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2014/09/06

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  • 大阪7番「生國魂神社」~神仏霊場巡拝の道めぐり・141(真夏の「いくたまさん」へ)

    近畿2府4県プラス三重県に広がる神仏霊場巡拝の道めぐり。前回、鞍馬・貴船を訪ねたところで140ヶ所となり、満願まで残り14ヶ所、最後の1割ほどとなった。前回の貴船神社の水くじ・・ではなく、スマホアプリのあみだくじで出た行き先が大阪2番・四天王寺。大阪にあって日本仏教最初の本格寺院である四天王寺がここでようやく登場する。近畿2府4県のうち、札所が多い京都、奈良を先にコンプリートする中、ここまでもっとも多く残っているのが大阪である。その中に四天王寺も残っている。7月6日、先に観戦記も書いたが、この日は京セラドーム大阪にてバファローズ対マリーンズ戦を、高松在住のマリーンズファンとともに観戦する予定にしていた。今回は広島から日帰りとして、午前中に大阪に移動、合流までの限られた時間を札所めぐりに充てることにする。と...大阪7番「生國魂神社」~神仏霊場巡拝の道めぐり・141(真夏の「いくたまさん」へ)

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~長崎線から引退のキハ47に乗る

    長々と書いてきた九州八十八ヶ所百八霊場めぐりの長崎市編。結局1泊2日で訪ねた札所は1ヶ所だけということで、効率という点ではどうかと思うが、平和公園、軍艦島、中国関連・・のいくつかのスポットを訪ねることができてよかった(今回、オランダ関連のスポットはほぼなかったが・・)。これで今回の長崎市編を終え、往路を高速バス「九州号」に変更したために乗らなかった西九州新幹線に乗るつもりでいた。ただ、前日28日に長崎駅に着いた時、在来線の改札口前に「6月30日から以下の列車の乗車口が変更となります」との案内板を見た。「乗車口の変更」とは車両じたいが変更になるということだが、ここで思い出したのが、今回長崎に来る前に見た「長崎線のキハ47がYC1に置き換わる」という記事。長崎線のキハ47というのは、2022年の西九州新幹線開...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~長崎線から引退のキハ47に乗る

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~長崎孔子廟へ

    軍艦島への上陸ツアーから戻り、時刻は13時前である。すぐ近くには長崎のちゃんぽん、皿うどん発祥の店である四海樓があるが、この時間はレストランも満席。まあ、食事は後でいいだろう。その一方、すぐ横を通ったにもかかわらず行けばよかったと後から気づいたのが、軍艦島デジタルミュージアム。まあ、先ほど周遊、上陸して現在の姿を間近に目にしたし、ガイドの話もいろいろ訊けたので満足感があったのだろう。向かったのは長崎孔子廟中国歴代博物館。ここも久しぶりに訪ねる。明治時代、日清戦争の直前のことではあったが、当時の清国政府と日本の華僑が協力して建立したのがこちらの孔子廟である。孔子廟の総本山といえば山東省の曲阜にあるが、長崎の孔子廟は日本で唯一の本格的な中国様式の建物である。孔子の高弟72賢人像が両脇に並び、正面の大成殿へ。内...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~長崎孔子廟へ

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~軍艦島に上陸、時の流れを感じる

    6月29日、天候、海の条件もよく無事に軍艦島に上陸。上陸は2度目だが、前回が冬、元日だったのに対し今回は真夏。コンクリートの島ということで照り返しがきつく、日陰になるようなところもない。上陸前から熱中症予防、水分補給がしきりに呼びかけられる。麦わら帽子の貸し出しもある。軍艦島は立ち入ることができるエリアが限られており、見学広場は3ヶ所。他のツアーとの兼ね合いもあってか、まずは第2見学広場に向かう。ここでガイドが昔の写真なども使いながら軍艦島について解説。第2見学広場には、主力坑であった第二竪坑への桟橋跡が残る。島の底に広がる坑内は温度36℃、湿度90%、鉱員は危険と隣り合わせの中、8時間、3交代で働く。作業を終え、この階段に戻ったところで安堵感をにじませる鉱員の表情の写真が印象的である。無事に生還したとい...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~軍艦島に上陸、時の流れを感じる

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~軍艦島を目指してのクルーズ

    6月29日、快晴。それにしても朝から暑い・・。長崎駅前の「ウイング・ポート長崎」をチェックアウトして、長崎駅のコインロッカーに荷物を預けて、海岸べりを歩きつつ本日の軍艦島ツアー乗り場に向かう。軍艦島。この名前に初めて触れたのが30年以上前、大学生の時である。当時の旅といえばJRの乗りつぶしが主な目的だったが、この時初めて訪ねた長崎では平和公園など市内の観光スポットを回るつもりでいた。ただ、その時泊まったユースホステル(高校生~大学生~社会人当初では何ヶ所か泊まったものである)で、オーナーや相客から「軍艦島に渡ってみない?」と誘われた。当時は上陸禁止だったが、地元の釣り船をチャーターして上陸する・・ということも行われていたようである。ただ、人数の条件があったのかな、そこで私が誘われたようだ。初めての長崎で市...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~軍艦島を目指してのクルーズ

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~長崎で一献、そして翌日は軍艦島へ・・

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは第65番・延命寺の参詣を終えて長崎市街に到達している。もっとも長崎県でも先に参詣した札所もあり、九州一周のコマとしては早岐まで進んでいる形である。諫早~長崎間は鉄道と同様、飛び出し区間のような形になったが、やはり長崎は何度訪ねても面白いところである(結局、翌日も含めて訪ねることができたスポットはごくごく限られたもので・・)。長崎駅前の「ウイング・ポート長崎」に早い時間にチェックインし、シャワーで汗を流してちょうどNHK地上波でやっていたバファローズ対イーグルスの中継を観戦。この日(6月28日)バファローズは快勝し、交流戦後もチームの調子が良い感じであることに喜んだ。さて、まだ日も高いがここで一献である。グルメサイトにて、「長崎居酒屋和-KAZU-」を予約した。長崎駅近くという...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~長崎で一献、そして翌日は軍艦島へ・・

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~中華の寺をめぐり、長崎駅へ

    6月末の九州八十八ヶ所百八霊場めぐり、長崎市街の寺町通りにある第65番・延命寺を訪ね、今回の札所の当初の目的地はこれでクリアとなった。ここからだが、宿泊地である長崎駅前に戻るだけである。長崎というところは実に見どころの多い街で、わずかな時間で訪ねることができるスポットも限られるのだが、先ほど訪ねた延命寺の隣に位置する興福寺に向かう。興福寺という名を目にすると、関西出身の私とすれば奈良の興福寺、藤原氏の氏寺を連想する。実際、単に「興福寺」で検索すると、ヒットするのは奈良の興福寺ばかりである。ここに「長崎」というキーワードを加えて、ようやくこちらの興福寺にたどり着く。こちらの興福寺は江戸時代初期、やはり明の混乱の中、長崎に渡っていた真円により開かれた。こちらも現在の福建省、浙江省、江蘇省あたりから日本に渡った...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~中華の寺をめぐり、長崎駅へ

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第65番「延命寺」(和の寺、中華の寺)

    長崎の平和公園、原爆資料館の見学後、路面電車で市中心部に向かう。さて、これから肝心の目的である札所めぐりである。この日、そして翌日と路面電車に何回か乗ったがいずれも地元客、観光客で混雑していた。全線均一150円というのもあるのかな。原爆資料館から路面電車で終点の崇福寺まで乗りとおす。これから目指す九州八十八ヶ所百八霊場第65番・延命寺の最寄りの停留所は別系統のめがね橋、あるいは市役所だが、崇福寺まで乗りとおしたのは乗り換えが面倒だったのと、崇福寺からでもそう遠くなく、崇福寺通りから寺町通りをたどるのもよいかなと思ったためである。電停の脇を抜けるとまず見えるのが八坂神社(祇園社)の鳥居。石段の上には神社の拝殿、さらに九州西国霊場で訪ねた清水寺がある。清水寺の境内から周囲を見渡すこともできるが、暑さのため石段...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第65番「延命寺」(和の寺、中華の寺)

  • 観戦記・バファローズ対マリーンズ@京セラオリ姫デー(長年の「現地観戦」直接対決で勝利)

    7月4日~6日のバファローズ対マリーンズ戦は、4日、5日が神戸での「がんばろうKOBE30th」ということでブルーウェーブユニフォームでの復刻試合、そして6日は七夕前ということで「オリ姫デー」として大阪での試合だった。この6日の試合、私と同じ勤務先企業に属する高松のマリーンズファンのⅠ氏とともに観戦した。3週間前の大阪でのジャイアンツとの交流戦でも同じパ・リーグファンとして一緒に観戦したが、今回はバファローズ対マリーンズの「直接観戦対決」である。このⅠ氏との「直接対決」は近鉄時代から続くイベントで、途中ブランクがあったがこのところ再開している。今回陣取ったのは3塁側ベンチ上にあたるS指定席。チケット流通センター(公式リセールでもある)にてどなたかのアドバンス席を入手したもの。ちょうどこの辺りだと、バファロ...観戦記・バファローズ対マリーンズ@京セラオリ姫デー(長年の「現地観戦」直接対決で勝利)

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~改めて核のない世界を願う

    長崎の平和公園に来たのはいつ以来だろうか。長崎じたいは何度も来ているがそのたびに主な目的が異なっており、今回は九州八十八ヶ所百八霊場めぐりと被爆80年のタイミングが合った形である。爆心地から階段を上がり、長崎原爆資料館の入口に着く。玄関横には、2024年のノーベル平和賞を受賞した日本被団協を称える看板がある。ノーベル賞の中でも平和賞はその時の社会情勢に関連することが多いのだが、被爆80年を前にしてというのもあったのかな。デルタ地帯にある広島の平和記念資料館とは異なり、坂の町の高低差を活かした構造で、まず1階かららせん通路を通って地下2階からの見学である。まず出迎えるのは「長崎を最後の被爆地に」という、日本語のほか10か国語で記されたメッセージ。どうしても被爆というと個人的には「最初」の広島のイメージが強く...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~改めて核のない世界を願う

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~80年を迎える被爆地へ

    今年2025年は戦後80年の節目である。日本は満州事変~日中戦争~太平洋戦争と戦を続けたわけだが、その最後となる1945年は東京をはじめ各地での大空襲、熾烈な沖縄戦、そして広島・長崎への原子爆弾・・と日本全国に戦争による惨禍が広がった年である。私の住んでいる広島も今年は被爆から80年ということで、ニュース番組でも被爆者に関すること、また核兵器廃絶を訴える声の報道も例年より大きいと感じる。しかし80年という歳月は長いようで短く、また短いようで長い。被爆して生存した方も寿命で亡くなったり高齢化が進む中で、その方の生の声で被爆体験に接する機会も今や極めて少なくなっている。改めて語り部として活動する方々や、メディアに残されたものでかろうじて受け継がれているのが現状である。ただ、広島・長崎以降80年もの間、戦争は常...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~80年を迎える被爆地へ

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「九州号」で長崎への移動を楽しむ

    今回の九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは長崎へ。札所は1ヶ所で、相変わらずそれ以外の要素が多いのが私の札所めぐりだが、今回は博多から武雄温泉乗り換えで西九州新幹線に乗ると思いきや、所要時間は遜色なく、運賃はJR九州のネット限定きっぷよりも安い高速バス「九州号」を選択した。目的地への交通手段もいろいろ変化を出すこともあり、さすがに翌日の復路は長崎からの西九州新幹線を予約した・・(これが当日になって覆ることになるのだが、それはまた後の話)。博多駅から博多バスターミナルに移動する。1階は市内、近郊を結ぶ路線バス、そして3階の高速バス乗り場からは九州各地、そして中国地方以東に向かう高速バスが発着し、博多駅にも負けていない交通の要衝である。乗り鉄ということもあってこれまでの札所めぐりでここから高速バスに乗ることはなかっ...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「九州号」で長崎への移動を楽しむ

  • 第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~今回は長崎へ「九州号」に乗る

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐり、今回の目的地は長崎の市街地にある第65番・延命寺である。九州一周という意味では、そのコマは諫早から大村湾沿いの彼杵、そして早岐まで進んでいる。そのため、諫早~長崎間は行き止まり区間を往復する形となる(まあ、地図を見れば大村湾の西側、西海市エリアをレンタカーやバスでたどれば循環ルートとなるのだが)。延命寺があるのは新地中華街や眼鏡橋などがある中心部から少し東の寺町地区で、広島から単純に往復するだけなら日帰りでも行けそうなところである。ただ、そこはせっかくの長崎である。他のスポットも訪ねたいということで、週末の6月28日~29日の1泊2日のプランを組む。いくつかのキーワードが浮かぶ。2022年の開業日に乗って以来ご無沙汰の西九州新幹線でのアクセス、そして今年広島と同じく被爆80年...第28回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~今回は長崎へ「九州号」に乗る

