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  • 今日を大切に

    某寺院の住職がお年寄り達に「今日を大切に」と題して語った要旨がネット上で紹介されていた。80歳まで生きたとして、27年は睡眠時間、10年は食事の時間、5年はトイレの時間で合計42時間になる。残りの時間は差し引き38年しかない。食事やトイレや睡眠は人間が生きていく上で不可欠で削ることは出来ない。時間は1日24時間しかないので時間を大切に使いましょうと言っている。人生を数字で分けて見ると、おっしゃるとおり、現役時代は考えてみることもないまま、公私ともに忙しく走り回りながらの生活、365連休の身となり人生の定年が近づくにつれ考えたり納得したり。「時は金なり」という同じ意味合いの諺もあるが、今の爺、二人の息子の健康、3人の孫と3人のひこ孫の健やかな成長を祈りながら毎日を無難に過ごすことができたら金である。今日を大切に

  • 職場旅行

    昭和28年から38年間の公務員生活で年に一度の職場の親睦旅行といえば、1泊2日の温泉旅行が定番である。爺も何回か幹事役をして旅行を予算内で楽しく終わらせるために苦労した。酒豪達には宴会費の節減のため車中で持ち込み酒をタップリ飲ませたり、開放感から何時も言動があやしくなる御仁の介護士の選任やら、名声高い、いびき族のために別室を用意したり。部屋を探してさ迷っているもの、飲み代不足でつけ馬に付き添われて帰ってくるもの、朝起きたら他人の下着だったり、ランニングをパンツ代わりに穿いてくるもの等々、話題の多い行事でもあった。普段は作業服に長靴か地下旅姿のの現場職員も、この日ばかりは、ナフタリンの匂いかーが残るスーツと革靴で、女性職員は普段着とは違ったよそ行きのおしゃれ着になる日でもあった。職場旅行

  • 麻雀との出会い

    麻雀との出会いは昭和28年二十歳の春、赴任先の職場で早速に先輩から一通りの説明を受けて実戦に入る。上達するためには教授料だと思えと、最初から僅かであるが掛け麻雀。当時の娯楽として、立てばパチンコ、座れば麻雀、歩く姿は千鳥足と言われたほどに,爺と同年代の元青年達には,徹夜麻雀なども体験しながら、それぞれ楽しんだであろう。当時は夜間の保安要員は職員二人であたっていた。麻雀好きな先輩から誘いが来るが爺のような独身で下手なやつは、いつも第一候補、断る理由もなく、勝ったり負けたり。30年近い麻雀歴の爺、上達することもなく、リズムに乗って「ツケば勝つ」、大勝ちも大負けもしない消極的な麻雀だが最近は、ネット上で顔の見えない3人を相手に楽しんでいる。麻雀との出会い

  • 92歳になった

    一昨日92歳になり、目標だった母が亡くなった年齢と同年になった。思えば小学生時代はクラスで一番小さく、風邪をひきやすく、おなかを壊しやすい虚弱体質の爺が長生きしたとは。父はガンのため74歳でなくなった。神経質の妹はガンになった時に父のガン体質を受け継いだようで74歳で死ぬかもしれないと日頃から口に出していた通り、同じ年で亡くなった。母の終末は7年間は病院と介護施設での生活だったが、爺は長生きの体質を受け継いだようで一つの目標は達成したが、自立している爺に神様からいくつオマケをいただけるだろうか。結婚67年、8月には家内も92歳になる、厚労省の資料によると平均余命3年とあるが、残りの人生も僅かになってしまった。主治医からの生活、栄養指導にかかわらず、マイペースで。92歳になった

  • 話の面白い人

    昭和39年4月から2年、直接の上司だった石田課長は、身振り手振りを交じいて、表現も大袈裟に面白おかしく話す御仁だった。当時の職場の仲間たちの集いでは、必ず話題になった。昭和39年は新潟地震の年だったが、花瓶が倒れても家中が大洪水になったかように、屋敷の池の水の揺れも、大津波が来たかのように身振り手振りを交じいて話していた姿を思い出す。お酒もすきだったが、アンコと黒ヨウカンが好きな方だった。あんこは家庭でご飯代わりに食べる習慣があり、お腹の調子の悪いときは、あんこを食べると直るとも言っていた。黒ようかんを職場へ持って来ても机の引き出しに保管したまま直ぐには食べさせてくれない。叩くとカチンと音がするほどに硬くなったものを、鋸で切って食べたのを覚えている。話の面白い人

  • いつも笑顔で

    聖路加国際病院理事長だった日野原先生自身が実践していた健康の心得の中に「いつも笑顔で」がある。人の顔には笑顔を作るための表情筋が36本、放っておくと機嫌の悪い顔になるんだと言う。年をとると表情が乏しくなるので、日頃から唇の端を意識して上げておくようにと、世間には、表情筋が健全に機能していないのか笑いの表情が少ない人がいる、面白くないのかと尋ねるとそうでもない。免疫学の権威で新潟大学の安保教授(故人)の講演で、笑うことは体の免疫力を高め、血液の流れも活発になって元気になるので、笑わない人にはコチョコチョしてでも笑わせなさいと言ってた。現役時代、上京の折には、末広亭や鈴本演芸場で何日分も笑ってきたことがある、思い出しては笑ったりしたものだが、今は息抜きにネット検索で古典落語や古い漫才を聞いて一人笑いしている。いつも笑顔で

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