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写真、ジャズ、環境、旅、沖縄、書物、映画
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203回 / 365日(平均3.9回/週)

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Sightsongさんの新着記事

1件〜30件

  • 喜多直毅+マクイーン時田深山@松本弦楽器

    代々木の松本弦楽器(2020/10/17)。NaokiKita喜多直毅(vln)MiyamaMcQueen-Tokitaマクイーン時田深山(17-stringkoto)やはりなんど聴いてもおもしろい。喜多さんのヴァイオリンについては、その音色が多彩なことは前から解っていることだが、それにしても、複雑なよれ具合を持つ何本もの音の流れが縒り合わせられて、さらに複雑な太い流れになる過程なんて感嘆してしまう。ときにみせる乾いた音にも感情が乗るようで鮮やかである。深山さんは即興箏奏者の中でも音の押しが強いほうだと思う。今回も、柱を動かしながら弾き音色を連続的に変化させたり、柱の両側の弦を駆使したりと十七絃の幅広な音を展開した。また板(プラスチックの物差し)で弦に触れて音を出すとき、ときに柱の上も滑らせてその際の振動で弦を...喜多直毅+マクイーン時田深山@松本弦楽器

  • 喜多直毅+元井美智子+西嶋徹@本八幡cooljojo

    本八幡のcooljojo(2020/10/13)。NaokiKita喜多直毅(vln)MichikoMotoi元井美智子(箏)ToruNishijima西嶋徹(b)たぶん即興演奏家どうしの信頼関係にもいろいろあって、たとえば、この共演者なら受け止めてくれるからという信頼のもと自分のプレイを突き進める場合もあるだろうと思う。それを見せ場というのかもしれない。だがこの3人はそうではない。方法論をそのつど暗に提示して、そのうえで演奏する自分が共有されることを前提としている。このことは、即興演奏はショーなのかプロセスの共有なのかという捉え方に関連しているが、少なくとも後者は音楽として刺激的でおもしろい。ファーストセットは喜多、西嶋ふたりの弓弾きにより静かに世界を作り出すように始まったが、程なくして箏のバシンという破裂音...喜多直毅+元井美智子+西嶋徹@本八幡cooljojo

  • 内橋和久+松丸契@千駄木Bar Isshee

    久しぶりのBarIsshee(2020/10/5)。コロナ禍でしばらく営業を休止していた。KazuhisaUchihashi内橋和久(g,daxophone)KeiMatsumaru松丸契(as)前衛での長いキャリアを持つ内橋さんと、ジャズ中心ながら野心的な活動を拡げている新進気鋭の松丸さん。このふたりの出逢いというだけで驚いてしまうのだが、若い人と演りたいという内橋さんの希望を受けてイッシーさんが組んだものだという。さすがである。内橋さんの引き出しの多さにはあらためて圧倒される。何気なく出すダクソフォンの声は妖怪のようでもあり、艶やかな女性のようでもあり、老人の嗄れ声のようでもあり、幼児のようでもある。それがサウンドの流れの中で、えっいま何をするのと「文脈」的なものを気にしてしまうのだが、それさえ自然に引き寄...内橋和久+松丸契@千駄木BarIsshee

  • 松丸契@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)

    下北沢のNoRoomforSquares(2020/9/26)。JazzTokyo誌に寄稿した。>>#1144松丸契独奏KeiMatsumaru松丸契(as)●松丸契松丸契@東池袋KAKULULU(2020年)瀬尾高志+松丸契+竹村一哲+高橋佑成@公園通りクラシックス(2020年)松丸契+永武幹子+マーティ・ホロベック@なってるハウス(JazzTokyo)(2020年)松丸契@下北沢NoRoomForSquares(2020年)松丸契+片倉真由子@小岩コチ(2020年)細井徳太郎+松丸契@東北沢OTOOTO(2019年)松丸契『THINKKAISM』(2019年)纐纈雅代+松丸契+落合康介+林頼我@荻窪ベルベットサン(2019年)m°Fe-y@中野SweetRain(2019年)SMTK@下北沢Apollo(2...松丸契@下北沢NoRoomforSquares(JazzTokyo)

  • ラス・ロッシング『TRACES』(JazzTokyo)

