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  • 年越し

    2022年12月31日 「年越しや空黄昏(たそがれ)の色を帯び」 いよいよ大晦日。寒さは和らぎ、穏やかな年越しとなりました。俳句を始めて半年。何とかここまで来ました。1日の午後平均1時間ぐらいはその日の句をひねり出すための時間になります。この時間は自分のことを振り返るとてもいい時間です。 来年の目標。やはり俳句は型から入る文芸です。5・7・5や季語や切れ字の理解に始まり、そしてそれに終わる。つまり型は俳句の基礎のまた基礎。これをしっかり勉強したいです。ここを1年かけてじっくり学んで、力をつけたい。読み返す教科書は『新版20週俳句入門』(藤田湘子著、角川書店)1冊のみ。これを完全にマスターしたい…

  • 門松立つ

    2022年12月30日 「角松立つ家の片づけ済まぬまま」 時間が経つのが本当に早い。この数日、年末の片づけを予定していたのに、予定の半分もこなせないまま今年も幕切れになりそうです。昨日はエアコンの掃除をしました。これが結構時間をとられて大変でした。最近は1台1万円で掃除を引き受けてくれる業者がいます。1台1万円は高すぎると思って頼みませんが、自分でやってみると掃除は慣れるまではなかなか厄介なものでした。要領がわかると楽にできるようになります。 部屋の窓ガラス拭きはまだ出来ていません。明日はこれにかかりきりになるでしょう。それと窓の網戸の掃除も要ります。これも水洗いから乾燥まで時間がかかります。…

  • 俳句ポスト365

    2022年12月29日 今年は新たに俳句を始めました。6月からは一日一句に挑戦。このブログとTwitterで拙句を紹介しています。その関係で、今年最も熱心にくり返し読んだ本は、『新版20週俳句入門』(藤田湘子著、角川書店)と『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)となりました。 俳句の投句も始めました。主に「俳句ポスト365」と「NHK俳句」の二つ。「NHK俳句」は、私の力ではまだ厚い壁を破るのは無理のようで、これまで半年間無採用。一方俳句ポストは選者が初心者にも優しくて、初級入選3回、中級並選1回という結果でした。今日も初級入選をいただきました。 以下、私の今年の入選句を並べま…

  • 御用納め

    2022年12月28日 「田仕事の御用納めや煙立つ」 今日は御用納め。会社や官庁と違い、農家には御用納めなどないのかもしれませんが、近所の農家を見ると何となく師走の片付けムードが漂っていました。きれいに手の入った畑は見ていても気持ちのいいものです。農家の畑は一般家庭の庭と同じですね。やっぱり綺麗になっているほうが、近くを通行する人も気持ちがいいです。 今年も残すところあと3日となりました。出来る範囲で家の中と家の周りの掃除をする予定。家の中はエアコンの掃除(今日やるつもりが、他の用事で出来なかった)、ガラス窓の掃除、いらない本の整理。いらない衣類の整理。家の外は、枯れ草の除去、玄関周りの水を使…

  • 寒ブリ

    2022年12月27日 「スーパーに寒ブリどどっと並びけり」 今日の季語は「寒ブリ」。スーパーに買い物に行ったら、正月用の食品が並びはじめていました。鮮魚コーナーには寒ブリの切り身がズラッと並んでいました。正月のお雑煮用に必ず必要なのがこのブリの切り身です。まだ客の数はそれほど多くはないのですが、店内では師走の慌ただしさを感じました。 今日は家の周りの落葉の掃除と溝掃除。そして垣根の木の剪定。歳のせいか1時間もしないうちに疲れてきたので、また明日以降に続けて作業をします。家の中のエアコンの掃除も予定しています。 「寒ブリ・ブリ」を季語にした句をひとつ。 「鰤網を越す大浪の見えにけり」 前田普羅…

