「2024年6月1日」*空晴れて 空覆い来る 入道と 紛ふ雲湧く 水無月初日梅雨に入るのは6月梅雨が明ければ夏そんな過渡月6/2今日のお天気ときたら雨がしょぼしょぼと・・・もう梅雨入り?ストーブ点けてる軽井沢の朝です。
「白鳥は哀しからずや~」 *いづこ辺に とびさりゆくや しらとりの しろしろたかし ふゆのあをそら牧水の『白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ』はこんな景色かもね。恋に悩んでいたときに詠ったそうな・・・恋はもう無縁の爺だけど詠っ
「ネコと雪」 *雪庭の 冷たさ知りて 懲りたらし 遊びたいけど なんだかニャア・・・ 雪のお陰で脱走不能雪を見ているのか鳥を見ているのかなんだかつまんなそうです。
「雪とネコ」 *雪にネコ 飛び出たけれど 冷たいニャア 慌てて鳴いて 戻ってきたよ♪家ネコをお散歩に連れだしたらイヌ並みに喜んでくれました♪雪の上に飛び出したのいいけれどやっぱり~の結果でした♪
「軽井沢の千ケ滝不動尊像」 *長き日々 滝に埋れし 滝背負ふ 滝の不動を いたはり撫でし千ケ滝の地区の里池の畔、用水の出発地にある「御影用水五社」の石造仏のひとつこの不動明王像は後背が炎でなく、滝そのせいか長く千ケ滝の崖に埋もれていたそうです。平成12
「落日の寒気」 *冬の陽の 山端へ隱れ 退(しりぞ)かば 魔王の寒気 天地を襲ふ少し大げさに日没の冷気寒気を。冬って夕焼けする日が多い撮りたいけれどあの寒さについおっくうになる雪原に点々といろいろな足跡野のモノたちたいへんだろうなあ・・・日没同時に
「軽い茶話/塩川治子さん著」 *吾が街を 愉しく識りぬ 『軽い茶話』 読みてふむふむ古往今来著者は軽井沢に長く住まわれている作家で歌人です。同町の今昔を書かれた『軽い茶話』ネーミングがいいですね。昨年ぼくは町内を巡って史跡、歌碑などを短歌にしていま
「ご近所徘徊/ 沼」 *鴨見むと 温む水辺へ 来て見れど 寂し木立の 影あるばかり数羽の鴨が何時もいる小さな沼へあれ?今日は居ないの?どうしたんだろう?嫌われたンだなきっとそんな日もある、また見に来よう。
「古る写真の整理/降る雪や 明治は遠くなりにけり 中村草田男」
「古る写真の整理/降る雪や 明治は遠くなりにけり 中村草田男」 *父母や 昭和戀しや 白黒の 薄るる 写し絵 出でくる時は妹からドサッと渡された家族の写真を整理しています。それに飽きタバコに火を付け降る雪を眺めています・・・雪は想い出を連れてくるンだよ
「いなせ鳥/カケス」 *よう来たね いなせな兄ちゃん また来いよ 腹が減ったら いつでもいいぞ 懸巣と書いてカケスなかなか小粋な羽の色です。木にかけておいた脂の塊をガツガツ元気にむさぼる大食漢です。
「メジロじろじろ♪」 *仲良しの 二羽のめじろの 愛らしさ 代わりばんこに 来ては飛び去るいつも二羽で交互に餌台に♪あの抹茶色というか苔色を見るのはちょっと嬉しい二羽一緒にいるところを撮るのはむずかしいそれにちょこまかよく動くし~じろじろ窓越しのカメ
「ご近所徘徊/大寒山」 *寒そだね けふは大寒 ちと我慢 いずれ雪溶け それまで寝てな久しぶりに歩くとなまっているのがわかる・寒さと、はやり病の報道のせいか、つい引き籠もってしまう一人言も多くなる・・・しかし木々や草たちは強いね枯れたように見えるけ
「山頭火風に(てふてふ ひらひら いらかをこえた )」 *ゆく川は 此岸に彼岸の 色 写す陰陽境界 こともなく 越ゆ千ケ滝撮影の帰り道、ふと見た流れに傾いだ夕陽の色影が写っていました。そのゆるやかな流れが砂防ダムに落ち込んでいます・・・ぼくも何かを悟
