いやはやひと月近くかかってようやっと、一書を読了。久しぶりにボリュームたっぷりを堪能いたしましたよ。タイトルは『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
実は長崎のお話もいまだ終わってはおらず…。こちらも引き続きということでお願いいたします(笑)。 で、長崎と言えば(のひとつとして)出島を挙げることができようか…
このほどの旅はやきものの里巡り…てなふうに申しておりますが、背中を押したひとつのきっかけは愛知県の刈谷市美術館で開催している和田誠展であったという。全国巡回し…
どうもまた無沙汰をいたしておりました。岐阜と愛知にまたがる旅から帰ってまいりましたが、なんともひっさしぶりに東海道新幹線に乗ったのでありますよ。東京から出かけ…
このほどは10月の第一週に長崎を訪ねて金曜日に帰宅したのですけれど、なんとまあ、その翌日から3日間は全国的にも知られたお祭り「長崎くんち」が開催されるというタ…
一昨日に聴いてきた読響演奏会ではファリャのバレエ音楽『三角帽子』全曲が演奏されましたけれど、これにはちょちょいとメゾソプラノが入るのですよね。メゾというだけで…
オーケストラ演奏会@東京芸術劇場を聴きに出かけたついでにふらりと立ち寄った池袋西武で、エスカレータ脇に貼りだされていた催事案内を見て、「ほお、どんな内容である…
江戸幕府の時代、長崎は天領として奉行所が置かれていたわけですが、奉行所には西役所と立山役所という二つの事業所?があったようで。西役所は出島に近く、もっぱら港の…
予て何かと図書館(それ自体)に興味を示しているところがありますだけに、たまたま見つけたギャラリーA4(エークワッドと読むという)の『本のある風景 公共図書館の…
長崎滞在中にとある飲食店でお店の方から「長崎は何泊ですか」と問われて全部で4泊の日程であることを告げると、「ああ、ハウステンボスなどを周って…」といった反応が…
数年前(といって、自ら書いたところを検索すれば2017年2月のことと分かるわけですが)、東京・汐留にある共同通信ニュースアートという展示スペースを覗いたことが…
いろいろな括りで語られることはありましょうけれど、一般に「日本三大夜景」といえば函館、神戸、長崎というのが相場であるようで。以前、長崎に来たときには港を見下ろ…
これまたちとユニークな編成で行われた室内楽の演奏会を聴いてきたのでありますよ。くにたち市民芸術小ホールのイベントはなかなかに個性的であったりしますですね。この…
大浦天主堂に至る坂道からも見下ろせる長崎港のようすは、作家・遠藤周作が祈念坂から望んでいた風景とはどんどん変わっているのでもありましょうか。水際に大きく張り出…
先日、トッパンホールのランチタイムコンサートを聴いた後、同じビルに入っている印刷博物館併設の「P&Pギャラリー」を覗いてみることに。博物館本体の展示とは別に、…
ということで長崎の大浦天主堂を訪ねたわけでありますが、あいにくと堂内は撮影不可となれば、少々言葉を尽くさねばならないことになりますなあ。1864年に建てられ…
陽気がすっかり秋めいてきたところで、久しぶりにトッパンホールのランチタイムコンサートへと足を運んでみたのですね。今回のテーマは「ドイツ・ロマン派の響き~ベート…
長崎といえば…(ホテルから単に近いということで)まず中華街のお話をしましたですが、同様に長崎といえば教会でもありますねえ。浦上の方には以前、平和公園ともども出…
新聞の夕刊に週一ペースで『手塚塾』という連載を見かけるのですけれど、各界の著名人(?)がそれぞれに思い入れある手塚治虫のマンガについて語るというものですな。そ…
長崎で今回の泊りは新地中華街に至近なホテルであったものですから、最初の散策はやはり中華街ということに。ずいぶんと前にも一度立ち寄っているはずなんですが、どうに…
さてと、しばしの無沙汰をいたしまして長崎から帰ってまいりました。 実は出発前日夕刻になって、同行者が「足を挫いた!」という不運な出来事が伝わってきたことから、…
