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みけの物語カフェ ブログ版 https://blog.goo.ne.jp/mikeyomoyama

いろんなお話を綴っています。短いお話なのですぐに読めちゃいます。お暇なときにでも、お立ち寄りください

みけの物語カフェ ブログ版
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2014/10/11

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  • 0006「幸せの一割」

    「ねえ、ここに置いといた今月分の家賃、持っていったでしょう。返して!」「いいだろ。金がいるんだ。また、銀行からおろしてこいよ」安男はそう言うと、ふいと出て行ってしまった。残された佐恵子はため息をついた。二人は付き合い始めて五年。安男は、以前はとても優しい男だった。それが、一緒に暮らすようになると、彼はまったく働かなくなり、遊ぶ金欲しさに佐恵子に無心する始末。さっさと別れてしまえばいいのだが、彼女にはその決断をすることが出来なかった。銀行への道すがら、佐恵子は不思議な占い師に出くわした。その女占い師は客待ちしているでもなく、分厚い洋書を開いて、読むでもなく目を落としていた。「ちょっと、あんた」と占い師は、ちょうど前を通りかかった佐恵子を呼び止めた。「あんた、悩み事があるね。占ってあげよう。ここに、お座りなさ...0006「幸せの一割」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0617「婚姻部」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0616「立ち直り」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1466「不倫」

    親友(しんゆう)から不倫(ふりん)してるとカミングアウトされた彼女…。困惑(こんわく)の表情(ひょうじょう)を浮(う)かべて言った。「何で…、あたしにそんなこと打(う)ち明けるのよ。あたし…あなたの旦那(だんな)のこと知ってるのよ。同じ職場(しょくば)なんだから、次(つぎ)からどんな顔して会(あ)えばいいのよ。あたし、ウソなんかつけないからね」親友は微妙(びみょう)な笑(え)みを浮かべて、「だって…、なんか物足(ものた)りないのよね。うちの夫(ひと)…」「そんなこと知らないわよ。もう、なんであたしを巻(ま)き込むのよ」「ごめん。でもね、あんたには分かってもらいたくて…」「そんなこと分かりたくないわよ。もう、そうやって…。どうして問題(もんだい)ばかりおこすのよ。学生(がくせい)のときからそうじゃない。そん...1466「不倫」

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    ブログ短編0615「しずく38~クグツ師」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0614「問題あり」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    連載物語0004「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0009「いつか、あの場所で…」

    「大空に舞え、鯉のぼり」6「なに謝ってるんだよ」「だって私も…」高太郎君と目が合う。高太郎君は照れくさそうに笑う。私もつられて笑ってしまう。「お前って、すっごい怖い顔するよな」<えっ?>なによ急に…。「そ、そんなことないよ」そんなに怖い顔してたかな?「だって、泣いたときの顔。すごかったぜ」「私…、泣いてないよ」「泣いてた」「泣いてない」「絶対、泣いてた。涙、出てたじゃない」「絶対、泣いてない!」私、なんでむきになってるのかな?どうしちゃったの…。「お前って、頑固だなぁ。もう、どっちでもいいよ」「よくないよ。私、そんな弱い子じゃないもん」「分かったよ。悪かった」高太郎君がまた笑う。私も負けずに…。「この鯉のぼり、隆のなんだ」「…そうなんだ」私たちは鯉を見上げる。これで友達になれるかな?「なんだよ。仲良くやっ...0009「いつか、あの場所で…」

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    ブログ短編0613「甘え上手」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0612「無限空間」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0611「非常事態」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1465「婚活」

    まさか、この俺(おれ)が婚活(こんかつ)をすることになるなんて思ってもいなかった。付き合っていた彼女と結婚(けっこん)するとずっと思っていたし、そうなるはずだった。俺は何を間違(まちが)えたのか?今だに何で彼女に振(ふ)られたのか分からないし、納得(なっとく)できるわけがない。でも、ここは吹(ふ)っ切らなくては…。いつまでも引きずるわけにはいかない。早く次(つぎ)の彼女を見つけて…。そうじゃないと、故郷(こきょう)の両親(りょうしん)や親戚(しんせき)のおばちゃんが縁談(えんだん)を勝手(かって)に進(すす)めて、田舎(いなか)に戻(もど)るはめになってしまう。それだけは何としてでも避(さ)けなければ…。俺は結婚相談所(そうだんじょ)で何人かの女性と会ってみた。でも、会うたびに結婚のハードルが高くなってい...1465「婚活」

