乗り合いバス
初めてバスに乗ったのは、小学校低学年の頃(昭和14年から16年)だと思う。羽越線坂町駅から汽車に乗り、二つ目の村上駅から母の実家近くのバス停まで何回か乗ったのを覚えている。昭和16年から昭和27年まではバスが走っていない田舎で戦中戦後の混乱期を過ごした爺、昭和28年信越線柏崎市の勤務地へ社会人として赴任するまでバスに乗った記憶はない。昭和28年と言えば爺が二十歳の年である。公務でバスを利用した当時は車内で乗車券を販売していたバスガール、職員旅行で案内してくれたバスガイドの姿が懐かしい。新潟でも昭和38年からは市内の路線バスがワンマン化になってから久しい、車内の様子は様変わり、乗車時と下車時に読み取り機にカードをタッチするだけ、寂しい情景になってしまった。乗り合いバス
2024/06/20 03:51