こんにちは。深層心理カウンセラーの菅波亮介です。 私は日本とアメリカでの20年間にわたる教師生活を経て、より広く自己治癒と自己実現をサポートする仕事がしたいという思いで、日米両国で心理カウンセラーとしての訓練を受けました。 現在、電話・チームズ・フェイ
一般社団法人金沢レインボープライドが中心となって、10月7日〜9日の3日間、金沢プライドウィーク2023が開催されます。 最終日の9日(月・祝)にはプライドパレードがあります。 ゲストに乙武洋匡さん、ロバート・キャンベルさんもいらっしゃるそうです。 盛
私の幼少期は、父方の祖父母、両親、私と妹の6人で暮らしていました。 祖父は明治29年(1896年)の生まれなので、19世紀生まれということになります。第二次大戦中にすでに40代後半だったため兵役にはついていません。祖母は明治34年(1901年)、つまり
テストステロン(男性ホルモン)が強い人ほど攻撃的・支配的・傲慢になる
精神的問題には明らかな性差があります。 例えば、病的なナルシシストには女性より男性が圧倒的に多い。2008年の調査によると、生涯の間に自己愛性パーソナリティー障害を発症する人の割合は、男性が7.7%なのに対し女性は4.8%です。サイコパスも女性より男性に
「悩みを解こうとしている意識」そのものが「問題」である場合、悩みは絶対に解けない〜〜「中立の意識」を自分の中に作らないと葛藤は解消されない
「解決者自身」に問題があると悩みは解けない 悩みがなかなか解けない時によく見られるパターンの1つが、「悩みを解こうとしている意識」そのものが「問題」なのに、それに気づいていないため、解こう解こうと動いてもまったく解けていかないというものです。 悩みを解く
Who is running your personality?〜〜あなたという人格を統括している中心人物は誰?
私たちの内面は「組織」である 1つ前の記事に続いて「人格構造」についてお話ししましょう。 一人の人間の内面は「複数の構成員からなる組織」となっています。「委員会」や「会社」みたいなものです。 「会社」だとしますと、私たち一人一人の内側には「社長」や「部長
サブパーソナリティーによる独裁体制〜〜悩みが解けない人の多くは「意識の一部」と一体化し支配されている
私たちの内面は「幾つもの意識部分」に分かれている 今からお話しすることは常識世界ではほとんど理解されていないことです。 人間の内面は幾つもの部分に分かれており、決して「ひとつ」に纏まっているわけではありません。そして、それらの部分の間には様々な力関係があ
私はもともと人と衝突するのが好きではない性格で、20代・30代の頃は、相手に対して違和感や不快感や不満が少しあっても基本的には何も言わずに様子を見ていました。よほど耐えられなくなった場合には行動を起こすけれども、不満が小さいうちはおおごとにならずに済む
一部の人間に「悪い人」だと認識されることに慣れよう〜〜みんなに「いい人」だと思われたい執着を捨てよう
今日は「いい人だと見られたい」という"病気”についてお話しします。 ここで書く内容は、私が20代・30代ではまだ十分に悟り切っていなかったことです。40代になって気づき、人間関係のあり方がガラッと変わりました。他人からの評価は信頼に足るのか? 心理的に幼
「健全な自己主張」vs.「不健全な自己主張」〜〜「境界線」の効果的な伝え方
「境界線」とは? 人間関係において極めて重要な役割を演じるのが「境界線」です。 「境界線」とは、「相手にしてもらう必要のあること」と「相手にされたら困ること」の2つから成ります。言い換えるならば「必要としていること」と「許せないこと」です。 誰でも自分の
この動画は "That's a boundary."(それが境界だよ。)という歌を通して人間関係でお互いの境界線を伝え合い、尊重し合うことの大切さを子供たちに伝える教材です。 動画右下の「設定」をクリックし、字幕の中から「日本語」を選ぶと、日本語の字幕が見られます。 内容は
今日は、カウンセリングの時間内に守って欲しい「質問への答え方」とその理由について説明したいと思います。これはあくまで私がクライアントさんに求めたいことであり、すべてのカウンセラーが同じ要求を持っているとは言えません。☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆6つ
27〜8年断絶している57歳長男との関係を修復したい84歳母親は「私は何も悪くない」という立場を貫き回答者に匙を投げられる
本日のテレフォン人生相談では「親子断絶」の典型例が扱われましたのでご紹介します。☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ パーソナリティー:玉置妙憂 回答者:大迫恵美子 相談者:84歳女性(夫86歳、長男57歳、次男54歳、2