「冬の滝/軽井沢 千ケ滝」 *嶽、集む 水を吹きだす 岩蔭に 冬の息吹の 凍るを見たりここも湯川の源流のひとつ淺間により近い中腹の滝しみ出た水が鍾乳洞のようです。今年は去年より早く凍り始めた様子この滝より少し下の方にぬるいけどさび色のお湯が滲み出て
「冬の滝/軽井沢 白糸の滝」 *溫み滲む 淺間伏流 白糸は 雪溶かしつつ 瀬早となりてここも湯川の源流のひとつ水温11.8℃、淺間山の体温かも。説明板に地中にしみ込んだ雨水は6年ほどかかってここへ出てくるそうな。夏にはたくさん居た観光客も今は一人もいない
「冬の滝/軽井沢小瀬竜返しの滝」 *たち凍る 湯川源流 竜返し 細き岩間を 幾年(いくとせ)えぐるナイアガラが凍ったというニュース袋田の滝も凍ったらしい。諏訪湖も全面結氷、ことしは?と期待軽井沢は寒いけど淺間山の懐で暖められて出てくる川はそうそう凍
「マスクしてスキー、メガネが曇る・・・」 *きしきしと 骨も泣くけど 雪も鳴く 淺間あほぎて かっ飛ばしたり今季もまずは軽プリで軽く♪金曜日、すいてましたリフトはすべて一人で独占密はなし、若い人たち多しマスク必着だけど時折外して雪山の空気をクンクン♪
「ぼくのおばさん・・・」 *淺間嶺を 好みて麓に 詠ひ住み・・・ 送る朝なり ぼくのおばさん昨年12月、ご逝去されたおばさんがしきりに想い出されます。*時の来て あの人もまた ゆきたり ゆきて戻らぬ 旅に出でけり *眠りつつ ゆけると聞きし かの人と 過ご
「群馬高崎の歌人 吉野秀雄」 *師と崇め 畏み慕ひて 敬ひし 吉野(秀雄)著す 八一が神髄會津八一と吉野秀雄この師弟関係!往復書簡を読むと驚くばかり吉野の ひたむきさ、健気さ、いじらしさに感銘また八一が吉野に寄せる信頼、愛情。師八一の歌を的確、見事に解
「あかげらっちが来たよ♪」 *庭の木に 黒・白、赤の 伊達鳥の 赤丸見れば がんばれ ちゃちゃちゃ軽井沢に薄雪小雪が暫し舞って今朝は朝日に樹氷が♪寒寝坊したから撮りには行けないけどそうだ!凍った滝を見に行ってこよう!と思う寒い朝です。。。
「寒波とコロナと・・・」 *雲かかり 嶽にしら雪 重ね降り 屠蘇もさめぬに 列島荒れしやっと正月気分が抜けはじた今日この頃七草もすみドンドン焼きも終りました。この冬の厳しいこと!波乱の一年の幕開け寒さを我慢し疫病を避けて・・・人知れず・・・なんてこと
「ドンドン焼き~」 *繭玉の 焦げて生焼け 囓りつつ ご近所衆と 無病祈れり もうもうと煙!ドンパチドンパチ青竹が爆ぜて人が集まり始めました恒例地区のドンドン焼きです。甘酒やミカン、枝に刺した繭玉が振る舞われ達磨が燃えてゆきました。*盛大に 門松
「緊急事態宣言だよ~」 *この冬も こ雪舞ふ日は 寄る鳥の 数を数えつ ながめ暮らそか *ちょめねこも 尾っぽ振りつつ 窓際で 飛び来る鳥に声をかけちょり小松左京の小説の世界がオーバーラップ窓辺に寄り始めた鳥たちから目が離せないそしてトランプ
「ご近所徘徊/冬のボタンツル」 *藪とげに 布団裂かれて 散るやうな 綿毛枯れ花 冬をなぐさむなにもないと思っていた冬の野辺よく見ると自然のドライフラワーがそこかしこに♪ウバユリやアザミ、イバラの赤い実、オニドコロ、黒いつぶつぶ山帰来?虫たちの透
「ご近所は異界/けものみち」 *おぼろげな ひとか けものか ふみ分けし みちらしすじを ゆきてかへりぬ近くの峠まで歩いて登り又同じ道を下って帰るのは芸がない山ヒルもクマも冬眠中、コロナもいない山の中藪を掻き分け山中を降りてきた。日影の残雪に獣の
