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  • 新涼 涼新た

  • 葛 葛の花

    近くの線路沿いのフェンスにも葛の葉が茂っているが、一度しか花が咲いているのを見たことがない。久良岐公園へ坂道を昇る崖には、毎年、葛の花が咲いているので、行ってみた。少し散り始めていたが、葉の陰に葛の花を見つけた時は嬉しかった。 ...

  • 白粉(おしろい)の花

    夕方から咲き始めることから夕化粧とも呼ばれる白粉の花が、長い間、咲き続けている。花が咲いた後の黒い種に、白い粉が入っていることから白粉と呼ばれている。 学び舎へ子ら通ふ道白粉花 沿線のフェン...

  • 藪枯らし

    別名で貧乏葛とも言われる藪枯らしの花が、あちこちに咲いている。地下茎でよく繁殖し、葛もよく伸びるので嫌われ者であるが、除草剤等も良くなったのか、以前よりは見かけなくなった気もする。 庭広き家の生垣藪枯らし ...

  • 猫じゃらし

    コンクリートの隙間や空き地に、猫じゃらしが茂っている。花穂で猫をじゃらつかせることから猫じゃらしとも、子犬の尻尾に似ていることから狗尾草とも呼ばれている。 コンクリの隙間はどこも猫じゃらし ...

  • 桔梗(ききょう きちこう)

    桔梗が咲き始めてから随分経つが、我が家の桔梗も咲き続けている。花が少ない夏場の茶花に役立っているようだ。 桔梗咲く雑草多き庭の隅 瀬戸黒の花瓶に一輪白桔梗 桔梗や大河...

  • 蜩 かなかな

    先日、ゴルフに行った時に蜩が鳴いていた。基本的には、朝夕の薄暗い時に鳴くようであるが、薄暗い林の中では昼間でも鳴くようである。 かなかなの声木霊する杉木立 かなかなやたおやかに鳴く木の梢 ...

  • 鬼灯

    お向いさんの玄関の脇に、鬼灯が稔っている。朽ちて虫鬼灯ができるまで、放置されているケースも多い。水にさらして、綺麗な網鬼灯ができたときは嬉しかった。 鬼灯の好きな媼は白寿とか 鬼灯やひーふー...

  • 秋暑し

    毎日、暑い日が続いており、日本海側ではフェーン現象で40℃を越える最高気温が出たり、私が長く住んでいた糸魚川市では、一日の最低気温が31℃を越えるという高い記録も更新している。昨日、ゴルフに行って来たが、最高気温が37℃の予報の影響かキャ...

  • 秋の蝉 法師蝉 つくつくし

    季語では秋の蝉で表現される油蝉やミンミン蝉が、最後の力を振り絞って鳴く一方、つくつくぼうしが鳴き始めた。 秋蝉の狂おしく鳴く桜の木 鳴き初めは声もか細くつくつくし 秋...

  • 終戦忌 盆の月 踊り

    今日は終戦記念日であるが、高校野球も延期となり、HNKはもっぱら台風のニュースである。横浜は、まだ台風の影響は無いが、盂蘭盆が満月になったにも拘わらず、厚い雲で見えそうにないのが残念である。 台風のニュースの陰に終...

  • 蚯蚓鳴く

    蚯蚓(みみず)というと、釣の餌のイメージと夏場のゴルフ場のグリーンに丸焼けになっているイメージがある。「蚯蚓鳴く」が秋の季語になっているが、蚯蚓は鳴くことは鳴く、螻蛄(けら)の雄が鳴いているのと勘違いしたらしい。尚、蚯蚓も螻蛄も夏の季語で...

  • 迎火 魂迎 墓参 墓洗ふ

    今日13日は、旧盆の迎え火であるが、次男たちが来ている一昨日に済ませてきた。線香に火をつけるチャッカマンを忘れてしまったが、昔懐かしいマッチを売っていた。花札とトランプは、代々、我が家の楽しみとなっている。 早けれ...

  • 鷺草

    家内が朝夕に水を遣り慈しんでいる鷺草の花が咲き始めた。鷺草は夏の季語となっているが、我が家で咲き始めるのは立秋過ぎである。 鷺草咲く朝夕となく水を遣り 鷺草の写真を友に送る妻 ...

