過日、旭川を訪れる機会が在って、街を歩いて常磐公園に立寄った。 公園の入口に「常磐公園」という園名が刻まれた立派な碑が在る。昭和の初め頃に出来た碑だが、文字は旭川に司令部を設置していた陸軍の第七師団で当時師団長を務めていた人物が揮毫したのだという。往時の陸軍では「師団長」は中将の階級に在る者が務めていたようだが、「常磐公園」の揮毫をしたのは渡辺錠太郎という人物だった。 「渡辺錠太郎」の名に聞…
『渡辺錠太郎伝: 二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想』
過日、旭川を訪れる機会が在って、街を歩いて常磐公園に立寄った。 公園の入口に「常磐公園」という園名が刻まれた立派な碑が在る。昭和の初め頃に出来た碑だが、文字は旭川に司令部を設置していた陸軍の第七師団で当時師団長を務めていた人物が揮毫したのだという。往時の陸軍では「師団長」は中将の階級に在る者が務めていたようだが、「常磐公園」の揮毫をしたのは渡辺錠太郎という人物だった。 「渡辺錠太郎」の名に聞…
映像作品や小説作品等に関して、何度となく題名が耳目に触れて記憶に残っているにも拘らず、その内容を然程詳しく承知していないという場合が多く在ると思う。 題名を承知していて、内容を承知していないという状態に在ったとして、大きな問題は無いと思う。それでも或る時、「あの作品?」と気になる場合が生じると思う。 ↓『風の谷のナウシカ』は、自身にとっては「題名を承知していて、内容を承知していない」の最たる…
↓偶々、本書の存在を知り、興味が湧いたので手にしてみた。非常に興味深い一冊であったと思う。
旭川の美術館で展覧会を観た。アニメーション作品の美術で知られる山本二三の作品である。アニメーション作品で使われた画、その他の画と何れも非常に興味深かった。 それが契機で、画の魅力をもう少し愉しみ、同時に画が使われたアニメーション作品に関してももう少し知りたいと思うようになった。 ↓そう思っていて出会ったのがこのシリーズである。知られているアニメーション作品の物語の面白さと画の魅力を漫画のよう…
アニメーション作品の背景画等を手掛ける「美術」という分野が在る。その担い手の代表格が「美術監督」だが、そういう活躍を続けていた山本二三が在る。この山本二三の画の展覧会を旭川の美術館で観る機会が在った。惹かれる画に出逢ったことから、画が使われたアニメーション作品にも少し興味が沸いた。 ↓このシリーズは、知られているアニメーション作品の物語の面白さと画の魅力を漫画のような感じで愉しむことが叶う。な…
↓ウクライナの作家による小説である。原語はロシア語である。なかなかに興味深く読み進めて読了に至った。
↓美術館でアニメーション作品に使用された画を観て『火垂るの墓』に関心を寄せた。アニメーション作品の雰囲気を伝える別な本にも触れたが、原案となった小説をゆっくり読んでみたくなった。そういうことで手にして読んだ。
↓テンポ良く進む物語に夢中になり、素早く読了に至った一冊である。
『悪が勝つのか?―ウクライナ、パレスチナ、そして世界の未来のために』
↓進行中の大変な事態であり、既に何年間か経てしまっているという事案を巡って、その推移を見詰めて見通し等を論じることを試みている一冊である。非常に意義深いと思う。
↓興味を覚えたタイミングで出くわし、入手した。そして夢中で読んだ。素早く読了に至ってしまった。
↓「昭和史」というような題名の本は、何やら難しそうと手に取らないという人も少なくないかもしれない。が、本書はそういうように敬遠する必然性は全く無い。普通の小説やエッセイのような感覚でドンドン読み進められる。そうした意味で素晴らしい一冊だ。
↓紐解き始めると、本当に頁を繰る手が停められなかった。短い篇が集まった本で、1篇を一気に読み、一呼吸置いて次の1篇を一気に読むというようなことを繰り返すと、既に収められた7篇を読了してしまっていた。
↓上下巻の小説で、上巻が面白く、素早く下巻に進むと、下巻は上巻以上の勢いで読み進めてしまう。頁を繰る手が停められなくなってしまう。そういう感じで呆気ない程に素早く読了に至った一冊だ。
