「♪こんにちは、こんにちは、世界の国から・・」三波春夫の歌は今でも口ずさめる。岡本太郎の「太陽の塔」は当時賛否があったと記憶しているが、健在だ。月の石を見てきたという同級生がうらやましかった。翻って、大阪・関西万博に行ったという話を聞かない。魅力が無いのは、国力の劣化したこの国を象徴している。終わって残るのは大きなツケだろう。『小さきものの近代第1巻、第2巻』(渡辺京二著弦書房2022、2024年刊)その1絶筆・未完徳川社会明治維新このブログ2025.1.21に明治について、津田正夫著『百姓・町人・芸人の明治革命自由民権150年』(現代書館2023年刊)を書評という形で掲載した。本書は、明治維新、自由民権運動など歴史の大きな渦の中で、渡辺京二氏の視点「小さきもの」から見た明治だ。著者は、「創られた『近代」...渡辺京二『小さきものの近代第1巻、第2巻』その1絶筆・未完徳川社会明治維新