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皆空亭日記 http://kaikuutey.blog.fc2.com/

近隣を自転車で走って、歩いて目にする小さな生命たちや四季の移ろい。或は旅に付随するエピソードなど

皆空亭
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長野県
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2013/08/21

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  • 侵入者

    建物の外側ではなく内側で見つけたヤモリ、かわいいです一階の解放廊下は壁が腰のあたりまでしかなくてその上は格子のフェンスが埋め込まれています。人は進入できませんが小さな生き物は出入り自由ですこれは最初いたところから捕まえて明るい場所に移動したところですつかまえると相変わらず指を噛んできます(でも痛くはないし毒もない)。多分硬い獲物を相手にすることはないのでしょう。注: 手にする場合は自己責任でお願い...

  • 今頃のユリカモメ

    キンクロハジロの群が滞在している大きな池にユリカモメが何羽か混じるフェンスの向こうから餌を投げ与える人がいて、その度に賑やかな争奪戦が繰り広げられるユリカモメはキンクロハジロと同じように水面で待っていたらあまり効率が良くないことに気づき、飛び上がって空中で餌をキャッチしたり、出来ることなら人の手から直接ついばめば競争相手を出し抜けると考えた。騒ぎも一段落...

  • 何してるのだろう

    遠目に見えるコガモの群に混じってひときわ大きな鳥が一羽近づいてきたと思ったら見かけないポーズを取ります。数十秒その姿勢のままだったから、水や獲物を飲み下そうとしているのではなさそうです。かといって上空に猛禽類が現れたのでもないし、そもそもタカの類なら躰の大きさからして敵にはならない。次にどうするか待っていたら飛び去りますホウロクシギところで淡水ガモのカルガモやコガモは汽水域(塩水域)でも平ちゃらな...

  • 仲良し

    4羽が並んで餌を探し歩くお互いの距離感は近めですねその中の二羽がどうやら親密な関係で長い嘴を交差させたり、お互いに相手の毛繕いをしたりクロツラヘラサギ...

  • マガモ

    池の縁際をマガモが列をなして進む。この先に行けば人目から隠れる場所なのだ対になっているなっている個体も幾組か一応♂が主導のようです中央部に戻ってきた...

  • 告天子

    河口に寄った帰り道斜面に降りてきた鳥がいた自転車を止めて確認したのがこの鳥ヒバリ漢字名は雲雀、告天子はどちらも洒落た宛て字で、いかにも風流を愛でた方が考えたのだろうと思わせます。雲間でいつまでも囀り続ける小鳥、あるいは天の声を告げる子なんてもう詩人の領域です。...

  • カモメ二羽

    前回カモメをアップしたのは2022年、その前は2020年毎年目にしているわけではないしかもその頻度は年とともに稀になっている模様今季撮れたのは幸運だった、と将来思い返すことになるかもしれません。...

  • 花びらとムクドリ

    ムクドリが探し物をしている地表には、散った花弁がそこら中にドット模様を描いている風が来る度に、満開を過ぎた親木から花びらが吹雪となって供給されそのうち地面は桜色で覆い尽くされるでしょうでも同じ風で吹き飛ばされてしまう可能性もある。そうすると構造物の陰とかに吹き溜まりを作って褪せた結末を迎えるのですよね。...

  • ユリカモメ一見平和

    川岸のフェンスに並んで止まるユリカモメこの画像は3月半ばだったから、今頃いるとすれば頭が黒い夏羽に変わっているだろう。やたら強気で低い姿勢から相手を威嚇するやつとか飛んできた新参者が列に割り込もうと椅子取りゲームを引き起こす場面があったりして飽きさせません。特に獲物を捕獲した個体を見つけたりすると一斉にスクランブル発進しますね。...

  • 食事処

    この時期お約束の桜とメジロ蜜を吸うのに熱中している間は人が近づいても意に介さないこちらのことは見えている筈ですが甘いデザートの魅力の方が強力近くにある街路沿いの桜が漸く3分咲きになったと思ったら、その後は天候が崩れ今年は見頃をふいにした感が強いですね。早生種の桜(河津桜、緋桜)が満開だった3月半ばに撮りました...

  • ノスリ

    池の上空で大きな円を描いているか川に沿って飛びながら上流へ、下流へ移動する姿をよく見ます収穫が終わった田園地帯では道路脇の電柱や広告の上に止まっていることが多く、見渡せる場所からネズミや昆虫が姿を現さないか監視している。そして獲物を見つけたら地を擦るように接近するのでしょうつまり野擦り=ノスリ付き合いたくない相手...

  • エビを獲ったか

    海から15km近く遡った川沿いの淡水池にいたハジロカイツブリ河口では規模の差はあれ群れで生活している場面が多いですが、ここでは単独群れは川の本流の方にいるのか、はたまたどこかではぐれてしまったのか?それにしては弓池(仮称)に順応しきっているようではある水面に映った姿を見ると嘴にエビをくわえているようです...