↓大変に気に入って、各作品を順次読んでいる刑事モノのシリーズだ。第10作である。この作品は上下巻からなっていて、その上巻だ。上巻に第一部、第二部、下巻に第三部、第四部というようになっている。
↓各作品を愉しく読み進めている刑事モノの小説のシリーズだが、本作はシリーズ第9作である。紐解き始めると「続き」が気になって我慢出来ず、頁を繰る手が停められなくなる。そして素早く読了となる。
↓第1作が気に入って、以降の作品を順次愉しく読んでいる刑事モノのシリーズで、本作は第8作となる。紐解き始めると「続き」が気になって我慢出来ず、頁を繰る手が停められなくなる。そして素早く読了となる。
↓細かい時間を設けてドンドン読み進めることを停める術が無い。紐解き始めるとかなり夢中になり、早朝、日中、夕刻、深夜、早朝とドンドン読み進め、素早く読了に至った。
↓最近読み続けているシリーズの第6作だ。頁を繰る手が停められなくなり、夢中で素早く読了してしまった。と言うより、そうならざるを得ないとも思う。
↓かなり夢中になり、頁を繰る手が停められなくなり、素早く読了に至った一冊だ。
シリーズの第3作である。頁を繰る手が停められなくなり、素早く読了に至らざるを得なかった。「続き」が気になって停まらなくなるのだ。余人には理解し難い独自な理屈で犯行を重ねる被疑者を必死に追う捜査員達ということで、眼が離せない展開が続く。 本作は県警捜査一課に勤める刑事の澤村慶司の目線で綴られる。向き合う事案を澤村慶司の目線で追うということになるのだが、一部に犯行に及んでいる者の目線で綴られる箇所が…
↓出先に在って、持ち出した本を読了してしまったことから、書店に立寄って入手してみた一冊だ。夢中になった。最近、順次読み続けている、少し知られているシリーズの第4作である。
↓頁を繰る手が停められなくなり、素早く読了に至った一冊だ。
↓かなり夢中になり、他地域へ出る場面で持ち出し、バスや列車での移動の際中にも読み進め、素早く読了に至った。
↓第1作を愉しく読み、長く未読であったことは間違いだったと気付いたというシリーズだが、その第2作である。
↓よく知られている作品ということではあるが、これまで未読だった。そこで手にしてみたのだが、長く未読であったことは間違いだったと気付いた。夢中になって、頁を繰る手が停められなくなった。
↓警察の捜査員が活躍するという感じの小説だ。その種の小説を多々送り出している作者の作品で、偶々眼に留まって入手した。
↓訪ねたことが在る場所に纏わる物語―2022年の夏に銀閣を訪ねている。―は興味が沸く。そういうことで手にした一冊である。
「御出身は?」とでも問われれば、自身は「札幌」というように応えるであろう。既に閉校してしまった、御厄介になった小中学校は札幌市立であった。その後、高校も札幌市内で、卒業後も暫く札幌に在った。その後は他の地域へ出ているが、それでも札幌へは年に何度も足を運ぶ、または立寄るという様子だ。札幌は自身にとって所縁が深い地域ということになる。 ↓そういうことなので、本作の題名を見て、凄く興味が沸いた。加え…
↓上巻を愉しく読了し、少し間隔が開いたのだが―他の小説に嵌っていた…―下巻も愉しく読了した。
↓映画を愉しく観たので、原案になった小説を読んでみようと思い付いた。上下巻から成る小説の上巻を手にして、愉しく読んだ。
興味を覚えてシリーズ第1作を読んだ。気に入ったので既刊のシリーズ各作品を順次読み進めた。既にシリーズ10作品が揃っている状態である。纏めて入手し、毎日のように各作品を読み続ける羽目に陥った。「羽目に」としたが、本当に「停められない…」というように読み進めたくなってしまうシリーズなのだ。 ↓今般、10作品在るシリーズの第10作を夢中で読んだ。読了して凄く深い余韻に浸る。
↓最近になってシリーズ第1作を読み、気に入ったので既刊10作を順次読み進めている。その第9作ということになる。各作品が非常に愉しいのだが、本作も「続き」が気になってドンドン読み進めた。
↓最近になってシリーズ第1作を読み、気に入ったので既刊10作を順次読み進めている。その第8作ということになる。各作品が非常に愉しいのだが、本作も夢中になった。
