ムクドリが集団で芝生にきて休憩。食べ物を探している奴はいないこの季節、土の地面よりも芝生の方がひんやりして気持ちいいのでしょうね。低い姿勢で腹ばいになっているものも多い。口を開けているのは汗をかく代わりに少しでも熱を放出しようとする工夫なのでしょうか...
たくさん撮ったチョウトンボの写真その2回目記事は省略...
チョウトンボの写真をたくさん撮ったので2回に分けて掲示しますコメントはありません...
一般的にメスは地味な色をして青い紋もないアオモンイトトンボですところが中には♂同様の色彩を持つ固体や緑褐色のものが存在し、♂を悩ませる効果を生んでいる。そのことにより♀が♂から交尾を強要されるリスクが低減し、過度のストレスから解放されるらしい。人間界で言えば、セクシャルハラスメントを防ぐために中性的あるいはボーイッシュな外観を取り込むようなものでしょうか。♀の多様性が間接的に種の健全性を生み出し、絶滅...
誰もいない、林に囲まれた神社(前回ミドリセイボウの記事と同じ)にやってきたイソヒヨドリです名前からして水辺から近いエリアがテリトリーと思うのですが、ここはそんな場所ではない。むしろ普通のヒヨドリが騒いでいる環境なのです石碑に「願主 小塚長左エ門」とあるから、氏子の小塚さんが何かの願掛けをして、寄進とともに記念碑を建てたのでしょう。カメラを構えた私の方に飛び出したのでびっくり。その後地表に降りて虫を...
初夏と言ってもそれなりに暑かった今年(来年以降も暑くなりそうです)小山の中ほどにある神社は森を背負って、雰囲気だけでも涼しく感じます。今年は建物の柱や梁よりも石碑や狛犬にいるのが目についたミドリセイボウこのハチの色もまた涼しげです寄生バチの習性を思うと清廉潔白な生態でもないのでしょうが、少なくとも見た目は清々しい。...
一見シリアゲムシかと思いました一番引き付けられたのはくし形の触角、これは感度がよさそうです。この種は以前掲示したことがあり、その時は♀でしたね。ガガンボは蚊の仲間ですが樹液か花の蜜などを吸って生きているようです(ヒトは刺しません)ホリカワクシヒゲガガンボ...
丘にしては道わきからいきなり急な登りになる地形で、つづら折りの林の中を進まねばならず、でも高さは丘並みだから10分も歩けば頂に立てる。そんな丘を背に噴水とハート型の池をしつらえた広場があり、昼も鬱蒼として人影は少なく静寂の境地。噴水の水は地下深くから汲み上げるタンニン成分の茶系色をしている。日があたらない下草にいたオオトビスジエダシャク初見...
葉の表側、明るい方つまり撮りやすい面に止まってくれる親切なガ飛び立つと大部分のガはが暗がりを目指し、夜になると逆に明かりに吸い寄せらりたりするへんな習性を持つ。してみると昼光性のガは進化形で、チョウに近い種とも考えられる。蛾の仲間に生まれても進化の過程で昼が好きになり、光の下で活動したいものが現れても不思議ではない。このガはべたっと張り付くのではなく少し浮かんでいる気がします低い位置の後ろ側から見...
ホソヒラタアブはハナアブの仲間血は吸わず、幼虫はアブラムシを食するようです実は横から見るとペラペラで胴体に厚みがなく、それでヒラタアブなのでしょう。...
ナミアゲハが二羽競いながら昇ってゆく快晴の空背景を写し込んだ飛ぶチョウの画像は、昆虫写真家の海野和男氏が得意ですね。テレビで特集された番組ではカメラをもって少年のように駆け回る姿が印象的でした。...
ジャコウアゲハを見るのは地表近く花に来るよりも食草であるウマノスズクサを探して飛び回る場面が多い。画像右側がウマノスズクサまたは見つけた食草に卵を産み付けようとするところ♀にとっては自分のおなかを満たすよりも、限られた成虫の期間に子孫を残す活動の方が大事かも知れない。私の場合、毒草「ウマノスズクサ」をジャコウアゲハの存在なしに知ることはなかったでしょう。...
池から50mばかり、広場を隔てたベンチで休んでいたら大きなトンボが飛んできて、傍らの灌木にとまった。枝が複雑に入り組んで紛らわしく、ここら辺に止まったはず、と目を凝らしても簡単には発見できない。飛んできた姿を確認していてもこんななので、最初から止まっていたら見過ごすこと必定その代わり見つけさえしたら接近戦に動じない寛容な性格に助けられる。クロスジギンヤンマ...
