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  • 埋草日記◎NHK朝ドラの広末涼子と、ベッキーが暴れる「初恋」

    現在放映中のNHKの朝ドラ「らんまん」最新話に広末涼子が出演した。 不倫報道が過熱しているなか、出演場面をカットせず放映したNHKの判断にホッとする。広末は主人公(神木隆之介)の母親役で、病弱なため早い段階で亡くなり退場。その後、不倫報道で話題が沸騰した広末だが、もう出演シーンはないだろうから、NHKさん安心だろうな、なんて意地悪に思っていた。 本日の出番は中盤の見せ場というべき主人公の婚礼シーン。宴の最中、祖母・松坂慶子が幻想で広末の微笑む姿を見つめる、という3秒くらいのショットだ。カットしようと思えばできたはず。しかし、さらにその後、松坂慶子が昔を回想するシーンにも広末の姿があった。1分く…

  • シャーリーズ・セロン変身(変形?)「タリーと私の秘密の時間」

    レンタルDVDで「タリーと私の秘密の時間」を観た。 「マイレージ、マイライフ」を観て以来、ジェイソン・ライトマン監督のファンとなった私は、さらに「ヤング≒アダルト」を観て、シャーリーズ・セロンのファンにもなった。 雑誌「映画秘宝」を買っていたような人は、たいてい「マッドマックス 怒りのデスロード」が好きで、したがってシャーリーズ・セロンには痺れているわけだが、それにしても本作「タリーと私の秘密の時間」のシャーリーズ・セロンは格別だったなあ。 さて、「タリーと私の秘密の時間」は、一言でいうと「子育てコメディ」ということになるのであろう。実際にDVDは「コメディ」の棚に置いてあったわけだが、果たし…

  • 埋草日記◎散歩をして思わぬものを目撃したり

    旭川市中心部を散歩していたら、突如「文鮮明」と「韓鶴子」の姿が目に入り驚愕。大きなポスターにお二人の写真が掲載されており「真のお父様とお母様」といったコピーが添えられていて、「世界家庭なんとか」との看板が掛かっていた。統一教会の施設が入っている建物だったようだ。あれだけ批判されていたが、今でも大きな看板はそのままに活動しているのか。まあ、考えてみれば、そうかもしれない。その団体および真面目な信者の方にとって、統一教会は自覚的には立派な宗教法人との認識であろうし、やましいことをしているという意識はこれっぽっちも持っていないだろうから、なにもコソコソする必要はないのだ。自民党も岸田政権も、解散命令…

  • 志の輔による旅に関するマクラの本「志の輔旅まくら」

    志の輔旅まくら 立川志の輔 新潮文庫 2003年5月1日初版発行 400円+税 落語初心者の私が聞いているのは、寄席での噺ではない。落語のCDである。それも、図書館に置いているCDを借りて聞くという活動が主体なので、主に昭和の名人といわれた方々の名作の数々。録音が昭和であり、古い。江戸訛りの早口で、何を言っているのか分からない。たまには新しいのも聞きたい、というわけで、立川志の輔のCDを見つけたので聞いてみると、これが爆発的に面白い。 「ためしてガッテン」とか龍角散のCMのひと、というぼんやりした印象だった立川志の輔だが、落語を聞いて、私の中で「名人」という印象に変わった。立川流の談志の弟子で…

  • 埋草日記◎「どくとるマンボウ航海記」にキューブリック映画が登場していた

    子供のころ読んで面白かった北杜夫「どくとるマンボウ航海記」中公文庫が【増補新版】として今年刊行。懐かしく、読んでみる。 霧の深いアントワープの港で足止めを食った若きマンボウ氏がたまたま映画館に入って映画を見るのだが、タイトルなどは出てこないがストーリーの紹介から、それがキューブリックの「突撃」であることがわかり、驚く。さすがは日本の頭脳・北杜夫だと思うのは、カーク・ダグラスが着ているのがフランスの軍服で、英語を喋っており、フランス語とベルギー語らしき字幕付きでの上映だったとのことなのに、ほとんどストーリーを理解しており、ラスト近くのみ話が不明であった旨が記されている。

  • 埋草日記◎北海道各地でクマ出没注意

    朱鞠内湖で釣り人がクマに襲撃されて死亡したとのニュースは衝撃的だった。 ひとりで釣りを楽しんでいた男性が行方不明になり、現場を調査すると、どうやらヒグマに襲われたらしいことがわかり、ハンターが周辺を捜索し、ヒグマ一頭を駆除したとのこと。現場の状況から、釣りをしていた男性に対し、ヒグマのほうから近づいていき、襲ったものとみられるという。仕留めたハンターの方も、そのヒグマは人間を認識した後も、まったく逃げる様子を見せなかったと証言していたとのこと。 クマへの注意を呼び掛けるテレビ番組を見たが、人間を認識しても逃げないヒグマの情報がいくつかあるようだ。これまで、クマは憶病な動物であり、人間の姿を認識…