  • 芙蓉

    木槿から2週間ほど遅れ、芙蓉の花が2週間ほど前から咲いている。木槿より芙蓉の方が葉が大きく、花もゆったりしている感じがする。花言葉では、木槿は「信念」「新しい美」、芙蓉は「繊細な美」「しとやかな恋人」である。 ふん...

  • 木槿 底紅

    木槿の花が咲き継いで一か月になる。近所を歩くと、白色の底紅を植えている家が多いが、花びらが開き切らない薄紫色の底紅が奥ゆかしく見えた。 底紅や信号持ちの交差点 底紅やうつすらのぞく紅の色 ...

  • サルビア 緋衣草

    もう長い間、サルビアの花が咲いているが、初秋の花に分類されている。ブラジル原産の花で、緋衣草とも呼ばれている。 サルビアや花屋へ急ぐ道脇に 強き日に赤さを増しぬ緋衣草 ...

  • 立秋 西瓜

    今日は、立秋である。昨日から来ている孫たちと、ゲームをしたり、科学技術館に出かけたり、孫のペースの生活になっている。昨日は、誕生パーティーをして貰ったが、統計では、次の猪年に半数の人が死亡している。 新潟県の魚沼産の7kgもある西瓜を頂...

  • 天牛 土用明

    昨日、家内が天牛(カミキリムシ)を見つけた。桑や無花果が好きであるが、お隣の無花果の木を見ると、小さな実がたくさん付いていた。無花果もそうであるが、天牛も読めない漢字であるが、触覚が牛のようであるという中国語である。 少しボケてきたのか...

  • 秋近し 原爆忌 雲の峰 灸花

    今日は広島の原爆記念日で明後日が立秋であるが、新聞記事等の原爆記念日の扱いが減ってきているのが気になる。 昨日、八景島にゴルフ練習に行って来たが、シーパラダイスに行く親子連れは多いが、海水浴に行く人が少ないのが気になった。海岸に大量の海...

  • 滝 瀑布 石清水

    昨日、神奈川県の山北町にある洒水の滝(3段目が69m)を長男家族と見学に行って来た。日本の滝100選にも入っていて、日本の名水100選にも入っている。名水の汲み場でペットボトルに汲んで帰ったが、少し甘みがあり美味しかった。 ...

  • ハイビスカス

    もう一か月以上前に買ってきたハイビスカスが、いまだに咲き継いでいる。白や黄色のハイビスカスもあるが、やはり赤い色が南国の花に相応しい。 玄関に光を浴びてハイビスカス ハイビスカス鉢に咲き継ぎ...

  • 蚊 蚊遣香 蚊取香

    暑くなって庭に出ると蚊に噛まれることが多くなってきた。蚊を追い払うために松、杉、蓬などを焚いたのが「蚊遣火」「蚊遣香」であるが、今でも季語としてよく使われている。現在では除虫菊を原料として練り固め、渦巻状にした「蚊取線香」が一般的に使われ...

  • 熱帯夜

    昨夜、友人との飲み会が東京であったが、店を出たときの暑さに驚いた。東京での最低気温が25℃以上の熱帯夜は、もう1週間、続いているらしい。100年間で、気温の上昇は1℃であるが、ヒートアイランド現象の2℃を加えると、東京は3℃の上昇らしい。...

  • 西日

    今日も暑い日が続いているが、昨日のように晴れた日の西日の強さは強烈である。西日で詠んでみます。 胸元を熱く焦がして大西日 靴底に燃ゆる熱気や大西日 大西日触れば熱き物...

  • 汗 炎暑 雲の峰

    週末まで35℃前後の暑い日が続くようである。今日はスポーツセンターで、エアロビとストレッチの定例日であるが、扇風機で涼を取るだけのため、汗びっしょりになった。片道、歩いて20分もよい運動である。 エアロビに流れる汗...

