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畑に吹く風 https://blog.goo.ne.jp/yukiguni01-47

 雪国魚沼生まれの魚沼育ち。生粋の田舎人です。愛犬マックスと共に畑仕事や魚沼の自然を紹介しまします。

 早期退職をして早六年。細々と始めた個人経営の農産物直売所の営業も五年目のシーズンを無事に終えています。 無農薬、減農薬を主体とし、減化学肥料、有機主体の農業に挑戦しています。 石の上にも三年。徐々に畑の趣旨も知られるようになり、長岡の「越後の台所 すずきち」は大のお得意さん。なんと、お店には私たち夫婦と私の畑の写真が沢山掲げられていますよ。

スベルべ
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住所
魚沼市
出身
魚沼市
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2012/03/02

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  • ワークマン女子!

    先日、長岡に住む娘を訪れるついでに買い物。ワークマン女子に初入店。女物とばかり入店を躊躇していたが、スベルベママについて入ると男物も半分あるではないか。スベルベよりも少し年下と見えるオジサンが矯めつ眇めつそして試着していたのがこれ。なんと1200円なり。同じ品物を持ってレジに並ぶのは少し妙な気分でしたがね。この防寒着も価格の割には高品質で温かそうだとゲット。いわゆるブランド物のタグさえ付けたら通用しそうな色遣いとデザインです。こちらは、前回一人で行った小千谷のワークマンでの買い物。普段着として使う防寒着ですね。軽くて暖かくって良いですよー。今回はこんな防寒ブーツも購入。別の大手靴店でもゴム長を購入。ついでにユニクロものぞくという買い物の梯子。年末の買い物として満足かな。少し気になったのは最初の店の品物にミ...ワークマン女子!

  • 連載283「SDGsってなんだろう」(その2)

    SDGsってなんだろう(その2)具体的には17の目標が設定されているが、第一が「貧困を終わらせる」で、次には「飢餓を終わらせる」。そして次々と目標は設定されていて、最後17番目は「常套手段」とあり、「グローバル・パートナーシップを活性化する」で結ばれている。うーん、なんのことかな。分かったようでわからない、当たり前で当たり前でないような。当たり前と感じるのは人類、人間として当然成し遂げなければならないことで、この世に生まれたら当然成し遂げなければならない目標ではないか。しかし、こうして今更ながらと思うようなタイミングで、これが打ち出されたという事は、当たり前のことが当たり前のこととして行われず、貧富の差が加速度的に広がる現実の世界をなんとか解決しなければならないという発想からなのでしょう。1944年から4...連載283「SDGsってなんだろう」(その2)

  • 連載283「SDGsってなんだろう」(その1)

    SDGsってなんだろうSDGsと言う言葉、単語がよく聞かれるようになった。なんのことだろう、例によって役人が国民を煙に巻く式の言葉だと思い、深い関心は持てなかった。調べようとも思わなかったのは加齢による感受性の低下と言うやつかも知れない。どれどれ、国連で取り上げられ、それほどに世界中で言われるようになった言葉を一つ調べてみましょうか。第一にエスジーデーエスだと思っていたら、エスデージーズと読むのだそうだ。知ったような顔をして人前で発言して恥をかかなくてよかったと安堵する。調べてみると、SDGs(SustainableDevelopmentGoals:持続可能な開発目標)と言うのだそうで、「誰一人取り残さない(leavenoonebehind)」持続可能な社会の実現を目指す世界共通の目標とのこと。(続く)連載283「SDGsってなんだろう」(その1)

  • 雪でも小春日和

    あれっ!朝の出勤前で慌ててアップの順を間違えちゃったー。危ない危ない(笑)。まだ本格的な兆候は見えていません(と、本人は言う)が。雪のない地方では小春日和と言えば、ポカポカと春を思わせるような日差しでしょう。でも、雪国の晴れ間はこんなものです。朝早いので家が長く影の尾を引きます。山芋掘りをした山裾も雪に埋もれています。なにせ、山全体が急峻で雪と共に土も雪崩落ちスベルベが掘った穴も埋まるのです。大雪警報がたびたび出されたけれど、良い方向に外れた。まだ雪は少ない。何せ伝説になった「56豪雪」ではあの線路の電化柱まで積もったものだ。玄関先ではシクラメンの日光浴です。大小二種類の鉢が普段は内玄関やキッチンで咲いています。スベルベママ手植えの「寄せ植え」です。これは常に外です。買い物ついでに時折お気に入りを見つけて...雪でも小春日和

  • 連載282「落花生」(その2終わり)

    今は手放した、農天市場の周りの畑で作りました。砂地で適していましたね。収穫し、もぎ取った落花生。この後、汚れ物を洗う簡易洗濯機で洗っていました。落花生(その2終わり)気を良くして次は広い山の畑に作ってみた。ある年の事、妻の友達にサツマイモ掘りの手伝いを依頼した。私たち夫婦と友達の三人で山の畑に行くと、なんだか畑が騒がしい。カラスが何十羽も群れている。そこが落花生の畑だとすぐにわかり、サツマイモ掘りは後回しにして、落花生の収穫を急ぐことにした。ご存じでしょうが、カラスは脂分の高い、栄養価の高い食べ物を好む。ごみの中からマヨネーズのプラスチック製容器を探し出し、わずかに残ったそれに丹念に穴をあけてついばむ姿も見られる。クルミも大好きで、最近は知恵をつけ硬い殻を割るために空中高くから舗装道路の上に落とす姿もしば...連載282「落花生」(その2終わり)

