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2014/09/26

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  • 紫露草と露草

    今まで通りなら、カタカナで植物の名を書き、(・・・)内に漢字表記を示すのだけれど、なんとなく今回は漢字の羅列にしてみたかった。紫露草が盛りを過ぎて、しゃんと立ったひと叢ひと叢が保てないようになってきているけれど、まだ花はぽつぽつと咲き続けている。露草は匍匐前進という言葉がぴったりのような蔓延り方で、ちょっと目を離すとあちこちに花を咲かせている。写り方で蜻蛉のように見えたり、ピーターパンのティンカーベルを想い出したりする。勝手に生えている草なので、ほとんど迷惑なのだが、ついついスマホを向けたりもする今日この頃。紫露草と露草

  • 勝手に観るだけ競技 その2

    かじったことさえない競技だけれどもう少し柔道について思いつくままを書いてみたい。ネットの記事に、外国では死亡事故が全くないのに、日本では柔道の練習中の死亡事故が度々起こっているとあった。ほとんど犯罪のような極端な例ばかり挙げている印象も受けたけれど、競技としてのルール重視や安全に対する配慮が外国ではあるのに日本では薄いということのようだ。日本では柔道という『道』にこだわっての旧い精神論や根性論に制裁なども加わっての事故なのだろうか。これは他人の書いた記事を元にした憶測でしかない。それはともかく、いきなりだけれど、ただいまヘッドダイビングという反則技があることを知った。橋本選手の敗者復活戦で相手が頭を支点にして技を仕掛けたということで、ビデオ判定の結果、反則負けになった。仕掛ける方の頭が危険ということだろう...勝手に観るだけ競技その2

  • 勝手に観るだけ競技

    柔道は私にとって一度もやったことのない競技なので、つまり柔道着というものを着たことがない。相撲ならば小学生時分の冬の遊びで、まずは雪の上を丸く踏み固めることから始め、組み始める頃には体も温まり、雪の上だから投げられても倒れても怪我をしない、寒さを凌ぐ運動だった。学校の講堂内で休み時間にやることもあったが、大抵は床板の繋ぎ目を目印の四角い土俵。中学になると、球技が盛んになることもあり、筋力がついたことで怪我をする可能性のある相撲はやらなくなった。そのように格闘技は観るだけの競技でしかないので、勝手な見方をして勝手な解釈をして楽しむ。昨日の柔道、阿部兄妹のオリンピック連覇予想は、二人のビジュアルの良さもあって私とて勝手に期待した。とは言いながら、うちのテレビはBSが映らず、民放局も2局しかダメなら、NHKもこ...勝手に観るだけ競技

  • 配管工事

    生家を任されて、敷地内の不具合を直したり掘り返したりしていると、亡き父がやっていた痕跡がいろいろと出てくる。配管が何箇所も埋まっていて、それを見つけるたびに邪魔なので掘り起こした。生きていて機能しているのが一本もないというのが、すごいところだ。大雪の降った冬を超えて春になると、何もかも微妙にずれたり沈んだり壊れたりしていることが多い。そういう冬を何度も超えて、雪の重みだけではなく、素人工事のいい加減さもあって、太いのに変えたり繋いだりの試行錯誤の繰り返しが地中に埋まっていたり、とび出していたりする。周りのだれかれに耕運機をかけてもらったり、鋭い刃の機械で全面草刈りをしてもらったりするものだから、浅く埋めてある場所では切断されたり傷ついたりもしている。裏山にある自前の溜池から庭の池に水を落として錦鯉を飼って...配管工事

  • ハグロソウ(羽黒草)など

    迷惑なだけの雑草でしかなくても、花が咲くことを気にも留めなかった存在でしかなくても、自分の敷地に生える植物の名は全部知っておきたい。積極的に目標を立てたりはしないけれど、目に留めて興味が湧いたら調べるようにはしてきた。昨日は、この花が目に付いて、画像フォルダーに付いているアプリで調べてみた。ハグロソウなどという単純名は、今までに知らなかったのがおかしいくらいのものだ。四季の山野草には日本では関東より西(南)にしか自生しないと言われているので、この高尾山が北限かもしれない。などと書いてあったが、他のものでは、宮城以南に自生する山野草とあった。うちにあるのは、ぜんぜん葉が黒っぽい緑ではないけれど、花と葉の形を見る限り、キツネノマゴ科ハグロソウ属ハグロソウに違いない。農事の師の息子さんが、父親にプレゼントした草...ハグロソウ(羽黒草)など