日本におけるキリシタン受難の歴史はさまざまに物語で描かれるところですけれど、江戸初期の弾圧下にあって最後の日本人司祭として殉教した小西マンショを軸にして、なか…
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いやはやひと月近くかかってようやっと、一書を読了。久しぶりにボリュームたっぷりを堪能いたしましたよ。タイトルは『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』…
およそコロナを気にすること無しにGWを過ごせたからでしょうか、週末の賑わいはコロナ以前にも増しているような気がしますですね。不思議なことに?人出が多いところほ…
JR小海線の八千穂駅前を南北に伸びる道はゆるやかにカーブして、またあたりの建物もなかなかに古びていて、いかにも旧道の佇まいなのですな。さりながら、佐久往還(…
信州に出かけてこれまで巡った茅野や諏訪のあたりからは八ヶ岳を隔てて反対側にあたる長野県南佐久郡佐久穂町にたどり着きました。佐久穂町というのは、佐久町(佐久市と…
オルガンの曲と言えば、それがバッハの作った(とされる)作品とは知らずとも思い浮かべるのはトッカータとフーガ 二短調ではなろうかと。冒頭のフレーズは極めて印象に…
先に訪ねた信州・茅野市の尖石縄文考古館では、黒曜石関係の展示解説もいろいろありましたですねえ。何せ、諏訪のあたりは縄文時代の貴重品、黒曜石の宝庫として知られる…
信州は茅野市の京都芸術大学附属康耀堂美術館を訪ねて、「この美術館、立ちいくものであるかなあ…」てなことを考えてしまったわけですが、次に立ち寄った茅野市のお隣、…
ということで、上社前宮を訪ねてつつがなく?諏訪大社四社まいりをコンプリートとしたところで、駐車場へと戻る道すがら、路上にカラフルなマンホールの蓋を発見したので…
さてはて、最後に見たのはいつだったか…と、ブログ内検索の結果によりますれば2019年5月の「ワルキューレ」であったとは。コロナ禍の間を通じてずぅっとご無沙汰し…
さてと、信濃國一宮の諏訪大社で四社まいりの最後、上社前宮へとやってきました。鬱蒼とした木立に囲まれて、この先に程なく社殿があろうかと思わせるところながら、そ…
「天才っているんだなあ…」と、今さらながらしみじみと。GW後半に信州をうろうろしていた間、TV番組の録画が少々溜まっておりましたが、それの在庫蔵出しセール(?…
結果的に諏訪大社の四社まいりとなります最後のお宮、上社前宮へと上社本宮から移動する道すがら、途中で一カ所立ち寄ることに。神長官守矢史料館という施設です。 さ…
うっかり書きはぐれるところでしたですが、先日『スターウォーズ』の演奏会を聴きに川崎に出かけた折、例によって川崎浮世絵ギャラリーに寄っておりましたので、そのあた…
5月の初め、あちらこちらで藤の花が見事に咲き競っておりますなあ。東京でいえば亀戸天神とか、関東でいえばあしかがフラワーパークとか有名どころが数々あって、この…
さて、鹿児島をぐるりと巡った6泊7日の旅も最終日となりました。思えば、到着した日にざーざー降りの雨に遭遇し、鹿児島空港を出てからどこに立ち寄るでもなく鹿屋市の…
鹿児島市内でもって訪ねたところが「関吉の疎水溝」や「寺山炭窯跡」と、世界遺産の構成要素になっているとはいえ、なんとも地味なところを巡ったりしたですが、鹿児島観…
山梨に出かけて県立博物館、県立美術館を見て来た…といって、「富士川水運の300年」展@山梨県立博物館を振り返ったのに続いては美術館の方です。開催中であったのは…
ユネスコ世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の、鹿児島県内にある構成要素のひとつである「関吉の疎水溝」を訪ねた後、「実はこの次にはさらに「うむむ…」という事…
ちょいと思い立って山梨へ、県立博物館と県立美術館のそれぞれ企画展・特別展を見てこようと思いまして出かけたような次第でありますよ。まずは、中央本線石和温泉駅から…
