月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
都流茶道教授 月?宗地のblogです。 茶道に関係ないことも書きますが、最近は茶道のことばかりです。
都流は創流百年弱の流派ですが遠祖は荒木村重(道薫)です。茶風は「流れるような優雅さ」とされています。 初代荒木宗仙が「大衆への普及」を目指して創流されました。 趣味で和歌を詠みます。 月?(げっぽ)が雅号、宗地(そうち)が茶名です。
大抵のお流派にある「盆香盒」という点前。 これをするのは名物香盒に限られますが、名物香盒の多くは「堆朱」や「堆黒」などの漢作唐物の塗物です。 居布袋図…
【募集】第九十四回茶会体験教室「長月の『お茶会へ行こう』10/13」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
入手元:ヤフオク落札額:★★☆ 萬古焼の窯元で淡々斎が好んだと云う佐久間勝山が作った伊羅保建水。箱の保護紙には「芳丘識」とあるのですが、箱の印を見ると「芳山」…
入手元:ヤフオク落札額:☆ ヤフオクで超絶破格で出ていた水指です(送料が3倍以上しました)。 土からすると唐津系な感じですが、京都の物かも知れません(京…
【教室】第九十三回茶会体験教室「葉月の『お茶会へ行こう』9/23」
三連休の最終日、月桑庵は稽古茶会「お茶会へ行こう」でした。 茶友のWAさんが知人を連れてきてくださって、四名での回です。 三ヶ月前に満席になっていた頃が…
茶入が少ないので、肩衝では持っていない(大海と文琳では持っています)丹波を購入。 在中庵や円乗坊のような横縞が特徴の茶入です。 最初は「相輪」とか「…
【募集】第九十三回茶会体験教室「長月の『お茶会へ行こう』10/13」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
十三夜から始まった月見の宴も最終夜です。 旧暦八月二十日。更待です。 夜更けに昇る月だから「更待(ふけまち)」。 だいたい夜10時ごろだそうです。 今日は早…
本日は旧暦八月廿日、甲辰年癸酉月己丑日。二十四節気の第十八、秋分です。 秋分は「昼と夜の長さが等しくなる」日で、旧暦八月中に来ます。白露と寒露に挟まれた短い…
本日は旧暦八月十九日。 月を待つのに臥して待つから「臥待(ふしまち)」です。横になって待たないとならないくらい月の出は遅いので、だらだらと飲みながら月を待つ…
本日は旧暦八月十八日。 居待月です。「居」とは「畳の上に居る=坐っている」の意味です。立って待つには月の出が遅く、坐って出るのを待つことから、居待月といいま…
今宵は十七夜(たちまち)。待宵月(十四夜)に対して立待月(十七夜)と言います。 この言葉は「忽ち」の語源になったと言われ「立って待つ間に上ってくる月」という…
本日は旧暦八月十六日。 別名は「既望」といいます。 日本では十六夜(いざよい)と呼んで、中秋の名月とならんで月見をする日です。 十五夜が望月(もちづき)です…
今日は中秋。 十五夜です♪ 旧暦八月十五日の月のことを「中秋の名月」といいます。 時折「仲秋の名月」なんて表記を見ますが、これは間違いですので気を付けましょ…
本日は旧暦八月十四日、甲辰年癸酉月癸未日。 仲秋の名月の一つである「待宵」です。 幾(ほとん)ど望月という意味で「幾望」ともいいます。 翌日の十五夜の月を待…
【募集】第九十三回茶会体験教室「葉月の『お茶会へ行こう』9/23」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
付藻茄子 つくもなすび大名物。漢作茄子茶入。付藻はまた江沢藻・江浦草・作物などの字を当てます。別名松永茄子・九十九髪。『総見記』所載の相国寺惟高和尚の記文に…
すでに使用を始めましたが、こよみの月見ビジュアルアイコンを作りました。 今後、月に関する記事をアップするときは、こちらのアイコンで投稿させていただきます♪…
【茶道】神奈川県立金沢文庫 特別展「茶の湯以前――中世鎌倉の『茶』――」
9月7日(土)に、茶友のたぬさんと金沢文庫へ行ってきました。 神奈川県立金沢文庫 展示案内www.pen-kanagawa.ed.jp 金沢文庫【かなざ…
茶の定量、三人分で二・七匁と定められた理由が分かりました。 これは、神奈川県立金沢文庫の特別展「茶の湯以前―中世鎌倉の『茶』―」へ行ったからこその理解です…
本日は葉月七日、甲辰年癸酉月丙子日。七日月、上弦の月の日です。 上弦の月とは月入りのとき弓を張ったような形に見えるところからで、上の弓張りとも呼ばれるように…
