会津若松の旅、再び喜多方駅に向かい会津若松に戻ります。喜多方はかつて会津藩の北にあったため、北方と呼ばれました。明治八年、五つの村を合併して町制を施行した際、「北方」という名は、喜び多い町という意味の「喜多方」と改められました。この地名の由来を受けて、明治三七年(一九〇四)一月二〇日、岩越鉄道(現在の磐越西線)が当地に開通した時、喜多方駅が開業しました。そのことが駅入口脇の銘板に刻まれています。駅前のメイン通りの県道210号喜多方停車場線、雨の日なので閑散としてます。これが喜多方駅の切符売り場と改札です。コンクリートブロック造平屋建ての駅舎には、みどりの窓口、自動券売機のほか、簡易Suica改札機、待合室、自動販売機、トイレなどを置いています。このほか、テナントとして観光案内所(約30平方メートル)があり...2025会津若松の旅④喜多方駅探索から会津若松駅へ