触角の先のほうが太くなっていて薙刀風ですマダラヒメバチに近いと思うのですがはっきりしません大きくてすべてのパーツが細く長くできているハチですこの手のハチは自分のやることに夢中で危険性は全く感じられません。もっともハチ全般にヒトが攻撃したり、トリッキーな反応をしない限り安全な種であると思います。それに比べたらやぶ蚊の方がこちらの状態かまわず襲ってくる意味で無法者ではないでしょうか。...
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ムクドリが集団で芝生にきて休憩。食べ物を探している奴はいないこの季節、土の地面よりも芝生の方がひんやりして気持ちいいのでしょうね。低い姿勢で腹ばいになっているものも多い。口を開けているのは汗をかく代わりに少しでも熱を放出しようとする工夫なのでしょうか...
リュウキュウツヤハナムグリがいた歩道に覆いかぶさる枝に見つけたゴマフリドクガ幼虫は毒針毛を有し、触れると痒みや痛みを生じる。この成虫に毒があるかどうかはわかりません。指を差し出してそっと誘導するぐらいなら害はないと思います。でも接触する場合は自己責任でお願いします。成虫はともかく、私だったら色鮮やかな幼虫には絶対触らないでしょう。...
歩道に出てきたリュウキュウツヤハナムグリ左は大きな自然公園の林が覆いかぶさるように茂り、右はコンテナトレーラーがバンバン走る湾岸地域沖縄、奄美大島に棲息する在来種が、貨物や人の移動に併せて本州に進入したと思われ、その意味では外来種でなく国内移動種になります。南国性のこの虫が近年大繁殖しているという。湾岸地域で多く見られるのもむべなるかな、です。祖先は船に乗ってやってきたのでしょう。それを示すように...
5年前(2019.10月)の台風で流されてきた土砂が蓄積し岸の様子が様変わりしてしまった。今までヒヌマイトトンボ観察のため歩いたけもの道はすっかり姿を消して背の高い雑草が生い茂っている。従ってカメラを抱えて進入するのはほぼ困難そうしたら何と下流側のシギチドリ観察地点の草むらに引っ越してきたヒヌマイトトンボを発見(正確にはm...さんに教えてもらったのです。まあ遅かれ早かれ見つけはしたでしょうが)。多分土砂と一...
4月、地上に降りた姿を掲載したのでした今回は前方の空に上がってゆくヒバリに遭遇しました天気は青空が垣間見える高曇りお決まりのように囀っていますというか、鳴いているから気付かされる面が多分にあります。どんどん高くなってしまって点にしか見えないこともありますよね。高ければ高いほどヒバリ仲間では魅力的と思われている(かもしれない)...
対岸に佇むアオアシシギ気分次第で中ほどまで出て来るときもある今回は寄ってくることはせず、上流に飛んでしまいましたフレンドリーな例とは違う個体かもしれません...
広い葦原で初夏を謳歌するように大きな声で歌う雰囲気的にサザンオールスターズもしくはTUBEかってところ(個人の主観です)声だけ追っているとなかなか見つかりません立ち止まって暫くすると葦の上を低く、速く飛ぶ姿が確認できますしかし大部分は移動した先で葦原の下に潜り込むので「声はすれども」状態に陥ってしまいます気まぐれに穂先で鳴いている奴が、しかも近くにいたらめっけもの...
キアシシギは広い干潟であまり争わないけれど汽水池のような閉環境では自分の領域を主張したい意のままになる空間を独り占めするため邪魔者は追い払う必要がありますただ逃げた方も追手の本気度をはかっていて姿が見えなくなるほど遠くまで逃げてゆくわけでもなくここら辺で大丈夫と思ったら着地...
潮が引いた池に降り立つ歩き回る千鳥足気がついた先行者と争いが発生します気が弱い方、または無駄な労力を払いたくないと思っている合理主義者が逃げ出すコチドリ...
11枚のアジサシ図前回掲示のコアジサシと同じ日の記録場所も同じ右下の杭に止まっているのはコアジサシ...
最高気温が30度を超えた今日の関東でありますが、明日は今日を超える予報が出ています。これからのフィールド行きは予断を許しません。約一か月前は26度だったですねコアジサシを撮影したのは過ごしやすい時期でした水面目がけてダイブする姿は見られなかったですしかし飛翔するだけでカメラを向けたくなる魅力があります...
アジサシ、コアジサシの群れが曇天を飛ぶ。その数70以上遠くて区別がつかない青空だと映えたのに残念近くにきて数多く立ててある杭に止まろうとします拡大図...