【募集】第九十三回茶会体験教室「葉月の『お茶会へ行こう』9/23」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
本日は葉月三日、甲辰年癸酉月甲戌日。 二十四節気の第十五、白露です。 一気に涼しくなりましたね^^ 『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露にごりて白色とな…
9月4日に30,000PV突破しました! これも偏にお読みくださる皆様のお陰です。 ありがとうございます! これからも鋭意執筆してまいりますので、引き続きご…
本日は葉月三日、甲辰年癸酉月壬申日。朏【みかづき】です。 旧暦は月齢なので、三日が三日月なんですね。 朏は「月」がようやく「出」てきたという意味だそうで、…
本日は旧暦八月二日、甲辰年癸酉月辛未日。 月には月齢に応じて、呼び名が変わっていきます。 特に旧暦八月は名月を抱えていることから特に八月の月を呼ぶことが多い…
本日は旧暦八月一日。とうとう葉月になりました。 八朔とは八月朔日つまり、旧暦の八月一日のことです。 IMEで「ついたち」と変換すると「一日」のほかに「朔…
本日は旧暦八月一日、甲辰年癸酉月庚午日。 八月朔日です。 一般には落葉が始まる「葉落ち月」から葉月になったとされていますが、ここまで紹介してきたように和風…
八角唐物盆を入手しそこないました(涙) これで、乱飾の真行草の完成が遠のきます。 乱飾の真に必要なものは・及台子大・高麗雲鶴一重口水指・備前杓立・唐銅建…
【募集】第九十三回茶会体験教室「葉月の『お茶会へ行こう』9/23」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
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月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
茶入がようやく25個になりました。 これで、毎年同じ茶入を使わないですみますかねw月毎に分けると正月(初春・孟春)■京瀬戸 茄子 桶谷定一作 仕覆・今春金襴…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 超絶破格のゲット品です。 ホントにこんな金額でよく落札できましたよね……(驚愕) こちらは金森宗和の依頼で、野々村仁清が制作し、…
購入元:ヤフオク購入額:★★★ 別名・重ね棚とも呼ばれる遠州の風炉用の大棚。 幅は真台子小よりやや小さく、83.5cm。奥行きは31cmで、やはり小さいです。…
本日は旧暦六月七日。 半夏生は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃とされます。また、半夏生(片白草)の葉の半分が名前の通り白くなって化粧している…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 仕覆はよく見えませんが、茶入は蛙目【がいろめ】がたくさんでている面白い信楽です。 残念ながら今井桂秋という作家さんのことは全…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶会…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★★★★★★火消壺は、炭火を入れて蓋を閉め、空気を遮断することによって火を消す容器のことです。 利休形は、黒い瓦焼で、長方形の…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 薄茶器の最古の金輪寺に次いで古い臨器(西大寺茶器)を入手しました。 これの溜塗が紹鷗好ですが、これは西大寺で使われていた物と同じ…
江戸時代に行われた節供の一つで、旧暦六月一日に行われました。 前年の冬に雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅を祝って食べた。氷餅の祝とも。 氷の朔日ともい…
本日は旧暦六月一日、水無月朔日です。 六月といえば水無月というお菓子を思い浮かべますが、やはりどこの和菓子屋さんも新暦で発売されるので、どうにも旧暦の水無…
大分遅くなりましたが、端午の節供の設えで「お茶会へ行こう」を催しました。 前回来てくださったTMさんに、初めてのSSさんをお迎えし、常連のWAさん、YNさ…