  • 神仏霊場巡拝の道めぐり~一乗寺から清水五条へ・・

    神仏霊場巡拝の道めぐり、京都最後となる鞍馬・貴船を訪ねて最難関のコンプリートとした後、貴船口から叡山電車に乗る。このまま出町柳に向かってもいいが、どこかで途中下車しよう。ということで下車したのは一乗寺。一乗寺といえばそもそも剣豪・宮本武蔵が吉岡一門と壮絶な決闘を繰り広げた伝説で知られるが、「ラーメン街道」として人気である。近隣に大学が多いことから安くて美味しいラーメンが好まれたことから多くの店が並ぶようになり(もっとも、現在はラーメンは必ずしも「安い」食事ではなくなっているが・・)、現在は各地に支店を持つ店もある。一乗寺で下車したのは、先ほどあゆ茶漬やゆばの刺身で一献したにも関わらず、ラーメンを食べようという健康にとって必ずしもよくない行動に出たわけで・・。一乗寺駅近くの店に入ったが、一献の後にもかかわら...神仏霊場巡拝の道めぐり~一乗寺から清水五条へ・・

  • 京都24番「貴船神社」~神仏霊場巡拝の道めぐり・140(これで京都府をコンプリート)

    6月14日、神仏霊場巡拝の道めぐりは京都府の最終シリーズで鞍馬・貴船を訪ねている。前回のあみだくじで出た目的地は鞍馬寺だったが、そのまま奥の院、魔王殿を経由する山越えでそのまま貴船神社に向かった。貴船川のせせらぎ、青もみじ、そして川床・・。この日は雨のため京都の市街地でもそこまで気温は上がらなかったが、さすが京の避暑地、清涼さを感じる。ここまで来れば川床料理をいただきたいところだが、予約必須のようだし、お値段もそれなりにするし・・。貴船神社に参拝である。主祭神はタカオカミノカミという水を司る神で、創建の年代は不明だが白鳳時代には社殿建て替えの記録がある。平安時代に上賀茂神社の摂社となり、それ以後長らくその関係だったが、明治になって貴船神社として独立したとある。黒馬、白馬の像がある。古くから、干ばつの時には...京都24番「貴船神社」~神仏霊場巡拝の道めぐり・140(これで京都府をコンプリート)

  • 京都23番「鞍馬寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・139(雨の鞍馬山)

    6月14日、雨が降る中、叡山電車の鞍馬に到着。ここから鞍馬~貴船と訪ねるのだが、時季のせいか天候のせいか、訪れる人もまばらである。鞍馬寺の山門で入山料を納める。本来ならここから参道まで九十九折の坂道を歩くところである。かつて清少納言が「近くて遠きもの」として「枕草子」で紹介し、牛若丸が修行し、また由岐神社などの見どころもあり、鞍馬寺も参道を歩くことを薦めている。私も以前来た時は参道を15~20分ほど歩いたことがある。・・ただ今回、逆の意味で迷わずケーブルカー乗り場に直行した。この鞍馬山ケーブル、正式には「鞍馬寺鞍馬山鋼索鉄道」といい、鉄道事業法による許可を受けた鉄道としては日本一短い路線(0.2キロ)であり、唯一宗教法人が運行する路線である。まあ、雨を理由として初乗りのケーブルカーに乗ってみよう。乗車を待...京都23番「鞍馬寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・139(雨の鞍馬山)

  • 神仏霊場巡拝の道めぐり~京都府コンプリートに向けて叡山電車に乗車

    特別札所の伊勢神宮(外宮・内宮)を含めて154ヶ所をたどる神仏霊場巡拝の道めぐり。ここまで138ヶ所をめぐり、残りもわずかとなってきた。前回訪ねた大阪24番・勝尾寺でのあみだくじで出たのは京都23番・鞍馬寺。そして鞍馬寺に行くなら京都24番・貴船神社もセットで訪ねるわけで、これで京都市内を中心に神仏霊場めぐり全体の約3分の1を占める京都府の札所がコンプリートとなる。神仏霊場めぐりを始めた時、京都にあれだけある札所を果たして回れるのかと思ったが、時間はかかったがいろいろな旅の組み合わせを重ねて、残すは鞍馬・貴船というこれも人気の観光スポットとなった。さて、いつ行こうか考えたが、結局翌15日に京セラドーム大阪での交流戦・バファローズ対ジャイアンツの観戦が決まり、それなら前日に宿泊を絡めて洛北まで足を延ばすこと...神仏霊場巡拝の道めぐり~京都府コンプリートに向けて叡山電車に乗車

  • 観戦記・「バファローズ高校」対ジャイアンツ@京セラドーム大阪(森友哉、涙のお立ち台)

    6月15日、「バファローズ高校」対ジャイアンツの第3戦は、大阪桐蔭高校の吹奏楽部がスタンドで応援歌を演奏するイベント。試合前にはグラウンドで演奏を披露した後、大阪桐蔭野球部出身で、現在希少がんとの闘病中である福森大翔さんが同学年の森友哉を相手に始球式。そしてこの試合のスポンサーである不動産ベンチャー企業「センス・トラスト」の社長・今中康仁さんが野球経験者らしい快速球の始球式・・と、大阪桐蔭づくしである。さて試合開始。バファローズの先発は曽谷。まずはジャイアンツの先頭、今季レギュラーに定着の泉口がセンター前へのポテンヒット。続くオコエだが、いとも簡単に打ち上げて一死。「こういうところが、今一つ定着できんのでしょうなあ」というのは、この試合ご一緒の高松在住のマリーンズファン・Ⅰ氏(一時、仙台に勤務していたこと...観戦記・「バファローズ高校」対ジャイアンツ@京セラドーム大阪(森友哉、涙のお立ち台)

  • 観戦記・「バファローズ高校」対ジャイアンツ@京セラドーム大阪(友情の始球式)

    6月恒例のセ・パ交流戦も中盤である。今季の観戦はどうしようかと思っていたが、6月15日、京セラドーム大阪でのジャイアンツ戦に出かける。今回は、私と同じ勤務先企業で、これまで何度となくともに観戦した高松在住のマリーンズファンであるⅠ氏からのお誘いである。もっぱらパ・リーグ専門のところ、たまには交流戦を現地観戦したいとのことで、この日のジャイアンツ戦となった。私も当初予定はしていなかったがお誘いに応える形でチケットを確保、そして前日に神仏霊場巡拝の道めぐり、最後の京都シリーズを組み合わせた。さて15日、Ⅰ氏と難波で合流し、リクエストによりスープカレーの「マジックスパイス」で昼食。北海道のご当地グルメの一つであるスープカレーの元祖とされる店が大阪にも出店している。私は初入店だったが(そもそも、スープカレーじたい...観戦記・「バファローズ高校」対ジャイアンツ@京セラドーム大阪(友情の始球式)

  • gooブログからの引っ越し、どうしようか・・・

    拙ブログで利用しているのがNTTドコモが運営するポータルサイト「goo」が提供する「gooブログ」だが、以前に別のブログから引っ越してきた記事を含めて(それ以前に書いたものは散逸してしまったのだが・・)、かれこれ20年近く、約5000件の記事をアップしてきた。まあ、そこは個人ブログ、ローカル線のようなブログなので、年数、記事数の割には通算のアクセス数といっても微々たるもので・・。そのgooブログだが、やはりネットやSNSを取り巻く環境の変化もあってか、今年の11月にサービスを終了するという告知があった。これにともない、10月1日にブログ記事の新規投稿、編集機能も終了することになった。さて、このブログはどうするか。ブログの移転先として紹介されているのが、アメブロ、そしてはてなブログ。それぞれお試しでアカウン...gooブログからの引っ越し、どうしようか・・・

  • 白鵬の日本相撲協会退職の裏で・・・行司・木村銀治郎が懲戒解雇とは・・

    6月9日、元横綱・白鵬の宮城野親方の日本相撲協会退職届が受理された。歴代1位の幕内45回優勝という偉業の一方、宮城野親方としていろいろあったことで結局は退職。部屋付きだった伊勢ヶ濱部屋の師匠には照ノ富士親方、そして定年を迎えた元・旭富士の伊勢ヶ濱親方は宮城野を襲名して参与として残ることになった。その辺りのいざこざはあったのかもしれないが、当事者にしかわからないことも多いだろうし、一般の相撲ファンとしては決まったことを受け入れるしかない。照ノ富士は照ノ富士で、現在伊勢ヶ濱部屋にいる有望力士をを育てるだろうし、白鵬が海外にも目を向けた新たな形で相撲の魅力を伝えるのならそれも面白いだろう・・。・・で、今回の記事だが、この同日に発表された幕内格行司・木村銀治郎の懲戒解雇。臨時理事会での協議事項として同じ日になった...白鵬の日本相撲協会退職の裏で・・・行司・木村銀治郎が懲戒解雇とは・・

  • 大阪24番「勝尾寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・138(西国三十三所の4巡目の満願)

    話は6月1日に戻る。ちょうどこの日はほっともっとフィールド神戸で行われたバファローズ対ライオンズ、いや、「グリーンスタジアム神戸」で行われた「ブルーウェーブ」対ライオンズの試合を観戦した。1995年の阪神・淡路大震災からちょうど30年の節目ということで、改めて「がんばろう神戸」をテーマとした復刻試合である。そして試合後は毎年恒例の「Bs大花火大会」。この日の試合開始は16時ということもあり、神戸に行く前にどこかに出かけようと目的地にしたのが、神仏霊場巡拝の道めぐりの続きである。前回、こどもの日に京都を訪ねた時、あみだくじで次の行き先に決まったのが箕面の勝尾寺。大阪北部でここだけポツンとのこっていたが、ここを訪ねることで神仏霊場めぐりと同時に進めていた西国三十三所めぐりの4巡目が満願となる。勝尾寺で満願とい...大阪24番「勝尾寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・138(西国三十三所の4巡目の満願)

  • 絶対敗けてはならない相手に何しょーもない試合しとんねん!!!(しかも3連敗)

    岸田監督。とりあえず、ガムをクチャクチャするのをやめてくれんか?内心はどのように思ってらっしゃるか知らないが、見ているほうは不快。絶対敗けてはならない相手に何しょーもない試合しとんねん!!!(しかも3連敗)

  • 第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「ふたつ星4047」で大村湾を行く

    九州行きの帰りはまだまだ長い。島原から島原鉄道で諫早まで来た後、西九州新幹線に乗り継げば20分で武雄温泉に着くのだが、わざわざ2時間かけて大村線経由で移動する。これから乗車するのは特急「ふたつ星4047」。以前、武雄温泉からの午前便に諫早まで乗車したことがある。オリジナル弁当や有明海の車窓、佐賀海苔の試食体験などを楽しんだ。その時は諫早から大村線の普通列車に乗り継いだのだが、大村湾の景色を前に車内で爆睡・・今回、海側の席を確保できたこともあり、九州一周のコマも先に進めておこう。諫早到着後、すぐに発車。3号車から乗車し、ラウンジの2号車を通り抜ける。午後便の車内イベントは嬉野茶の飲み比べ体験。また事前予約で長崎スフレをいただけるとある。午後のティータイムを楽しむといったところだろう。私としては先ほど諫早駅の...第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「ふたつ星4047」で大村湾を行く

  • 絶対敗けてはならない相手に何しょーもない試合しとんねん!!!

    廣岡。お前、そんな奴やったんかい?所詮、そういう奴だったんでしょう。いやだから、ただでさえ関西においてオリックス・バファローズは差別、軽蔑されている中で、こういうプレーをする選手がいると一気にバッシングされるんですよ。横綱白鵬以上ですわ。この先、どうしましょうか??関西マスゴミが朝から六甲おろしをがなり立てるのが苦痛でしかない・・・。民度が低い関西の連中に見下げられるって、一体・・。絶対敗けてはならない相手に何しょーもない試合しとんねん!!!