  • 多摩川の長さは138Km

    弁天橋を渡り多摩川左岸を羽田空港に向かって進む道最近改修されて快適な散歩道が続きます正式名はソラムナード羽田緑地と呼ぶらしいその中ほどに多摩川0Km地点の標識がある地面に貼ってある案内板には ------------------- 多摩川 0Km 地点 →→ Tama River 0Km point 標識が矢印の方向にあります Marker is in the pointed direction. ここまで水源から 138Km 138Km f...

  • 花の名は大仰

    これも花の色との対比に惹かれて撮ったヤマトシジミ訪れたのは千日紅の紫百日紅(サルスベリ)でさえ思い切り誇張された名前と思ったりするのにその上を行く千日紅ってどうなのよ?1,000日は2年半以上ですよね? 実際に見かけるのは夏の7~9月ぐらいであり、命名した人の脳裏には絶対百日紅の名前があって、何とかしてその上を行く存在にしようと努力の跡が見えるようです。まあ、結果として注目され皆さんに覚えられる名前に...

  • 言いなり

    日中は解放されている公園管理センターの休憩所その窓にホシホウジャクが張り付いている。横に数メートル移動すれば出口に到達するのに、このままでは透明なフェンスで仕切られて見える向こう側にどうしても行けない。ゆっくり掌に誘導すると素直に乗ってきます体毛が暖かそうで眼が何となくユーモラス近くの植え込みに放ちました。窓ガラスから脱出しようと奮闘して体力を使い果たしたか、放してやっても直ぐに逃げ出すことはなか...

  • ヤマトシジミ

    今朝今季初となる雪が降りました何の前ぶれもなく、いきなり強風とともに凄い雪が吹き付けます。なおかつ雷が鳴り出す始末関東も東京湾に近いこの地は、春先になって降ることが多いです。突然降り出した雪はものの5分から10分ほどで止み晴れ間が顔を出してきました。通り雨と呼ぶ事象の「通り雪」バージョンです。記事と関係なかった11月のヤマトシジミ...

  • 高く伸びる茎と大きな花

    薄紫あるいは光の角度によってピンクとも捉えられる大きな花高く伸びるから、この花は大体見上げる位置になる花びらの数は8枚あって中心部は黄橙色ホシホウジャク来訪ホソヒラタアブも来て、おいしい蜜を分泌している様子がうかがえます。名前も偉大な「コウテイダリア」、正式な和名はキダチダリアまたはコダチダリア(木立ダリア)で、こちらのほうが茎が幹状になる形態を良く表しています。ダリアって三角錐に見える小さな花弁...

  • 落蝶

    池に落ちたクロマダラソテツシジミまだ元気で翅をばたつかせることはできる模様反転して翅裏も見せてくれます幸いなことに棒切れか何かを使えば救助可能な位置です手前に見える枯れ枝を使って拾い上げた図喜んでいます...

  • 金色に包まれて

    今回はマガモそのものよりも水面(みなも)の反映に着目した画像です周囲の紅葉と晴れた空の効果であるいは岸辺に植えられた銀杏の金色を湖面に投影したように輝くゴールドカーペットを進む番い...

  • 木の幹に産卵する

    水辺とは切り離せないようですが、池の上や縁にはおらず少し離れた林の道とか下草の間を飛び回っているオオアオイトトンボ日の射さない暗めの場所が好き。とはいえこの日は影ができる日当たりにいた。...

  • ウィンターコスモス

    園芸種とは言え、この花びらの配色はどうでしょう五弁のそれぞれ先端が白く他の部分はレモンイエローです境界が絶妙なグラデーションです。人工物だったら直線できっぱり切り替えたくなるところヒラタアブの仲間とウィンターコスモス...

  • 何にでも好奇心

    何の変哲もない葉黄色い花コセンダングサ地表の枯葉人のズボン(アップにするとアウトドア用らしく結構汚れているのがバレる)クロマダラソテツシジミB地点にて...

  • アトリだった

    遠くに胸が橙の鳥を見つけ、写真に2枚収めたところで飛び去りました。手前に楓の枝が生い茂り、その隙間になる角度をようやく見つけて撮ったのです最初アカハラと思って、人にもそう話したのですが記事を書くにあたって画像を拡大すると頭の黒とか下面の白い部分に、ちょっと違和感があります。正解はアトリなのでした。通常群れでいることが多いアトリが単独で存在したことも誤解の要因です。...

  • このところ晴れた日が続く

    昨日今日は気温が上がって風が弱く、すっかり春の陽気になりました。私の住む街では週末さらに上昇し18℃、20℃まで到達するとの予報が出ています。そうなると雪国では屋根に積もった雪が溶けて斜面を滑りやすくなり、落下する雪塊に注意が必要です。高く積もって水分を含んだ雪は重く、なおかつ夜の寒さで下面は氷と化しているから直撃したら怪我をし兼ねない。(南国の人がイメージするふわふわ雪とは大違い)掲示はツマグロヒョウ...