「コロナ仙人」 *寒風に なびき忍べる 草木(そうもく)に 習ひてをれば 仙(人)に成れる野(や)この頃人に会っていない来ないし行かないし来たがらない仕方ありませぬ野山に憂いを抱きてひとり出かけていますその内に忘れられてゆくような自然の中に溶け込んで
「ご近所徘徊/寒さ実感」 *行く水と 留(とど)まる水の 従容さ 思ひ歩きて 寒山納得今年の冬は冷えますね~灯油タンクの目盛りが気になりますよ。小さな谷川、凍って下流の方は干上がってしまっているお天気には逆らえませぬ従うしかありません。
「帰路奈良道」 *日暮れゆく 畝傍・耳成 帰路に見て 揺られうとうと 夢に落ちゆく大和三山 香具山・畝傍山・耳成山!♪ガイドの講釈を聞けば逸翁と奈良を巡った楽しさが蘇ったあの頃は何も知らなかったと今更ながら思いつつ旅の疲れにいつしかまどろむ。これに
「帰去来」 *遠のきて 霞み消えゆく 紀伊の山 窓辺に見つつ もの想ひたり行くところ見るところ食べるものが終わった帰路は奈良から名古屋へ、東京へはじめて訪れた高野山、とてもすべては見られなかったけど未知のことをたくさん知りました精進料理も食べさしていた
「壇上伽藍 の中門の四天王」 *四天王 壇上伽藍 結界の門の四隅に 気張りて候四天四方そろい踏み!お二方は消失をまぬがれた持国天と多聞天近年、失われた二天、広目天と増長天が蘇りました。新しい像の胸にセミとトンボ?調べてみたら、ふむふむ♪そういうことか
「真言 (マントラ)」 *「おん ころころ せんだり まとうぎそわか」 々々々 薬師御堂に 真言(マントラ)充てり真言の祈祷?を受けました灯明ひとつの薄暗い仏間で一人ずつ、独古を振られつ、オンコロコロコロコロ~まさに密教高野山です。お坊様たちの聲の朗々
「2021/1/01」 *天地みな 朱に染めあげつ 元旦の 陽は昇りくる 意味のありげにオメデトウゴザイマスコロナナンカ、オモイデトキョウクンニハヤクナリマスヤウニ!サキヘマエヘウエヘ♪デハデハコトシモヨロシクオネガヒモウシアゲマース。
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「2024年6月1日」*空晴れて 空覆い来る 入道と 紛ふ雲湧く 水無月初日梅雨に入るのは6月梅雨が明ければ夏そんな過渡月6/2今日のお天気ときたら雨がしょぼしょぼと・・・もう梅雨入り?ストーブ点けてる軽井沢の朝です。
「一号台風」*こんな日は 珈琲・音楽 煙草増ゆ 一号台風 しとど雨降る崩れて熱帯性低気圧なに?根性無いなあでも雨が降ったりやんだり曇天こんな日は・・・です。
「サプリメント」*薄れゆく 髪と記憶に CMが やたら気になる 歳になにぬねの膝腰の痛みになんちゃら薄毛にかんちゃらなんちゃら不全にあんちゃら・・・人の弱みにつけこんでくるCM余計なお世話ありがた迷惑ご心配ありがとうね~♪
「一日が長い春」*持てあます 春日のながき 昏れしぶり 夕日の中に 焦れて待ちたり 良寛さんじゃないけど春は一日が長い体力が持たない浅間山に沈む夕日を待っていましたなかなか陽が沈まない・・・暮れるのを渋っているかのよう♪
「皐月の異変」*大荒れの 皐月の異変 雨と風 しずく溜まるを ただただながむ各地で被害が・・・降ったんですね~風も!軽井沢は静かでしたが雨の日は風の日は人は花たちはうなだれてただ耐えるしかありまんねつぎは台風も来るって?
