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  • Estoy Loco por España(番外篇312)Obra, Luciano González Diaz

    Obra,LucianoGonzálezDiazLucianoeshermanogemelodeMiguelGonzálezDiaz,queescribísobresuimpresionesen"310".Hayalgunassimilitudesensusestilos.HeescritosobrelaobradeLucianocasiexactamentelomismoqueantesescribísobreladeMiguel.¿Cuálessonlassimilitudes?Los"movimientosdelamano"utilizadosparacrearlasobrassonprobablementesimilares.Laformaenqueutilizanlasmanosessimila...EstoyLocoporEspaña(番外篇312)Obra,LucianoGonzálezDiaz

  • 橘上『SUPREME has com』

    橘上『SUPREMEhascom』(いぬのせなか座、2023年01月31日発行)橘上『SUPREMEhascom』は、松村翔子、山田亮太と一緒に出版した4冊組の『TEXTBYNOTEXT』の1。それ以上、書くことはない。ことばは、私にとってはいちばん大切なものである。ことばがないと考えることができないからである。そしてことばで考えるということは「文体」を生きるということである。最近、私は、スペインの詩人と知り合い、彼といっしょにスペインの作家の文章を読んでいるのだが、スペイン語であっても、私は日本語を読むときと同じ読み方をしてしまう。いくつかの動詞、いくつかの名詞の呼応のなかから、そのことばのなかで動いている肉体を考える。つまりことばをとおして肉体を重ねる。そのなかで世界をつかむ。ときどき、それがまったく...橘上『SUPREMEhascom』

  • Estoy Loco por España(番外篇312)Obra, Javier Aranguren Ispizua

    Obra,JavierArangurenIspizuaUnasfotosavecesmedesconciertanmucho.LoqueJaviercaptaeslasuperficiedelaguadelapiscina,lasuperficiedelcristaldeledificio.Estassonlassuperficiesdelmundo,peroNOlassuperficies.Nosonloscoloresquereflejaelagua,nilaluzquereflejaelcristal.Sesientecomoalgodeunmundoquehasidodespojadosusuperficie,unmundoenelqueelmundointeriorhaquedadoaldesc...EstoyLocoporEspaña(番外篇312)Obra,JavierArangurenIspizua

  • Estoy Loco por España(番外篇311)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorensHermosasensacióndemovimiento.Elcorredorvienedelextremoderechoycorrehaciaelextremoizquierdo.Pareceunaabstraccióndelpoderosomovimientodelcorredor.Lamanoderechaextendidaintentaagarrarlacintademeta.Lacabezasigueestedeseo.Lamanoizquierdaempujaelairehaciaatrás,produciendoempuje.Laluzreflejadaenlasuperficiedelaobra,ladisposicióndelaobrayelequi...EstoyLocoporEspaña(番外篇311)Obra,JoaquínLlorens

  • Estoy Loco por España(番外篇310)Obra, Miguel González Díaz

    Obra,MiguelGonzálezDíaz"mujerCoraje"Elpiedelamujer,supesodesplazándosehaciaelpiederechoaldarunpasoadelante.Elequilibrioentreelpiederechoyelizquierdo,latensiónenlamanoizquierdaconlalanzaylarelajaciónenladerecha.Hayunafuertesensacióndemúsculosentrelazadosentodoelcuerpo.Tambiénmedaimpresionafuertequeelpasonosedésobresueloestable,sinosobreunvalleenformadeV.La...EstoyLocoporEspaña(番外篇310)Obra,MiguelGonzálezDíaz

  • Estoy Loco por España(番外篇309)Obra, Carmen Zulueta

    Obra,CarmenZuluetaEscuchomúsicasencilla,muybienformada.Enmúsica,esuncompásdecuatrocuartos,ounapiezamusicalenCmayor.Unapiezacortaquepuedorecordarunavezquelaheescuchado.Labarrasuperior,inclinado,cuandollegueabajo,tendráelmismogrosorquelastresbarrasdebajos.Ycuandoloscuatrobarrasesténalineados,habráunapausa,yluegoapareceránnuevasbarras(cuatrobarras)querepetir...EstoyLocoporEspaña(番外篇309)Obra,CarmenZulueta

  • Estoy Loco por España(番外篇308)Obra, Jesus Coyto Pablo y Xose Gomez Rivada

    Obra,JesusCoytoPabloyXoseGomezRivadaObra,JesusCoytoPabloObra,XoseGomezRivadaObrasdeJesúsyXose.Haysemejanzaydiferencia.Locomúnesquesonpinturasabstractas.Lascapasdecolor.Ylosdesnivelesquequedanenlapantalla.Sinembargo,losdesnivelescomunessonalmismotiempodiferencias.EscribiendosóloapartirdeimpresionesvistasenFacebook,Jesuspintasobreloscoloresyluegolosarranca....EstoyLocoporEspaña(番外篇308)Obra,JesusCoytoPabloyXoseGomezRivada