  • ビール (サスペンス)

    晩酌は、毎日、缶ビールと冷酒であるが、風呂上がりの一口のビールが美味しい。 「ダヴィンチ・コード」や「天国と地獄」「インフェルノ」がヒットしているダン・ブラウンの 宗教とAI(人工知能)をテーマにした「オリジン」を借りてきたが、速くて意...

  • 白南風(しろはえ) 夏空

    関東甲信も今日、正式に梅雨明けが宣言され暑い一日となった。南風が吹いているのが、せめてもの幸いであった。 毎日、アニメーターを主役にした朝ドラ「夏空」を見ているが、痛ましい「京アニ」の事件で、改めて日本のアニメの発信力を知った。 ...

  • グラジオラス

    近くを散歩していると、柵の奥にグラジオラスの花がのぞく家があった。グラジオラスはラテン語の剣が語源で、葉が尖った様子を例えたらしい。 鉄柵の奥に眩しくグラジオラス グラジオラス空へ空へと咲き...

  • 土用丑の日 土用鰻 土用蜆

    今日は土用丑の日で、季節の変わり目を乗り切るためには、滋養の多い鰻や蜆を食べると良いらしい。近所の焼き鳥等も販売している「うなぎ屋」では、一か月も前から土用丑の日を宣伝している。上野の老舗で食べた鰻も美味しかった。 ...

  • 大暑 緑陰

    24節季では、夏の最後の15日間の大暑であるが、一昨日から日差しも強くなり、緑陰に涼しさを感じる頃である。今日は、久し振りに予約投稿してゴルフに行きますが、今日もそんな天気になりそうである。 散髪し頭すつきりする大...

  • 梅雨明け

    群馬、栃木等で雨が降ったり、昨日の朝は東京でも大雨になったせいか「関東」での梅雨明けの宣言は無いが、横浜では昨日、梅雨が明けたような感じで、今日は朝から暑い天気となっている。蝉も数日前から鳴きだし、布団を干すのにも絶好の天気となった。 ...

  • 今日は京都の祇園祭の後祭の山鉾巡幸や花傘巡行の日である。祇園祭というと鱧料理であるが、瀬戸内より運ばれる鱧の生命力の強さと鱧の骨切の技術が生んだ料理であるが、俳句の兼題にも、よく取り上げられる季題である。 都へと上...

  • 青葡萄

    朝まで降っていた雨も早い時間に上がり、午後からは日差しも見えるようになってきた。そろそろ梅雨明けも宣言されそうである。街の中でも、何軒か葡萄を育てている家があり、羨ましい限りです。 住宅街塀よりのぞく青葡萄 ...

  • 水馬(アメンボウ アメンボ) 牛蛙

    久良岐公園の池に、水馬が泳ぎ、牛蛙の鳴き声が聞こえてきた。水馬は、いつも軽快に飛ぶように泳いでいるのを見ているが、動きが静かな方だった。牛蛙は夜行性であるせいもあるのか、いつも一匹の声しか聞かないが、一回の産卵で4000〜20000の卵が...

  • 睡蓮

    久良岐公園に小さな池があるが、白い睡蓮の他に黄色と赤色の睡蓮が咲いていた。睡蓮で詠んでみます。 いつ見ても心洗はる白睡蓮 蕊の黄に映ゆる花弁睡蓮黄 艶やかに一つ咲きた...

  • 禊萩(みそはぎ) 蒲の穂

    先日、行った久良岐公園の湿地に禊萩が咲き、池には蒲の穂が咲いていた。禊萩が湿地に咲いているのは初めて見たし、蒲の穂は、一時、駆除されたと思っていたので、生い茂っているのに驚いた。 禊萩や新盆の過ぎし里の山 ...

  • 合歓の花

    昨日、行った久良岐公園に合歓の花が咲いていた。夜になると葉を合わせて閉じることから、中国では夫婦和合の象徴とされていて、それから名前が着いたらしい。 伸ば す手の届かぬ梢合歓の花 咲き満ちて色...

  • 里山(久良岐公園)

    昨日ほどではないが、今日も薄日が差していたので、久良岐公園越で上大岡まで買い物に行って来た。すっかり木々の緑が濃くなっていたが、まだ額紫陽花が綺麗に咲いていたのには驚いた。気温も湿度も高く、汗を拭きながらであるが、8000歩の目標はクリア...