  • 第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~島原鉄道で有明海の車窓を楽しむ

    今回の札所めぐり、龍照寺から島原駅に戻り、14時14分発の諫早行きに乗る。先ほど通った島原港が列車の始発なのでそこから乗ればよいのだが、島原駅のコインロッカーに入れた荷物を出す必要があり、島原からの乗車となった。島原は有人駅だが列車ごとに改札が行われ、列車も後乗前降のワンマンということで乗車口に整然と列ができる。1両の気動車は座席の半分以上が埋まり、出発する。半島の東側をぐるりと回り、諫早までは1時間の道のりである。三会を過ぎると右手に有明海が広がる。今は潮も引き加減である。大三東(おおみさき)に到着。ホームの目の前に有明海が広がるロケーションで、「日本一海に近い駅」の一つである。海がホームの目の前、すぐ横にある駅はいくつかあるが、「日本一」となるとどうだろうか。信越線の青海川、鶴見線の海芝浦といったとこ...第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~島原鉄道で有明海の車窓を楽しむ

  • 第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第64番「龍照寺」(雲仙普賢岳の麓に不動明王)

    今回の九州八十八ヶ所百八霊場めぐりで唯一の札所である龍照寺にようやく向かう。その前に島原の城下町を見物し、イオン島原店の前にあるバス停から雲仙行きの便に乗る。すでに観光客も乗り込んでいたが、イオン前のバス停からは地元の人、そしてここでも技能実習生か、買い物帰りの東南アジア系の若者と一緒に乗車する。バスは国道57号線を走り、島原港を過ぎると右手に雲仙、平成新山の姿がはっきり見える。ここで川を渡る。川の名前は水無川で、火山からの噴出物で覆われているため、雨が降った時だけ地表に水が流れるという。1990年代の普賢岳の噴火の時には火砕流、土石流が水無川を流れ、流域に大きな被害を与えた。島原を訪ねるなら、平成の大噴火の被害、そこからの復興を伝えるスポットに行ってみたいとも思っていた。結局熊本との絡みで見送りとなった...第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第64番「龍照寺」(雲仙普賢岳の麓に不動明王)

  • 第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~島原の町歩き

    話は再び九州八十八ヶ所百八霊場めぐりへ。肝心の目指す札所がなかなか登場しないが、熊本から有明海を横断して島原港に到着した。バスのダイヤを考えて、先に島原の町並みと島原城の見物とする。実際の大手門とは別の場所だが、大手門の建物を模した島原駅から島原城に向けて緩やかな上り坂「七万石坂」を行く。島原の乱の後に島原藩を治めた松平氏の石高が7万石ということによる。城跡にある小学校では運動会が行われていて、「紅組、リードしています」「白組、がんばってください」といった放送が周辺に響いている。やって来たのはかつて武家屋敷があった通り。この辺りは島原の乱の前に島原藩を治めた松倉氏により武家屋敷街として整備されたのが始まりで、生活用水として引かれた水路が今も息づいている。無料の休憩スペースもあり、ここにも水が湧いている。島...第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~島原の町歩き

  • 観戦記・「ブルーウェーブ」対ライオンズ@神戸(この日も終盤まで接戦に・・そして大花火大会!)

    5月31日、6月1日に神戸で行われたオリックス対西武戦は、阪神・淡路大震災から30年となる「がんばろうKOBE30th」として、オリックス・ブルーウェーブのユニフォームを着用しての試合である。試合開始前には上段席を含めほぼ満員となる。5月31日の試合は宮城、今井の両先発が終盤まで好投を見せ、そのまま延長戦へ。11回裏、野口が山田からサヨナラ本塁打を放ち3対2でオリックスが勝利したが、この日はどうなるか。オリックス先発は曽谷。彼の先発試合を現地で見るのは今季では初めてとなる。ここまでで宮城、九里とともに先発の柱として活躍を見せる斑鳩のスター。JR大和路線・法隆寺駅の応援看板も賑やかになっていることだろう・・。まず初回、150km近いストレートに変化球の調子もよく、西川、源田、中村を難なく三者凡退とする。一方...観戦記・「ブルーウェーブ」対ライオンズ@神戸(この日も終盤まで接戦に・・そして大花火大会!)

  • 観戦記・「ブルーウェーブ」対ライオンズ@神戸(「がんばろうKOBE」から30年、昔を懐かしみつつ)

    2025年は阪神・淡路大震災が発生して30年。特に震災が起きた1月17日の前後はニュースでも取り上げられたり、さまざまな行事が行われた。その中で、オリックス・バファローズは今季神戸で開催される6試合について「神戸シリーズ2025~がんばろうKOBE30th」として行うとの発表があった。これまでも震災からの節目の年には復刻していたと思うが、6試合とも1995~1996年当時のブルーウェーブのユニフォームを着用してプレーする。その最初が5月31日、6月1日のライオンズ戦だが、その中で1日の試合を神戸で観戦することにした。この日は試合後に神戸で毎年恒例の「Bs大花火大会」が行われる。試合開始が16時で、その後の大花火大会見物、そして新神戸への移動を計算して、日曜日の試合でも何とかそれなりの時間に広島に帰宅できそ...観戦記・「ブルーウェーブ」対ライオンズ@神戸(「がんばろうKOBE」から30年、昔を懐かしみつつ)

  • 第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~熊本から有明海を渡り、島原へ

    5月25日、朝の熊本駅である。この日は熊本港からフェリーで島原に渡り、第64番の龍照寺を目指す。熊本~島原間はカーフェリー型の九商フェリーと、高速船の熊本フェリーの2路線がある。熊本駅からバスで熊本港に行く場合、最も早く乗れるのは8時20分発の九商フェリーだが、バスの時刻表を見ると到着時間は結構ぎりぎりのように見える。そのバスも熊本駅に2~3分遅れて到着した。バスは発車後南に進み、熊本操車場の横を過ぎて蓮台寺から西に進む。途中、特に渋滞ということもなく走り、最後は熊本港にかかる熊本港大橋を渡る。フェリーターミナルまで乗ったのは7~8人。出航時刻が近いためか、窓口では「乗船券は船内の売店でお買い求めください」とあり、急いでフェリーに向かう。船内の係の人が乗船口で待っており、バスからの客が乗り込んだのを確認し...第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~熊本から有明海を渡り、島原へ

  • 第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~熊本最後の夜は大人しく・・

    5月24日、当初楽しみにしていた野球観戦は中止となったが、代替プランとして特急「A列車で行こう」とクルーズ船「天草宝島ライン」で、車内での「飲み鉄」や有明海、天草松島などの景色を楽しむことができた。札所めぐりと合わせてJR九州のさまざまな列車に乗る中、その一つに思わぬ形で「A列車で行こう」が加わった。熊本駅に戻ったのは17時すぎ。今回、翌朝に熊本港に移動する関係で、ホテルは熊本駅前に取っている。熊本城のある市街地に出向いてもよいが、まあ今回は駅周辺でいいだろう。今回の熊本での一献はおまけのような感じだった。結局、高架下「肥後よかモン市場」にある「天ぷら串焼海鮮米福」に入る。以前の札所めぐりで、帰りの新幹線に乗るまでの時間で一献したことがある。ここまで「飲み鉄」後だが、改めての一献ということで生ビールで乾杯...第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~熊本最後の夜は大人しく・・

  • 第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~天草宝島ライン

    「A列車で行こう3号」にて三角に到着。せっかくなので、この先の上天草の松島港を結ぶ定期航路「天草宝島ライン」に乗ってみよう。JR九州も「A列車で行こう」との組み合わせで天草へのアクセスとしてPRしている航路である。乗り場は三角駅から道路を渡ってすぐのところで、先ほどの「A列車で行こう」からの乗り継ぎ客も見える。松島港までの所要時間は約20分。なお、島づたいに国道266号線「天草パークライン」が続いており(路線バスも走っている)、生活の足としては道路や橋がメインである。「天草宝島ライン」は観光クルーズ船の色合いが濃い。シークルーズ号に乗船し、14時25分に出航。後方のデッキに陣取り、潮風を受けながら向かうことにする。周囲を島に囲まれたエリアのため、波も穏やかである。右手に横たわるのが大矢野島、左手に浮かぶの...第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~天草宝島ライン

  • 第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~代替プラン「A列車で行こう」

    今回の九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは熊本でのホークス対バファローズ戦の観戦との組み合わせがメインの一つだったが、5月24日、開門予定時刻の11時になって中止が発表された。中止が発表された時、雨そのものはほとんど降っておらず、その後の熊本近辺も降ったりやんだりだったがそれほど強いものではなく、中止理由は主に「グラウンドコンディション不良」というものだった。試合は中止となったが、この日の特典である「ファイト!九州デー」ユニフォームの引き換えや露店の営業は引き続き行われるとあって、観客は次々にやって来る。その中、路線バスで熊本駅に戻る。さてこれからどうするか。熊本城を見物するとか、街の中心部をぶらつくというのもあるが、それは以前熊本の札所めぐりでクリアしている。いっそのこと今から島原に渡り、先乗りで島原に泊まる...第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~代替プラン「A列車で行こう」

  • 第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~熊本でのホークス対バファローズ戦は残念ながら中止・・

    島原の札所に行くのにあえて熊本から有明海を横断するルートで行く、それも野球観戦、しかもバファローズ戦を絡めて・・ということで、3ヶ月ほど前から予定に入れて準備していた5月24日のリブワーク藤崎台球場での試合。・・しかしあいにく、当日は雨の予報・・というより、広島出発時点ですでにかなりの雨である。前日の23日は全国的に晴天だったし、翌日の25日も九州全域で晴天だった。なぜこの日だけ・・という思いはある。ただ、熊本駅に降り立つと雨は上がっており、スマホでこの後の雨雲レーダーを見ると、雨が降る時間帯はあるものの雨量はそこまで多くない。ひょっとしたらプレイボールがかかるのではという思いの中、藤崎台球場に到着。この球場を訪ねるのは初めてである。ちょうど、バファローズのラッピングをほどこしたトラックとすれ違う。用具な...第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~熊本でのホークス対バファローズ戦は残念ながら中止・・

  • 第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~目的地は島原だが、まずは熊本で野球観戦

    今回の九州八十八ヶ所めぐり。目指す札所は第64番・龍照寺である。島原半島にある唯一の札所で、島原の中心部から雲仙行きの路線バスでアクセスすることができる。広島から1泊2日で行くとすれば、西九州新幹線(あるいは以前の回のように観光列車「ふたつ星4047」に乗ってもよい)にて諫早に向かい、島原鉄道で島原到着。この日は島原に宿泊として、その日のうち、あるいは翌朝に龍照寺を参詣。そして島原半島を一周する形で雲仙から諫早に向かうのがよいだろう。もう30年以上前になるが雲仙普賢岳の大噴火の被害、そして復興について触れたスポットを訪ねるのもよいし、雲仙地獄や温泉を楽しむのもよいだろう。そして諫早まで出ることで、九州一周のコマも次の長崎市街につながる。もっとも、島原へのアクセスは諫早からの島原鉄道だけではない。有明海を横...第27回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~目的地は島原だが、まずは熊本で野球観戦

  • 福山城に登城

    ちょうどばらが見頃の福山に久しぶりにやって来た。復路に観光列車「etSETOra」に乗ることも含め、しばらくの時間を楽しむ。そしてやって来たのが福山城。2020年~2022年にかけて、築城400年記念として「令和の大普請」が行われた。それ以降、新幹線のホームから見たことはあっても天守閣を訪ねるのは初めてである。同じ県内だし、行こうと思えばいつでも行けるというのがあったのかな。また、私自身日本の歴史は好きなのだが、いわゆる「城マニア」というわけでもないのでのんびり構えていたところもある。まずは伏見城から移築されたという伏見櫓、筋鉄御門をくぐり、天守閣を見やる。天守閣は正式には「福山城博物館」として運営されている。先の大普請により展示もリニューアルされており、まずは福山城の歴史や特徴を紹介した大型ビジョンがお...福山城に登城

  • バラと城の街・福山に行こう

    5月も半ばを過ぎ、ニュースでは早くも夏日、熱中症・・といったキーワードを目にするようになった。季節の移り変わりも早いように感じる。さて、そんな週末、神仏霊場巡拝の道、九州八十八ヶ所百八霊場めぐりの狭間のようなところである。17日は通院その他の予定があったが、18日は空いている。そういう時は自宅で何も考えずのんびりするのがよいのだろうが、ちょっと外出もいいだろう。・・17日になって、ふと「etSETOra」に乗ってみようかという気になった。呉線を行く観光列車で、これまでにも何度か乗車しているが、気動車でのんびりできるのがいい。これまでの乗車では尾道~広島というものだったが、JR西日本のサイトによると、この3月からは運転区間が福山に延伸されている。広島県全体での観光活性化のためという。これは面白いと思い「e5...バラと城の街・福山に行こう

