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畑に吹く風 https://blog.goo.ne.jp/yukiguni01-47

 雪国魚沼生まれの魚沼育ち。生粋の田舎人です。愛犬マックスと共に畑仕事や魚沼の自然を紹介しまします。

 早期退職をして早六年。細々と始めた個人経営の農産物直売所の営業も五年目のシーズンを無事に終えています。 無農薬、減農薬を主体とし、減化学肥料、有機主体の農業に挑戦しています。 石の上にも三年。徐々に畑の趣旨も知られるようになり、長岡の「越後の台所 すずきち」は大のお得意さん。なんと、お店には私たち夫婦と私の畑の写真が沢山掲げられていますよ。

スベルべ
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魚沼市
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魚沼市
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2012/03/02

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  • 連載290「村の渡しの船頭さんは」(その1)

    村の渡しの船頭さんは(その1)「村の渡しの船頭さんは今年六十のお爺さん」この童謡は皆さんがきっと一度は耳にしたことがあるでしょう。いえ、子供のころに歌ったという人も少なくはないと思います。1941年に作られた童謡ですから、和号で言えば昭和15年という事になります。太平洋戦争が戦局の悪化で泥沼にはまるような状況になっていった時代に、よくぞこんな牧歌的な童謡が生まれたものだと思う。と、時代の話にしたいわけではない。最近になっても、つい鼻歌気味に口ずさむのだが、歌詞を口にしていて、ふと迷う言葉が歌詞にある。「今年六十のお爺さん」え、六十でなくて、七十だったかな。なんて冗談でもなく迷ってしまう。歌詞を調べてみると、原詩は間違いではなく、七十歳ではなくて六十歳のお爺さんなのでした。今は六十歳でお爺さんなどと呼ばれた...連載290「村の渡しの船頭さんは」(その1)

  • 秋野菜の残渣を片付ける

    サツマイモ植えの準備で畑を耕す前にやることがある。秋野菜の取り残しを片付けないと、邪魔になる。春になり人もカラスも残りを食べたがもう終わりです。こんなに残していたのかと、驚くほどの大根の量。大根類は雪の下から出た直後は食べられなくもないが、日が当たるとすぐ不味くなるし、傷む。右の緑色のマルチは、青梗菜などを作った跡です。葉物類の一部はマルチに穴を開けて種を蒔き、栽培していました。勿体ないほどの葉物野菜もありますが、全部片づけなければならない。塔立ちした葉物、蕪類の芽などは美味しい。リアス赤カラシ菜だって美味しいのですが。昨日の午前中は同級生が残り全部を片付けて、堆肥の散布までやってくれた。スベルべは午前中は下の畑で植えものをして、午後にトラクターで行き、全部耕したのでした。秋野菜の残渣を片付ける

  • 堆肥を畑に撒き笑愛を撒く

    今度は無事に下ろし終え、カエルダンプカーを見送る。価格は一台5千円プラス消費税ですから、高価なのか安価なのか。そして、同級生に連絡すると早速して来てくれる。一輪車で小運搬して、それをスコップやレーキを使って均す。粒々はその後蒔いた鶏糞ペレット。これが「笑愛」です。連作障害が無いと謳われそこが気に入った。有機JAS対応というから嬉しいですね。消石灰などと混用すると、活菌態の効能が無くなるからという注意さえあります。その、「笑愛」を散布するスベルべのスタイルです。メガネは作業用の上に簡易式サングラスを取り付けています。こうして、ジャガイモ作りの肥料散布は終わりました。仮植えした種ジャガイモももう少ししたら芽が伸び植えられることでしょう。(終わり)堆肥を畑に撒き笑愛を撒く

  • 堆肥の搬入が難事業に

    魚沼市が取り組む事業に堆肥の製造がある。畜糞、栽培キノコの菌床残渣、食物残渣などを発酵させて堆肥にする事業です。ただ、注文を受け付ける窓口はJAなのだからややこしい。市からJAへの事業移管も話し合われたようだが、コストの問題か結論はまだ。JAに発注すると折り返し市の有機センターから着電。すぐに配達すると言い、4トンダンプで来てくれたが大スタック。動けなくなった。その後、何日かして今度は1トンダンプで再度配達。普通トラックの上にキャリアを取り付けた優れもので、これは使えますね。付属の小型エンジンを始動するとスイッチ一つで持ち上がる。親切な対応と仕事っぷりは嬉しかった。これでこの後の農作業も進みます。でも、この堆肥はやや問題もある。元材料の比率などが不明なのです。そのために、いくらこの堆肥をたくさん使っても、...堆肥の搬入が難事業に

