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  • ぬかるみの中で

    菜種梅雨に見舞われた畑は難攻不落の城を攻めるようなもの。ことにトラクターで耕起した後の雨なので、畑に入るだけでこの有様です。長靴が10cmも入り込み抜けない。もっと乾いてからやればいいのだが、自然薯の種イモを芽出しするためには今が適期なのです。足を取られながら重い泥土をかき上げ、休み休みしながら約15mの畝を2本作りました。今日と明日で種イモをここに置いて芽出しを開始します。隣にあるタマネギの畝から極早生を3玉だけ収穫してみました。新タマですね。早速夕ご飯でオニオンサラダにしていただきました。瑞々しくて美味しかった!<桜開花泥土で撓むる農爺>ぬかるみの中で

  • 運転解禁し大穴塞ぐ

    ハウスのビニール屋根が破れ大穴が空いたのを何とかせねばと、昨日は資材の購入と修繕の一日でした。実に2ヵ月以上車の運転を控えていたが、やっと解禁してホームセンターへ行き、ハウスの屋根用ビニールを購入してきました。約7,000円です。ハウスと言っても巾と高さは一般と変わらないが、長さは6m程度のミニです。おまけに両側の妻部はネットなので温室にはならない。修理後の姿です。中で育てているメインはブドウです。雨が直接かかると病気にかかりやすいと聞いたので、半ば廃材パイプを利用して屋根を作って育てています。雨を嫌うトマトも昨年この中で作ったら良く出来た。しかし昨日の午後は暖かいと言うより暑いくらいだった。ウインドブレーカーを脱いでの作業でした。破れたビニールは一部だけなので、そのままにして上掛けすることにした。さてハ...運転解禁し大穴塞ぐ

  • 大穴二ヶ所も

    明方の風雨の音が凄まじかった。ビュービューとけたたましく風が唸り、雨脚が窓を叩き何回と目を覚ました。この影響ではないが大穴が二つも開いているのを昨日見つけた。一つは亡き父が丸太を組み立てて作った簡易物置小屋です。見事に波板がちぎれて大穴が開いています。中には畑で使うネットやシートぐらいなので、濡れても直ちには影響ないが床の板が腐るのは困る。ありあわせの波板で塞ぎ今朝の風雨には間に合った。もう一ヶ所はブドウの木を育てているミニハウスです。こちらは屋根用ビニールを買ってこなければ修理できない。だから駄々洩れです。何で1年足らずで破れてしまったかは明白です。ここの畑は少し掘ると岩が出てきて、パイプを均一に建てれなかったこと。そのためビニールシートで覆った際に段差が出来てしまい、雨が降ると屋根に水たまりが出来て、...大穴二ヶ所も

  • 防腐処理

    春の長雨をくぐりぬけて昨日はスカッと晴れ上がりました。ただこれも一日限りで今日明日は再び雨とか。そんな貴重な一日だった昨日は種イモの防腐処理でした。まず行うのは殺菌剤で種子消毒します。「やまのいも」の適応薬剤であるベンレートTで、200倍水溶液を作って10分間浸漬します。液箱には一度に100株くらいしか入らないため、8回繰り返したことになります。ラベルには「褐色腐敗病」「青かび病」に適用するとあります。続けてジャガイモの切り口保護剤とベンレートTをミックスさせて、カット面に塗布して乾燥させます。切り口は薯にとっては大きな傷であり、芽が出る前に腐ってしまうのを予防するためです。これを約750株もあるのだから延々と作業は続く。とにかく根気ですね。夕方近くまでかかってしまった。時間が少しあったので畑で芽出し用の...防腐処理