  • 再掲山また山の奥にある

    テレビをつけたらたまたま映っていた「にっぽん縦断こころ旅」日野正平さんが鬼籍の人となり、過去の分をセレクションと題して再放送しています。日曜日に映ったのは愛媛県鬼北町の巻、2017年4月訪問分を「何か聞いたことあるな」と思っていたらこのブログで校歌を題材に記事を書いた小学校が目的地なのでした。「山また山の奥にある」早いもので記事を掲示してから8年近く経ちます。あの頃小学生だった子供たちは全員卒業し中学...

  • 雪がなければ日当たりに飛び出す

    いつも、冬になっても元気印のキタテハ今年の冬は日本海側で大雪が続き、屋根の雪下ろしをしてもその置き場所にさえ苦労する映像がニュースで報道されます。そんな環境ではじっと葉裏で過酷な季節をやり過ごすのでしょう。積もった雪の下は意外と温度は下がらず、零度前後だったりするのですよね。豪雪地の方々にはお見舞い申し上げます...

  • 3ケ月咲き続ける

    ヒャクニチソウ(百日草)は名前の通り花期が長い夏の花のイメージですが画像は10月下旬のもの。百日は3ケ月と10日だからもしかすると7月半ばには咲きだしたことになる。「長い間花が咲いているよ」を表す名前は他にもありますねサルスベリ(百日紅)、センニチコウ(千日紅)千日紅は誇張しすぎでしょうアオスジアゲハ...

  • ウラナミシジミ十態

    文章は省略しますコリウスの葉千日紅コセンダングサ...

  • キマダラセセリ

    薄紫のコスモスとキマダラセセリ配色が抜群元祖戦闘機スタイル。速いよ!...

  • 肢を切り離して逃げる

    成虫は花の蜜を糧に10日間ほどの期間を生きるという天敵はトンボ、ハチ、カマキリ、鳥など。多分肉食の生き物なら全てが天敵になるでしょう。言い方を変えると食物連鎖の底辺を構成する、これと言った武器や毒を持たぬキイロホソガガンボです外れやすい細長肢は、トカゲのしっぽのように敵に襲われたとき切り離して逃げるのでしょう。しかし10日間の生涯では生え替りは期待薄です。このモデルは左後肢が鮮明ではありませんが、ちゃ...

  • ムラサキツバメ

    大人の肩ぐらいまである雑草が蔓延る斜面そこにムラサキツバメがやってきた止まった近寄れません(下手にかき分けて進むと衣類がひっつき虫だらけなって、後始末が超大変)逆に下草がきちんと狩り揃えられていたらこのチョウは来なかったかもしれない。数枚の写真を撮ったところで飛び去りました。...

  • 光とは

    横から見た図1 ごく普通のコミスジ横から見た図2 赤み(茶褐色)が強く出る角度横から見た図3 この角度だと表は白黒ツートンカラーに見えます開いた表面はこげ茶色です...

  • クロマダラソテツシジミ

    南方系のチョウのわりには、出回るのが(目にするのが)秋になってからなのは何故でしょうか。台湾とか沖縄方面から風に乗って飛んでくるとしたら、南風の吹く夏の方が体力的には有利だと思います。それとも初夏の頃九州あたりにはすでに到達していて休み休みエネルギーを補充しながら関東まで辿り着くのに時間をかけているとも考えられる。ただ沖縄以北においても毎年繁殖地域が観測され、次第に広範囲になっているとのことで、西...

  • 画像とは関係ないですが

    日曜日(2/2)夕方ネットを参照していて、たまたまH3ロケット5号機打ち上げが17:30に行われるとの記事を目にしました10分前ぐらいからJAXAの中継に釘付けでした。打ち上げ前は、単にカウントダウンが10秒おきぐらいに流され、画像はロケット発射場を映しているだけで、興味がないと退屈しそうであります。しかしカウントダウンの進行とともに次第に緊張感が高まり、みるみるうちに5分前、3分前、そして最後の1分を迎えるに至りテ...

  • 三位一体

    長い口吻を花びらの中心目がけてぴったり合わせないと吸蜜することはできません。精度の高い目とセンサーの代わりになる口吻、そして立ち位置を決定するため繊細な翅の動きを連動させなければなりません。この作業を何の苦も無く実現してしまいますオオスカシバ...

  • 涼しい場所の方が好き

    池に隣接する林とかそこから立ち上がる、木立に囲まれた岡への登り道そんな立地の日陰っぽい草むらでよく見かけます日当たりに出て来ない訳ではないけれども、日光を遮るもののない草地には姿を見せず、アオモンイトトンボやアジアイトトンボと環境を差別化しています。オオアオイトトンボ...

  • これでもアジア代表

    なんか凄い名を頂戴している(小さな)イトトンボアジアでは広範囲に生息する、イトトンボ界における代表選手なのでしたアジアイトトンボ...