  • 生存は紙一重

    存在は度々見るのだが、撮るのがとても難しい身近な生き物に、ニホントカゲ(日本蜥蜴)がいる。金属質の光沢と色合いと縞模様は『あっ』と思ってスマホに手を掛けそうになるけれど、なかなか撮らせてはくれない。今回は、発酵済み籾殻を運ぶために容器に移していて、現れ、隠れたのが見えたのでスマホを取り出した。構えておいて、逃げ込んだ場所をシャベルでかき回し、出てきて逃げ去るところをパシャ。案の定、くっきりとは撮れなかったが、尻尾切りをして、かなり再生している状態が分かる姿を捉えることができた。何らかの敵(捕食者)に襲われるも、かろうじて逃げおおせたことが分かる。子どもの頃に、ちぎれた尻尾だけがぴくぴく動くのを何回も見てきている。大人になった私は捕まえようとか追いかけ回したりはしないので、千切れた原因とはなっていないはずで...生存は紙一重

  • みすぼらしい蝉の殻など

    下仁田ネギに傷をつけてしがみ付き脱皮羽化を果たした、みすぼらしい蝉の殻があった。薄茶色の蛻(もぬけ)の殻の目の辺りが、泥で汚れているのは見たことがある。この蝉の殻はドブからでも這い上がったように真っ黒で、もはや蝉とは言い難い雰囲気で、しかも小さい。山里(里山)の生まれ育ちの私にしてからが初めて見る殻なのだから、新種とか外来種とかだろうか。いやいやそんな、たぶん迂闊に見過ごしてきただけで、この辺りに普通にいる、地味で小さいニイニイゼミ(にいにい蝉)なのだろうと思われる。もっと小さいチッチゼミ(ちっち蝉)かもしれないと思ったが、チッチは松林にいる秋の蝉らしいので却下。この殻はコレクションとするのも何だかなぁで、撮るにとどめた。ビオトープには色んな水草が勝手に生えてきて、どんどん様子が変わっていく。スイレン(睡...みすぼらしい蝉の殻など

  • 昆虫の姿態いろいろ

    モンシロチョウ(紋白蝶)が交尾したまま飛んでいた。何匹かで塊になって飛び回っている内に、取り敢えずうまく交尾した勝ち雄が雌をぶら下げて飛んでいる状態に見えた。草に止まったけれど、雌はぶら下がったままなのは、受精に重力を利用しているのかな。ヤブカンゾウ(藪萱草)の花殻を千切ろうとしたら、カマキリ(蟷螂)がいた。身を細く伸ばしているのは、獲物を待ち伏せしているのと、自身を守る両方を兼ねての擬態だと思われる。まだ幼いのに一丁前だ。草抜きをしていたら、交尾中のカメムシがいた。草を強く引き抜いた後に現れたのだが、草から落ちたのか根元にいたのか分からないけれど、ずっと離れることはなかった。調べたらオオトゲシラホシカメムシ(大棘白星亀虫)と思われる。大きいほうは当然ながら雌なのだろうと思い、確かめなかった。キュウリ(胡...昆虫の姿態いろいろ

  • スケバハゴロモ(透羽羽衣)の幼虫か!?

    雨降りがしばらくないので昨日はジャガイモ堀を始めたのだが、いちいち手を止めていたら仕事にならないくらい、このチビ妖精が出てきて困った。少しはマシな画像が撮れるかもしれないと、手袋を外しては、スマホを近づける。尻のふりふりを立てているだけではなく、寝かせている場合もあると分かった。ますますクジャク(孔雀)のようではないかと、感心してしまう。ところで、この幼虫をベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)と思われると7月13日に紹介し、7月16日にはそのまま断定している。ネット検索を何回もやってみて、この幼虫をベッコウハゴロモとしているのはあるけれど、体に茶色の縞模様の入っている画像が多い。では私の紹介した虫は何の幼虫なのかと混乱する。スケバハゴロモ(透羽羽衣)の幼虫として紹介している記事を見つけてそれに飛びついた。確かにス...スケバハゴロモ(透羽羽衣)の幼虫か!?