  • 新サポーター説明会

    昨日はしっかり降りました。そんな雨の中JAに25人余が集まって、新年度のじねんじょサポーター説明会を開催しました。今年から部会関係者だけでなく、市産業課長やJA支店長にも出席してもらい激励していただいた。13人の予定でしたが一人がお子さん対応の関係で辞退されたため、12人(内2人は夫婦で参加したい)でスタートです。平均年齢も50歳台半ばで私より20歳も若い。思えば自分はそんな歳頃に自然薯づくりを始めて、早いものでもう20年です。正に時代は巡るですね。自己紹介を兼ねて参加の動機を皆さんに伺ったところ、自然薯が好きで食べたいの人から、作るのが難しそうなのでしっかり学んで自分で栽培したい人まで多彩です。この中から将来の自然薯づくりを担ってくれる人が、多数輩出来るよう応援したい。説明会後に雨足が強かったが二ヶ所の...新サポーター説明会

  • 菜種梅雨

    今日も雨です。これで4日連続だ。気象用語かどうか知らないが世間では、「菜種梅雨」と呼びます。菜の花が咲く3月4月に数日間雨が続くことを指します。ネット情報によれば、日本では冬の間高気圧に覆われるため晴れの日が続きますが、春になるとその高気圧が北上し、南側では前線が停滞しやすくなります。前線が停滞すると曇りや雨が続き、菜種梅雨の原因となるとありました。よって昨日も作業小屋に籠って、種イモの調整に勤しみました。これで約650株分です。この他に網室産の種イモがあるため700株は超えそうです。この後は防腐処理をして、晴れた日に畑へ移し芽出しを開始します。このところ籠っていてもお客さんや友人たちが訪ねてきてくれ、単調な作業でも飽きない一日を過ごせています。今日はJAで新サポーターさんに集まっていただき、説明会を開催...菜種梅雨

  • 1年3ヵ月前の薯

    3月25日からは七十二候の一つ『桜始開(さくらはじめてひらく)』です。桜始開とは全国各地から桜の開花の便りがが届く頃のこと。今年は寒の戻りで未だ高知でしか開花宣言が出ていないけど、今週各地で咲き出すことでしょう。しばらく雨が続きそうです。昨日も作業小屋に籠って種イモの処理をしていました。その中で今年ある試みをします。それは1年以上前の薯が種イモとして働いてくれるかです。作業小屋の大型冷蔵庫は1年中2℃~3℃で動いており、その中に一本だけ昨年の1月産に収穫した薯があります。大きさを比較するためホチキスを横に置いてみました。約500gあり見て目では腐っていません。先日も記したように自然薯は僅かな傷があると、いくら冷蔵保存していても2ヵ月ほどで腐りはじめます。長期保存に成功したからには、これを今年種イモとして使...1年3ヵ月前の薯

  • 雨の日は籠って

    あれやこれや今年用の薯づくりを準備している所ですが、昨シーズンの薯がまだ少し残っています。先週じねんじょ部会の研修畑で掘った中で、食薯が少し含まれていたため、これも私が買い取りました。幸いなことに週に何人かが「自然薯まだありますか?あったら欲しい」と来園されます。それに城下町の店もあるだけ欲しいとの言葉をいただいています。菜種梅雨とも言われる雨の一日だった昨日は作業小屋へ籠りました。薯を洗い擦り下ろします。水道水もやや緩んできて手袋なしでやれました。5kgちょっとあった。昨日はこれを二方向へ。一つはお店用の冷凍擦り下ろしへ。250gづつ入れて冷凍庫で冷凍しました。もう一つは味付き冷凍です。秘伝?の出汁を作ってすり鉢で擦りのばします。こちらもバットに小分けして冷凍庫へ入れました。真空パック化は今日やります。...雨の日は籠って

  • 仕事日和

    今朝は早くからシトシト雨です。何日か続くようです。外仕事がしばらく出来ないため、天気が良かった昨日は一日フル回転でした。じねんじょの種イモを収穫し終わった畑に土壌消毒剤を散布し、トラクターで耕起しビニールシートで全面覆いました。トラクターを動かしたついでに、種イモを芽出しする畑も耕起しておいた。隣はニンニクとタマネギの畝です。雨が上がった来週に芽出し定植をやりたいのだが、予報では殆ど雨と出ておりいつやれることか。午後からは風が吹いていなかったので、波板の洗浄の続きをやった。これで累計650ぐらいまでいきました。あと少しです。昨日はこれだけ外仕事しても、首コルセットを付けずに出来ました。それだけ首の筋肉が戻って来たってことかな。<春うららあれもこれも仕事日和>仕事日和