  • 見えても採れない独活もある(2終わり)

    これも別の群生で、やや細い独活が並んでいる。この頃は毎年独活の先端がカモシカに齧られてしまうのだが今年はまだ無傷でした。ここでも、最も太い物から順に根元を掘りだして採る。左の短い一本など、勿体ないほどの小ささ。これくらいだと全体が生で食べられます。満足して斜面を下りながら、上方に目をやります。ゼンマイが伸びていますよ。以前だったら誰かが採ったのに今は誰も採らない。いえ採れない。枯れた独活が幾筋も見えますね。これも独活を探す目当てになります。これだけの急斜面になると雑木も全くない。掴まる手がかりも足場も無く採る手段はない。初物は生で、味噌をつけて食べたいと思ったらスベルベママはキンピラに。そして、娘たちにも食べさせたいと、数少ない初物は分けられて進呈することになった。(終わり)見えても採れない独活もある(2終わり)

  • 初山独活を採りに行く(1)

    雪は完全に消えたが、寒暖差の大きな日々が続く。日当たりの良さに誘われて、独活(うど)を採りに行ってみた。スミレはオオバキスミレかな。急斜面のために雪が留まることがほとんどない場所。それでも、伸びたかと思った独活はまだこの程度でした。少し早いですね。向こう側には雪のために根元が曲がった雑木。二本の長い枯れ枝のようなものは、独活の大木の枯れたものです。群生を見つけたけれどもやはりまだ小さい。それでも食べたくて、最も太く長いと思われる独活を採ってみた。根元の土を草取り鎌でそっと掘り起こし、慎重に切り取る。宝石にも似たかのような、鮮やかな色が現れます。このまま食べたい。(続く)初山独活を採りに行く(1)

  • 畑の周りがお花畑に

    山の畑は我が家との標高差は140メートルほど。雪の消え方が舌とは違い、10日から2週間ほど遅く雪が消えた。山の畑に行くと、道路を挟んだ隣の草むら(元畑)はカタクリが開きお花畑状態。カタクリの花は、朝の寒い時間帯は花弁が閉じている。太陽が昇るにつれ、満開状態になり、それも過ぎると花弁はそっくり返る。つややかで、美味しそうに見える葉が日に照らされて光る。実際このカタクリの葉は山菜としても食べられます。山形県小国地方では乾燥して売られていた。軽トラの前方に見えるマックスの柿の木はまだ芽吹いていない。軽トラとカタクリ畑の間、軽トラのすぐ前に緑の草むらも見えます。拡大すると正体が分かります。山菜として食べられる「しゃく」です。別名「山ニンジン」とも呼び、実際香りはニンジンの若葉と全く同じです。3月末から今日現在まで...畑の周りがお花畑に

  • 認知症チェックの翌日はバドミントンコーチ

    認知症テストの翌日は今年初めてのバドミントンコーチの日。10数年になるのかなー。母校でもある小学校のクラブ活動のお手伝いです。スベルべは第二回の卒業生になります。当時の同級生は98人。詳しくは聞いていませんが、現在は全校で60人にならないのではないでしょうか。今年のバドミントンクラブは4・5・6年生合わせて8名でした。古い付き合いのバドミントン友達と二人でコーチ。最初は毎年基礎打ちを見せます。初めてラケットを握る子供もいるから大変です。シャトルにラケットが当たらない子供さえいるのですから。本格的に教えるには、回数、時間が足らない。先ずはルールと、バドミントンの楽しさを教えて、興味を持たせようと思っています。楽しそうにシャトルに戯れる感じなので、スベルべコーチは言います。次はコーチが墨を持ってくるからな。シ...認知症チェックの翌日はバドミントンコーチ

  • 八重山諸島への旅(旅の終わりに)

    偏西風の関係でしょうか、往路よりも復路の方が飛行は順調。飛行速度は時速1千キロを超えています。高度は1万1千mを超えて外気温はマイナス51℃。砂浜が広くなっているところが見えます。なんと、鳥取砂丘だというから驚きです。行ったことも有るけれど、広大でしたがねー。時々モニターには飛行機の現在地が示されます。能登半島を過ぎたら、新潟空港はもうすぐ。最後の飛行機の旅を満喫します。新潟市の上空に到着し、越後平野の上を大きく旋回。どうやら、一旦通過して反転し、北方から滑走路に進入、着陸をするようです。時刻は午後4時を少し過ぎています。まだ通勤時間帯には早いのですが、バイパスでしょうか、道路は車列が連なる。軽い衝撃と共に無事に新潟空港に着陸です。何回にも分けて紹介した「八重山諸島への旅」にお付き合いいただきありがとうご...八重山諸島への旅(旅の終わりに)