  • 向日葵 日輪草

    今朝は久しぶりに薄日が差して、嬉しい気持ちであったが、午後になってから本格的に晴れてきた。雨の日も元気に咲いていた向日葵に焦点を当てて詠んでみます。 日の光無くも明るく日輪草 薄日差し笑みも...

  • 鬼百合

    一昨日、馬車道でワインを飲んで帰ってきたら、家の近くに鬼百合が咲いていた。昨日、近所を散歩してみると、何軒かで鬼百合が咲き始めていた。 鬼百合や気持ちよく酔ひ帰る道 鬼百合や小さき赤鬼出でし...

  • 水遊び 夏桑 遠花火

    昨日は山下公園で花火を見る予定で、ディナーを予約してあり、横浜美術館で「原三渓展」を見てから出かけることにした。群馬や長野で生産した生糸や絹織物を横浜の港から出荷することが、明治時代の日本の大きな貿易収入になり、横浜の発展の礎にもなったが...

  • 風鈴

    先日、浅草の仲見世に行った時に風鈴を売っていた。今週の17日から川崎大師の風鈴市も始まるようだが、全国の色んな風鈴を見るのも楽しい。 仲見世の熱気に揺れる江戸風鈴 風鈴に眼を丸くする外国人 ...

  • 心太(ところてん)

    夏の食欲がない時には、喉越しの良い心太が美味しい。心太の原料となる天草は伊豆半島の「マクサ」が最も良質らしい。採取業者の減少や温暖化の影響で、天草の漁獲量は大幅に減少しているらしい。天草の輸入量が増加しているらしいが、美味しい心太の値段が...

  • 昼顔の花

    昼顔の花があちこちに咲いている。比較的、群れずに咲いているように思うが、藪の上まで花を伸ばしている姿が目立つ。 昼顔や昼は静もる住宅街 昼顔や二つ並んで咲く公園 昼顔...

  • 百日紅(さるすべり ひやくじつこう)

    近所に百日紅の花を咲かせている家が二軒あるが、紅に近い色と紫が少し入った色と微妙な差がある。木肌が滑らかで猿も登れないことから「さるすべり」とも、百日は花が咲くことから「ひゃくじつこう」とも言われている。 見るたび...

  • 梅雨寒 梅雨晴

    昨日は、寒い一日となり、外出にカーディガンも必要だった。東京で25℃以下の日が5日連続で続くのは、7月としては1993年の8日連続以来、23年ぶりらしい。1993年には、米も不作となったらしい。 今日は、久し振りに朝から日が差し、午前中...

  • 柳川鍋

    先日、不忍池に行った時に、老舗のうなぎ屋で柳川鍋を食べてきました。江戸時代に日本橋の「柳川屋」という料理屋が作ったとか、福岡県の水郷柳川からともいわれています。鰻と同様にスタミナ料理で、夏の季語となっています。 江...

  • 蓮一切

    一昨日、東京に行った時に上野の不忍池に寄ってきたが、丁度、蓮の花が開き始めたところであった。 茂る葉の上に咲き初む蓮の花 不忍の水面を覆ふ蓮青葉 二尾三尾蓮の葉陰に動...

  • 冷素麵 夏野菜

    俳句では七夕を陰暦の7月7日として秋の季語としているが、どちらかというと新暦の7月7日が主流をしめて、各地で七夕祭りも開催されている。東北地方を中心に、七夕の日に素麵を食べる習慣が残っていて、「そうめんの日」にも指定されてい...

  • 萱草の花 忘草

    公園の一角に、藪萱草が咲いていた。俳句では萱草の花、忘草とも詠まれている。 武蔵野の広き公園藪萱草 鈍色の空に明るく花萱草 団欒の灯のともる庭花萱草 ...

  • 五月闇 木下闇

    梅雨時の鬱蒼とした暗さを「五月闇(さつきやみ)」「梅雨闇」と、又、鬱蒼と茂る木立の暗がりを「木下闇(こしたやみ)」「青葉闇」という。昨日は、家内の朝茶事用の和菓子を貰いに出かけたが、横殴りの雨には驚いた。今日から参院選が始まったが、選挙区...