    ラス・ロッシング『TRACES』(AquaPiazzaRecords、2014年)のレビューをJazzTokyo誌に寄稿した。>>#2018『RussLossing/TRACES』KyokoKitamura北村京子(voice)RussLossing(p)AdamKolker(bcl)MarkHelias(b)●北村京子TheMusicofAnthonyBraxton~アンソニー・ブラクストン勉強会&ライヴ@KAKULULU、公園通りクラシックス(JazzTokyo)(2019年)コーリー・スマイス『AccelerateEveryVoice』(JazzTokyo)(2018年)北村京子『ProteanLabyrinth』(2018年)ラス・ロッシング『TRACES』(JazzTokyo)

  • 秋分の午後@喫茶茶会記

    四谷三丁目の喫茶茶会記(2020/9/22)。YuKimura木村由(dance)KaoriKomura香村かをり(韓国打楽器)YokoIkeda池田陽子(viola)ファーストセットはさまざまな形の断片の提示、離合集散。セカンドセットはより継続に近いもの。それぞれの気によるピークがあって素晴らしいものだった。FujiX-E2、7Artisans12mmF2.8、XF60mmF2.4●木村由三浦一壮+丸田美紀+香村かをり+木村由@なってるハウス(2020年)『ツ・ナ・ゲ・ル・ヒ・ト』@千歳烏山TUBO(2020年)徹さんとすごす会-齋藤徹のメメント・モリ-(2019年)齋藤徹+長沢哲+木村由@アトリエ第Q藝術(2018年)庄田次郎トリオ@東中野セロニアス(2018年)宙響舞@楽道庵(2017年)河合拓始+木村由...秋分の午後@喫茶茶会記

  • 大口純一郎/曽根麻央 双頭Quartet@下北沢No Room for Squares

    下北沢のNoRoomforSquares(2020/9/19)。JunichiroOkuchi大口純一郎(p)MaoSone曽根麻央(tp)MartyHoloubek(b)HiroKimura木村紘(ds)大評判の曽根麻央を観たくて出かけた。しかも相方は大ヴェテランの大口純一郎。冒頭の「Prelude」(大口)における和音の寄せては返す波に感嘆させられる。続く「KyteFlying」(曽根)はピアノのデイヴィッド・ブライアントがカヴァーしていたりもして、確かに本人のトランペットに向いた曲のように思える。コード進行も美しくて複雑で、曲名の通り凧がひらりひらりと角度を変えるように繰り返される。「MinorCoral」(大口)では次第に強度が高まり、マーティ・ホロベックの駆動するベース、木村紘のツボに来るブラシととも...大口純一郎/曽根麻央双頭Quartet@下北沢NoRoomforSquares

  • 中村としまる+山本達久+坂口光央@新宿ピットイン

    新宿ピットイン(2020/9/18)。ToshimaruNakamura中村としまる(No-InputMixingBoard)TatsuhisaYamamoto山本達久(ds,electronics)MitsuhisaSakaguchi坂口光央(electronics,key)新ピでとしまるさん、しかもこのメンバー、驚いた。この夜はもう一択。実際のサウンドにはもっと驚いた。何層あるかわからないほど重層的で、それが各々の色とともに出ては変貌していって、シンプルなのに極彩色でもある。分厚いために誰が発した音かわからない時間も多いのだけれど、ときに個性が露出して嬉しくなる。坂口さんの宇宙的な拡がり、山本さんのミニマルで研ぎ澄まされた打音とズレの創出、としまるさんの四方八方にぶん投げられる内臓。いやスゴイな、これはライ...中村としまる+山本達久+坂口光央@新宿ピットイン

  • Force@阿佐ヶ谷Yellow Vision

    阿佐ヶ谷のYellowVision(2020/9/17)。FORCETetsujiYoshida吉田哲治(tp)MasafumiMinato湊雅史(ds)Komari小林真理子(b)IppeiKato加藤一平(g)二度目となると入り込む世界を定めて専念するからか、最初の「EarlyMorning」から迫力が増したことがわかる。全員の音が粒だっていて、吉田さんなどはいきなり痙攣するように吹く。湊さんもまたこのバンドサウンドの中でリラックスしていて、文脈を無視するかのように叩いていておもしろい。次の「RainySeason」までは前回と同じ。3曲目の「Cluster」は、緊急事態宣言が解けたあとに下北沢の飲み屋を見たときの印象だというが、確かに、まったりとギターが揺れる中を吉田さんもまた諦念のように揺らいでいる。次...Force@阿佐ヶ谷YellowVision