「ズミの花」*ずみよずみ ナゼに今年は 美事やね なにがあったや 妙に映え咲く毎年真っ白白に咲く木の花ズミまたはコナシ今年は殊の外きれいに感じましたが気のせいでしょうかあらためて注目しました。
「ウコンザクラ」*ぽたぽとん 房ごと 落ちくる 鬱金花 皐月のある日 春が過ぎゆく御衣黄?いつの間にか庭に桜が植えられて花が咲いていた聞けば鬱金桜と・・・その木の下がぼくの喫煙所この桜、ハラハラとは散らない花房ごと落ちてくるふーんそういう花なのね。
「黒曜石 3万年の旅/堤 隆 著」*黒光る 旅した石の その昔 辿りて探る 足跡愉し黒曜石は黒耀とも表記の石ぼくは黒曜石は長野県の和田峠でしか無いと思っていたけどとんでもない日本には130を越える産地が!世界には無数に・・・イースター島、ここでも黒曜石が産しモアイ
「五月の満月」*不可分に この地に添いて めぐり来る おぼろなれども 今宵満月満月のコラボに参加思えば毎月巡り来る満月の不思議謎、ミステリー片面しか見せずなにか隠している?いつから地球にストーカー中が空洞らしい何かがいるらしいって・・・人工物?
「黄花踊り子草」*庭、逃げて 空き地に群れる よそ者よ 君らに罪なし でも謙虚にな 教授が足を止める?在来種?外来種?検索したら地中海周辺を原産とする多年草とのこと強い生命力で侵略的外来種のタイトルを取りそうだとも・・・。
「軽井沢のルリソウ」*なにがって むらさき野花 瑠璃草を 知りしが自慢 花音痴 吾野山を徘徊して見つけたルリソウ他の地域ではあまり見られないらしい知ってからは新緑の頃珍しいと思っていたけどそこかしこに咲いているじゃないですか♪知るというのはそういうことな
「炭化脳」*うた作り 続けてきたらば 短歌脳 炭化しつつも 未だくすぶる持続力落ちた体力それに覚えられない忘れっぽくなった昨今脳も老いるンだなあと実感でも続けていると惰性というか慣性でぶつぶついい続けていますそんな短歌でーす。
「風」*さつき晴れ 「水田に苗を ウェンズディ」 などと言ふを 嶽に見られし毎年ここで撮影季節限定の景色、風が立てるさざ波もまたいいなんかいいですね五月の風は。
「藤の香り」*野で採りて 母にとどけし 藤の花 香りに出る 母在りし頃母姉妹が居る施設へ従兄弟と行く際に彼が採ってくれた藤の花、フロアーいっぱいに広がったあの香りに喜ぶばあちゃん達が懐かしいあの五月のあの日あの時香りともに想い出します。
「山の芍薬」*怖々と 覗きにゆけば 真白珠 いい日に来たね いま、盛りなりなにが怖いかというと1、ヤマヒル君が居るから2.人の土地だから・3.もうないかも?などですもう散っているはずなので盗掘されないでしょう嗚呼、花の命は短くて・・・。
「白い華鬘」*ネコ覗く 藪に見つけし 白華鬘(シロケマン) 日焼け嫌だと 日陰に隠る真っ黒な家ネコとご近所パトロールが日課ですネコの関心とぼくの興味が違うのですがあたらしい発見彼が見つめるところに白いケマン?日が当たらないから白いのかなあ・・・?モヤシみたいに
「ある日の浅間山」*うるさげに まとわる雲を 淺間嶺は 打ち払うべく 風を呼びたり昨晩と今朝えらく風が吹きましたね庭の植木鉢が倒れて葉っぱや枯れ枝もたくさん落ちている列島の空気をずいぶんとかき回してくれました被害がなければいいのですが。。。。
