信州諏訪湖畔に2つの美術館を訪ねたのですけれど、ひとつは先に特別展『万国博覧会のガレ」を見た北澤美術館、そしてもうひとつはこれから話の出てまいりますサンリツ服…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
さてと伝鎌倉街道の切通を北へ抜けますと、木立はなくってあっという間に住宅地、やおら俗世間に復帰となりましす。さらにその先、まっすぐに進みますとJR西国分寺駅に…
くにたち市民芸術小ホールというところで開催されたチューバのソロ・リサイタル(珍しい!)を聴いてきたのですね。国立市は貧乏自治体ゆえに市内に公会堂のような大きな…
とりあえずJR中央線の西国分寺駅を発して姿見の池に立ち寄り、東山道武蔵路跡をたどってから武蔵国分寺跡・国分尼寺跡と訪ねてきましたですが、ぶらり歩きのおしまいに…
先日は周回遅れで見た「地球ドラマチック」からコウモリのお話をいたしましたですが、これまた周回遅れのEテレ「サイエンスZERO」から「人類が絶滅の危機!?“中性…
さてと「ぶらり武蔵国分寺散歩」も終盤に差し掛かり、国分尼寺の史跡を訪ねることに。武蔵国分寺跡から国分寺市文化財資料展示室に立ち寄って、ほどなく車通りの多い府中…
先日読んだ新潮新書の『ビートルズ』の中に、こんなことが書かれてあったのですなあ。ビートルズのよきライバルとして同時期に実験的な音楽を作りはじめたビーチ・ボーイ…
しばらく前のことになりますが、夜といっても煌々と明かりの点いた自宅の中にやおら一匹のコウモリが飛び込んできたことがありまして。いったいどこから紛れ込んだものや…
先に立ち寄った武蔵国分寺跡資料館は、天平の往時を偲ぶ武蔵国分寺の展示解説はもとより、国分寺市の郷土資料館的な意味合いもあるようでしたけれど、近隣には国分寺市文…
「やっぱり、渇いていたか…」という印象。なにせ今年2022年のオーケストラ生音始め、今頃です。思えば昨年末の「第九」以来になりますので、そりゃあ、渇きもするよ…
美術館を訪ねるときにはめぼしい企画展やら特別展やらがあると釣られやすいわけですが、このほどはふいな思い付きで。何せ自由民権資料館などを訪ねて町田あたりまで出向…
ポール・オースターの短編『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』を読んだところで、このタイトルでネット検索しますと、映画『スモーク』が出てきたりする。さては…
…ということで、めぐりめぐってようやっと「史跡 武蔵国分寺跡」に到達いたしました。今現在の武蔵国分寺の参道を南側に少し、大きな石碑が建っておりましたよ。 真…
公共交通機関利用ではなかなかに面倒な町田市立自由民権資料館ですけれど、そのほんの裏山に、といった形でひとつ美術館があるのですなあ。 通りすがりに「ロダン、ユト…
「真実はいつもひとつ!」と、コナンくんがTVアニメで言ってますけれど、どうやら原作やアニメ本編の中では出てこないセリフだとか。ネット上には、そんな話が出てまし…
さてと、武蔵国分寺跡資料館を目の前にしながら、長屋門やらムサシアブミやらに気を取られてしまいましたですが、改めて館内へと足を運ぶことに。 といって、この資料…
先月1月、2022年最初の三連休のときには未だ蔓防に至っておらなかったものの、感染者数急上昇が予感されていた時期で、連休ながらも外出は控えめに世田谷美術館と川…
国分寺市の地元野菜たっぷりの昼食の後、史跡の駅おたカフェの目の前に武蔵国分寺跡資料館を覗くことにしたわけですが、妙に立派な門構えでありますなあ。 実はここ、…
「MFM(ミートフリーマンデー)」のことを書いていて、思い出したのはEテレ「サイエンスZERO」の2月6日放送分でありましたよ。 その前回の放送終了時、次回予…
国分寺崖線から湧き出す真姿の池に立ち寄って、お鷹の道遊歩道をそのまま進みますとJR中央線の国分寺駅へと近づいていくことになりますが、武蔵国分寺跡を訪ねるにはち…
ビートルズのことを書いていて思い出したのですけれど、ちょいと前の新聞(調べてみれば、1月26日の東京新聞夕刊)にポールの名前が出ていたなあと。音楽ともビートル…
現在の武蔵国分寺は国分寺崖線に沿ってあるようで…と申しましたですが、やはりそうした関係でしょうか、あたりにはあちらこちらから水が湧き、これを集めた小川が流れて…
先にYMOのCDを聴いておりましたとき、ある曲の始まりのところで「おや、これって『ひとりぼっちのあいつ』(Nowhere man)?」と。ほどなく日本語の歌詞…