  • Kazumoto Endo+香村かをり、Shikaku、竹田賢一+大熊ワタル@阿佐ヶ谷Yellow Vision

    阿佐ヶ谷のYellowVision(2020/9/13)。Shikakuさんのノイズは洞窟=人体の中へと世界を拡張してゆくように感じた。竹田賢一さんの大正琴は聴くたびに驚く。もちろんA-Musikを思い出しもするのだが、バンドサウンドよりもこの哀しい逸脱を是とする音。それに大熊ワタルさんの濁った情のクラ。そして遠藤さんの断続的な強い波と、香村さんの断続的な強弱の波。KazumotoEndo(noise)KaoriKomura香村かをり(韓国打楽器)Shikaku(noise)KenichiTakeda竹田賢一(大正琴)WataruOkuma大熊ワタル(cl,bcl,perc)FujiX-E2、7Artisans12mmF2.8、XF60mmF2.4●竹田賢一竹田賢一古稀ライヴ@アトリエ第Q藝術(2018年)A-...KazumotoEndo+香村かをり、Shikaku、竹田賢一+大熊ワタル@阿佐ヶ谷YellowVision

  • 中村誠一+松井節子+沼上つとむ+小泉高之@行徳ホットハウス

    行徳のホットハウス(2020/9/12)。SeiichiNakamura中村誠一(ts,curvedss)SetsukoMatsui松井節子(p)TsutomuNumagami沼上つとむ(b)TakayukiKoizumi小泉高之(ds)ファーストセットは「Blue'nBoogie」、「TheseFoolishThings」、「MyLittleSuedeShoes」、「RecadoBossaNova」。休憩時間にリクエストはと訊かれて「SeptemberSong」と答えると、中村さんは「ふんふんふんふんってやつ・・・あっこれはSeptemberInTheRainだ。演ったことがない、古い曲だなあ」と言いながら松井さんに曲を教わっている。そんなわけで「AGirlFromIpanema」、「SeptemberSon...中村誠一+松井節子+沼上つとむ+小泉高之@行徳ホットハウス

  • 「JazzTokyo」のNY特集(2020/9/5)

    「JazzTokyo」のNY特集(2020/9/5)では、南アフリカ共和国・ケープタウン市を拠点とするアナーキスト・ヒップホップの集団サウンズ・オブ・ザ・サウス(SoundzoftheSouth、SoS)の主要人物の1人であるアネーレ・セレークワへのインタビューを翻訳・寄稿した。>>連載第41回ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報アフリカを変えるヒップホップ―サウンズ・オブ・ザ・サウス/アネーレ・セレークワへのインタビュー●JazzRightNow「JazzTokyo」のNY特集(2020/2/1)「JazzTokyo」のNY特集(2020/1/4)「JazzTokyo」のNY特集(2019/7/6)「JazzTokyo」のNY特集(2019/6/1)「JazzTokyo」のNY特集(2019...「JazzTokyo」のNY特集(2020/9/5)

  • マクイーン時田深山+池田陽子+池上秀夫 ― 弦弦弦@喫茶茶会記(JazzTokyo)

    四谷三丁目の喫茶茶会記で企画したライヴ(マクイーン時田深山+池田陽子+池上秀夫―弦弦弦)のレビューを、JazzTokyo誌に寄稿した。>>#1137マクイーン時田深山+池田陽子+池上秀夫―弦弦弦MiyamaMcQueen-Tokitaマクイーン時田深山(17-stringkoto)YokoIkeda池田陽子(viola)HideoIkegami池上秀夫(contrabass)●マクイーン時田深山マクイーン時田深山@下北沢Apolloその2(2020年)マクイーン時田深山@下北沢Apollo(2020年)アンノウン・ミラーズ『YourTenIsMyTwelve』(-2020年)『今・ここ・私。ドイツ×日本2019/即興パフォーマンスinいずるば』(JazzTokyo)(2019年)喜多直毅+マクイーン時田深山@松...マクイーン時田深山+池田陽子+池上秀夫―弦弦弦@喫茶茶会記(JazzTokyo)

