満ちてくる潮に乗って波打ち際に小魚の群、多分ボラが水面をざわつかせるオオソリハシシギが手前にいるのだけれど食指を伸ばそうとはしません。長い嘴が細かく敏捷に動く魚に追随できないのかもしれないもっぱら浜の方でゴカイの仲間、あるいはカニを探します。くちばしの先端がセンサーになっていて、ゴカイ穴に突っ込んだ時食料の存在を確認できるのだと思います。これらの画像は護岸の上から岸に来たところを撮ったもの。考えら...
昨日今日は気温が上がって風が弱く、すっかり春の陽気になりました。私の住む街では週末さらに上昇し18℃、20℃まで到達するとの予報が出ています。そうなると雪国では屋根に積もった雪が溶けて斜面を滑りやすくなり、落下する雪塊に注意が必要です。高く積もって水分を含んだ雪は重く、なおかつ夜の寒さで下面は氷と化しているから直撃したら怪我をし兼ねない。(南国の人がイメージするふわふわ雪とは大違い)掲示はツマグロヒョウ...
テレビをつけたらたまたま映っていた「にっぽん縦断こころ旅」日野正平さんが鬼籍の人となり、過去の分をセレクションと題して再放送しています。日曜日に映ったのは愛媛県鬼北町の巻、2017年4月訪問分を「何か聞いたことあるな」と思っていたらこのブログで校歌を題材に記事を書いた小学校が目的地なのでした。「山また山の奥にある」早いもので記事を掲示してから8年近く経ちます。あの頃小学生だった子供たちは全員卒業し中学...
いつも、冬になっても元気印のキタテハ今年の冬は日本海側で大雪が続き、屋根の雪下ろしをしてもその置き場所にさえ苦労する映像がニュースで報道されます。そんな環境ではじっと葉裏で過酷な季節をやり過ごすのでしょう。積もった雪の下は意外と温度は下がらず、零度前後だったりするのですよね。豪雪地の方々にはお見舞い申し上げます...
ヒャクニチソウ(百日草)は名前の通り花期が長い夏の花のイメージですが画像は10月下旬のもの。百日は3ケ月と10日だからもしかすると7月半ばには咲きだしたことになる。「長い間花が咲いているよ」を表す名前は他にもありますねサルスベリ(百日紅)、センニチコウ(千日紅)千日紅は誇張しすぎでしょうアオスジアゲハ...
文章は省略しますコリウスの葉千日紅コセンダングサ...
薄紫のコスモスとキマダラセセリ配色が抜群元祖戦闘機スタイル。速いよ!...
成虫は花の蜜を糧に10日間ほどの期間を生きるという天敵はトンボ、ハチ、カマキリ、鳥など。多分肉食の生き物なら全てが天敵になるでしょう。言い方を変えると食物連鎖の底辺を構成する、これと言った武器や毒を持たぬキイロホソガガンボです外れやすい細長肢は、トカゲのしっぽのように敵に襲われたとき切り離して逃げるのでしょう。しかし10日間の生涯では生え替りは期待薄です。このモデルは左後肢が鮮明ではありませんが、ちゃ...
大人の肩ぐらいまである雑草が蔓延る斜面そこにムラサキツバメがやってきた止まった近寄れません(下手にかき分けて進むと衣類がひっつき虫だらけなって、後始末が超大変)逆に下草がきちんと狩り揃えられていたらこのチョウは来なかったかもしれない。数枚の写真を撮ったところで飛び去りました。...
横から見た図1 ごく普通のコミスジ横から見た図2 赤み(茶褐色)が強く出る角度横から見た図3 この角度だと表は白黒ツートンカラーに見えます開いた表面はこげ茶色です...
南方系のチョウのわりには、出回るのが(目にするのが)秋になってからなのは何故でしょうか。台湾とか沖縄方面から風に乗って飛んでくるとしたら、南風の吹く夏の方が体力的には有利だと思います。それとも初夏の頃九州あたりにはすでに到達していて休み休みエネルギーを補充しながら関東まで辿り着くのに時間をかけているとも考えられる。ただ沖縄以北においても毎年繁殖地域が観測され、次第に広範囲になっているとのことで、西...
日曜日(2/2)夕方ネットを参照していて、たまたまH3ロケット5号機打ち上げが17:30に行われるとの記事を目にしました10分前ぐらいからJAXAの中継に釘付けでした。打ち上げ前は、単にカウントダウンが10秒おきぐらいに流され、画像はロケット発射場を映しているだけで、興味がないと退屈しそうであります。しかしカウントダウンの進行とともに次第に緊張感が高まり、みるみるうちに5分前、3分前、そして最後の1分を迎えるに至りテ...