  • 神仏霊場巡拝の道めぐり~京都鉄道博物館、蒸気機関車を楽しもう

    神仏霊場巡拝の道めぐりといいながら、京都鉄道博物館だけで3回の記事になるとはさすがである。ただ先に書いておくと、今回2時間やそこらいただけでは館内をぐるっと見るだけで精一杯。50歳過ぎのおっさんはかつての車両たちや史料・資料を間近に見ることができただけでも満足だが、子ども連れとなるとさまざまな運転手をはじめとしたさまざまな体験コーナーや巨大ジオラマ見物、遊びながら鉄道技術について学ぶ・・といったところを経験しなければ子どもが納得しないだろう。これらをフルで楽しむとなるとそれこそ1日中楽しめそうだ。・・というのがこれまでの感想だったが、京都鉄道博物館といえばその前身は梅小路蒸気機関車館。屋外ゾーンの扇形機関庫に数々の名車がいることを忘れていた・・。その前に、「鉄道ジャーナル」のこれまでの各号の表紙を展示した...神仏霊場巡拝の道めぐり~京都鉄道博物館、蒸気機関車を楽しもう

  • 神仏霊場巡拝の道めぐり~京都鉄道博物館で昔を懐かしむ、ありがとう「鉄道ジャーナル」

    カテゴリは「神仏霊場巡拝の道めぐり」だが、この記事も寺社は一切出てきません。あくまで、札所めぐりのオプションということで・・。初めての入館である京都鉄道博物館。ここまで、かつて活躍した車両や鉄道に関する資料・史料をいろいろ見ることができ、大正時代当時の日本の勢力もうかがえる「汽車時間表」に読み物としてうなったところ。さて、その向こうには「昭和乃駅」と「なつかし商店」が出迎える。昔ながらのローカル駅前を再現したところで、改札の向こうには赤とクリームの特急車両。先頭に「くろしお」のマークを掲げた気動車特急キハ81形である。この後も、貨物列車の歴史として車掌車が紹介されたり、動力の説明用としてDD51やEF66といった名車もちょっと変わった形で展示されている。今度は引込線エリア。こちらは現役の営業線とつながって...神仏霊場巡拝の道めぐり~京都鉄道博物館で昔を懐かしむ、ありがとう「鉄道ジャーナル」

  • 神仏霊場巡拝の道めぐり~京都鉄道博物館へ

    5月5日、この日の神仏霊場巡拝の道めぐりを終え、京セラドーム大阪でのナイトゲーム観戦までの時間をどこで過ごすとなった時、京都にいるのだからと、意外にも初めてとなるスポットに向かうことにした。それは京都鉄道博物館。前身の梅小路蒸気機関車館には複数回訪ねたことがあるが、2016年に現在の京都鉄道博物館が開館してからは初めてである。何となく避けていたというのかな・・。地下鉄の東山から二条に出て、JR嵯峨野線で梅小路京都西で下車。梅小路公園、京都鉄道博物館の目の前の駅である。この駅に降り立つのも初めてである。50歳過ぎたおっさんが、子どものように鉄道博物館を前にわくわくする。早速、駅のプラットホームをイメージしたプロムナードでは往年の名車たちが出迎える。東海道線や山陽線で活躍したSL、C62や80系電車(「湘南電...神仏霊場巡拝の道めぐり~京都鉄道博物館へ

  • 京都35番「青蓮院」~神仏霊場巡拝の道めぐり・137(本来は将軍塚に青不動を拝むところだが・・)

    こどもの日の神仏霊場巡拝の道めぐりは順調に進み、早くも今回の目的地である青蓮院に着く。以前、近畿三十六不動の札所めぐりで訪ねたことがあるが、その時は寺の北側から来たように思う。今回、知恩院方面から来たことで眺めも違うようである。こちらも青もみじが鮮やかだが、天然記念物にも指定されている鎌倉時代からのクスノキが立派である。青蓮院は天台宗の三門跡寺院の一つで、元々は比叡山にあった青蓮坊が由来である。平安末期に三条白川に移り、鳥羽上皇の皇子である覚快法親王が門主になって以降、皇族から門主が選ばれるようになったことから門跡寺院としての地位を確立した。鎌倉時代、白川の氾濫を避けるために現在の東山の高台に移った。さて、拝観である。門跡寺院というのは一般の寺院と雰囲気が異なる。拝観といいつつ、その半分以上は屋敷と庭園の...京都35番「青蓮院」~神仏霊場巡拝の道めぐり・137(本来は将軍塚に青不動を拝むところだが・・)

  • 京都36番「八坂神社」~神仏霊場巡拝の道めぐり・136(端午の節句)

    5月5日、こどもの日の神仏霊場巡拝の道めぐり。朝から清水寺、六波羅蜜寺と西国三十三所の札所でもある寺院を訪ね、次の目的地は八坂神社である。八坂神社じたいはこれまで何度か参拝しているが、こうした札所として訪ねるのは初めてである。六波羅蜜寺から東大路通に戻り、そのまま通りを歩く。両側にはさまざまな商店が並ぶ通りだが、その中で目立つのは着物レンタル。何軒もあるがそれぞれで商売が成り立っているのも京都ならではで、これもインバウンド客の利用が多いという。訪れた国の民族衣装、伝統衣装を身にまとうというのも旅の思い出になることだろう。四条通の東端にある楼門に到着。ここを左折すれば祇園、鴨川、四条河原町といった賑わい所である。祇園の町並みを訪ねてもいいだろうが、さぞかしごった返していることだろう。以前にも訪ねているし、今...京都36番「八坂神社」~神仏霊場巡拝の道めぐり・136(端午の節句)

  • 京都38番「六波羅蜜寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・135(宝物館が新しくなってました)

    大型連休にあえて京都に向かう神仏霊場巡拝の道めぐり。まず、もっとも混雑するスポットである清水寺に参詣し、清水坂を下る。次に向かうのは京都38番であり、西国三十三所の第17番である六波羅蜜寺である。東大路通を渡ると庶民的というか、昔ながらの素の京都の風情を残すような街並みが続く。この辺りは「六波羅」と呼ばれる一方、読みやすさを意識してか「六原」という表記もある。その昔は京都の人たちの葬送が行われた鳥辺野への入口であったことから、六道珍皇寺などの寺院も並ぶ。清水寺と比べれば(別に大型連休は関係なく)静かなたたずまいである。六波羅蜜寺に到着。平安中期、踊り念仏で知られる空也上人が十一面観音を祀ったのが始まりとされ、当初は西光寺と称した。後に延暦寺の僧・中信により、仏教の「六波羅蜜」に由来して六波羅蜜寺とした。平...京都38番「六波羅蜜寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・135(宝物館が新しくなってました)

  • 京都37番「清水寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・134(あえて大型連休に京都へ)

    長かった神仏霊場巡拝の道めぐりも残り21ヶ所。あと少しというか、まだまだ残っているというか・・。この内訳を見ると、和歌山~泉南地区にかけて3ヶ所、大阪市内で4ヶ所、四条畷に1ヶ所、箕面に1ヶ所、神戸市内に3ヶ所、京都市街で4ヶ所、鞍馬に2ヶ所、そして結願の延暦寺を含む大津に3ヶ所である。ある程度エリアも絞られてきたように思う。前回3月、奈良県最後となる當麻寺での曼荼羅・・もといあみだくじで出たのが、京都35番・青蓮院。ここを訪ねるということは、京都市街の4ヶ所を一度にめぐることになる。そのエリアといえば清水寺から祇園、八坂神社といった、京都でも超人気スポットである。元々京都といえば観光客で賑わう街であるが、このところのインバウンドもあって外国人観光客も増加し、今ではニュースで「観光公害」という言葉も目にす...京都37番「清水寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・134(あえて大型連休に京都へ)

  • 第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~東彼杵から一気に広島へ

    今回の九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは目的の札所を訪ね終え、後は広島に戻るだけである。日没は遅くなりつつあるが、あまり遅くならない時間帯には帰宅したい。波佐見にある第66番・東前寺の参詣を終え、川棚方面に向かう。県道が突き当たったところに国道205号線、そして大村線の川棚駅がある。大村線も前回の九州八十八ヶ所の時に乗車しているが、ここは今一度乗りたい区間である。「ふたつ星4047」の午後便を使ってもいいだろう。ここからしばらくは大村湾に沿って走る。立ち寄ったのは、東そのぎインターのすぐ手前にある「道の駅彼杵の荘」。クジラと茶畑の看板が目印である。彼杵は江戸時代、五島列島や壱岐・対馬などで捕獲、解体されたクジラの集散地となった歴史があり、加工されたクジラは長崎街道を経由して各地に運ばれていった。今もその名残で...第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~東彼杵から一気に広島へ

  • 第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第66番「東前寺」(波佐見焼と天平様式の境内)

    伊万里を出発して、有田に立ち寄った後は長崎県に入る。西九州道の有田波佐見インターを通過する。帰りはここから高速道路に乗ってもいいが、少しでも海を見ようということで、第66番・東前寺を参詣した後は川棚方面に出て、大村湾沿いに長崎道の東そのぎインターに向かう予定である。さて、波佐見も初めての訪問地である。せっかくなので地元の歴史に触れようと向かったのが、波佐見町歴史文化交流館「波佐見ミュージアム」。その道中にも、地元の波佐見焼関連のスポットが並ぶ。有田と同じく、波佐見でも4月29日~5月5日に陶器祭りが行われるとのことで、臨時駐車場の設営や、販売用のテントの準備が行われているのがちらりと見える。新しい屋敷のような造りで、入館無料。靴を脱いで上がる。波佐見の歴史ということで展示を見て行こう。「肥前国風土記」によ...第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第66番「東前寺」(波佐見焼と天平様式の境内)

  • 第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~陶器市間近の有田へ

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは佐賀県西部から長崎県に入る。この日(4月27日)だが、波佐見町にある第66番・東前寺に向かう。このところ、札所順と実際に訪ねる順番が一致していないが、九州八十八ヶ所百八霊場めぐりについてはそこまでこだわっていない。東前寺を訪ねた後はそのまま大村湾に出て、長崎道の東そのぎインターから一気に高速道路で広島に戻るつもりだ。前夜は伊万里グランドホテルに泊まり、麦飯石使用の人工温泉で朝風呂とする。この日も晴天の予報で、ドライブにも適している。とはいえ、あまり遅くならない時間に帰宅できればと思う。朝食会場に向かうが、学生の部活動の団体利用もあり、結構行列ができていた。さて、出発である。伊万里から波佐見に向かうには途中、有田を経由する。前日からこの辺りの焼き物に接しているのだが、やはり有田...第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~陶器市間近の有田へ

  • 第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~伊万里に一泊

    話が行ったり来たりするが、九州八十八ヶ所百八霊場めぐりの続き。武雄の札所をめぐり、この日の宿泊地である伊万里に到着。伊万里駅前の通りでは伊万里焼のオブジェが出迎える。伊万里には以前、九州三十三観音霊場めぐりで宿泊したことがあり、その時はマンションタイプのビジネスホテルだった。今回は駅にも近い伊万里グランドホテルにチェックイン。建物は1号館、2号館とあり、無料駐車場も約150台分ということで、伊万里でもっとも大きなホテルのようだ。ロビーや通路にも伊万里焼の数々が並ぶ。こちらに泊まることにしたのは大浴場があるのもポイントだった。もっとも天然温泉ではなく、麦飯石を使った人工の湯だが・・。後で知ったが、同じ伊万里でも駅前にあるセントラルホテル伊万里は「泉都(せんと)乃湯」で人気だという。セントラルホテルといえば、...第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~伊万里に一泊

  • 観戦記・バファローズ対ファイターズ@京セラドーム大阪(九里の力投で辛勝)

    今年の大型連休、3日~5日までは晴天に恵まれた。最後の6日だけ雨のところが多かったのも、最終日はゆっくり休養してくださいということなのかな・・と思うのだが、この連休は4日に執り行った父の三回忌法要、そしてようやく墓を建てたので開眼法要、納骨の儀がメインだった。それが終わった後の5日はフリーということで、朝から京都への神仏霊場巡拝の道めぐり(大混雑を覚悟したが・・)、そして夜は京セラドーム大阪にてバファローズ対ファイターズ戦の観戦だった。混戦のパ・リーグにあって、ちょうど首位対2位の直接対戦となった。この日は大商大シートのすぐ後ろでの観戦である。ちょうどこどもの日、「オリっこデー」ということで、選手たちは背中にニックネームが入ったユニフォームで登場。タマル、ミナトクダンシ、ラオウらの活躍に期待である。そして...観戦記・バファローズ対ファイターズ@京セラドーム大阪(九里の力投で辛勝)

