ムクドリが集団で芝生にきて休憩。食べ物を探している奴はいないこの季節、土の地面よりも芝生の方がひんやりして気持ちいいのでしょうね。低い姿勢で腹ばいになっているものも多い。口を開けているのは汗をかく代わりに少しでも熱を放出しようとする工夫なのでしょうか...
自転車で近くに出かけた帰り道、前方に小さな物体近寄るとこれがイエネズミ(多分クマネズミだろう)通り過ぎようとしたところで僅かに動いている様子が見てとれました。急いで自転車を止め、降りて近寄るも逃げようとしない。クルマはたまに通るし自転車は結構行き来するから、道路に出てきたところでアクシデントに遭ってしまったのでしょう。運動系の骨格か筋肉かあるいは神経を損傷している模様スマホで撮りました...
分かりにくいかもしれませんがこちらに向かってくる図です。下面に見えるのは翅裏これも向かってくる場面。上の画像より明るく、赤い斑紋が良く見える。敷石の上を低く飛び、止まる場所を見定める着地寸前モンキアゲハの黄紋は白い(僅かに黄味がかったものもいることはいる)...
少し前に掲示のカラスアゲハが吸水に来た同じ場所今度はモンキアゲハが来訪した種類を問わずチョウには人気の水場暑い日にはミツバチが小さな群れて水分補給していることもあるし、オオスズメバチなんてのもやって来る。...
コブヒゲトガリホソガ触角の部分を拡大した画像つけ根の部分が太く、コブ状になっている→すなわちコブヒゲ少しばかりカメラの位置を変えて撮る...
ぎりぎり陰にならない葉表に止まってくれた。この場面で右上の葉が重なっていたら一苦労です。全体を収めようと、そっと葉をめくって撮影しようとしても九割方逃げられるでしょうし、さらに飛んだ先が地表近くでしかも葉の裏側だったりしたら万事休す。こちらは前より条件が良いですねウスキクロテンヒメシャク...
アトモンヒロズコガは全長10mm程度、1円玉の半径くらいしかない小さなガです。下の図では上を向いています。頭部が黒く、閉じた状態では翅の中央部に黒い丸印が現れ、それを「アトモン(後紋)」と表現したのだと思います。さらに前翅の末端近くに一対のドットが確認できて、この小さな「点」がアトモンの可能性もある。名前の後ろ半分であるヒロズコガは漢字で表すと「広頭小蛾」となるそうです。小さいながら頭でっかちで逆三角...
成虫は儚げな透明な翅と薄緑の体色を持つクサカゲロウ。成虫になったら水くらいしか飲まないのだろうそれと対照的な幼虫は大きくて鋭い大あごをもつ。これに捉えられたらあごが獲物の体に突き刺さりそうです。分かりにくいかもしれませんが左上を向いているのです...
今まで掲示したセマダラコガネは、名前の通り背中に褐色とベージュのまだら模様が入っていたものが主でした。今回は黒一色でもしかしたらクロコガネか?とも思っていました。でも細かく見ると胸部に点刻がなかったり触角の大きさに差があったりで、模様のバリエーションが多いセマダラコガネの変異色と結論しました。...
葉裏で何かをつかまえたセグロアシナガバチ角度を変えても獲物が何か分からない真横からの図つかまえたのはチョウの幼虫、イモムシのようでしたスズメバチの仲間ではクロスズメバチとか掲示のアシナガバチクラスはそれほど怖くないですね。ちょっかいを出さない限り接近しても意に介しません(攻撃してこない代わりに逃げもしない)...
ひこばえの葉に目立つ模様のアブがいたシロスジナガハナアブ (別名ネアキナガハナアブ)見分けにくいですが前の画像より僅かに体を浮かせている飛び上がってホバリング日の射さぬ林床にて...
モンシロチョウ交尾風景どちらが♂でどちらが♀か分からないヒメウラナミジャノメの図チョウの交尾姿勢はいつもこのように尻をくっつけて反対向きになりますね。しかも移動するときもこの姿勢のまま片方が羽ばたいて、その方向に飛び出します。後ろ向きにバックして結合するのは至難の業ですから、最初は♂が♀の上にのしかかり、結合したら体をひねって反対向きになるのでしょうね。飛び出す方向を観察すれば、雌雄の判別は出来るよう...
ネモフィラに来たツバメシジミイネ科なのか(あるとすれば)ヨシ科なのかそれとも別の科なのか、とにかく尖った単子葉類の葉に佇むツバメシジミ今回の本題はこれ、茎に棘が一様に生えて、触りたくない雰囲気。小ぶりの花はぷっくりした可憐な表情を見せるこの花の名は「ママコノシリヌグイ」(継子の尻拭い)、つまり「血の繋がらぬ(憎い)子は棘の生えた茎で尻をぬぐってやろう」といった趣旨の凄まじい言葉でありました。命名者...