  • 八重山諸島への旅(帰路の空)

    四日目は「やえま村」を見たり、石垣焼工房を訪れたりして空港へ。空港内で自由食の昼食を摂り、手続きを済ませて飛行機に搭乗します。帰路も座席は28番のA・B席で窓際。翼のすぐ後ろの席であり、天候も良くて下の景色も良く見える。多良間島でしょう。小さくて丸い島です。短いながらも飛行機の滑走路らしき直線も見えたりして、島の暮らしの一端がうかがえる。桜島が見えると機内放送が告げたが見えない、反対側のようです。その代りに阿蘇山の噴煙が良く見えます。周りを取り巻く外輪山の内側の村がよくわかる。次に見えて驚いたのは「鳥取大山」です。中国地方では高くて、スキー場さえあるほど積雪があるというが、小さく見えます。(続く)八重山諸島への旅(帰路の空)

  • 認知症検定!

    初めにお断りしておきますが、これは受験対策ではありません。何を思ったのか、札幌在住のスベルベママの姉上がラインで進めてくれた本ですからね。確かに面白いし、思わず夢中になってしまいます。孫用に間違い探しの本を二冊購入し、それぞれの家庭にプレゼント済み。昭和レトロというか、懐かしいイラストがたっぷり。勧めて下さった本は二冊でした。これはこれでまた面白い。でも、脳の変化には二週間必要なようですよ。おや、認知症対策ばかりではなくて子供の記憶力アップにも良さそう。実は一昨日、自動車学校で指定された「認知症判断テスト」を受けてきたのでした。10人ほどの受験者は、皆さんが心配そうでそわそわしておられました。試験官の女性も「私が言うまで問題集は開かないように」なんて子供を諭すように。試験問題は簡単でしたが、ひっかけ気味の...認知症検定!

  • 大人気のナスの種を蒔く(電熱シート)

    種蒔き培土を均一に詰めた連結ポットに種を蒔き、同じ培土で軽く覆土。その後は、如雨露で散水して水分の浸透を待つと種蒔きは完了です。ほぼ、水分が浸透し周りの水も切れたら電熱シート上へ。6×6で連結ポット一枚で36穴。これを3枚分蒔いています。ま、例年並みかな。旅行から帰り、すぐにネットで注文した足らない種。今年はどうしても作りたかった「サンマルツァーノ」の種も注文翌日には到着でした。ナスは美味しくて評判の「山本ナス」と「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」も。ヴィオレッタ・デ・フィレンツェの種は友人が自家採種したものを頂いていました。何年も使い続けている電熱シートも故障はない様子。青色ランプが正常通電を示し、負荷は温度調整でスイッチが入ったり切れたりを繰り返す。後は発芽を待つのみですね。ツバメが作業所である地下に...大人気のナスの種を蒔く(電熱シート)

  • 川平湾のグラスボート

    旅も終わりに近づき、楽しみにしていた川平湾に向かいます。ここでは、船底がガラス張りになったグラスボートに乗り湾内の改定を見物です。船尾部分に掛けられた梯子を上り船内へ。ずらりと並んで見学に出発。この光景で参加者の年齢構成もほぼ分かりますね。サンゴ礁の上を進む。楽しみにしていた子供の大好きなニモ(カクレクマノミ)は?目を凝らしてみていると、いました居ました可愛いニモが。三匹居るけれど分かりますか?食事にグルクンの空揚げが、二回も出たがそのグルクンの群れも。そして、数10センチはあろうかという大きな魚の泳ぐ姿も見られるのでした。グラスボーノ船長は海底の見物ポイントを熟知していて、速度を上げてはそこで停止。この船長に限らず、運転に従事する島の人々はガイド役も兼ねていて、ジョークも交えて面白く説明。年配者が多いと...川平湾のグラスボート

  • 大人気のナスの種を蒔く(山本ナス)