  • 第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「秘窯の里」大川内山の町並み

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりはこの日(4月26日)の札所巡拝を終え、宿泊地である伊万里に向かう。武雄市から伊万里市に入ると、橋の欄干に伊万里焼が乗っていたりする。途中、大川内山への案内板を見かける。こちらも焼き物の産地で、秘境めいた町並みでも知られている。当初は翌朝、有田方面に南下する際に立ち寄ってみようかと思っていたが、このまま行ってもチェックインには早いかなと思い、先に向かうことにする。県道から3キロほど進む。一応、伊万里駅からバスの便もあるが2時間に1本ほどの頻度。こちらにも橋の欄干に伊万里焼の作品が鎮座する。まず、駐車場がある伊万里・有田焼伝統産業会館に向かう。まずはここで伊万里や有田といったこの一帯で陶磁器の生産が盛んになった歴史について見学する。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に多くの陶工たちが連れてこ...第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「秘窯の里」大川内山の町並み

  • 第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第69番「西光密寺」(黒髪山の頂へ)

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐり、今回の難関といえる第69番・西光密寺に向かう。先に訪ねた第68番・無動院から直線距離ではそう遠くないが、何せ黒髪山の頂上近くにあるという。一応寺まではクルマで上がることができるが、徒歩だと麓の集落から1時間半~2時間くらいかかるとあり、周囲を回ることでちょっとした登山コースになっているという。無動院からカーナビで検索すると、西光密寺がヒットした。伊万里と有田の分岐である宮野地区で、いったん有田方面の県道に入り、案内標識のとおり黒髪山方面に向かう。いくつもある窯元への案内板もあり、さすが焼き物が盛んなところだなと思うが、今いるのは伊万里でも有田でもなく、武雄市である。先ほど訪ねた道の駅でも焼き物がいろいろ売られていたが、この辺りの窯元によるものもあっただろう。武雄といえば温泉の...第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第69番「西光密寺」(黒髪山の頂へ)

  • 第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第68番「無動院」(こちらも黒髪山修験道の寺院)

    今回の九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは佐賀県の西側にある黒髪山、そして陶磁器が中心の札所めぐりとなった。振り返れば今回ピークとなったのは第69番・西光密寺だが、まずはその前段である。前回、寺の方が不在で朱印をいただけなかった第67番・東光寺で今回無事に朱印をいただき、マイカー(軽自動車)で次の第68番・無動院を目指す。国道35号線から、伊万里に続く県道26号線に入る。この辺りの住所は「黒髪」とあり、やはり黒髪山とのつながりを感じさせる。カーナビの案内で、途中からは細い道になったが無動院の駐車場に到着。傾斜を利用した石垣があり、里山にある寺院らしい雰囲気である。石段のたもとには石造六地蔵がある。室町時代のものとされており、ここ無動院じたいもその当時、黒髪山大智院の隠居寺として開かれたとある。その黒髪山大智院は...第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第68番「無動院」(こちらも黒髪山修験道の寺院)

  • 第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第67番「東光寺」(今回無事に朱印をいただいた)

    話は4月26日~27日の九州八十八ヶ所百八霊場めぐりに戻る。広島からマイカー(軽自動車)で高速道路を乗り継ぎ、武雄温泉に到着。温泉に入ってリフレッシュしたところで、今回の札所めぐりである。まず向かうのは、前回訪ねたものの寺の方がご不在のようで朱印をいただけなかった第67番・東光寺。佐世保線の三間坂駅から徒歩圏内ということもあり、まあ次回以降で訪ねることもそれほど難しくないのだが、今回、他の札所と合わせてクルマで訪ねることにする。武雄温泉にある国道34号線から分岐する国道35号線に入り、佐世保線の線路とも並走しながら西に進む。前回訪ねた「道の駅山内黒髪の里」に立ち寄る。向こうに見えるのが黒髪山だろうか。古くから修験の場として信仰を集め、弘法大師空海も修行したとされるところである。佐賀の西にこうしたスポットが...第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第67番「東光寺」(今回無事に朱印をいただいた)

  • 観戦記・バファローズ対マリーンズ@京セラ(ルーキー麦谷がサヨナラ打!)

    大型連休に入り、プロ野球も混戦模様で盛り上がって来た。その中で4月29日、日帰りで大阪に出向いてバファローズ対マリーンズ戦の観戦である。京セラドーム大阪での観戦はちょうど1ヶ月ぶり。今回、同じ勤務先のマリーンズファンの方と大阪で合流しての観戦を目論んだがご都合が悪くなり、結局単独での遠征となった。ただそこはよくしたもので、購入していた指定席をリセールに出し、すぐに買い手がついた一方で、一塁側大商大シートBの出品があった。これはいい。さて大型連休期間ということで、29日、30日のマリーンズ戦、5月5日~7日のファイターズ戦は毎年恒例の「オリっこデー」として行われる。子どもの観客を意識してか、ユニフォームのロゴは「バファローズ」、そして背中には選手のニックネームがカタカナで表記されている。この日のスタメン発表...観戦記・バファローズ対マリーンズ@京セラ(ルーキー麦谷がサヨナラ打!)

  • 第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~九州道から「サガンクロス」を経て武雄温泉へ

    広島からマイカー(軽自動車)で向かう九州八十八ヶ所百八霊場めぐり。まずは山陽道から中国道に入り、西の端である壇之浦パーキングエリアに到着。ここまで、順調に来ている。そして関門橋を渡っての九州上陸である。鉄道の旅なら小倉駅を経由するが、九州道は北九州の中心部からは離れた山の中を突き進む。市街地へは都市高速に乗り継ぐことになる。小倉南インターを過ぎ、入口に信号があるトンネルに差し掛かる。信号が設けられているのは、何かトラブルがあった際にトンネルへの進入を防ぐためだという。この福智山トンネル(3597m)、そしてすぐに金剛山トンネル(2177m)が続き、結構緊張する。抜け出た時はホッとした。遠賀川を渡るところは新幹線と並走しており、これも見慣れた景色である。「若宮宮若」という、漫才コンビのような出口標識に出会う...第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~九州道から「サガンクロス」を経て武雄温泉へ

  • 第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~今回は久しぶりにマイカーで九州へ

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは佐賀県から長崎県に差し掛かるところ。先日、武雄温泉に宿泊して出かけたばかりだが、今回はその続き。4月26日~27日は大型連休前の週末だが、このタイミングで訪ねることにした。これは5月の予定を見据えてのことで、それまでに九州一周のコマを進めておくことに。今回訪ねるのは、前回寺の方がお留守のようで朱印をいただけなかった第67番・東光寺のリベンジ、そして第68番・無動院、第69番・西光密寺である。いずれも古くからの山岳信仰、修験道の修行の場で弘法大師空海も訪れた黒髪山に関連する札所である。佐世保線の三間坂駅から徒歩圏内の東光寺はともかく、無動院は少し外れたところ、そして西光密寺は黒髪山の山中にあり、バスの便もない。クルマで訪ねることになる。順当なら、広島から新幹線と特急を乗り継いで...第26回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~今回は久しぶりにマイカーで九州へ

  • 広島電鉄、広島駅高架乗り入れは8月3日に決定

    この3月、新たな広島駅ビル「ミナモア」が完成し、広島では大いに盛り上がっているところだが、交通の面で「目玉」といえる広島電鉄の2階への高架乗り入れは遅れることになった。工期が遅れていたこと、安全を期するためという。その開業時期の発表があり、8月3日となった。ちょうど日曜日。3日後の8月6日は原爆の日である。「何とか被爆80年に間に合うように・・」というところだったようだ。平和記念式典への参列や、原爆ドームで祈りを捧げる多くの人たちに、新しくなったアクセスルートを提供することになる。広島駅から新たな「駅前大橋線」ができることで、八丁堀、比治山下方面へそれぞれ4~5分程度の短縮が見込まれるという。確かに、広島駅~八丁堀間は、「歩いたほうが早いのでは?」と思わせるくらいだったので、それなりの効果はありそうだ。・...広島電鉄、広島駅高架乗り入れは8月3日に決定

  • 第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第70番「宝光院」(有田の札所へ)

    今回の九州八十八ヶ所百八霊場めぐりの目的地である武雄市の札所を回り終えた後(このうち東光寺は寺の方が不在で朱印がいただけず、次回再訪となったが)、時間があるということで三間坂から13時27分発の有田行きに乗車する。有田到着。有田といえば有田焼、柿右衛門である。当初、2日目の札所めぐりで時間が空いたら武雄温泉での入浴、そして有田では以前に訪ねた県立九州陶磁文化館の見学というのを考えていた。ただ今回、札所をもう一つ先に押さえておこうということで、第70番・宝光院に向かうことにした。次回の札所めぐりは黒髪山を中心とした一角になり、その関連で有田にも来る時間ができるかもしれない。宝光院の最寄り駅は松浦鉄道の西有田。乗り換えまでの時間、いったん改札を出る。構内には土産物を扱う有田銘品館があり、人気の「有田焼カレー」...第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第70番「宝光院」(有田の札所へ)

  • 第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第67番「東光寺」(黒髪の里)

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは、武雄温泉でひとっ風呂浴びた後、12時08分発の早岐行きに乗る。ここに来たのがキハ47の2両編成。2022年の西九州新幹線の開業にともない、それまで特急「かもめ」が走っていた長崎線の肥前浜~諫早~長崎間が非電化となり、普通列車として再び登場したのがキハ47である。前日乗車した「ふたつ星4047」のように観光列車に改造されたものもあれば、塗装こそ新しくなったが昔ながらの車内をとどめる車両もある。まずは西九州新幹線との分岐である。乗車時間10分、2駅目の三間坂で下車する。次に向かう第67番・東光寺が徒歩圏内なので、今回はここまでを押さえておくことにする。三間坂のホームは長く、ちょうど特急「みどり・ハウステンボス」と行き違う。駅舎も大正時代建築の木造駅舎で(建物は改修されている)、...第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第67番「東光寺」(黒髪の里)

  • 辛坊治郎、メタンガスで爆死せえや・・・

    とうとう、この男も頭にヤキが回ったか。応援していましたが、この大阪・関西万博に関する発言には辛坊、もとい失望しましたね・・・。辛坊治郎、メタンガスで爆死せえや・・・

  • 第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~武雄温泉にてひとっ風呂

    この日とりあえず2ヶ所をめぐり、次の札所に向かうための列車まで時間が空いたため、先に武雄温泉に入浴することにする。シンボルである楼門までは徒歩10分とある。その途中「佐賀アジアドリームズ」のポスターを見かける。「各国の代表メンバーが佐賀県に集結!!」とある。佐賀アジアドリームズは独立リーグ・九州アジアリーグのチームである。独立リーグと八十八ヶ所めぐりといえば、四国に行った時には各県で試合を観戦(独立リーグチャンピオンシップも)したのだが、九州八十八ヶ所ではその機会がない。現在、大分Bーリングス、火の国サラマンダーズ、北九州下関フェニックス、宮崎サンシャインズの4球団に加え、準加盟として佐賀アジアドリームズがある。佐賀の中でも本拠地は武雄市、嬉野市である。アジアドリームズという名前にもあるように、日本だけで...第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~武雄温泉にてひとっ風呂

  • 第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第102番「光明寺」(長崎街道と武雄新四国)

    武雄市を行く九州八十八ヶ所百八霊場めぐり。「しゃくなげの寺」である高野寺からバスで数分、鳴瀬分道で下車する。佐世保線の高橋駅も近くにある。この高橋はかつて長崎街道の宿駅があったところ(それを言えば、先ほど降り立った北方も宿場町)。現在の長崎街道である国道34号線はそのまま西に進むが、かつての街道はいったん北に向かっている。高橋は別に観光地というわけではないが、川港町として物流の拠点だったという。ところどころに昔ながらの建物があり、高橋天満神社にも手を合わせる。境内の一角に聖徳太子像があるのは何かいわれがあるのだろうか。その集落を抜け、街道から少し離れたところに目指す第102番・光明寺がある。寺の開創については紹介されていないのだが、少なくとも江戸時代からの歴史はあるそうだ。先ほど駐車場にマイクロバスが停ま...第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第102番「光明寺」(長崎街道と武雄新四国)

  • 第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第61番「高野寺」(シャクナゲ満開の寺)