  • キイトトンボ(黄糸蜻蛉)の連結

    連結状態のまま飛んでは草に止まるのを繰り返すキイトトンボがいた。すでに交尾は済んでいるはずなのに、産卵行動に移らないのはどういうことなのだろう。交尾にしても、先ずは雄が雌の首根っこを捕まえると、雌が尻尾の先端を雄の腹に持っていって精子を受け取るのだそうだけれど、雌雄どちらの主導に寄るのか。産卵は受精後に準備が整ったことを雌が雄に伝えるのだろうか。キイトトンボといいながら、あまり黄色くなくて下になっている雌が、じつは主導権を全てにおいて握っているように見える。キイトトンボ(黄糸蜻蛉)の連結

  • タケニグサ(竹似草)にクロマルハナバチ(黒丸花蜂)

    このところ雨の激しく降ることが多かったので、山の中腹にある農業用溜池を見にいってきた。その途中、圃場整備で法面になった日当たりの良い傾斜地に何本かタケニグサが生えていた。久しぶりに出会う気がして眺めていたら、クロマルハナバチも来ていた。クマバチ(熊蜂)より小さめで、尻の先が橙色なので、クロマルハナバチに違いないと思われる。じつは、タケニグサは子どもの頃から良く知っていたのだが、名は検索して初めて知った。なぜか周りとそぐわない奇妙さがあり、葉っぱばかり大きくて傷つけると橙色の汁が出る。汁が服に着くのが困るのに、単なる図体の大きい雑草だから、邪険に棒で叩き折ったりしたものだった。すくすくと2mほどにも育って、種がしゃらしゃらとなびき、上へ上へと咲く姿は初めて確認できた気がする。検索すると、あの橙色の汁は毒でも...タケニグサ(竹似草)にクロマルハナバチ(黒丸花蜂)

  • 病院の解体現場など

    隣町(街ではない町)の病院が、いつの間にか解体中で、それもかなり進んでいた。この病院は、いわゆる精神病院だったから、鉄格子のはまっている窓が印象的だった。鉄筋コンクリートの大きな建物が解体される場面は、次に何が建つのか、それとも空き地になってしまうのかと、何の関係もないのに少し不安を感じたりする。検索してみると、今の時代だから当然のように、跡地には別の組織の『特別養護老人ホーム』が移転してくるようだ。同時に旧精神科医療病院も新築するようなので、二つの組織が一つの敷地に、階層を増やしたビルを二つ建てるということになるのだろうと思われる。特養は2026年度の開設を予定しているそうなので、ただいまケアハウスに入居している姉の終の住処としてはどうか。いやいや私こそ、行く行くはそこに入るのか、入れられるのか、といっ...病院の解体現場など

  • ミゾカクシ(溝隠)の花

    直径という表現を使いにくい形状だけれど、直径は1cmほどの小さな花。まじまじ見たのは初めてで、名前も全く知らなかったが、日本の在来種で田んぼ周辺などの湿った場所に蔓延るそうだ。溝を隠すほど蔓延るということだが、こんな草なら邪魔にも苦にもならないし、蔓延って欲しいくらいだ。片割れはどうした、と話しかけたくなる様な半端な形をしている花は、サトイモの畝間で見つけた。猛々しい雌日芝に圧倒されて遠慮がちに生えているような格好で、ひとつしか咲いていなかった。スマホを思い切り近づけ、焦点距離が合ったところで何枚か撮ったのに、まともなのは1枚しかなかった。スマホの『調べる』で、名はすぐに分かり、いくつかの花画像を見たけれど、私の撮った画像が手前味噌ながら1番良く撮れていると思う。ミゾカクシ(溝隠)の花

  • カンゾウ(萱草)の花はお浸しに

    カンゾウの若葉は山菜として知っていたけれど、花も食べられるということを初めて知った。以前一度だけ、庭にいくらでも生える若葉を摘んでお浸しにして食べた。味に癖がないので、ありがた味もなくて、摘んで調理するまでに、とにかく若葉がバラバラになって面倒だなという感じだった。そもそも私の摘み方が間違っていて、地表に出た部分を切り取るのではなく、地中に埋まっている根元から切るべきなのだった。そうすれば、バラけることがなく何もかもが簡単にいくわけで、盛り付け前に切れば良い。そして昨日、再従兄から教えてもらったのが、花も食べられるということ。毎日20も花が咲くので、お浸しにしても夫婦二人では食べきれない位とのこと。検索してみると、確かにノカンゾウ(野萱草)もヤブカンゾウ(藪萱草)も全国の山野に自生していて、若葉と蕾と花を...カンゾウ(萱草)の花はお浸しに

