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この体から抜け出して
わたしのこの目は虫のよう一枚の木の葉の緑に草原を見るわたしの耳は傘の花雨のひと粒ひと粒を弾いた音で 歌を聞くわたしのこの手は枯れ木のよう血管の一本一本が枝のように走ってるだからわたしはこの体から抜け出して空の青さに混じりたい海の深さに沈みたいこの体から抜け出して#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...
2024/07/31 06:00
苦しみの数
ひとつふたつみっつよっついつつむっつ・・・・・苦しみの 石つぶてなら抱えきれぬほど持っているのにひとつ・・・・ふたつ・・・・・?咲き乱れる 春の花はいくら 記憶の糸をたぐってもただの一厘も見当たらなくて私の人生に春という季節はなかったの?そんなことはないきっとふたつやみっつはあったはずでも余りに遠い昔のことでもう思い出せなくなっているひとは 悲しいつらい出来事にざくりと深い傷を負うと楽しい出来事な...
2024/07/30 06:00
花はなぜ咲くの?
散るのがわかっていて花は なぜ咲くの?冷たい風にさらされても豪雨に濡れてもなぜ咲くの?死ぬのがわかっていて人はなぜ 生きるの?苦しみに喘いでも悲しみに涙してもなぜ 生きるの?その答えはきっと誰も持っていないいつか散っても朽ち果ててもただ花は咲きつづけるいつか死んでも泣きながらでも人は生きつづける生きたいという本能と死にたいという本能がいつも私の中で錯綜しているそして今日も死にたいと思いながら生きて...
2024/07/29 06:00
季節さえ忘れ果て
何だか暑かったから今って どの季節?と ぼんやり思いさあ・・・?春か夏じゃない・・?と 適当に流す余りに 疲れると季節も時も思考も自分の名前さえ忘れ果ててしまう忘れたいのに忘れられないあの人はまだ私の胸の痛みになっているのにただ ただ忘れたくて眠りたくて早く 眠りたくて季節なんかどうでもいいあの人は もう関係ないと乱れたベッドに倒れ込む#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#苦しみ#闇...
2024/07/28 06:00
行方不明の風を待つ
全ての草木が生きものが伸びやかに 鮮やかに 輝くこの灼熱の中で私は ひとり行方不明の風を 待つ穏やかな優しい風をひとり 待つ風に この身を任せたくてそうしなければ私は変わらぬ 不安の冬から脱することができないから風の行方は わからない行方不明になるのは最高の贅沢風にこの身を任せれば楽になれると知っているから私は ひとり行方不明の風を待つ#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#人間#人生...
2024/07/27 06:00
おかえり が聞こえない
お前の淹れる珈琲は美味しいな とあなたはいつも言ってくれたね淹れ方がいいの と得意になって私は言ったね今は自分一人のために珈琲を 淹れているひと雨ごとに季節は 流れ目まぐるしく変わる 街並みにひとり を知ったおかえりおやすみいってらっしゃいそんな台詞たちはもう 必要なくなった自分のために珈琲を淹れてひとりで未だにつぶやくのただいま おかえりいってきますもういってらっしゃいが聞こえないもうおかえり ...
2024/07/26 06:00
勝ち負けの後ろに
勝ち負けを競うそのずっと後ろに人々の人生があるのそれぞれのペースで歩いたり 転んだりしながらそれでも懸命に皆前へ進んでいるの勝ち負けを競うそのずっと後ろに人々のドラマがあるの上手く 歩けなくて四つん這いになって膝から血を滴らせながらそれでも 前に進むそこに感動があるの勝ち負けに興味はない誰に負けてもかまわないただ自分にだけは負けないで涙を零しても血を流しても自分にだけは負けないでゆっくりでも転んで...