  • 廣木光一+吉野弘志『Alvorada』(JazzTokyo)

    廣木光一+吉野弘志『Alvorada』(BIYUYA、2015年)のレビューをJazzTokyo誌に寄稿した。>>#2013『廣木光一+吉野弘志/Alvorada』KoichiHiroki廣木光一(g)HiroshiYoshino吉野弘志(b)●廣木光一廣木光一+吉野弘志@下北沢LadyJane(2020年)HIROKIBAND@本八幡cooljojo(2020年)廣木光一+ナスノミツル+芳垣安洋@本八幡cooljojo(2019年)HIROKIBAND@南青山ZIMAGINE(2019年)廣木光一+渋谷毅『ÁguasDeMaio五月の雨』(JazzTokyo)(2018年)廣木光一+渋谷毅『ÁguasDeMaio五月の雨』(2018年)廣木光一+永武幹子@cooljojo(2018年)高田ひろ子+廣木光一@本...廣木光一+吉野弘志『Alvorada』(JazzTokyo)

  • 吉田達也+照内央晴@荻窪Velvet Sun

    荻窪のVelvetSun(2020/9/9)。TatsuyaYoshida吉田達也(ds)HisaharuTeruuchi照内央晴(p)ちょっと意外な組み合わせに驚いてしまった。以前に、藤井郷子+吉田達也、田村夏樹+照内央晴という対バンがあったことがきっかけだという。サイモン・バーカーも出ていたとか。はじめは互いに遠慮することなく入り、いきなりフルスロットル。照内さんは低音側での轟音から同音の強い反復によりエネルギーレヴェルをどんどん上げてゆく。かたやスティックで全方位的に叩きまくり、大きなうねりを作り出す。照内さんはその轟音の中で何度も跳躍した。吉田さんが「最初から大丈夫ですか」と笑っている。2曲目、選んだ和音に応じるマレット。やがて高い声や繊細なシンバルもまじえ巧みなドラムワークをみせた。3曲目、複雑な旋律...吉田達也+照内央晴@荻窪VelvetSun

  • 齋藤直子トリオ@壱岐坂ボンクラージュ

    壱岐坂ボンクラージュ(2020/9/8)。はじめて来た。出来てからまだひと月である。NaokoSaito齋藤直子(as)HirakuAmemiya雨宮拓(p)TetsukoKato加藤哲子(ds)齋藤直子さんのプレイを観るのは実に3年ぶりのことだ。本人は音も変わったし楽器も変わったと言う(師匠の松風鉱一さんが使っていたクランポン、1975年の『AttheRoom427』、1978年の『EarthMother』、1981年の『GoodNature』で使ったもの)。確かに目の前で聴くと印象がかなり異なっている。昨年吹き込まれた『点字呼吸の領域』の印象ともちがう。ユニークな点は楽器との関係ではないかと思える。一方で曲を演奏するために楽器を操る人がいて、他方では楽器の操作自体を前面に押し出す人がいる。これはジャズの曲を...齋藤直子トリオ@壱岐坂ボンクラージュ

  • さがゆき+高田ひろ子@本八幡cooljojo

    本八幡のcooljojo(2020/9/6)。PeacefulDreams:YukiSagaさがゆき(vo)HirokoTakada高田ひろ子(p)いつの間にか「PeacefulDreams」という名前が付いているこのデュオ、観るのは3度目。空間は狭くても広くても音楽は親密。冒頭のさがさんのスキャットからピアノが入ってくるところから、既に呼吸が合っていて愉しい。「EarlyAutumn」を経て「AlltheThingsYouAre」では声世界を激しく冒険、驚かされる。「ChildIsBorn」では高田さんが和音を積み重ね、ときにさがさんは上を向いて「産まれる」という感情を表出する。「HoneysuckleRose」なんて花の散弾銃である。「Estate」ではしっとりとして、「Rain,Rain(Don'tGoA...さがゆき+高田ひろ子@本八幡cooljojo