「借用申す昨月・昨日 /一休師の言葉」*白・黄の 花らが土地を 借りて咲く 知りて真似るべ この生き方を一休和尚って面白い発想するよね自分の身体も借り物としての辞世の句借用申す昨月・昨日返済申す今月・今日ふーん・・・そうですよねと納得。
「トボトボと・・・」*五七五 老いて覚えし 七七を 杖と頼りに 徒歩徒歩来たり要は暇なのねなんかしていないと居られない気質なんでしょうか呆け防止として続けています。
「定型に乗っければ・・・?」*うたもまた 百人百様 味変わる 拙さそれも ・・・ほざいてうたへり一人言のように飽きずに定型に乗っかっていると時々、妙な気分になるうた ってコレでいいのか?短歌って言えるのか、ボクの57577は?百人一首みたいに詠わないと・・・?な
「雨の大手毬」*ふり続く 庭にいち日 おお手まり ふくらみ重く たへるしかなく・・・昨日は軽井沢でも雨降りのいち日でしたが被害もなさそうで、安堵列島は大変な様子・・・今朝は薄曇り、道路も乾きはじめました。台風一過?暑くなる?徘徊は様子見ですね。巣山師の書
「五月尽」*延びあがる しろ花鉄仙 五月空 雲もゆくゆく 春もゆくかや 雨ですね~このまま梅雨入りなのかな早いものですもう春とは詠えない雨をながめてぶつぶつしてましょうか♪巣山師の書
「ご近所徘徊/コトラガ」*草むらを ゆけば飛び出す 小蟲たち 蝶かと紛う 蛾を見つけたり 初めて会った気がするボッ~と生きてきたからなあ・・・調べたらコトラ蛾というお腹のところが虎縞模様、なるほどね広げた翅がきれい、閉じたらそれが見えなくなる共に生きとし生ける
「ご近所徘徊/ハナヒョウタンボク」*木に真白 花ひょうたんが 一斉に 雪の記憶か 積もるがに咲くこの花も毎年詠わずにはいられない何処にでもあるという木ではないというそれがご近所に自生しているのを知ったのは最近のこと氷期から残る木というのも気に入っているですよ
「ご近所徘徊/ベニシジミ蝶」*歩くごと 撮って撮ってと 「紅しじみ」 行くて止まるよ 路傍の蝶は 時には人なつっこい蝶にゆきあうぼくのカメラ、レンズ、腕では小さな虫や蝶を巧く撮れませんたいがいスルーしてたけどこの時の蝶はまとわりついて子犬のよう♪巣山師の書
「旬のもの」*あを葉の候 深謝感謝で 舌鼓 土佐海幸の 稔り言祝ぐ初物を食せば寿命が延びるという高知に縁が出来て毎年登りカツオが♪海から遠い信州の山家にとってうれしい限り、感謝の極みでありまする。巣山師の書
「ヒトリシズカ/フタリシズカ」*ひと知れず 咲いては散れる 花を追い 老いて知りたり 押立て閑か静は源義経の彼女「吉野静」または静御前は歌舞で知られた女性義経を逃がすために白拍子で舞い、追っ手の時間を削いだ有名な悲恋物語、それにちなんだ名前?ふむふむ・・・教
「同窓の友逝く・・・」*去りゆける 同窓友の 写し絵を まじまじと見る しみじみ見つむ・・・去来します彼の中学時代の顔、動き、出会い首筋にある渦巻きつむじ・・・またひとり先にいってしまったああ無情ベルトコンベア上のわれらです。
「ご近所徘徊/クワガタソウ」*やま路(みち)で こっちを見てる 花とあう くわ形草が 紅ひかえめにこの花を知ったのは二年前だったでも、あ・クワガソウ!と一目でわかった♪楚々とした風情に好感。今年はたくさん咲いて群生に近いほどです。