  • アキアカネ

    夕焼け小焼けの赤とんぼ負われて見たのはいつの日か ※ねえやに背負われて見た赤とんぼは山の畑の桑の実を小かごに摘んだはまぼろしか十五でねえやは嫁に行きお里の便りも絶え果てた ※子守をしてくれたねえやは十五歳でお嫁に行った夕焼け小焼けの赤とんぼとまっているよ竿の先物哀しい歌でしたね。しかも(昨今の歌詞のように)喜怒哀楽を直接表に出さず、赤とんぼと夕焼けの情景描写だけに語らせる詩に感情移入してしまいます。...

  • イソシギ

    基本的に単独行動が好きなイソシギ見える範囲に仲間はいません今回に限らず仲間と一緒のシーンとか群れで行動する場面は見たことがない気がする大群になって天敵から襲われる確率を極小にする種もいればあちらにポツン、こちらにポツンと点在することで見つかりにくくする戦略を取る種もいますね。まるきり逆の行動様式ながらそれぞれ生存競争でそれなりに生き延びているのは、結局のところ「絶対」なる戦略はないってことでしょう...

  • 河川敷にて

    河口近くに水鳥や猛禽類を探しに行ってネタが見つからないときは河川敷の草むらに現れる小さな生き物の相手をするチャバネセセリ...

  • キアシシギ

    前回に引き続きキアシシギ岸辺から少し離れた場所に飛んで移動する翼があるのは便利ですよね水の上を数メートル移動することさえヒトにはできない芸当だし、裸足で水に浸るのも季節によっては躊躇します。...

  • 小正月

    成人の日はある年代以上の人にとって、今日1月15日が記憶に残るものです。それが1月第2週月曜日に移されたのは2000年、ハッピーマンデー構想によるものでした。つまり人為的に3連休を作って、観光、運輸、小売業などの隆盛に繋げようとする業界の強い思惑(別名圧力)があったのでした。第2月曜日方式には2000年に成人式を迎えた年代以前の人たち、つまり現在45歳あたりを境に違和感として捉えている人が多いのではないでし...

  • 何か考えている

    夏羽の場合は頭部が真っ白なのだけれど冬は後頭部に褐色のまだら模様が入る11月のウミネコは冬羽らしいポツンと一羽で存在すると何やら思慮深い哲学者の様相...

  • 飛び立つ図

    前回に引き続きキョウジョシギ飛び立つ場面の連続写真連写モードにすれば今のカメラは毎秒10枚とかそれ以上の枚数を簡単に得ることができる。フィルムカメラの時代だと1枚撮るごとにフィルム巻き上げなければならなかったから、連写は職人の領域ですよね。またはモータードライブなどと大がかりな巻き上げ機構を別に用意しなければならなかったところ。さらに普通のフィルムは36枚撮りが上限で、作品を量産しようとしたら大量のフ...

  • 京女になる前

    幼鳥は橙を含まない落ち着いた色合いこれはこれで成鳥と違った魅力を感じますし、成鳥にこの羽色を持つ別の種が存在しても許されるくらいです。嘴の先が鋭く尖って岩礁の石ころをひっくり返すのに都合がよさそうです。防潮堤の上から見下げる角度です。要するに上から目線っていうやつ水浴びを始めましたキョウジョシギ...

  • もうすぐ満潮

    満ちてくる潮に追われるように水際を行き来する潮が引き始める時刻とか満ちてくる潮が干潟を覆いつつある時間帯が採餌に都合が良いのかもしれない完全に満ちてしまうと活動スペースを求めて上流に移動するか、或いは流木の上で干潟が現れるまでの数時間を過ごすことになります。今回は翼を手入れしたり立てたりする図を選んでみました前回に引き続きメダイチドリ向かって右奥はキョウジョシギ...

  • 冬羽のメダイチドリ

    春渡ってくる仲間と異なり胸から首、頭にかけて淡褐色です一見違う種かと早とちりしそうですいつも見ているのは胸・首が橙色の鮮やかな色あいで、それがトレードマークなのですカニをつかまえるのは珍しい。本気でつかまえようと思うならいくらでもいるから目にする機会は多いと思うのですが、ほとんど見ないのは進んで食べようと思うほど魅力的ではないのでしょう。メダイチドリ視線の先にいるのはキョウジョシギ...

  • アオアシシギ

    色彩感にあふれた背景だと映えるのですが曇りの日かつ晩秋の河口近くは水面に青や緑の反映が期待薄でモノクロ写真に似たトーンになってしまいますセピア色と言ってもいいかもしれない救いがあるとすれば水面に姿が映ることでしょう脚も首も、やや上に反った嘴も長くてスマートな水鳥アオアシシギ...

  • 逆光

    高圧線に止まっていたトビが飛び出す獲物は持っていなかった逆光の空を背景にシルエット化した姿を画像ソフトで目一杯持ち上げていますトビ本体だけを明るくしたいのだけれど、必然的に背景も影響を受けて紫がかった空の色に変わってしまいます...

  • 引き続きトウネン

    10羽ほどの小群がやってくる前回とは直線距離で200~300mほど離れた干潟のトウネン石組みの突堤から見下げる位置関係です昼を挟んで1時間以上付き合ってもらいましただから掲載したい画像も多くて個人的に取捨選択に迷いますその中から8枚を掲示...