  • 関東大震災97周年/韓国・朝鮮人犠牲者追悼式

    関東大震災での韓国・朝鮮人犠牲者追悼式。2020年9月5日、荒川河川敷にて。浪花の歌う巨人・パギやん(趙博さん)、それからプンムル。FujiX-E2、XF35mmF1.4、XF60mmF2.4●関東大震災呉充功『隠された爪跡』、関東大震災96周年/韓国・朝鮮人犠牲者追悼式伊藤ルイ『海の歌う日』藤原智子『ルイズその旅立ち』『ルイズその絆は、』亀戸事件と伊勢元酒場加藤直樹『九月、東京の路上で』藤田富士男・大和田茂『評伝平澤計七』南喜一『ガマの闘争』田原洋『関東大震災と中国人』植民地文化学会・フォーラム「内なる植民地(再び)」山之口貘のドキュメンタリー(沖縄人の被害)平井玄『彗星的思考』(南貴一)道岸勝一『ある日』(朝鮮人虐殺の慰霊の写真)『弁護士布施辰治』(関東大震災朝鮮人虐殺に弁護士として抵抗)野村進『コリアン世...関東大震災97周年/韓国・朝鮮人犠牲者追悼式

  • さがゆき+登敬三@日暮里Porto

    日暮里のBarPorto(2020/9/1)。日暮里DARK:YukiSagaさがゆき(g,vo)KeizoNobori登敬三(ts)はじめて入るバーに、さがさんをよく観に来ると思しき人たち。「夏の記憶」から、文字通り隠れあいをするような「かくれんぼ」。最近さがさんは高田渡や浅川マキを歌うことが多いのか、「夕暮れ」(渡)と「夜が開けたら」(マキ)。ことばをそこに置くような高田渡の感覚が踏襲されつつも別のものになっている。またちょっとやさぐれた口調になった「夜が開けたら」。そして早川義夫の「からっぽの世界」、高田渡の「酒心」、オリジナルの「ゆびきり」、エノケンの「私の青空」。どうも歌いすぎたようで、マスターに終わりの時間がありますからとセカンドセットを急かされ、「奴隷解放だー」とさがさん。ジョアン・ジルベルトの「...さがゆき+登敬三@日暮里Porto

  • 松丸契@東池袋KAKULULU

    東池袋のKAKULULU(2020/8/30)。KeiMatsumaru松丸契(as)松丸契のアルト独奏は何回目なのだろう。これまで下北沢のNoRoomforSquaresでほぼ真っ暗にして行われてきたわけだけれど、この日は窓から陽が差し込む2階の木の部屋。それが演奏者の孤独な作業に影響しているかどうかはわからないが、聴く側の意識としては風景と一体で取り入れることができて、どちらもおもしろいのではないか。何しろ90分間と長いため、聴く側が飽きたり音を意識しなくなったりすることがないよう、十分な変化が付けられなければならない。実際、表現は多彩だった。はじめはやや音価を長めにして、一音ごとに部屋の反響を全員で確かめる感覚。部屋のつくりのためか、聴く側の意識のせいか、管の響きよりも息の響きのほうが後に残るように思えた...松丸契@東池袋KAKULULU

  • 廣木光一+吉野弘志@下北沢Lady Jane

    下北沢のLadyJane(2020/8/29)。KoichiHiroki廣木光一(g)HiroshiYoshino吉野弘志(b)達人ふたりのデュオ。配信アルバム『Alvorada』のレコ発のような形だが、アルバムは5年前の録音であり、新曲も増えている。また収録曲の演奏の雰囲気もちょっと違っていておもしろい。割と新しい「なんやらかやら」と「二丁目の春」を経て、ノエル・ローザの「祈りのかたち」。廣木さんと青木カナさんとの新譜『Raizes』にも収録されている曲だが、吉野さんも気に入って採譜したのだという。はじめの弓弾きの音色からすでにうたになっている。廣木さんの弱い軋みの中から輝くように転がり出てくる宝石。ジョビンの「Luiza」。廣木さんの和音はときに引いてしまうほど素晴らしいのだが(たとえば、渋谷毅さんとのデュ...廣木光一+吉野弘志@下北沢LadyJane