振り返ってみると、何やら事件が生じて捜査員達が活動して解決を目指し、同時に捜査員達の生活や人生が描かれるというような、所謂「警察小説」というような系統の小説を随分と多く愉しんで来たかもしれない。その種の小説は、好評を博してシリーズになるという例も少なくない。色々なシリーズに親しんで来た。現在もそういうシリーズ作品を愉しんでいる。 ↓幾つものシリーズを愉しんで来たのだが、最近になってシリーズ第1…
↓身に降りかかった事件を乗り越え難く、酒浸りのようになってしまい、何年も無為に過ごした感の高城警部が失踪課に異動したという辺りから始まったシリーズであるが、本作はこのシリーズの第6作ということになる。既にシリーズ10作品が揃っている段階で第1作を手にして読了して大変に気に入ったので、各作品を順次読み進めている。
↓警視庁の架空の部署である失踪課に所属して活動する高城警部が主要視点人物となり、一人称の語りのように綴られているこのシリーズである。シリーズ各作品には、探偵が活躍する所謂“ハードボイルド”を想起させる雰囲気も漂う。
「失踪課の高城」というシリーズが気になり、第1作が気に入ったことから、シリーズ各作品を順次読んでいる。こういうようなことをするのは実に愉しいものだ。 ↓シリーズの第4作である。身に降りかかった事件を乗り越え難く、酒浸りのようになってしまい、何年も無為に過ごした感の高城警部が失踪課に異動したという辺りから始まったシリーズである。警部の階級に在る高城から見れば“部下”ということにはなるが、失踪課第三…
↓大変に愉しいエッセイ集だと思う。雑誌連載を基礎にした50篇にも及ぶエッセイが集められているのだが、ドンドン読み進めて素早く読了に至った。
↓詳しく語られているのか否かもよく判らず、通暁している人が多いとも思い悪いテーマだが、大変に大切な内容なのだと思う。そういうことを解り易く説く本書に出逢えたことが善かったと思っている。
同じ作者の別なシリーズの作品に部署名や人名への言及が在ることで興味を覚えていて、シリーズ第1作を手にした。そしてその第1作が気に入って「続き…」とシリーズ各作品に手を伸ばし始めている。 ↓第3作である。これも非常に愉しく読み進めた。そして夢中になり、素早く読了に至った。
シリーズ作品の第1作に出逢って気に入ったとして、既に多数の作品が送り出されているという状況の場合には、即座に次の作品を手にすることが叶うことになる。 ↓シリーズ第1作が気に入ったので即座に手にしたシリーズ第2作なのだが、少し夢中になった。
↓紐解き始めると「続き」が気になって落ち着かなくなる。そこで時間を設けてドンドン読み進む。やがて何時の間にか読了だが、気になっていた「続き」を知って大満足という感じである。
↓愉しく作品を読んだ経過の在る作者による新作と聞き及んだので入手して読んでみた。頁を繰る手が停められなくなった。
↓豊富な、そして貴重なモノと見受けられる写真を添えて「満州国」に纏わる事柄を語る一冊である。読み応え、写真の見応えが在った。
↓「よく知られている用語」ではあるものの、その内容に関するイメージが些か不鮮明かもしれない対象について、研究の成果を一般読者にも読み易い「物語」のように提示していると思う。本書はなかなかに好い一冊だと思う。愉しく読み進め、素早く読了に至った。
『「千羽鶴」で国は守れない 戦略研究家が説くお花畑平和論の否定』
↓程好い分量の文庫本で、素早く読了に至った。
↓<ヴィジュアル版>と敢えて題名に関して在るが、写真が豊富で、豊富な写真を見ながら本文を読んでいる中でドンドン進んでしまい、素早く読了に至る。
↓大変に愉しく読了した。「教える」ということで、大学の講義の雰囲気で8つの篇を纏めている。順次読み進めると素早く読了に至ってしまう。
↓なかなかに興味深い内容で、愉しく読んだ一冊だ。
気に入っているシリーズの新作に出くわすと、「遠方の友人の近況」に触れるような気分で愉しく読むことが出来る。 ↓本作もその気に入っているシリーズの新作だ。紐解き始めると、頁を繰る手を停めることが困難というのを通り越し、停めることが不可能という程度に夢中になって読み進めた。今作はこのシリーズの各作品の中でも抜きん出たような感じになるかもしれない。
↓気になっている事案を巡る論なので興味深く読んだ。
『日本三大幕府を解剖する 鎌倉・室町・江戸幕府の特色と内幕』
↓愉しく読み進め、素早く読了に至った感の一冊である。