  • 寛容

    仲間と離れて一羽だけ岸辺の水溜まりを歩き回る食べ物を探しているカメラマンが寄っても気にしない仲間がいなくても平ちゃら200mぐらい海側に飛べば渚に群れがいる安心感なのかトウネン...

  • ずっとこの群で生きてゆく

    秋口(撮影は9/18)になって、未だ今年生まれの若鳥が群れて生活しているスズメなどだったらとっくの昔に独立して、単独で生きてゆく作法を身につけていなければならない時期オナガは成鳥になっても身内(または群れ)の絆が強いと思わせる5,6羽が水場にきて吸水したり水浴びに余念がないこのサイトでは毎年のように目にする情景です...

  • 林の中のカニ

    運河から林を隔てた陸側に池がある水は小高くなった周りの林から雨水が供給され、海に面しても汽水は混じらない池のほとりの石垣にアカテガニが出張水の中より林床の方が趣味に合うと見える...

  • ヒメハナバチ

    小振りの白い花に、これも小さなハナバチが吸蜜に来た眼が切れ長でカッコいいGoogleレンズの力を借りると花の名はヤブミョウガヒメハナバチの仲間だと思います...

  • 合っているかな

    葉の重なりの下でひっそり佇みます「ツマグロシマメイガ」と私が決めつけた種類違うかもしれないけれどツマが濃い色をしているのは確かです翅の真ん中ほどに小さなブーメラン型の斑紋があるから、そこに着目した別の名がついているかもしれないけれど我がリサーチはツマグロシマメイガが限界。...

  • どこでも歩く

    片側に4つづつ、両方の翅にまたがって2つの黒斑がある。あわせて10個だからトホシテントウ平らな葉の表面はもちろん裏側を(背中を下にして)歩くこともできるし、垂直な面を上り下りするのも平ちゃらです。つまり自然界のあらゆる場所が彼らの活動範囲。綱渡りをするときは6本の足が役立ちそうです...

  • 緑と深紅

    アカハネムシに似ているホソクビナガハムシアカハネムシと違って上面に点刻が散らばるネットの画像では翅がオレンジがかって目立つものが多い緑のシダ類との対比が素敵...

  • トビスジの由来

    オオトビスジエダシャク、体長に比べて開帳は広いと思います。名前は、前翅中央の横すじが後翅に繋がらずに離れている=とんでいる=トビスジと見立てたのでしょうか。翅を少しすぼめただけで印象が変わり、最初の絵とは違う種のようにも見える。もっと閉じたら横筋が繋がってしまいそうです。...

  • 逃げたいのだけれど

    自転車で近くに出かけた帰り道、前方に小さな物体近寄るとこれがイエネズミ(多分クマネズミだろう)通り過ぎようとしたところで僅かに動いている様子が見てとれました。急いで自転車を止め、降りて近寄るも逃げようとしない。クルマはたまに通るし自転車は結構行き来するから、道路に出てきたところでアクシデントに遭ってしまったのでしょう。運動系の骨格か筋肉かあるいは神経を損傷している模様スマホで撮りました...

  • モンキアゲハ、飛ぶ

    分かりにくいかもしれませんがこちらに向かってくる図です。下面に見えるのは翅裏これも向かってくる場面。上の画像より明るく、赤い斑紋が良く見える。敷石の上を低く飛び、止まる場所を見定める着地寸前モンキアゲハの黄紋は白い(僅かに黄味がかったものもいることはいる)...

  • ミネラル補給

    少し前に掲示のカラスアゲハが吸水に来た同じ場所今度はモンキアゲハが来訪した種類を問わずチョウには人気の水場暑い日にはミツバチが小さな群れて水分補給していることもあるし、オオスズメバチなんてのもやって来る。...

  • 立派な触角が横に伸びる

    コブヒゲトガリホソガ触角の部分を拡大した画像つけ根の部分が太く、コブ状になっている→すなわちコブヒゲ少しばかりカメラの位置を変えて撮る...

  • 特徴は控えめ

    ぎりぎり陰にならない葉表に止まってくれた。この場面で右上の葉が重なっていたら一苦労です。全体を収めようと、そっと葉をめくって撮影しようとしても九割方逃げられるでしょうし、さらに飛んだ先が地表近くでしかも葉の裏側だったりしたら万事休す。こちらは前より条件が良いですねウスキクロテンヒメシャク...

  • 後紋広頭小蛾

    アトモンヒロズコガは全長10mm程度、1円玉の半径くらいしかない小さなガです。下の図では上を向いています。頭部が黒く、閉じた状態では翅の中央部に黒い丸印が現れ、それを「アトモン(後紋)」と表現したのだと思います。さらに前翅の末端近くに一対のドットが確認できて、この小さな「点」がアトモンの可能性もある。名前の後ろ半分であるヒロズコガは漢字で表すと「広頭小蛾」となるそうです。小さいながら頭でっかちで逆三角...