  • 連載282「落花生」(その1)

    落花生(その1)姉から「食べないか」と、生の殻付き落花生をもらった。食べた記憶もあるのだが、残ったそれを種として作ってみることにした。品種名は分からないが、薄皮が赤くて実の小さな、いわゆる在来種と思われる落花生だった。大粒の改良種よりも味が濃くて、ピーナツ味噌などに使うと良い味が出る。それまで、落花生は作ったことは無く、ただ花が咲き終わると剣先が垂下し、土に刺さってその先が落花生になると聞いていた。そんな生態を見たい気持ちもあり蒔いてみたのだった。そのころ展開していた農産物直売所「農天市場」にお見えになる子供のお客さんに、食育を兼ねて見せたい気持ちも強かった。思惑通りだった。子供連れのお客さんに話をすると、肝心の子どもたちよりも親のほうが強い興味を示すことも多く驚いた。新しく手に入れたばかりの砂質土の畑で...連載282「落花生」(その1)

  • そりゃないよ!

    まだ除雪の経費が枯渇したはずはない。冬は始まったばかりですから。それなのに、朝の除雪、いえ前日の雪から除雪がされていない。月曜日ですよ皆さん。通勤・通学者が動き始めているのに除雪車の来る気配がない。すでに時刻は8時半過ぎ。とうに通勤・通学用の電車は動いているのに。雪国の自動車はすべてスタッドレスタイヤに変えてはいてもこれは無理。小径タイヤの車、軽乗用車など轍を探してようやく走る有様です。お節介かもしれないが事情を聴き、対処を要請したいと市役所に電話。担当部署に「どうして出ないのか」と問うとあいまいな返事。思わず「どなたに言ったらよいの、部長?市長?」と問いを重ねると・・・。帰ってきた言葉は「誰に言っても変わりませんよ」と役所らしい返答で腹が立つ。そこで、手待ち時間を利用してスマホで『市長への手紙』制度を利...そりゃないよ!

  • 冬至カボチャ食べました?

    季節の折々、行事に自分で作った野菜が役に立つ。冬至の日の夕食には「冬至カボチャ」として煮物になり食卓に登場。冬至にカボチャを食べるのは、含まれるビタミンAで風邪を防ぐ、そして別名の「なんきん」から「ん」の付く食べ物で運気を呼ぶという意味もあるらしい。我が家の今年のカボチャは「伯爵」と言う品種。別の白皮種「雪化粧」と同じだと思います。他には採れたばかりの大豆「秘伝」の煮豆。スベルベママ好みで、椎茸とニンジンが入りこれも栄養バランスが良い。それだけではいくら年寄りの食事でも寂しいと買って来た「カツオのたたき」。カツオは「目に青葉・・・」の季節以外でもいつでもあり、季節感には欠けてしまいますが。そして、ここのところ少しだけ贅沢をさせてもらっている「越乃寒梅」です。酒量が落ち若いころほど飲めなくなった。もう何回出...冬至カボチャ食べました?

  • 二人でクリスマスイブ

    やはりクリスマスイブはこれかなという事で、照り焼きチキン。二人で美容室へ行っての帰りの買い物。スベルベも美容室なんですよ。丸刈りですが(笑)。美容室に出かける前に仕込んでいたボルシチです。簡便に圧力鍋で仕上げてありますが、我が家の野菜のエキスが美味い事美味い事!わが家野菜の塩麹漬けです。四色、いや五色かな。紅クルリとビタミン大根が映えます。ワインは先日気まぐれで買い置きしていた物。2014年ものですね。ビンテージ物でも無いけれどそれなりの味でした。乾杯!何回も言いますが二人で一本が空かなくなったワイン。年齢相応かなー。まぁーいいや量より質で生きましょう。乾杯!二人でクリスマスイブ

  • 小学生のイモ売り大作戦

    前の話になりますが12月13日は小学生のサツマイモとジャガイモの街頭販売日。サツマイモの管理はスベルベが引き受け、袋詰めしたものを温蔵庫で保管していました。先生所有の大型ワンボックスカーに積み込みます。長岡駅前での販売になるという事ですが、さすがにスベルベもそこまでは付き合えません。スベルベが植え付けから収穫まで指導した芋たちが最後は販売されるのです。売上金は尾瀬自然保護財団と言ったかな、そんな関係の機関に寄付されるのだとか。1、2年生が植え付けと収穫。5年生は収穫だけの参加だった今年のイモつくり。一連の作業の終結です。5年生全員と言っても、このワンボックスカーで間に合う人数です。ジャガイモとサツマイモの植え付け前にはそれぞれの作り方や歴史の解説を出前授業。そして、販売前にもそれぞれの食べ方などの話を皆さ...小学生のイモ売り大作戦

