ホタルかまんどーから砂川への道。その下の水路(溝)に蛍が飛んでいた。梅雨明け頃から蛍が飛び、夕方になると近所の子3~4人で、竹箒と小箱を持ってホタルを取りに出かけた。ホタルは飛ぶスピードが遅く、しかも低空を飛ぶので取るのが簡単だった。ホタルは”水ボタル”と呼ばれ、溝の水中で光るホタルがいた。この水ボタルは、目が光る蛇と似た光で、間違えて蛇を握る子が多かった。それで自分は空を飛ぶホタルしか取らなかった。取ったホタルは家に帰ると、蚊帳の中に放した。その光の中で寝ていたが、翌晩、そのホタルがいたためしがない。逃げたのだろうか、死んでいたのだろうか?学校に行くと、用之江の子は「源氏ボタル」を取ったと話していた。茂平には小さな「平家ボタル」しかいなかった。ちょっと悔しい思いで聞いていた。誘蛾灯砂川や西谷に誘蛾灯があ...砂川のホタルと誘蛾灯