    4月13日、前夜の雨から一転して青空の武雄温泉である。先ほどホテルで朝風呂を済ませたので、武雄温泉の元湯は札所めぐりの後に楽しむつもりだ。楼門が登場するのはもう少し後。まずは武雄温泉から8時26分発の鳥栖行きに乗り、佐世保線で東へ2駅、北方に移動する。かつてはそれなりの規模をもっていたようでホームも長いし、大型の木造駅舎が健在である。目指すのは第61番・高野寺。北方駅からは国道34号線で徒歩圏内である。またこの区間は佐賀~武雄温泉間の祐徳バスも走っている。さすが2桁国道でクルマはひっきりなしに走るが、一応歩道もあるので歩く分には問題ない。案内標識には武雄、大村、長崎といった文字が見える。15分ほどで、「シャクナゲでら高野寺」の大きな看板に出会う。九州八十八ヶ所をはじめとした霊場の案内もあり、武雄市の有名ス...第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第61番「高野寺」(シャクナゲ満開の寺)

  • 第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~武雄温泉に一泊

    4月12日、この日の行程を終えて武雄温泉駅に戻る。今回の宿泊は駅南口の目の前にある「セントラルホテル武雄温泉駅前」。一応ビジネスホテルに分類されるようだが観光の利用も多そうだし、インバウンド向けに外国語の観光パンフレットも並ぶ。ロビーには黒牟田焼の作品も展示されている。佐賀県は陶磁器の窯元の多いところで、黒牟田焼も他と同様に豊臣秀吉の朝鮮出兵の時に日本に連れて来られた朝鮮の陶芸職人により生まれたものである。武雄市内に窯があるそうだ。部屋からは武雄温泉駅の西側の高架区間が見える(窓には網の目状の格子があるので画像は撮れず)。西九州新幹線の「かもめ」が発着するかと思えば、「みどり+ハウステンボス」、各種ローカル列車など、本数はそれほど多くないが西九州の鉄道の要衝である。それはそうと、西九州新幹線の武雄温泉から...第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~武雄温泉に一泊

  • 第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第71番「浄漸寺」(長崎最初の札所は早岐から三河内へ)

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりの第25回は武雄温泉周辺を回るが、札所めぐりの前に観光列車「ふたつ星4047」にて有明海の車窓、そして車内での一時を楽しんだ。その反動か、下車した諫早からの大村線では爆睡ということで・・。まあ、大村線や今回乗車しなかった西九州新幹線についてはこの先も乗車機会があるか。到着したのは早岐。早岐から佐世保線で武雄温泉に戻ることにする。当初考えていたのが、佐賀県に戻って三間坂で下車して、徒歩圏内にある第67番・東光寺を訪ねるというもの。ただ、その佐世保線沿線で線路からは少し離れているが、第71番・浄漸寺もある。東光寺は翌日の武雄地区にて一緒に回ることにして、せっかく長崎県に足を踏み入れたなら先にこちらを回ってみよう。早岐、そして次の三河内の両駅からは離れているが、並走する202号線には...第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第71番「浄漸寺」(長崎最初の札所は早岐から三河内へ)

  • 第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「ふたつ星4047」で有明海と海苔を・・

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりの一環で九州のさまざまな列車を楽しんでいるが、今回は「ふたつ星4047」である。かつての国鉄型キハ40、キハ47が「水戸岡デザイン」で観光列車に生まれ変わり、他の改造列車ともども国内外の観光客を楽しませている。前の記事では、4月12日、始発の武雄温泉を出発し、江北で向きを変えて肥前浜まで来たところまでを取り上げた。今回はその後半である。肥前浜で買い求めた飲み比べセットとともに佐賀牛もりだくさんの「特製ふたつ星弁当」を味わううち、11時34分、多良到着。ここで7分停車でホームに出る。「良いことが多い駅」として、ホームには「幸せの鐘」がある。1回鳴らすと幸せを呼び、2回鳴らすと2人が幸せになり、3回鳴らすと皆が幸せになる・・という。ホームに降り立った客が次々鳴らすので、もうここにい...第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「ふたつ星4047」で有明海と海苔を・・

  • 第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「ふたつ星4047」で有明海を目指す

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりで訪ねたのは武雄温泉。1泊2日の行程でどうしようかと当初は迷っていたのだが、まずは列車で到着した後、観光列車を楽しむことを選択した。乗車するのは武雄温泉10時22分発「ふたつ星4047」である。2022年の西九州新幹線、武雄温泉~長崎間の開業とともに誕生した列車で、山を突き抜けて最短ルートで長崎を目指す新幹線に対して、有明海、そして大村湾沿いを走るのが売りである。往復でそれぞれの海の景色を楽しむのもよし、「ふたつ星4047」と西九州新幹線を組み合わせた日帰り旅行プランもある。九州八十八ヶ所百八霊場めぐりの楽しみの一つとしてJR九州のいろいろな列車に乗ることがあり、今回、武雄地区の札所めぐりの前に「ふたつ星4047」もいいかなと、始発の武雄温泉から諫早までの指定席を確保した。ちょ...第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「ふたつ星4047」で有明海を目指す

  • 第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~今回は武雄温泉、ちょこっと長崎県にも入ります

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりのシリーズも第25回を迎えた。確か、かなり以前のことだが四国八十八ヶ所を訪ねた時のシリーズ回数はこのくらいだったと思う。四国の場合当時住んでいた大阪から比較的近いこともあったが、九州は四国よりも広いうえ、時間の制約で1回のお出かけのほとんどが1泊2日、または日帰りで行っていること、九州の列車の旅や遊び要素も入れた寄り道もあることが要因である。これから佐賀、長崎県に入るが、ここも回数をかけて訪ねることになるだろう。行ったことのないスポットも多い。その中で今回の目的地だが、武雄温泉である。前回までで長崎線の肥前鹿島・肥前浜、そして嬉野温泉の手前にある肥前吉田まで行ったが、今回は佐世保線沿線をたどることとする。武雄温泉は西九州新幹線の乗り換え駅であるが、降り立つのは初めてである。宿泊...第25回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~今回は武雄温泉、ちょこっと長崎県にも入ります

  • そういえば、次の日曜日に大阪・関西万博開幕

    地元関西では連日どのように報じられているのか知らないが、そういえば次の日曜日、4月13日は大阪・関西万博の開幕である。国を挙げてのイベントなら連日盛り上がりを見せてもよいものだろうが、広島に住んでいるためか、テレビ番組でもそうした話題はほとんど挙がらないし、ネットを見るとお決まりのアンチ記事ばかり。私自身も期間中、大阪に帰省することはあっても万博に行くことはないだろう(元々、この手のイベントというのに興味がないこともある)。コロナ禍の中、開催そのものに反対する声も多かったのが東京五輪だが、いざ開幕するとほぼ無観客だったとはいえ選手の頑張りもあって一応盛り上がったといえる。万博にはそうしたスターはいない(キャラクターの「ミャクミャク」は論外)が、何やかんや言って結局最後は「関西に大きな経済効果をもたらしまし...そういえば、次の日曜日に大阪・関西万博開幕

  • ・・まあ、こういう試合もあるということで・・

    4月9日のバファローズ対ホークス戦。終盤までバファローズが優位に進めていたが、8回からホークスの猛反撃。9回は満を持して平野が登板したが、ランナーを出す。ここまでは平常運転だったが、山川が甘く入った変化球を捕えてレフトスタンドへの豪快な一発。ここは何度も対戦したこともあり、さすが山川といったところ。この後もずるずるとヒット、失点を重ね・・・。まあ1敗といえば1敗だし、まだ高い勝率にはあるが初のカード負け越し。それもホークス相手。こういう試合もあるということだが、これが昨年の悪い方向に向かわなければよいのだが・・・。この日CS中継の実況をしていたのはOアナウンサー。やはり別チャンネルでホークス肩入れ実況しているだけに、ホークスが勝ってはしゃいでましたね・・・。・・まあ、こういう試合もあるということで・・

  • トニ・ブランコ元選手がドミニカで事故死

    8日未明(現地時間)、ドミニカ共和国の首都・サントドミンゴにあるナイトクラブで屋根が崩落し、100名近い人が死亡したほか、150名以上が負傷したというニュースに接した。犠牲になられた方の中にはドミニカの州知事や元メジャーリーガーらの名前があり、日本向けの報道ではドラゴンズ、ベイスターズ、そしてバファローズで活躍したトニ・ブランコ元選手も犠牲になったとあった。ドラゴンズで本塁打王、打点王を獲得し、ベイスターズでも打点王に輝いた。バットのヘッドスピードが速く、あっという間に打球がスタンドに飛んでいくのをスポーツニュースで見たのが印象的だった。故障の影響で出場機会が減ったことで2014年オフにベイスターズを自由契約となり、この年まで在籍したペーニャの退団にともない大砲を求めていたバファローズにそのまま移籍した。...トニ・ブランコ元選手がドミニカで事故死

  • 「百姓一揆」ではなく「打ちこわし」では?

    このところ連日物価高、値上げの話題、アメリカのトランプ大統領による関税大幅アップといったニュースが目立つ。芸能人とテレビ局のスキャンダルがどうということよりは重要なニュースである。その中で「令和の百姓一揆」ということで各地のコメ農家が東京に集まってデモをしたという。この時代に「百姓一揆」・・まあ、インパクトある言葉だ。昔なら幕府、藩、代官に対して年貢の減免を願う、現代ならコメの買取価格を上げ、日本の農業を守ってほしいという訴えである。昔のように竹槍を持つわけでもなく暴徒化するわけでもなく、(どこぞの党の主導ということはさておき)平和裏に行われたデモである。・・・ただ、同じ行動するなら、「百姓一揆」ではなく町民による「打ちこわし」ではないのかなと思う。何を生ぬるいことをやっているのか。結局、今のコメの価格高...「百姓一揆」ではなく「打ちこわし」では?

  • 桜満開、広島・・そしてバファローズも・・・

    4月6日、広島はちょうど桜が満開である。近所の公園でも桜まつりをやっていたし、テレビでの桜の開花情報でもその様子を伝えていた。ちょっとぶらりと出かけることにしよう。向かったのは広島平和記念公園。これまで平和公園と桜というのは私の中ではそれほどリンクしていなかったのだが、元安川、本川の川辺には桜並木が広がっており、広島における桜の名所である。原爆慰霊碑にて手を合わせた後、元安川に沿ってぶらぶら歩く。ちょうど青空が広がり、花びらの色も映えている。多くの人が花見を楽しんでいる。私もちょっと道端に腰掛けて軽くプシュッと・・・。場所が場所だけに屋台などが林立するわけではないので一定の落ち着きが保たれている。この日はすぐ北にあるエディオンピースウィング広島においてサンフレッチェ広島対セレッソ大阪の試合が行われる。「セ...桜満開、広島・・そしてバファローズも・・・

  • 観戦記・カープ対ベイスターズ@マツダ~最後は劇的サヨナラ本塁打

    ・・先の記事で、バファローズ単独首位!エキサイティングリーグ・パ!などと書いておきながら、やはり身近なところでのプロ野球も観戦してみよう。熱心なファンというわけではないが、マツダスタジアムでのカープ戦である。JR広島駅に向かう。広島駅は長らく駅ビルの建設工事が行われていたが、先の3月新たに「ミナモア」が開業し、雰囲気も一変した。別にショッピングをするわけではないが、広島の玄関口がどのように生まれ変わったのかを見てみようという気もあった。新たな店の数々もそうだが、やはり目を見張るのが、完成まであと一歩の広電乗り場。路面電車が2階に乗り入れる構造の駅というのは他にあるだろうか。一方で、この区間の開業と引き換えに、猿猴橋町、的場町の区間が廃止となる。確かにここをぐるりと回るのがかったるく感じられることもあった。...観戦記・カープ対ベイスターズ@マツダ~最後は劇的サヨナラ本塁打

  • バファローズ単独首位、エキサイティングリーグ・パ!!

    ありがたや。・・といっても開幕6試合目のことなので、どうということもない。ただ、北広島でのファイターズ相手の初戦を取ったのは大きい。2戦目、3戦目の結果如何でよりいい感じになる。・・その中、現在少しずつ読んでいるのが「オーナーたちのプロ野球史」(中川右介著、朝日文庫版)。先の年末に帰省した際に立ち寄った書店で見つけた一冊である。日本のプロ野球には現在まで58社が「親会社」として関わったということで、その中には鉄道、新聞、映画、食品、ITなどさまざまな産業が関わった。この一冊は選手の活躍には一切触れない代わりに、プロ野球のオーナーたちがどのように関わったのかという「産業興亡史」の一面が強い。現在の両リーグを見るに、波乱万丈の歴史といえばやはりパ・リーグである。この一冊は各球団の変遷だけではなく、個性的なオー...バファローズ単独首位、エキサイティングリーグ・パ!!