  • 我が家の裏が雪の山

    昔は地下水の出方が良くて家の裏の雪も簡単に消えていた。最近ははっきりとした理由は分からないが、地下水が減り家の裏の雪も消え残る。片屋根の自然落下方式で、かなり広い屋根面積から落ちる雪の量は大量です。このままにしていては、窓まで届きガラスを割ってしまいかねない。一昨日から雪の山の処理を始めました。見上げると首が痛くなるほどの高さ。3mはありそうです。でも、大丈夫。心強い味方がいますから。2年使ったけれどもまだまだ新品に近い状態の小型ロータリー除雪機です。雪を飛ばしては雪を削り落としてまた飛ばす。こんな事の繰り返しです。なんだか疲れた老人にしか見えないなー。一昨日は3時間ほど。そして昨日は9時間ほどで合計12時間。かなり時間はかかりましたが、次の予報されている大寒波の襲来には間に合いました。でも、全身に疲労が...我が家の裏が雪の山

  • 空は晴れたが電車は来ない

    雪もようやく一段落。時折青空が見えて気温も上がりました。でも、除雪車も見えずもちろん電車は運休を知らせる放送が流れるのみ。どうしたのかなー。レールとレールの間の雪は地下水による消雪で溶けてはいるが。5時40分出勤ですが14時10分の仕事の終了時刻まで線路の状態はこのままでした。16時過ぎまで全面運休と言う事で、乗客ももちろん来ません。でも、今回の大雪が始まってからこの乗用車は止まったままです。どうしたのかな。こんな晴れたタイミングで道路もきれいに除雪したら次が楽なのに。と、思うのはスベルベの老婆心かな。除雪車のオペレーターも疲れているのでしょう。さて、時間になりました。帰宅して家の裏の雪処理を始めましょう。我が家の地下水の出方が心細くなり、家の裏は自然落下の雪で山の様になっちゃいましたから。空は晴れたが電車は来ない

  • 秘湯の会「嵐渓荘」(その5朝食を頂き帰途へ)

    部屋に入った時から気になっていた張り紙。朝になり、よく見るとムササビが天井で騒ぐことも有るという注意書きで微笑ましいですね。朝食も夕食と同じ部屋の個室です。この地らしい落ち着いた料理と素材。豆腐は自家製とのことですが秀逸な味。真ん中のグラスはお酒ではありませんよ。野草から成分を抽出した健康ドリンク。朝から元気いっぱいです。夕食時はライトに照らし出されていた裏庭。庭と言うか、切り立った崖でしょうか。大きな切り株があったことに驚かされました。この下田地域で有名な大岩で「八木鼻」と呼ばれる絶壁です。高さは200mもあるとのことで、猛禽類のハヤブサの繁殖地としても知られています。スベルベママが発病して五年経ちました。発病当初は早い別れも覚悟していた。それが、医学の進歩、新薬の開発で信じられない回復を見せて健康を取...秘湯の会「嵐渓荘」(その5朝食を頂き帰途へ)

  • 雪による渋滞を経験

    一昨日長岡市の日赤病院まで所用で出かけた。これはそこの駐車場です。家で除雪をして、ようやく自動車を動かせる状態になり出かけたのは10時ちょうど。そして、到着したのは11時40分で所要時間は1時間40分。いつもの倍以上の時間がかかった。これは帰宅寸前の車から見た駐車場です。用件を済ませ帰途に就いたのは13時ちょうどです。途中、「ガソリンの入庫がありません」なんて看板のガソリンもありました。国道17号線のバイパスに入り、不安を覚えてガソリンスタンドに寄り道し満タンに。結果的にこれが良かった。家まで帰られる残量だったが満タンで不安も解消。でも、それからが大変。ガソリンスタンドから裏道に入りました。バイパスの車列が動かず、不安だったからでしたが、裏道も大渋滞で夜中に突入。これは我が家から見た昨日の渋滞状況。24時...雪による渋滞を経験

  • 秘湯の会「嵐渓荘」(その4夜は更ける)

    数多あるお酒のリストの中からのチョイス。思い切って、最も高価な純米大吟醸、その名も「ながれぼし」です。お酒が進んだ頃に出てきたのは牛肉の焼き物。新潟和牛A4とありました。洒落て焼いた丸石の上で好みの硬さに焼くという趣向です。年配者には量も多すぎずぴったりの量も嬉しい。最後の水菓子は当地、下田産のサツマイモを使ったブリュレとのことです。ほろ酔い気分で買える廊下。風情に満ちた古い建物の落ち着いた雰囲気がお分かりいただけるでしょうか。手前の鯉の池の向こうの庭がライトアップされています。一休みして、もうひと風呂浴びてくることにしましょうか。家族風呂の岩風呂は明朝はいることにして。(続く)秘湯の会「嵐渓荘」(その4夜は更ける)

  • 秘湯の会「嵐渓荘」(その3鯉の洗いなど)

    ゼンマイもこの地域は一本煮と言うこんな食べ方。でも、以下省略。やはり、こと山菜に関してはスベルベの方が上ですね、断然。コースター代わりの和紙に書かれた歌も良し。食前酒です。野草酒とありましたが複雑な味わい。アンニンゴ酒ベースでイカリソウ、マタタビも漬け込んであるようでした。おつくりとありましたが、当然ながら山里の幸で海の魚ではありません。「鯉の洗い」です。お酒にぴったりで、スベルベママから分けてもらいました。さて、呑兵衛スベルベの旅の楽しみの一つはお酒です。地元に近い阿賀町の麒麟山酒造のお酒、本物の地酒を頂くことにしました。(続く)秘湯の会「嵐渓荘」(その3鯉の洗いなど)