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満ちてくる潮に乗って波打ち際に小魚の群、多分ボラが水面をざわつかせるオオソリハシシギが手前にいるのだけれど食指を伸ばそうとはしません。長い嘴が細かく敏捷に動く魚に追随できないのかもしれないもっぱら浜の方でゴカイの仲間、あるいはカニを探します。くちばしの先端がセンサーになっていて、ゴカイ穴に突っ込んだ時食料の存在を確認できるのだと思います。これらの画像は護岸の上から岸に来たところを撮ったもの。考えら...
懸案だった順光下でのオオソリハシシギ画像曇りの日に撮れましたコンクリートの護岸に来ていたこちらは浅瀬に歩き出したところご覧のようにこの日は風がほとんどない凪、つまり水面に姿がはっきり映ります...
淡水池のハシビロガモが整列して進む岸辺に寄ってきた拡大図隣接する開けた運河の方に飛んで行くまだこの後ろに5羽ほど続いているのです...
夏羽になったダイサギ目先は緑青色に変わっています背から覆われ、垂れ下がる飾り羽が優雅...
右側にいるのがチュウサギだろうと思って撮った写真。左はダイサギと思います飛び立つ図ダイサギ、コサギとともに横一列に並んで首を真っ直ぐ伸ばし、真横を向いてくれたら見分けられる可能性が高いけれど、こちらの心の要求には決して従ってくれません。...
南向きの岸辺から狙うから、晴れた日に逆光は避けられない。それでも目標が近くてレンズを下向きに構えられるようだと緩和されるのです。口を開けているのいるのは小さなカニをとらえたから(嘴の中ほどに黒い点のように映っています)しかしこの日のように距離があるとどうしてもシルエット化してしまいます。従って掲示の画像はかなり明るめに補正してあります。暗い部分のみを明るくする、カメラの用語でいうところのHDR補正で...
波消しブロックにイソヒヨドリ晴れた日でかつ光の角度が良かったのか青が鮮やかに見えた私のイソヒヨドリ画像でベスト級の出来栄えです近くの場所で♀背中に青味は感じられますが、ずっと地味です多分つがいだと思います...
ムクドリが巣の材料を集めていたにしても房飾りのように、すだれのように巣材をくわえる器用さに脱帽です集めた品物を私に見せびらかします。でもその後せっかく集めたものを捨てて仲間の方に飛び去ってしまったのは不可解でした。そこら辺に枯草や小枝はいっぱい落ちているから、それほど心配することではないかもしれない。...
よそ見していても鳴き声が聞こえてきて、チュウシャクシギの存在を知ることがある大きさに似ず優しい、心地よい声で鳴きますね(個人的感想です)腰に白斑がある...
接近しすぎて諍いを起こす弱気な奴、または後から来たほうが逃げ出すのが定石一羽でいるのが一番幸せ時々は周囲を気にしながら採餌チュウシャクシギ...
波打ち際にいたチュウシャクシギが急いで歩く飛んで移動するやつもいて原因は休日のレジャーにカヌー遊びをしていた1台が岸辺に接近して来たから少し離れた場所に着地おまけ...
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土手の中ほど、草むらから飛び上がってきた鳥がいた急いで自転車を止めて撮ったチョウゲンボウ風が強い日で、そうこうしているうちに近くでガシャンと音がして、ファインダーから目を離して見回すとリュックを乗せたマイ自転車が倒れたのでした。注意不足の持ち主のせいで、この自転車はそんなアクシデントに何回も遭遇しています。とは思いつつ、やっぱり対象物が目の前に現れたらそちらが最優先です。...
ウミネコが波打ち際に降りてきた。潮が引いた砂浜には打ち上げられたボラの死骸上を気にしている何者も邪魔しそうにないので食事に取りかかります別の一羽が上空に現れ近くに着地一緒に解体作業、左が先行者喧嘩する様子がないのは両方ともそれほど空腹でなかったのか、独占したいほど美味しい食材ではなかったのか。食べかけのボラを残したまま二羽は飛んで行ってしまいました。...
建物の外側ではなく内側で見つけたヤモリ、かわいいです一階の解放廊下は壁が腰のあたりまでしかなくてその上は格子のフェンスが埋め込まれています。人は進入できませんが小さな生き物は出入り自由ですこれは最初いたところから捕まえて明るい場所に移動したところですつかまえると相変わらず指を噛んできます(でも痛くはないし毒もない)。多分硬い獲物を相手にすることはないのでしょう。注: 手にする場合は自己責任でお願い...