生き物の写真を撮るようになってその目的を自分なりに考えてみますひとつは色々な角度から相手を眺めてみること生きている姿、生き生きとした相手の姿をとらえること動いている相手をシャッターに収めること、歩く、跳ねる、飛ぶ、羽ばたく生き物の命を感じられる図もいいですね、翅を破損したチョウやガとか、捕え捕えられる命のせめぎあい、あるいは縄張り争いなど今回は(前回に)引き続きカラスアゲハの図、飛んでいる場面特集...
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ムクドリが集団で芝生にきて休憩。食べ物を探している奴はいないこの季節、土の地面よりも芝生の方がひんやりして気持ちいいのでしょうね。低い姿勢で腹ばいになっているものも多い。口を開けているのは汗をかく代わりに少しでも熱を放出しようとする工夫なのでしょうか...
リュウキュウツヤハナムグリがいた歩道に覆いかぶさる枝に見つけたゴマフリドクガ幼虫は毒針毛を有し、触れると痒みや痛みを生じる。この成虫に毒があるかどうかはわかりません。指を差し出してそっと誘導するぐらいなら害はないと思います。でも接触する場合は自己責任でお願いします。成虫はともかく、私だったら色鮮やかな幼虫には絶対触らないでしょう。...
歩道に出てきたリュウキュウツヤハナムグリ左は大きな自然公園の林が覆いかぶさるように茂り、右はコンテナトレーラーがバンバン走る湾岸地域沖縄、奄美大島に棲息する在来種が、貨物や人の移動に併せて本州に進入したと思われ、その意味では外来種でなく国内移動種になります。南国性のこの虫が近年大繁殖しているという。湾岸地域で多く見られるのもむべなるかな、です。祖先は船に乗ってやってきたのでしょう。それを示すように...
5年前(2019.10月)の台風で流されてきた土砂が蓄積し岸の様子が様変わりしてしまった。今までヒヌマイトトンボ観察のため歩いたけもの道はすっかり姿を消して背の高い雑草が生い茂っている。従ってカメラを抱えて進入するのはほぼ困難そうしたら何と下流側のシギチドリ観察地点の草むらに引っ越してきたヒヌマイトトンボを発見(正確にはm...さんに教えてもらったのです。まあ遅かれ早かれ見つけはしたでしょうが)。多分土砂と一...
4月、地上に降りた姿を掲載したのでした今回は前方の空に上がってゆくヒバリに遭遇しました天気は青空が垣間見える高曇りお決まりのように囀っていますというか、鳴いているから気付かされる面が多分にあります。どんどん高くなってしまって点にしか見えないこともありますよね。高ければ高いほどヒバリ仲間では魅力的と思われている(かもしれない)...
対岸に佇むアオアシシギ気分次第で中ほどまで出て来るときもある今回は寄ってくることはせず、上流に飛んでしまいましたフレンドリーな例とは違う個体かもしれません...
広い葦原で初夏を謳歌するように大きな声で歌う雰囲気的にサザンオールスターズもしくはTUBEかってところ(個人の主観です)声だけ追っているとなかなか見つかりません立ち止まって暫くすると葦の上を低く、速く飛ぶ姿が確認できますしかし大部分は移動した先で葦原の下に潜り込むので「声はすれども」状態に陥ってしまいます気まぐれに穂先で鳴いている奴が、しかも近くにいたらめっけもの...
キアシシギは広い干潟であまり争わないけれど汽水池のような閉環境では自分の領域を主張したい意のままになる空間を独り占めするため邪魔者は追い払う必要がありますただ逃げた方も追手の本気度をはかっていて姿が見えなくなるほど遠くまで逃げてゆくわけでもなくここら辺で大丈夫と思ったら着地...
潮が引いた池に降り立つ歩き回る千鳥足気がついた先行者と争いが発生します気が弱い方、または無駄な労力を払いたくないと思っている合理主義者が逃げ出すコチドリ...
11枚のアジサシ図前回掲示のコアジサシと同じ日の記録場所も同じ右下の杭に止まっているのはコアジサシ...
最高気温が30度を超えた今日の関東でありますが、明日は今日を超える予報が出ています。これからのフィールド行きは予断を許しません。約一か月前は26度だったですねコアジサシを撮影したのは過ごしやすい時期でした水面目がけてダイブする姿は見られなかったですしかし飛翔するだけでカメラを向けたくなる魅力があります...