  • 餅つき

    2022年12月26日 「立ちのぼる湯気や餅つき始まりぬ」 今日の季語は「餅つき」。今朝、もち米をといで餅つき機(正確にはパン焼き器)で餅をつきました。例年、鏡餅を含めて何度か餅つき機のお世話になります。餅つき機は好きな時に餅を作れるので便利です。 子供の頃は町内で臼と杵を使って餅をつきました。正月前の一大イベントでした。子どもたちが沢山見守る中で、女性がもち米を洗って蒸し、それを若い男性が交代でつく。もうそんな光景は特別の催しでも無い限り見なくなりました。寂しいですね。 今日の昼はこの餅を使った雑煮。人参、白菜、しめじ、鶏もも肉、ねぎ、豆腐を使い、味付けはゆず醤油です。つきたての餅の美味しさ…

  • 冬の日

    2022年12月25日 「午後まぶた閉じれば冬の日のなごり」 今日の季語は「冬の日」。今日の句では「日」ではなく「陽」の方が適当かもしれません。午後の南向きの部屋に日がさして、冬なのでわずか1、2時間ですが、暖かい時間があります。思わず目を閉じると、まぶたの裏に明るい太陽の残像が残っていい気持ちです。冬の寒い時期ならではの体験です。 日本列島は寒いクリスマス。これから大晦日までずっと寒さが続くようです。今年初めて作ったスケッチカレンダー「里山の仲間たち」を近所の人や朝の散歩仲間に配りました。来年もできれば作りたい。そのためには散歩道でスケッチの材料になる写真を1年を通して撮らねばなりません。特…

  • クリスマス

    2022年12月24日 「野猫らと分かつ喜びクリスマス」 今日の季語は「クリスマス」。俳句歳時記を見るまでもなく、クリスマスはキリストの生誕を祝うキリスト教最大の祭日です。今日はそのイブ。日本でもホワイトクリスマスを迎える地域が多いことでしょう。豪雪地帯では雪対策でクリスマスどころではないかもしれません。 クリスマスと関連した語を季語にした句をいくつか。 「へろへろとワンタンすするクリスマス」 秋元不死男 「星樹にて雪青くなり赤くなり」 山口誓子 「聖夜劇終へし天使が母探す」 遠藤若狭男 どの句も状況・情景がよく分かります。クリスマスを詠んだ句はとても多いようです。どの句もクリスマスの浮き立つ…

  • 年の暮れ

    2022年12月23日 朝起きると屋根や道路にうっすらと雪。道はところどころ凍っていて、歩くと滑りやすくなっていました。岡山市はまだこんな状態ですんでいますが、隣県の広島市や四国の高知市では今日は記録的な雪だったようです。 今日は倉敷市の病院に行くついでに久しぶりに行きつけの画材屋さんに顔を出しました。寒波襲来で倉敷の商店街の客足は鈍く、いかにも外国人観光客と思える若いカップルがわずかに目につく程度でした。画材を見ると、値上げが厳しい。輸入品の水彩紙や絵筆などはびっくりするほどの高値です。水彩画の画材は結構輸入品に頼っているところがあるので、絵を描く人にとっては大変です。 倉敷の商店街で売って…

  • 寒波

    2022年12月22日 「スケッチの筆先鈍る寒波かな」 今日は今年最後のグループスケッチ会。木曜スケッチ会(岡山)@岡山烏城公園でした。寒さは覚悟で、その準備はしていましたが、いきなり想定外の氷雨。そしてじわじわと凍りつく寒さ。この冬一番の寒波は明日から始まり数日続くという予報です。昼前に少し青空になって日がさす時間があったものの、その後はぐんぐんと気温が下がる一方。そんな状況下でも、今日の参加者15名、よく頑張りました。来年1月末に作品展を予定しているので、皆さん寒さに負けておれないという雰囲気でした。 私はグループの中では一番先に寒さにギブアップした方かもしれません。高齢になるとこういう寒…

