先日、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)を覗いた折、ちょいとばかり足を延ばして久しぶりに旧新橋停車場鉄道歴史展示室を覗いたのですが、ちと他のことにかま…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
ゴッホやモーツァルトを思い浮かべるまでもなく、芸術で食っていくのは大変なことでありましょうかね。芸術家になりたい、具体的には画家であるとか、ピアニストであると…
大河ドラマでは、もはや今さら…とも思える徳川家康の生涯が取り上げられていますけれど、一方で昨今は関ケ原を描くのに、徳川方、つまりは勝者の側の視点ばかりでないの…
しばらく前に覗いた展覧会のことを書き洩らしておりまして、すでに会期は終了(2023年9月24日まで)しておりますので、さくっとだけ触れておこうかと。 今月の…
さすがに2週間も逼塞しておりますと、およそ遅読ながらも結構本を読み進められましたなあ。そんな読書のひとつがこのようなものでして。 公立図書館の近所の小さな分館…
いやはやすっかりご無沙汰をいたしまして…。 で、早速にも四国ではこんなこと、あんなことがあり…と土産話に精を出すところであるわけなのですが、映画『新・男はつら…
誠に勝手ながら二週間程度の臨時休業を頂戴することといたしまして、一応のご案内でございます。 月例になっております父親の通院介助で両親のところへ行くのはともかく…
ふっと唐突に、誠にもって唐突にある疑問が浮上してきたのですなあ。落語の『時そば』とはよく知られた噺ですけれど(関西では『時うどん』になるとか…)、あの蕎麦屋さ…
東京都内に限らず、全国各所に音楽イベントが開催されるホールがありますですねえ。多摩地域でも各自治体がさまざまなホールを運営しておりますのは、まあ、言ってみれば…
先日、『パリの音楽サロン ベルエポックから狂乱の時代まで』を読んだ折、パリの文化サロンがいかに新たな芸術の創造に寄与していようとも、誰でもが顔を出せる場所では…
関東の人間には必ずしもピンと来ているわけではないのですけれど、兵庫県芦屋市は高級住宅地として知られているようで。それっぱかりの予備知識でもって、『あしやのきゅ…
ちょいと前の東京新聞、『筆洗』欄(朝日新聞で言えば『天声人語』になりますか)に、1990年代後半だかに来日した米国要人から日本のある閣僚に土産として?バスケッ…
近くの図書館の新着図書コーナーで見かけて手にとった岩波新書の一冊、『パリの音楽サロン ベルエポックから狂乱の時代まで』はピアニスト・青柳いずみこの著作。どうや…
画家のマルク・シャガールが故郷ヴィテブスクを回想して描いた作品などにはよくヴァイオリン弾きが登場しますですね。ミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』なんつう…
東京・国立市にも昔は映画館があったと、長く住まっている方に聞いたことがありまして。かつては町々に名画座も含めて映画館の一軒や二軒は必ずといいほどあったわけです…
ちょいと前に朝井まかての『朝星夜星』を読んだ折、主人公夫婦とは別に、彼らを取り巻くさまざまな明治の有名人が登場していたことは先にも触れたとおりですけれど、その…
うんざりするほどに暑さが続いた2023年の夏。9月になっても日中は相変わらずですなあ。太平洋高気圧とチベット高気圧とやらの「おふとん2枚重ね」がなかなかはねの…
さてと、信州・北八ヶ岳の東側、松原湖の湖畔をひと巡りしました後には、さらにもそっと高所に上りまして、たどり着いたところは辺りに白樺の林が広がっておりましたなあ…
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先日、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)を覗いた折、ちょいとばかり足を延ばして久しぶりに旧新橋停車場鉄道歴史展示室を覗いたのですが、ちと他のことにかま…
いやはや、何やら凄い小説に遭遇してしまったものであるなという印象が。「凄い」という形容の仕方がどうにも安直に過ぎて、我ながら情けなくなる表現ではありますが、角…
ちょいと前に放送されたEテレ『ドキュランドへようこそ』を(録画で)見ていて、始まりのところはちとしみじみと…。「人並みの幸せを手にしたはずの52歳。しかし2人…
この間覗いた信託博物館でもって、近隣ミュージアムの案内のひとつとして見かけたのが「金融ミュージアムOtemachi」のリーフレットでして。信託博物館が三菱UF…
1937年の古い映画ながら、音楽映画としては夙に知られた『オーケストラの少女』。中学生の頃からいつかは見るだろうと思ってはいたものの、今のようなVODなど無い…
先日に訪ねた「市谷の杜 本と活字館」は大日本印刷の企業ミュージアムであったわけですが、同社がらみの公益社団法人DNP文化振興財団ではグラフィックデザインの専門…
続くときには続くもので、ここ数日でTOPPANホールとミューザ川崎と、ランチタイムコンサートに出かけましたけれど、今度は東京オペラシティコンサートホールの「ヴ…
ちょいと前に近隣図書館の新着図書コーナーで『ビジュアル版 一冊でつかむ 古代史と豪族』という本を見かけて読んだわけですが、これを返しに行ってみますと、同じコー…
昨日は退院する父親を迎えにいったわけですが、顔を合わせて開口一番、「よっ!」と元気なご挨拶。いやはや、この間の救急車騒ぎはなんであったのか?という気にもなりま…