  • 木谷明「三苫海岸」ほか

    木谷明「三苫海岸」ほか(朝日カルチャーセンター、2023年02月20日)三苫海岸20232.8木谷明お宮の坂のてっぺんに海があり浜は引き潮フグ小さなフグ何故海と行かなかったのか何匹も何匹も白く砂に包まれたフグのこを撫でた引く潮に向かいながら逃げながら飛ぶこともなく泳ぐこともなく鳥は遊び続けているずっと遊んでいるというのに私がまず注目したのが「何故海と行かなかったのか」の「と」である。「へ」ではない。「と」をつかって前後を言い直すと「満ち潮といっしょに浜へきた」「何故引き潮といっしょに沖(海)へ帰らないか」になるだろう。「と」のなかには、満ち潮、引き潮という潮の動き(海の動き)が隠されている。隠されている何かが、いつでも私を刺戟する。何かがあると気づかさせてくれる。もちろん、その隠れている何かがわからないと...木谷明「三苫海岸」ほか

  • 谷川俊太郎「音楽の事実」

    谷川俊太郎「音楽の事実」(「森羅」29、2023年03月09日発行)谷川俊太郎「音楽の事実」を読みながら。その何小節かのピアノが私にもたらした感情は悲しみという一つの名では呼べない初めて聞いた時記憶には残ったがそれは私の奥深くには入って来なかった曲名も作曲者も未知のまま何年かが過ぎたここに出てくるの「私」を、私は「谷川俊太郎」と思って読む。「悲しみというひとつの名では呼べない」という一行、特に、ここで「悲しみ」ということばを選ぶのは「谷川印(谷川語)」のようなものである。ところが。妻に去られた中年の警察官がスコッチのグラス片手にレコードに針を落とした時思いがけずテレビからそれが聞こえてきたその数小節の旋律と和音の動きが突然私にひそむ何かと共鳴したのだろうか琴線に触れるとはこういうことか他人事のように思いな...谷川俊太郎「音楽の事実」

  • Estoy Loco por España(番外篇307)Obra, Angel Castaño o Sol Perez

    Obra,AngelCastañooSolPerezElmundodeSolPerezcaptadoporAngelCastaño.Angelveloqueyonoveo.Élpuedeverloqueyonoveo.Eso,derepente,apareceantemisojosenformadefoto.Angelnosólovelaobra.Vivelaobra.Ensusfotos,laobradeSolPérezviveunasegundavida.LasfotosdeAngelreproducencómonacióyviviólasobrasdeSolPérez.Alserreproducida,larealidadseconvierteenunregistro,viviendounavezm...EstoyLocoporEspaña(番外篇307)Obra,AngelCastañooSolPerez

  • Estoy Loco por España(番外篇306)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorensLatristezaapareceinesperadamentedesdeelespaciogris.Despuésdelbailesolitario,¿volveredenuevoalespaciogris?Estaobrameinspiróparaescribirunpoema.¿Losabías?Queinclusolaluztieneunasombra.Quetieneunasombraenelfondodesumente.Lovi,aqueldía,enaquellaplaza.Retiraunpieysegiraensilencio.Laúltimaluzdelcrepúsculoantesdealejarse.Parecíabailarcontraelc...EstoyLocoporEspaña(番外篇306)Obra,JoaquínLlorens

  • Estoy Loco por España(番外篇305)Obra, Javier Messia

    Obra,JavierMessiaDóndeycómoseveelcuadro.Estaobratendríaunaspectodiferentesegúnelcolordelfondo.Bajolainfluenciadelfondonegro,imaginélapirámidedepiesobrelasuperficiedellagoporlanoche.Lapirámideiluminadasereflejaalrevésenelagua.Sinembargo,lapirámidesobreelaguanoesdelcolordelapirámidesobreelsuelo.Esazul,comounasombracreadaporlaluzdelasestrellas.Parecehabercaí...EstoyLocoporEspaña(番外篇305)Obra,JavierMessia

  • Estoy Loco por España(番外篇304)Obra, Sergio Estevez

    Obra,SergioEstevezHayobrasquemeatraennadamásverlas.EstaobradeSergioESESO.Estállenadepoderenlastodaspartes.Altocarla,mesenteríacomosipudierarecibirpoderdeella.Estaobranotienecara(cabeza)nibrazos.Esmuyimpresionante.Laausenciadeexpresionesdelicadasenlacaraylasmanos,mesientomásfuertelasexpresionesdelicadasenlascaderas,laespaldaylaspiernas.Elpoderseextiendepor...EstoyLocoporEspaña(番外篇304)Obra,SergioEstevez

  • 池井昌樹「何処か」

    池井昌樹「何処か」(「森羅」29、2023年03月09日発行)池井昌樹「何処か」の全行。このよのどこかモーツァルトのほねがあるあるときそれをかんがえるどんなかなしいこころよりかなしいほねがこのよのどこかきっとあるこころがくらくしずむときどうしようもなくしずむときこのよでもあのよでもないわたくしのこころにもないどこからかほのぼのとまたたきかけるほねがある「ほのぼのと」か……。前に出てくる「くらくしずむとき」の「くらく」に対して言えば、その反対の「明るさ」、うっすらした明かりになるし、「かなしい」「さびしい」を手がかりにして読めば「やわらかな温かさ」になるかもしれない。池井は、それを静かに結びつけている。静かな明るさ、静かな温かさ、かすかな明るさ、かすかな温かさと言ってもいいかもしれない。そうすると、それは、...池井昌樹「何処か」

