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2014/09/26

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  • 春は あけぼの~旅立つ四季島を送る

    いつもより静かな朝に感じた。毎年この時期になると、小田原からの海沿い沿線に出向くことが通例となってきている。特に理由はないが、日に日に夜明けが早まることを肌で味わい、大海原から上る朝日を拝みたいからなのかもしれない。この時期の冬よりも力強く、熱量と輝きをもって降り注ぐ朝日は、その日1日を有意義に導いてしまうようなパワーを感じるのだ。橋を見下ろす農道で、そんな想いに駆られ、そしていよいよ上る太陽にエネルギーを享受できる時間になり最寄り駅に立ち寄ってみた。毎年美しい花を咲かせる「おかめ桜」にはちょっと早かったが、JR東の「華」とも言うべき四季島がホームに停車中だった。機関車が消え、カシオペアの動向が絶望的になった今、JR東日本で唯一の豪華リゾート列車がこの「四季島」なのだろう。この四季島も撮影対象としては、ア...春はあけぼの~旅立つ四季島を送る

  • EF66 王道を往く

    思えば今回のダイヤ改正、機関車ファンにとっては大きな打撃となる改正だったように思う。国鉄電機の代名詞でもあったEF65が、東海道線を走らなくなるという衝撃だ。アントンKも振り返れば、鉄道にカメラを向けるようになった少年時代、すでにEF65型電機は国鉄直流標準機として君臨していた訳だが、いつどこにいても出会えた機関車の終焉ともなると、鉄道趣味史上大きな出来事に感じざるを得ないのだ。同時にEF66という貨物機もそうで、日本の大幹線である東海道線から一部を除いて撤退していった。オールマイティなEF65PFに対して、EF66は特急貨物機として生まれ、後にブルトレ牽引機にまで上り詰めた栄誉ある電機となった。しかしその最後まで残ったEF66は、マイナーチェンジ版の100番台車であり、機関車ファンにはあまり人気が無かっ...EF66王道を往く

  • 東急大井町線 新車投入!~6020系

    春のダイヤ改正も終わり、年度末から新年度へと目まぐるしく時間が通り過ぎていく。今回の改正では、国鉄型電気機関車に大鉈が振るわれ、昨年よりもさらに運用縮小、目にする機会も激減してしまった。幼い頃から当たり前に走っていて、沿線に出れば必ずと言っていいほど目にしたEF65という標準電気機関車が仕事を失った。EF16撮影のため出向いた時、冬の上越線で見たピカピカの青光したEF641000番台の誇らしげな佇まい。デビュー当時から見てきたEF641000番台でさえ運用が限られてしまい、あれから45年の歳月が経ったことを実感させられた今回のダイヤ改正だった。まあ、長年同じことを繰り返していれば、生まれては消えていく決して避けて通れない自然界の営みを目の当たりにすることは案外容易い。それは列車でもあり、数々の名車たちでも...東急大井町線新車投入!~6020系

  • 台鐵「自強」號に一目ぼれ!~E500型電機

    ツアーで台湾に観光旅行に行ってきた。3日間の短いツアーで、台北を中心に観光スポット4~5か所を周り、台湾料理に舌鼓を打ちながら、しばし日常を忘れることが出来た楽しい旅になった。まあそれにしても、活気のある若々しい街だ。もちろん観光客も多いだろうが、日中から日が暮れ深夜まで街には人が溢れかえっている。朝の通勤時、台北駅へ出向いてみたが、人の流れは多いものの、日本のような殺伐としたわれ先にといった動きはなく、どちらかというとのんびり静かなように感じた。東京に例えれば、台北は大手町などの官庁街なのだそうだが、入線する電車に整列乗車、エスカレーターなども右側へ一列静かに並んで乗っていたので、特に驚くべきことはなかった。台北駅が地下駅であり、在来線と新幹線とが横並びのホーム位置という方がびっくりしたのである。地下鉄...台鐵「自強」號に一目ぼれ!~E500型電機

  • 東海道とEF65PF型

    EF651000番台車というと、アントンKの中では未だにどうしても東北・上越方面の路線を感じてしまう。たぶんそれは最初の出会いが、大宮駅などの東北線だった事に原因があるかもしれない。鉄道に興味をもった幼少の時代、東海道線というと、あまりにも500番台車のイメージが強すぎて、貫通扉のある1000番台車は耐寒構造の電機と認知していたと思う。その後時代が進み、65P型に代わって1000番台車が夜行寝台列車を牽き出すが、この時代新製されたPF型は、暖地向けの構造に代わり、それが当たり前となって、アントンKの中では思い入れが変わっていった。これが国鉄時代の印象だが、JR時代になると、同じ65PF型でもさらに細分化されていく。JR貨物の試験塗装機に始まって、いわゆる更新色の台頭が始まるわけだ。そして極めつけが、お上の...東海道とEF65PF型