↓その名が知られた史上の人物について、種々の史料を掘り下げ、新たにその人物像を打ち出すという感の内容であった。
↓長い間に亘って綴られていたという貴重な史料を読み込んで判る内容が紹介されている一冊で、なかなかに興味深かった。
一冊の本との出会いにも色々と在る。今般、少し不思議な経過で、日頃は余り着目しないような内容の一冊に出会うことが叶ったように思う。 少し前にネット上のニュースを見ていて「同志社大学」という文字が眼に留まった。別段に同志社大学に個人的な縁が在るというのでもない。少し前、京都を何度も訪ねた中、同志社大学の傍を歩き廻ったということを思い出し、勝手に親近感を覚えていたことを思い出し、ニュースを詳しく読ん…
↓偶々出逢い、素早く読了に至った一冊だが、出逢えた事が非常に好かった一冊だ。
上手く事が運び、類似事案に直面して「あの時に上手く運んだ」と繰り返して成功する場合が在る。他方に上手く事が運ばず、類似事案に直面して「あの時はうまく運ばなかったから少し考える」ということをして成功に到る場合が在る。 ↓その後者の考え方で、史上の知られるような実績を上げた人物が「敗者」になって行ってしまった経過を考えるのが本書であると思う。
『江戸500藩全解剖 関ヶ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで』
↓史上、少し長い期間に亘って大きな存在感を示していた事象に関する概説という内容の本で、興味深く読み易い。
↓なかなかに愉しく読み進めた。そして素早く読了に至った一冊である。
↓一定程度の大きな存在感を示す他方、「イメージ」であれこれと言われているばかりで「実際?」という場合が在るのだと思う。本書はその「実際?」に踏み込んで行こうとする内容だ。大変に興味深い。
↓興味深く読了に至った一冊だった。
↓愉しく読み進めて、何時の間にか読了に至っていた。この種の本は、一頻り読んだ後も手が届く場所に置いておいて、随時眺めるように読み、本の中で取上げている地域を訪ねる際に改めて参考資料として詳しく読み返すという感じになるのだと思う。
興味深い本を紐解く時、「頁を繰る手が停め悪くなる」という感を覚える場合が在る。 ↓本書に関してはそういう感を少し通り越し、「頁を繰る手を停めてはならない」というような、何か強いモノを感じることを禁じ得なかった。英国人の著者による英語の本を訳したモノだ。
↓或る都市が辿った経過というのは興味深いのだが、神戸に関して街が辿った経過を巧みに纏めた一冊で少し夢中になって読んだ。
列車に乗って方々へ出掛けて、出掛けた先で列車を利用して動き回るというようなことをすることを好む。何故?何か愉しいからということに尽きる。 そういうことをしていると、普通列車、特急列車というような何処の地域にも在るようなモノ以外に、準急だの快速だの、何やら慣れないので憶え難い色々な種別名を冠した列車が眼前に現れ、それらを利用する。 そういうことを繰り返すので、慣れないので憶え難い色々な種別名を…
↓愉しく読んでいるシリーズの新作だ。
親しんでいるシリーズの小説の新作と出くわすと凄く嬉しいものだ。少し遠くに居て頻繁に会えるのでもない友人達の消息に触れられるような気になる。 ↓そういう親しんでいるシリーズの新作だ。大変に愉しく読み進めた。
↓「文庫本が登場」と聞き、「是非!」と思って手にした一冊だ。
『キーウで見たロシア・ウクライナ戦争 戦争のある日常を生きる』
↓出先の書店で見掛けて入手し、ゆっくりと読了に至った。或いは「こういうような内容が待たれていた」と思わせた。
↓気に入っているシリーズである「桜宮サーガ」の最近の作品ということになる。
↓一寸した切っ掛けで興味を覚えた一冊であったが、出会って読了して善かったと思う。
↓読み始めると停め悪くなった。そして素早く読了に至った。
↓少し前に愉しんだ映画の原案であると知って手にした小説で、大変愉しく読み進めていた。上下巻の下巻だ。
↓大変な勢いで読了した。頁を繰る手が停められなくなってしまっていた。
↓なかなかに愉しく読んだ文庫本ということになる。
