焼き付け、編集して作っていました。ーーー16㍉フィルム取材は現場の音声は同時録音できません。ニュース番組放送時に、レコード(LP盤)のBGMとアナウンサーのナレーションで放送していました。ーーー一方、テレビ放送で使用するテレビカメラも、技術の進歩とともに小型のハンディカメラが誕生しました。ハンディカメラも最初は、ドラマやドキュメンタリー番組に使われていました。ーーー私の耳にアメリカテレビ局から日本の電機メーカーにその、ハンディカメラを60台の注文が入った…の噂が聞こえました。ハンディカメラ誕生
レンタルビデオ店で、どうしてVHS方式のビデオが広まったのか私には、判りませんが?そして、いつの間にか家庭のビデオの標準はVHS方式になりました。ーーーやがて、ソニーのβ方式は、世間から姿を消していきました。私個人としては、β方式が、好きでしたが。日本で生まれたVHS方式のカセットビデオ機は世界に輸出されました。ーーーオープンリール方式のテープレコーダーを操作が簡単な小型カセット方式のテープレコーダーの登場はすばらしいことでした。VHSの語源はビデオ・ホーム・システムと何かの本で知りました…。ーーー折角、華々しくスタートしたソニーのβ方式のカセットはどうなったのでしょう?VHS方式ビデオの勝利
カセットビデオの登場で街にはレンタルビデオ店ができました。日本で製作されたカセットビデオは世界に販売されるようになりました。ーーーしかし、カセットビデオはβ方式砥、VHS方式の二種類でスタートしました。この二種類のカセットビデオに世間ではどうも、落ち着けません?このβ方式ととVH方式のどちらが標準になるかと思っていましたところ。何となく標準方式が決まりました。ーーー答えはレンタルビデオ店でした。最初は、β方式とVHS方式の二種類のレンタルビデオが貸し出しの棚に並んでいましたが…、月日の経過と共にVHS方式のカセットが多くなってきました…どうして一方のβ方式カセットビデオが少なくなったのか、私には判りません。やがてβ方式のレンタルカセットは店から姿を消しました。β方式とVHS方式のカセットビデオ
放送局用のビデオ録画方式は巨大?な機械でした。やがて、日本では家庭用として1インチ巾のビデオテープが出来てオープンリール方式のVTRが発売されました。ーーー価格はともかくボチボチ普及しますが、次にビデオテープをカセット方式にして、年寄りでも手軽に操作できるビデオテープレコーダーが完成して発売されました。ーーーまず、ソニーからβ方式、日本ビクター?からVHS方式が登場して、市場は二分されました。この、β方式もVHS方式の違いはそれぞれのカセットの大きさの違いくらいで、優劣はどうなのでしょう。ーーーカセットビデオの登場でビデオテープのレンタル店が登場しました。レンタルビデオ店には、β方式とVHS方式の二種類、同じ内容のカセットが並んでいました。カセットビデオテープ登場
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