  • アブラゼミ(油蝉)の初鳴き

    昨日は、暑かったり涼しかったり、雨が降りそうだったり、小雨がぱらついたり、青空が見えたりと妙な1日だった。気分が落ち着かないので仕事をやる気がなくなりそうでいて、ちょっとずつ残っていた仕事を片付けることができた。落ち着かない気分は、私の場合、背中を押されるような効果があるようで、これは自覚しておきたい。青空が見えて、夏っぽい雰囲気になった時、アブラゼミの初鳴きを聞いた。わが家の周りでの蝉の初鳴きがヒグラシ(蜩)だったことは、7月13日の記事に書いた。4日遅れて、アブラゼミの初鳴日となったのが7月16日の昨日です。日が照っている時だけのわずかな時間だった。ビオトープのそばでウバユリ(姥百合)によじ登って羽化した蝉の殻を見つけた。何蝉かは分からないけれど、あたり一面刈り取った中で唯一残したのがこれだったので、...アブラゼミ(油蝉)の初鳴き

  • 失せ物が1ヶ月後に見つかる

    喜寿祝い(数え)の同級会から帰って以来、1ヶ月間小銭入れがなくなっていた。最後の記憶は会からの帰り、運転席で助手席の同級生からお釣りを受け取った時のこと。その後は彼を自宅まで送り届け、帰る途中でスーパーに寄ったけれど、支払いはスマホで済ませた。車の中でポケットに入れたのが浅くてポロリと落ちたとしか考えられなくて、車中はしっかり捜索した。中の金額は、500円玉があったのを記憶していて、それが惜しい、というのもあるけれど、財布が気に入っていた。車に乗るたびに何となく運転席あたりを探ったりして1ヶ月、嫌な気分をずっと引きずっていた。そうして昨日、たまには玄関先を掃こうなどと考えて、雪囲いをしたままの勝手口の物陰に箒を差し入れた時に、びっしょり濡れた小銭入れを見つけた。同級会から帰って、鍵を開ける時、必要以上に身...失せ物が1ヶ月後に見つかる

  • アマガエル(雨蛙)も雨宿り

    昨日の朝は晴れ上がっていたので、久々に風が抜けるようにと窓を開け放した。どうせ又、雨だろうという諦めもあって天気予報を見ていなかった。そしたら案の定、昼前には雲がでてきて小雨となった。冬の積雪が少なかったから、今年の米も昨年同様、水不足で等級の低い米になるかもしれないと農事の師は心配している。雪解け水は少なくても、これだけの連続降雨があれば、魚沼丘陵の保水量は十分となって水不足にはならないのではないか。そんな気はするけれど、梅雨明け後に日照りが続けば、そういうものではないのかどうか、この長雨は記憶しておきたい。雑草の成長スピードが猛烈なこの頃、外を歩けば直ぐに目につく生き物はアマガエルだ。まだ蛙に成り立てというチビがほとんどで、踏まないように気をつけながら歩かなくてはならない。先日は、畑で私が足を下ろす寸...アマガエル(雨蛙)も雨宿り

  • 白いトウモロコシ(玉蜀黍)とトンボチマキ

    ウチの周りで作っている人はいないようなのだが、生で食べても十分に甘いという白いトウモロコシをいただいた。もらったもののお裾分けということで1本だけだったのが嬉しい。何しろ私の畑でさえ、キュウリもナスもピーマンもバカ採れ状態なので、今は農産物をもらっても困る状態。ところで、未熟なトウモロコシは白いわけで、この白いトウモロコシは太り過ぎ未熟状態なのだろうかなどと思ってしまう。テレビで食レポが、畑でかじり大袈裟に驚いてみせるシーンは観たことがあり、少しは期待した。ラップ代わりに1番内側の皮を残し、レンチン2分で出来上がり、かじってみると確かにすごく甘い。歯は熱いし持ち続けることもできないお預け状態を過ぎてから、はふはふと一気完食をした。買えばたぶん高価なのだろうし作るのも難しいだろうから、こういう特上品は人から...白いトウモロコシ(玉蜀黍)とトンボチマキ