  • 平野佳寿、NPB通算250セーブ達成! バファローズも久しぶり「首位」浮上

    4月初めの千葉でのマリーンズ戦は平日にも関わらずデーゲームやったんやね。仕事終わりに試合の途中経過を観ようとしたらもう終わっていて・・。ちょうど春休みの子どもや学生にとっては観戦しやすい日程である(また、冬の屋外球場はまだ寒いだろうし・・)。この試合はルーキー・麦谷が先制打を放ち、同点の後は公式戦に入って打撃好調の西川が勝ち越し打を放つ。9回はNPB通算250セーブが持ち越しとなっていた平野佳寿が登板。1点差をしのいで見事にセーブを記録した。平野も息が長い投手である。入団当初は先発を務めていたが中継ぎ、抑えに転向。そしてメジャーに移籍したかと思えばバファローズに復帰し、リーグ優勝、日本一に貢献した。抑えの場面では常にランナーを出してファンをヒヤヒヤさせるのだが、最後は0点に抑える・・という不思議な投手でも...平野佳寿、NPB通算250セーブ達成!バファローズも久しぶり「首位」浮上

  • 新年度始まりました・・

    4月となり、世の中は新年度ということでさまざまな話題がニュースでも取り上げられている。4月1日は各社で新卒社員の入社式が行われた。もっとも私の勤務先企業の場合、4月1日は新卒社員の入社日だが(しばらくは研修のため、配属されるのは少し後のこと)、会社の事業年度は1月~12月ということで、3月末~4月初というのは「第1四半期の節目」という感覚である。まあその分、12月末~1月初はドタバタするのだが・・。このところの少子化、人手不足の影響で新卒生は取り合い、奪い合いである。初任給の大幅アップ、福利厚生の充実など、各社ともあの手この手で人財確保に取り組んでいるが、なかなか難しい。別に学生が初任給や福利厚生だけで就職先を選んでいるわけではないのだが、業界により学生獲得に有利不利があるのも事実である。さて、新年度始ま...新年度始まりました・・

  • プロ野球観戦に新たな撮影ルール適用

    NPBプロ野球は開幕最初のカードを終え、バファローズはイーグルス相手に2勝1敗と勝ち越し。私が大阪で現地観戦した第2戦は九里の投球を観ることはできたもののチームは延長の末に敗戦。第3戦は高島の好投に打線も援護しての快勝。他カードでは優勝候補本命のホークスがマリーンズ相手に3連敗、対抗のファイターズがライオンズ相手に3連勝と対照的な結果となった。まだまだ始まったばかりだが、これは面白いペナントレースになりそうな予感だ・・(まあ、3試合だけなんでどんな結果になっても同じようなコメントをするのだろうが)。このブログではプロ野球の現地観戦に行った際には観戦記を書き、下手くそながら画像も多く載せている。本来なら3月29日の第2戦の観戦記を(前後編にしても)アップするところだが、使っているデジタルカメラのトラブルなど...プロ野球観戦に新たな撮影ルール適用

  • 開幕戦!! まあ、何とか勝ってよかった

    NPBは28日に開幕。バファローズは京セラドーム大阪にイーグルスを迎えての開幕戦である。開幕投手は宮城。仕事の関係で終盤まで結果を見る時間もなかったが、帰宅してCSの中継をつけると、7回までパーフェクトの好投だという。バファローズ打線も2回に2点を先制。このまま終盤・8回に入った。ただ、この回先頭の辰己が一塁内野安打で出塁。ボテボテの当たりを捕球した太田からのトスが逸れたのもあったが、これでこの試合初の出塁となった。結局1点を失い、2対1で9回表に入る。9回のマウンドは守護神に指名されたマチャド。ここで一死三塁となり、打席にはルーキーの宗山。三次市出身ということでカープもドラフト1位指名したこともあり、イーグルス入団後も広島のスポーツニュースで定期的に取り上げられている。この場面でプロ初安打となるタイムリ...開幕戦!!まあ、何とか勝ってよかった

  • 第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~佐賀城にて賢人に会い、最後は一献

    今回の九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは神埼郡の上峰町から鹿島市、さらには嬉野市へと佐賀県南部を横断することができた。札所以外にも初めて訪ねることができたスポットもあり、クルマの機動力を十分に活かすことができた。まあ、本来ならこの前の週に、初日レンタカー、2日目は客車列車の飲み鉄旅・・の組み合わせで一度に回りたかったのだが、仕切り直しで佐賀平野の青空を楽しむことができた。そして有明海沿岸道路で嘉瀬南インターまで戻り、佐賀の中心部を目指す。市街地は少し渋滞もあったが、佐賀城本丸跡に到着。かつての本丸御殿を復元した佐賀城本丸歴史館が目的地である。まず出迎えるのは佐賀藩の近代化に先頭に立って取り組んだ鍋島直正の像。佐賀城は当初龍造寺氏によって築かれ村中城と呼ばれていたが、江戸時代に佐賀藩主となった鍋島氏により拡張さ...第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~佐賀城にて賢人に会い、最後は一献

  • 第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第103番「大定寺」(嬉野温泉の・・手前まで)

    今回は九州一周、九州八十八ヶ所百八霊場の佐賀までのルートをたどることができればよかったかなというところだったが、レンタカーの機動力を活かしていろいろ回ることができ、肥前鹿島、肥前浜まで来た。そして佐賀に戻るまでにもう少し時間があるということで、肥前浜宿から10キロあまり離れたところにある第103番・大定寺に行くことにした。大定寺があるのは佐賀の嬉野市。嬉野といえば嬉野温泉、西九州新幹線でアクセスも便利になったが、寺に行くには公共交通機関だとハードルが高い。今回、温泉に入る時間までは取れないだろうが、佐賀県~長崎県北部は結構札所が集中していることもあり、今回は足を延ばす形で嬉野の札所を取っておくことにする。国道207号線に戻り、嬉野温泉方面へ続く交差点を左折して県道に入る。この道は肥前鹿島駅や祐徳稲荷神社か...第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第103番「大定寺」(嬉野温泉の・・手前まで)

  • 第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~肥前浜宿酒蔵通り

    第63番・蓮厳院の参詣で肥前鹿島・肥前浜まで九州一周のコマが進んだことで、近くにある肥前浜宿を少し歩くことにする。前回、JR九州の50系客車を使った「かしまるっと満喫ツアー」の途中で肥前浜で長時間停車があったが、結局そこで離脱して第62番・誕生院を訪ね、そのまま日帰り入浴とした後で肥前鹿島に向かったから、肥前浜宿は今回初めてである。カーナビの指示に従ううちに細道に入り、町並み駐車場に何とか駐車する。肥前浜は多良街道に面した港町、宿場町として中世から栄えた歴史がある。そして江戸時代中頃からは酒などの醸造業で発展した。現在も昔ながらの酒蔵の建物が並ぶところとして人気のスポットである。今回訪ねたのは3月9日だったが、その2週間後の3月22日・23日には毎年恒例の「鹿島酒蔵ツーリズム」が行われ、大勢の観光客が訪ね...第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~肥前浜宿酒蔵通り

  • 第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第63番「蓮厳院」(干拓の地を経て肥前鹿島へ)

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりのオプションで佐賀市の産業遺産、世界遺産を訪ねたところで、時間的にこのまま西に進むことができるとなり、前回50系客車列車のツアーで訪ねた肥前鹿島を目指す。前回は第62番・誕生院だけ参詣し、すぐ近くの第63番・蓮厳院を残すことになったが、これですっきりできる。県道48号線、国道444号線を通るルートで佐賀市を西へ横断する。地図を見るとこの先はほぼ平坦で、水路が多い。佐賀平野では古くから有明海の干満の差を利用した干拓事業により、土地の拡張や食糧の増産が行われてきた。干拓は特に江戸時代の佐賀藩で殖産興業のため積極的に進められ、昭和でも国の事業として行われた。現在はこの干拓地の先端に九州佐賀国際空港がある。これまで九州を回る中、ここまで「平野」を実感できるのは今回が初めてだと思う。ほぼ...第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第63番「蓮厳院」(干拓の地を経て肥前鹿島へ)

  • 第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~世界遺産・三重津海軍所跡

    旧国鉄佐賀線の筑後川昇開橋を徒歩で往復した後、車で数分のところにある「佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館」に向かうことにする。「三重津」という文字を見ると「三重県津市」を連想するが、もちろん両者に直接の関係はない。三重津海軍所とは、佐賀藩が幕末に西洋の蒸気船の運用や修理、そして海軍技術の訓練の場として開いた施設である。有明海の干満差が大型船の出入り、修理に有利ということでドライラックが築かれ、後に、日本初の実用蒸気船である「凌風丸」もここで建造された。後の発掘調査でドライドックの遺構が見つかり、当時の先端の西洋の技術と日本古来の技術を融合させた構造に歴史的価値があるとされ、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産の一つとされた。ただし、風化を防ぐためにドックの遺構は地中に埋め戻されており、一部では「見え...第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~世界遺産・三重津海軍所跡

  • 第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~筑後川昇開橋

    今回の九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは、その前に日程の都合で飛ばすことになった第60番・佐賀成田山龍王院を訪ねたことで、後は前回のスタート地点となった佐賀に向かうだけである。その途中でどこに行くかだが、まず有名スポットといえば龍王院の近くにある吉野ヶ里公園だろう。ただ、吉野ヶ里公園は以前に九州西国霊場の佐賀県の札所めぐりの時に訪れていることもあり、この九州西国霊場めぐりではもういいかなという気になった。そこで、吉野ヶ里公園に向かう交差点で、国道34号線から南下して国道385号線に入る。周りには筑紫から続く田園地帯が広がる。筑後川に差し掛かったところで右折し、筑後川の右岸を走る。道なりに進むうち、先ほどまで通った佐賀県神埼市から福岡県大川市に入り、またすぐに佐賀市に入る。かと思えば再び大川市に入り、すぐに佐賀...第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~筑後川昇開橋

  • 第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第60番「龍王院」(佐賀の成田山)

    3月9日、JR久留米の駅レンタカーでクルマを借り、今回の札所めぐりの出発である。係の人も実に丁寧に接してくれる。このまま札所やその他のスポットをめぐり、乗り捨て利用の佐賀駅への到着時刻を18時としたが、それには十分間に合うだろう。まずは筑後川を渡り、前々回訪ねた長門石地区を通る。長門石地区は筑後川の右岸にある久留米市の市域で、その時に第94番・大日寺に参詣している。その先に小さな川があり、そこにかかる橋を渡ると佐賀県である。現在の筑後川ではなくこの小さな川に県境があるとは、昔の筑後川はここを流れていたのかな。突き当りの千栗八幡宮の前を左折し、佐賀方面への道をとる。このまま県道を走った後、かつての長崎街道である国道34号線に入る。ちょうど久留米駅を出発して20分ほどで龍王院に到着。国道沿いにあり「佐賀成田山...第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第60番「龍王院」(佐賀の成田山)

  • 第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~改めて佐賀シリーズ・・

    前回の九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは3月2日、鹿島市にある第62番・誕生院を訪ねた。同じ日に行われたツアーでJR九州の50系客車に乗車するのがメインで、そこに札所をくっつけた形である。ただ元々はその前日第60番・龍王院を訪ね、佐賀までのエリアのスポットを回った後で佐賀に1泊する予定であった。結局3月1日は都合で行けなくなったので、せめて50系客車のツアーだけでもと日帰りでの札所めぐりとなった。肥前鹿島では日帰り入浴もできたし、帰りの特急に乗る前に佐賀駅高架下で軽く一献もできたから、佐賀も案外近いところだなとは感じられた。ただ、九州一周という点で空白ができているので、なるべく早くカバーしておこうと思う。毎週のお出かけのようだが、早速翌週の3月9日、これも日帰りで出かけることにする・・。今回「バリ得こだま」プ...第24回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~改めて佐賀シリーズ・・

  • 第23回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第62番「誕生院」(興教大師覚鑁誕生の地)

