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晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

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2014/09/25

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  • ミシェル・アンリの「内在の哲学」と吉本隆明の思想について

    この3ヶ月間、論文の書き方の指導を受けた。下記の文章は、自分が「今、持っている力を何とかやりくりして全力」(浜田寿美男氏から)で書いたものだ。指導教官はブログを書くことを推奨していた。自分の文章を音読する。他者に読んでもらう。そうすると、文章を書くことに慣れると。ミシェル・アンリの「内在の哲学」と吉本隆明の思想についてミシェル・アンリ(1922―2002)と吉本隆明(1924―2012)は、ほぼ同時代を生きた人だ。二人を比べると、西洋哲学に抗おうとした点やマルクスとマルクス主義は異なると述べたことなど、論理に共通点がある。だが、アンリは世界との関係を切断した「内在の哲学」を構築した。対する吉本は、世界を対象化しながら世界との緊張関係の中に自己を見出した。そして、晩年のアンリに変化が生じたことを論じる。1....ミシェル・アンリの「内在の哲学」と吉本隆明の思想について

  • 原武史 『歴史のダイヤグラム〈2号車〉 鉄路に刻まれた、この国のドラマ』 2023.7.3

    マイナンバーカードを持つことに対する不快感はどこからくるのだろうか。それは、相次ぐ事務ミスだけが原因ではない。免許証は運転をするため、健康保険証は病院にかかるためとそれぞれ目的がはっきりしていて納得感があるが、マイナには所持する切実な必要性を感じない。僕には、在日外国人が日常的に在留カードを持たせられている気持ちに通じるものがあると思う。『歴史のダイヤグラム〈2号車〉鉄路に刻まれた、この国のドラマ』(原武史著朝日新書2023年刊)本書は、著者が朝日新聞に連載したコラムをまとめたものだ。皇室、文豪たち、駅弁や駅前食堂などいずれの話題も鉄道に関係している。「鉄学者」と自称するだけに、当時の時刻表を調べ尽しており、行き先、便名、時刻などはきわめて正確だ。これは、著者が高く評価する松本清張の小説における手法に通じ...原武史『歴史のダイヤグラム〈2号車〉鉄路に刻まれた、この国のドラマ』2023.7.3

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