さすがにプロは、骨が刺さった場合の処置も詳しい。痛い目に遭って、スベルベは見学主体に。大出刃が小さく見えるほど大きい鯛です。取り出した内臓には、卵巣がありました。隣のご主人曰く、産卵期に入った鯛は身が少し軟らかいのだそうです。そして、教えてもらったのが尾部に近い部分の骨にあるコブのこと。荒海育ちの天然の鯛は、こんな風に骨にコブがあるのも特徴なのだとか。二匹ですから、さくが8本も取れました。半身分のさく2本は、手数料として進呈。(焼酎のいいちこ一本付きで)我が家の業物の刺身包丁で鮮やかに皮を引きます。感心して見ているうちに、全部引いたけれど「松皮作り」用に一本残したらよかったかな。当然ながら、大鯛は頭も大きい。兜煮などに使うけれど余すところは無い。アラは一匹分を、これも手数料、お礼として持ち帰っていただきま...大きな鯛が二匹(その3)