  • 梅雨の蝶 揚羽蝶

    一時期、雨風が強くなったが、幸い関東は大きな雨にならなかった。昨日の曇天を除くと、毎日が雨が降っている。 昨日、アオスジアゲハが家の前でも、ゴルフ練習に行った八景島でも飛んでいたが、少し動きが鈍くて写真にも撮りやすかった。藪からしの花が...

  • 夏萩

    6月ごろから咲き始める宮城野萩や犬萩等を夏萩あるいはさみだれ萩と呼ぶらしい。散歩していて、夏萩の咲いている家があったので、詠んでみます。 傘を手にさみだれ萩を盗み撮る 鈍色の空に華やぐ夏の萩...

  • 泰山木の花 半夏生(半夏) 片白草

    電車の窓から駅の近くに泰山木の花が見えていて、下の方まで咲いてきているようなので、写真を撮りに出かけた。葉が邪魔しているが、何とか、少し斜めに咲いている花を撮れた。 そして今日から24節季の「半夏生」である。町を散歩しながら、約6,00...

  • 江戸東京たてもの園

    一昨日、小金井市にある江戸東京たてもの園に吟行してきました。江戸時代の豪商や豪農の館そして明治〜昭和の政治家や商店の建物は見応えがありました。 各館の木立や花等も十分に堪能できました。 青芝の手入れほど良きたても...

  • 悪茄子

    見ためは茄子の花以上に綺麗な感じがするが、葉や茎に棘があり、地下茎でよく繁殖するために嫌われている悪茄子の花が咲いている。季語にはなっていないが、準じて詠んでみた。 マンションの立ち並ぶ野辺悪茄子 ...

  • 擬宝珠の花 インド浜木綿

    横浜港に行った時に、擬宝珠の花が咲いていた、寺社や橋の欄干の飾りの擬宝珠に蕾の形が似ているのが名前の由来である。インド浜木綿も咲いていたが、浜木綿に葉の形が似ていることが名前の由来である。アフリカ浜木綿を間違って命名したようであるが、今で...

  • 蟻 百足虫(むかで)

    台所に上がってくる蟻を潰していたら、窓から絨毯に沿って蟻の列が続いていることが分かった。以前、買ってあった殺虫剤(アリトール)で一網打尽にしたが。半月ほど前に、百足虫が落ちてきて襖に隠れていると家内が呼びに来て退治したこともある。少し不気...

  • 涼し一切 夕凪 遊び船

    気温も高く蒸し暑い日が続いているが、一作日 の夕方、海沿いの公園では涼しい風が吹いていた。 西日本では、雨風が強くなっていて、横浜でも風が吹き始めてきたが、大きな災害にならないことを祈りたい。 海沿いに涼しき風の...

  • 浜木綿(はまゆう) 浜万年青(はまおもと)

    昨日、横浜港が見える山下公園に行った時に、海岸通りに浜木綿(別名:浜万年青)の花が咲いていた。温暖な海岸地帯に自生しているらしいが、高知の室戸岬に出かけたときに、国道沿いや公園にたくさん植えられているのには驚いた。 ...

  • 蔦茂る 草茂る 草いきれ

    今日は久しぶりに良い天気となったが、暑さも戻ってきた。たっぷりと水分を吸って、蔦や草が青々と茂っている。そんな景を詠んでみます。 庭広き家の石塀蔦茂る 隙間なく塀を覆いて蔦茂る ...

  • 杜鵑 梅雨 秋へ

    秋の季語である杜鵑草が咲いているのには、吃驚したが、露草や木槿、カンナ、桔梗等の秋の花も咲き始めている。そして、今年は、秋刀魚も6月から売り始めている。 仲夏の季語を主に、秋の花等を詠んでみたい。 ホトトギス鳴く里...