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    超短編戯曲0085「雨乞い4」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0610「しずく37~間一髪」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0609「お嫁さんごっこ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0008「不思議な体験」

    森の中の小道。二人の兄妹が歩いていた。あかね「お兄ちゃん、ほんとに近道なの?ねえ、戻ろうよぉ」陽太「なに言ってるんだよ。あかねが寄り道するから遅くなったんだろ」あかね「だって、ばあちゃんに、このお花、あげたかったんだもん。それに、お兄ちゃんだって…」陽太「もう、いいから。早くしないと、暗くなっちゃうぞ」あかね「でも…」陽太「大丈夫だよ。この森を抜ければ、ばあちゃんの家につけるから」あかね「うん」森の奥に入って行く二人。木々にさえぎられて、だんだん薄暗くなっていく。あかね(立ち止まって)「お兄ちゃん」陽太「なんだよ」あかね「誰か…、後ろにいる」陽太「えっ?(後ろの方を見る)誰もいないよ。もう、おどかすなよ」あかね「だって、さっき足音がしたもん」陽太「いいから。ほら、行くぞ」あかね「待ってよ、お兄ちゃん」妹は...0008「不思議な体験」

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    読切物語0061「海栓」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0608「あなた」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0607「思うまま」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1464「遊ぼう」

    彼は綿密(めんみつ)に計画(けいかく)を練(ね)った。金(かね)が集(あつ)まる日も確認(かくにん)し、逃走経路(とうそうけいろ)も頭(あたま)に入っている。だが、決行(けっこう)の日…。どういうわけか、予期(よき)せぬことばかりが起(お)きた。そして計画は失敗(しっぱい)し、彼は警察(けいさつ)に追(お)われる身(み)となった。逃走用(とうそうよう)に用意(ようい)した車(くるま)も、警察が盗難車(とうなんしゃ)と確認しレッカー移動(いどう)させられるところだった。ちょうど目の前にマンションがあった。彼はそこに潜(もぐ)り込(こ)むことにした。以前(いぜん)、宅配(たくはい)の仕事(しごと)をしたことがあるので、外観(がいかん)を見ればだいたい分かる。「ここは単身(たんしん)用の賃貸(ちんたい)だなぁ。...1464「遊ぼう」

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    ブログ短編0606「お嬢さま」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0605「しずく36~盟友」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    短編物語0004「メビウスの輪」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0005「夢の中の君」

    夜中の二時、慎吾は夢にうなされて目を覚ました。ここ一週間というもの、毎晩おなじ夢をみていた。いま住んでいるアパートにいて…。その部屋は、家具の配置から何もかも現実とまったく変わらなかった。ただ違うのは、小夜という名の女がいて…。夢の世界では、その人と結婚していて、一緒に食事をしたり、たわいのない話をしていたようだった。<ようだった>と言うのは、慎吾自身、断片的にしか夢を思い出せないのだ。でも、とてもリアルな、本当に二人で暮らしている感覚が、目が覚めてからも消えずに残っていた。慎吾には結婚を約束している彼女がいた。とても明るくて優しい女性で、もとは同じ職場で働いていたのだが、今は配属が変わって別の課になってしまった。「ねえ、大丈夫?」目を覚ました慎吾に、ひかるは優しく声をかけた。「今日は病欠だって聞いて、び...0005「夢の中の君」

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    ブログ短編0604「雪山」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0603「嵐を呼ぶ男」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1463「学校の不思議」

    学校(がっこう)には異界(いかい)へつながる道(みち)があるという。今でも学校を舞台(ぶたい)にいろんな怪談(かいだん)が語(かた)られるのはそのためだ。そして、あたしが通(かよ)っている学校にも、どうやらそれはあるみたい。あたしのクラスにはちょっと変(か)わり者(もの)の男の子がいる。他(ほか)の子と雰囲気(ふんいき)が違(ちが)っていて、どこか近寄(ちかよ)りがたい感じがした。その子には友だちはいないみたいで、いつも窓(まど)から外(そと)を見つめていた。いったい何を見ているのか、あたしはちょっと気になっていた。ある日のこと。教室(きょうしつ)に忘(わす)れ物をしてしまい、あたしは学校へ戻(もど)ってきた。もう五時を過(す)ぎていて外はまだ明るいけど校舎(こうしゃ)の中は薄暗(うすぐら)く感じた。足早...1463「学校の不思議」

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