麻田雅文 『日ソ戦争 帝国日本最後の戦い』 ノオトその2 希望的観測 原爆投下 無条件降伏 ソ連参戦
正確な情報を入手することが適確な判断につながる前提になるが、大本営は自らの希望的観測に沿わない情報に対して聞く耳を持たなかった。この主観と客観の転倒という事態は、なにも旧日本軍だけの病理ではなく、会社や党派などの組織が抱えがちな病理である。『日ソ戦争帝国日本最後の戦い』(麻田雅文著中公新書2024年刊)ノオトその22打ち砕かれた日本の希望的観測・なぜ原爆投下やソ連参戦の前に日本は降伏できなかったのか。・1939.9ソ連、不可侵条約を破棄してポーランド侵攻、独とともに領土を分割・1939.11ソ連、不可侵条約を破棄してフィンランド侵攻、領土を拡大(ソ連には前科があった。)(日本)1941.4.13日ソ中立条約調印(有効期間は5年で1946春まで)北の守りを固めたと安心し、1941夏にベトナム南部を占領。日米...麻田雅文『日ソ戦争帝国日本最後の戦い』ノオトその2希望的観測原爆投下無条件降伏ソ連参戦
2024/07/21 10:59