シリーズ最終回今回のことで強く感じたこと。今のシステムで私の患者層をサポートできるプライマリーケアのシステムは整っていない。患者中心のケアだとか継続的なケアだとか、シームレスなケアとか絵空事、と思った。上司の「ケアが途切れてしまうのは仕方のないこと」の一言は突き刺さった。しかしこの人の理解力がないからではなくて、システム上そうだから避けれないのが現状であると再確認させられた。美加のケアは素晴らしい、地域にどれだけ貢献した、と賛辞を受けたって私がいるから成り立っているケアならば意味はない。私がいなくても成り立つシステムを作ることが必要。特別なケアシステムを特別な患者層に作ることで、医療へのアクセスが断ち切られない。継続したケアを提供し続ける。そんなケアシステムをカナダに作りたい、と強く思った。これが大学院で...プライマリーケアの未来最終回