2024/07/25 06:00
街中の涙
悲し過ぎて苦し過ぎて狂ったように笑う余りにも 悲しいと泣くことができなくなる心の部品が 壊れたみたいにむしろ おかしくて笑えて仕方ないひたすら 降りつづく土砂降りの雨みたいに思う存分 泣いてみたい草木を濡らして歩く人を濡らして街中を濡らして何もかもがびしょ濡れになるまで泣いてみたいできることなら誰かにすがりつきながら私の涙で街中を ずぶ濡れにしたいそうしたら私の悲しみがみんなに伝わるから#ネガティ...
2024/07/24 06:00
ジャンキーな自分を見つめて
「やり直しのきかない人生なんてない」その言葉を 信じたいあなたにすがりついてながらえる日々はもう終わりにしなきゃいけないあなた という暖かい生ぬるい部屋に別れを 告げて私は ひとりで歩き出さなきゃいけない絶対的な孤独に襲われても偽りの甘い言葉をかけられても私は ひとりで歩き出さなきゃいけないジャンキーな自分をしっかりと見つめてそこから抜けるための一歩を踏み出さなきゃいけない虫が地中から 這い出すよ...
2024/07/23 06:00
わたしはわたし
わたしがわたし として産まれてわたしがわたし として成長してわたしがあなたに恋をしてわたしはあなたに成り替わるわたしはあなたに捨てられてわたしはわたしを見失うわたしはあなたじゃないわたしはあなたじゃないあなたがいなくなってもひとりぼっちになってもわたしは わたしわたしは わたしをちゃんと取り戻すために二人じゃなくひとりで頑張らなくちゃひとりで乗り越えなくちゃひとりで立ち直らなくちゃできるはずわたし...
2024/07/22 06:00
離脱症状に堪える
いつも遠い目をしてあなたは何を見ているの?すっかりジャンキーになった私はもう希望という名の妄想を抱く気力さえなくて目の前にある欠けた茶碗や紙くずやそんな がらくたたちがカタカタと音を立てて襲って来る離脱症状に堪えるこれを乗り越えなくては私は終わってしまうからジャンキーになった私をあなたは見てはくれなくて遠い目をしたあなたが何を見ているのか私にはわからなくて遠い目をしないでお願いだから私を見て#ネガ...
2024/07/21 06:00
生きるために必要なもの
私が生きるために必要なのは水と 酸素とあなたの 体温その体温を 突如 失ってある日 私は生きながら死んだ#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#苦しみ#闇...
2024/07/20 06:00
麻薬の思い
あなたと体を重ね合わせたそのあとは抜け殻になったこの心を持て余す抜けられないまるで 麻薬この依存を断ち切るには余りにも 孤独で呆然とテレビの画面を眺めてはどうやってこの現実を受け容れようかと思考できなくなった頭で 思う麻薬の快感などいっときのものですぐに離脱症状に苦しめられるとわかっていてやめられないあなたへの思いは麻薬抜けられなくなった沼依存心が 潰れる心が 潰れる#ネガティブのままでいい#シニア...
2024/07/19 06:00
真面目だねって言わないで
真面目だねって 言わないでください真面目なんて私にとっては褒め言葉でも何でもありません私は思い切り不真面目に生きたかったんです不真面目にだけど生きることが余りに苦しいと人は 真面目に生きるしかないんです苦しみの中で不真面目になるともっと苦しくなることがわかっていたから私は真面目に生きざるを得なかったんですいつか楽になる日が来たらそのときは周囲が驚くほど不真面目に生きたいと思います思い切り不真面目に...
2024/07/18 06:00
心の破片が刺さって痛い
心の破片が刺さって痛い安物の湯呑みみたいにわたしの心は欠けているから心の破片を修復しようとセメダインでくっつけてもガムテープでつなげてもくっつかないつながらない欠けた心で見る夢は不自然なまでに明るくて突如 消えてみたりする切れかけた電球みたいに正常さを失った心心の破片が刺さって痛いいつか粉々に砕けた心を海に 流してみたいいつか粉々に砕けた心を土に 埋めてみたいそしたら楽になるのだろうか正常な心より...