キンクロハジロの群が滞在している大きな池にユリカモメが何羽か混じるフェンスの向こうから餌を投げ与える人がいて、その度に賑やかな争奪戦が繰り広げられるユリカモメはキンクロハジロと同じように水面で待っていたらあまり効率が良くないことに気づき、飛び上がって空中で餌をキャッチしたり、出来ることなら人の手から直接ついばめば競争相手を出し抜けると考えた。騒ぎも一段落...
遠目に見えるコガモの群に混じってひときわ大きな鳥が一羽近づいてきたと思ったら見かけないポーズを取ります。数十秒その姿勢のままだったから、水や獲物を飲み下そうとしているのではなさそうです。かといって上空に猛禽類が現れたのでもないし、そもそもタカの類なら躰の大きさからして敵にはならない。次にどうするか待っていたら飛び去りますホウロクシギところで淡水ガモのカルガモやコガモは汽水域(塩水域)でも平ちゃらな...
4羽が並んで餌を探し歩くお互いの距離感は近めですねその中の二羽がどうやら親密な関係で長い嘴を交差させたり、お互いに相手の毛繕いをしたりクロツラヘラサギ...
池の縁際をマガモが列をなして進む。この先に行けば人目から隠れる場所なのだ対になっているなっている個体も幾組か一応♂が主導のようです中央部に戻ってきた...
河口に寄った帰り道斜面に降りてきた鳥がいた自転車を止めて確認したのがこの鳥ヒバリ漢字名は雲雀、告天子はどちらも洒落た宛て字で、いかにも風流を愛でた方が考えたのだろうと思わせます。雲間でいつまでも囀り続ける小鳥、あるいは天の声を告げる子なんてもう詩人の領域です。...
水鳥の観察小屋に到着したとき先行者が教えてくれました「タヌキがいますよ」都市に居場所を見つけたタヌキは時にニュースで取り上げられたりします。でもまさか臨海公園の一角で目にするとは驚きです。後日のこと、渚に張り出す石組みの突堤にタヌキの糞跡と見られる立札が立っていて行動範囲の広さ(突拍子さ)にまたびっくりしました。至近距離に寄っても逃げないひょっとしたら抱かせてくれたかもしれないほど...
ダイシャクシギが飛んで行く大きな鳥だから羽ばたきも比較的ゆっくりもう少し近くを横切ってくれるとありがたいのですまあ写せる距離だったことを幸運としましょう...
数羽まとまって飛んで行くスズガモ一羽一羽が離れているのでなかなか同一画面に収まらない。無理して全体像を写そうとするとそれぞれが小さくなって見栄え的に微妙かもしれない。数百羽、数千羽の大群ならそれだけで圧倒されるのだけれど...
内湾の水路に群れていたコガモがサイトを変えようとしているヒトの場合は海水を舐めただけで塩辛さに吐き出しそうですが、淡水カモであるコガモとかカルガモの場合は汽水域で生活しても平ちゃらのようです。首を突っ込んでエサを探したりしますから、塩水が口に入ることは日常の出来事と思われます。味覚だけの問題ではなく、少ない量であっても体内に入ったら影響が出るのではないかと心配です。でも生活しているのだから塩分を排...
首を伸ばし、足はつま先まで揃えて飛ぶ揃ったつま先を見ると日本代表の体操選手(の演技)を思い出します。サギの名がついているけれど実はトキの仲間で、飛び方はツルに近いのかな、と思わせます。学識のある人が命名したのでしょうに、何で・・・サギなどという名をつけてしまったのだろう?クロツラヘラサギ若鳥風切羽の端が黒いのがアクセント...
ショッピングモールに掲示されていた鯉のぼりの群れ同じ方向を向いた寸詰まりの鯉が空中を泳ぐ。建物内は風がないのだけれど魚たちは生き生きしています。地元の小学校か施設の人に予め型紙を配布し、好きなデザインで仕上げるようにお願いしたのだと思われ、それぞれ個性的で二つとして同じものがない。それを透明な釣り糸で結び、アトリウムの空間に収まるように配置してあります。糸が目につかないから、大きな吹き抜けの空間に...