  • マフラー

    2022年12月21日 「マフラーや散歩の人と猫談義」 猛烈に寒くなりました。庭の植物の葉が寒さで縮こまっています。うちの猫も急な寒さで体調を崩しました。慌ててエアコンの暖房温度を上げ、猫の寝場所であるソファーに敷いている電気アンカの温度も上げました。猫は風邪をひいたようで、食欲がこの2,3日落ちています。 朝7時に散歩に出ると、この寒さの中でもかなりの人がウオーキングや犬の散歩で歩いています。時々出会う猫好きのご夫婦と今日は運良く出会えて、私が作った地域の猫と小鳥のカレンダーを差し上げることができました。しばらく地域猫の情報交換で盛り上がりました。 冬は地域猫にとって一番厳しい季節です。この…

  • 木曜スケッチ会@岡山烏城公園

    2022年12月20日 12月22日(木)は今年最後の木曜スケッチ会(岡山)です。新型コロナの第8波が全国的に勢いを増していますので、十分感染対策を取ってご参加ください。 日時:12月22日(木)9:30〜12:30 集合場所:岡山県立図書館駐車場広場 参加自由・無料(どなたでも参加できます) 2023年1月31日(火)〜2月5日(日)には木曜スケッチ会第6回作品展を岡山県天神山文化プラザ第3展示室で行います。どうぞご来場ください。

  • 寒空

    「寒空や日暮れの部屋に灯もつけず」 今日の季語は「寒空」。今日は今年一番の寒さ。日本列島の日本海側では大雪です。日が暮れるのが早いので、ぼんやりと窓越しに外を眺めているといつの間にか日暮れの時間になってしまいます。 この季節の夕暮れは何となく寂しい。過ぎ去った過去のことをいろいろと思い出したりします。もう思い出してもどうにもならないようなことが頭をよぎります。特にその時間に来年の年賀状を書いたりしていると、1枚書くごとにその宛先の相手のこと、その人の昔の出来事や昔の情景を思いだすことになります。どうも最近はそういうのが苦手になってきました。 それで来年の年賀状には「高齢だから」という理由で「本…

  • 寒椿

    2022年12月18日 「君の姿目で追う朝や寒椿」 今日は岡山市は初雪。全国的に強い寒波に見舞われ、冬に雪が殆ど降らない当地でも雪となりました。雪は屋根や道路にうっすらと積もる程度ですが、気温が低いので日中もしばらく溶けませんでした。 今朝は町内の一斉清掃がありました。参加者に若い人が増え、世代交代が進んでいるのを感じました。私は30年前にこの団地に家を建てて移ってきたときは40代になったばかりで、町内でも若い方でしたが、今は完全に高齢者グループの一員です。あと10年もするとこの町内の作業から免除になります。 団地内はどんどん高齢化がすすんでいますが、一方で家を建て替えるところもところどころあ…

  • 賀状書く

    2022年12月17日 「若き日の友懐かしや賀状書く」 今日の季語は「賀状書く」。この五音で一つの季語です。年賀状を書こうか止めようか、いろいろ悩みながら、結局今年も書き始めました。形だけの年賀状の交換になっている人も多いので、その人達に対しては「今年で年賀状は最後にさせていただきます」と書くことにしました。年賀状を一度に全部はやめられないので、毎年少しずつ減らして行くことにします。 海外からクリスマスカードを送ってくれる人もいます。こちらからはE-メールで送ります。これからの時代、Eメールやスマホのショートメールでの新年の挨拶が増えるでしょう。 「賀状書く」を季語にした句を一つ。 「賀状書く…

  • 凍星(いてぼし)

    2022年12月16日 「凍星や庭の鉢植え軒下に」 今日の季語は「凍星」。これからの季節にふさわしい季語です。夜間から明け方にかけて凍りつくような寒さになりました。庭や玄関先に置いている鉢植えの植物を軒下に移しました。軒下だと北風や霜や雪をしのげて、植物も幾分楽かなと思います。 あと気になるのは、夏の間に大きく枝を伸ばしたサルスベリの枝落としです。サルスベリはこの時期強く剪定しても、春には元気に新しい芽を出して枝をのばします。それと、綺麗に紅葉しないで枯れてしまった紅葉の枝落とし。もう復活しそうにない枝を選んで切ります。更に夏の間伸び放題になっていた草とり。これはかなり時間がかかる厄介な仕事に…