2024/07/17 06:00
涙を込めて渡した手紙
あなたと向き合っていたとき私はいつも胸を焦がす思いであなたを見つめてた冬に咲く花のように切なく灼熱の太陽のように熱くあなたを見つめてたなのにあなたはそんな私の気持ちなどおかまいなしに私とはまるで違う人を見ていたんだね私の姿に他の誰かを上書きしてその人を見ていたんだねわかっていたよ薄皮を剝ぐようにあなたの心が透けて 見えたからだから私はあなたに別れを告げたずだぼろになった心を押し殺して抜け殻になった...
2024/07/16 06:00
過去との別れ
まだ輝いているあなたのあどけない笑顔あなたの熱い胸あなたの高まりあなたの温もりあなたの全てを過去にして思い切り投げて海に捨てたあなたとの過去たちが音も立てずに海の底へと沈んで行ったさよなら あなたさよなら あなたいつかあなとの時間が悲しみの胸の痛みから暖かな夕陽のような思い出色に変わるその日までさよなら あなたさよなら あなた#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#人間#人生...
2024/07/15 06:00
理屈では割り切れない
理屈じゃないの猫を 抱きしめるのは理屈じゃないの心が 飢えるのは理屈じゃないのもう一度あの日に帰りたいと思うのは理屈で全て割り切れたらどんなにか楽でしょうに全てに原因があって結果があってそれゆえに猫を抱きしめるそれゆえに心が飢えるでも今 もはやそれは不可能であると割り切れたならどんなにか楽でしょうに理屈では割り切れないから人は苦しむ理屈では割り切れないから人は 悲しむ方程式のようには解けないのが人...
2024/07/14 06:00
あなたの真実
あなたのことをもっと知りたいけれどあなたを知るということはあなたが今までに流した汗や涙や血を見つめるということあなたの人となりが簡単にわかるということではない優しく 穏やかなあなたの向こうにある悲しみを 傷口を見つめるということ「他人の気持ちは わからない」そのスタートラインに立って初めてあなたの心に寄り添える夏になっても寒さの雨が 降るように冬になっても暖かな陽射しが刺すように#ネガティブのまま...
2024/07/13 06:00
孤独の風
世界中が私に無関心だ私のいのちには特に 価値もないし何の役にも立たないからそれも 仕方のないことかも知れないだからいつも ひとりで孤独の風に乗って彷徨う彷徨う先々で人々の髪を乱しては「私と遊んで」と せがむけれど皆 乱れた髪を直すだけで私には 気づかないこの世界の不条理の雨や矛盾の海や理不尽の空の中私は 彷徨う根なし草の不安を抱えたまま私は孤独の風に乗ってどこへでも行く自分を 受け容れてくれる人を...
2024/07/12 06:00
夢を買うのはやめました
夢まぼろしの世界からやっと目が覚めました夢を買うのはやめました潮が満ちればあっという間に崩れ去る砂のお城はもう作りません夢を買うのはやめました夢は買うものではなく現実の中で自分の力で掴むものです夢見る力を失くして途方に暮れてももう何の夢も見られなかったとしてもそれでも現実を生きるそれがいちばん大事だとよくわかったからやっと目が覚めました夢を買うのはやめました#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代...
2024/07/11 06:00
わたしは詩になる歌になる
わたしはわたしの詩になって溢れる涙のひと粒ひと粒で文字を 綴るわたしはわたしの詩になって流れる血の一滴一滴で文字を 綴る詩になるほどの涙と血を流しながらそれでも生き抜くしかないからわたしは 詩になる歌になる長い長い人生という小説の1ページになるわたしは 詩になる歌になる...
2024/07/10 06:00
お金がないという悩み
社会から 一切自分を遮断してカーテンを引いて真っ暗にして眠れないのならせめて妄想に耽っていたいと思ってもそんなときに限って容赦なく鳴る電話通帳の残高を嫌でも考えねばならないお金それだけは誰に話しても解決できない 悩み情やなさけで金は 増えない予定なんかないのにお金は出て行くばかり照りつける太陽が私を社会へと引き戻す父よ母よと何も知らずにすがってた幼い日に戻りたい父が母が いなければ何もできずに守ら...