  • 種イモ掘り終える

    今年は新年早々から首の手術をして入院があったため、農作業全体に遅れや省略してしまったのがあります。夏野菜の育苗を全く出来なかったため、今年は全て購入苗で行うことになります。メインの自然薯栽培は遅れ遅れながら何とかやれるところまで来ました。普段なら2月初めに掘り出していた種イモを、やっと昨日で全て掘り上げることが出来ました。水洗いして土を落とした状態です。重量的にはこれで150株分くらいかな。今年も希望は700株程度を栽培したいのだが、種イモは大型冷蔵庫いっぱいに保存されており、出してみないとどれだけ対応できるか分からない。明日から火曜日まで雨予報のため、来週天候が回復したら種イモの芽出しを開始します。<病明けやっと間に合いし薯づくり>種イモ掘り終える

  • 雀始巣(すずめはじめてすくう)

    昨日は春のお彼岸でしたが風が強く肌寒い一日でした。今は七十二候の一つ『雀始巣(すずめはじめてすくう)』でもあります。雀始巣とは雀が巣を作り始める頃のこと。番(つがい)で行動する雀の姿が目につくようになります。民話や童謡や俳句にも用いられ、日本人にとって古くから身近な存在である雀ですが、最近では生息数が少なくなりつつあると言われます。庭ではクリスマスローズが北風になびいていました。午前中に来年度の新土木常設員さんへ引継ぎをして、一つ肩の荷が下りました。一方新しく菩提寺の寺総代を2年間務めることになり、4月には早々京都にある総本山の妙心寺への参団があります。一歩づつ次の世へ近づいているってことかな。<北風なんの雀始巣(すずめはじめてすくう)>雀始巣(すずめはじめてすくう)

  • 年度内最後の作業

    先週が市内楽田にある研修畑で種イモを掘り出し、昨日は塔野地にある網室で20人近く参加して種イモの掘り出しでした。そして5年度最後の共同作業日でもありました。半日では終わらず昼食後も3時頃まで皆さん頑張ってくれました。4月からは今のメンバーに13人の新たなサポーターさんたちが加わります。新たな活気を期待したいですね。種イモは折角の増殖ハウス(網室)があるのに各自や研修畑でも作っています。網室はその元が愛知県農業試験場より配布された種から育てた、ウイルスフリーのムカゴで種イモを育てる施設です。ただここで育てれる絶対量が少ないのと、生産量に安定性を欠くため、これを補うため各自の畑でも種イモを育てています。私も600株分くらいは自前の種イモです。自前の種イモは既存の種を使うため、ウイルス等の病気にかかった病気かも...年度内最後の作業

  • 210円のサプリ

    blog「晴耕雨読なくらし」を始めて17年目に入りました。通算投稿数もあと少しで5,500です。始めた当時はプロバイダーが運営していた「ぷららブログ」だったけど、6年ほどで廃止され現在の「gooblog」へそのまま移行し現在に至っています。ブログへの参加や投稿は無料なので料金を気にすることなく、長く続けれていると思う。ただ投稿に添える写真の総量が3GBと制限があり、数年前に2.5GBを超えていることに気づいて、以降写真サイズを縮小して使っていた。昨年11月にgooblogが運営する「マルシェル」に、味付け自然薯を出品し大好評を得ていていました。その中で有料blogにすればマルシェルの手数料が割安になり、且つblog投稿写真が340倍の1TBまで可能となるとあったので、12月から最低有料プランの「goobl...210円のサプリ