  • 冬夕焼

    2022年12月15日 「冬夕焼け隣家の屋根のシルエット」 今日の季語は「冬夕焼け」。日暮れを迎えた部屋でライトをつけずに夕空を眺めていると、何となく感傷的な気分になります。人生にはいろいろなことがある。しかし人生は何しろ短い。あっという間に時間が過ぎていく。そして突然ピリオドを打たれる。それに比べて自然の何と雄大でおおらかなことか。時間のスケールが、気が遠くなるほど大きい。夕焼けを見ているだけでもそんな気分になります。 「冬夕焼」を季語にした句を一つ。 「冬夕焼みつめることを獣らも」 正木ゆう子 野生の動物達も冬の夕焼けをみつめているのだろうという作者の思いです。これには強く共感できます。自…

  • 白鶺鴒(ハクセキレイ)

    2022年12月14日 「吹く風やハクセキレイの声かすか」 今朝の散歩道でハクセキレイを見かけました。カップルで仲良く地面を移動していました。 俳句では鶺鴒(セキレイ)は秋の季語。キセキレイ、セグロセキレイなどが俳句に詠まれます。一方ハクセキレイは冬の鳥です。 「声が聞こえる野鳥図鑑」(文一総合出版)でハクセキレイを調べてみました。 「白い顔に、黒い過眼線(かがんせん)があるのが特徴。以前は北海道や東北地方の海岸などで繁殖したが、今では本州の中部まで繁殖の分布を広げている。水辺のほかに農耕地で昆虫を捕らえて食べる。冬は全国に移動して生活し、夕方になると街路樹や橋げたなどに数十羽から数百羽が集ま…

  • 紅葉

    2022年12月13日 「二つ三つ紅葉残して大樹立つ」 寒くなって来ました。木々の紅葉もほとんど落ちていますが、なかにはまだ二つ三つ紅葉をつけたままの木もあります。明日は強い寒波で強風が吹く予報なので、これらの木も全部葉を落とすでしょう。いよいよ本格的な冬の到来です。 午後、先日スケッチ会で描いた絵に加筆しました。現場(岡山・烏城公園から見た旭川)では時間が足らず、細部が描ききれていませんでした。1時間ほど手を加えて一応完成。 やはり絵を描いているときは充実感があります。 絵は現場で描いた感覚が大事です。現場のスケッチには基本的に変更は加えず、家の陰や水への建物の映り込みの追加、手前の木々の色…

  • パンジーの苗

    2022年12月12日 「パンジーや苗青々と光りおり」 今日の季語は「パンジーの苗」。パンジーは春の季語ですが、この時期売られているパンジーの苗は冬の季語だと勝手に決めて詠みました(こんなふうに勝手に季語にするのは駄目かもしれませんが)。 例年冬の時期に庭が寂しくなるとパンジーかビオラの苗を買って植えます。いろいろな色が売られていますが、私の好みは青・紫・白の混色です。青系統の色と白を混ぜて植える。それも規則正しく列植するのではなく、複数のボールを一度に転がした時にあちこちにボールが転がるようにランダムに植えるとよいと何かで読みました。毎年そのとおりに植えています。 これから冬の寒さを迎えて、…

  • シシガシラサザンカ(寒椿)

    2022年12月11日 「山茶花のつぼみ膨らむ夜明けかな」 普通のサザンカにかなり遅れてようやくシシガシラサザンカのつぼみが膨らんできました。シシガシラサザンカは別名寒椿。特に関東ではこの寒椿の呼び名が一般的のようです。 我が家の庭のシシガシラサザンカは、30年前に家を建てた時に一番初めに入れた庭木の一つなので、特に愛着があります。しかしその割には手入れが雑かもしれません。実際今日ブログ用に写真を撮ったら、葉っぱの色が一部黄色くなっているのに気付きました。年に一度世話をしてくれる植木屋さんが春に「肥料が足りませんね」と言っていたのに、夏の暑さもあって対応できていませんでした。今週は頑張って緩効…