少し長く続いていて、愉しんでいるシリーズの小説の新しい作品が登場したのに出くわすと、「遠方の、暫く会っていない友人・知人の近況に触れる」というような、多少嬉しい気分になる場合が在る。 ↓このシリーズについては、シリーズの新作が登場する都度に正しく「遠方の、暫く会っていない友人・知人の近況に触れる」というような、嬉しい気分になる。今般、最近登場した新作に出くわして愉しく読んだ。
「休業日に映画を観る」というのは嬉しく愉しいものだ。小中学生の頃から、いい加減な年齢の“おっちゃん”になっている現在に至る迄、そこに変わりは無い。 稚内にも映画館は在る。所謂“シネコン”方式という当世風のモノだが、3スクリーンという体制で、巷に潤沢に在る上映作品の中には上映が見受けられない例も残念ながら在る。それでも新作登場という時の、上映案内の掲示等には何となく眼を向ける。そして「これ!」とい…
↓大変に興味深い一冊に出会った。そして素早く読了に至った。
↓頁を繰る手が停め悪くなり、素早く読了に至った一冊である。
↓所謂「欧州近現代史」という分野の本だ。専門的研究による成果を一般読者に判り易く説くという「新書」らしい感じの興味深い内容である。
↓頁を繰る手が停められなくなり、素早く読了に至った小説である。
↓「神話」をも内包するような「古代史」を考えてみようという内容で、大変に興味深い一冊だった。
本を読んでいると、作家や作品への言及が在る場合が多々見受けられる。そういう記述を読んで、作品に関心を覚えて読んでみるという場合も在るように思う。 ↓他作品で言及が在った樺太への紀行が収録されていると知り、入手して読んでみた文庫であった。なかなかに興味深い一冊であった。
↓なかなかに興味深く読了した一冊だ。「知られているようで、知られていないかもしれない?」という要素、「少し新しい観方?」を盛り込んでいる歴史関係の話題を纏めた本だと思う。
「こういう本が在る」と知った時、特段に関心を示さない場合も在れば、強い関心を示す場合も在る。強い関心を示し、本を手にした後、直ぐに紐解き始めない場合も在れば、直ぐに紐解く場合も在る。 「強い関心を示す」ということになって、「直ぐに紐解く」ということをしたとなれば「縁が強い一冊」ということになるのだと思うが、頁を繰る手が停め悪くなって、素早く読了に至ったということにもなると「大切な一冊」というこ…
↓短篇集である。文字どおりの「短い篇」で、短い作品が11篇収まった一冊で、各篇を順次読んでいると何時の間にか読了に至るという感だ。
↓愉しく読了した小説だ。
↓自身は長くロシアを観て来たのだと思う。そういう意味でロシアへの関心は高い。昨今の様々な状況の中でも基本的に変わらない。そういうことで「ロシアウォッチ」というような内容の本が登場すると眼が向く。
↓興味深く読んだ。頁を繰る手が停め悪くなり、素早く読了に至った。
考える材料になりそうなことを知り、知ったことも採り入れながら色々と考えてみることを「学ぶ」と言うのだと個人的には勝手に思っている。そういう「学ぶ」という営為に際して、「新書」というような、或る程度専門的なことを一般読者に判り易いように説く本は有難い。 ↓そういうような「学ぶ」ことをしてみたいという思いも在って手にしてみた一冊である。
↓愉しいので夢中になり、頁を繰る手が停められなくなった。そして、呆気ない程に素早く読了に至ったのだった。
『ブラッドランド 下 -ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』
↓「価値在る本」と思った上巻を読了後、ゆっくりと読み進めた下巻である。
「新書」というのは、著者の知見に関して、専門的な事柄も含めて判り易く説き、一般読者が様々な考える材料を得られるというモノなのだと勝手に思っている。 ↓そうした意味で、自身にとっては「関心は在るが、詳しいのでもない」という分野である「教育」に関して、専門の研究者が工夫をして纏めたと見受けられる本書は、実に興味深かった。
同じ作中人物が活躍する、同じ作者による2作品を愉しく読了した頃に「実はもう1作」とでも知ると、それを手にして読んでみたくなる。 ↓そういう「読んでみたくなる」を抑え切れずに本を入手し、紐解き始めれば頁を繰る手が停められなくなってしまっていた。そして素早く読了に至った。