  • 地区の総会

    年度末となる3月は小さな我が集落でも年次総会が続いています。しかし今年は首の手術をした影響で二つの総会を欠席しており、昨日は仕上げともいえる区総会であったため出席です。45世帯で43人が出席だから区民の関心は高いですね。ただこの1年で5人が亡くなられ入区はゼロだから、限りなく限界集落に近づいているのが現実です。私の土木常設員としての2年任期も今月で終わります。年間30件余を行政へ要望しその結果を報告したが、環境整備は道半ばで次期担務者に託すことになります。総会にはいつも市長と県議に来ていただいています。原市長が就任されて1年余ですが、4月から本格的に原カラーでの施策が始まります。県議時代から山奥の集落に目をかけていただき、且つ「じねんじょ」も率先して宣伝していただき有難うございます。<春よ来いと限界集落の...地区の総会

  • ひよどり越え

    昨日は風も無く暖かい一日でした。ただ今週は寒さがぶり返すとか。寒暖を繰り返しながら大地は緑を一歩づつ進めています。畑で休憩中に暫く周りを眺めていたが、目に映るのはヒヨドリだけでした。ジョウビタキやツグミなどの渡り鳥に会いたいのだが、中々姿を見せてくれません。ヒヨドリは大陸との間を行き来する渡り鳥でなく、せいぜい国内で移動する程度の留鳥です。普段は花の蜜や果物に野菜や木の実などを好んで食べるため、人間には余り好印象ないですね。もう直ぐ実をつける我が家のサクランボは、毎年見事に彼らによって無くなります。その昔一ノ谷の合戦で、源義経が平家の軍勢を追い落とした深い山あいの谷を、「ひよどり越え」と言ったのは有名な話です。海を渡ってきたヒヨドリが、絶壁をなす急斜面を一気に昇っていく様を見て、名付けられたと伝えられてい...ひよどり越え

  • 三ヵ月ぶりの共同作業

    昨日は暖かな春の日差しを浴びて、三ヵ月ぶりの共同作業で楽田の研修畑に20人が集いました。食用薯は12月に掘り終えているのだが、今年使う種イモの掘り上げです。今年から自然薯栽培を始めるサポーターさんへの進呈を行い、残った約20kgを研修畑用の種イモにします。掘り終えた畑に土壌消毒剤を散布して、トラクターで耕起しビニールで覆いました。サポーター制度は1年限りで行っているため、3月は最終月となり夫々次のステップを選んでもらっています。①会員(準含む)となって自然薯栽培を始める②栽培はしないが引き続いて作業応援するサポータープラスになる③今年度限りでサポーターを卒業する。7人いるサポーターの皆さんの意向は、①へ3人、②へ1人、③へ3人でした。4月からは13人の新サポーターが応募されており、この内の何人が次へのステ...三ヵ月ぶりの共同作業

  • 1割負担

    3月15日からは七十二候の一つ『菜虫化蝶(なむしちょうとなる)』です。菜虫化蝶とは厳しい冬を越したさなぎが羽化し、華麗な変身を遂げる蝶へと生まれ変わり、軽やかに舞い飛ぶ頃のこと。菜虫とは菜の花や大根や蕪などの葉につく紋白蝶の幼虫で、青虫のことをいいます。今日明日の暖かさは菜虫にとって一番の出番かな。昨日の午前中は江南市の病院へ三ヵ月ごとの診察でした。車の運転を控えているため妻の運転です。診察時間は5分でも大病院だと検査も含めて半日がかりです。今年から精算時の割安感にグッときています。後期高齢者となり医療費が1割負担となったため、昨年と比べるなら半額になった勘定です。検査と診察で240円、三ヵ月分の薬代が2,480円です。勿論相応の国民健康保険税を支払い、且つ若い世代の助けも借りて1割負担を実現していること...1割負担

  • 種イモ掘り始める

    昨日は晴れたものの風が強い一日でした。今週末にかけて気温がグッと上昇するとの予報です。未だ3月半ばというのに桜の開花近しですね。畑には未だ自然薯が残っています。食用のは1月下旬に掘ってしまい、昨日お伝えしたように残すところ数本ですが、今シーズン用の種イモです。冷蔵庫が空いて来たので少しづつ掘り始めました。食用とどう違うかと言うと一回り小さい。昨日掘ったのは種にしたのが10g~20gで、一年かけてその10倍ぐらいの大きさまで育てました。食用薯用の種イモは50gぐらいでいいため、200gあれば3~4個に分割して使います。今月末に芽出しを始めるため順次掘り上げていくが、700株栽培しようとすると35kg以上の種イモが必要となる。さて今年はどれだけの種イモを調達できるのかな。<春風強し種掘る薯づくり>種イモ掘り始める