  • Estoy Loco por España(番外篇303)Obra, Fidel Vidal Pérez

    Obra,FidelVidalPérezElblancodelvestidodeunamujer.Aúnnohayforma.Sólohayluzblanca.Nollegaríaaseruncolortodavía.Merecuerdo.Enplenoverano,encuantosalgodecasaoscura,laluzmeabrumaycierrolosojosinvoluntariamente.Justoantesdecerrarlosojos,veocoloresdispersos,fragmentosdecoloresdestrozadosenmicampodevisión,sinperspectiva.Pocoapoco,abrolosojosyreúnoestosfragmentosd...EstoyLocoporEspaña(番外篇303)Obra,FidelVidalPérez

  • 中井久夫訳『現代ギリシャ詩選』読む(8)

    中井久夫訳『現代ギリシャ詩選』読む(8)「声」は「死者の声」をテーマにしている。「私を捨てた人」だかけれど、私は思い出す。「ことば」ではなく、「声」を。そしてその「声」には「音調」がある。その「声/音調/音楽」を聞く瞬間を中井久夫は、こう訳している。わが人生の最初の詩から帰ってくる。もちろん訳詩なのだから、そのことばはカヴァフィスが書いたものがもとになっているのだが、この一行は、訳詩の「間接性」を感じさせない。つまり、完全にカヴァフィスになって「声」を発している。それを印象づけるのが「わが人生の最初の詩」。この「わが人生の最初の詩」とは、いつ書いたものか。「私を捨てた人」に出会う前か、「私を捨てた人」に出会ったときか。出会う前にいくつも詩を書いていたとしても、出会ったあとに書いた詩が「わが人生の最初の詩」...中井久夫訳『現代ギリシャ詩選』読む(8)

  • 三木清「人生論ノート」から「旅について」

    今回の文章はかなり長いので、時間内に読了できるかどうか不安だったが、30分以上余ってしまった。作文の指導に30分くらいかけているので、実質1時間で読んだことになるが、これには驚いてしまった。もちろんまだ読めない漢字も多いのだが「解放乃至脱出」の「乃至」を「ないし、と読む。意味はイコール(ひとしい)に近い」と説明すると「いわゆる、または、に似た感じ?」という鋭い指摘。三木清は反対概念を結びつけたり、ひとつのことばを別のことばで説明し直したりしながら、彼の「思想(ことば)のニュアンス」を明確にしていくところに特徴があるが、その運動を的確に追いかけることができる。簡単な例だが、たとえば旅に出ることは日常の生活環境を脱けることであり、平生の習慣的関係から逃れることである。ここには繰り返し(言い直し)がある。その言...三木清「人生論ノート」から「旅について」

  • 小池昌代『くたかけ』(2)

    くたかけ小池昌代鳥影社小池昌代『くたかけ』(2)(鳥影社、2023年01月26日発行)「葡萄の房」は、どう形を変えるのか。「7ダルマさんが転んだ」に、唐突に新宿駅近くの歩道橋で「首吊り自殺」という形であらわれる。この自殺者は、どうなったか。いろいろ描写されたあとの、その最後。消防隊員が梯子をかけ、長く公衆の目に晒された死者に、ようやく青いビニールの覆いをかけた。その下から、どこにでもあるようなカジュアルシューズを履いた、二本の足が垂れて出ていた。この死者は、いったいどうなったのか。当然、道路に降ろされたあと救急車に乗せられたのだろうが、そういう動き、上にあるものは必ず下に降ろされることを、「二本の足が垂れて出ていた」で強調し、小説は、後半へ動き出す。それを加速させるのが、母の変化なのだが。もうひとつ、この...小池昌代『くたかけ』(2)

  • 中井久夫訳『現代ギリシャ詩選』読む(7)

    「憧れ」は、死んだ男を見ている。「贅を凝らした廟」に収められた男を。簡潔に、その贅が描写されたあと、それはそっくり--、この口語の一行が、体の奥を揺さぶってくる。ことばを整える(ことばの外観を整える)ひまがない。その「時間のなさ」が、主人公と死んだ男の「距離のなさ」を強調する。最近では、人が死ぬと、だれに対しても「亡くなった」ということばをつかう人が多い。「母が亡くなった」とか。私は「亡くなった」ということばは、「儀礼」というか、「距離を置いたことば」だと思う。つまり、知らない人に対してつかうことばだと思っている。でも、親しい人、肉親なら「距離」を置きたくない。だから、私は「母が死んだ、父が死んだ」と言う。中井久夫を、私は「知っている」と言えるほど知っているわけではないが、非常に影響を受けている。だから、...中井久夫訳『現代ギリシャ詩選』読む(7)

