アイディアを“練る”田中義久さんと、そのアイディアを“彫る”飯田竜太さんによって、2007年に結成されたアーティストデュオ。それが、Nerhol(ネルホル)で…
“web上だから出来る面白いガイド”をモットーに、 世界でただ一人のアートテラーが毎日役立つ美術情報をお届けします。
1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。 現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。 著書に『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』、『東京のレトロ美術館』など。
日本屈指の現代美術作品のコレクターとして知られる精神科医、高橋龍太郎さん。そのコレクションを紹介する展覧会は、これまでに何度も開催されてきましたが。この夏、東…
Film:75『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』
■恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール 監督:ブルース・ベレスフォード出演:サラ・ウィンター、ジョナサン・プライス、ヴァンサン・ペレーズ2001年製…
日本初、いや、世界でも初となる、レオナール・フジタこと藤田嗣治の作品だけを展示する美術館、軽井沢安東美術館に、約1年ぶりに行ってきました。 1年ぶりに訪れ…
先日、トークショーのお仕事で、箱根・芦ノ湖のすぐそばにある成川美術館に行ってきました。 (↑この日は残念ながら雲に隠れて、富士山の姿は観られず。。。) 現在…
今年2024年は、東海道五十三次の中で、最後に制定された宿場・庄野宿の完成から400年目の節目の年。また、箱根駅伝第100回という節目の年でもあります。それに…
美術界における今まで誰も調べたことのない、“バカせま~い歴史”を徹底研究し、その成果を独自の考察で発表する企画。それが、『美術のバカせまい史』です。 今回…
青森公立大学 国際芸術センター青森、通称ACACに行ってきました。 入り口の脇に置かれていたのは、日本代表として、1990年のヴェネチア・ビエンナーレに参加…
現在、青森県立美術館で開催されているのは、“鴻池朋子展 メディシン・インフラ”という展覧会。国内外で活躍するアーティスト、鴻池朋子さんの最新個展です。 本…
現在、埼玉県立近代美術館で開催されているのは、“吉田克朗展―ものに、風景に、世界に触れる”という展覧会。埼玉県生まれの現代美術家・吉田克朗(1943~1999…
東京国立博物館、青森県立美術館、足利市立美術館・・・と、美術館の名前に『立』の漢字1文字が入る公立美術館がある一方で。東京都美術館、横浜美術館、金沢21世紀美…
箱根を代表する美術館の一つ、彫刻の森美術館が、今年2024年に、めでたく開館55周年を迎えることとなりました。それを記念して、美術館の人気スポット・足湯が、名…
1985年に開館した練馬区立美術館は、今年度を最後に、しばらくリニューアル工事のため休館します。そのリニューアル前、全館を使っての、最後の展覧会となるのが、“…
今年の夏は、弘前れんが倉庫美術館で開催中の展覧会、“蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界”に行ってきました。 こちらは、言わずと知れた人気写真家…
先日7月8日。渋谷ヒカリエの背後に、新たな大型複合施設がオープンしました。 その名も、渋谷アクシュ。渋谷ヒカリエとは、地上2階の高さで、歩行者デッキで繋が…
現在、千葉県立美術館では、開館50周年を記念した特別展として、アーティスト五十嵐靖晃さんの大規模個展“五十嵐靖晃 海風”が開催されています。 (注:展示室内は…
旧熊本藩主・細川家伝来の美術品や、歴史資料を収蔵し、一般公開している永青文庫。そんな永青文庫で現在開催されているのが、“Come on!九曜紋―見つけて楽しむ…
現在、二子玉川ライズ スタジオ & ホールでは、“鈴木康広展 ただ今、発見しています。”が開催中です。 日常の見方を変える人気アーティスト・鈴木康広さんの…
《滝》オランダの版画家マウリッツ・コルネリス・エッシャーの代表作の1つ。2本の塔を持つ水車小屋が描かれる。水路には、いわゆる不可能図形の一つである、「ペ…
今年2024年は、“国民的風景画家”東山魁夷の没後25年という節目の年。それを記念して、現在、山種美術館では、“【特別展】没後25年記念 東山魁夷と日本の夏”…
群馬県渋川市の原美術館ARCでは現在、「セカチュー」みたいタイトルの展覧会が開催されています。(正式には、“日本のまんなかでアートをさけんでみる”)。 実…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 読売新聞が運営する美術館・博物館の総合ポータルページ。それが、美術展ナビ。月間470万PVを突破する…
久しぶりに、水戸芸術館へ行ってきました。 現在、こちらで開催されているのは、“山下麻衣+小林直人 他者に対して、また他者と共に”という展覧会。国内外で活躍…