    昨年晩秋に自家採種していた、「山本ナス」の種です。魚沼の地も平地の雪はほぼ消えるでしょう。そろそろ種蒔きも始めることにします。やや高価ですが、確実な発芽を促すには購入した種蒔き培土を使用。連結ポットに培土を詰めて、種を蒔き覆土します。この連結ポットは36穴です。自家採種であり種はたっぷりあるので、一穴二つ分ずつの種を蒔く。覆土にも種蒔き培土を使い、種の厚みの2~3倍の土を掛けて軽く押し付ける。そして、何年も使い続けている電熱シートを引っ張り出して広げる。畳んで仕舞っていたので、やや折しわが出来ているが、問題ないでしょう。これがコントローラーで、指定した温度を一定に保つのが役割。電熱シートとコントローラーのセットは二組あります。最盛期にはそれでも足らないほどだった。畑の絶対的耕作面積を減らしたので、必然的に...大人気のナスの種を蒔く(山本ナス)

  • 柳青める魚野川

    「やわらかに柳あおめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに」ご存じ啄木の歌。わが魚野川の岸辺の桜も緑色の芽吹きを見せ始めてくれている。今年は少し早いかな。下流方から上流方へと目を転じます。関越自動車道の高架橋や、宇賀地橋の向こうには山裾に隠れ気味の権現堂山も。12年前の新潟福島豪雨の際には、岸辺の木々はすべて流されすっきりしていた。10年余りの時間の重さでしょうか。いつの間にか木々は再生した。おや?向こうの木の上は?カラス、カラスの巣ですよ。子供のころの好奇心を持ち続けているというか、鳥類の巣を見つけるのは得意ですよ。一緒に歩いていたスベルベママは暑くなり、防寒着のヤッケを脱ぐ。雪は溶けたが、まだ土は降ったり止んだりの雨になかなか乾かず、仕事にも手が付かない。この時は雨は降っていなかったけれど、遠くがかすむの...柳青める魚野川

  • 八重山諸島への旅(驚きの石垣焼)

    石垣焼の工房を見学します。石垣ブルーと言う見事な青色が特徴ですが、釉薬ではなくて材料から生まれ出る色という。窯変油滴天目茶碗と言う奇跡の焼き物が存在する。中国の南宋時代に焼かれたもので、日本に輸入されて確認されているものは三点だとか。日本にある三点は国宝に指定されているという。しかし、テレビの人気番組「開運お宝探偵団」に出品された際に物議を呼んだ。有名な鑑定家は本物と断じ、2千5百万円の価格を付けたのだが、真贋論争に。偽物と主張する人は、本物がその値段では安すぎる。億以上の勝ちはあるものだという。ここでも、運の良いことに夫婦並んで見ていると、この窯元の作陶家が説明。「私が焼いたものですが、同じものが大英博物館に私の写真と共に展示されているはず」と。写真では表現しきれない美しさ。これが石垣ブルーなのでしょう...八重山諸島への旅(驚きの石垣焼)

  • 語彙力図鑑

    興味深い本を週刊誌の書評欄で見つけました。娘たちに、見つけたか、読んだかと質問する。「欲しいと思っていた」なんて言う返事も。そこで、さっそく幼い孫たちのいる娘家族にと二冊を発注。発注翌日には配達される。覗き見たスベルベママは「私も見たい」と言うので追加発注。そうですよね、頭の柔軟な12歳ころまでには身に着けたいですね。日頃耳にする最近の言葉は乱暴で、耳障りも良くない場合が多い。全くその通りの内容。別に高貴な、やんごとなきお方が使う言葉ではなくてもね。やはり、お互いが感情を害する言葉よりも他の言葉、言い方ってありますよ。大人が読んでもなるほどと思う内容も盛りだくさん。言葉で相手に物事を知らせるって、大切な事でコミュニケーションの第一歩ですよね。最後にはこんな分かりやすい索引まで付いていて親切な事この上なし。...語彙力図鑑

  • 八重山諸島への旅(星の砂浜)

    竹富島では有名な星の砂浜へと歩きます。「白いサンゴの一本道は星の砂へと続く道サーツンダラカムシャママタハリーヌ♪」ビギンの歌です。遠海はグリーンが濃く見えて手前の浅海は少し濁り気味。星の砂の正体は実は砂ではなくて、海藻に生息する有孔虫の抜け殻なのだとか!海が荒れた跡などには多く打ち寄せられと言うがさてどうかな。皆さんが喜びはしゃぐ巣は見えないから、どうも星の砂は見つからないようです。皆さんが砂を手に掬い取っては眺めている。しかし、有ったー!なんて歓声は一つも上がりません。砂の粒を手にして子細に眺めるけれどやはり見つからない。でもね、見つからなくても大丈夫。砂浜の陸地寄りには売店があり、売っていますから。(続く)八重山諸島への旅(星の砂浜)

  • 我慢できずに見に行くコゴメ(食べる!)