  • Estoy Loco por España(番外篇302)Obra,Julián Vega Lavado

    Obra,JuliánVegaLavadoLassombrasenlosárbolesyenelagua.Perotengounailusión.Laarboledapareceunreflejoenelcielo.Lasnubesdelcieloparecenlasuperficiedelaguamecidaporelviento.Creoquetambiéninfluyeelhechodequelosárbolesdesnudosrompenlasimetríayagrandanelespaciodelladoderecho.Lasolasparecenmoverse.Meolvidodelassombrasenlasuperficiedelaguaymefijoenlas"sombras"delci...EstoyLocoporEspaña(番外篇302)Obra,JuliánVegaLavado

  • 中井久夫訳『現代ギリシャ詩選』読む(6)

    「野蛮人を待つ」。いつの時代か。正字が頽廃している。だからこそ、敵が攻めてくる。それを待っているのだが、やって来ない。「さあ、野蛮人抜きでわしらはどうなる?「野蛮人」だから、そこには蔑視が含まれている。しかし、憧れもある。野蛮な力は、破壊する力である。その野蛮人と対比される「わしら」。「わし」には何か自己卑下の響きがある。そして、それにつながる「ら」にと、十把一絡げの響きがある。「私たちはどうなる?」「我々はどうなる?」では、群衆(市民)の印象が違ってくる。「わしら」が「無力」をくっきりと浮かび上がらせる。それは「帝国」の無力ともつながる。「帝国」が無力なのか、「国民」が無力なのか。両方である。中井久夫訳『現代ギリシャ詩選』読む(6)

  • 小池昌代『くたかけ』

    くたかけ小池昌代鳥影社小池昌代『くたかけ』(鳥影社、2023年01月26日発行)小池昌代『くたかけ』は、15の章で構成された小説。「1麦と佐知」を読んだだけだが、感想を書いておく。海の方角に面した窓が、一斉にがたがたと激しく鳴った「わっ、地震?」麦が驚き、佐知はとっさに、キッチンに吊り下がっているペンダントライトを確かめた。少しの揺れもなく、静かである。強風のために窓が音を立てたのだが、なんだかわけのわからない「キッチンに吊り下がっているペンダントライト」が、しばらくしてこういう描写のなかによみがえってくる。総じてぶらさがっているモノには、落下の予兆が呼ぶ緊張感があって、その危うさが、空間に独特の美しさを広げる。床と天井とのあいだ、不安定な中空にとどまるものは、葡萄の房にしろ、室内のライトにしろ、佐知にと...小池昌代『くたかけ』

  • 田原「言葉から言葉へ」

    田原「言葉から言葉へ」(「すばる」2023年03月号)田原「言葉から言葉へ」は、谷川俊太郎と高橋睦郎の対談「詩の生まれるところ」のあとに編集されている。対談と、何か関係があるのか、ないのか、よくわからない。対談が田原のことばではじまっているので、「詩のはじまりと、ことばの関係」について考えるというテーマがあったのかもしれない。野沢啓の『言語隠喩論』のことを少し思った。田原は、こう書き始めている。詩はいったいどこからやってきたのだろう。(略)言葉から来ているのは間違いないし、言葉から言葉へと進む行為であるのも間違いない。では、言葉とは何だろう。それは言語から生まれてくるとしか考えられない。「言葉」と「言語」と、「ことば」をあらわす用語がふたつある。それは、どう違うのか。田原は、「言語」を、こう定義している。...田原「言葉から言葉へ」

  • Estoy Loco por España(番外篇301)Obra,Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorensEstaobratieneunaextrañainocencia.Escomounniñoqueselevantaygrita"Hola,estoyaquí"aalguienqueestálejos.Estoseconviertenaturalmenteenmovimientosdebaileyrebote.Almismotiempo,tambiénpiensoesto.Estapiezanosecortódeunagranplanchadehierro;sehizocontrozosdeaceroquehabíancaídoalrededordeJpaquín.Comounniñoquehaceunjugueteconrestosdehierro.Sientoesa...EstoyLocoporEspaña(番外篇301)Obra,JoaquínLlorens

  • 三木清「人生論ノート」から「希望について」

    希望を、人生(生きること、いのち)、偶然と必然と関連づけながら、三木清は考えを進めていく。人間存在とはどんなものなのか、考えていく。「哲学」だから、ふつうのことばとは違う、というか、ふつうの「定義」ではないところへ踏み込んで行く。一読したあと、一段落ずつ読んでいくのだが、最初に出てくる「偶然」「必然」のほかに、私たちが日常的につかうことばで「然」を含むことばがある。それは何?私は18歳のイタリア人に聞く。「自然」。その「自然」とは、どんなものだろう。そんなふうに話を向けると、途中に「間」ということばがあった、と三木清が問題にしている「核心」に切り込んで行く。「間」では、「間」にはなかったものが形成されていく。何が書かれているか、一読して、頭に入っている。これは、すごいことだと思う。さらに、希望を、欲望、目...三木清「人生論ノート」から「希望について」

  • Estoy Loco por España(番外篇300)Obra,Jesus del Peso

    Obra,JesusdelPesoCuandoviestaobradejesus,mevinieronalamentelaspalabrasWABIySABI.LadefinicióndeWABIySABIesdifícil.Wabi"estávinculadoa"WABISHIIotriste,sombrío".Sabi"tambiénserelacionacon"SABISHIIosoletario,triste",perolaprimerapalabraquemevienealamentees"SABIoóxido".Cuandolascosassevuelvenviejasysucias,siesdemetal,apareceráóxido.Cuandoveocosasasí,mesientoso...EstoyLocoporEspaña(番外篇300)Obra,JesusdelPeso