  • 梅雨一切

    昨日は、朝から夕立のような激しい雨が降り始めた。神奈川大学に「異常気象と温暖化の影響を考える」という講義を聞きに行ったが、初めてのバス停で乗るバスを間違えて、大きな時間ロスとなった。今年は、梅雨入り早々から荒梅雨のような激しい雨が降ってい...

  • 虎尾草 蛍袋 白紫陽花

    久良岐公園に行った時に、虎尾草や蛍袋、白紫陽花が咲いていた。里山の自然な場所で咲いている花は、瑞々しくて綺麗である。土壌のpHで色が変わる白い紫陽花もあるが、全く色の変わらない白紫陽花もアナベルを始め何種類かあるようである。 ...

  • 捩花 文字摺り草

    昨日、久良岐公園を散策したときに、捩花が咲いているのを見つけた。一本でも見つけて嬉しかったが、次々と咲いているのには驚いた。捩り花とも、又、文字がかすれた様な絹織物にも由来して文字摺り草とも呼ばれている。左巻と右巻が半々で、巻かないものも...

  • カタバミ 小判草

    今日、久良岐公園への坂道を上っていると、三枚のハート形の複葉が良く分かる黄色いカタバミの花が咲いていた。いつもは、紫カタバミばかり見ているが、俳句でカタバミというと黄色いカタバミをさすようだ。 そして、小判草は、長い間、元気に咲いている...

  • 凌霄花(のうぜん)

    凌霄花の花が、咲き始めている。「のうぜんかずら」とも「のうぜん」とも読むが、「 凌霄」 は、高い所に攀じ登るという意味らしい。樹木や壁などに寄生して蔓を伸ばすことから、漢詩では「愛の象徴」となっている。 凌霄の先に...

  • 虎尾草

    庭に昔、植えてあった岡虎尾が咲いていた。虎尾草の季語の副題になっていて、里山等でよく見かける。水元公園で沼虎尾を見たいと思ったが、時間が無く見られなかった。たまたま、近所の人が自宅より持ってきてくれたが、岡虎尾より葉が細く尾が立っていた(...

  • 蛍袋

    家内が新潟に行った時に貰ってきた蛍袋が、花入れで長持ちしている。庭に植えた蛍袋も根付けば嬉しい。蛍を入れて遊んだというのが名前の由来らしいが、その形から「提灯花」「釣鐘草」「風鈴草」とも呼ばれている。 故郷の山にひ...

  • 父の日

    今日、6月の第三日曜日は「父の日」であるが、昨日までの雨が灰塵を流したのか、驚くような青空であった。横浜の高島屋に、孫の誕生祝いを買いに出かけて、ランチもしてきた。夕飯は、長男から送られてきた「ふく料理」である。定番ではあるが、父の日で詠...

  • 五月雨

    今日は、朝、目が覚めた時から雨が降っており、しかも冷たい雨の一日だった。近くの理髪店に出かけた以外は、家でのんびりと過ごした。 五月雨るる音に目覚むる朝ぼらけ 五月雨やなぜか混み合ふ理髪店 ...

  • 梅雨晴間 梅雨晴 五月晴

    昨日は梅雨晴も良い天気になった。勤めていた会社のOB会があり、日本橋まで出かけてきたが、昼間でも電車は込んでいた。今日も良い天気であったが、明日は雨で梅雨寒になるようだ。 社友会へ気もうきうきと梅雨晴間 ...

  • 白百合

    百合の花が、あちこちで咲いている。家内が茶花用に植えてある白百合が、庭にも咲いているので、句を詠んでみました。 狭庭には二つ仲良く百合の花 白百合を見て目の覚める朝ぼらけ ...

  • 短夜 明易し

    夏至まで十日となり、夜が短くなってきている。そして、暮れるのが遅くなり、朝は明けやすくなってきている。そんな夏の夜を詠んでみます。NHK俳句の兼題、玉葱で入選(玉葱や妻には妻の刻み方)して、友人からもたくさんコメントを頂いた。 ...

  • 栗の花

    縄文時代人も食べていたという栗の木の花が色づいてきて、独特な匂いがするようになった。栗の花で句を詠んでみます。 縄文の遺跡の傍に栗の花 色づいて匂ひも増しぬ栗の花 もじゃも...