「白ツツジ連想/ボーっと生きてんじゃねーよ!」*純白の ナースのキャップ 咲きにける 庭のひと隅 ふるさとの色知らなかった事今は看護師さんたちは帽子を被らないンだって?昨日、健康診断に行ってドクターに訊いてみたらもう20年も前から・・・とのことそうなんだ・・・
「ご近所徘徊/赤勝て黄勝て~♪」*山ぶきの 色に負けじと 山つつじ 真っ赤になりて 競ふを見たり植物たちは別に競争している訳ではないはずだけどそんな連想してしまう花の運動会です。
「ご近所徘徊/フタバアオイの花」*葉をめくり 秘めたる花を 白昼に 許せ狼藉 双葉の葵教授がしゃがんでガサゴソしてるなにかと思ってのぞき込む去年教わったフタバアオイの花教授が復習を兼ねてテストとして秘めたる花を見せてくれました♪
「ご近所徘徊/ルリソウ」*荒れ藪に 空色小花の 群れ咲くを 皐月の風が そよと撫でたりこの春はルリソウが目立ちますおっ、こんな所にも!あっちにも♪こつちにも風も思わず撫でたくなるようなかわいさです。
「ご近所徘徊/ウスバシロチョウ」*しきり舞ふ こもれび金色 そまるやも こがねの沢の うすば白蝶 ニリンソウ、ヤマブキソウ、ルリソウサクラソウの混生花園は今は黄金色が強いその中をしきりに翔ぶ蝶ウスバシロチョウの翅も染まってしまうかのようてすなにが起ころうと起
「ご近所徘徊/ヤマシャクヤク」*年いち度 白きまろ珠 写せむと 朽ち沢訪うを 蛭の咎めし ヤマシャクの見られるところが三カ所、2カ所は個人所有の山土地入るには躊躇しますが撮るためにだけゆきまする。この貴重な秘密の場所をヤマヒルたちが護ってくれています秘すれば花
「ご近所徘徊/クサノオウ」*草の黄 輝くうぶ毛 いま盛り 遠く 近くに 雉の呼ばわりこの花、花言葉、「私を見つけて」ですって。今頃は見つけなくてもこの辺ではそこかしこに咲いている。遠くで雄雉が、しきりに彼女を呼んでいます雌はとてもシャイ、警戒心も強い、とても地
「ご近所徘徊/コンロンソウ」*壮大に 誰が名付くや 崑崙は 遙か西方 黄河 源小泉師と徘徊し、この花を見て、えーとえっと・・・なんだったっけ??二人して忘失♪あとで想い出したコンロンソウ!♪漢名は「白花碎米薺(はくかさいべいせい)」和名を付けたのは、1500種類以
「ご近所徘徊/ミヤマザクラ」*教授言ふ 『深山桜』と、 あの酒の 名付けの花は これかと知りて(得心)佐久の酒、深山桜名前はずいぶん馴染んでいましたが実際に、そういうサクラがあるなんて考えもしなかったお酒に無関心で花音痴はほう!と感嘆♪若葉の中に白い小花が
「ご近所徘徊/雨の中」*雨降るに あえて鳥居を くぐり行き 山吹いかにと しずくに濡るる三日も小雨濃霧こっ寒い日が・・・花たちは?と様子見に雨の中で写真を撮ってみました。巣山師の書
「KARUISAWA FOTO FEST」*境内に 大っきな写真 展示せる 社(やしろ)の神の 蘊蓄聞きたし 2023/4/1-5/14開催の野外写真展小雨の中終了町内公園4カ所+ギャラリー蔵全部観てきました出品の皆さんすごいですね!♪町内の知っている写真好きの方々ちらほら♪ターポリンシー