  • 最果タヒ『不死身のつもりの流れ星』

    不死身のつもりの流れ星最果タヒPARCO出版最果タヒ『不死身のつもりの流れ星』(PARCO出版、2023年02月01日発行)最果タヒ『不死身のつもりの流れ星』を半分くらいまで読み進んだ。「ぼく」「きみ」あるいは「あなた」、「愛」(恋)ということばが何度も出てくるように思う。「愛」のかわりに、「悲しい」「寂しい」「美しい」かもしれない。数えたわけではない。ふと思ったのだが、たとえば「愛」はどこにあるのか。「ぼく」のなかにあるのか(「ぼく」から生まれてくるのか)、「きみ」のなかにあるのか(「きみ」から生まれてくるのか。きっとちがうだろう。それは「ぼく」と「きみ」のあいだにあって、それがあいだにあるときだけ、「ぼく」が「ぼく」であり「きみ」がきみ」である、というものなのだろう。言い直すと、いま書いたようなものは...最果タヒ『不死身のつもりの流れ星』

  • Estoy Loco por España(番外篇299)Obra,Jesus del Peso y Laura Iniesta

    Obra,JesusdelPesoyLauraIniestaLafuerzadelaslíneasrectasescaracterísticadelaobradejesús.Sontanrectoscomolosrayosdelsol.Yesaimpresiónderectahacetransparentelaexistencia.Nopuedoverlaotracaradeobra,porqueesdehierro,ydehierrooxidado.Perolaimpresiónderectacreaunaextrañailusión,comoparadecirnosquelotransparentenoseve.LaobradeLauratambiénpresentalínearectaintensa...EstoyLocoporEspaña(番外篇299)Obra,JesusdelPesoyLauraIniesta

  • 井戸川射子「この世の喜び」

    井戸川射子「この世の喜び」(「文藝春秋」2023年03月号)井戸川射子「この世の喜び」は第168回芥川賞受賞作。井戸川は詩人。中原中也賞も受賞している。この小説は気持ちが悪い。ひたすら気持ちが悪い。ことばが、気持ちが悪い。(引用のページ数は「文藝春秋」)あなたは積まれた山の中から、片手に握っているものとちょうど同じようなのを探した。(292ページ)書き出しの一行だが、この一行で、私はもう気持ち悪くなってしまった。何が気持ちが悪いか。「迂回」というか、「補助線」というか、次のことば(必要なことば)を後出しする「方法」が気持ちが悪い。「あなた」が「柚子」を選んでいることは、そのあとすぐにわかるのだが、その「すぐにわかる」ことをわざと隠して遠回りすることばの運動が気持ちが悪い。言い直すと、そこには「私は何でも知...井戸川射子「この世の喜び」

  • Estoy Loco por España(番外篇299)Obra, Sergio Estevez

    Obra,SergioEstevez"Sueñosdeunpasado"laspalabrasfueronescritas.recordandoelmomentoenquesesepararon.entoncesvolvieronlaspalabrasquesehabíanido.elperfilviendolasillavacía,eseperfilseresquebrajóenelespejo.eraunafrasequenoqueríarecordar.asíqueseborraronrápidamente.peroelrecuerdopermaneció.comounhoyuelodejadoenunasillavacía.laspalabrastrilladasaparecíanunayotra...EstoyLocoporEspaña(番外篇299)Obra,SergioEstevez

  • 黒田ナオ「山の背骨」

    黒田ナオ「山の背骨」(「どぅるかまら」33、2023年01月10日発行)黒田ナオ「山の背骨」を読む。わたしの背骨がまだ山の背骨とつながっていた頃骨と骨のあいだにぎっしり葉っぱがつまっていて土が匂っている小さな虫が眠っているわたしの背骨を見ながら星が安心する夜が染み込んでくる月が歌っている潮の満ち干があらわれる潮がくるくる渦巻いてわたしの背骨を洗っていく(目が見えない(声が聞こえない魚が呼んでいる砂を掘り返す恐竜の骨たちがごぞごぞ歌いだす(感じることはできるのに(誰にも何も伝わらないすっかり埃だらけになってしまって肋骨の骨と骨のあいだにあんなにぎっしりつまっていたはずの葉っぱはもういないぽろぽろ乾いたまま土がこぼれ落ちる「私(わたし、と黒田は書いている)/自己」と「世界(非自己)」はどう識別できるか。黒田は...黒田ナオ「山の背骨」

  • 川邉由紀恵「草の根」

    川邉由紀恵「草の根」(「どぅるかまら」33、2023年01月10日発行)「どぅるかまら」には、田中澄子、齋藤恵子といった、とても行儀のいい詩があって、そこから違うところで感想を書いてみたくなる。川邉由紀恵「草の根」が「行儀が悪い」というのではないけれど、秋のゆうぐれのやよい坂の下の空き地にはとなりにある銭湯ののこり湯がひよひよと低みのほうにしみでていてその粘土質のうえにはひめ芝やかたばみスギナぜにごけという具合に一行の長さをそろえてことばが動いていく。この形式(?)へのこだわりは、行儀がいいのかもしれないが、その行儀のよさを装うために、ひらがなと漢字がテキトウ(?)につかいわけられ、「ひよひよ」というような、わかったようなわからないことばがさしはさまれ、さらには「その」という指示詞があったかと思うと、かた...川邉由紀恵「草の根」