2024/07/09 06:00
雨の日は優しい
今日はこんな昼間に珍しく 穏やかな気分だ休日のせいだろうかそれともこの雨のせいだろうか電線に 雨粒が並んで私のために 泣いてくれている泣けない私の代わりに空が号泣してくれている雨の日は 優しい街中が 涙に暮れて木々も小鳥も 花びらたちもみんな涙に 濡れているから雨粒の調べが私の耳に 心地良い雨が奏でる 幻想即興曲がこの耳に 優しい泣けない私の代わりにみんなが泣いてくれる泣けない私の代わりにみんなが...
2024/07/08 06:00
いと くるし
桜も見ずに嗚咽する はるはあけぼの海も無縁に汗と涙を 交互に噴き出す なつはよる紅葉みたいな血反吐吐く あきはゆうぐれそして凍える体を自分で暖めるしかない ふゆはつとめて繰り返す 四季はいと くるしたったそれだけの感情たちに支配されて生きている#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#苦しみ#闇...
2024/07/07 06:00
流した血の分だけ
流した血の分だけいつか報われるのだろうかどれだけ血を流しても先のことなどわからない安易な夢を見つづければ見つづけるほど傷は深くなる一方なのに安易な夢を見てはまた 血を流す流した血の分だけせめて 休ませて欲しいこの モノトーンの景色に一色でも色を添えて#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#苦しみ#闇...
2024/07/06 06:00
褪せた唇なぞるだけ
乙女たちが 集っては互いの夢を 語り合うきらきら きらきらその輝きは真夏の海の 水平線未来は 無限に広がっている私にもそんな時代が あったのねと思ってみても 帰れない乙女の頃には 帰れない未来は 既に見えている赤い唇 色褪せてとうに 春など行き過ぎてそれでも まだまだ生きるのか大人の 色香がまだあるなんて思ってみても今日も眠れぬ やつれ顔ただ ひたすらに褪せた 唇なぞるだけ#ネガティブのままでいい#...
2024/07/05 06:00
それでも人を求めてやまぬ
傷つけ合いすれ違い恨み節を 口ずさみもう 人なんか誰もいらんと思うそれでも暖め合い重なり合い互いの血の ぬくもりを感じると人と居たいと思う矛盾や 理不尽や不条理を 感じるのは人と関わるせいだけど いつも矛盾や 理不尽を解いてくれるのはやっぱり人と関わるせい悲しみや苦しみを一緒に背負ってくれるのもやっぱり 人で等しく赤い血が流れた 人を 求めてやまぬ声なき悲鳴のように人を求めてやまぬ#ネガティブのま...
2024/07/04 06:00
うつうつ雨のあとは
うつうつ雨が続いたあとは瞬く星に恋い焦がれ頭にかかった霞が晴れたら星を 集めてきらきらきらきら戯れる悩みごとなど 皆あの天の川に 溶けて遠く遠くに消えてゆく蝉の亡骸夏の跡吾子(あこ)の瞳の星の色#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...
2024/07/03 06:00
いまこそわかれめ
ほたるのひかりまどのゆきいまこそ わかれめいざ さらば春になると歌った歌昔々に歌った歌今はもう歌えないだって若木のようなあの頃のわたしはどこにもいないからほたるのひかりまどのゆきいまこそわかれめいざ さらばその歌に涙して友達と抱き合ったわたしはまだ人生の重たささえ知らなかったほたるのひかりまどのゆきいまこそわかれめいざ さらば昔々の 春の歌#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...
2024/07/02 06:00
生きるのがつらくて
やむのを忘れた梅雨の日の雨みたいに泣き明かす骨を断たれるみたいな悲しみに 堪える肉を削がれるみたいな苦しみに 堪える胸に手を当てて乱れた呼吸を必死に 抑える生きるのがつらくてただ生きるのがつらくて#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#苦しみ#闇#いのち...
2024/07/01 06:00
2024年7月 (1件〜100件)
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