  • いよいよ最終盤

    昨日は一日雨でしっかり降りました。久しぶりに作業小屋へ籠って自然薯の加工作業に勤しんだ。城下町のお店への納品は在庫が無くなったため、今月末で最後となります。今年は昨夏の猛暑で高温障害が出て全体に黒く、且つ真砂土の質が良くなく表面に凸凹が出来でしまった。自然薯は皮に風味があるので出来るだけ残しているが、最後に残った薯はやむなく黒い部分を取ったらこうなってしまった。これでも充分に美味しいです。自然薯専用の電動擦り下ろし機で一気に擦り下ろします。もう15年くらいなるがよく働いてくれます。バットに250gづつ入れて4kg分を作成です。前回の作り置き分と合わせて各5kgを来週と再来週に納品します。沢山擦り下ろしたため残ったのを味付きも少し作りました。出汁を入れて滑らかに仕上がりました。これで10パック分です。これで...いよいよ最終盤

  • ジャガ植え付け

    例年なら2月に種を蒔いて夏野菜の苗を育てているのだが、入院した今年は全く何もしていない。全て買うことになるのだが多種少量栽培となりそうです。ふと思い出したのがジャガイモの種イモを入院前に買っていたこと。そろそろ定植せねばとどこに植えようかと探した。連作障害が出やすく同じ場所で3年は作らないようにすると、春と秋に植えるので作れる場所がなくなってきている。役に立つのが記録している野菜ごとの過去の畝位置です。ここならほぼいいだろうと耕運機で耕し畝を作って、4種50個ぐらいを植え付けました。身体が思うように動かないので、とにかく土の中に入れたって感じです。後は種イモの生命力を信じるしかないですね。今日お湿りがあるので晴れたらマルチで覆います。<三年待ては辛いね野菜連作>ジャガ植え付け

  • やっと半分終える

    入院手術と2月は沈黙の日が続いていましたが、3月も中盤に入り流石に動かないと後がありません。畑の土壌改良は入院前の1月に牛糞堆肥をすき込んでいたが、次の工程が土壌消毒です。同じ畑で同じ作物を連続して作ると連作障害が出て、徐々に収量が落ちていきます。これを改善してくれるのが「バスアミド」という土壌消毒剤です。10kg袋入りで15,000円もして畑の3~5アール対応です。今年は散布に新兵器を使ってみました。メーカーが「バスこまき」と銘打った簡易散布機です。2.5kgを一度に散布出来ます。こんなものでも5,500円もして楽するには財布が軽くなるばかりだ。畑一面に散布したらトラクターで耕起します。微粒剤が土中の水分に反応してガス化を促します。ガスが揮発してしまっては効果が持続しないため、畑全体をビニールシートで覆...やっと半分終える

  • 一ヵ月検診

    今日からは七十二候の一つ『桃始笑(ももはじめてさく)』です。桃始笑とは桃のつぼみが開き花が咲き始める頃のこと。昔は“咲く”という言葉を“笑う”と表現したそうです。花柄が短い桃の花はゆっくりと枝に沿って開いて、ほほ笑んでいるようにも見えますね。因みに季節全体を表現している季語として、春を「山笑う」夏を「山滴る」秋を「山装う」冬を「山眠る」といいます。昨日は風がある中だったが朝から遅れていた畑仕事をして、午後からはあいちせぼね病院で術後の一ヵ月検診でした。車の運転を控えるようにと言われているため、「どこでもドア」感覚で動けないのが辛い。MRI・CT・レントゲンを再度撮って異常が無いかを調べる検診です。結果順調でした。手のこわばりが残っているのは、リハビリでしか回復しないので致し方ないが、首の神経部分は開放され...一ヵ月検診