  • Estoy Loco por España(番外篇298)Obra, Jesus Coyto Pablo

    Obra,JesusCoytoPabloEchehieloenunvasodeagua.Elhielosobrecongeladoserompe.Elaguasevuelveazulcuandotocalaseccióndehieloroto.Latristezasefue.Elazulsehundeyseconvierteenunazulprofundo.Elvestidoblancoquesefue.Sólovuelveelcolorblanco.Losojosdelhombresedesvían.Elpasadosiempreaparece.Elfuturosiempredesaparece.Cristalesdehieloenelfondodeunvaso.Elazulpuro.*Muchasde...EstoyLocoporEspaña(番外篇298)Obra,JesusCoytoPablo

  • Estoy Loco por España(番外篇297)Obra, Calo Carratalá

    Obra,CaloCarrataláLospaisajespintadosporCalotienenunaatmósferaúnica.Sedesbordadesdeelinteriordelcuadro.Ymeenvuelve.Cuandosientoesto,nosoyyo,sinoelpaisajepintado.Porejemplo,esteárbol.Nosésiesunárbolenormeoungrupodevariosárbolesqueparecenserunosolo,perosinsaberlo,metransformoenárbolymehagomásgigantesco.Cómonaceuncuadroasí.CaloempezóyendoaSenegalyhaciendotab...EstoyLocoporEspaña(番外篇297)Obra,CaloCarratalá

  • Estoy Loco por España(番外篇295)Obra, Jesus Coyto Pablo

    Obra,JesusCoytoPabloPasandojuntoauncineendesuso.Aúnquedancartelesantiguos.Empujalapuertaentreabiertayentra:fríaoscuridad.Sillasrotas.Untechorasgado.Elolorapolvo.Elproyectorempiezaafuncionar.Elpolvobailaenlaluz,ycadaunpolvomuestraunfragmentodeunaescenavistaenelpasado.Losfragmentosseunenyseconviertenenunamujertanbellacomomimadre.Enesemomento,elcineseinundad...EstoyLocoporEspaña(番外篇295)Obra,JesusCoytoPablo

  • 野沢啓「言語比喩論のたたかい--時評的に2」

    野沢啓「言語比喩論のたたかい--時評的に2」(「イリプスⅢ」2、2023年01月20日発行)今回の文章のなかで、私がいちばんおもしろいと思ったのは、38ページの次の部分である。(私の引用は間違いが多いので、原文を参照できるようにページを書いておく。)「つまらない詩など履いて捨てるほどある」と書いた後、こう書いている。そこには詩のことばがもちうる言語的本質としての隠喩の創造性などのかけらもない。(略)私が言いたいのは、詩がなににも頼らずに言語にたちむかうとき、そのことばがおのずとことばの隠喩的本質をもってしまうことである。「ことば」と「言語」という表現がつかわれている。それは、どうつかいわけられているのか。野沢にとって、それはどう違うのか。いまの引用からだけでは分かりにくいが、野沢は「ことば」という表現を、...野沢啓「言語比喩論のたたかい--時評的に2」

  • 谷川俊太郎「父の死」ほか

    谷川俊太郎「父の死」ほか(朝日カルチャーセンター、2023年02月06日)谷川俊太郎「父の死」(『世間知ラズ』、思潮社、1993年05月05日発行)を受講生と一緒に読んだのだが、読みながら、私はびっくりしてしまった。受講生と私の詩の読み方があまりにも違っている。もしかしたら、受講生だけではなく、ほかの読者とも違っているのかもしれない。だから、書いておこう。「父の詩」は四部から構成されている。全部について感想を語り合うには時間が足りないと思い、一連目についてだけ質問した。「いろいろな死、葬儀を体験してきていると思うけれど、一連目で、自分が体験したことと違うところがありますか?自分の経験と比べておもしろいところはありますか?」一部の最後の二行、葬儀屋が食葬について語り、谷川が父はやせていたのでスープにするしか...谷川俊太郎「父の死」ほか

  • Estoy Loco por España(番外篇294)Obra, AC Kikirikí

    Obra,ACKikirikíMadanmiedolasobrasdeACKikirikí.Noloséporqué,perosientoquealgoes"EXCESO".Yese"EXCESO"destruyelabellezayalmismotiempocreaunabellezaqueantesnoexistía.Porejemplo,unagujero.Porejemplo,unaestrellaounasuperficieirregular.Porejemplo,unaenredaderarizada.Ounaolla.Porejemplo,loslagartos.Ounalambreenformaderaíz.No,no,no."EXCESO"noeslaformanilacosa.Esel...EstoyLocoporEspaña(番外篇294)Obra,ACKikirikí