  • マクイーン時田深山@下北沢Apollo

    下北沢のApollo(2020/8/29)。暑くてまぶしい夏の昼間に暗くて涼しい地下の部屋。MiyamaMcQueen-Tokitaマクイーン時田深山(十七絃箏)深山さんはプラスチックを買わない・使わないということをライフスタイルに取り入れているのだが、やむなく出てしまったプラごみを使った即興を行った。これが、最初の「ShiroiYoru」(『Sonobe』にも収録)における低音をやさしく撫でる感覚とはずいぶん変わり、驚きを与えてくれるものになった。左手で異音を出しつつ、プラや右手を使って弦に触れる。やがて両手で弾きはじめるのだが、しばしば左手で弦を押しては音を歪ませる。その結果として一音がとても強い。そしてある領域を基盤として左手で高低を行き来した。セカンドセットはビョークの「TheAnchorSong」。越...マクイーン時田深山@下北沢Apollo

  • ラッパとタイコ@阿佐ヶ谷天

    阿佐ヶ谷天(2020/8/28)。1stsetTeruhitoYamazawa山澤輝人(ts)KuniyoshiYamada山田邦喜(ds)2ndsetHouhiSuzuki鈴木放屁(ts)TakenoriSaeki佐伯武昇(perc)3rdsetHideoTokioka時岡秀雄(ts)KaoriKomura香村かをり(チャンゴ、チン)テナーと打楽器のデュオを3セット。ファーストセット、山澤+山田。冷静なのか奔流で暴れるようなことがないドラムスで、様々なパターンにより打音を放つ。シンプルゆえにずれや変化に焦点が当てられる。山澤さんは終始抉るようなブルースを吹いた。大きなヴィブラートの片方で濁り、もう片方でそれがリリースされたりして、情と濁りのグラデーションがとても良かった。セカンドセット、鈴木+佐伯。放屁さんは...ラッパとタイコ@阿佐ヶ谷天

  • 秋山徹次+すずえり@水道橋Ftarri

    水道橋のFtarri(2020/8/23)。TetuziAkiyama秋山徹次(g)Suzueriすずえり(preparedp,self-madeinstruments)すずえりさんはモーターなどを使ってピアノにちょっかいを出し続けるが、そこにスペクタクル性はない。むしろシンプルな設定であり、それだけに、茶運び人形のような自動的なものと、自律的なものと、和音も含めピアノをピアノらしく鳴らすあり方とが混在するおもしろさに集中できた。いつの間にか変わっている響きがその変容を反映しているわけだけれど、それはふたりによって作られている。その中でも静かに強烈な音を打ち込んでくる秋山さんのギターには、わかっていても驚かされる。ぐにゃりと急停止する音など曲がることを恐れない五寸釘である。想像したよりも奇妙に美しさが提示された...秋山徹次+すずえり@水道橋Ftarri

  • Force@阿佐ヶ谷Yellow Vision

    阿佐ヶ谷のYellowVisionで、吉田哲治さんの新バンドForce(2020/8/20)。FORCETetsujiYoshida吉田哲治(tp)MasafumiMinato湊雅史(ds)Komari小林真理子(b)IppeiKato加藤一平(g)ジャズロックだと宣伝しているが、個性的なメンバーでもあり、なかなか普通ではなかった。そのことは最初の「EarlyMorning」でわかる。ギター、ベース、ドラムスがときおりシンクロし、ある領域にずどどと入っていき快感。楽園的な「RainySeason」、変態的にベースとギターとが絡む「Laughter」。この最後の曲でも、セカンドセット冒頭の「Reverb」でも露わになったのは、どじゃーんというサウンドの中でも、ちょっと寂しそうでワビサビ的な感覚を捨てない吉田哲治さ...Force@阿佐ヶ谷YellowVision

  • 梅津和時+香村かをり@白楽Bitches Brew

    白楽のBitchesBrew(2020/8/16)。店主の杉田さんご退院の記念ライヴ。KazutokiUmezu梅津和時(bcl,ss,as,cl,fl)KaoriKomura香村かをり(チャンゴ,チン,etc.)ファーストセットはバスクラとチンとの手探りではじまった。やはりというべきか、韓国の音楽家との共演も多い梅津さんならではのプレイがそこかしこに出てくる。ソプラノを敢えて斜めにくわえてよれさせる音程も、アルトの艶も濁りも、韓国を色濃く感じさせる。バスクラはまた別で、叩きの要素がある。香村さんはいろいろな打楽器を横に置いているが、基本的にはチャンゴとチンの組み合わせで攻める。細いスティックでは鋭い強弱と濃淡を、マレットでは柔らかく全体的に響くものを、という組み合わせに加え、左右の違い、強弱の違い、またひとか...梅津和時+香村かをり@白楽BitchesBrew