ユネスコの世界文化遺産に「明治日本の産業革命遺産」という括りであちこちの史跡がまとめて登録された時には、「こういう登録のされ方もあるのであるか」と思ったもので…
JR横川駅とはもはや繋がっていない線路に導かれてたどり着いたのは「碓氷峠鉄道文化むら」なのでありました。線路は園内(というか、むら内?)に繋がっておりますが…
実は「小学校開校の日」というのは昨日(5/21)だったようですなあ。 小学生の頃の思い出で1番印象に残っている事は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプ…
…ということでJR信越本線に乗って、群馬県内どん詰まりの横川駅にたどり着いたところから続きのお話でございます。 月曜の朝とあって、今では乗降客はわずかな人数…
先日、東京・四谷の紀尾井ホールへフルート・リサイタルを聴きに行った折、今後の公演紹介のためのフライヤーを並べたラックにかような一枚を見つけたのですなあ(聴きに…
「上毛野国紀行」と言いながら、実は古代の香り漂うのはかみつけの里博物館と保渡田古墳群のお話だけでして…。まあ、歴史に関わるといっても時代は一気に飛んで、近代の…
いささか遅ればせながら、先の日曜(5/14)に出向いた演奏会のことを。東京・四谷の紀尾井ホールで行われた「大塚 茜 フルートリサイタル Akane on Ba…
このほどの群馬行きはかみつけの里、保渡田古墳群がお目当てだったわけでして、場合によっては日帰りできないこともないでしたですが、せっかくなので一泊。ホテル至近の…
…ということで、ひっさしぶりに都心で20数年ぶりですかねえ、懐かしい再会の飲み会をしてきたのでして、まあ、若い頃にあれこれあったほどぐだぐだにはなりませんでし…
どうでしょうかね。関東地方の方である一定年齢以上であれば、今回のタイトルに記した「つつじ祭りを見に行こう!」に、思い出されるものがあるのではなかろうかと思うの…
実は山梨・小淵沢のアパートにしばし滞在しておりまして…と言って、滞りもなしに日々の更新に勤しんでおりますからには、まあ、どこにいようと関係がないわけで敢えて断…
群馬県高崎市の保渡田古墳群を巡って最後に訪ねたのが、近辺の古墳三基の中で最古にして最古の井出二子山古墳でありました。最後に、と言いつつも、そもそも最寄りバス停…
何につけ、およそ世間の話題を追いかけることがないものですので、「ほお、これが日本アカデミー賞作品賞取り立てほやほやの映画であったか…」と。だから見たというわけ…
群馬県高崎市の保渡田古墳群には大きな前方後円墳が三基あるということで、八幡塚古墳に続いては薬師塚古墳の方へと。3つの中では最も遅く造られたものということでした…
先日は群馬交響楽団の草創期を描いた映画『ここに泉あり』を見ましたですが、悪戦苦闘を乗り越えて(映画の中では群響ならぬ)高崎フィルハーモニーがたどり着いたところ…
群馬県高崎市の保渡田八幡塚古墳を訪ねて、この円筒埴輪がぐるり囲んだ後円部の墳丘直下、東国の王が眠った石室のようすが見られるので、写真左側のいかにもな人工物に…
Eテレ『旅するためのイタリア語』の毎月最終週は会話実践として町に繰り出すことになってますけれど、コロナ前の学習者役の人たちであれば実際にイタリアに出向いてロケ…
さてと群馬県高崎市のかみつけの里にあって、ようやく古墳そのものを見に行くことに。といっても、かつみけの里博物館からは目と鼻の先ですので、博物館から一歩外へ出れ…
まあ、こういうものは何を引き当てたとしても、何らかその人その人を分析(といいますか)したようなところが一切無い、偶然の産物のようなものだと思いつつも、興味本位…
大河ドラマ『どうする家康』をなんとなあく見続けてしまっていますけれど、天下分け目の関ケ原まではまだしばらくかかりそうですなあ。まあ、良し悪しは別としてさまざま…
そういえば「かみつけの里博物館」の、そもエントランスに至る入口部分にはこんな展示がありましたなあ。 現代の馬に比べると小ぶりな体形の古代馬を実物大で示したも…