現在、世田谷美術館で開催されているのは、“須田国太郎の芸術 三つのまなざし”という展覧会。京都出身の洋画家・須田国太郎の大規模な回顧展です。 ちなみに。本…
現在、アーティゾン美術館で開催されているのは、“空間と作品”という展覧会。6階から4階までの3フロアすべてを使って、コレクションから選りすぐられた144点の作…
エントリーNo.0014 わらおぎこがん(荻原碌山 戸張孤雁)
もしも、芸術家たちが漫才をしたら・・・こんな感じのネタを披露するのかもしれません。それでは、皆様、どうぞ芸術漫才をお楽しみください! 孤雁「戸張孤雁[1]…
今年の夏も、日本各地の美術館で、オバケや妖怪をテーマにした展覧会が開催されています。川崎市岡本太郎美術館もその一つ。この夏、常設展示室で開催されているのは、“…
この夏、川崎市岡本太郎美術館では、“芸術は、自由の実験室─夏のアートキャンプ”が開催されています。 岡本太郎現代芸術賞出身の4人の作家による、実験室のよう…
現在、東京ステーションギャラリーで開催されているのは、“空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン”という展覧会。20世紀後半のベルギーを代表するアーティス…
芸術家や美術品を見て、あるいはニュースを見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが『美術の思っちゃった』です。では、早速…
今年2024年は、大正ロマンを代表する画家・竹久夢二の生誕140年の節目の年。それを記念して、現在、東京都庭園美術館で大規模な回顧展が絶賛開催中ですが。東京を…
挿絵、雑誌、漫画、付録…etc出版美術をテーマにした展覧会を開催し続けてきた弥生美術館が、今年2024年、めでたく開館40周年を迎えました(←おめでとうござい…
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アイディアを“練る”田中義久さんと、そのアイディアを“彫る”飯田竜太さんによって、2007年に結成されたアーティストデュオ。それが、Nerhol(ネルホル)で…
前回ご紹介いたしましたが、太宰府天満宮の境内にはさまざまな美術作品があります。それらの中には、現在ポーラ美術館で個展が絶賛開催中の、イギリスを代表するコン…
日本美術界をざわつかせた展覧会“ざわつく日本美術”の開催から4年―この夏、待望の(?)続編が、サントリー美術館で開催されています。その名も“まだまだざわつく日…
女性洋画家として初の日本芸術会員となった池口史子(ちかこ)さんと、その夫で作家で経済評論家でもある堺屋太一のの仕事場兼自宅を改装し、2018年3月に美術館とし…
現在、ワタリウム美術館では、1990年に開館以来して初となる、中国の現代作家による個展、“チェン・フェイ展「父と子」”が開催されています。本展の主役は、この人…
久しぶりに、太宰府天満宮へ。久しぶりに訪れたら、太宰府天満宮が大変なことになっていました! え?あ??どーゆーこと?! 実は今、御本殿は124年ぶりの大改…
“きゅーはく”こと九州国立博物館は、今年2025年にめでたく開館20周年を迎えました! それを記念して、現在開催されているのが、“九州の国宝 きゅーはくの…
ヨーロッパで最も古い美術館の一つ、スウェーデン国立美術館。スウェーデン王家が収集した美術品をコレクションの核とする美術館です。そのコレクションの中でも特に充実…
この夏、すみだ北斎美術館で開催されるのは、“あ!っと北斎~みて、みつけて、みえてくる浮世絵~”という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得て…
草間彌生《南瓜》「南瓜は私の人生の伴侶です」と自伝で語るほど、草間彌生さんにとって南瓜はお気に入りのモチーフ。1980年代から南瓜の絵をたびたび描いてい…
先日まで、関西ではさまざまな国宝展が開催されていました。それらが6月15日に終わり、ひと段落が着いたかと思いきや!その後1週間も経たずに、大阪中之島美術館で、…
文政8年(1825年)に創業し、現在は日本で唯一の紅屋である伊勢半本店。今年めでたく創業200年を迎えました。それを記念して、伊勢半本店が運営する紅ミュージア…
この夏、渋谷区立松濤美術館で開催されているのは、“黙然たる反骨 安藤照―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―”です。本展の主役は、カンニング竹山さ…
■ガードナー美術館盗難事件-消えた5億ドルの至宝-監督:コリン・バーニクル2021年製作/210分/アメリカ 1990年、警官を装う2人の男がボストンの美…
えー、緊急で記事を書いております。何でもネット上では、明日7月5日に大災害が起こると話題になっているそうですね。自分はまったく信じていませんし、皆さまの不安を…
京都・東山五条の路地裏にひっそりと佇む河井寬次郎記念館。 柳宗悦や濱田庄司、芹沢銈介らとともに、民藝運動の中心人物として活躍した陶芸家・河井寬次郎が、自ら…