  • ヒグラシ(蜩)の初鳴日など

    6月30日に『初蝉と赤いユリ(百合)』という記事を書いて、今年初めて見たアブラゼミ(油蝉)の姿を紹介した。今回は初鳴きとして書き始めたけれど、検索していたら、初鳴日(ショメイビ)という言葉に出会った。気象庁の生物季節観測に使う用語らしい。新潟県十日町市北東部のヒグラシ初鳴日は7月12日です。庭の手入れの行き届かないところにヤブガラシ(藪枯)の花が咲いて、キアゲハ(黄揚羽、黄鳳蝶)がやってきたのを撮った直後に、ヒグラシの鳴き声を聞いた。広範囲に動き回ることがないので、他の蝉は鳴いていたかもしれないけれど、今年初めて聞く蝉の声がヒグラシだったのは、何かしら象徴的なのかも知れない。1枚のサトイモ(里芋)の葉を喰い尽くして、茎に止まっていたセスジスズメ(背筋雀)の幼虫を見つけた。まるで夜行列車のようだと思ったが、...ヒグラシ(蜩)の初鳴日など

  • カラスウリ(烏瓜)の花など

    カラスウリはサボテンの月下美人のように、夜に花開き朝には萎むということは知っていた。知ってはいても実際に観たことはなくて、たまたま昨日の昼に見つけたのが花後の姿。咲いたのが1日前の晩だったのか、2日前だったのかも分からないが、これがカラスウリだということは蔓から分かる。ヤブガラシ(ヤブガラシ)と同様に何にでも絡みついて、手入れ不行届き感を醸し出すので、蔓を邪険に引きちぎったり、むしり取ったりする。それでも目の届かないところに蔓延り、秋になると黄色い実をぶら下げるからウチのはキカラスウリ(黄烏瓜)。実がなれば、次のシーズンには夜咲く花を観てみたい、などと思ったりもするのだが、たまたま今晩咲きそうだという蕾を見つけたことがなくて花は観たことがない。小さな我がビオトープにやってくるトンボ達の中に、たまにいるのが...カラスウリ(烏瓜)の花など

  • イチイ(一位)の実

    イチイは一位に違いないと、ほぼ疑問も持たずにきたけれど、CASIOの広辞苑によれば、(笏(シャク)の材料としたので、一位の位に因み「一位」とあてた)・・・とある。別の漢字に、櫟・赤檮・石櫧もあり、説明の最後には、『スダオノキ。アララギ。オンコ。柴松。』ともあった。短歌のアララギ派というのは、一位の志に根ざす名であったか。笏は聖徳太子の持つヘラのような物のこと。わが家には昔から雌雄一対のイチイが植えられている。誰か、志を高く持ちたいと思った先祖が居たということになろうか、志だけは・・・。雌木は小さいので、私がしばらく生家と疎遠になっている間にいつの大雪でそうなったか、徐々になのか、倒れている。倒れているけれど、根が跳ね上げられているわけではなく、生きていて実を着ける。赤い実を上から見ると、黒い種が見える構造...イチイ(一位)の実

  • ケアハウスの玄関は七夕仕様

    姉が入居しているケアハウスは、毎年この時期になると、七夕仕様に飾られる。まるで幼稚園だ保育園だと言うなかれ、素晴らしいじゃないか、といつも思う。これが、施設のあれこれに不満を持っていたら『何をやっているんだか』などと逆の印象を持つのかも知れない。要介護3までならお世話できると入居の時に言っていただいていて、ただいまの姉は要支援1から2になり、昨年から要介護1になった。何もかもスローモーにしかできず、自分からはほとんど喋らずおとなしいばかりの姉を、本当に面倒見よくお世話していただいていて、身内としては感謝するばかりだ。ピロティの前にある花壇は、入居者中の園芸好きの方が、やっていると聞いた。春はチューリップが整然と並んで咲いていたが、今は色とりどりのニチニチソウ(日々草=インパチェンス)が可愛らしく咲いている...ケアハウスの玄関は七夕仕様