  • 秘湯の会「嵐渓荘」(その2夕食)

    部屋の前の廊下から見た池です。到着したばかりには一匹しか見えませんでしたが、若い女性たちの声に集まったのでした。チェックインが午後4時と言う事で直前に入ったので夕食は6時半から。でも、チェックインは平日は3時からですが、日曜日も同じ扱いの様でした。さて、夕食は他のお客さんとは顔を合わせない別室の個室です。庭が見渡せて、ライトアップに光ります。御馳走を待つ、わくわく感がたまりません。桝の中は鮎を輪切りにして乾燥した珍しいもの。珍味入れとあった蓋つきの入れ物の中は、ズイキの白和えでこれも初めての味。独活も丁寧な仕事が施されています。でもね、大きな声では言えなかったけれど、素材の独活はスベルベの採るものの方が上です。ワラビもほらね、丁寧に仕上げてあり味は良いですよ。でも、スベルベが採るアスパラガスのような太いも...秘湯の会「嵐渓荘」(その2夕食)

  • 秘湯の会「嵐渓荘」(その1)

    今回の目的地はここ越後長野温泉「嵐渓荘」です。スベルベママが治療入院中に同室だった、こちらの大女将に誘われたからでした。由緒ある木造の建物は元々「燕」駅前にあった旅館だった。なんと、昭和30年にこちらに解体移転されたと言いますから、かなりの歴史ですね。チェックインを済ませ、通された部屋はここ。一室だけ飛び出たような形で、二面が窓で下には守門川の流れが見えます。このすぐ上流には吊り橋があったそうですが、11年前の新潟福島豪雨で流された。橋が流されるような豪雨にも関わらず、岸辺の大きな桜の木が流されなかったのは奇跡。いえ、この嵐渓荘だって流されなかったのが不思議なほど、守門川に近かった。日本秘湯の会の会員にもなっているこの嵐渓荘です。部屋には秘湯を紹介する本がありましたが、身近では栃尾又温泉「自在館」も載って...秘湯の会「嵐渓荘」(その1)

  • ちょっとお出かけ(椿寿荘その2終わり)

    なぜここを訪れたかと言うと日曜から月曜日に掛け一泊二日の小旅行。その際に、旧新津市に単身赴任していた際の行き帰りに脇をいつも通り過ぎていたから。一度は見て見たいと思っていて、宿泊地に行く前に立ち寄ったのでした。庭は京都の庭師「広瀬万次郎」の作によるもので京風の枯山水。仏道の理に適うという。庭を見渡す、畳敷き二段廊下です。驚きは右手上の庇を支える丸桁で長さ11間約20mもの吉野杉の一本物です。この長さがすべて同じ太さで、節の無い天然絞りの銘木には驚かされる。どうやって運搬してきたかと言うと海路大阪から新潟へ。そして信濃川を船で運んできた。庭だけをアップしてみます。奥の石の五重塔は須弥山を表したものと言われています。残念なのは紅葉が見られなかったことです。国鉄の民営分割に伴い、田上町が買い取り文化財として保存...ちょっとお出かけ(椿寿荘その2終わり)

  • ちょっとお出かけ(椿寿荘その1)

    越後には千町歩を超す水田を持つ豪農と呼ばれる家が5軒あった。その中の一軒が田巻家でこの「椿寿荘」は離れ座敷だと言います。田上村には田巻姓の豪農が二家あり、こちらは原田巻家と呼ばれた。幕末期の最盛期には所有地が千三百町歩にも及び、弥彦参りに他人の土地は通らずに行けたという。明治30年から建築の構想が始まり、大正三年から三年半の歳月をかけて作られた。日本三大名工の一人と言われた越中井波の宮大工「松井角平」を統領に招き地元の人々を加えて建築。この門などは別の名工小出源兵衛がそれより前に薬井門で、母屋に有ったものが移築された。二度の説明になってしまいますが、こんな案内板が掲げられている。日本中の銘木と言う銘木が集められた。例えば吉野杉、木曾檜などです。総ケヤキ作りの仏壇です。漆塗りなどは施されていず質素にも見える...ちょっとお出かけ(椿寿荘その1)

  • 増え続ける耕作放棄地に驚く

    何年前だったのだろうか、この奥に畑があり道があったのだが・・・。そして、その農道の奥に雑木林があり、ナメコを見つけたことがあった。畑があったと思われる場所は一面ススキに覆われて畑の姿は見えない。あっという間に耕作放棄地となり、農道さえ草に埋もれてしまっていたのでした。耕作放棄地が増えるという事は大変なことだと思われる。しかし、元々原野だった場所を50年ほど前に切り開いたところで元に帰っただけ。そう考えたら、大したことでは無いのかもしれない。一時期花ブーム、ユリブームで耕作者は必死で農地の確保に走ったものだった。御多分に漏れず、どの世界も後継者難で苦しい農業を継ぐ者は少ない。事実、豊富な資金と開拓芯に富んだ心を持つ親から生まれた子供たちは都会の大学へ。そして、帰ってきて農業を目指す若者は故郷離れ、農業離れを...増え続ける耕作放棄地に驚く