東京駅前の丸の内の一角に日本工業倶楽部会館というレトロな外観を残したビルが建っておりますな。1920年(大正9年)に竣工した会館は「実業家の親睦を目的とした社…
トッパンホールに出かけたなればやっぱり立ち寄ってしまう印刷博物館…といっても、今回はちとケツカッチンだったもので博物館本体の展示には立ち入れず、無料の併設施設…
かなり前にはなりますけれど、『伝説の企業家~アメリカをつくった男たち』というアメリカのドラマを「ヒストリーチャンネル」で見ましたけれど、「これも同趣向であるか…
…バッハと言えば古臭く、また有名曲である「主よ、人の望みの喜びよ」などと言われた日には些か手垢が…などと思ってしまうものの、伴奏音型でこれだけ聴かせる曲も珍し…
ちょいと前に東京の下町方面へ出かけたついでで、小さなスポットに立ち寄ることに。場所はJR総武線の錦糸町駅から歩いて少々、錦糸公園の中にある墨田区立総合体育館で…
先日読んだ吉村昭の小説『夜明けの雷鳴』では、主人公の医師・高松凌雲らを随行に、将軍の名代として徳川昭武が出向いたパリ万博(1867年)のようすを紹介しておりま…
先ごろ訪ねた「JICA地球ひろば」の展示では世界に現前する課題としてさまざまな項目が挙がっていたわけですけれど、その中で「食」の問題はヨソサマの問題とばかり行…
近隣公民館の催しとして開催された「多文化共生講座」を覗いてきたのでありますよ。取り上げられていたのはグリーンランドでして、彼の地を舞台とする映画の上映とグリー…
先日訪ねた「三鷹市吉村昭書斎」では、展示の年表から吉村が学生時代に重篤な肺病によって肋骨5本を切除するような大手術を受けた…てなことを知るところとなりましたで…
先ごろ都心に出たついでに立ち寄ったと申しました大日本印刷の企業ミュージアム「市谷の杜 本と活字館」ですが、そのほんの近所に思いがけず「こんな施設もあったのであ…
振れば土砂降り、晴れれば酷暑、これでほんとに梅雨かしらむ…てな戯言でもってこぼしたくなるようなヘンテコな気候、天候ではなかろうかと。ま、今年に限った話ではあり…
京都・伏見に出かけて淀川のあたりをうろちょろしたわけですけれど、土地勘が無いということはこういうことなのでしょうなあ。伏見の市街に近い京阪中書島駅は京阪本線と…
朝は伏見稲荷大社の稲荷山をひと巡り、その後踵を返して淀川三川合流域を歩き廻ってさらに石清水八幡宮の山登りをして…と、伏見を間に挟んで京阪電車でもって右往左往し…
久しぶりにくくっと惹かれるものを感じて、府中市美術館に出かけて来たのでありますよ。開催中の展覧会は「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」というも…
石清水八幡宮のある男山からの下山に際して、参道ケーブルの山上駅があまりにひっそり閑していたたまれず、取り敢えず乗ってみるかと思ったお話の続きでありますよ。がら…
さても穏やかな心持ちで石清水八幡宮に参拝を終えましたのち、今度は山下りということになりますですが、ちとその前に御本社の裏の方に展望台があるということですので、…
読響演奏会@東京芸術劇場を聴いてきたのでありまして。この日の演奏会のことを話題にするならば、まずは角野隼斗の登場を挙げるべきなのでしょうなあ。TVなどでも露出…
さて、京都府八幡市にあります石清水八幡宮に来て、参道(表参道をと思っていましたら、いつしか中参道とやらに紛れ込んでおりましたが…)を登り詰め、男山の山上にある…
さて、京都(の外れ)の石清水八幡宮に赴いて、先に伏見稲荷大社で稲荷山をひと巡りしたことでもあり、いささかのこだわりを持って参拝には表参道を登り詰めてと考えてい…
京都・八幡市の上津屋流れ橋には、たまたまタイミングよく渡れるようになったところで訪ねることができたわけですが、これも何かの縁でしょうから、やっぱり石清水八幡宮…
ひと頃は音楽ジャンルのひとつに間違いなく「映画音楽」というのがありましたですなあ。昔はよく聴いていたラジオのFM放送でも「今日は、映画音楽の特集です」てな番組…
桂川、宇治川、木津川の三川合流域にある淀川河川公園背割堤地区をぶらりとして、一旦は京阪電車の石清水八幡宮駅に戻ってまいりました。すでに昼飯どきには些か遅れを…
…ということで、京都府八幡市にあります「淀川三川郷流域さくらであい館」の展望塔に上り、木津川と宇治川の間に延びる背割堤を眺めやって、この突先まで行けるだろうか…
いささか毒気(伏見稲荷大社の混雑具合)に当てられ、這う這うの体で逃げ出したわけですが、京阪電車に乗って移動した先は伏見を通り越して京都府の外れ、八幡市でありま…
こんなに来る人がいるのであるか…と驚かされた伏見稲荷大社でしたけれど(といって、訪ねた中の一人ということにはなりますが)、そこではおそらくおみくじを引いて帰っ…
京都・伏見にやってきたのなら…と、ついうっかり足を向けてしまった伏見稲荷大社。早めに出向いたものの、徐々にぞわぞわとしてくる境内のようすにインバウンドを目の当…
京都・伏見を流れる東高瀬川を眺めつつ、今回は京都の町なかには近寄らない…、往路の京都駅近辺のようすを見ただけでも混雑必至であるからと思っていたわけですが、確か…
信州の入笠山で山歩きをしてきたお話が長くなってしまってますが、最後の最後にすずらん以外の花のお話を…といって、やおら花ではないことに触れることに。何せ入笠山の…
さてとお話は、京都・伏見の十石舟遊覧で戻り舟を待つ間に三栖閘門資料館を覗いた…ということの続きです。資料館や周辺を見て回って、あっと言う間に戻り舟が迎えにやっ…
信州・富士見町の入笠山は花の宝庫であるということで、ゴンドラリフトに揺られてたどり着いた山頂駅からしばし山道を歩いてきたところからお話の続きということで。 …