ということで今現在の武蔵国分寺にたどり着きまして、薬師堂を中心に見てまわりましたですが、国分寺崖線の斜面を背負った境内のようすはこのようになっておりますな。 …
アメリカの犯罪学者が導き出した「不正のトライアングル」のことは、以前にも触れたことがありましたですね。人が不正な行為をするのは3つの要素(トライアングル)が揃…
先に見た東山道武蔵路は、聖武天皇の詔によって全国に建てられた国分寺のひとつ、武蔵国の国分寺と国分尼寺の間を抜けて行くわけですけれど、ちょいと外れて東側の小道を…
手にした岩波新書のタイトルは『視覚化する味覚』というもの。これを見たときに、「まさに現代において味覚は視覚化しているのでもあるか」と考えたものです。 タイトル…
JR中央線・西国分寺駅南東側のほど近く、南北にまっすぐと「東山道武蔵路」が通っていたわけですが、往時をしのぶ道幅が保存されている区域は、北は中央線の線路では分…
先日YMOの音楽を聴いていて、というよりはシンセサイザーの音を聴いていて思い出したのが冨田勲なのでありました。まだまだ、ピコピコ音しか無いような時代に早くもク…
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信州諏訪湖畔に2つの美術館を訪ねたのですけれど、ひとつは先に特別展『万国博覧会のガレ」を見た北澤美術館、そしてもうひとつはこれから話の出てまいりますサンリツ服…
ミューザ川崎のランチタイムコンサートに行ってまいりました。湿気が多く、時折ざざぁと激しい雨が降ってくるような鬱陶しいお天気の下でしたですが、フルートとオーボエ…
ちょいと前、先月末のEテレ『古典芸能への招待』で取り上げられた『仮名手本忠臣蔵』の大序を見ていて、「そうだったなあ、赤穂浪士の話は室町時代、足利の世の話に移し…
信州の諏訪湖畔にある北澤美術館を訪ねて、特別展『万国博覧会のガレ』を見てきたという話の続きになります。パリ万博の開催ごとに作品を出品し、高い評価を得てきたエミ…
先に中国映画の『ワンセカンド 永遠の24フレーム』を見て、チャン・イーモウ監督の映画愛が云々…と申しましたですが、インドの映画『エンドロールのつづき』の方はこ…
ちょっくら足を延ばして、また信州・諏訪の美術館へ。昨秋にも訪ねてはおりますが、展示も変わっておりましょうし、季節も異なる。JR中央本線の上諏訪駅から歩くと少々…
中東を取り巻く情勢は不穏というだけではとどまらない様相にありますけれど、何とかうまくやっていくことってできないものか…と思ったりするのは、どうやら遠くから目線…
早くから暑い暑い日々が続くだけに、子供たちは「早く夏休みにならないかな」という思いを強めてもおりましょうかね。そんな折、記憶の奥底に埋もれていたものがふいと顔…
ふと口を吐いて「この服、ちゃんと着れてる?」てな言葉が飛び出したのですな。刹那、「あいやあ、ら抜きを使ってしまった…」と独り言ちてしまった次第でありますよ。 …
昨日(7/6)のEテレ『日曜美術館』は「ジャポニスム 西洋を変えた“美の波”」という内容で、面白くも思い巡らしどころの多い話でありましたですねえ。ただ、食いつ…
海外のミステリードラマを好んでよく見るのですけれど、今では視聴する術はいろいろ選べるようになっているところながら、相変わらず「スカパー」(CS放送)の「ミステ…
先日、映画『オーケストラの少女』を見たところで指揮者レオポルド・ストコフスキーに触れましたですが、新しいメディア指向のある?ストコフスキーだけに、他にもディズ…
…ということで、2016年の5月から8月あたまにかけて、いっときgooブログに書いていた記事を(同ブログのサービス提供終了を前に)こちらに移し替える作業が、午…
先に読んだ『よもやま邪馬台国』に紹介されていた話として、岡山県倉敷市の楯築墳丘墓(弥生時代後期)のことがありました。円形の墳丘の両側に方形突出部があるという、…
2020年6月から22年9月まで東京新聞(と中日新聞)に週一で連載されていた『よもやま邪馬台国』というコラムを興味深く読んでいた時期がありました。連載途中で気…
暑い最中に熱い演奏。読響の演奏会@東京オペラシティコンサートホールを聴いてきたのですな。メイン・プロはサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」だったもので…
先日、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)を覗いた折、ちょいとばかり足を延ばして久しぶりに旧新橋停車場鉄道歴史展示室を覗いたのですが、ちと他のことにかま…