各言語には構造上のトラブルが発生する〜〜日本語では主語が曖昧、英語では各自と言うときheかsheか悩む、フランス語では自分の性別を隠して話すことができない
私は異なる言語を比べるのがとても好きです。 日本語で話している時に面倒だと感じる点と、英語で話している時に面倒だと感じる点が異なっています。主語がなくても文が成立する日本語 日本語には「主語を省略しても文が成り立つ」という特徴があり、ある意味では便利で
日本の英語教育では文法をやり過ぎという批判をよく耳にしますが、私個人の場合に限って言えば、文法をきちんと学んだことがとても役立っています。 私はアメリカに11年住みましたが、アメリカに住み始める前に英検1級にすでに合格していたため、アメリカでは英語のク
「家系の病理」に向き合って癒やす方法〜〜先祖からの負の遺産をあなたの代で解決するために
今日はと〜っても重要な内容を取り上げます。 それは「家系の病理に向き合う」というテーマです。家系に流れる「プラスの遺産」と「マイナスの遺産」 私たちは皆この世に転生する時、特定の家系を選んで生まれます。各々の家系にはプラスの遺産とマイナスの遺産があり、
相手の話を聞いていて気持ち悪くなる理由 私たちが相手の話を聞いていて、共感をもって受け止められる時もありますが、気持ち悪くなって寄り添えなくなる時もあります。①単に関わりたくない話である場合 最も単純な原因は、「その話に付き合いたくない」「相手が求めてい
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こんにちは。深層心理カウンセラーの菅波亮介です。 私は日本とアメリカでの20年間にわたる教師生活を経て、より広く自己治癒と自己実現をサポートする仕事がしたいという思いで、日米両国で心理カウンセラーとしての訓練を受けました。 現在、電話・チームズ・フェイ
★★がついた部分は特に重要ですので、すべてお読みください。★★悩みを通して成長したい人を支援しています 悩みの根本原因を深く掘り下げて、自分の成長課題と向き合い、自己変革したい方のための深層心理カウンセリングを提供しています。 支援対象は、M型の人(自己
以下のレビューを下さった方々に感謝します。(^^)☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆kt さん ★★★★★ 幼い頃から小さなことでも不安を感じやすく、いつも不安感でいっぱいの毎日を過ごしていました。 こちらで定期的にお世話になった結果、不安は段々減っていき、今で
このページには、心理学や自己成長、スピリチュアリティーなどの記事がリストアップされています。 過去の分はこちらをご覧ください→2020〜2024年4月分、 2011〜2019年分 Google や Yahoo などのサーチエンジンで記
人の「オーラ(エナジーフィールド)」 ここに書く内容は通常心理学を超えたものです。私はエネルギーへの感受性が高く、関わる相手のエネルギーを敏感に感じとります。相手が意識的に私に伝達しようと意図した内容だけでなく、その背後の動機や、その人が他者に与えている
珈琲店の私の「特等席」 私はエネルギーを敏感に感じるのですが、それは「人のエネルギー」だけでなく「場所のエネルギー」を含みます。 私がよく行く珈琲店があるのですが、そこにはお気に入りのテーブルがあるんです。そこに座るととても気持ちが良くて、帰るまでにいい
この動画(9分48秒)では、霊的覚醒(Spiritual Awakening)の後に起こる心理的変化について語られています。 覚醒前には普通に耐えられていた「世間話」や表面的な人付き合いが、覚醒後にはどっと疲れてしまうようになる、つまり耐性がなくなってくるのですが、それは
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ この動画(44分)はスタジオパーソルが画家・西出弥加さん(36歳)を一日密着取材したものです。西出さんはASDと複雑PTSDを持ちながら、いろんな体験を経て今とても「自分らしい働き方」をしていらっしゃいます。 絵が上手なだ
このページでは、メンタリング・プログラムに関する記事をリストアップしてあります。 記事へのアクセス=記事名の下にあるURLをブラウザーにコピペするのが最速です。 ★・・・重要な記事 ★★・・最も重要な記事☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆1. メンタリング・プ