京友禅の最高峰、千總(ちそう)。1555年に創業し、今年で470年を迎える老舗中の老舗です。 そんな千總の京都本社屋2階にあるのが、千總ギャラリー。千總が…
『クイズ!知ってる画家の知らない絵』突然ですが、こちらの絵画の作者は一体誰でしょうか? 《パリ城壁の門》と題されたこの絵画は、実は、フィンセント・ファン・…
現在、アーティゾン美術館で開催されているのは、“彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術”という展覧会。今世界的に再注目されているアボリジナル・…
現在、竹久夢二美術館で開催されているのは、“夢二でたどるアール・ヌーヴォーとその周辺”という展覧会。アール・ヌーヴォーという切り口で夢二の芸術を紹介する展覧会…
現在、十和田市現代美術館では、“野良になる”という展覧会が開催されています。 なんとも意味深な展覧会名ですが、美術館の公式HPには、このように記載されてい…
アートな街、青森県十和田市。国内でも屈指の人気を誇る現代美術館、十和田市現代美術館があるのは、もちろんのこと。 街のいたるところに、草間彌生さんをはじめと…
絵本の夏、板橋の夏。今年も板橋区立美術館では、毎年恒例の、“イタリア・ボローニャ国際絵本原画展”が開催されています。 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展と…
恐竜の夏、日本の夏。毎年、夏休みシーズンには、どこかしらの博物館で、恐竜展が開催されています。今年2024年に開催されるのは、パシフィコ横浜での“巨大恐竜展2…
オバケの夏、日本の夏。ここ近年、毎年夏にどこかしらのミュージアムで、オバケや妖怪をテーマにした展覧会が開催されています。今年の夏は、立川にあるPLAY! MU…
ボッティチェッリ、アルチンボルド、バスキア・・・・・美術館や美術の関連書籍などで目にすれば、これらのワードが、芸術家の名前だと認識できるでしょうが。もし、ノー…
現在、千葉市美術館では、摘水軒記念文化振興財団が有する、世界一の岡本秋暉コレクションを中心にした岡本秋暉展が開催されていますが。それと同時に、秋暉以外の摘水軒…
現在、千葉市美術館で開催されているのは、“岡本秋暉 百花百鳥に挑んだ江戸の絵師”という展覧会。江戸時代後期から末期に活躍した絵師、岡本秋暉(しゅうき)の実に…
この夏、SOMPO美術館で開催されているのは、“フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線”という展覧会です。 (注:展示室内は一部撮影可。写真撮影…
《夢》 ニューヨーク近代美術館(MoMA)蔵。素朴派を代表するアンリ・ルソー晩年の傑作。ルソーは生涯でジャングルを訪れたことが一度もなく、長年通い続けた…
「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」 空気や光、水、重力といった自然現象も素材にして、そう問いかけ続けてきた現代アーティスト・内藤礼さん。その待…
今年2024年は、アジアで唯一のダリ常設美術館として知られる、福島県の諸橋近代美術館が開館して、25年目を迎える節目の年。それに加えて、ダリの生誕120周年で…
2024年7月3日より、20年ぶりに新札が発行されました。その1000円札の新紙幣の図柄に採用されたのが、ご存じ、葛飾北斎の《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》です…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 まずは成川美術館に関するニュースから。芦ノ湖の大パノラマも楽しめる、箱根屈指の人気を誇る成川美術館で…
水天宮前駅のほど近くにある隠れ家系ミュージアム。それが、ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション。1998年に開館し、今年2024年で、めでたく開館25周年を迎えまし…
2018年に、栃木県那須塩原市にオープンしたN's YARDに行ってきました。 N's YARDの『N』は、現代美術家・奈良美智さんの『N』。「作品をより…
六本木ミュージアムで開催中の展覧会、“ミス ディオール展覧会 ある女性の物語”に行ってきました。 ディオールの展覧会といえば、昨年、東京都現代美術館で、…
栃木県那須塩原市にある創業1551年の老舗旅館、板室温泉大黒屋。 パッと見は、ただの(?)老舗旅館ですが、実は知る人ぞ知る、日本屈指のアートな旅館です。ア…
現在、大阪中之島美術館では、開館以来初めてとなる仏教美術展、“開創1150年記念 醍醐寺 国宝展”が開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可…
現在、大阪中之島美術館では、“没後30年 木下佳通代”が開催されています。 戦後、関西を拠点に活動したアーティストで、1994年に55歳の若さで亡くなった…