いやはや、何やら凄い小説に遭遇してしまったものであるなという印象が。「凄い」という形容の仕方がどうにも安直に過ぎて、我ながら情けなくなる表現ではありますが、角…
ちょいと前に放送されたEテレ『ドキュランドへようこそ』を(録画で)見ていて、始まりのところはちとしみじみと…。「人並みの幸せを手にしたはずの52歳。しかし2人…
この間覗いた信託博物館でもって、近隣ミュージアムの案内のひとつとして見かけたのが「金融ミュージアムOtemachi」のリーフレットでして。信託博物館が三菱UF…
山形の立石寺に来て石段登りを始めたところが、未だ道半ば以下。四寸道のあたりまで来たところから先のお話でありますよ。四寸道からはおよそ60段ほど登りますと、…
ということで、京都・伏見では夙に知られた観光スポットのひとつと思しき寺田屋へやって来ました。まあ、個人的にはさほど期待値が高いわけでもなかったですが、それは…
東北の霊場・山寺といえば長い石段登りで夙に知られるところながら、本堂である根本中堂から本格的な登りの始まる山門までは至って平坦な道をたどってきました。いよいよ…
戊辰戦争の火蓋を切ることとなった鳥羽伏見の戦い。まさに伏見はその舞台になってしまったわけですけれど、物流の要衝であった伏見の賑わいは戦いの前夜、いわゆる討幕を…
「二度あることは三度ある」とはいうも、唐突に体調不良に陥ったもので「すわ、こりゃ三度目のコロナであるか」と考えたわけですが、通院していない以上は100日後の抜…
昨日からやおら体調不良に陥りまして。「風邪か?」とも思うところながら、これまでの経験からして「またしてもコロナ?」を疑ったりも。何せ二度も罹患した経験者ですの…
京阪電車の中書島駅を挟んで右往左往。前日には伏見稲荷大社に出向いてから(中書島を通り越し)石清水八幡宮へ。次の日には宇治平等院へ行ったのちに(これまた中書島を…
さてと、山形新幹線から仙山線に乗り継いで山寺駅に到着いたしました。下車したのは数人、日本有数の観光地として知られるものの参拝には石段登りが必須だけに、わざわ…
ということで都知事選のことはともかくもまた淡々と普段の日常に復していくわけですが、京阪淀駅のほど近く、淀城跡を訪ねてみたというお話でありまして。鉄道の高架に沿…
まあ、「そんなことになるのではなかろうか…」と想像はしておりましたけれど、実際のところ目の当たりにしますといやはやと。東京都知事選挙の結果でありますよ。あれこ…
…てなふうな旅立ちのきっかけでもって、大宮駅から山形新幹線「つばさ」に乗り込んだ次第でありますよ。最新型のE8系が投入された出発便だけあって、大宮を出ますと…
てなことで「紅花の山形路紀行」を振り返るといったばかりながら、一方で「京阪淀川紀行」もまだもそっと続くのでありまして、取り敢えずはこちらの、宇治・平等院を後に…
少々のお休みを頂戴して出かけておりましたが、つつがなく戻ってまいりました。梅雨どきという季節柄、また各種施設のお休みが単純に月曜とは限らない点でも苦労はありま…
京都・宇治にある平等院を訪ねたところで、鳳凰堂の正面から左手に回り込んで平等院ミュージアム鳳翔館の開館待ちをした…てなところからの続きでありますよ。 ちなみ…
京阪宇治駅から宇治橋を渡ると、そこはすでに平等院へと続く参道であるようす。ただし、鳥居のかかった車道ではなしに左手の参道商店街を進むべしということでしたなあ。…
振れば土砂降り、晴れれば酷暑、これでほんとに梅雨かしらむ…てな戯言でもってこぼしたくなるようなヘンテコな気候、天候ではなかろうかと。ま、今年に限った話ではあり…
京都・伏見に出かけて淀川のあたりをうろちょろしたわけですけれど、土地勘が無いということはこういうことなのでしょうなあ。伏見の市街に近い京阪中書島駅は京阪本線と…
朝は伏見稲荷大社の稲荷山をひと巡り、その後踵を返して淀川三川合流域を歩き廻ってさらに石清水八幡宮の山登りをして…と、伏見を間に挟んで京阪電車でもって右往左往し…
久しぶりにくくっと惹かれるものを感じて、府中市美術館に出かけて来たのでありますよ。開催中の展覧会は「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」というも…
石清水八幡宮のある男山からの下山に際して、参道ケーブルの山上駅があまりにひっそり閑していたたまれず、取り敢えず乗ってみるかと思ったお話の続きでありますよ。がら…