この時期になると菜園、庭、公園などに「蟻」の姿をよく見る・・イソップ物語でも蟻は「働き者」として扱われているが実際は良く働く蟻が20%ほどほどに働く蟻が60%まったく働かない蟻が20%だ‥と北大農学部の長谷川教授の講義だ。ほどほど働く蟻と働かない蟻は働くと「疲れるから」が理由のようだ。全蟻が一所懸命働くと、疲れて作業効率が非常に低下するからのようだ。生命誕生40億年、多くの動物が絶滅しているが絶滅しているのは全員が懸命に働いて子孫を残した「種」の多くが絶滅している‥とも云われている。現在は人間の環境悪化による絶滅危惧種も多いが・・・働き過ぎが根本のようだ。だから、働く蟻と働かない蟻の絶妙なバランスで生き抜く事が「種」を存続させる手段なのだ。私は小さな町の小さな職場でほどほどに出世したがほどほどにしか働かな...働く、働かない「蟻」の不思議