  • 一回も雪道走らず

    愛知尾張の片田舎に暮らして75年です。かっては冬になれば年に何回かは、20cmを超える雪に悩まされてきました。一たび大雪になると山陰が多い道は一週間くらい融けず、苦労して学校や会社へ通ったものです。車に取り付ける装備も変遷しました。チェーン・スパイクタイヤ・スタッドレスタイヤを12月には取り付けて、雪対策してきました。しかし温暖化が進んだことにより降雪はめっきり少なくなり、今冬もスタッドレスタイヤへ取り換えていたものの、とうとう一回も雪道を走らず昨日夏用タイヤに交換しました。全く降らないと分かっていれば交換などしなくていいのだが、もし降った時に外出せねばならないと思うとタイヤ交換してしまう。山際の里に暮らす者の宿命でしょうか。タイヤ交換はほぼ自分でやっている。面倒だけど一輪づつジャッキをかけて40分くらい...一回も雪道走らず

  • 高圧の飛沫心地ヨシ

    昨日は北風も少なく暖かったので、午後から水仕事を少しだけ取りかかった。それは自然薯の栽培容器の一つで波板の洗浄です。約700個あり一気には出来ないが効率的なやり方を工夫しています。自然薯を掘り上げた直後は畑の土手に立てかけておいて、雨水であらかたの土を自然洗浄させます。それだけでは完全に落ちないため、昨日は高圧洗浄機で土を除去する作業でした。車庫を囲っている戸板に30個ぐらいづつを立てかけて、裏表を丁寧に洗いました。作業は簡単なことだが体が慣れておらず長時間は疲れるため、昨日は1時間半ぐらいでタイムアップです。100個ちょっと出来たかな。暖かい日はこんな作業をしています。<水ぬるみ高圧の飛沫心地よし>高圧の飛沫心地ヨシ

  • サクラサク

    暖冬の今年はサクラの開花予想が今月20日前後とか。毎年早くなっていますね。そのサクラサクになぞらえて吉報が昨日届きました。孫が第一志望であった県内の国立大学に合格です。私学は推薦で合格していたものの手続きせず、正に退路を断っての挑戦でした。もし失敗したら今週行われる二次試験で隣県の大学を受験する予定で、受かったら家から2時間かけてでも通うつもりだった。ここもダメだったら浪人して来年にかけるとも言っていました。孫の前途に幸あれ!そんな孫とは比べ物にならない幸を私もゲットです。さほど力を入れずにカットできる「パワーアップ剪定鋏」です。何でゲットかと言うとNTT西日本の光ファイバーを使ったインターネットを使っており、そのポイントが貯まって使用期限が近づいてきたとメールが届いたことから。この4,000ポイントを使...サクラサク

  • 先ずは会議から

    3月5日からは七十二候の一つ『蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)』です。蟄虫啓戸とは土中で冬眠をしていた虫たちが、暖かい春の日差しの下に出てき始める頃のこと。土から出るとは言わずに戸をひらくと表現する所に虫だけでなく、冬眠から目覚め始めるすべての生き物に対して表現豊かな感性ですね。そして私も虫たちのように術後の巣ごもりから一歩抜け出しました。昨日はじねんじょ部会で県・JAを含め10人が集まっての役員会でした。とは言え未だ車の運転を自粛しているため、家族や仲間の支援を受けて会場のJAを行き来です。来週から5月末までは毎週作業を中心とした行事が続くため、4月までの意識合わせがメインの打合せで、先月急逝されたレジェンド部会員へ哀悼をみんなでしてから始めました。サポーターさんの応募が止まりません。この日も会議前に...先ずは会議から