↓本作も読み始めると頁を繰る手が停められなくなってしまう。結果として素早く読了である。
↓読み始めると停められなくなる。展開する作中の事態の行方が気になり、非常に落ち着かなくなってしまう。結果として頁を繰り続け、素早く読了に至ってしまう。
↓「面白そう…」と思って入手し、何となく紐解き始めてみた。そうすると頁を繰る手が簡単に停められなくなってしまった。
↓以前に読んでいる作品の「続篇」というような内容であることを知り、強い興味を覚えて手にした。出逢えて善かった作品だ。
『ブラッドランド 上 -ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』
↓現代史関係の本ということになる。なかなかボリュームが在る。上下巻から成るが、その上巻をゆっくりと読了した。
↓愉しく読み進め、素早く読了に至った一冊だ。
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過日、旭川を訪れる機会が在って、街を歩いて常磐公園に立寄った。 公園の入口に「常磐公園」という園名が刻まれた立派な碑が在る。昭和の初め頃に出来た碑だが、文字は旭川に司令部を設置していた陸軍の第七師団で当時師団長を務めていた人物が揮毫したのだという。往時の陸軍では「師団長」は中将の階級に在る者が務めていたようだが、「常磐公園」の揮毫をしたのは渡辺錠太郎という人物だった。 「渡辺錠太郎」の名に聞…
映像作品や小説作品等に関して、何度となく題名が耳目に触れて記憶に残っているにも拘らず、その内容を然程詳しく承知していないという場合が多く在ると思う。 題名を承知していて、内容を承知していないという状態に在ったとして、大きな問題は無いと思う。それでも或る時、「あの作品?」と気になる場合が生じると思う。 ↓『風の谷のナウシカ』は、自身にとっては「題名を承知していて、内容を承知していない」の最たる…
↓偶々、本書の存在を知り、興味が湧いたので手にしてみた。非常に興味深い一冊であったと思う。
旭川の美術館で展覧会を観た。アニメーション作品の美術で知られる山本二三の作品である。アニメーション作品で使われた画、その他の画と何れも非常に興味深かった。 それが契機で、画の魅力をもう少し愉しみ、同時に画が使われたアニメーション作品に関してももう少し知りたいと思うようになった。 ↓そう思っていて出会ったのがこのシリーズである。知られているアニメーション作品の物語の面白さと画の魅力を漫画のよう…
アニメーション作品の背景画等を手掛ける「美術」という分野が在る。その担い手の代表格が「美術監督」だが、そういう活躍を続けていた山本二三が在る。この山本二三の画の展覧会を旭川の美術館で観る機会が在った。惹かれる画に出逢ったことから、画が使われたアニメーション作品にも少し興味が沸いた。 ↓このシリーズは、知られているアニメーション作品の物語の面白さと画の魅力を漫画のような感じで愉しむことが叶う。な…
↓ウクライナの作家による小説である。原語はロシア語である。なかなかに興味深く読み進めて読了に至った。
↓美術館でアニメーション作品に使用された画を観て『火垂るの墓』に関心を寄せた。アニメーション作品の雰囲気を伝える別な本にも触れたが、原案となった小説をゆっくり読んでみたくなった。そういうことで手にして読んだ。
↓テンポ良く進む物語に夢中になり、素早く読了に至った一冊である。
↓進行中の大変な事態であり、既に何年間か経てしまっているという事案を巡って、その推移を見詰めて見通し等を論じることを試みている一冊である。非常に意義深いと思う。
↓興味を覚えたタイミングで出くわし、入手した。そして夢中で読んだ。素早く読了に至ってしまった。
↓「昭和史」というような題名の本は、何やら難しそうと手に取らないという人も少なくないかもしれない。が、本書はそういうように敬遠する必然性は全く無い。普通の小説やエッセイのような感覚でドンドン読み進められる。そうした意味で素晴らしい一冊だ。
↓紐解き始めると、本当に頁を繰る手が停められなかった。短い篇が集まった本で、1篇を一気に読み、一呼吸置いて次の1篇を一気に読むというようなことを繰り返すと、既に収められた7篇を読了してしまっていた。
