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亭主の好きな赤烏帽子
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2012/03/14

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  • ★智笑ポエム「わたしのサンクチュアリ」(2022,3/31)

    サンクチュアリ、私の秘密の場所───きみを想ふて丘の辺に上る丘の辺のなんそ愛(かな)しき今年またきみに逢はむとて白州に游ぶ捨てられし畑にきみはまた今年も放恣と…

  • ★智笑ポエム「生物季節観測」

    「生物季節観測」観測種類が減って来ている。/仏の座はなの台(うてな)はなけれとも/目視する大の大人が花の下「生物季節観測」さくらさくら/芽吹きくる皇帝ダリア小…

  • ★智笑ポエム「さくらさくらさくら」

    さくら、さくら、さくら…「さまざまなこと思い出す桜かな」(ばせう)フクシマ「浪江の桜」。請戸川沿いに。 /夜桜や青山墓地を横切りて/寝転んでヒルズを遠く花の墓…

  • 智笑ポエム「e-の囁き」

    e-の囁き。/紅李(べにすもも)花を余して放棄地に/ムスカリのつい踏み外す放棄地に/ムスカリのまずは最初の青さかな/タンポポのまだ珍しき三月の/里芋を植えて鵯…

  • 智笑ポエム「豚が空を飛んだとしても」

    ある晴れた日に豚が空を飛んでいるだなんて豚が空を飛んではいけない、だなんて云ふ決め事は無かった桃色の豚さんが次々と空を飛んでいくつもの山々を越えて向かうの空へ…

  • 智笑ポエム「春の長雨」(さて一夜明けて)

    やあですね、春の長雨…さて、一夜明けて。/饂飩(うんどん)を箸を上手に生身魂嚥下のことをしばし忘れるば様はついに自分でお箸を使って食べ始めた。/ばーさんとテー…

  • 智笑ポエム「卒業子」

    美しい朝と云ふものがあって溌溂としてゐる晧然としている自信ありげでトースターからパンが飛び出る三月はもう色んなパステルが溢れ出て花の色に街中がなにか賑やかにな…

  • 智笑ポエム「聞こえないを聞きに」

    聞こえない木下さんについて聞こえないを聞いてみて話をしてみたあなたは想像すればそれで済むよねそれで優しくなれると云ふがやさしさが井戸の中に落ちた青い空に白い雲…

  • 智笑ポエム「春愁」

    春愁───あすこに山がある。また古びた梅木に逢わんと丘野辺に上がって来た。丘の辺なんぞ愛(かな)しき。足元には青の眸眸、イヌフグリが燦燦と陽に咲きほころび、放…

  • 智笑ポエム「狸が畑に出たよ」

    狸が畑に出たよ。/花粉時季ティッシュ即ち花の山/ほのぼのと歩荷の笑顔地球踏む(TVで見て)/天に地に気圧孕みて小雪かな3/23辺りがぐっと冷えて来たと思ったら…

  • 智笑ポエム「断章」

    第一章───ふんぞり返りわれにどんどん桃色に肥えてゆく家を突き抜け街を突き抜けそれでもどんどん大きくなってゆくことなんかあるのか悔悟があるから足を踏みしめ手を…

  • 智笑ポエム「運命論者」

    他者の気配が差し出されて思いがけなくどぎまぎするわたしがつくったモノの形の中へたくさんな人が出は入りしてわたしは運命論者のやうに佇立して道路に投げ出された大き…

  • 智笑ポエム「果てもない夢想」

    まあるい眼鏡はなんのためそれで世間を覗きますおかあさまに云ひつけますよおお、お姫様はお屋敷から庭に出て鳥遣いが鳩を枝に呼びつけます高い給水塔にはその下にうまく…

  • 智笑ポエム「春は大跨ぎで」

    春は野を越え、川を越え、畑を越えて、それはそれは大跨ぎでやって来た。/芽を出して春の用意を整えし/洗車して雪の汚れをアルプス市/洗車して水温みけりなにもかも/…

  • 智笑ポエム「せっせっせ」

    お手玉を投げ合うて投げ合うてあんたがたどこさせっせっせそは母と娘の遊びごとせっせっせはずれたよせっせっせ、どこ見てるのかなせっせっせ、あ~落ちちゃったね寝室の…

  • 智笑ポエム「一人旅、北へ向かへば北を指す」

    一人旅、北へ向かへば北を指す。/待春や赤い鼻緒のじょじょ履いて/冷蔵庫の微音あしたは晴ぁれ/どこやらに声の聞こえる春談義/屁ぷりむし有象無象に有耶無耶に/三ン…

  • 智笑ポエム「全介助から」

    “全介助”から自分で食べれるように少しずつ。 /㐂寿はまあまこと賑やか草萌える/春愁は朝霜のごと露に消へ/春愁や「春は名のみ」と唄ひけり/翠子を地に下ろしける…

  • 智笑ポエム「ロードサイドフレイム」

    眼鏡屋さんに寄るとドラッグだなんてなんかお医者さんみたいだな街道の脇はお隣のどこかが回転寿司で眼鏡屋さんに寄ると愛想のいい執事がすぐに出て来て慇懃に挨拶をする…

  • 智笑ポエム「ば様──命のほとりに」

    /頁繰るばばに震顫(しんせん)をさまりて眼は見えねども文字を探しぬ不思議だ。テーブルの上に冊子を置いておいたら… 夜辺(よべ)になると食堂はおだやかに平和にな…

  • 智笑ポエム「永遠の時の刻のなかに置かれて」

    花が身投げするわけはなからう朝のバルコンには光が波のやうに押し寄せ粒子がそこいらぢゅうにあふれてしまふ 高速道路だから乗ってしまへばもう引き返すことは出来ない…

  • 智笑ポエム「靴があふれる」

    春は足元を軽くするがよからう軽くするのがよからうとうちの甚六はまた靴を買ったズックのお洒落な奴だ空にででもうきうきと出掛けられさうな奴だ何考えてんだらうねおつ…

  • 智笑ポエム「掃いて捨ててしまへ」

    名前を憶えやうとするがなかなかうまくいかないひぃんらがなにしてみたり片カンナにしてみたり遠くで読んでみたり近くで嗅いでみたりしたが三っつまではなんとかあとは誤…

  • ★智笑ポエム「日の賜物」

    日の賜物───朝に陽を拝みよかれと思ふ家居と畑をぐるりと歩き昨日植えた薔薇の挿し木の元気を確かめるばんばーよかったねけふはお天気がいいよどうかね縁先から何か見…

  • ★智笑ポエム「逃走」

    不機嫌な二月が過ぎでも3月に目途が立っているわけではないさうかうするうちに舗石の隙間からは雑草が顔を出し始め多くの汚れた靴がその上を踏んでゆく行進、と云ふほど…

  • ★智笑ポエム「たーくらたー」(庭仕事の愉しみ)

    たーくらたー。庭仕事の愉しみ。/たーくらたーには手仕事でもしているのがいいのさ/庭仕事の愉しみなのさ/行けばゆく/行く先々にはなんでもある/鍋の底にはなんにも…

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