  • 衣はアオバハゴロモ幼虫残骸か

    成虫は儚げな透明な翅と薄緑の体色を持つクサカゲロウ。成虫になったら水くらいしか飲まないのだろうそれと対照的な幼虫は大きくて鋭い大あごをもつ。これに捉えられたらあごが獲物の体に突き刺さりそうです。分かりにくいかもしれませんが左上を向いているのです...

  • まだら模様ではない

    今まで掲示したセマダラコガネは、名前の通り背中に褐色とベージュのまだら模様が入っていたものが主でした。今回は黒一色でもしかしたらクロコガネか?とも思っていました。でも細かく見ると胸部に点刻がなかったり触角の大きさに差があったりで、模様のバリエーションが多いセマダラコガネの変異色と結論しました。...

  • おみやげゲット

    葉裏で何かをつかまえたセグロアシナガバチ角度を変えても獲物が何か分からない真横からの図つかまえたのはチョウの幼虫、イモムシのようでしたスズメバチの仲間ではクロスズメバチとか掲示のアシナガバチクラスはそれほど怖くないですね。ちょっかいを出さない限り接近しても意に介しません(攻撃してこない代わりに逃げもしない)...

  • こんな模様の絵があったような

    ひこばえの葉に目立つ模様のアブがいたシロスジナガハナアブ (別名ネアキナガハナアブ)見分けにくいですが前の画像より僅かに体を浮かせている飛び上がってホバリング日の射さぬ林床にて...

  • どうやってくっついた?

    モンシロチョウ交尾風景どちらが♂でどちらが♀か分からないヒメウラナミジャノメの図チョウの交尾姿勢はいつもこのように尻をくっつけて反対向きになりますね。しかも移動するときもこの姿勢のまま片方が羽ばたいて、その方向に飛び出します。後ろ向きにバックして結合するのは至難の業ですから、最初は♂が♀の上にのしかかり、結合したら体をひねって反対向きになるのでしょうね。飛び出す方向を観察すれば、雌雄の判別は出来るよう...

  • 花の名が・・・

    ネモフィラに来たツバメシジミイネ科なのか(あるとすれば)ヨシ科なのかそれとも別の科なのか、とにかく尖った単子葉類の葉に佇むツバメシジミ今回の本題はこれ、茎に棘が一様に生えて、触りたくない雰囲気。小ぶりの花はぷっくりした可憐な表情を見せるこの花の名は「ママコノシリヌグイ」(継子の尻拭い)、つまり「血の繋がらぬ(憎い)子は棘の生えた茎で尻をぬぐってやろう」といった趣旨の凄まじい言葉でありました。命名者...

  • 水場を巡る飛翔

    生き物の写真を撮るようになってその目的を自分なりに考えてみますひとつは色々な角度から相手を眺めてみること生きている姿、生き生きとした相手の姿をとらえること動いている相手をシャッターに収めること、歩く、跳ねる、飛ぶ、羽ばたく生き物の命を感じられる図もいいですね、翅を破損したチョウやガとか、捕え捕えられる命のせめぎあい、あるいは縄張り争いなど今回は(前回に)引き続きカラスアゲハの図、飛んでいる場面特集...

  • 「ルリアゲハ」の方が相応しい

    道端に斜面の上のほうから水が滲みだしてくる水たまりに溜まった雨水よりも養分となるミネラルが多く含まれているのだろうこういう場所にはチョウやハチあるいは小鳥など小さな生き物が良く吸水にやってくるカラスアゲハはその一員、かつ長い時間カメラマンの相手をしてくれる名キャスト個人的にはカラスアゲハよりルリアゲハの方が相応しい名と思います...

  • 木苺6月下旬

    林端の見上げるような大きな木に、キイチゴが沢山実をつけている手が届く位置に熟しているものもあって急遽いちご狩り参戦、と言っても自分しかいませんもちろん食べます。酸味の少ない、甘さも控えめな味でしたね。(清潔好きの方にはお勧めしません)...

  • 嬉しくない初見

    アミガサハゴロモと認識して撮影した画像。光の角度によってこのような鉄錆び色に見えるのかしら、と思っていました。ところがこれは本来のアミガサハゴロモと似て非なる「チュウゴクアミガサハゴロモ」と名づけられた外来種(ブルーベリー、オリーブ、クリ、カキのような広範な果樹を食害)であることが分かりました。私のフィールドでも出会うぐらい勢力を伸ばしているようですこちらは本家アミガサハゴロモ。ウグイス色は茶褐色...

  • コフキトンボ

    水面は緑に濁った、コイが好きそうな養分で満たされているその証拠に日がな釣りをする人が、のんびり時間を過ごす環境です。最近では珍しく、釣りをすることが認められている池にくるのは大部分が常連の釣り師たち。オビトンボは見つからなかったですね...

  • 怪しい人になる

    バス通りの両側に歩道がありその脇にフェンスで仕切られた幅1or2mの草むらが続いている池のほとりカメラを抱えて草むらをうろつくと完全に「不審人物」状態この場所は時にそういう人物が出現するから通行人は誰も怪しまない。成果物のベニイトトンボ...