  • なぜか今宵、高畑充希について考えてみた

    高畑充希は不思議な俳優だ。 先日、映画「怪物」を観て、高畑充希の出演シーンに違和感を覚えた。というか、高畑充希を見るたび、この方のポジションがよくわからないと感じる。ドラマや映画で主演を演じるクラスであると認識している。CMにもたくさん出演している。高畑充希はトップクラスの女優である。そのわりに、こんなオファーも受けるの、といった仕事もするのだ。 映画「怪物」での役は、主要登場人物である学校の先生の恋人役。セクシーな恋人役であり、二人でいちゃつくシーンが用意されていた。そして、いつの間にか、出てこなくなる。こういってはナンだが、映画にとって大きな役とは言えないと感じた。だから、高畑充希、もった…

  • 埋草日記◎陳列スペース減少の冨貴堂豊岡店で「花束みたいな恋をした」

    冨貴堂豊岡店というかTSUTAYA豊岡店というか、本を売っていてレンタルDVDを並べている、よく行く店舗を訪れたところ、レンタルDVDのスペースの一部が、カプセルトイ(いわゆるガチャガチャ)のスペースに改装中だった。レンタルDVDはいまや絶滅危惧種のたぐいだ。映画を自宅で視聴する手段としては、ネット配信が主流で、店舗でのレンタルは、間もなく消滅すると思われる。 こちらで「花束みたいな恋をした(2020)」を借りて、見た。 先日見た「怪物」が面白かったので、坂元裕二が脚本を書いた映画を見てみようという魂胆。サブカル的な小ネタ満載の文化系男女の恋愛映画、という感じでしょうか。菅田将暉と有村架純が恋…

  • 埋草日記◎初期アナログ盤が話題の山下達郎だが、ベスト盤をCDで聴く

    図書館で山下達郎「OPUS」3枚組CDを借りる。「ALL TIME BEST 1975-2012」とのサブタイトル。私は山下達郎のファンとは決していえず、だから私レベルの人間が耳にするには最適なベスト盤ではないか。代表的な曲は網羅されている。聴いてみると、グッとくるのは初期の「夏だ!海だ!達郎だ!」といったイメージの曲なんだよなあ。ご本人は「夏=達郎」イメージを否定的に語るけど、こちら側からすると、それらの曲が耳に入っていた時代というのは私が若者だったころと重なるから、様々な記憶と相まって「グッ」とくるのであろう。単なる個人的で感傷的な理由にすぎない。ただ、本来POPミュージックというのはそう…

  • 埋草日記◎閉館したスガイディノス旭川だったら上映していた映画と志ん朝のCD

    ネットで見た映画「M3GAN/ミーガン」の予告編が面白そうだったので、旭川市内の上映予定を見たが、2館とも上映無し。AI人形が暴走するホラー映画のようで、予告編での人形ミーガンの動きが愛らしくも不気味。仕方がないので「怪物」を見て、「怪物」が非常に面白かったので良かったのだが、「M3GAN/ミーガン」も見たいなあ。 そこでふと思ったのだが、昨年閉館したシネコン「スガイディノス旭川」が、もし今も継続していたら、ここではきっと「M3GAN/ミーガン」を上映していたのではないか。 ディノスならきっと、この手の面白そうなホラーを上映していたはず。というわけで、「スガイディノス旭川」の閉館は、旭川の文化…

  • 埋草日記◎労働力調査と「ゼロ・グラビティ」

    労働力調査というのに答えてくれとの依頼を、対面にて受ける。総務省統計局による国勢調査のようなものらしい。面倒だが、頼まれたので仕方がない。こういうのが苦手で、知らぬふりで放置といった豪快なことができない。ご迷惑をおかけするわけにいかない、期日はいつ? まだ大丈夫? と常にビクビクする小市民なのである。つい早めにネットで回答し、送信。返礼として税金免除などの措置が講じられるとかはないのだろうか。日本人の現在の労働力が正確に日本政府の知るところとなり、(仮にでも)より効果的な法令が作成されているのだとすれば、それはひとえにおれの努力の賜物である。全国の労働者は私に感謝すべき。 「ゼロ・グラビティ」…

