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詩と写真 *ミオ*
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2014/11/23

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  • 若いみそら

    灰色猫の毛並みのような雲の隙間に驚くほど若い空が現れる同じ空を見たことがあるもう15年も前のこと不安で憂鬱で若かったがいまも同じくらい不安で憂鬱で若くない15年の間に3回引っ越して3回勤め先を変えたたくさんの人に出会ったでもそれは世界の人口の1億分の1くらいいろんなとんちんかんな努力をして成長したつもりでも他の人にはわからない知識や知恵よりも、皺やシミが増えたことくらいしかわたしもときどきわからない若いかんじは苦いに似ている若い空がひろがる遠慮深げに退いていく雲の縁は白く光っているだんだん若い空が見えなくなってくる最後になつかしさみたいにオレンジ色になって夜に隠れる月が出る若いみそら

  • すべての月

    たくさんの目の中に皆既月食があったたったひとつの月はいま赤銅色のカーテンに覆われたたったひとつの宇宙にはたくさんの銀河がありそう思うわたしはひとつだと思えたそういう目がたくさんあってどれひとつとして月をこぼすものはなかったすべての月

  • だらしない文章

    ビジネス文書ではないのだから。良い文章には、適量のだらしなさが必要なのかもしれない。だらり、としているところに、気持ちよくなるこころ。それは休日のからだの私、でもあるか。ひとのこころのおもしろさは、もやもやとした自分でも把握できない周縁の繁み、なのではないかしら。さきほどふと思ったこと。私にとっての詩へのスタンスは、いや、詩にとっての私へのスタンス、いやいや、つまりは、私の生活の中での詩の位置とは。クリーム入りのビスケットサンドからはみ出たクリーム。これだ!これが理想なのではないか。しっかりとしたビスケットがあって、それは仕事かもしれないし、何か勉強(個人的な興味による研究でもいいな)でもいい、積み上げのしやすいものがまず中心にあって、それらにぎゅっと根を詰めることによって、はみ出すクリームが、おいしい。だらしない文章

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