  • 梅雨一切

    今日は、梅雨入りしてはや梅雨寒の一日となった。水害でも起きないかと懸念されるような梅雨の後半の降り方(荒梅雨)であった。水元公園のポプラ並木とも思い出しながら詠んでみます。 梅雨入してポプラ並木も青々と ...

  • 花菖蒲 菖蒲園 (黒南風)

    昨日は水元公園の菖蒲祭に吟行してきました。オーケストラの演奏はまだしも、演歌が大きく流れるのには疑問を感じました。対岸のみさと公園の緑も綺麗に見えました。 黒南風の園にすがしき花菖蒲 色も香も名...

  • 沙羅の花 姫沙羅

    鎌倉に行った時に、一日花の沙羅の花が咲いていた。我が家の近くに姫沙羅を植えている会社があるが、昨日、梅雨入りしてから前を通ると、もう満開で散っている花も多かった。 訪ふ人の多き禅寺沙羅の花 ...

  • 枇杷 青梅 実梅

    近所を歩くと、枇杷のなっている家が多く、刈り取った家もある。一時期、枇杷の種が健康に良いということで、義母も購入していたが、有害な青酸が多いことが判明している。お隣さんの梅の木に、ぎっしりと青梅がなっているが、黄色い梅や青い梅の一部が落ち...

  • 金糸梅 未央柳(びょうやなぎ)

    金糸梅はス−パーに行く四つ角の家に、未央柳は歯科医院の庭に咲いているが、もう満開になっている。未央柳は楊貴妃を称えた故事による名前であるが、美女柳とも金糸桃とも呼ばれている。 四つ角の豪奢な家に金糸梅 ...

  • 泡盛草 雪ノ下

    先日、鎌倉に行った時に、小流れにユキノシタ科の泡盛草 ( アワモリショウマ ) が咲いていた。そして、小流れや縁切寺を始めあちこちに雪ノ下が咲いていた。葉が雪の下で枯れずにあることから「雪ノ下」、花の形から「鴨足草」「虎耳草(ユキノシタ)...

  • 石榴の花 花石榴

    石榴の花が満開になってきている。石榴の花を見ると、「紅一点」や「鬼子母神」を思い出したりする。園芸の世界では、「花石榴」というと八重の石榴の花をさすが、俳句では「石榴の花」を五字で表す季語として使われているようだ。 ...

  • 八重ドクダミ 岩煙草 岩絡み

    東慶寺(縁切り寺)の入口に綺麗な花が活けられており、名前を聞いて八重のドクダミ(葉の形がハート形)だと思い出した。庭には、群生している場所もあった。湿った岩肌等に自生し、煙草の葉に似ている「岩煙草」も可憐に咲いていた。又、岩肌に自生し 額...

  • 紫陽花 山紫陽花 四葩 額の花 花菖蒲

    近所でも紫陽花の花が色づいてきているが、紫陽花で有名な鎌倉の明月院と山紫陽花を展示する古民家に行って来た。明月院は、紫陽花が色づき始めたばかりであるが、十分に楽しめた。 紫陽花の香に酔い痴れる明月院 ...

  • 老鶯 夏 暑し

    金沢八景にゴルフ練習に行くと、漁港もあり鳶の多いせいか、鶯と鳶の鳴き声が似てきているような気がした。金沢八景での鳥を詠んでみます。 老鶯の声鳶に似る港町 ぴーひょろのぴーの短き夏の鳶 ...

  • 石斛

    岩や樹木に着生する石斛が、もう一か月以上も前から駅の近くの家の玄関に咲いている。別名、長生蘭と聞けば驚くこともないようだ。花言葉が、「豊かな笑顔」というのも面白い。 石斛や門構え良き家の庭 石斛...

  • 立葵 夾竹桃

    近所を散歩すると、立葵が咲き始めている家、夾竹桃が咲き始めている家があり、チョっと失敬して写真を撮らせて頂いた。徳川家の御紋は三つ葉葵であるが、立葵から想像をたくましくした。夾竹桃は毒性が強いが、一方、原爆の広島でもいち早く咲き始めるほど...