↓上下巻の小説で、上巻が面白く、素早く下巻に進むと、下巻は上巻以上の勢いで読み進めてしまう。頁を繰る手が停められなくなってしまう。そういう感じで呆気ない程に素早く読了に至った一冊だ。
↓大変に気に入って、各作品を順次読んでいる刑事モノのシリーズだ。第10作である。この作品は上下巻からなっていて、その上巻だ。上巻に第一部、第二部、下巻に第三部、第四部というようになっている。
↓各作品を愉しく読み進めている刑事モノの小説のシリーズだが、本作はシリーズ第9作である。紐解き始めると「続き」が気になって我慢出来ず、頁を繰る手が停められなくなる。そして素早く読了となる。
↓第1作が気に入って、以降の作品を順次愉しく読んでいる刑事モノのシリーズで、本作は第8作となる。紐解き始めると「続き」が気になって我慢出来ず、頁を繰る手が停められなくなる。そして素早く読了となる。
↓細かい時間を設けてドンドン読み進めることを停める術が無い。紐解き始めるとかなり夢中になり、早朝、日中、夕刻、深夜、早朝とドンドン読み進め、素早く読了に至った。
↓最近読み続けているシリーズの第6作だ。頁を繰る手が停められなくなり、夢中で素早く読了してしまった。と言うより、そうならざるを得ないとも思う。
↓かなり夢中になり、頁を繰る手が停められなくなり、素早く読了に至った一冊だ。
シリーズの第3作である。頁を繰る手が停められなくなり、素早く読了に至らざるを得なかった。「続き」が気になって停まらなくなるのだ。余人には理解し難い独自な理屈で犯行を重ねる被疑者を必死に追う捜査員達ということで、眼が離せない展開が続く。 本作は県警捜査一課に勤める刑事の澤村慶司の目線で綴られる。向き合う事案を澤村慶司の目線で追うということになるのだが、一部に犯行に及んでいる者の目線で綴られる箇所が…
↓出先の書店で入手した一冊である。
↓移動の際や所用の際の待ち時間に一寸読もうと思い付き、出先の書店で入手した一冊だ。
例えば、知人の前で本を手にしていて「何の本?」とでも尋ねられた時、「ロシア文学の関係の本で、これから読み始めようとしている」とでも応じたとする。こういう場合、十中八九は「多分…手にしないような種類の本だと思う」という反応が在ると思う。 ↓実は、偶々ながら例示したような出来事が実際に在った本書である。新書で377頁と、少し厚めな感じがする一冊だ。が、読み易く、その厚さが気にならない。
↓大変に興味深く、また読み易いので、紐解き始めてみると頁を繰る手が停められず、一気に読了に至ってしまった。
↓近現代史に纏わる話題を取上げた一冊に出会うと、「未だ知るべきこと、考えるべきことが多い」という感を抱く場合が在る。本書はそういう場合の典型例ということになるのかもしれない。
↓本書に関して聞き及び、入手してみた。極々個人的な、勝手な事情ながら、紐解こうとしている本が幾つも積まれていた中で、少しの間は「積ん読」に陥ってしまっていた。が、紐解き始めると、そういうことをしてしまっていたことを些か悔いた。
↓紐解き始めてみて、本当に頁を繰る手が停められなくなり、殆ど一気に読了に至ってしまった。酷く引き込まれる内容だった。
↓なかなかに興味尽きない感の一冊に出会えた。愉しく読了に至った。
↓巻末の解説迄含めて510頁にも及ぶ、文庫本としては少しボリューム感の在る1冊だ。ゆっくりと紐解いて読了に至ったところである。
↓紐解き始めると頁を繰る手が停められなくなり、素早く読了に至った。
↓興味を覚えて入手し、ゆっくり読了した1冊である。
↓出先の書店で見掛て、興味を覚えて入手した。そしてゆっくりと読了した。
↓出先で大きな書店に何気なく立寄り、置いて在った本の中からこれに眼を留めた。思わず求めてしまったが、そうしておいて善かった。
↓豊富な話題を提供してくれる一冊であると思う。
↓大変に興味深く、広く御薦めしたい一冊に出会えた。
↓表紙カバーの画は、三島由紀夫が煙草を燻らせながら書斎と見受けられる部屋で思案しているかのような様子だ。何か、こういう画のような情況で、彼が語る内容を傾聴するかのような感覚で本作を読み進めた。
↓専門的知見を交えながら幅広い話題が提供されている「新書らしい」感じの一冊だった。
↓興味深く読了した。
↓大変に興味深く読了した一冊だ。
↓少し興味深く読了した。