  • 日陰好き

    池の縁にやってきて横切り、岸辺を囲む木の一つに飛び込みました。水辺のパトロールに飽きて休憩なのかもしれないところが直ぐそばの樹幹にもぐりこんだ筈なのになかなか見つかりません。枝が入り組み、かつ日陰で目立たない枝にぶら下がっていました日本最大の風格あるトンボ、オニヤンマ...

  • 西日本から関東を北上中

    ラミーカミキリがアジサイの葉の上角度を変えて背中側真上から撮ろうとしたところで飛んで行ってしまいました個性があるとするなら、こいつは繊細な性格の持ち主です。...

  • 朝飯かな

    ササグモが獲物を捕まえた餌食になったカメムシは敏捷性比較ではササグモにとって朝飯前の相手(文字通り)今年はカメムシが大発生して、ニュースで報じられるほどだから助かります。素が肉食だと自分並みの大きさの相手でも怖気づくことなどないのでしょうね。ヒトが親指ほどしかない、しかも毒も針も持たないゴキブリに大騒ぎするのと大違い。接近したら食材を持ったままスルッと葉裏に隠れました...

  • チャノコカクモンハマキ

    近縁種に リンゴコカクモンハマキ ウスコカクモンハマキがいることから、掲示したチャノコカクモンハマキの名は「茶の・小・カクモン・ハマキ」のように分解できるのだろうと想像します。「茶色」だからではなく、茶を食害する否定的な意味で名づけられた模様。対象は茶に限らず柑橘類や桜など何でもござれの(あくまでも人にとっての)悪役です。...

  • 小さいなりに主張

    レンズを通さないで見たヨツスジヒメシンクイのサイズ感はこんなもの。小さいガです拡大図小さいなりにちゃんと四つの横スジが引かれて、側面に見える後羽の縁にも多数の放射状に配置されたスジらしき模様が認められます。翅を開いた稀有な!画像ではこのスジは中心部までは届かず縁の部分だけを飾っているようでした。...

  • 根っからの孤独好き

    この生き物の生存戦略って何でしょうね?翅もないし動きも敏捷とはほど遠く、植物食の穏やかな性格をしている。もちろん毒も持ちませんから、餌の手配ができれば室内で飼うことも可能です(意外と可愛いかも)そして極めつけは単為生殖つまり♀だけで産卵生殖可能で子孫を残せることだと思います。したがって♂を見つけるのはかなり困難で、見つけたらニュースになるほど。ヒトを含め♂♀が交配する種は遺伝情報を双方から引き継ぎ、新...

  • 林端の日陰にて

    ムラサキツマキリヨトウ、毛深いから早春の肌寒いころ出現するのかと思ったら、全然そんなことはなくて6月~8月頃となっていて撮影したのも6月下旬で、身の回りでは真夏日が観察された日真夏日の到来が年々早くなる...

  • シオカラトンボの重さ

    シオカラトンボの体重は0.25g参考までにオニヤンマは3g、オニヤンマでさえ軽いのに、その1/10以下の重さで同様の飛行性能と身の丈に応じた獲物を狩る能力を持つのは驚異としか思えない近隣の比較で見るともっともっと軽い生き物もたくさんみつかる アキアカネ 0.18g モンシロチョウ 0.10g ミツバチ 0.08g イトトンボ 0.045g 米1粒 0.022g 蚊 0.003gこんな数値を見ると...

  • チョウトンボ 2of2024

    たくさん撮ったチョウトンボの写真その2回目記事は省略...

  • チョウトンボ 1of2024

    チョウトンボの写真をたくさん撮ったので2回に分けて掲示しますコメントはありません...

  • 雌の戦略

    一般的にメスは地味な色をして青い紋もないアオモンイトトンボですところが中には♂同様の色彩を持つ固体や緑褐色のものが存在し、♂を悩ませる効果を生んでいる。そのことにより♀が♂から交尾を強要されるリスクが低減し、過度のストレスから解放されるらしい。人間界で言えば、セクシャルハラスメントを防ぐために中性的あるいはボーイッシュな外観を取り込むようなものでしょうか。♀の多様性が間接的に種の健全性を生み出し、絶滅...

  • 「小塚長左エ門」碑

    誰もいない、林に囲まれた神社(前回ミドリセイボウの記事と同じ)にやってきたイソヒヨドリです名前からして水辺から近いエリアがテリトリーと思うのですが、ここはそんな場所ではない。むしろ普通のヒヨドリが騒いでいる環境なのです石碑に「願主 小塚長左エ門」とあるから、氏子の小塚さんが何かの願掛けをして、寄進とともに記念碑を建てたのでしょう。カメラを構えた私の方に飛び出したのでびっくり。その後地表に降りて虫を...

  • ミドリセイボウ

    初夏と言ってもそれなりに暑かった今年(来年以降も暑くなりそうです)小山の中ほどにある神社は森を背負って、雰囲気だけでも涼しく感じます。今年は建物の柱や梁よりも石碑や狛犬にいるのが目についたミドリセイボウこのハチの色もまた涼しげです寄生バチの習性を思うと清廉潔白な生態でもないのでしょうが、少なくとも見た目は清々しい。...