  • 冬の雨

    2022年12月10日 「空恨む鳥の声して冬の雨」 冬の雨のあとには寒波が控えています。年末に向かって日毎に寒さが増してきました。 今日は注文していた私製の卓上カレンダーが出来上がってきました。やはり嬉しいです。 スケッチカレンダー「里山の仲間たち」というタイトル。12枚の野猫と野鳥のスケッチ。朝の散歩道でデジカメを向けて対象物を撮影し、あとでその写真を見ながら水彩でスケッチしました。コロナ禍で遠くにスケッチ旅行に行くことができず、代わりに自宅の周りの生き物をスケッチしてきた3年間でした。 1年後の来年の年末にも、できればまた新しいカレンダーを作りたい。これが次の目標です。小さな目標を少しずつ…

  • 冬空

    2022年12月9日 「冬空や散髪のたび知る齢い」 今日の季語は「冬空」。今日は月に1度の散髪の日。もう20年ぐらい通っている散髪屋さん。最近は散髪をするたびに白髪が増えたのと髪が減ったのが気になります。もうこれは老化に伴うことでどうしようもないこと。私の場合、自分の見かけで老いを感じ始めたのはこの2,3年です。それまでは結構若いつもりでいましたが、髪だけでなく、顔のしわやシミ、目、口の中(歯)、内蔵など、さすがに70歳代だという実感がわきます。 老化を遅らせるために自分が心かげていることは、毎日最低5000歩の散歩、毎日のラジオ体操、筋トレ、野菜や果物の多い食事、牛乳やチーズなどの乳製品の摂…

  • 冬景色

    2022年12月8日 「冬景色川辺りの街描きけり」 今日はグループのスケッチ会。木曜スケッチ会@岡山・烏城公園です。参加者は16名でした。晴天で最高気温15℃で絶好のスケッチ日和。岡山の烏城は最近天守閣の改修工事が終わり、新しい姿を見せていました。観光客もかなり多いと思いました。 今日描いたのはその烏城ではなく、烏城公園から旭川の土手の道に出て、そこから見える旭川の対岸の風景です。気持ちよくスケッチしましたが、2時間半弱のスケッチ時間内には描き終えられませんでした。最近歳のせいかやや筆が遅くなった気がします。画風も変わりつつあります。はっきりした線を好んだ以前に比べると、今はぼんやりぼかした絵…

  • 枯尾花

    2022年12月7日 「君の目に射られし朝や枯尾花」 昨晩はその前の晩のサッカー生中継テレビ観戦の寝不足を解消する快眠でした。夜中にトイレに立つこともなく、久し振りに熟睡しました。 今年6月の半ばから始めた俳句の一日一句。ほぼ6ヶ月が経ちました。そのため、このブログもタイトル通りに行かず「俳句ブログ」に変わってしまいましたが、今年中(あと20日あまり)はこのペースで行きたいと思います。お許しください。 俳句を始めて思うのは、句を詠むと心の微妙なバランスが保てるということです。1日ごとに区切りがついて、自分の心の軌跡を短い17音に残せる満足感。これはやはりいいです。 今日の句は、毎日の朝の散歩で…

  • 木曜スケッチ会(岡山)開催のお知らせ

    2022年12月6日 12月の定例木曜スケッチ会を以下のとおり開催します。 日時:12月8日(木)9:30 — 12:30 場所:岡山・烏城公園周辺 9:30に岡山県立図書館駐車場付近に集合してください。参加自由・無料です。 今日の俳句 「午後からの日ざし楽しむ冬日かな」 午後からの2時間ほどの日ざしがとても貴重な季節となりました。スケッチ会では朝の明るい光の中で3時間スケッチし、午後に参加者全員で簡単な講評会をします。 以前に描いた烏城公園のスケッチ

