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  • 買い物

    老夫婦の買い物先は、三日に一回ほどの食品スーパーだけである。コロナ禍で客同士や店員との会話は控えるよう店内放送もあって、物置から物を取り出してくるようで楽しさは無い。スーパーのレジでの精算方法も。従来からの現金支払いの他、スマホやカードを利用される方、客が自分で商品のバーコードを読み取る「セルフレジ」や、精算を客が行う「セミセルフレジ」など、多様化した。お目にかかったことは無いが、高齢者がゆっくりと会計できる「スローレジ」のある店舗もあるとか。お金の出し入れに時間がかかる人も焦らずに買い物ができるし、従業員が丁寧に対応するので好評だという。子供の頃に利用した小さな「なんか屋」を思い出しながら、時々100円ショップで無駄遣いをして買い物を楽しんでいる。たまにお買い得品もあったり、僅かなお金で気分転換ができる。買い物

  • 健康のもと

    昭和8年生まれは、すでに永眠された方、病院や介護施設や自宅で療養中の方を思うと、生活動作に大きな不自由もなく、夫婦揃って通院も買い物もできる幸せに感謝をしている。初めて出会う人から、年に見えないとか、何を飲んでいるかとか、何か運動をやってるかとか問われることがある。何もしていないが、家内一任の和食中心のバランス食であろう。国や自治体から、主食(ごはん、パン、麺類)、副菜(野菜、きのこ、いも、海藻料理)主菜(肉、魚、卵、大豆料理)牛乳・乳製品、果物をバランスよく食べるよう示されている。我が家は、息子達が小学生の頃だから50年以上前になる。新潟県が作成した「六つの基礎食品を組み合わせて健康づくりを」という古いポスターに沿った食事が今も続いている。健康のもと

  • 3人の女子大生

    愛犬ゆうちゃんが旅立って3年半になる。散歩中のある日のこと、歩道で大学生の男女が向かい合って言葉を交わしていた間へ飛び込み、ウンチをしてしまった。女子大生が「まあー可愛い」と。我が家の台所から見える学生アパートの入口付近に時々猫ちゃんがいた。餌を与えていた女子大生に声掛けしたら、「私が通る時は何時も待っているんです」と。10年以上の前のこと、年に一度のOB会に出席するため、駅まで歩いていたら革靴のかかとが取れそうになり、片足をかばいながら歩いた。電車に乗るとき、女子大生が席に座るまで寄り添ってくれた。あの時の優しい女子大生達を思い出した。きっと優しい奥さんになり、お母さんになっているだろう。コンビニなどで働く女子大生に出会うと一言励ましの言葉を掛けるようになった。3人の女子大生

  • 年賀状の添え書き

    去年卒寿を迎え年賀じまいしたM先輩を最後に、今年は60代から80代の後輩だけになってしまった。年賀状の添え書きを読み返しながら、当時の顔を思い浮かべ懐かしんでいる。一人だけになった同級生のN君の添え書きには「元気ですか、我々も卒寿を迎える年になりましたね」と、文字に全く乱れが無いので元気だなと直ぐ分かった。3月生まれの爺は来年になる。「今年は80歳になります」というT君とI君、二人が独身時代だった時の職場の後輩である。二人とも失恋体験者であり、何の因果か、泣きながらのボヤキの聞き役になって介護した男達である。50年前、上越市(高田)で独身寮に居たS君から、「高田時代にお世話になったことをよく思い出すようになった」と、我が家によく遊びに来たS君だったが、県庁退職後まさかの大学教授に、75歳の今も活躍中とか。年賀状の添え書き

  • 官公庁の事務室

    1月4日は官公庁の仕事始め、事務室で茶碗酒を飲みながらの歓談、ほろ酔い気分で三々九度退庁した慣習はなくなり、今は所属長の念頭挨拶があるだけで、平常勤務だと後輩から聞いている。たまに見る市役所や公民館の事務室では、みんな個々に無言でパソコンと向き合っている。お茶を飲んだり、煙草を吸ったり、同僚と会話をしながらひと休みしている姿は見られない。察するところ、次から次へとパソコンからの指示に従いながら余裕も与えられず駆け足で事務処理しているように見える。マイペースで事務処理していた昔の情景はない。昨今は公務員に対する監視の目は厳しい。外部からの指摘や苦情も少なく、のんびりした昔の執務環境を思い出しながら、良き時代に勤めさせてもらったと、つくづく思ったりする。官公庁の事務室

  • 元 旦

    何時も「爺の世間ばなし」を訪れてくださる皆さん明けましておめでとうございます。2007年5月に初投稿してから15年になりました。本年も是非お立ち寄りいただければ幸いです。一年の計は元旦にありと言うが、数え年90歳の初日を迎えた老夫婦に大きな計画や目標は無い。願いは一つ「転倒→骨折→寝たきり」にならないよ気を付けて過ごしましょう。子供の頃、両親や祖父母から元日はお金を使うと貧乏になるとか、掃除をすると訪れた福を追い出してしまうとか、洗濯すると福を洗い流してしてしまうとか、言われ子供心に信じていた。元日は、毎年近所の子供たちが、我が家だつたり友達の家だったり、7人~8人程だつたろうか、狭い鉄道官舎の一室で炬燵を囲んでトランプや花がるたや百人一首を楽しんでいた。元旦

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