    山裾のコゴメは諦めて、自宅近くの魚野川の支流に行く。水際の雪解けの早い場所には、少ないながらも青々としたコゴメが見えるではないか。足元に注意し、川に落ちないように気を使いながら採ります。さて、収穫したばかりのコゴメと、トウ菜を一緒に早速お浸しに。懐かしい早春の味です。雪国で暮らす人々にはたまらない味となるのです。夕食のメニューには何が良いかと相談の結果、津南ポークのモツを炒めることに。一緒に炒める野菜は、玉ネギとそして採ったばかりのコゴメを軽く茹でて使いました。小皿に取り、少量の醤油を掛けて頂きます。塩沢のお酒「鶴齢」の冷がぴったりで、春の宵を楽しむことが出来ました。(終わり)我慢できずに見に行くコゴメ(食べる!)

  • 八重山諸島への旅(蝶々園)

    水牛車に揺られて着いた由布島。雨のためか皆さんの動きは鈍い。好奇心旺盛なスベルべ夫婦は夢のような世界へと迷い込みました。入場者は三組のみ。ここは「蝶々園」と入り口に書いてありました。入るとすぐに大きくてきれいな蝶が目に入ります。赤色との対比が見事です。何か所かこんな釣りものがあり蝶が群れている。きっと甘い水を入れてあり、それを蝶は餌として吸いに集まるのでしょう。最初の餌場に次ぐ出口に近いところです。こちらの方が数多く蝶は蒸れ集まっていました。もう押し合いへし合い状態。この見事な蝶は「オオゴマダラ」という名前の蝶でした。羽化した殻の蛹も沢山ありました。広いとは言え温室です。「オオゴマダラ」は幸せなのかなー。大昔の新婚旅行もそうでしたが、スベルべ夫婦の旅には奇跡的な出会いがありました。お人好しのスベルべ夫婦は...八重山諸島への旅(蝶々園)

  • 我慢できずに見に行くコゴメ(早いかな)

    雪崩でむき出しになった山肌が徐々に緑色に。いわゆるゼンマイ色ですね。山裾の太いコゴメが出る場所が気になり、行ってみましたが、まだ早かった。ここは、太いコゴメの株が群生している。しかも、平場に近いほうが雪消えが早く、雪崩た雪の多い上の方まで順に育つ場所。こんな風に、顔をのぞかせてはいますがこれからです。気温が上がっているから、数日もしたら太くて美味しいコゴメに育つでしょう。雪解け水が小川状になって流れている脇に伸びたコゴメもでも、ここのは細いですね。それでも諦めきれずに少しだけ採りました。先の写真の大きい株からみると少し貧弱なコゴメになります。贅沢は言っていられない。普通のコゴメの大きさなんてこんなものですからね。(続く)我慢できずに見に行くコゴメ(早いかな)

  • 八重山諸島への旅(米子焼工房)

    カラフルで個性的なシーサーの制作で知られる米子焼工房を訪れる。未舗装の歩道を歩くと、周りには大きな焼き物の像が沢山見えてきます。横に流れる小川の脇にもひょっこり顔をのぞかせる。一瞬ですが、童話の世界に迷い込んだかのようにさえ思えました。本当におとぎの国そのものですね。遠い山々に抱かれたかのような工房で作られているようです。不思議な風景ですが、南の島だからこそ似合うのでしょう。手前は焼き物ではありませんよ。顔の色は焼き物のようですが。こんな巨大なものを焼く窯ってどんな大きさなのでしょうか。重ねているにしても大きい。でも、売店に売られているシーサーは可愛い手のひらサイズが多かった。ある民家の屋根のシーサーは、魚を咥えていました。猫じゃないよねーシーサーって。(続く)八重山諸島への旅(米子焼工房)

  • 八重山諸島への旅(自由昼食は?)