  • 切ったばかりの木に種駒を

    近くの木に目をやると、ヒラタケに次ぐキノコが見えました。これはムキ茸かな。木が古くて危なく採るのは諦めましたがなあに、すぐにたくさん出ますよ。これが、種駒を打ち込む穴を開ける専用ドリルです。ツバがあり、種駒の長さ分の穴を開けるとストップする優れものです。これが種駒と呼ばれるものでキノコの菌がたっぷりと入っているはず。ナメコから打ち込み始め、次にヒラタケ、椎茸と打ち込み続けました。こんな風に開けた穴に種駒を差し込み、小さなハンマーで叩きこむ。電動ドリルの性能が良くて能率が良い。ドリルには予備のバッテリーもあり安心ですし。最初に切った木の太さは直径30センチほどだったでしょうか。長さも十分に育ったナラの木でしたから、これが全部キノコが順調に出たらかなりの量になるはず。でも、実は二本目の大木で再度チェーンソーが...切ったばかりの木に種駒を

  • 畑のマルチ総決算

    朝から晴れた日です。山の畑で葉物野菜を採り大急ぎで帰宅。晴れた日に片付けておきたい仕事があった。それはマルチシートの片づけです。畑の隅に1メートルに切断して風呂敷状に包み込んでいました。そして、仕事に目途がつき晴れた日に処理場に運び込もうと思っていたのでした。正味が110キロで処理料金は385円でした。今年から、専門農家外は1年に一度、軽トラ一台分程度と決められました。それでも、一年間の総決算のマルチ処理がこの価格では助かります。でも、総購入価格の1%くらいの処理費用になるのかなー。いずれにせよ大助かり。昔は当然こんな便利なマルチシートなど無くてサツマイモ畝の草取りは苦痛でした。これだけの畝数があると、最後に採り終えるころには最初の畝はもう草に埋もれた状態でした。そして、マルチシートは加温・保温と断熱効果...畑のマルチ総決算

  • チェーンソーが木に食われた

    こんな形の専用工具があります。ドリルの刃先部分の直径は、種駒よりも少し小さく、そして深さはツバで止まったらOK。本当は木口と言うか反対側から切り込みを入れるのが常識。でも、チェーンソーを木に当てたらあまりにも切れ味が良くて、ついそのまま最後まで。調子に乗り過ぎました。大きく枝を張りその上、藤蔓で頭頂部がつながり合い、捻じれたような倒れ方になり、チェーンソーが虜になってしまった。いったん帰宅して、掛矢と薪を持参して再び山へ。切り口に薪を差し入れ、掛矢で叩き込みようやくチェーンソーは脱出できました。ホッと一息で、周りを見渡す余裕も生まれる。すると、近く枯れ木とそれに絡まった藤蔓に出ているヒラタケを見つけました。(続く)チェーンソーが木に食われた

  • 天気に誘われキノコ植え

    小春日和につい気持ちが高揚。キノコの栽培を試みたくなり、ホームセンターにキノコの種駒を探しに。ありましたナメコです。そして、ヒラタケの種駒も購入。ヒラタケは栽培されて「シメジ」の名前でスーパーで並べられているキノコです。そして、一緒に並べられていた椎茸の種駒も。虫の良い考えですが、太いナラの木を切り倒し、三種類の種駒を打ち込もうという考えです。昨年購入したチェーンソーが活躍するはずです。手入れもしていないのに、試しに家でエンジンを始動すると簡単に動いたのでした。そして、もう一つ必要なのが種駒を打ち込む穴を開ける道具。昔は金槌の一方に丸くとがったノミのような形の金具がついたものを使いました。今は、これですよ。電動ドリルの葉先として付ける専用の道具があります。さて、これで種駒、チェーンソー、ドリルと道具器揃い...天気に誘われキノコ植え

  • 朝から走り回る晴れの日

    十二月、師走に入ると晴れる日は少ない。この日は雨が早めに上がり、日が差してきたので、葉物野菜の収穫に山に急いだ。暖かな日が当たると土から水分が湯気になって立ち昇る。でもねー、続いた雨で農道がぬかるんで大変。四駆に切り替えて入ります。春になると、この大きなナラの木にはウグイスが来て鳴きます。しかも、テリトリーの確認のために何回も回ってきて慰められますね。マックスの柿の木もまだたくさんの実がついています。クマが来たら一番に食べると思うので、そのチェックのためにも有難い木です。葉物野菜の収穫を急いだのはスベルベママが作る荷物に入れるためです。帰り道で見た宇賀地盆地です。雲が湧く権現堂山も雪で白くなり里に雪が降りるのも早いでしょう。朝から走り回る晴れの日

  • 冬ごもり支度

    育ちすぎてしまったけれどもまだ食べられる牛蒡。全て掘り起こし、土を洗い流します。これもポリ袋に入れて保存します。ニンジンも二回目の収穫を終えたら沢山になった。ネギも三回に分けて収穫しました。乾燥でき次第に古いコメ袋に縦にして何袋になったかなー。娘たちにも配ったし。ネギは最終的に、太くて柔らかな立派なものになりました。これが村上市辺りでは鮭が塩引きにするために軒先にぶら下がっていますが。まだ、大根や葉物野菜は少しは残っていますが、雪次第ですね。とにかく、ことしの野菜、特に秋野菜は美味くできましたね。なんだか落ち着く年の瀬です。冬ごもり支度

  • 冬眠準備完了(その2終わり)