  • わからないものを、人は「怪物」と認識する

    映画「怪物」をシネプレックス旭川で観た。 先日行われたカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したという話題作。監督は是枝裕和。脚本は坂元裕二。音楽は先日亡くなった坂本龍一。 テレビドラマ「カルテット」「初恋の悪魔」を見て坂元裕二という人に注目していたので、この方が是枝監督の新作で脚本を書くというので期待していた。さらにはカンヌ映画祭で大きな話題になり期待は膨らむ。 見終わって、「ああ、面白かった」と単純に思った。カンヌで賞を取ったなんていうから、アートフィルムみたいな映画だったら嫌だなあと思っていたが、ミステリーっぽくて、話を面白く追えるタイプの映画だった。 視点が変わって事件の見え方が変わる構成であ…

  • 埋草日記◎中国大使館からの電話と愛車の車検

    携帯電話に着信があった。発信先が「不明」となっている。名乗るのは憚られたので曖昧に「はいもしもし」と出ると、自動音声の女性の声が「中国大使館です」と話し始めた。咄嗟に怪しいと判断し、電話を切った。非通知だし、平日の20時30分頃だったし、私は中国大使館とゆかりがないし、すぐ思い出せる中国関係の知人もいない。ネットで「中国大使館から電話」と検索すると、いくつかその手の詐欺の記事がヒットする。在留中国人の方を狙った詐欺の手口があるとのこと。 私の携帯には、荷物を届けたとか有料チャンネルの停止がどうとかといった詐欺メールは今もときどき来るが、直接電話が掛かってきたのは久しぶり。自動音声だったし、聞い…

  • 埋草日記◎最近の理解できない出来事について

    私が単なる世間知らずということもあるが、世の中には全く私の理解が及ばない出来事が起こる。最近では以下の二つが全く分からない。 まず一つ目は、今年4月に宮古島沖で消息を絶った自衛隊のヘリコプターの墜落。自衛隊幹部を乗せての飛行だったというが、仮にも国の(実質的な)軍隊の飛行物が墜落して、何か月も原因不明のままということがあるのか。国防上の大問題ではないのか。 フライトレコーダーは回収されたはずだが、いっこうになんの情報も出ない。なんなのか、原因はヤバいことなのか。 もう一つは、歌舞伎役者の例の騒動。私は歌舞伎界に関する知識が全くないので報道を読んでもさっぱりわからない。親子三人が心中を図る動機も…

  • 埋草日記◎週刊朝日最終号と上岡龍太郎の訃報

    週刊朝日最終号を図書館で読む。 いくつかの連載はAERAアエラに引き継がれるとの記載があった。そんななか、「似顔絵塾」はサンデー毎日で連載が継続されるというのがユニーク。 上岡龍太郎の訃報が届く。漫画トリオのギャグ「今週のハイライト!」は見た記憶はあるが、おぼろげで、よく覚えていない。私にとっての上岡氏といえば鶴瓶とのフリートークが爆発的に魅力だった深夜のテレビ番組「パペポTV」。 こんな面白いおじさんがいたのか、大阪ローカルの芸人なのか? と最初は思っていた。あれよあれよと全国区の人気者となり、有名になってゆく過程で、かつて漫画トリオで横山ノックとともに「今週のハイライト!」ってギャグをやっ…

  • chatGPTに森田芳光監督の代表作を教えてもらう

    誰もが使えるテキスト生成AIとして、世界を変えるほどのインパクトがあると、さんざんニュースで紹介されている「chatGPT」だが、おれのような初期高齢者にも使えるのだろうか。 ネットで調べてみると、メールアドレスと電話番号があれば無料で使用できるとの解説。やってみたら、できた。日本語で会話できる。そして、それが大変面白かったので、以下にその一部を紹介。 「chatGPT」と、どんな会話をしようか。映画についてたずねてみた。森田芳光監督の代表作を知っているかと聞いたら、以下のような答えが返ってきた。 ------------------------------------------------…

  • 埋草日記◎運動会シーズンと溝口敦「詐欺の帝王」

    車を運転中、突然、銃声のような音が聞こえ、あわててそちらを見ると、小学校の校庭で運動会の練習中だった。ほのぼの♡ 最近読んだ溝口敦の講談社文庫「喰うか喰われるか」が面白かったので、勢いづいて2014年発刊の文春新書「詐欺の帝王」溝口敦を再読。イベントサークル→闇金→オレオレ詐欺を手掛け「詐欺の帝王」と称されたという人物・本藤(仮名)のインタビューなどを中心とした特殊詐欺についての新書。今回読んでいて改めて興味深いと思ったのは、90年代のダイヤルQ2の話。 NTTが利用料を徴収してくれるダイヤルQ2には多くの怪しい商売があったが、そのころ変造テレカも大いに出回っていた。ある詐欺師は安く手に入れた…

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