    自由昼食はガイドさんに聞いた、お勧めの沖縄蕎麦屋さんに。手前の居酒屋さんにも心が揺らぐが、昼間ですからね、我慢我慢です。日本内地の蕎麦屋さんとはずいぶん風情が違いますね。民家の屋根も赤瓦が多いけれども、南の人たちは赤色が好きなのかなー。居酒屋でなくても、お酒はあります。オリオン生ビールの中と小を頼んで、まずは乾杯です。面白かったのは壁一面に貼られた名刺類。「ご希望の方にはピンを進呈します」なんてあったけれど、遠慮しましたよ。頼んだのは島野菜蕎麦です。なにしろ御馳走と酒の連続ですから。さて、満腹したところで市内の散策。土産物もここで調達しましょうか。(続く)八重山諸島への旅(自由昼食は?)

  • ニュースを見てチューリップの花見に急ぐ

    NHKの地方版天気予報を見ていたら、バックにきれいなチューリップ。テロップで越後丘陵公園のチューリップと説明。これは急がないとスベルベママを急かす。もとよりスベルベママは花が大好き。異論があろうはずもなく家事を済ませてそれ急げ。毎日が日曜日の暮らしの強みですね。ま、土・日・祭日もなく毎日が平日でもありますが。公園の入り口、受付前にはチューリップは5分咲きとあった。でも、その説明って前日のままじゃないのかな。7、8分咲きで満開に近い。多種多様なチューリップが咲き乱れ、見事な景観を織りなす。先日は雪上花見を楽しんだばかりだというのに、有難い事、有難い時代です。全体的な面積はさほどでもありません。スベルベママは昨年娘と五泉市のチューリップ畑に行っていて「スケールは断然むこう」なんて。平日とあって人影はまばら。ス...ニュースを見てチューリップの花見に急ぐ

  • 八重山諸島への旅(水牛車に乗って)

    西表島を散策し、町並み保存で残された民家群の中を彷徨うように散策。途中で出会ったのが、水牛の引く観光牛車です。お洒落な水牛で角の基にはハイビスカス。雨が降ったり止んだりとあいにくの天候ですが、スベルべたちも水牛車へ。私たちが割り当てられたのは小柄な雌水牛が引く牛車。名前はなんと「コウメ」ちゃん。水牛は和牛などとは種類が違う「バッファロー」の仲間なのだとか。いかつい角の割にしては体格はそれほど大きくもない。山古志の闘牛用よりも一回り小さい。雨よけのビニールのすだれが少し風情に欠ける。この牛使いの口からは「操縦には大型牛(二種)免許が必要」なんて軽口も出ます。こんな浅海を渡り小さな島、由布島を往復します。サービスで三線(サンシン)を奏でてくれます。ビギンの歌で聞いたリズムでした。(続く)八重山諸島への旅(水牛車に乗って)

  • 八重山諸島への旅(マングローブクルーズ)

    仲間川のマングローブクルーズです。西表島にわたり亜熱帯の河川をさかのぼる、有名なクルージングです。双発エンジン搭載の底の浅い船ですが、スクリューが川底に着いた事さえありました。船長さんがガイド役も兼ねていますが、慣れていて軽妙な説明で笑いを取る。後方からすぐ後に出向した一隻が追いかけてきます。潮の満ち干が直接影響し、急がないと干上がって帰れなくなるという。「皆さん、マングローブと言う植物は無いのですよ、ヒルギと言う植物の総称です」説明では、ヒルギは5種類あると言い、説明しすぐに聞き返されるが覚えられません。スピードを上げたり落としたりし、ポイントポイントで丁寧に解説。シラサギが密林の中でえさをついばむ姿も。「皆さん、シラサギと言う鳥は居ません。あれはコサギと申します」なんて。あいにくの小雨模様でしたが、そ...八重山諸島への旅(マングローブクルーズ)

  • 雪上桜で花見

    旅行から帰った翌朝です。フェースブックに投稿しようとアクセスすると耳よりの情報。なんと、例年よりも早く雪上桜が満開だというではありませんか。何はともあれ出かけましょう。国道から分かれて脇道に入り峠を目指します。旧守門村の福山地区で、大きな峠を越えていかなければなりません。道路は空いていて、桜の状態を心配したが駐車場は他県ナンバーも含めて満車状態。なるほど、堤、用水池の周りに植えた桜なのですね。白樺と並んでいるのも変わっている。堤に転落しては事件だから仕方ないが、近寄るなの立て看板はやや無粋。しかし、やはり初めての雪上桜には感動を覚えずにはいられません。しかも満開ですよ。ここは標高が400メートルと言います。まだ積雪は数10センチはありましたね。でも、雪の上で桜が満開だなんて奇跡ですよ。大勢の見物客、しかも...雪上桜で花見

