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  • 埋草日記◎札幌のシアターキノへ初訪問

    筒井康隆原作の映画『敵』は吉田大八監督作品であるにもかかわらず、旭川の映画館での上映予定が無く、仕方がないので札幌へ行くことにした。 映画『敵』の北海道での上映は札幌と苫小牧と釧路の三か所のみ。もっとも行きやすいのは札幌のシアターキノということになる。 札幌へ行くのはかなり久々。ほとんど行ったことがない。だから右も左もわからない。 JR旭川駅で切符を買う。JRに乗るのも久しぶりなので、チケットを買うこと自体おっかなびっくりという有様だが、なんとか平然を装い自動販売機を駆使し、旭川ー札幌往復5,550円(Sきっぷ)を手中に収めることに成功。特急自由席は座ることができてほっとした。1時間20分で札…

  • 『敵』は遠い日の花火ではない。すぐ近くまで来ている! 映画『敵』について

    筒井康隆原作の映画『敵』が公開された。 原作ファンで、しかも吉田大八監督ファンでもあり、わざわざ札幌へまで赴き、シアターキノで観てきた。 けっこう原作どおりなのに、ちょっと驚いた。決して映像化に適した小説ではないと思っていたし、原作ファンとして映像化は無理であり、すなわち小説でしか味わえない「この感じ」が大好きなのだ、と思っていたからだ。 映画『敵』の公式ページに掲載されている筒井康隆氏のコメントは「すべてにわたり映像化不可能と思っていたものを、すべてにわたり映像化を実現していただけた。 登場人物の鷹司靖子、菅井歩美、妻・信子の女性三人がよく描き分けられている。よくぞモノクロでやってくれた。」…

  • ひとでなしコメディ「下妻物語」の面白さとは何だったか

    映画「下妻物語」(2004年)は映画館で見ていない。 初めて見たのはビデオだったかDVDだったか。たいへん驚いた。なんて面白いのだ! 大傑作だ! といったわけで、中島哲也という人の名前を覚えた。 その後、「嫌われ松子の一生」(2006年)をビデオかDVDで見て、「告白」(2010年)、「渇き。」(2014年)は映画館で見た。それらは実のところ、なにか期待どおりではないような印象だった。とても「上手い!」という感じはするのだが、「下妻物語」を見た時のような「すげえ面白い、なんだこれ」って感じがしないんだよなあ。中島映画最高傑作は、やはり「下妻物語」なのか? 「下妻物語」はジャンルとしては「コメデ…

  • 「私にふさわしいホテル」の山の上ホテルはのんにふさわしいのか!

    能年玲奈ことのん主演の「私にふさわしいホテル」をようやくイオンシネマ旭川駅前で観た。まだ公開されていないと思い込んでいて、上映館を調べたら既に先月から公開で、間もなく上映終了となっているではないか。あわわわ、慌てて観に行った。 とはいえ、期待は薄かったのだ。 監督が堤幸彦で、私はいまだにこの方をテレビドラマ「ケイゾク」演出の人という認識で、映画作品は「ケイゾク」と「イニシエーション・ラブ」くらいしか見ていない。「ケレンミ」の方、という印象だった。 「私にふさわしいホテル」は小説家に関するコメディであると聞いていたので、わりと軽めの喜劇と想像し、のんのキュートさを楽しめれば満足、くらいの気持ちで…

  • 埋草日記◎2024年大晦日の矢野顕子の蛍の光

    やっぱり(?)年末のテレビといえばNHK紅白歌合戦。特に熱心に見るわけではないのだけれど(大半の出演者が未知の方だし)、毎年少しくらいは見ている。でも2024年はほぼ見なかったなあ。 気になっている出演者はいたのだ。 まず一人目は、新浜レオンという方。その人のステージに木梨憲武と所ジョージが出演するらしいじゃないですか。そんなわけで、その場面を見ようと思ってテレビをつけたら、水森かおりとドミノ倒しのコラボという謎の場面だった。ネットで紅白歌合戦のタイムスケジュールを調べると、とっくに新浜レオンの出番は終了しているらしい。しまった! 見逃してしまった、と自分の計画性の無さに呆れ、ぼんやりする始末…

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