  • 三木清「人生論ノート」から「娯楽について」

    「娯楽」について考えるとき、何から考えればいいか。娯楽の反対の概念は何か。仕事や勉強が思い浮かぶ。仕事からは、義務や責任ということばが思い浮かぶ。仕事(勉強)からの解放=自由。それが娯楽ということになるか。仕事と娯楽は反対。では、自由の反対は?義務、責任はすでに考えた。ほかには?仕事がつらいのは「強制」されていると感じるからかもしれない。強制は、支配。支配されると苦痛。苦痛から逃げられたら、自由。この自由は、幸福かもしれない。しかし、仕事をしないと生きていけない。生きていくとき、仕事をしなければならないと同時に、仕事だけでは苦しくて生きていけない。娯楽は、仕事からの解放。暮らしというのは、生活ということ。そうすると「生活」というのは「仕事」と「娯楽」から成り立っているのだが、このふたつということばに注目す...三木清「人生論ノート」から「娯楽について」

  • Estoy Loco por España(番外篇293)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorensTengoalgoquequieroqueoigas,dijoHierroaFuego.Tengounsecreto.Algoquenoquieroquesepas.Tengounverdaderoyoquenopuedomostrarte.Uninteriorque,comoelfuegocaliente,retorcidayturbulentapordentro.Tengoalgoquequieroqueoigas,dijoFuegoaHierro.Tengounsecreto.Algoquenoquieroquesepas.Tengounaformarealquenopuedomostrarte.Unexteriorque,comoelhierrofrío,se...EstoyLocoporEspaña(番外篇293)Obra,JoaquínLlorens

  • マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモール「サアディの薔薇」ほか

    マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモール「サアディの薔薇」ほか(朝日カルチャーセンター、2022年01月30日)マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモール「サアディの薔薇」を読んだ後、受講生の咲く日を読んだ。「サアディの薔薇」には中原中也の訳と、高木信宏の訳がある。今朝私は薔薇を持つて来ようと思ひあんまり沢山帯に挟まうとしましたから結び目は固くなり、挟みきれなくなりました。結び目はやがても千切れて、薔薇は風に散り、海の方までもいつてしまひました。そしてもう、二度と帰つて来ませんでした。波はそのために赤くなりました。炎えてゐるやうでした。今宵、私の着物はまだその匂ひが匂つてをります……。せめてその匂ひを、吸つてください。(中原中也訳)あなたに今朝、薔薇を摘んできたかった。でも締めた帯にあまりにたくさん挿したので、きつ...マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモール「サアディの薔薇」ほか

  • Estoy Loco por España(番外篇292)Obra, Sanchez Garcia Jose Luis

    Obra,SanchezGarciaJoseLuisPueblodelaSierradeMadrid.55x46cmsBodegónconpaloma.46x38cmsRincóndeLaRía-Bilbao.41x33cms¿QuépintaSanchez?PuebloenlasierradeMadrid.Palomasyflores(jarrón)yotrassobreunamesa.Peronosientoqueexistarealmenteallí.Estuvoallíunavez.Peroahoranoexisteallí.Sóloquedanloscolores.Elpanoramadelestuarioesmássorprendente.Tengolaimpresióndequelosdiq...EstoyLocoporEspaña(番外篇292)Obra,SanchezGarciaJoseLuis

  • 清水哲男「ミッキー・マウス」

    清水哲男「ミッキー・マウス」(『現代詩文庫・清水哲男詩』、思潮社、1976年06月30日発行)清水哲男「ミッキー・マウス」というよりも、「チューニング・イン」について書きたくて、この作品を取り上げる。その当時は「チューニング・イン」ということばを知らなかったが、私が、この作品に反発したのは、清水哲男のチューニング・インと、私のチューニング・インの仕方があまりにも違っていて、そこに書かれていたことばに反発したのだった。二連目に、こういう展開がある。「ああ、くさがぬっかにえがすっと」(ああ、草の暖かい匂いがするぞ)僕らは憤然として挨拶を交わし鎌も握った清水の「標準語訳」が、私には納得ができなかったのである。「意味」はそれでつうじるが、「肉体」がそのことばを許さない。「肉体」はまず「くさがぬっか」(草があたたか...清水哲男「ミッキー・マウス」

  • Estoy Loco por España(番外篇291)Obra, Sol Perez

    Obra,SolPerez¿Quéesesto?¿Esdemadera?¿Esunapiedra?Creoquedebeserunárbol,peroesteárbolnuncabrota.Nuncacrece.Esunárbolmuerto.Y,sinembargo,esa"muerte"estáviva.Nola"vida",sinola"muerte"estáviva.Enestemomento,la"muerte"es"tiempo"y"memoria".Y,horrorosamente,esta"muerte"eseterna.Nospersigue.Noimportaaqué"futuro"escapemos,la"muerte"siemprenosseguiráyestaráallí.Nun...EstoyLocoporEspaña(番外篇291)Obra,SolPerez

  • 坂多瑩子『物語はおしゃべりより早く、汽車に乗って』(2)