  • 最後の納品月

    3月5日は二十四節気の一つ『啓蟄(けいちつ)』です。啓蟄とは虫が冬眠から目覚め活動を始める頃のことです。虫が冬眠から目覚めるとそれを補食する小動物も冬眠から目覚め動き始めます。今日は日本中雨や雪で寒さがぶり返すとのこと。虫たちもちょっと我慢ですね。3月に入って業務用の納品が今季最後となっています。昨年の11月から城下町の店舗から地元産のじねんじょを使いたいと、依頼を受け毎週5kgを納品してきました。個人で対応できる量でないため仲間7人とでローテーションを組んで、冷凍すりおろしにして在庫が無くなる今月いっぱい納品します。今月は私が仕上げで3回分15kgを納品します。体調を見ながらなので少しづつ作っては冷凍庫で保管しています。昨日は3kgを洗って擦ってバットへ250gづつ入れて冷凍庫へ入れました。この作業を終...最後の納品月

  • 弥生三月の華

    昨日は桃の節句でした。後期高齢者しかいない我が家でも孫娘の健やかな成長を願い、お雛様を飾りました。かれこれ50年前に長女が生まれ、お祝いにと妻の実家から頂いたものです。現在新年度に向けて自然薯づくりのサポーターを募集しており、既に目標の10人を超える12名の方から応募がありました。この地方にじねんじょ文化を根付かせようと、私自身も20年携わってきましたが、今年は応募者の特徴に今までにない変化が表れています。三つあります。一つは半数が女性であること。一昔前まで炎天下や極寒の農作業などは不向きと思っていたが、この何年かでサポーターや会員に女性が現れ、遂に今年は半数もの方から応募をいただいています。明らかに自然薯の裾野が広がっている証拠ですね。それに作ると調理し食べるがマッチングしてきているかも。弥生三月の華と...弥生三月の華

  • 卒業式の想い出

    3月は子らにとって巣立ちの月でもあります。1日には二番目の孫が高校を卒業しました。ただ彼は現在待ちの渦中です。6日が私学の退路を断ってまで選んだ志望大学の合格発表の日なので、浮かれた気分では無いと思う。十代の若者には珍しく進学の意図が都市建築をやりたいとの信念があり、爺婆の胸中としては希望が叶うことを願うことしかできない。そんな私の60年前にもなるセピア色の歴史を辿ると、当時は大学進学と言う選択肢はなく早く働きたい一心だったように思う。卒業式時点で既に電電公社への就職が内定していた。ただ卒業式で私は一波乱起していた。2年と3年の時に生徒会長をやった縁で、答辞を代表して読んだ。当時は下書きを学校に見せてから読むスタイルで、何と私はその掟を破り当日その一部を変えて読んだ。多感な子供だったんですね。学校や社会批...卒業式の想い出

  • 蜜求めて

    家の周りの畑は梅の花が満開です。山中にある我が家の梅の木もきっとそうでしょう。ただ今年は入院のあおりで剪定が出来ずじまいで、枝が乱雑に林立していることでしょう。花が咲けば蜜を求めて野鳥たちが群がります。青っぽく大きめの野鳥は何だろうと、ちょっとだけ後を追って撮ってみました。5倍のコンデジではここまでが限界でした。そんな新しい鳥でなくこれはヒヨドリかな。そう言えば今年は冬鳥にほとんど会えていません。常連のジョウビタキやツグミはどこにいるのだろう。春になれば大陸へ帰ってしまいます。その前に一目でもご挨拶したいですね。<暖冬に居場所勘違い渡り鳥>蜜求めて

  • 来園者との会話

    今日から弥生3月です。一段と春めいてくる季節ですね。大谷選手も結婚を発表するなど嬉しい便りが届いています。我が身は新年早々から試練の年となっていますが、販売のピークを過ぎた今でも週に何人もの方が、自然薯をお買い求めに来られ楽しい会話をしています。昨日は隣の春日井市から女性お二人が来園されました。贈答用を除けば今でもラインナップの全てに対応していますが、人気なのは解凍するだけで食べれる「味付冷凍」と、保存長持ちでお手頃価格の「カット真空パック」です。驚いたのは皆さん私のこのブログをよく読んでおられること。手術・リハビリしていることを気遣っていただきました。blogは半ば呆け防止の日記帳がわりと思って、徒然なるがままにアップしているのだが、何のご縁も無かった人たちとこうして交流できるのは嬉しいことです。サポー...来園者との会話

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