  • 杜鵑花(さつき)

    杜鵑花の花が咲き満ちている。園芸品種は200種以上あるらしいが、近所を歩くと赤紫色の「大盃」という品種を植えている家や公園が多い。白い 杜鵑花を見つけると、何か特をしたような気がした。 今日は、朝の早いうちに雨が上がったが、雨滴に濡れた ...

  • 茅花流し 南風(みなみ) 夏霞

    今日は金沢八景にゴルフの早朝練習に行って来たが、茅花が強い南風に揺れていた。夕方から雨の予報であったが、午後には降り出した。また、今日はトランプ大統領が、横須賀に自衛隊の護衛艦と米海軍の視察に行った日である が、先日の土曜日には霞の中に大...

  • 老鶯 薫風 緑陰

    今日も暑い一日であった。それでも、近所を散歩すると、鶯の鳴き声を聞いたり、一陣の爽やかな風や緑陰を楽しむことができる。そんな景を詠んでみます。 老鶯の声穏やかな谷戸の路 薫風や小高き場所の小...

  • 夏の蝶

    最近、紋白蝶があちこちに飛んでいて、家の庭にもよくやってくる。先日、庭の椿の木に紋白蝶が止まっていて、かなり近づくまで飛ぶ気配がなかった。調べてみると、紋白蝶の寿命は約45日で、成虫になってからは2週間である。小型の紋白蝶蝶を始め、蝶の季...

  • 青芭蕉 芭蕉巻葉

    毎日、良い天気で暑い日が続いているが、芭蕉も巻葉を解き青々としてきた。また、芭蕉の花も咲いているが、バナナという人がいて、大笑いしたこともある。 青空に青い葉広げ青芭蕉 特急の風に靡かず青芭...

  • 十薬 ドクダミ

    十薬の花が、咲き初めたと思ったら、かなり花数が増えてきた。いつもは、上から花を眺めているが、横から茎を眺めて花の位置に驚いた。二つに分かれた長いほうの茎の先端の葉の下に花が付き、短いほうの茎にも同じように花が付いていた。 ...

  • 夏場所

    昨日、高校時代の同級生と夏場所を見に行って来た。満員の観客の張り裂けるような歓声があり、臨場感を感じる。関脇以上が全員負けるという大波乱になったが、今日はどうであろうか。糸魚川出身の元関脇、黒姫山が四月に亡くなったのは寂しい。 ...

  • クレマチス 風車 鉄線(花)

    昨日の雨にも負けず、クレマチスが咲いている。花弁が八枚の花を風車、六枚を鉄線花というらしい。静岡県の長泉町にはクレマチス生産数のおよそ 6 割を栽培する丘 ( 公園 ) があるらしく、一度、行ってみたいものである。因みに、クレマチスの花言...

  • 卯の花腐し 空木 驟雨 夏の雨

    今日は一日、雨風が強い日であったが、植物園に行った先週の火曜日も雨で、梅花空木が咲いていたことを思い出した。今日は家内が出かけたので、本を読んで暮らしたが、昨日まで満開だった昼咲き月見草が散ってしまっていた。 火曜日...

  • 風露草

    家内が糸魚川の友人から貰ってきた白山フウロソウが、玄関の庭に咲いている。白い花が半月ほど前から咲き始め、赤い花の数も増えてきた。以前より、茎も長くなってきている。「現の証拠」もフウロソウ科の花で、似たような花が空き地に咲いていると思って見...

  • 噴水 聖五月

    横浜の山下公園に噴水があるが、その真ん中に姉妹都市の米サンディエゴ市より寄贈された「水の守護神像」がある。氷川丸も係留されている港の空には、もう入道雲が湧き始めている。 噴水の奥に沸き立つ白い雲 ...

  • スイカズラ(吸葛) 忍冬 金銀花

    先日、金沢八景の方にゴルフ練習に行った時に、スイカズラの花が咲いていた。最初に白い花が咲いて次第に黄色になることから金銀花とも呼ばれている、スイカズラにも種類が多く、普通は低木であるが、海岸近くでは蔓性の浜忍冬も咲くらしい。 ...

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