  • シリアゲムシではなかった

    一見シリアゲムシかと思いました一番引き付けられたのはくし形の触角、これは感度がよさそうです。この種は以前掲示したことがあり、その時は♀でしたね。ガガンボは蚊の仲間ですが樹液か花の蜜などを吸って生きているようです(ヒトは刺しません)ホリカワクシヒゲガガンボ...

  • 静寂

    丘にしては道わきからいきなり急な登りになる地形で、つづら折りの林の中を進まねばならず、でも高さは丘並みだから10分も歩けば頂に立てる。そんな丘を背に噴水とハート型の池をしつらえた広場があり、昼も鬱蒼として人影は少なく静寂の境地。噴水の水は地下深くから汲み上げるタンニン成分の茶系色をしている。日があたらない下草にいたオオトビスジエダシャク初見...

  • チョウと呼ばれたい

    葉の表側、明るい方つまり撮りやすい面に止まってくれる親切なガ飛び立つと大部分のガはが暗がりを目指し、夜になると逆に明かりに吸い寄せらりたりするへんな習性を持つ。してみると昼光性のガは進化形で、チョウに近い種とも考えられる。蛾の仲間に生まれても進化の過程で昼が好きになり、光の下で活動したいものが現れても不思議ではない。このガはべたっと張り付くのではなく少し浮かんでいる気がします低い位置の後ろ側から見...

  • ホバリング得意

    ホソヒラタアブはハナアブの仲間血は吸わず、幼虫はアブラムシを食するようです実は横から見るとペラペラで胴体に厚みがなく、それでヒラタアブなのでしょう。...

  • 青空

    ナミアゲハが二羽競いながら昇ってゆく快晴の空背景を写し込んだ飛ぶチョウの画像は、昆虫写真家の海野和男氏が得意ですね。テレビで特集された番組ではカメラをもって少年のように駆け回る姿が印象的でした。...

  • 毒草を好むチョウ

    ジャコウアゲハを見るのは地表近く花に来るよりも食草であるウマノスズクサを探して飛び回る場面が多い。画像右側がウマノスズクサまたは見つけた食草に卵を産み付けようとするところ♀にとっては自分のおなかを満たすよりも、限られた成虫の期間に子孫を残す活動の方が大事かも知れない。私の場合、毒草「ウマノスズクサ」をジャコウアゲハの存在なしに知ることはなかったでしょう。...

  • 水辺から離れて休憩

    池から50mばかり、広場を隔てたベンチで休んでいたら大きなトンボが飛んできて、傍らの灌木にとまった。枝が複雑に入り組んで紛らわしく、ここら辺に止まったはず、と目を凝らしても簡単には発見できない。飛んできた姿を確認していてもこんななので、最初から止まっていたら見過ごすこと必定その代わり見つけさえしたら接近戦に動じない寛容な性格に助けられる。クロスジギンヤンマ...

  • マダラヒメバチの仲間

    触角の先のほうが太くなっていて薙刀風ですマダラヒメバチに近いと思うのですがはっきりしません大きくてすべてのパーツが細く長くできているハチですこの手のハチは自分のやることに夢中で危険性は全く感じられません。もっともハチ全般にヒトが攻撃したり、トリッキーな反応をしない限り安全な種であると思います。それに比べたらやぶ蚊の方がこちらの状態かまわず襲ってくる意味で無法者ではないでしょうか。...

  • タカサゴは高砂(兵庫の地名)

    目立つ黄色い立毛が存在を主張する。と言ってもヒトに注目されるのが目的ではない。その体毛が背中側を除く躰一面に生えているのは、花を訪れた時に花粉を効率的に採取するするためでしょうか。ネットで画像検索するとハナアブなのに訪花している場面は少なく、9割方は葉の上か掲示例のような樹木上であるのが不思議。タカサゴハラブトハナアブ、別名タカサゴモモブトハナアブ...

  • 清涼感

    掲示したのは涼しげな薄紫を呈する園芸種のムギワラナデシコ。正直なところ色合いに惹かれて撮った時は名前を知らず、傍らの名札から知ったのです一般的なナデシコは花びらに細い切れ込みがあり、サッカー「なでしこジャパン」もそちらの花のイメージと思います。強風にさらされても無理に抵抗せず、それを受け流すしなやかなイメージがぴったりですよね。その在来種のナデシコはいにしえからの由緒あるもので、もともと日本に自生...

  • 足軽のほうが相応しい

    ダイミョウセセリなどと名誉の名前を頂戴していますがサイズ感やちょろちょろ飛んではすぐに止まってしまう習性は、私には足軽あるいはやっこさん級にしか感じられません。そもそもセセリチョウは吸蜜時の「せせる」動作からきた科名ですから「大名」の大らかな語感とは差があります。もっとも、由来は動作よりも斑紋とか翅を開いて止まる姿勢にあるようで、しかしそうだとしても微妙ではある。...

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