アジサシ、コアジサシの群れが曇天を飛ぶ。その数70以上遠くて区別がつかない青空だと映えたのに残念近くにきて数多く立ててある杭に止まろうとします拡大図...
こちらは川岸で泥を集めるツバメ河口に近いこの辺は潮の満ち干で塩分を含むと思われます巣材にするには問題ないのでしょう、多分5月半ば撮影...
河川敷にある草野球のグランド内野のマウンド辺りにイワツバメがやってきて土を採取する昨日も今日も雨は降っていないので割と乾いた状態なのだが別の場所で調達した泥と混ぜればちゃんとした巣材になるのだろう近くにある橋の桁下に集団で巣を作っている5月中旬撮影...
今季何回もアップしているチュウシャクシギそれだけ姿が立派だし仕草も魅力にあふれる水鳥です接近してくる様子はわたし的になかなか撮れないしカメラのフォーカス機能が遠ざかる場合に比べて苦手なようです水面に青が映えていたらと思う一方、モノクロームの墨絵のような質感も悪くない、と勝手に自讃してみる...
七羽八羽九羽十羽14羽流木に退避キョウジョシギ...
干潟の面積がどんどん少なくなって、シギチドリは退避場所を探さねばなりません岸辺のテトラポッドだったり、少し上流にまだ砂州が残っている場所もある今回は何年か前の台風で流れ着いた流木限られた居場所を巡って諍いが発生しますキョウジョシギの場合はこの手の争いが日常茶飯事ですね...
前に掲示したオオソリハシシギと異なり、キアシシギの場合は浅瀬に小魚の群がやってくると勇んで追い掛け回します見事獲物ゲット。ただ漁の歩留まりはそれほど高くない話題が変わり、今季のキアシシギ飛翔図十態をアップします。取捨選択する決断力に乏しい性格が露見します...
満ちてくる潮に乗って波打ち際に小魚の群、多分ボラが水面をざわつかせるオオソリハシシギが手前にいるのだけれど食指を伸ばそうとはしません。長い嘴が細かく敏捷に動く魚に追随できないのかもしれないもっぱら浜の方でゴカイの仲間、あるいはカニを探します。くちばしの先端がセンサーになっていて、ゴカイ穴に突っ込んだ時食料の存在を確認できるのだと思います。これらの画像は護岸の上から岸に来たところを撮ったもの。考えら...
懸案だった順光下でのオオソリハシシギ画像曇りの日に撮れましたコンクリートの護岸に来ていたこちらは浅瀬に歩き出したところご覧のようにこの日は風がほとんどない凪、つまり水面に姿がはっきり映ります...
高圧線に止まっていたトビが飛び立とうとしています。この高圧線に止まる鳥で一番多いのはカワウの群れで、次はカラス、そして冬になると時にミサゴが魚をつかんで食事してる風景も目にする。そんなことでトビはごく珍しい向こうを向いているから表情はわかりません反転して逆の方向に進みます...
河川敷の草野球場本流側はヨシの林になっている。人がいない外野グランドに降りてきて、種子の類をついばんでいたカワラヒワカメラマンに気が付いて茂みに退避しました。...
打ち上げられた魚を前に思案しているカワウにウミネコが寄ってきてあわよくば奪ってしまおうと考えているのが手に取るようにわかるのだが、カワウはウミネコよりずっと大きいから手出しできず、2羽でも威圧効果は望み薄そうしたらカワウが魚をくわえるやパクリと飲み込んでしまいます。左のウミネコはおこぼれでも残っていないかと調べている模様。でも魚は丸呑みされてしまっているから残骸はありません。カワウの勝利もしもカワ...
近傍で見られるゼフィルスの中で今年目にすることが出来たのは掲載するウラナミアカシジミだけでした。なおかつ少し角度を変えようと枝を動かしたら即飛ばれて行方不明に陥りますそれほど苦労することなく、同じサイトで見つけられるアカシジミやミズイロオナガシジミが、今季はいつものところにいなかった。こうなると来年も発見できる可能性は低そうです。...
留鳥や年間通して見られる生き物はともかくごく限られた期間だけ発生したり滞在する昆虫、鳥などは掲示する時期を逸すると新鮮さが全く感じられなくなる。今回記載したツマキチョウは4月上旬に出会ったもので、今思うと2ヶ月近く前になります。タンポポは忘れたように咲いているのを道端に見つけたりしますが、菜の花もネモフィラも今は咲いていません翅先のオレンジと清冽なブルーの取り合わせが素敵...
大きく見えるけれども静止時のL33cmはキジバトと同じくらい但し翼を広げるとキジバト55cmに対しチョウゲンボウはW69~76cmあって、風格はハトの比ではない。獲物を取っている場面を目にする機会もあって、そのターゲットはもっぱら昆虫の類かミミズだったりしますね。身の丈に合った対象を相手にしている、ってことでしょうか...