  • カーチュン・ウォンの「復活」

    先週に続いてカーチュンの演奏会に行ってきた。このカーチュン・ウォンという若手指揮者に興味を持ったのは、昨年のブルックナーの第9交響曲の演奏会からだったが、マーラー国際指揮者コンクールに優勝した実績のあるカーチュンだから、やはりマーラー演奏を実演で聴きたくなるのは当たり前の話だ。唯一発売されているマーラーの第5交響曲は、直ぐに手に入れ聴き込んできたが、11月に兵庫で第6を演奏するというので、関西まで行ってきたのは、すでにここで報告済である。そして今回は、マーラーの中でも最も聴きたい楽曲である第2交響曲だ。「復活」とタイトルが付いているが、90分近く演奏時間を有し、巨大なオーケストラに歌手や混声合唱団が加わる大仕掛けであり、聴きどころ満載な楽曲なのである。学生時代からマーラーは聴き込んできているが、特に第2,...カーチュン・ウォンの「復活」

  • Wonderfull Dream Shinkansen~N700

    東海道沿線に撮影に出て、たまたま時間を調べてみたら話題の新幹線が通過しそうなので、帰りがけの駄賃とばかり狙ってみた。朝から富士山が綺麗に見え、静岡県側からのアングルで狙おうと静岡西部を廻りながら、いつも混雑で食せなかった「さわやか」というハンバーグ店を見つけて、何とかランチにあり付いた後、浜名湖畔で新幹線の撮影を試みた。滅多に新幹線の撮影は行わないが、孫の影響もあって話題になっている車両には、少しずつだがカメラを向けるよう心掛けている。この時は、運転開始2日目とあって、生まれたての屋根まで真っ白なN700系が現れたが、一瞬のことで側面のラッピングが虹色に流れて見えたくらいの印象。あとで調べたら、外観より車内が随分と素敵に変身しているようで、機会があれば乗車してみたいもの。まぁディズニーファンでもないので、...WonderfullDreamShinkansen~N700

  • カーチュン・ウォン名曲コンサート

    ここのところアントンKが注目している指揮者カーチュン・ウォンの演奏会に行ってきた。組曲「展覧会の絵」をメインとしたプログラムだったが、若い頃から聴き続けた名曲たちを久しぶりに生演奏で鑑賞して、新たな発見がまた出来たことに少々驚いている。それは、新時代の指揮者であるカーチュンの解釈が今までにないものであり、少なくともアントンKには実演奏や録音を含めて初体験となったからなのだ。この組曲「展覧会の絵」は、アントンKが中学生の時、生演奏に初めて触れて以降、オーケストラ演奏の素晴らしさに開眼したと言ってもいい楽曲で、あの時代から、可能な限り鑑賞した楽曲だった。来日オケでも何度か鑑賞した機会を持て、そのスケール感に圧倒された想いでも数多い。原曲がピアノ曲であり、恐る恐る原曲を鑑賞してその地味さに絶句した思い出も懐かし...カーチュン・ウォン名曲コンサート

  • 昭和100年に見る国鉄顔電車~113系

    今年、令和7年を昭和に置き換えると、昭和100年にあたるらしい。昭和生まれのアントンKにとって、やはり切りの良い年回りは理由なく感慨深くなるものだ。国鉄時代が随分昔に感じてしまうが、同じように昭和時代も益々遠くになった感覚だ。昭和時代では東京のシンボルと言えば、まず東京タワーだったはずだが、今や東京タワーは周りの高層ビル群で存在がはっきりわからない有様。アントンKにとって馴染み深い都会の街並み渋谷、浜松町、新宿そして品川などは、自分が知っている昭和の景色から逸脱してしまった。これが昭和100年の現実ということだろう。自分は、ますます時代から取り残されてしまっていると痛感しているのだ。けど、どんなに時間が経っても、質実剛健で好ましい顔に思える電車がアントンKには未だ存在している。新性能湘南電車として誕生した...昭和100年に見る国鉄顔電車~113系

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