夏・秋・冬と来ましたので今度は春です。旧暦正月2月(高麗台子)紫三島皆具 寅・松 万代屋釜/朱塗老松 袋棚 武野紹鴎好 染付捻梅 高麗卓 宗旦好…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
本日は旧暦五月廿六日。二十四節気の第十、夏至です。 夏至とは一年で最も昼が長い一日です。 春分と秋分の丁度中間にあたり、この日に夏が極まる=春の気がなくなる…
秋も終わりましたので、今度は冬です。11月(爪紅台子)仁清金襴皆具 ※亥・紅葉 撫肩姥口釜/呂色塗 丸卓 志野棚 水指棚即中斎好 洞棚今…
昨日は夏を考えましたので今日は秋。旧暦七月8月(及台子)唐銅琉球風炉 申・萩 浅葱交趾紅鉢風炉✕車軸釜 短冊箪笥 糸巻棚 釣瓶大板 大鉢…
月々の道具は安定してきました(買い足してて増やし過ぎなんですが)ので、そろそろ掛軸を増やしたいですね。 目指せ!掛軸60幅。 え?wwww やはり、棚…
歴史小説を書いていく中で、庶民が日常的に飲んでいたものはなんだろうか?というと、水なのですが、そこから抹茶というのはかなり隔絶していて、誰でも飲めるものでは…
とりあえず、暫くの間、紙釜敷を購入していこうと思います!w 紙釜敷は、本来釜を載せるためのものですが、香盒を荘【かざ】※る台としても使います。 炭手前を…
購入先:ヤフオク購入価格:☆ 中村陶彩作の種壺水指です。 種壺は備前・信楽・伊賀などの焼締や自然釉の壺を水指と見做して点前に用いたものです。種籾などを入れたと…
こちらは次回作の予定で、現在書いている本編の前の時代を四人の主人公を軸に書こうと思っているネタです。 そもそもなんで歴史小説なの?といいますと、子供の頃から…
無我の境地というと「私心なく執着を離れた無心な心の状態」を意味しているのですが、辞書などでは「自分の存在を意識しない状態。忘我の境地。」と説明されています。…
本日は旧暦五月廿六日、甲辰年庚午月丙寅日。雑節の『半夏生』です。 古くは夏至からおよそ十一日目とされていましたが、現在は太陽が黄経100度の線を越える日と…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
つややかにほころびてなほ夏椿白きはなびらやはらかに揺れ 夏椿と書いていますが、厳密には姫沙羅【ヒメシャラ】なので、夏椿の仲間です(そのものではありません)。…
夏至も過ぎましたので、暑中も近くなり、そろそろ切合風炉の時期ですね。 切合風炉というと、代表的なものが唐銅朝鮮風炉です。 多くが真形釜が添えられていて、よ…
霙点前は【みぞれてまえ】と読みまして、月桑庵オリジナルの点前です。 師匠に許しを得て、披露しております。 どういうことかというと ・水の代わりにかき氷を…
購入したときからグラグラだった小四方棚の鰭板がポロポロ取れるようになってきましたので、新調することに。 前のものに比べて溜塗の部分が濃いので爪紅がはっきりと見…
湯桶【ゆおけ】 露地道具の湯桶を購入。 こちらは寒中に使う手水の替わりにする湯を入れておく桶のことで、湯桶石に置く曲の桶です。 割蓋で、提手が付き、手の両端が…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
本日は旧暦五月十六日、甲辰年庚午月丙辰日。二十四節気の第十、夏至です。 夏至とは一年で最も昼が長い一日です。 春分と秋分の丁度中間にあたり、この日に夏が極ま…
他流さんではあまり仰らないそうですが、当流では茶筅通しのときに「『こ』の字でぽん」というフレーズが出てきます。 『こ』の字でぽん検めて、ぽん検めて、ぽんしゃ…
第三章のプロットを書き終えて、ついでに第四章のプロットを作っておくかー!と書き始めてはたと気付きました。 武野紹鷗が帰郷する前、山科本願寺に武野紹鷗が手勢…
只今、第三章のプロットを詰めています。 私の場合、小説のプロットというのは物語の骨子になる事象を、書いていく順番に従って箇条書き(多少は文になることもありま…
昨日は端午の設えでの「お茶会へ行こう」でした。 人数が少ないので、他流さんの音を鳴らす駅鈴の扱いを見せていただきました。 面白い扱いですね!! たまにはやっ…
現在、アルファポリスの「第10回 歴史・時代小説大賞」に参加中ですが、ようやく、第二章 苞蔵禍心が書き上がりました。 昨年の惨敗に撤退しておりましたが、二…
昨日の記事では面中次の写真を載せて居なかったので、載せて置きます。比較用に茶桶棗も蓋の厚みが大分違いますね。上の面中次もやや上付なので、好があるのかも知れま…
我が家には誰の好みが不明な茶桶棗があります。茶桶棗には遠州好もあり、こちらは持っていませんが、仏器棗に似ており、時々ネットで間違っている商品名を見かけます(…