紫蘭 穀雨

今日は平成最後の日で、数日前から平成を総括する番組が放送されている。そして、24節季は、6日もすれば穀雨から立夏となる。折から、朝より小雨が降り、木々が洗われているが、半月ほど前から咲いている紫蘭も綺麗であった。 ...

躑躅

躑躅が満開となっており、いろいろな色が楽しめる。公園や街路の植え込みに刈り込まれた躑躅も、各家の庭の木に咲く躑躅も風情がある。 留守十日躑躅の花の咲き満ちぬ 花弁も蕊も見目良き白躑躅 ...

北欧四カ国4 スウェーデン～フィンランド

ストックホルム ( スウェーデン ) では、ノーベル賞晩餐会会場 ( 市庁舎 ) を見学後、自由時間ではノーベル博物館で、晩餐会に出されるアイスクリームを味わい ( 約 1,200 円 ) 、歴代受賞者の展示物や山中伸弥教授がサインした椅子...

北欧四カ国3 ノルウェー/オスロ

翌日は、スキー場や別荘も多くあり国家事業の観光用ナショナルツーリストルート ( 365km ) で、8時間のバス移動でオスロに到着した。イースター ( 復活祭 ) 休暇に入っていて、トイレ休憩の場所が閉店したり、スキーを楽しむ家族連れも多か...

北欧四カ国2 ノルウェー/ベンゲル

コペンハーゲンからノルウェー第二の都市ベルゲンへの機内より、凍結した山やフィヨルド ( 氷河の浸食作用により出来た入江や湾 ) がよく見えた。ハンザ同盟 ( 中世の北海、バルト海の商業都市同盟 ) の拠点都市、干タラの加工地として栄えた...

北欧四カ国1 デンマーク

北欧四カ国を巡る阪急交通社主催のツアー ( スカンジナビア航空 ) に参加したので、四回にまとめて報告します。 デンマーク ( コペンハーゲン ) に着いて、欧州の中でも、公共及びホテルの便座が高い気がした。そして、北欧四カ国に共通して、...

竹の秋 緑立つ 松の芯

筍も出回り始めましたが、竹の葉がよく色付いてきています。又、松の新芽がどんどん伸びてきています。そんな、二景を詠ってみます。 雀らの群れる葉陰や竹の秋 竹の秋根元の土もふつくらと ...

花 八重桜 紅枝垂 若柳 糸柳

昨日は、新宿御苑の吟行であったが、首相主催の「桜を見る会」の開催と、久し振りの快晴で、新宿門には長蛇の列ができていた。「桜を見る会が」が終了して帰る芸能人やタレントの写真を撮る人も多かった。八重桜が綺麗に咲いていたり、紅葉や柳の若葉が綺麗...

浦島草 亀鳴く

初夏の季語になっている浦島草が、我が家に咲いている。全国津々浦々に浦島太郎の伝説があるようであるが、横浜にも「うらしま寺」がある。生育が良いと雌花になり、悪いと雄花になるのが面白い。浦島草と縁の深い「亀鳴く」の季語と併せて詠んでみます。 ...

日永 永き日

昨日の夕方、6時半頃に空を見るとまだ薄明るくて、日が長くなったのを痛切に感じた。西の空には、陰暦7日の上弦の月が落ちる頃であった。日永、永き日で、最近の出来事を詠んでみます。 永き日や日と共に落つ月上弦 ...

風光る

久しぶりに天候も回復し、丘を越えて買い物に行ってきましたが、春の風がきらきらと輝いていました。風光るで詠んでみます。 雲多き富士の峰にも光る風 岸辺へとよせる白波風光る ...

一人静 二輪草

義経が愛した静御前が舞う姿にたとえた一人静の花が咲き始めた。別名、ブラシのような花の形から、眉掃草ともいわれている。二輪草も、一輪目が咲いてから一週間以上も経って二輪目が咲き始めている。 雨降れば家に籠りて一人静 ...

山吹 濃山吹 白山吹 面影草

野鳥の森公園に一重の黄色の山吹が咲き満ちていた。山吹と言えば、江戸城や川越城の建造者で関東一円に遺跡のある太田道灌の歌 「 七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」 を思い出す。 我が家には、同じ一重でも四弁の白山吹が咲いて...

海棠の花 花海棠 睡花 花蘇枋

近所を歩くと、玄宗皇帝がほろ酔いの楊貴妃を海棠にたとえたという故事から「眠れる花」「睡花」ともいわれる海棠の花が満開である。又、蝶型の小さな花をびっしりつけ、花の紅紫色が 蘇枋 染の色に似ていることが由来の花蘇枋も咲いている。ほのぼのとやさ...

諸喝采 桜散る 落花

三国志の諸葛孔明が戦陣の食料と植えたという諸喝采が方々に咲いているて、花大根とも呼ばれている。そして、今日は統一地方選挙の投票日であるが、昨日から散り始めた桜が、枝によってはかなり散っていた。 山裾の道なき場所に諸...

すみれ草 錨（いかり）草

先日、東の長谷寺と呼ばれる薬王院に行った時に、参道の周辺に菫が植えられて、その近くに錨草が咲いていた。主に落葉広葉樹の地帯に、舟の錨に似た形で咲くことから名づけられたらしい。 手入れ良き寺の参道すみれ草 ...

山笑ふ 桜 花

昨日、久良岐公園を丘越えして買い物に行ったが、新緑も萌え始めた山の景色が綺麗であった。公園の一角が桜林になっていて、満開の花を楽しむシルバーや母子も多かった。今日は、午後から風が強くなってきたが、まだひらひらと花が散る程度である。 ...

アケビの花 郁子（むべ）の花

先日、寺の前を通った時にアケビの花が咲いていた。実が熟して割れたさまが、人の「あくび」に似ていることから、名前がついたらしい。又、我が家の庭には、郁子の花が咲き始めた。小枝から四つの花が咲いており、上手く育てば四つの郁子の実となる。 花言葉...

ヒヤシンス 風信子（ふうしんし、ヒヤシンス） 夜香蘭 （匂い）土佐水木

先週末に、港見える丘公園に行った時に、「香りの庭」に薔薇を始め色んな花が集められていて、沈丁花もまだ咲いていた。特に目を惹いたヒヤシンスは、風信子、夜香蘭とも呼ばれている。また、初めて「匂い土佐水木」を見たが、支那水木とも呼ばれ、土佐水木...

春雷 花の雨

昨日の夕方近くに、急に雨が降り始めて、雷のなる音も聞こえてきた。花の雨かと、近くの桜の写真を撮りに出かけると雨も止んできて、今日は良い天気の一日になった。テレビでは令和の新元号の話が続ている。 春雷をかき消すやうに...

四月馬鹿 エイプリルフール

今日は、エイプリルフールであるが、その起源はNHKの人気番組「チコチャンに叱られる」で放送していた。それよりも、今日は新元号「令和」でもちきりである。 新元号賭けて負けたと四月馬鹿 お互いに嘘を...