  • たった1週間の留守で

    雨が全く降らないでしまったら、作物がどうなっちゃうだろうという心配は少しあった。ところが適度以上の降雨があり、高温も続いたそうで、とんでもない植物の急成長ぶりに圧倒された。他人の手を煩わせることを遠慮して、言ってもらったらして欲しいことはやるが・・という申し出を断って帰ったのだったが・・・。同級生に、キュウリとナスのバカ生り具合を電話で伝えると、言ってくれていたら採りに行ったのに・・・欲しかったのに・・などと、こういう時に限って言う。とにかく、よほどでない限り、バカデカくなっていても、調理次第で食べられるのだから、しばらくはヤギになったつもりで食べるべしという結論になった。とりあえず、キュウリもナスも味噌汁の具にして、焼いたり炒めたりする所存。昔と違い、周りにニワトリ、ヤギ、ブタ、ウシを飼う家がなくなって...たった1週間の留守で

  • カブトムシの羽化など

    昨年の10/12『来年に繋ぐカブトムシは2匹』という記事を書いた。その2匹が無事に蛹化を経て羽化した。羽化したのは私が田舎に滞在中のことで、いつだったのかは分からない。例年、オスの方が先に羽化して、狭い飼育箱の中を飛ぶので、羽音と内面にぶつかる音で気づくらしい。そのように家人から報告を受けて知るのだが、今年は音がせず、いつの間にかオスがいて、次にメスが見られたと言う。オスの翅が変で、飛ばず、メスはそもそも滅多に飛ばなくて直ぐに土中に潜るので、何匹かも分からないということだった。昨日飼育箱をぶちまけて確認し、新たな命のために昆虫マット(クヌギを粉砕した土)を新しくした。そして、これを書くにあたってブログ内検索をしてみて、幼虫はそもそも2匹だったことに気づいた次第。無事に羽化とは言え、やはり繋いできているカブ...カブトムシの羽化など

  • 冬タイヤからノーマルタイヤに交換

    雪解けと同時に雪国の無人の生家に行くには、もしものことがあるので、どうしても冬タイヤが必要だ。そして1〜2回だけ、スタッドレスにしてきて良かったということがあり、そのまま3ヶ月余りを過ごすと、この時期になる。癌手術予後の3ヶ月定期検査のために宇治の自宅に戻り、検査では何事も無しということで、さてノーマルタイヤにしようと準備を始めたら、車載備品のジャッキが無い。昨年、冬用タイヤに替えたのは自分なのだから無ければいけないのに、どこを探しても無くて、ホームセンターへ買いに走った。ジャッキは3千円足らずだから、ガソリンスタンドやタイヤショップで交換してもらうより安くつく筈で、私にとっては自分でやるしか選択肢は思いつかない。インパクトドライバーに付ける21mmのソケットも見当たらなくて、それも買い(900円足らず)...冬タイヤからノーマルタイヤに交換

  • ようおまいり

    三室戸寺参道の緩い坂道を上がり、さて、この石段を頑張れば本堂へ、となる登り口に石碑があった。読みにくくなっていたけれど、すぐに判ったのは、関西に住んで半世紀経っているからか。『おこしやす』は京都の店でよく言われるけれど、『ようおこし』のこともある。『ようおまいり』は、『ようこそお参り下さいました』ということなのに、『良くよくお参りしなさいね』という押し付けかと思ったりする。対面でのことなら言い方や仕草や表情で、たぶんニュアンスは微妙に違うのだろう。この石碑はいつ造られたものか、『ようおまいり』と彫らせる意図や状況を想像しようにも、どうもよく分からない。寺に参るのは徳を積むことだという。『ようおまいり』に対して、『はて?』などと首を傾げる時点で、もう徳を積むことはできないと思わないではない。ようおまいり

  • 装飾花の無いコアジサイ(小紫陽花)

    装飾花の無い変種ガクアジサイ(額紫陽花)か、それとも装飾花が枯れ落ちてしまったか、などと思いつつ、先日の三室戸寺で撮った。そうしたら装飾花を持たないコアジサイという種類があるということに、たどり着いた。さまざまなアジサイの見事な咲き振りは目を惹くけれど、こういうのも良いじゃないか。装飾花の無いコアジサイ(小紫陽花)

