令和五年の初山芋(その2)
上方は斜度が完全に45度を超える急斜面。こんなところは掘りやすい。足場を固めて蔓元から探ると、なんと薄い砂の層があっけなく崩れ山芋が顔を出す。でも、蔓は沢山見えるのだが足場が悪く掴まるものもない。左て一本で雑木を握り、右手一本で唐鍬を掘ったりの難しい仕事です。表土に近い面は土で汚れていましたが、裏返すと真っ白な面が。薄い表土の下は、砂岩や泥岩で、そこに張り付いた部分は土に汚れないのです。自分ではやった経験は無いけれど、化石か土器を掘るようです。山芋を突いて傷つけないように、慎重に道具を変えながら掘り進める。2時間ほどで収穫してきた山芋の量です。近所のオジサンにも声を掛けたけれども体調不良と断られたので、帰りには一部を進呈してきました。(続く)令和五年の初山芋(その2)
2023/10/31 04:14