カヤやヨシの茂みと砂礫地が混在するような、比較的乾いた環境を好むホオジロ土手の上から狙うと警戒せずに撮れる。なおかつヒトの肩ぐらいの高さに堤防を設置してあるから簡単には接近できません。♂は写せなかったですね...
頭部の色合いが光の当たり方によって異なって見える標準的には緑なのでしょうけれど、これなど紺青に輝くペアで干潟を歩くマガモこちらは緑が強い黄色い嘴とのコントラストが効いています。すぐ右側に余計なもの(石ころ)があって、それが画面に入らないようにトリミングしたら本体が右に寄ってしまいました。...
前回と同じ日のホウロクシギ飛んでいる図を何枚か掲載します大きく羽ばたいて悠然と泳ぐこの気持ちになりたい人がスカイダイビングとかハンググライダーに手を染めるのでしょう。重力や風は体感できませんが、鳥の視点だけならドローンで撮った動画から追体験できますね...
潮が引いた対岸に降り立って歩き回って探しているものは渚にわんさといるカニやゴカイでしょう場所をめぐって小競り合いホウロクシギ...
おお雲雀高くまた軽く何をか歌う天の恵み地の栄えそを称えて歌いそを寿ぎ歌う作詞の高野辰之氏は我が故郷近くの出身...
左手から右に横切る形で飛んでいくと思った背景に某お城そうしたら進路を変えて私がいる方に向かってくるほぼ真上を通過するハシビロガモ...
水鳥の観察小屋に到着したとき先行者が教えてくれました「タヌキがいますよ」都市に居場所を見つけたタヌキは時にニュースで取り上げられたりします。でもまさか臨海公園の一角で目にするとは驚きです。後日のこと、渚に張り出す石組みの突堤にタヌキの糞跡と見られる立札が立っていて行動範囲の広さ(突拍子さ)にまたびっくりしました。至近距離に寄っても逃げないひょっとしたら抱かせてくれたかもしれないほど...
ダイシャクシギが飛んで行く大きな鳥だから羽ばたきも比較的ゆっくりもう少し近くを横切ってくれるとありがたいのですまあ写せる距離だったことを幸運としましょう...
数羽まとまって飛んで行くスズガモ一羽一羽が離れているのでなかなか同一画面に収まらない。無理して全体像を写そうとするとそれぞれが小さくなって見栄え的に微妙かもしれない。数百羽、数千羽の大群ならそれだけで圧倒されるのだけれど...
内湾の水路に群れていたコガモがサイトを変えようとしているヒトの場合は海水を舐めただけで塩辛さに吐き出しそうですが、淡水カモであるコガモとかカルガモの場合は汽水域で生活しても平ちゃらのようです。首を突っ込んでエサを探したりしますから、塩水が口に入ることは日常の出来事と思われます。味覚だけの問題ではなく、少ない量であっても体内に入ったら影響が出るのではないかと心配です。でも生活しているのだから塩分を排...
首を伸ばし、足はつま先まで揃えて飛ぶ揃ったつま先を見ると日本代表の体操選手(の演技)を思い出します。サギの名がついているけれど実はトキの仲間で、飛び方はツルに近いのかな、と思わせます。学識のある人が命名したのでしょうに、何で・・・サギなどという名をつけてしまったのだろう?クロツラヘラサギ若鳥風切羽の端が黒いのがアクセント...
ショッピングモールに掲示されていた鯉のぼりの群れ同じ方向を向いた寸詰まりの鯉が空中を泳ぐ。建物内は風がないのだけれど魚たちは生き生きしています。地元の小学校か施設の人に予め型紙を配布し、好きなデザインで仕上げるようにお願いしたのだと思われ、それぞれ個性的で二つとして同じものがない。それを透明な釣り糸で結び、アトリウムの空間に収まるように配置してあります。糸が目につかないから、大きな吹き抜けの空間に...
クロツラヘラサギが干潟を歩く歩いても砂泥に潜むゴカイの類を探すことはしないし、それをするには嘴の形が不都合なようです(でもエサが露見しているような場合は有難く頂戴するのでしょう)脚が届くあたりで水面に浮かぶ小さな生き物が目当てのようです。従ってこの水鳥の場合、満腹になるまでに費やすエネルギーは相当なものでしょう、と思わせるぐらい歩留まりが悪い。にも拘らず水面に突き出た杭の上で日がな一日何もせずに費...
アオサギが二羽遠くで舞っている踊っているのではない。むしろ陣地をめぐる争いでしょう。体躯が大きいから距離が遠くても迫力充分...