    緑色の大根「ビタミン大根」も今までで最高の太さに成長。「赤大根」とか「もみじ」と呼ばれる大根。白いのは聖護院蕪ですね。これも大きくなりましたよ。薄い輪切りにして皿代わりに盛り付けした例も見ています。格納容器が足らなくなってコンテナに。その場合、水分が抜けてしまわないようにビニールの袋に入れています。そのほかにニンジン、牛蒡も袋詰めにして二つずつ。クマさんでも無いけれど、こうして我が家の冬眠、冬ごもり支度はほぼ完了です。(終わり)冬眠準備完了(その2終わり)

  • 連載281「将棋・囲碁とAIと天気予報と」

    将棋・囲碁とAIと天気予報と(その2終わり)天気予報には「観天望気」と言う言葉もあります。簡単なところでは「夕焼けがきれいだから明日は晴れる」とか「お日様に輪がかかったから天気が崩れる」「アマガエルが鳴くから雨になる」などですね。やはり、人間の持つ経験則も大事にすべきことなのでしょう。名言だと思った言葉もあります。山小屋の主人が登山者に天候を訪ねられることに困惑しての言葉だと思われる。小屋の入り口に看板が下がっていてその内容は「今日の天気は見た通り、明日の天気は分からない」だったと聞く。けだし名言です。今の事は分かっても、次に起こる事、明日の事さえ分からない。人生はままならない。ままならないからこそ面白いのかも知れませんね。藤井聡太さんがコンピューターソフト、AIに負けることが無いように祈ります。神様の子...連載281「将棋・囲碁とAIと天気予報と」

  • 冬眠準備完了(その1)

    ネギは三回に分けて収穫。感想を終えた順にコメ袋に縦にしてして詰める。我が家と娘たち家族の三家族分のネギがたっぷりと収納できました。大根も細い物や奇形の物は畑に残してほぼ全部収穫。古い大きな漬物桶の中に縦にして詰めたり、プラスチックの漬物桶に入れたりです。間違えることは無いのですが、万一を考えたのかスベルベママは名前を。青首系の大根は、サラダに最適な「耐病総太り」と煮物に適するこの「英才」です。美味しそうに太った「英才」ですね。太り過ぎて、中が空洞になった、なんて言う人も居たけれどこの英才は身が詰まっていますよ。紅クルリもたくさん作りました。間引かず成長を心配しましたが最後は大きく成長。我が家だけでは食べきれず、出荷したりスベルベママが友達に進呈したりと活躍しています。(続く)冬眠準備完了(その1)

  • 連載281「将棋・囲碁とAIと天気予報と」(その1)

    将棋、囲碁とAIと天気予報と(その1)将棋のコンピューターソフトが時の名人と対戦し、勝利を収めたことが話題になった。そして、「将棋はともかく、変化が複雑な囲碁は当分ソフトには負けないだろう」と言われていたのもつかの間の事で、ソフトが勝利することも珍しくなくなった。将棋も囲碁もAI(人工知能の事で、朝ドラの歌を歌うAIさんではありません)によって定石さえ変わり、見直されるという一時期では考えられなかったような時代になっている。しかし、将棋界の天才少年藤井聡太さんの出現以来、将棋の読みの深さの解釈も違ったものにさえなってきた。10手先では不利と言われる差し手さえ、そのまた何10手も先までAIで分析すると違った結果が出てくるのだから驚きです。先の先、奥の奥が読める時代になってきたという事でしょうか。さて、天気予...連載281「将棋・囲碁とAIと天気予報と」(その1)

  • 葉が落ちて冬姿に

    ナメコが出ていないかと、山の畑に行ったついでに覗いてみる。旧道を下りながら探すと、木々の葉は全て落ち下の風景が良く見えました。山際を走る上越線が良く見える。線路敷設時に今の国道沿いに真っ直ぐにしたい意向があったが、反対運動で山沿いになったとか。木々の間から見る風景ですが、写真は航空写真の様にも。これだけ急斜面の山だという事です。我が家など眼下と言う言葉がぴったり。そして、旧道は全体が落ち葉に覆われています。以前はこの枯葉を集めて、翌春のサツマイモの踏み込み温床の材料にしていました。魚野川も良く見えます。人影は全くありません。11月15日に狩猟が解禁になり時折銃声が聞こえてはいましたが。カモ類も利口で銃声を聞くとそのあたりには集まらなくなります。そして、この山にもキジなどの狩猟対象はいるけれど、狙う狩猟者は...葉が落ちて冬姿に

  • 防災無線設置完了

    集落の役員たちも忙しいらしく説明も連絡も無く、何が始まったのかと不審だった。工事をしている人たちに聞くと、なんと防災無線の放送装置の設置だというではないか。我が集落には今までこの装置は無くて、遠くに設置された設備からかすかに聞こえるだけ。風向きによって聞こえたり、聞こえなかったりで放送の内容など全く分からないことがほとんどでした。工事開始から一か月以上も時間がたってようやく完成。12月初旬から運用開始という事で、先日から時刻を知らせるチャイム音も始まりました。今のスピーカーはラッパ型ではなくて、縦長のスマートな形です。朝6時半、正午、午後5時とそれぞれの音楽が流れだす。室内に居たらそれほど苦にならない音量。制御装置でしょうか。地上に近いところには大きなボックスが。そして、魚沼市としっかり書かれていました。...防災無線設置完了