    ・・50系客車で行く「かくまるっと満喫ツアー」に参加し、車内での飲み鉄や途中駅でのおもてなしを楽しんだ後、肥前浜駅に到着。ここで約1時間半の停車時間があり、ツアーの目的としては肥前浜駅併設の「HAMABAR」によるおもてなしを楽しむなど、酒蔵が並ぶエリアの風情も楽しむべきところなのだが、私としては、もし列車の出発に間に合わなかったとしても自己責任ということにして、ツアーを離脱した。今回の旅行のアリバイ造りではないが、九州八十八ヶ所百八霊場めぐりということで札所を訪ねることにする。目指すのは第62番・誕生院。当初の予定では前日(3月1日)に上峰町にある第60番・龍王院を訪ねることも含めた1泊2日の行程だったが、諸事情で動くことができず、せめてツアーには参加しよう、そして帰りの時間を活かして1ヶ所だけでも訪れ...第23回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~第62番「誕生院」(興教大師覚鑁誕生の地)

  • 第23回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~50系客車で地元のおもてなしを楽しむ

    50系客車で行く「かしまるっと満喫ツアー」。一応、九州八十八ヶ所百発霊場めぐりとは銘打ってるが、ここまでは完全な飲み鉄旅行でしかない。佐賀を出発し、江北、肥前浜に停車していよいよ出発。停車中にこの日の昼食が各座席に運ばれていた。この昼食をプロデュースしたのは北九州を中心に活躍している新進気鋭の料理人・廣口宗寛さんとある。肥前浜を出発すると廣口さんご自身が車内を挨拶して回る。肥前浜の隣の肥前七浦に間もなく停車ということで、食事はその後である。肥前七浦に到着。1934年開業当時の木造建物がそのまま残る駅舎で、現在は無人駅だが内部を改装して地域の人たちの交流の場になっている。駅舎は映画のロケに使われたこともあるそうだ。この日のツアーに合わせて地元の人たちによる有明海苔やかんきつ類の販売、オレンジジュースやお茶の...第23回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~50系客車で地元のおもてなしを楽しむ

  • 第23回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~50系客車で鹿島の酒を楽しむ

    第23回となる九州行きは、50系客車で行く「かしまるっと満喫ツアー」ということで、車内で鹿島の地酒を味わいながらの飲み鉄旅である(あれ、札所は?)。ホームにはすでにDE10を前後につけた50系客車が停まっている。コンコースにて受付を済ませ、時間があるのでいったん駅舎の外に出る。駅の南口、北口の円柱やコインロッカーにラッピングされているのは、バレーボールSAGA久光スプリングスの選手たち。佐賀には他にBリーグの佐賀バルーナーズやJリーグのサガン鳥栖といったプロスポーツチームがあり、地元の盛り上がりにも貢献している。参加証を見せて有人改札を通り、ホームに上がる。飲み鉄ツアーということで参加者はほぼ大人であるが、中には客車を見物に来た子ども連れも見かける。改めて機関車、そして客車の外観を眺める。客車のサイドボー...第23回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~50系客車で鹿島の酒を楽しむ

  • 第23回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~50系客車で行く「かしまるっと満喫ツアー」に参加するが・・

    神仏霊場巡拝の道めぐりと九州八十八ヶ所百八霊場めぐりを交互に行っている感のある札所めぐり、今回は九州の番である。前回の筑後シリーズまで久留米まで来て、いよいよ西九州の佐賀、長崎方面へと入っていく。これからは長崎線や西九州新幹線に乗る機会も増えるだろう・・と思うが、西九州新幹線に乗ることはそう多くないだろう。沿線に札所がほとんどないし、そもそも武雄温泉から東の区間がどうなるかは未定で、さすがにそれまでには九州八十八ヶ所百八霊場も満願となるだろう。さて地図を見ると、佐賀県最初の札所は上峰町、長崎線の中原駅と吉野ヶ里公園駅の間にある龍王院である。その後だが、佐賀市内には札所がなく、武雄市の高野寺、光明寺、鹿島市の誕生院、蓮厳院、そして嬉野市の大定寺といったところが続く。その中で今回、佐賀シリーズを訪ねるのは3月...第23回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~50系客車で行く「かしまるっと満喫ツアー」に参加するが・・

  • 奈良19番「當麻寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・133(中将姫伝説)

    2月22日~23日の神仏霊場巡拝の道めぐりもいよいよ最後、今回の目的地である奈良19番・當麻寺に到着する。まず山門をくぐるが、東を向いていることから東大門という。昔から寺の本堂は南向きに建てられていることが多いのだが、ここ當麻寺は全体が東に向いた造りである。拝む際は西を向くことになり、大和から見て西方極楽浄土を拝むように建てられたのかなと感じさせる。さて當麻寺も広い境内を持つが、神仏霊場巡拝の道めぐりとしては本堂伽藍が目的地である。他にも中之坊、奥院などの支院があるが、本堂伽藍、そして奥院を回ることにする。當麻寺は真言宗と浄土宗の二つの宗派に属するという珍しい寺院である。まず本堂に向かう。本堂、講堂、金堂の拝観と合わせて、神仏霊場の朱印はこちらで受付とのこと。當麻寺が開かれたのは飛鳥時代~白鳳時代とされて...奈良19番「當麻寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・133(中将姫伝説)

  • 神仏霊場巡拝の道めぐり~日本の相撲の開祖ゆかりの地へ、「見せましょう、相撲の持つ力」を・・

    2月23日、神仏霊場巡拝の道めぐりは今回の目的地である當麻寺の玄関口である近鉄南大阪線・当麻寺駅に到着。駅前には當麻寺にゆかりのある中将姫からその名を取った中将餅の店があり、買い求める客で賑わっている。駅前の道は狭いのだが、クルマで買いに来る人も多くて警備員が交通整理にあたるほどである。當麻寺へは駅から1キロほど。この日訪ねた廣瀬大社、叡福寺ともども駅から多少歩く札所が続く。その途中にあるのが、葛城市相撲館「けはや座」。「けはや」とは、「日本書紀」によれば昔々、垂仁天皇の頃(4世紀)にこの地に住んでいた当麻蹴速という力自慢のことで、垂仁天皇の前で出雲の野見宿禰と相撲で対戦した。相撲といっても現在の大相撲とは違って殴る蹴る、何でもありだったが、最後には蹴速は宿禰に腰を踏み折られて命を落としたという。この勝負...神仏霊場巡拝の道めぐり~日本の相撲の開祖ゆかりの地へ、「見せましょう、相撲の持つ力」を・・

  • 大阪16番「叡福寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・132(聖徳太子御廟所)

    神仏霊場巡拝の道めぐりの2日目。まずは廣瀬大社を訪ね、JRの法隆寺駅に出た。今回の神仏霊場めぐりの目的地である當麻寺に向かうのだが、この日の出発地の王寺から和歌山線に乗り継ぎ、JR五位堂あたりまで行けば當麻寺まである程度近づくことができるが、その先の公共交通機関がない。結局、最寄りの近鉄南大阪線・当麻寺駅を目指して列車を乗り継ぐことになる。ならば大阪府内だが同じ沿線にある大阪16番・叡福寺を先に訪ねることにしよう。法隆寺から大和路快速で1駅王寺まで移動し、王寺からは普通に乗り継いで柏原に到着。同じホームで出発を待っていたのが近鉄道明寺線である。柏原~柏原南口~道明寺というミニ路線で、2両編成のワンマン列車が行ったり来たりするだけなのだが、現在の近鉄の中では最も古い歴史を持つ路線である(近鉄という私鉄じたい...大阪16番「叡福寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・132(聖徳太子御廟所)

  • 奈良18番「廣瀬大社」~神仏霊場巡拝の道めぐり・131(河合町、水の出会うところ)

    神仏霊場巡拝の道めぐりは奈良西部を訪ね、今回で奈良県の札所をコンプリートするつもりである。その拠点として宿泊したのが王寺駅前の東横イン。2月23日、普段の習慣で朝早くに目覚める。東横インは大浴場がないので朝風呂の楽しみはないのだが、窓の外に広がる王寺駅構内を眺める。早朝から列車の走行音が聞こえ、さすが「鉄道の町」である。ロビーでの朝食をいただき(味噌汁の具に三輪そうめんの「ふし」が入っていた)、もうしばらく部屋でのんびりする。外も明るくなってきた。さてこの日まず訪れるのは奈良18番・廣瀬大社。どのように行こうかと前日にいろいろ考えたが、まずは近鉄田原本線に乗ることにした。ここ王寺はJRの大和路線、和歌山線のほか、近鉄の生駒線、そして田原本線が集まるターミナルだが、田原本線だけ新王寺という駅名になっている。...奈良18番「廣瀬大社」~神仏霊場巡拝の道めぐり・131(河合町、水の出会うところ)

  • 神仏霊場巡拝の道めぐり~王寺にて一泊

    2月22日、聖徳太子御忌にめぐる形となった神仏霊場巡拝の道。朝護孫子寺、法隆寺、中宮寺といういずれも聖徳太子に縁がある寺院を回ることができた(これに気づいたのは最後に法隆寺を後にする時だったのだが)。JR法隆寺駅に移動した時点で夕方となり、この日の札所めぐりはおしまいとする。翌23日、まずは廣瀬大社に向かうことにして、大和路線の列車で王寺に移動する。この日は王寺で一泊である。コインロッカーに預けた荷物の引き取りも兼ねて、駅隣接の商業施設「リーベル王寺」に立ち寄る。書店ではさすが地元ということで聖徳太子、飛鳥、平城京関連の書籍を扱うコーナーがある。その一方で、下のフロアでは北海道物産展をやっており、珍しいので自分土産として何品か購入する。奈良を訪れた土産が北海道産品というのもそれはそれで・・。王寺駅の自由通...神仏霊場巡拝の道めぐり~王寺にて一泊

  • 奈良14番「中宮寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・130(まずは法隆寺の続きから)

    この記事のタイトルは中宮寺となっているが、その前に法隆寺の西院伽藍、聖霊院を拝観した続きから書くことにする。やって来たのは有料拝観エリアの一つである大宝蔵院。先ほどの西院伽藍が1300年以上の歴史を持つのとは対照的に、1998年に建てられたとあるからまだ30年と経っていない。法隆寺は多数の国宝、重要文化財を所有しており、安定した環境での保存、そして展示を目的とした建物である。中に入るとまず出迎えるのは、大正時代の和田英作による「金堂落慶之図」の油彩画。鞍作止利が、完成したばかりの金堂の壁画に聖徳太子たちを案内した場面を描いている。もちろん当時の様子を想像して描かれたものだが、「これで我々も文明の国への第一歩を記しましたなあ」と聖徳太子がつぶやいているように見える。金堂は後に再建され、その時に壁画も描かれ、...奈良14番「中宮寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・130(まずは法隆寺の続きから)

  • 奈良13番「法隆寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・129(聖徳太子・・・)

    2月22日、神仏霊場巡拝の道は午後になり、この日2ヶ所目となる法隆寺に向かう。王寺からJR大和路線で1駅、王寺に向かってもよいのだが、駅からはそれなりに歩く。先ほど信貴山朝護孫子寺に行く同じ乗り場から法隆寺方面へのバスが出ており、これまで乗ったことがないバスルートで行ってみよう。国道25号線に合流し、王寺駅から20分弱で法隆寺前に到着。ここから、松並木の参道を歩く。法隆寺に来るのはいつ以来だろうか・・というくらい久しぶりである。子どもの時は遠足で来たり、家族で来たりはしたが、逆に大人になってからはいつ来たかな?というものである。少なくとも、このブログで取り上げている関西の札所めぐりで登場するのは初めてである。法隆寺といえば・・歴史の教科書では必ず取り上げられるところであり(あ、でも最近の歴史の教科書では「...奈良13番「法隆寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・129(聖徳太子・・・)

  • 奈良17番「朝護孫子寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・128(寅・虎・トラ)

    奈良県西部をたどる神仏霊場巡拝の道めぐり。まずはJRの王寺駅に到着して、まずはどの順番で訪ねようかというところ。とりあえず、王寺駅に直結した商業施設「りーべる王寺」に100円のコインロッカーがあり、そちらに宿泊荷物を預ける。ここはまず、西にある信貴山朝護孫子寺に向かうことにする。王寺駅の北口からバスが出ているので向かうと、長い列ができている。法隆寺方面へのバスも同じ乗り場から出るので、それを待っているのかと思うとそうではない。先に信貴山行きのバスが入ると次々と乗車する。臨時の続行便を出すとの案内もある。信貴山ってそんなに人気のスポットだったかな?と思いつつ、続行便に着席して出発する。大和川を渡り、近鉄の信貴山下に着くとここからも大勢の客が乗って来る。バスが高度を上げて走るうち、混雑の理由がわかった。訪ねた...奈良17番「朝護孫子寺」~神仏霊場巡拝の道めぐり・128(寅・虎・トラ)

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