こちらは川岸で泥を集めるツバメ河口に近いこの辺は潮の満ち干で塩分を含むと思われます巣材にするには問題ないのでしょう、多分5月半ば撮影...
河川敷にある草野球のグランド内野のマウンド辺りにイワツバメがやってきて土を採取する昨日も今日も雨は降っていないので割と乾いた状態なのだが別の場所で調達した泥と混ぜればちゃんとした巣材になるのだろう近くにある橋の桁下に集団で巣を作っている5月中旬撮影...
今季何回もアップしているチュウシャクシギそれだけ姿が立派だし仕草も魅力にあふれる水鳥です接近してくる様子はわたし的になかなか撮れないしカメラのフォーカス機能が遠ざかる場合に比べて苦手なようです水面に青が映えていたらと思う一方、モノクロームの墨絵のような質感も悪くない、と勝手に自讃してみる...
七羽八羽九羽十羽14羽流木に退避キョウジョシギ...
干潟の面積がどんどん少なくなって、シギチドリは退避場所を探さねばなりません岸辺のテトラポッドだったり、少し上流にまだ砂州が残っている場所もある今回は何年か前の台風で流れ着いた流木限られた居場所を巡って諍いが発生しますキョウジョシギの場合はこの手の争いが日常茶飯事ですね...
前に掲示したオオソリハシシギと異なり、キアシシギの場合は浅瀬に小魚の群がやってくると勇んで追い掛け回します見事獲物ゲット。ただ漁の歩留まりはそれほど高くない話題が変わり、今季のキアシシギ飛翔図十態をアップします。取捨選択する決断力に乏しい性格が露見します...
満ちてくる潮に乗って波打ち際に小魚の群、多分ボラが水面をざわつかせるオオソリハシシギが手前にいるのだけれど食指を伸ばそうとはしません。長い嘴が細かく敏捷に動く魚に追随できないのかもしれないもっぱら浜の方でゴカイの仲間、あるいはカニを探します。くちばしの先端がセンサーになっていて、ゴカイ穴に突っ込んだ時食料の存在を確認できるのだと思います。これらの画像は護岸の上から岸に来たところを撮ったもの。考えら...
懸案だった順光下でのオオソリハシシギ画像曇りの日に撮れましたコンクリートの護岸に来ていたこちらは浅瀬に歩き出したところご覧のようにこの日は風がほとんどない凪、つまり水面に姿がはっきり映ります...
高圧線に止まっていたトビが飛び立とうとしています。この高圧線に止まる鳥で一番多いのはカワウの群れで、次はカラス、そして冬になると時にミサゴが魚をつかんで食事してる風景も目にする。そんなことでトビはごく珍しい向こうを向いているから表情はわかりません反転して逆の方向に進みます...
河川敷の草野球場本流側はヨシの林になっている。人がいない外野グランドに降りてきて、種子の類をついばんでいたカワラヒワカメラマンに気が付いて茂みに退避しました。...
打ち上げられた魚を前に思案しているカワウにウミネコが寄ってきてあわよくば奪ってしまおうと考えているのが手に取るようにわかるのだが、カワウはウミネコよりずっと大きいから手出しできず、2羽でも威圧効果は望み薄そうしたらカワウが魚をくわえるやパクリと飲み込んでしまいます。左のウミネコはおこぼれでも残っていないかと調べている模様。でも魚は丸呑みされてしまっているから残骸はありません。カワウの勝利もしもカワ...
近傍で見られるゼフィルスの中で今年目にすることが出来たのは掲載するウラナミアカシジミだけでした。なおかつ少し角度を変えようと枝を動かしたら即飛ばれて行方不明に陥りますそれほど苦労することなく、同じサイトで見つけられるアカシジミやミズイロオナガシジミが、今季はいつものところにいなかった。こうなると来年も発見できる可能性は低そうです。...
留鳥や年間通して見られる生き物はともかくごく限られた期間だけ発生したり滞在する昆虫、鳥などは掲示する時期を逸すると新鮮さが全く感じられなくなる。今回記載したツマキチョウは4月上旬に出会ったもので、今思うと2ヶ月近く前になります。タンポポは忘れたように咲いているのを道端に見つけたりしますが、菜の花もネモフィラも今は咲いていません翅先のオレンジと清冽なブルーの取り合わせが素敵...
大きく見えるけれども静止時のL33cmはキジバトと同じくらい但し翼を広げるとキジバト55cmに対しチョウゲンボウはW69~76cmあって、風格はハトの比ではない。獲物を取っている場面を目にする機会もあって、そのターゲットはもっぱら昆虫の類かミミズだったりしますね。身の丈に合った対象を相手にしている、ってことでしょうか...