クロツラヘラサギが干潟を歩く歩いても砂泥に潜むゴカイの類を探すことはしないし、それをするには嘴の形が不都合なようです(でもエサが露見しているような場合は有難く頂戴するのでしょう)脚が届くあたりで水面に浮かぶ小さな生き物が目当てのようです。従ってこの水鳥の場合、満腹になるまでに費やすエネルギーは相当なものでしょう、と思わせるぐらい歩留まりが悪い。にも拘らず水面に突き出た杭の上で日がな一日何もせずに費...
アオサギが二羽遠くで舞っている踊っているのではない。むしろ陣地をめぐる争いでしょう。体躯が大きいから距離が遠くても迫力充分...
船着き場に漁船、遊漁船とかボートが係留してあって、そこで遊んでいたイソヒヨドリが見えなくなったと思ったら船体の下の陰になる部分に入り込んで止まっている距離が近くヒトを恐れる様子がないのはよいのだけれど、実際は画像よりもずっと暗めで上手く写ってくれるか心配でした。日当たりに出てきた...
ノスリが円を描いて悠々自適そこにチンピラカラスがやってきてちょっかいを出す本気になればノスリも気が強いから攻撃するのだけれど、この日相手にすることはなかったですね。鬱陶しいと思いながら、次第に高みに昇ってゆきます。やっとひとりになれた...
背筋を伸ばし胸を張った姿勢で立っていることが多いツグミ。少しでも目の位置が高ければ獲物を見つけられる確率が高くなるそして獲物を見つけると走って接近します。このとき脚の回転は素早く、もしかすると飛んで近寄るよりも速いこちらの様子を窺っています今度は逆方向に何か見つけた...
シギチドリとかクイナか何か出てくるのを期待し、腰を下ろして長期戦モードですすると近くからパシパシ小さな音が聞こえてきます音の主はオオジュリンでした周りに誰もいない環境に留まって暫く経つと、アシ原の主が茎を剥ぐ音がよく聞こえてきます仲間も三々五々やってくる立っているよりしゃがんだ姿勢の人間の方が警戒心が薄れやすい...
後ろにピンクと黄色の花が咲いていましたこの画像だけだと優し気な小鳥に見えなくもないこちらの背景はマンション。嘴は猛禽類のもの春は名のみの♪♪ 1月末のモズ...
脚の長さぎりぎりまで深みに入り込んで魚を狙う獲物をゲットしたダイサギ。滑って逃げられることのないように絶妙なポイントをくわえますね。この後魚を空中に放って頭から飲み込んだ...
都心の水面(みなも)にはスチールやガラス、コンクリートから成る構造物の無機質の色が反映される。風のない水平を滑るように進むホシハジロ建物がレンガ色だったり、広告の類が林立していると、空の色と合わせて派手目になることもありますが、今回は後ろがオフィスビルなので落ち着いた感じです。...
お堀の対岸にある石垣に止まっていた。写したのは寄り道しながら一周して戻ってきた時でした画像を整理しているとき、現場に着いて最初にカモ類を撮った写真の中に既に佇んでいる姿が写り込んでいるのに気が付きました。その間3時間半ほどで、夜行性とは聞いていましたが日中の不活性振りを目の当たりにしました。じっと見つめていると、全く静止しているわけではなくて、身繕いしたり上を飛ぶ猛禽類を気にしたり、結構動きはある...
逆光です暖かめとはいえ冬なのに我々ヒトとは温度感覚が異なり、むしろ気持ちがいいのでしょうね。でなかったらいつも水辺にいて、我慢比べのように水浴びなどするはずがありません。気持ちよかった~もしくは何事もなかったかのようにエサ探しを始めます。必要ならば冷たい水に潜りますよね。オカヨシガモ...
ヨシガモがいた環境に混在していたオカヨシガモ飛び出した個体を見つけレンズを向けた結果、かろうじて着水直前に間に合った名前からしてヨシガモの近縁種だと判断できる春が近づくにつれて雌雄のペアで行動する姿が増えてきます...
何羽かのうちの一羽が飛び出して場所を移動するその距離数十メートルぐらい。追随する仲間はいません土手の上から見下ろす感じです水草が浮いている場所に行きたかったようです。ヨシガモはなかなか飛ぶところを見せてくれませんから今回画像に残せたのは(私にとって)ラッキーです。...
日中の気温が10度を超えるとの予報を目にしてヨシガモ目的で出かけてみました。風も4~5mで過ごしやすいだろうと推察晴れ渡った空が水面に反映します密度は以前に比べて疎らになりましたが、それでも数十羽が渡ってきて滞在しているのは嬉しいですね。豊富な水草が彼らを惹きつける魅力なのでしょう。...