    坂多瑩子『物語はおしゃべりより早く、汽車に乗って』の巻頭の詩「咲いては枯れる風の通り道にさらす」のなかほど。水子を箱にうずくまるように人形もいれて送った宛先偽の診察券私は「水子」をもった経験はない。そもそも妊娠できないから、そういう経験がないのだが、それでもここには私を「肉体的」にひきつけることばがある。うずくまる。うずくまるのは「人形」である。人形は、生まれてこなかった子どもの象徴か。しかし、私には、なぜか堕胎した後(あるいは堕胎することを想像して)「うずくまる」女の姿そのものに見えてしまう。「うずくまる」という動詞が、私にはわかる。腹が痛いとき「うずくまる」。悲しくて何もできないときに「うずくまる」。「うずくまる」だれかを見たら、どこかが痛いのだ、苦しいのだとわかる。「肉体」だけではなく、そのときの「...坂多瑩子『物語はおしゃべりより早く、汽車に乗って』(2)

  • Estoy Loco por España(番外篇290)Obra, Joaquín Llorens y Lu Gorrizt

    Obra,JoaquínLlorensMegustanlashabitacionesvacías.Cuandoestoysolo,bailocontramímismo.Esasmanosaquí,esospiesallá.Elritmoesellatidodemicorazóncaliente.Peronobailodelantedeunespejo.Noquieroensimismarme.だれもいない部屋が好き。ひとりきりのとき、私自身を相手にダンスをする。その手はここに、この足はあそこに。熱くなる心臓の鼓動をリズムに。しかし、鏡の前では踊らない。自己陶酔したくないから。Obra,LuGorrizMegustanlashabitacionesvacías.¿Hancambiadolasformas?¿...EstoyLocoporEspaña(番外篇290)Obra,JoaquínLlorensyLuGorrizt

  • Estoy Loco por España(番外篇289)Obra, Jose Manuel Belmonte Cortes

    Obra,JoseManuelBelmonteCortes¿Unamujerseconvierteencaracolouncaracolseconvierteenmujer?No,másbienseconviertenen"nuevavida";mujer-caracol,caracol-mujer.Belmontecreanuevavida.LasobrasdeBelmontesoncompletamenterealista.Peroeserealismonoessóloloquees.Esalgoqueélhacreado.MegustalaobradeLuisjugandodesnudoalajedrez,peronoeselpropioLuis,eselhombrequeBelmontehacre...EstoyLocoporEspaña(番外篇289)Obra,JoseManuelBelmonteCortes

  • 坂多瑩子『物語はおしゃべりより早く、汽車に乗って』

    物語はおしゃべりより早く、汽車に乗って坂多瑩子書肆子午線坂多瑩子『物語はおしゃべりより早く、汽車に乗って』(書肆子午線、2023年01月28日)坂多瑩子『物語はおしゃべりより早く、汽車に乗って』の巻頭の詩「咲いては枯れる風の通り道にさらす」、その書き出し。残されたままの廃線に石を投げてただ投げ続けて石ころの塊が大きくなると石と石の隙間を通り抜ける風がタネを運び始めある日花が咲くそして葉をしげらせ石はそのカタチを忘れるとわたしに命令するだんだんその強く語尾がますます強くわたしを貫くそれは聞いてはいけない抑揚を持っていてここまで読んで、十回ほど読み返して、私は、それから先に読み進めなくなった。しばらくほっうておいたのだが、やはりそこから先を読み進めることができない。最初は小さい石を投げていたが、だんだん投げる...坂多瑩子『物語はおしゃべりより早く、汽車に乗って』

  • Estoy Loco por España(番外篇287)Obra, Joaquín Llorens

    Obra,JoaquínLlorensその彫刻は帰って来る人を待っているというよりも、ひとりの男が帰って来て、待っている人の彫刻になったのだった。家にはだれもいなかった。待つしかない。雪が降る。だれかがノックする。二度、三度。そして立ち去っていく。帰って来る人とならば、男がそうしたように黙って入ってくる。ドアをノックしたりはしない。時間を知らせる時計が鳴る。彫刻の脇のテーブルでは、小さな灯が半透明のシェードをかぶって起立している。「待つ男」の彫刻のように動かない。周囲には、長い小説によく登場する光が広がり、幽明の色が部屋の静けさを描写するが、何か、ことばが抜けている。そのために何も始まらない。つまり、男はことばが帰って来るのを待っているのだった。人ではなく。その部屋を完璧に描写するためのことばの到来を待っ...EstoyLocoporEspaña(番外篇287)Obra,JoaquínLlorens

  • Estoy Loco por España(番外篇286)Obra, Luciano González Diaz

    Obra,LucianoGonzálezDiazNoconozcoeltamañodeestaobradeLuciano,peroimaginoqueespequeña.Unapequeñaysencillaobra.ViestaobracomosinolahubierahechoLuciano,sinounpresoenlacárcel.Haybarrasenunlugaralto.Elhombrequiereatravesarloyescapar.Estesueñoseplasmaenlaobra.Comoestáprisionero,tienepocosmaterialesamano.Uncableyunacuerdaquerecogió.Y"arcilla"hechadeunamezcladepa...EstoyLocoporEspaña(番外篇286)Obra,LucianoGonzálezDiaz

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