(この記事は、私が普段から多くの社会人を観察して長年思ってきたことの集積であり、特定の人に向けて書いたものではありません。大勢の人に役立てていただければ幸いです。)「感情との関わり方を知らないか間違えている」現代人 私は「感情」というものを極めて重視して
悩みを解くための必要条件2つ 悩み(内面の問題)が解決できるためには、2つの条件を満たしていなくてはなりません。 【条件1】問題と一体化しておらず、問題から離れて客観視できること。 【条件2】問題を拒絶しておらず、問題を受け入れて共感的に繋がれること。
このページには、親子関係から見えてくるその人の成長課題の記事が約60リストアップされています。 Google や Yahoo などのサーチエンジンで記事を検索するのが確実で最速です。親子関係から見えてくるその人の成長課題2025年6月 父親が娘の自我発達に与える影
ここに書く内容は、岡田尊司著『父という病』の202〜203ページを基にしてあります。 青年期の女性の自我発達と父親の関わりを調べた研究によると、父親の関わりが高いほど自我発達も良い傾向が見られました。 自我発達がもっとも優れた女性たちでは、父親は終始娘
このページには、親子関係から見えてくるその人の成長課題の記事が約70リストアップされています。 Google や Yahoo などのサーチエンジンで記事を検索するのが確実で最速です。恋愛と結婚から見えてくるその人の成長課題2025年6月 「幸せな愛情関係(夫婦+恋
夫婦関係(恋愛関係)の成否は何で測れる? 夫婦関係や恋愛関係が「うまく行っているか否か」は、何によって測れるのでしょうか? もちろん、二人が満足していて幸せならそれでいいという考えもありますが、客観的に愛情関係の成否モデルというものはあるのでしょうか?
病態水準(Levels of Personality Organization) メンタルヘルスの専門家の多くにとっては常識になっていることですが、世間ではまだあまり理解されていないことに、「病態水準」(カーンバーグ博士の理論)という考えがあります。 世の中に生きている人間は、人格構造が
推薦図書岡田尊司著『母という病』☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 私自身が母との関係に苦しんできた一人ですが、私の元を訪れる相談者の8〜9割も母親との関係に深い問題を抱え、大人になっても取り組み続けている人です。 「母という病」を抱えている人ばかりに
フロイトもユングも「夢の分析」を重視していました。それは、二人とも「無意識」というものを想定した「深層心理学」のパイオニアだったわけですが、夢は無意識を理解する重要なツールだと考えていたからです。 ということで、深層心理学の専門家は皆「夢分析(ドリーム
日米ともに人気の高いCBT(認知行動療法) CBTは日米ともに「心理療法のゴールド・スタンダード」と謳われ普及してきました。その根拠とされたのは、CBTが他の心理療法と比べてその有効性が実証されている(エビデンスがちゃんとある)という主張でした。また、実験の多くが
推薦図書岡田尊司著『夫婦という病』☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 岡田尊司氏は私が尊敬する数少ない精神科医のお一人ですが、先ほど著書『夫婦という病』を読み終えました。 この本では、多くの夫婦に共通する「病理」がとても分かりやすく解説されています。こ
カウンセラーとクライアントが「目的を共有できる」とは限らない カウンセラーはどんなクライアントでも助けられるわけではありません。 特に「目的を共有できない」場合、支援関係は成立しないのです。 このことは世の中であまり知られていないと思うので、ご紹介したい
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ イギリスの神経科学者で医師のタラ・スワート博士(Dr. Tara Swart)のインタビュー(95分30秒)をご紹介します。 中でも特に引用したいのが、44分22秒〜33秒にかけての部分です。Dr. Tara Swart: You meet people on the
「受容性」と「積極性」 どの瞬間にも「受容性」と「積極性」のバランスが問われています。「受け入れるべきもの」と「意志によって取捨選択すべきもの」があり、見分けて適切な対応をしなくてはなりません。積極性は受容性に比例する 私はある法則を発見しました。それは
母親は私にとって鑢(やすり)だった 私は子供の頃から母親との関係にずっと悩んでいました。父親との関係は心地よいものでしたが、母親との関係はしばしば不快で、憎しみさえ感じたものです。10代の頃「母は私の鑢(やすり)なんだ」と思いました。 数十年かけて私は母