  • 八重山諸島への旅(まずは鍾乳洞)

    最初の観光地バンナ展望台で石垣島の風景を見て次は鍾乳洞。前後しますが、石垣島は面積が222.6㎢で島としては全国で21番目の面積。人口は4万8千人と言いますから魚沼市よりも少し多いですね。県庁所在地の那覇までは410kmで台湾とは270km。台湾の方に近いですね。暗い鍾乳洞に入りますが、以下写真は省略。石筍、鍾乳石の成長が3年で1mmと言う早さで、これは日本一の成長の早さだとか。この鍾乳洞は帰りは土産物屋兼食堂を経ないと外には出られない関所!そこの食堂で早めの夕食となります。八重山郷土料理という事で主役はこのグルクンの空揚げ。昼食は機内だったのでアルコールは抜き。ここでオリオンビールでまず乾杯。琉球ハブボールなんて恐ろしい酒もあるけれど、精力増強の用もなく泡盛のロックへと移行。これが、請福と言う名前の泡盛...八重山諸島への旅(まずは鍾乳洞)

  • 八重山諸島への旅(2雲を越えて2065キロ)

    集合の際に手渡された搭乗切符は10のJ・Kでどうやら前寄りらしい。搭乗してみると、翼とジェットエンジンのすぐ前方で、窓寄りと次の座席でした。しかも、進行右側で日本海を望める位置です。海岸線を見ながら急上昇が続く。お上りさんよろしく嬉しくてシャッターを押しまくり。曇天の中の離陸でしたが、間もなく厚い雲の中。しかし、厚い雲を突き抜けると眼前にはフワフワとした綿アメのような見事な雲海です。こんな表示も面白くて仕方ない。上空って寒いなー、マイナス50℃です。小学生のような気持ちです。1万メートル以上の高度で時速は755キロで飛行中。石垣空港到着寸前まで、こんな状況が続きました。下にはエンジンの一部が見えています。雲海も一律ではなく凹凸に変化があります。石垣空港間近になり静かに下降を始めると島の一部が見え始める。3...八重山諸島への旅(2雲を越えて2065キロ)

  • 八重山諸島への旅(その1)

    4月6日出発9日帰着の3泊4日の旅をしてきました。朝、7時半に自動車で新潟空港に向かいます。通勤時間帯でしたが1時間半で到着。国内は各地を旅したけれど、九州地方は福岡と鹿児島だけ立ち寄った程度。夫婦で九州一周のフルムーンの旅でも思っていたら、その企画は無くなってしまった。新聞の広告で、九州へのツァーを見つけ、迷った末に申し込んだらキャンセル待ち状態。半ばあきらめていると、次に「八重山諸島への旅」が載り、申し込んだという次第です。旅行会社募集のツァーはチャーター機利用で、乗客数は155人。いくつかのグループが一緒に石垣空港へと向かいますが、スベルベが選んだコースは35人。旅慣れて人たちも見えたけれど、年齢層はスベルベ年代が大多数、暇なんですかね。お上りさん状態で、わくわくしながら搭乗機を探す。どうやらこの可...八重山諸島への旅(その1)

  • 春の風に凧あげ

    孫たちに昔の遊びを教えようと凧(カイト)を二組買い求めていました。中々良い風に恵まれることが無く過ごしていたが、先日は絶好のチャンス、良い風が吹いた。スベルベジーさんが一人で上げ始めたら、孫たちが来宅。「どこのジーさんが遊んでいるのかと思った」なんて娘の言葉。そりゃないよなー。スベルベの亡父も遊び心を忘れない人で、その時代はすべて手作り。器用で探求心旺盛な父は、見たことがあるというだけで、「せみ凧」を作り上げてくれた。やや強めの北西の風が吹き、持ちこたえるのが難しいほどの力がいる。とうとう孫はしゃがみこんで、必死でカイトが飛ばされぬように耐えていました。伸びた糸の量から判断すると、5~60メートルは優に上がっていました。春の風に凧あげを楽しむことが出来、願いが叶い嬉しいジーさんと孫たちでした。春の風に凧あげ