  • 寒菊

    2022年12月5日 「寒菊や伸びし背のさき白き花」 今日の季語は「寒菊」。『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「寒菊・冬菊」を見てみました。 「菊の花期は思いのほか長い。霜が降りた庭に、なお咲き残っている菊を見ることもある。一般には、そうした冬になっても咲いている花をいうが、別に寒菊と呼ばれる自生種(アブラギクの変種)が西日本にはある。」 「寒菊・冬菊」を季語にした句を一つ。 「冬菊のまとふはおのがひかりのみ」 水原秋櫻子 なんてきれいな句なんだろうと感動します。たった17音でこんなに見事に冬菊の様子を描写する。それも単なる描写に終わらずに、冬菊の放つ光や美しさを表現して…

  • 落ち葉

    2022年12月4日 「黄昏の校庭に舞う落ち葉かな」 今日の季語は「落ち葉」。ちょうど今、あちこちで落葉のピークです。私は以前11月に「落ち葉」を詠んでいます。何度でも使いたくなる季語です。夕方、今日はずいぶん暗くなるのが早く、あわてて近くの小学校の校庭まで歩いてでかけました。運動場の中にも落ち葉が舞っている状況を予想して、予め句を用意して出かけましたが、行ってみると、運動場の中は綺麗に掃除されていて落ち葉はなく、周囲の植木の下に落ち葉がたまっているだけでした。子どもたちが普段から掃除しているのかもしれません。 「落ち葉」を季語にした句を一つ。 「大木の落葉を仰ぐ五六人」 橋本鶏二 五六人の人…

  • 木枯(こがらし)

    2022年12月3日 「木枯や採血室の人の列」 今日の季語は「木枯」。だいぶ冬めいてきました。昨日行った病院では血液検査を受けました。年に1回の定期検査です。この地域の基幹病院のひとつなので、採血室も20人ぐらいのスタッフが採血にあたっていました。待合室の沢山の長椅子も人でいっぱいです。もう見慣れた風景ですが、師走なので一層あわただしい感じがしました。 『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「木枯・凩」を見てみました。 「晩秋から初冬にかけて季節風の吹きはじめの冷たく強い風で、木の葉を落とし枯れ木としてしまう風の意味。古くは和歌では秋の風としても詠まれた。なお北国では雨を伴う…

  • 日向ぼこ(ひなたぼこ)

    2022年12月2日 「サッカーで寝不足の午後日向ぼこ」 今朝は3時半に起きて4時からの日本対スペインのサッカー試合をテレビで観戦しました。 前半は完全にスペインに押され気味の0−1。しかし後半日本は見違えるほど攻撃的になり、そして最後2−1で逆転勝ち。対ドイツ戦での勝利に続き、劇的な勝利でした。 今日は朝から病院で検査。帰宅後、冬の太陽が暖かい部屋で眠くなりました。 『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「日向ぼこ」を見てみました。 「冬とはいっても、日ざしのうららかな日がある。そんな日の、ぽかぽかとあたたかな日だまりでうつらうつら時をすごすのは、まさに極楽という感じ。縁側…

  • 白菜

    2022年12月1日 「白菜の葉の広がりのすこやかさ」 今日の季語は「白菜」。朝の散歩道で所々に白菜畑を見かけます。近寄ると、きれいな緑色の葉っぱが大きく広がって、寒い季節の太陽の光を懸命に集めようとしているその姿がとてもけなげです。 師走に入って、食事でも白菜を使ったメニューが増えてきました。鍋物などには欠かせない野菜です。『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「白菜」を見てみました。 「中国原産で、わが国には明治時代に渡来。卵形の葉が固く結球し、柔らかい葉と白い肉厚の葉柄の部分を食べる。漬物に鍋物に、冬の食卓には欠かすことができない。」 「白菜」を季語にした句を一つ。 「…

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