悩みを解いていくには「意思」が必要 悩みを解いていくには「意思」が必要です。「意思」のない人には悩みは解けません。「イヤだ」「不満だ」「不愉快だ」は「意思」ではない 今日は1つとても大事なお話をします。それは「イヤだ」「不満だ」「不愉快だ」というのは「意
「覚悟」というのは「無条件の決断」であって、「うまく行くのならやる」とか「方法が見えてくればやる」といった「条件付きの決定」ではありません。 「成功するかしないか分からないけれどやるしかない」というのが「覚悟」だし、「方法はさっぱり分からないけれどやり
相談者の「問題認識」vs. 私の「問題認識」 私が悩み相談に乗る際、相談者の「問題認識」と私の「問題認識」が一致しないため、なかなか同じ方向を向いて協力できないことがあります。 「問題認識が一致しない」とは、相談者が「これに悩んでいるので解きたい」と仰る問題
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 自分のやりたいことを仕事にして、自分にしか生きられない唯一無二の人生を生きたいのならば、「頑張る人生」「努力する人生」を今すぐ捨てる必要があります。 私たちは「得意なこと」「好きなこと」「大事なこと」をしている時、時
「徹底した本音の出し合い」のパワー 私は最近いろんな相談者と「徹底した本音の出し合い」を経験しています。お互いに思っていることを遠慮なく相手に表現して、胸に秘めておかないんです。隠さない。私が本音を言うと相手も本音で返してくる。その相手の本音に対してまた
「波動の高い人」と「波動の低い人」 「波動の高い人」とは、愛と智慧が豊富にあり、他人を思いやる利他心を根本に生きている道徳的な人です。他人を利用したり搾取したり支配したりすることには何の興味もありません。 それに対し「波動の低い人」とは、愛と智慧がまだあ
「世界の問題」にイラついていませんか? 私たちの周りには「ネガティブな現実」がたくさん観察できます。例えば、差別やハラスメント、嘘、依存、絶望、自殺、戦争、変化への拒絶、自己中、支配体制、搾取などなど。 ついつい、そうした「ネガティブな現実」を変えようと
外からは見えない「内面での行為」=「心理的行為」 今日は「心理的行為」について考えます。 「行為」とは普通、「歩く」「食べる」「殴る」「ゲームをする」など、身体の動きを伴う外から観察可能な活動をさすのですが、実は内面で行われ、外から見えない「行為」もある
実は、悩みには「構造」があります。その「構造」があるから悩みが存在しているのであって、「構造」を壊してしまうと悩みもなくなるのです。よって、私は悩みを成立させている「構造」を理解しようとして相談者の話を聞きます。 相談者は、ふつう、相手や状況によって「
「悩み」は「間違った関係性」から生まれる あらゆる「悩み」は「間違った関係性」から生まれます。そして「関係性を正す」と「悩み」は解けていくんです。 人間の内側にも外側にも「いろいろなもの」が存在します。「それらのもの」と「正しい関係を築いて維持する」と、
「苦悩」を「ポジティブな機会」として利用する 私は長年多くの人の「内面の苦悩」と対峙してきて、苦悩を解決するプロセスは基本的に「困難に見える状況」を「ポジティブな機会」に変えて上手に利用することなのだと気づきました。3つの見方が常にある 私たちが「辛い/
苦しみを最小限にしたいならば、「問題」から逃げることなく真っ直ぐに向き合って「必要とされる根本的な解決」をしてしまうことです。 ところが、多くの人は「楽をしようとする」し、「安易な解決策をとろうとする」んです。こうして「表面的な対応」しかしない人は、水
「正反対の欲求」はどちらも大事にする 「幸せ」のためには、私たちはしばしば「正反対の欲求」をバランスよく満たす必要があります。「活動する」vs.「休息する」のバランス 例えば、誰でも「活動する」と「休息する」という「2つの欲求」を持っており、一方だけの人は存
人間の行動に「エネルギー」を与えているもの 人間が何かを「する」という時、その「行動」を持続させるには「意欲」という「エネルギー源」が必要です。「エネルギー源」がないと、「やる気」が出ないので、「行動」は続けられません。 この「エネルギー源」は一般的に「
「思い通りにならない相手」「許せない相手」がもたらすもの あなたには「自分の思い通りにならずイライラする相手」がいますか? もしいるならば、その相手はあなたに何かを教えてくれる人です。 そう言われて納得できず益々イラついてきたなら、尚更そうです。笑 「許
「嫌う・嫌われる」は悪いことではない 30代前半の私はまだ理解できていなかったことですが、私は30代後半になって「人を嫌う」とか「人に嫌われる」ということがそれほど悪いことでも罪でもないということを理解して非常に楽になりました。 心安らかに生きていく上で