  • 最後の親孝行

    この温泉旅館の特徴の一つが、各部屋についている露天風呂。源泉温度は62度で水を足さないと熱すぎる。この部屋の風呂は二槽構造で左は自然に下がる。そして、各部屋はロフト付きで、ベッドがあります。もちろん、和風に布団も敷けます。義母上は下の畳敷きのベッド寝んでいただきました。露天風呂側から見た室内です。部屋で裸になり風呂に直行。塀などでしっかりと防護してあり、もちろん外部から見えることはありません。スベルベ夫婦は小さめの部屋に二人です。部屋には歓迎用の桝酒がありました。早速風呂に浮かべて一杯です。お祝いの食事会場です。義弟は軽めにと頼んだらしいが、それでも豪華でした。義母上、スベルベママママには真ん中に座っていただき、姉妹が両側で世話をする。兄弟姉妹は4人で、水着姿で義母上の入浴のお世話をさせて頂きました。朝風...最後の親孝行

  • 実は百二歳になっていました

    フロント前の待合の上には懐かしいスキーが四組。スキー靴を締め付け板とつなぐ金具でも時代の変遷が分かりますね。古い映画ポスターが何枚も壁に貼ってあります。寅さんシリーズのポスターも見えます。撮影時に実際に使われたという革製のトランクまであるのが不思議。懐かしい手回し計算機は二台も飾られています。しかも、こちらには「タイガー計算機」なんていう取扱説明書まで付いていました。古い子供の着物や、毛筆習字、かき氷機に扇風機。宿の外回りから、中の廊下まで昭和の雰囲気が溢れています。実際に経験した、見たり使ったりしたことのある年代にはたまらない懐かしさ。でも、見たこともなく説明しなくては分からない世代にはつまらない物かも知れない。(続く)実は百二歳になっていました

  • 百歳を祝う

    スベルベママママなんてふざけて勝手につけた名前でした。その義母の百歳の祝を子供たちが揃って計画し参加し、実行です。宿はきっと以前にも紹介したことのある、河原崎温泉「湯元館」です。温泉遺産の宿と銘打ってある、昭和レトロ満載の宿。懐かしい郵便ポストがお出迎え。古民具が無造作に壁に立てかけられていて、これも風情。足踏み式の脱穀機、木製の唐箕。つい先年まで我が家も使っていた臼など懐かしい。左に「イソライト」なんて名前のかまどがあり、薪はその燃料。羽釜が並べて掛けられていましたが、いつでも現役で出動可能な状態です。東北電力の「電球引換所」なんて初めて見ましたね。こんなことをしていたのでしょうか。さて、玄関に入りチェックインを済ませましょうか。駐車場からこの玄関までも、砂利敷の上の飛び石を踏んで来るのです。昭和なので...百歳を祝う

  • 破間川ダムの雪は終わりそうとか

    左岸の岸辺の雪にくっきりと境目が出来ています。ダムの水位の上昇によって、その線までの雪が浮き出して流れるという事です。木々は根元まで水に埋もれています。しかし、これは増水時だけのことだから枯れないのでしょう。木の根元をアップするとこんな風です。太い木の周りは、日光の輻射熱により早く地面が現れます。ダム建設と同時に作られた浅草大橋です。赤い塗装が雪の城に映える。この橋の竣工式には角さんがヘリで来たのじゃなかったかな。奥がダムサイトになります。ダムサイト付近は雪が無くて光って見えています。破間川ダムの周辺には、観光協会によるものか丁寧にビューポイントの説明板がありました。地元に近い知人がいますが、その人の情報によるとすでに雪は消滅しつつあるとか。一瞬の幻のような風景なのでしょう。しかし、情報を知りやってきた車...破間川ダムの雪は終わりそうとか

  • 破間川ダムの雪流れを一人で見に行く

    地方紙の一面にあり、なおかつフェースブックにもアップされていました。有名になりつつある、破間川ダムの雪流れ現象です。早速見に行きました。今年は雪も少なくそして消え方も早い。情報が無くて今年はダメかと思っていました。でも、やはり雪流れ現象は現れたのですね。雪解けで急に水位が上がると岸辺の雪が浮くのです。水位は夏季よりも高いのですね。木々の根元は水中に没しています。不思議というか、当たり前というか、岸辺に降り積もった雪は増水した水に浮きあがります。ブロック状の雪の幾何学模様も良いですね。この日も晴れ上がり、逆光状態を太陽の位置も写真にはそれほど悪くない状況。浅草大橋の上から反対側、上流方を見ます。水の青さがひときわ映えますね。この上流にはイワナ釣りにも入ったものでした。(続く)破間川ダムの雪流れを一人で見に行く

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