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2013/08/29

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  • 雑炊

    私が4~5歳くらいの頃だったろう 祖母と二人で 祖母の姉さんの家を訪問したことがあった 姉さんという人は 裁ち台を前に縫い物をしていた 側に 長火鉢があり五徳には小鍋がのっていて 何かが ぐつぐつと煮え それがいい匂いをしていた 昼餉の雑炊をつくっているのだった 祖母とお姉さんは 親しげに話合っていたが 私はその小鍋に意識が集中していた 結局 その雑炊のご馳走に与ることなく 帰宅した 今 雑炊と聞くとその時のことを思い出す そのお姉さんの顔はおぼろげにしか覚えていないが 雑炊の小鍋の中味は覚えている ニラ の入った柔らかそうな 醤油をたらしたおじやだった にほんブログ村

  • 神経痛

    坐骨神経痛というものを患ってから 体に関して認識を改めた 体の夫々の部位に無駄なものはない という事 体の各機能が微妙なバランスで働いていること 普通に動けることが どんなに希有で有難い事かを 思い知らされた ウェストから下の下肢が 触るだけで 溜まった電気が放電するように 下肢をビリビリと駆け抜ける 動ける腕と肘と胸を使って 芋虫のように移動する 痛みを押して2メートル移動するのに15分かかった 神経の在り処など 気に留めることもなかったが 今はこの筋の神経はこの腰椎のあたりから来ている などと 思い描くようになった 普通の状態という事は 本当は最高の状態のことで それは常に崩れやすい…

  • 名前

    このところ テレビ欄に書いてある人の名前が わからない 名前が読めない 勝手に読めるように読む 以前から読みにくい名は多かった 今は 更に増えて増殖していく 名前というものは 簡明なのがよい 誰でも読めるものでないと用をなさない 昔話に (長い名の長助) という話があった 井戸に落ちた長助が 名が長かったばかりに 知らせに手間取り 助かる時間を失った話だ 今後 名前によるトラブルは多発するだろう かく申す 私も 孫の名を呼ぶ時 一度 口の中で復唱してみなければ正確に言えないのだ うちの孫の名を 読める人はいないと思うノデス にほんブログ村

  • お荷物

    絵も描き続けていると 下手なりに たまっていく 額に入れると見栄えはするが かさばる一方で 押入れの中は額の箱だらけになってきた 家の中をみても 絵を飾る 雰囲気ではない 絵の始末の仕方を 友人が考えてくれた 素人の絵でも 材料費だけの 3000円位ならば 部屋の飾りに 買ってくれる人がいるかもしれない ネットに出して売れば! と言う なるほどいい考え と言おうとしてやめた 3~4㌔の重さ 60カケ50カケ15 の体積の荷物の送料は? 宅配業者を潤すばかりだ 額は使い回しにして ふやさない事にした にほんブログ村

  • 後回し

    つい 後回しにすることの数々・・ 取れたボタンの付け直し 洗濯機のクズ取りネットのクズの始末 気の張る人から届いた贈答品へのお礼状 達筆な人への返信 同窓会への寄付 切り抜くつもりの新聞記事 マイナンバーカードの申請 三日分の飲水と食糧の備蓄 スーパーの混んだレジで 出しそびれた財布の小銭 洗濯してきれいになった 捨てるつもりだった下着 ほつれているけれど 買った時は高かった 身近な人への 感謝の一言 にほんブログ村

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