カヤやヨシの茂みと砂礫地が混在するような、比較的乾いた環境を好むホオジロ土手の上から狙うと警戒せずに撮れる。なおかつヒトの肩ぐらいの高さに堤防を設置してあるから簡単には接近できません。♂は写せなかったですね...
頭部の色合いが光の当たり方によって異なって見える標準的には緑なのでしょうけれど、これなど紺青に輝くペアで干潟を歩くマガモこちらは緑が強い黄色い嘴とのコントラストが効いています。すぐ右側に余計なもの(石ころ)があって、それが画面に入らないようにトリミングしたら本体が右に寄ってしまいました。...
前回と同じ日のホウロクシギ飛んでいる図を何枚か掲載します大きく羽ばたいて悠然と泳ぐこの気持ちになりたい人がスカイダイビングとかハンググライダーに手を染めるのでしょう。重力や風は体感できませんが、鳥の視点だけならドローンで撮った動画から追体験できますね...
潮が引いた対岸に降り立って歩き回って探しているものは渚にわんさといるカニやゴカイでしょう場所をめぐって小競り合いホウロクシギ...
おお雲雀高くまた軽く何をか歌う天の恵み地の栄えそを称えて歌いそを寿ぎ歌う作詞の高野辰之氏は我が故郷近くの出身...
左手から右に横切る形で飛んでいくと思った背景に某お城そうしたら進路を変えて私がいる方に向かってくるほぼ真上を通過するハシビロガモ...
水鳥の観察小屋に到着したとき先行者が教えてくれました「タヌキがいますよ」都市に居場所を見つけたタヌキは時にニュースで取り上げられたりします。でもまさか臨海公園の一角で目にするとは驚きです。後日のこと、渚に張り出す石組みの突堤にタヌキの糞跡と見られる立札が立っていて行動範囲の広さ(突拍子さ)にまたびっくりしました。至近距離に寄っても逃げないひょっとしたら抱かせてくれたかもしれないほど...
ダイシャクシギが飛んで行く大きな鳥だから羽ばたきも比較的ゆっくりもう少し近くを横切ってくれるとありがたいのですまあ写せる距離だったことを幸運としましょう...
数羽まとまって飛んで行くスズガモ一羽一羽が離れているのでなかなか同一画面に収まらない。無理して全体像を写そうとするとそれぞれが小さくなって見栄え的に微妙かもしれない。数百羽、数千羽の大群ならそれだけで圧倒されるのだけれど...
内湾の水路に群れていたコガモがサイトを変えようとしているヒトの場合は海水を舐めただけで塩辛さに吐き出しそうですが、淡水カモであるコガモとかカルガモの場合は汽水域で生活しても平ちゃらのようです。首を突っ込んでエサを探したりしますから、塩水が口に入ることは日常の出来事と思われます。味覚だけの問題ではなく、少ない量であっても体内に入ったら影響が出るのではないかと心配です。でも生活しているのだから塩分を排...
首を伸ばし、足はつま先まで揃えて飛ぶ揃ったつま先を見ると日本代表の体操選手(の演技)を思い出します。サギの名がついているけれど実はトキの仲間で、飛び方はツルに近いのかな、と思わせます。学識のある人が命名したのでしょうに、何で・・・サギなどという名をつけてしまったのだろう?クロツラヘラサギ若鳥風切羽の端が黒いのがアクセント...
ショッピングモールに掲示されていた鯉のぼりの群れ同じ方向を向いた寸詰まりの鯉が空中を泳ぐ。建物内は風がないのだけれど魚たちは生き生きしています。地元の小学校か施設の人に予め型紙を配布し、好きなデザインで仕上げるようにお願いしたのだと思われ、それぞれ個性的で二つとして同じものがない。それを透明な釣り糸で結び、アトリウムの空間に収まるように配置してあります。糸が目につかないから、大きな吹き抜けの空間に...
クロツラヘラサギが干潟を歩く歩いても砂泥に潜むゴカイの類を探すことはしないし、それをするには嘴の形が不都合なようです(でもエサが露見しているような場合は有難く頂戴するのでしょう)脚が届くあたりで水面に浮かぶ小さな生き物が目当てのようです。従ってこの水鳥の場合、満腹になるまでに費やすエネルギーは相当なものでしょう、と思わせるぐらい歩留まりが悪い。にも拘らず水面に突き出た杭の上で日がな一日何もせずに費...
アオサギが二羽遠くで舞っている踊っているのではない。むしろ陣地をめぐる争いでしょう。体躯が大きいから距離が遠くても迫力充分...