  • 朝てっかり

    天気予報は終日の雨模様を予報していても、朝のうちに日が差すことも有る。きっと、朝だけの晴れだろうと、冷やかし気分もあり「朝てっかり」なんて呼ぶことも。何回かの降雪を見た越後三山の山頂付近は雲の中。あのあたり、雲の中では雪かミゾレが降っているのでしょうね。天候悪化、降雨の前兆の強い風。遊び心に富んだカラスたちが、ウインドサーフィンを楽しんでいました。雲間からさす光が向こうの山を照らし出す。あれは堀之内遊歩道あたりかな。そういえば久しく訪れていません。帰り道で見た権現堂山です。一度かなり白くなったけれども雪は消えています。手前は栽培山菜の「タラの木」の伐採跡で刈り取って自宅のハウスに運んだのでしょう。山の畑も働く人の姿はほとんど見なくなりました。せっせと通うのは大根類の収穫にいそしむスベルベと、デントコーンを...朝てっかり

  • 雪を待つばかりの村

    忙しい収穫作業を終えて歩いてビューポイントへ。家々はそれぞれ雪囲いも終えて、冬・降雪を待つばかりになっているでしょう。雪国ですから当たり前ですが、もうすぐ白一色の世界に変わります。大雪、豪雪にならないことを祈っています。ラニーニャ現象も伝えられていますから。不思議に魚沼市の中心街小出地域に日が差し輝いて見えます。少しアップしてみると、写真には開校間もない井ノ口小学校や市役所も見えます。3~4か月雪に覆われる厳しい季節が間もなくやってきます。体長を整えて冬に備えましょうか。雪を待つばかりの村

  • 殻付きホタテガイを頂く

    殻付きのホタテ貝を頂いた。従弟が青森に単身赴任していた時代の友人から師走に送られてくるらしい。亡くなってしまったが義弟の連れ合いが青森出身で良くホタテ貝を頂いた。その際に、こんなステンレス製のホタテ貝を開ける道具まで揃えて頂いた記憶も。油断して少し開いた隙間をめがけてヘラを突っ込む。後は外套膜、貝柱を一気に引きはがし身を取り出します。きれいに取れました。ヒモと呼ぶ外套膜の一部ははぎ取って塩もみして刺身に。大きな貝柱と、ヒモの刺身です。8個も頂いたので、4個ずつ刺身とバター焼きに。どちらも甘すぎるほど甘い、滋味あふれる味。お酒が追加になってしまいました。朝は早いスベルベで今朝も4時前に目覚めてしまいました。先ずはこのブログをアップ。次いでフェースブックをアップします。次にスズキチグループの社内用システムTU...殻付きホタテガイを頂く

  • 冬眠準備が進みます

    師走に入りましたが、まだ雪は降らず時折小春日和の日もあります。天気の良い日を選んでネギを収穫し、歩道の縁石に立てかけて干す。田舎で交通量が少ないからこそですね。こうして、干してからはベランダに上げて再度乾燥し、最後は古いコメ袋に詰めて仕舞います。なかなか気温が下がらず、雪も来ないので来春用の野菜が良く育つ。玉ネギもしっかりと根付き、トウ菜類も大きすぎるほど育っています。春を待つルバーブも春に伸びる芽がはっきり見える。これで雪に覆われるようになっても大丈夫。雪が消えたら伸び始めるでしょう。今年はたくさんの実を付けてくれたプラムです。お礼肥えとして山の畑から残っている堆肥を持ってきては根元に撒いています。枝折れしないように、丸太と単管パイプで支えをしましたが、これも初の仕事でした。日が当たると今までにサヤから...冬眠準備が進みます

  • 突然の初雪の訪れ

    週間天気予報は連日雨のマークで雪だるまマークは無かった。気温も低下しないという事で油断していたら、朝起きてみて雪が降っていて驚いた。待っていたわけは無いけれど、山の畑に残してある大根を雪に会わせたいと思っていた。その思惑にはぴったりの雪という事で、午後になり雪が止んだところで山に行く。大根は思惑通り、予定通りとは言え葉物野菜のキャベツ・白菜も雪の下。こちらはもう少し早く採っていたらよかったかと、後悔が少し胸をよぎります。しかし、この雪の量、天気予報だったら根雪になることは無いでしょう。ずいぶんたくさん採れて、喜んでいただけたアスパラ菜もこの通り。最後まで花を咲かせて、その花もエディブルフラワー代わりに喜ばれたのでした。昨年だったか、一昨年だったか畑の間の通路で脱輪した苦い記憶が蘇る。そのために畑に中までは...突然の初雪の訪れ

  • あれはね、牛さんのご飯だよ

    午後で杉林の影が尾を引き日暮れがおとずれたかのよう。昨年はこの仕事も初雪に見舞われても終わらず、苦労されていたっけなー。滅多に無い小春日和の日です。遠く見える標高1000m近い権現堂山も、間もなく雪で覆われることでしょう。忙しく走り回るトラクターです。この仕様になる前は、小型ダンプカーが並走して積み込んでいましたがこの方が効率的です。遠く見えるなだらかな稜線の山は未丈ヶ岳です。山々に囲まれたかのように見える小出市街、魚沼市の中心部には市役所庁舎も見える。この8反歩のデントコーン畑は延べ三日ほどですべて刈り取られた。終日の作業ではなくて、牛の世話をしながらの仕事で生き物を扱う仕事の忙しさもしのばれます。(終わり)あれはね、牛さんのご飯だよ