  • 815展でのパフォーマンス(広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊

    浜町の好文画廊(2020/8/15)。昨年に続き足を運んだ。酷暑ゆえ中に入るとほっとするが、早すぎてテーブルや椅子を運んだりうろうろしたり。長谷川美鈴さんは熱中症気味だとかで現れず、池田陽子さんは夏バテだと呟きながら力なく歩いてきた。「皆勤賞」だったという矢部優子さんも欠席。JunjiHirose広瀬淳二(ts)YokoIkeda池田陽子(viola)TakaoWatanabe渡辺隆雄(tp)AkiraEndo遠藤昭(reading,dance)皆さん、「遠藤さん今日はどうしましょう」と言いながらリラックスしている。さすがである。美術家の遠藤さんは、「適当に壁に向かってひとりひとりやってくれればいいよ」と。そんなわけで、遠藤さんが古井由吉『子供の行方』を朗読し、3人が順次演奏する。広瀬さんはわりとオーソドックス...815展でのパフォーマンス(広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊

  • 岡田ヨシヒロ@池袋Flat Five

    池袋のFlatFive(2020/8/12)。YoshihiroOkada岡田ヨシヒロ(ds)Guests:ShokoKumagai熊谷祥子(p)AyakoKanda神田綾子(voice)はじめて足を運ぶバーだがいい雰囲気。岡田ヨシヒロ(岡田ケイタ)さんのドラムソロは多彩。バスドラムで大きな流れを作っていたかと思えば、その主役が上半身のゆらぎに移行したりして。叩くか叩かないかの境界あたりで音を作っているのが印象的だった。iphoneで撮影●神田綾子神田綾子+森順治@横濱エアジン(JazzTokyo)(2020年)神田綾子+北田学@渋谷BarSubterraneans(動画配信)(2020年)岡田ヨシヒロ@池袋FlatFive

  • デイヴィッド・ブライアント@Body & Soul

    南青山のBody&Soul(2020/8/11)。DavidBryant(p)MartyHoloubek(b)ShunIshiwaka石若駿(ds)Guests:ShinobuIshizaki石崎忍(as)WinterSpencer(djembe)最初の「InYourOwnSweetWay」(ブルーベック)から、繊細で柔軟極まりないデイヴィッド・ブライアントのピアノ世界が展開される。マーティ・ホロベックもまた柔軟、石若駿はブラシからある合図を自分で出して明確な意識とともにスティックに切り替えた。続いてマーティの「LetOthersBeTheJudgeofYou」では速いベース弾き。「Nita」(ブライアント)でのイントロから水彩のように透き通るピアノと言ったら。石若さんが最後にシンバルをスティックで擦って締めた...デイヴィッド・ブライアント@Body&Soul

  • 今井和雄@東北沢OTOOTO

    東北沢のOTOOTO(2020/8/10)。KazuoImai今井和雄(g)ファーストセットは床に置いたギターの演奏からはじまった。金属棒が弦の間に挟んであり、それによるプリペアドの効果なのか、弦をゆるめに張ってあるのか、独特のノイズとともに音が放たれる。鎖を弦の上に垂らすことによる偶然性と自律性のせめぎ合い、石板の重量による暴力性。だがいきなりその石板を制御して音が走りはじめて驚いた。音の作り方には、触ったあとに楽器にまかせる自律性もみえた。そしてギターを抱えて両手で掻きむしる。この強さからくる怖さと静かさが不思議にも共存している。弦をおさえつける音のブレーキとその逆の残響とが行き来する。今井さんは再び鎖を使うのだが、こんどは口にくわえて垂らす。弦との接触の音が不思議とヴォイスとのユニゾンのように聴こえたのだ...今井和雄@東北沢OTOOTO

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