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敏洋 ’s 昭和の恋物語り https://blog.goo.ne.jp/toppy_0024

[水たまりの中の青空]小夜子という女性の一代記です。戦後の荒廃からのし上がった御手洗武蔵と結ばれて…

敏ちゃん
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2014/10/10

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  • 夏休みの課題

    夏休みの課題といえば、定番として「読書感想文」でしょう。皆さんには申し訳ないですが、得意中の得意でした。嬉々として書き上げたものです。ただ、好きと上手は別物ですね。というより、先生にと不評だったようで。というのも、わたしの場合は、感想文とうよりも恋文のようなものでしたから。今年はの夏休みに読んだ本は、いち、にい、……六冊にもなりました。角田光代さんの本を知人から2冊ほどいただきました。そしてもう一人、女性作家(ごめんなさい、名前を失念しちゃいました)の本を1冊。ちょっと息抜きにと、企業小説とでもいうのでしょうか、銀行関係を1冊です。そしてそして、ドストエフスキー作の「罪と罰」上下2巻です。角田光代さんは、エッセイ集が1冊入っていました。好きじゃないんですよね、正直のところは。でもまあ、せっかくいただいた市...夏休みの課題

  • 水たまりの中の青空 ~第二部~ (二百六十五)

    「旅館の女将さんですか?そりゃ助かる。初めての地なんで、宿はさっぱりです。食堂かどこかで紹介してもらおうと考えてはいたのですが。いやいや、助かります。しかし何ですね、得体の知れぬこんな男に声をかけられるとは、女将も豪気ですね」と、探りを入れてみた。「何をおっしゃいますか、得体の知れぬ男だなどとは。その身なりを拝見させていただければ、しっかりとした会社の方・・。ひょっとしまして、間違っておりましたらごめんなさい。社長さまだとお見受けいたしますが?」これには武蔵も驚いた、世辞での社長呼ばわりではない。確信を持ってのことばのようだ。“この女、案外かもしれんな。これは面白い。深入りしてみるかな、ひとつ”「いやいや、これは驚いた。確かに小さな会社ではありますが、社長職を勤めています。私も多々出張で宿を取りますが、ず...水たまりの中の青空~第二部~(二百六十五)

  • 水たまりの中の青空 ~第二部~ (二百六十四)

    会社に戻った武蔵を待ち受けていたのは、社員たちからの非難の声だった。ニヤつきながら、リーダー格の服部が言う。「社長!どうしておひとりなんですか?小夜子姫はご一緒じゃないんですか?早くもどられるよう、電報を打ってくださいよ」「分かった、分かった。お前ら、小夜子が俺の恋女房だってことを……。やめた、やめた。小夜子は、富士商会のお姫さまだ。それでいいや。で、家に帰れば俺の恋女房ってわけだ」そして翌日、武蔵の姿は岩手県の水沢の地にあった。折からの激しい雨に、駅舎で立ち往生してしまった。“なんだ、なんだ、幸先がわるいぞこれは”。舌打ちする武蔵に、「どうされました、旦那さん。どなたかとお待ち合わせですか?」と、女が声をかけてきた。三十代後半と思しき女で、着物姿のえりから、久しくかいでいない色香かもしだされている。萌葱...水たまりの中の青空~第二部~(二百六十四)

  • 夏休みをいただきました

    ながいながい、夏休みをいただきました。当初は、10日間ほど休もうと思っていたのですが、ついずるずると。八月のお盆には再開しようと思ったものの、生来の怠け癖が起きちゃいまして。それにしても、ほぼ2ヶ月になるとは、まったく思いませんでした。いやいや、正直なところ、もう少し休もうかなんて考えたりして……。いっそ年明けからの再開にしようかなんて考えたりもしたんです。もう訪れてくださる方もいらっしゃないんじゃないか、と思いましたがね。ですが、こんなにお出でくださっている方々がいらっしゃるとは。感謝感謝、です。この間に、何冊かの小説を読んでみました。知人に「角田光代さんのエッセイ集を読んでみなさい」と手渡されまして。正直のところ、エッセイは好きじゃない、というより苦手なんですがね。ところが読み始めたら止まりません。書...夏休みをいただきました

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