  • ジーちゃん、あれなぁーに

    男の孫と山の畑に行く。山の畑は耕作放棄地が増え、そこは有効活用で牛の飼料用トウモロコシ「デントコーン」の畑に。我が家の隣りの8反歩の畑も例にもれず耕作者は高齢で耕作を止めた。3年ほど前からかな、デントコーン畑になり、今は借り入れの真っ最中。孫は怪獣や、クワガタなどの昆虫に見立てて喜ぶ。トラクターに付けたアタッチメントで刈り取り、大きなバケットに入れて運ぶ。バケットから緑色の機械に運搬して入れる。緑色の機械からはデントコーンか丸めて、緑の円筒状にして出てくる。その円筒状に丸められたデントコーンは別の機械に移される。ここからが面白い。コガネムシの仲間「フンコロガシ」の様にくるくると回し始める。回しながら幅広の白いテープで見る見るうちに隙間なく巻き込まれ真っ白に。孫でなくても面白い。孫を待たせて大根を採り帰り道...ジーちゃん、あれなぁーに

  • ズワイガニを孫と食べる

    週末で孫が泊まりに来ることになりスベルベママはもてなしの御馳走を準備。そこに発泡スチロール箱入りの海産物がどっさり届いたものだから予定が狂ってしまった。孫は食堂に入り大きなズワイガニを見つけビックリ。「デカーッ!」の連発。タオルの前掛けをして早速持ち上げて、腹を見る。「これ、カニさんのパンツをまくっちゃだめだよ」なんてあまり良い教育じゃないか。他にはツブ貝が身と内臓が分けられたパックも。身は硬くてなかなか切れず、スベルベの腕ではこんな風にしか出来上がらなかった。内臓は塩ゆでにして食べる。とはいっても、食べたのはスベルベだけで、良い酒のおつまみに。山の畑の野菜が付け合わせ。ブロッコリーもカリフラワーも新鮮で美味しいことこの上なし。実はスベルベママはこんな御馳走を準備して孫を待っていたのでした。ゼンマイは一昨...ズワイガニを孫と食べる

  • プラムにお礼肥えと冬支度

    今年の7月初めには畑の隅のプラムが真っ赤に熟した。植えてから何年経ったのかなー。こんなにたくさんの実が着いたのは初めてだった。鈴なりってこんな状態のことだとしみじみ感じた。何せ、巫女さんが手に持つスズの様にびっしりと隙間なしに実が着いたのだから。収穫籠二つに収まり切れないほどの収穫が続いた。販売ルートも無くて、ほとんど皆さんに進呈しました。喜ばれましたね。さて、そんなに頑張ってくれたプラムの木です。山の畑の隅に残っていた堆肥を、肥料袋に詰めては運び根元に散布。お礼肥えですね。そして、今まではやったことの無い事も今年は実施。枝折れを防ぐために、太い丸太や単管を使って支えを施したのです。果樹には生り年と裏年と言う言葉もあり、豊作と不作を繰り返すことも有る。さて、我が家のこのプラム。来年は果たしてたくさんの実を...プラムにお礼肥えと冬支度

  • 大三元!

    青首大根「白板(パイパン)」ビタミン大根「緑發(リュウハ)」紅クルリは「紅中(ホンチュン)」三種類合わせたら役満「大三元」です。大根の色を見て麻雀を思い出すなんてバカですね。他にも牌の種類は多い。「東南西北(トンナンシャーペイ)」なんてね。無頼派を気取ったわけでも無かったが、職場が麻雀しなけりゃ社員じゃないって雰囲気。新婚時代のスベルベママを泣かした悪い亭主でもありました。しかし、麻雀から学んだことも多い。ツキが無くても絶対に腐らないこと。なぁーに、いくら落ち込んでも鼻歌でも歌ってやり過ごしたら、そのうちツキが来る。ツキが来たら謙虚に淡々と勝ち続けるだけ。ツキが落ちる、ツキが来るの兆候は必ずある。運不運を自ら作り出すことがほとんど。弱いやつは麻雀なんて運だけだと言う。しかし、その運をやり取りする、駆け引き...大三元!

  • 日暮れの早い駅前通り(その2終わり)

    あまりの日没の速さに、軽トラに大豆を積み魚野川の堤防へ。少しでも日に当てて、美味しい晩生の大切な大豆「秘伝」を乾燥したかったのでした。のんびりと堤防のアスファルト舗装の上に胡坐をかき大豆に混ざったゴミを取る。我が家はすっかり日陰に入っています。右手の畑のある山の高さが良く分かりますね。ここのところ続いた暖かさで、越後三山に降り積もった雪も少なくなりました。週間天気予報では12月に入ると寒波の襲来で急激に気温の低下、降雪も予報されています。それではこんな日没の速さは悪い事ばかりなのでしょうか。朝日は早く当たっても、西日が当たらない斜面が美味しい山菜を育ててくれていると思うのですが。軽トラで帰宅し農道を走っていると再び日陰に入ります。我が家の山の畑辺りに太陽は沈むところです。時刻はまだ午後三時に届いていません...日暮れの早い駅前通り(その2終わり)

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