  • 棘無しサザエ(栄螺)の下処理を学ぶ

    本職の調理を映したYouTubeを2回観て、もうこれでいけるだろうと、実践あるのみ。冷蔵庫から出すと、ぐったりしているのか、蓋を持ち上げ赤い筋肉質を見せているサザエに素早く貝剥きナイフを入れて身をもぎ取る。入れる場所は開口部の内側(巻いている中心方向)にしないと大変なことになり、かなりの力が必要となる。ぎゅっと蓋を引っ込めたら、本当に途方に暮れそうになるくらい大変なのだ。蓋についた身をもぎ取れたら、あとは人差し指を殻の中に押し込み、貝柱を殻内から外すのは、アサリなんかと同じで引っ張りには強いが、押されたら弱い仕組み。内臓は、誰もが壺焼きを食べる時に注意するように螺旋の通りに回しながら取り出す。YouTubeの説明通りに身の方からは赤い口を探って取り外し、内臓の渦巻き模様辺りから下(外側)は砂を含んでいてし...棘無しサザエ(栄螺)の下処理を学ぶ

  • 棘なしサザエ(栄螺)

    宇治の本宅に戻ったのに合わせて漁業従事者の縁戚からサザエとヒジキ(鹿尾菜)が送られてきた。生きているサザエは刺身が美味いと後から聞いたけれど、とにかく壷焼きをやってもらう。生家での独り暮らしから家族の元に収穫物も持ち帰ったのだからして、据え膳上げ膳。サザエは、棘有りしか記憶にないけれど、送られてきたのは、今まで見たことのない巨大さでしかも棘無し。波の荒い海では棘有りで、穏やかな海では棘無しというけれど、そうでもないらしい。生家ではサザエの殻がなんとなく捨てられずに残っていたり、土中から出てきたりするのだが、棘有りばかりだから棘無しが珍しい。そのまま焼いてもらったのを取り出そうとすると、蓋がはまり込んでいて、なかなかに難しくて力技が必要だった。蓋に着いている筋肉質部分を先ずは食べてこりこり感の旨みを味わう。...棘なしサザエ(栄螺)

  • 梅雨空の三室戸寺は紫陽花より蓮

    紫陽花は終わりがけの筈だろうし、小雨霧雨時々止み間ありという梅雨空天候では人出も少ないだろうと三室戸寺に車で行く。参道横すぐの駐車場は空きがあり、傘を差していても歩きづらくは感じないほどまばらな人出で思惑通り。ということは紫陽花がもうとうに盛りを過ぎているということになるので、紫陽花園は横目に石段を上り、蓮を観に行く。境内に置かれた鉢や木枠内に育てられている蓮は蕾から満開、そして咲き終わりの台(うてな)まで観られた。レンコン作りの泥田や植物園の蓮池とは違った儚げの様子が寺に合う。三脚を据えたカメラマンが居ないのも良い。たまに聞こえるアジア系ヨーロッパ系の話し声も邪魔にならない。その後、濡れた石段を慎重に下り、紫陽花園も一通り歩き回り、後戻りできない回転ドアが出口。数件の出店に誘導される仕掛けで、茶団子の試...梅雨空の三室戸寺は紫陽花より蓮

  • 500kmの道中

    急ぐ旅ではないので、無理をせず流れに乗りながらも車間距離を保ち、極端に遅い車以外は追い越さず、眠気を覚えたら即刻仮眠を取るという模範運転を心がける後期高齢者である。新潟県十日町市から上越市に抜け、親不知で北陸道に上るまでのおよそ120kmは一般道を走る。この間でもガソリン補給、コーヒーお茶おにぎり購入、ついでの用事、そして休憩に仮眠にと5回も止まった。高速道路に入ってしばらくすると富山県に入り、『越中境』パーキングエリアでは必ずトイレ休憩をとる。行程の3分の1に達していないけれど、越境したところで、後ろ髪引かれる感じはなくなり、進むだけの気分になる。走りながら所々で見られたアジサイ(紫陽花)が程よい咲き方だったのでスマホカメラを向けた。ごくごく一般的なアジサイだったので、驚きも感動もないけれど、大輪に咲か...500kmの道中

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